JP2010005112A - Connector for artificial hand - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、義手と道具とを連結する義手用連結具に関する。 The present invention relates to a prosthetic hand connector that connects a prosthetic hand and a tool.
手の握力の弱い人のために把持しやすい補助具が用いられている。この補助具には種々のものがある。例えば、特許文献1の飲食用補助具は、手に把持される柄部と、この柄部の一端から突出させた支軸と、同支軸の先端部に取り付けられたスプーン体又はフォーク体とを備え、この支軸を柄部に回動自在に取り付けており、柄部が支軸を固定し支軸の回動を停止させるストッパーを備えている。
Auxiliary tools that are easy to grip for people with weak hand grip are used. There are various auxiliary tools. For example, the eating and drinking aid of
しかし、特許文献1に示される従来例では、握力の弱い人が容易に把持することができる飲食用補助具であるが、手の不自由な方、例えば、指を欠損している方の場合、把持することができないため、この飲食用補助具を用いることができないという問題が挙げられる。また、フォークやスプーンの食品に直接触れる部分を持って取り替える必要があるため、衛生的でないという問題も挙げられる。
However, in the conventional example shown in
本発明の目的は、簡素な構造で衛生的でかつ安価に製造することができ、道具を義手から容易に着脱できる義手用連結装置を提供することである。 An object of the present invention is to provide a joint device for a prosthetic hand that can be manufactured hygienically and inexpensively with a simple structure and that allows a tool to be easily attached and detached from the prosthetic hand.
本発明は、人体に取付けられる取付部材と、前記取付部材に固定される第一連結部と、前記第一連結部に連結されるとともに、道具が装着される第二連結部とを備え、前記第一連結部と前記第二連結部とは、互いに挿入及び抜出が可能とされ、かつ、挿抜方向と交差する平面内に回転不可能とされ、前記第一連結部と前記第二連結部との一方に磁石が設けられ、前記第一連結部と前記第二連結部との他方に磁性部材が設けられていることを特徴とする義手用連結具である。 The present invention comprises an attachment member attached to a human body, a first connection portion fixed to the attachment member, and a second connection portion connected to the first connection portion and mounted with a tool, The first connecting part and the second connecting part can be inserted into and extracted from each other and cannot be rotated in a plane intersecting the inserting / extracting direction, and the first connecting part and the second connecting part And a magnetic member is provided on the other of the first connecting portion and the second connecting portion.
この発明では、義手用連結具は、取付部材と第一連結部と第二連結部とを備える構成であり、例えば、第一連結部から第二連結部を挿抜することで道具を義手に装着または取外すことが容易にできる。そして、簡素な構造で義手用連結具を製造できるので、安価に製造することができる。
さらに、磁石と磁性部材とで第二連結部を第一連結部に工具等を使用せずに固着させることができるので、容易に道具を取付部材に装着または取外すことができる。このため、複数種類の道具を使用する場合、例えば、食事をする際にスプーンやフォークを用いる場合、容易にスプーンとフォークとを取付部材から脱着交換して使用することができる。
また、第二連結部を持ってスプーンやフォークを取外すことができるので、スプーンやフォークを直接持つ必要がなく衛生的である。
In this invention, the joint for a prosthetic hand is configured to include an attachment member, a first connecting part, and a second connecting part. For example, the tool is attached to the prosthetic hand by inserting and removing the second connecting part from the first connecting part. Or can be easily removed. Since the prosthetic hand connector can be manufactured with a simple structure, it can be manufactured at low cost.
Furthermore, since the second connecting portion can be fixed to the first connecting portion without using a tool or the like with the magnet and the magnetic member, the tool can be easily attached to or detached from the mounting member. For this reason, when using multiple types of tools, for example, when using a spoon or fork when eating, the spoon and fork can be easily detached from the mounting member and used.
Moreover, since it is possible to remove the spoon and fork with the second connecting portion, it is not necessary to have the spoon and fork directly, and it is hygienic.
本発明は、前記第一連結部と前記第二連結具との一方に回り止め部を有する筒状部材を備え、前記第一連結部と前記第二連結部との他方に前記回り止めと係合する係合部を有する柱状部材を備えている構成が好ましい。 The present invention includes a cylindrical member having a detent portion on one of the first connecting portion and the second connector, and the detent is engaged with the other of the first connecting portion and the second connecting portion. The structure provided with the columnar member which has an engaging part to match is preferable.
この発明では、第一連結部の回り止め部と第二連結部の係合部とが係合するので、第一連結部と第二連結部とが回動することを規制することができる。
このため、第二連結部に装着される道具が回動せずに取付部材に連結されるので道具を容易に扱うことができる。
例えば、機械工作をするような際に道具としてねじ回しを用いるような場合でも、義手用連結具を用いて容易に作業を行うことができる。
In this invention, since the rotation prevention part of a 1st connection part and the engaging part of a 2nd connection part engage, it can control that a 1st connection part and a 2nd connection part rotate.
For this reason, since the tool mounted on the second connecting portion is connected to the attachment member without rotating, the tool can be easily handled.
For example, even when a screwdriver is used as a tool when machining, the work can be easily performed using the prosthetic joint.
本発明は、前記磁性部材は前記第二連結部の先端近傍に設けられ、かつ、前記第二連結部に埋め込まれている構成が好ましい。 In the present invention, it is preferable that the magnetic member is provided in the vicinity of the tip of the second connecting portion and embedded in the second connecting portion.
この発明では、磁性部材が第二連結部に埋め込まれているので、磁性部材と磁石とを直接固着せず、間接的に固着させることができるので、磁性部材の埋め込み具合により磁石と磁性部材との固着力を調整できる。このため、高齢者等の力が弱い使用者でも容易に着脱できる固着力に設計することができる。
また、磁性部材が外部に曝されないので、磁性部材の防錆効果を得ることができる。このため、第二連結部に装着される道具としてスプーンやフォークといった食器類を用いるような場合でも衛生的に使用することができる。
In this invention, since the magnetic member is embedded in the second connecting portion, the magnetic member and the magnet can be fixed indirectly without being directly fixed. Can be adjusted. For this reason, it can design to the adhering force which can attach or detach easily even a user with weak power, such as elderly people.
Further, since the magnetic member is not exposed to the outside, the rust prevention effect of the magnetic member can be obtained. For this reason, even when using tableware such as a spoon or fork as a tool attached to the second connecting portion, it can be used in a sanitary manner.
前記筒状部材に磁石を備え、前記柱状部材が磁性材料である構成が好ましい。
この発明では、第二連結部が磁性材料であるため、磁性部材を設けなくても磁石と固着することができる。よって、第一連結部に磁石を設けるだけで、これらを固着させることができる。従って、磁性部材を省略することができる。
It is preferable that the cylindrical member is provided with a magnet, and the columnar member is a magnetic material.
In this invention, since the 2nd connection part is a magnetic material, even if it does not provide a magnetic member, it can adhere to a magnet. Therefore, these can be fixed only by providing a magnet in the first connecting portion. Therefore, the magnetic member can be omitted.
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4には第1実施形態の義手用連結具について示されている。
図1は、第1実施形態の義手用連結具及び人体の全体斜視図である。図2は、第1実施形態の義手用連結具の一部を断面にした正面図である。
図1及び図2に示すように、第1実施形態の義手用連結具1は、掌10に取り付けられアクリル樹脂により形成される取付部としてのフレーム20と、このフレーム20に固定される第一連結部としての角筒部材30と、この角筒部材30に収容される第二連結部としての角柱部材40とを備えている。この角柱部材40の一端には道具としてのスプーン50が取付られている。また、角筒部材30は、固定部材60によりフレーム20に固定されている。
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a first embodiment of the invention will be described with reference to the drawings. 1-4 show the prosthetic hand connector of the first embodiment.
FIG. 1 is an overall perspective view of a prosthetic hand connector and a human body according to a first embodiment. FIG. 2 is a front view of a cross-section of a part of the prosthetic hand connector of the first embodiment.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
掌10は指が欠損され、フレーム20は、取り付けられる掌10の外周曲面に沿って当接可能に湾曲した形状に形成され、フレーム20を掌10に取り付けた際、掌10とフレーム20とが馴染み易くなっている。
Fingers of the
角筒部材30は、非磁性ステンレス等の金属部材であって、角柱部材40を収容するため一端が開口した六角柱状の角筒部31と、この角筒部31の底面に設けられる平板状の磁石32と、固定部材60と係合可能に設けられた角筒部31の底部側面より径方向に突出した係止部33とを備えている。
The
角柱部材40は、アクリル樹脂等により形成されており、角筒部材30に収容される六角柱状の角柱部41と、この角柱部41の先端近傍に埋め込まれた平板状の磁性部材42と、この磁性部材42が埋め込まれていない側の角柱部41に一端が当接し他端にスプーン50が取付けられる円筒状の道具取付部43とを備えている。また、この道具取付部43は、角柱部41より径大に形成されている。
そして、角柱部41は、挿入部41Aと被覆部41Bとを有しており、これらが磁性部材42を挟み込むことにより、磁性部材42が角柱部41に埋め込まれている。さらに、道具取付部43は、スプーン50の柄と嵌合するスリット44を備えている。
The
The
図3は、第1実施形態の義手用連結具の固定部材の固定状態を表した一部を断面にした正面図である。
図3に示すように、フレーム20と角筒部材30とを固定する固定部材60は、フレーム20と同じアクリル樹脂であるので重合時に溶着させることでフレーム20に接着することができる。
一方、角筒部材30は、非磁性ステンレス等の金属材料であるため、溶着させずに係止部33に固定部材60を係合させることで固定部材60と角筒部材30とを固定している。
FIG. 3 is a front view, partly in section, showing a fixed state of a fixing member of the prosthetic hand connector of the first embodiment.
As shown in FIG. 3, the
On the other hand, since the
図4は、第1実施形態の義手用連結具の角柱部41の製造方法について説明するための断面図である。
図4(A)に示すように、角筒部材30と同一の型枠30Aを予め用意しておき、図4(B)に示すように、この型枠30Aと磁性部材42とを配置する。このとき、磁性部材42は、型枠30Aの底面に設けられる磁石32と磁力により所定の力で固着している。次に図4(C)に示すように、型枠30Aに挿入部41Aの原料を流し込む。
そして、図4(D)に示すように、流し込んだ原料が固まった後、所定の力以上の牽引力で型枠30Aから抜き出す。これにより、磁性部材42と挿入部41Aとが一体に形成されたものが得られる。
その後、角柱部41と同じアクリル樹脂で別に製作された道具取付部43と角柱部41とが一体に接着されることで角柱部材40が得られる(図2参照)。
Drawing 4 is a sectional view for explaining a manufacturing method of
As shown in FIG. 4A, a
Then, as shown in FIG. 4D, after the poured raw material is hardened, the raw material is extracted from the
Thereafter, the
次に、図4(E)に示すように、型枠30Aに挿入部41Aと同じ原料の被覆材を少量流し込み、その後、図4(F)に示すように、先程作製した挿入部41Aと磁性部材42との一体物を磁性部材42が下側になるように挿入し、図4(G)に示すように、先に流し込んだ被覆材液面に当接させる。この状態で被覆材を固化させ、挿入部41Aの先端の磁性部材42を被覆部41Bにより被覆させる。
そして、図4(H)に示すように、これらを型枠30Aから抜き出すことにより、磁性部材42は挿入部41Aと被覆部41Bとに挟み込まれて一体に形成される。
Next, as shown in FIG. 4 (E), a small amount of the same material covering material as that of the
Then, as shown in FIG. 4H, by extracting these from the
以上のような第1実施形態によれば、次のような作用効果を奏することができる。 According to the first embodiment as described above, the following operational effects can be obtained.
(1)第1実施形態の義手用連結具1は、フレーム20と角筒部材30と角柱部材40とを備える構成であり、角筒部材30から角柱部材40を挿抜することでスプーン50をフレーム20に装着または取外すことが容易にできる。また、簡素な構造で義手用連結具1を製造できるので、安価に製造することができる。
さらに、磁石32と磁性部材42とで角柱部材40を角筒部材30に工具等を使用せずに固着させることができるので、容易にスプーン50をフレーム20に装着または取外すことができる。このため、食事をする際にスプーンやフォークを用いる際、容易にスプーン50とフォークとをフレーム20から脱着交換して使用することができる。
また、道具取付部43を持ってスプーン50やフォークを取外すことができるので、スプーン50やフォークを直接持つ必要がなく衛生的である。
(1) The
Furthermore, since the
Further, since the
(2)角筒部材30と角柱部材40とは、磁石32と磁性部材42とで角柱部材40を角筒部材30に工具等を使用せずに固着させることができるので、容易にスプーン50をフレーム20に装着または取外すことができる。このため、スプーン以外の複数種類の道具を使用する場合、例えば、食事をする際にフォークやナイフを用いる場合、容易にスプーン50とフォークやナイフとをフレーム20から脱着交換して使用することができる。
(2) Since the
(3)第1実施形態の義手用連結具1は、角筒部材30の六角筒状の角筒部31と角柱部材40の六角柱状の角柱部41とが係合するので、角筒部材30と角柱部材40とが回動することを規制することができる。
このため、角柱部材40に装着されるスプーン50が回動せずにフレーム20に連結されるのでスプーン50を容易に扱うことができる。
また、角筒部31と角柱部41との回動を規制することができるので、スプーン50を用いる場合の他、例えば、機械工作をするような際に道具としてねじ回しを用いるような場合でも、義手用連結具1を用いて容易に作業を行うことができる。
(3) In the
For this reason, since the
Moreover, since rotation with the
(4)第1実施形態の義手用連結具1は、磁性部材42が挿入部41Aと被覆部41Bとに挟み込まれることで角柱部材40に埋め込まれているので、磁性部材42と磁石32とが直接固着せず、間接的に固着させることができるので、磁性部材42の埋め込み具合、具体的には被覆部41Bの厚みにより磁石32と磁性部材42との固着力を調整できる。このため、高齢者等の力が弱い使用者でも容易に着脱できる固着力に設計することができる。
(4) In the
(5)磁性部材42が外部に曝されないので、磁性部材42の防錆効果を得ることができる。このため、角柱部材40に装着されるスプーン50など食器類を用いるような場合でも衛生的に使用することができる。
(5) Since the
(6)固定部材60は、フレーム20と溶着し、角筒部材30と係合することによりフレーム20と角筒部材30とを連結固定するため、簡素な構造でフレーム20と角筒部材30とを連結固定することができる。
また、溶着や係合により連結固定することができるので、フレーム20、角筒部材30及び固定部材60の材質の選択性を向上させることができる。
(6) Since the fixing
Moreover, since it can connect and fix by welding or engagement, the selectivity of the material of the
(7)フレーム20は、取り付けられる掌10の外周曲面に沿って当接可能に湾曲した形状に形成されているので、フレーム20を掌10に取り付けた際、掌10とフレーム20とが馴染み易くなっている。また、フレーム20は、加工が容易なアクリル樹脂により形成されているので、使用者の掌10の形状に合わせて製造することが容易にできる。
(7) Since the
(8)角柱部材40は、角柱部41より径大に形成された円筒状の道具取付部43を備えているので、道具取付部43を把持してスプーン50を着脱することができる。このため、スプーン50の着脱を容易に行うことができる。また、スプーン50を直接把持する必要がないので、衛生的に使用することができる。
(8) Since the
(9)型枠30Aに磁性部材42を配置するので、磁性部材42を型枠30Aの底面に設けられる磁石32と磁力により所定の力で固着させることができる。このため、型枠30Aに挿入部41Aの原料を流し込んでも磁性部材42が移動することがなく、磁性部材42の位置ずれを防ぐことができる。
(9) Since the
(10)型枠30Aに挿入部41Aと同じ原料の被覆材を少量流し込み、挿入部41Aを磁性部材42を下側にして挿入し、先に流し込んだ被覆材液面に当接させるので、挿入部41Aの先端の磁性部材42を被覆部41Bにより被覆させることができる。
このため、磁性部材42を挿入部41Aと被覆部41Bとに容易に挟み込んで一体形成することができる。また、被覆部41Bとなる被覆材を流し込む量によって、磁性部材42の厚みを調整できるので、磁石32と磁性部材42との固着力を容易に調整することができる。
(10) A small amount of the same raw material covering material as that of the
Therefore, the
以下、本発明の第2実施形態を図5に基づいて説明する。図5は、第2実施形態の義手用連結具の一部を断面にした図である。
図5に示すように、第2実施形態の義手用連結具1は、第1実施形態と同様の義手用連結具1に指部材70が備えられている。この指部材70は、ボールジョイント71が複数連結した線形部材であって、一端に人体の指の皮膚に模した指先部材72が備えられている。この指先部材72は、例えば、シリコンゴムやウレタンゴム等といった摩擦抵抗の高い材質で形成されている。
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a cross-sectional view of a part of the prosthetic hand connector of the second embodiment.
As shown in FIG. 5, in the
そして、他端は、固定部材73によりフレーム20に連結固定されている。この固定部材73は、固定部材60と同様に、フレーム20と同じアクリル樹脂であり、フレーム20に重合時に溶着し、指部材70に係合してフレーム20と指部材70とを連結固定している。
The other end is connected and fixed to the
図6は、指部材の断面図である。図7は、ボールジョイントの断面図である。
図6及び図7に示すように、指部材70は、複数のボールジョイント71が連結されることにより形成されている。このボールジョイント71は、円錐台711の上面と円球713とが組み合わされた断面が前方後円墳様の輪郭形状となっており、この円球713は円筒の円筒孔714が形成され、円錐台711は円球713と当接する同じ形状の穴部712を有している。この穴部712の開口側には径大部712Aが形成されている。また、穴部712と円筒孔714とは連通しており、ボールジョイント71は中空状となっている。
FIG. 6 is a cross-sectional view of the finger member. FIG. 7 is a cross-sectional view of the ball joint.
As shown in FIGS. 6 and 7, the
そして、穴部712と隣り合うボールジョイント71の円球713とが嵌合されることにより、2つのボールジョイント71が連結される。このとき、嵌合する穴部712と円球713との間に隙間dが設けられるので、隣り合うボールジョイント71が互いに回動でき、曲がるようになっている。また、穴部712と円球713とは、所定の摩擦力で当接している。このため、隣り合うボールジョイント71同士は所定以上の力が加わると回動して曲がるが、所定以下の力が加わっても回動せずにその形状を維持することができるようになっている。これと同様に隣り合う複数のボールジョイント71が嵌合することで、指部材70が形成されている。
Then, the two
以上のような第2実施形態によれば、(1)〜(10)のような作用効果を奏することができ、さらに次の作用効果を奏することもできる。 According to the second embodiment as described above, the operational effects (1) to (10) can be achieved, and the following operational effects can also be achieved.
(11)第2実施形態の義手用連結具1は、指部材70を備えているので、健全指11を有する掌10に取付けた場合、指部材70は、ボールジョイント71を有しているので、様々な形状に変形することができる。
(11) Since the
(12)健全指11と協同して手の機能、例えば、物を摘む、引っ張る、持上げる等、を果たすことができる。このため、例えば、食事をする際にスプーン50でスープを飲み、そのまま、健全指11と指部材70とでパンを摘み上げることができ、より一層容易に食事や軽作業をすることができる。
(12) The function of the hand, for example, picking, pulling, lifting, etc., can be achieved in cooperation with the
以下、本発明の第3実施形態を図8に基づいて説明する。図8は、第3実施形態の義手用連結具の一部を断面にした図である。
図8に示すように、第3実施形態の義手用連結具1は、アクリル樹脂により形成されるフレーム20と、このフレーム20に固定される角筒部材30と、この角筒部材30に収容される角柱部材40とを備えている。この角柱部材40の一端には道具としてのスプーン50が取付られている。
Hereinafter, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a cross-sectional view of a part of the prosthetic hand connector of the third embodiment.
As shown in FIG. 8, the
フレーム20は、取り付けられる図示しない掌の外周曲面に沿って当接可能に湾曲した形状に形成され、フレーム20を図示しない掌に取り付けた際、図示しない掌とフレーム20とが馴染み易くなっている。また、フレーム20は、角筒部材30を固定するためのナット穴21を有しており、角筒部材30はナット穴21と螺合するボルト34を有している。
The
角筒部材30は、非磁性ステンレス等の非磁性部材であって、角柱部材40を収容するため一端が開口した六角柱状の角筒部31と、この角筒部の底面に設けられる平板状の磁石と、ナット穴21と螺合することで角筒部材30をフレーム20に固定可能な角筒部31の底面に設けられるボルト34とを有している。
The
角柱部材40は、磁性ステンレス等の磁性材料により形成されており、角筒部材30に収容される六角柱状の角柱部41と、角柱部41とスプーン50とを連結する道具取付部46とを備えている。
この道具取付部46は、磁石45と対向しない側の角柱部41に当接する台座47と、スプーン50が取付けられる平板状の、例えば、厚さ3mmに形成された平板部48と、ボルト80が挿通される挿通部49とを備えている。
The
The
スプーン50は、柄の部分にボルト80が挿通される挿通部51が設けられており、この挿通部51と道具取付部46の挿通部49とにボルト80が挿通され、ボルト80の反対側よりナット90がボルト80に螺合されることで、道具取付部46とスプーン50が連結固定されている。
The
以上のような第3実施形態によれば、(1)〜(3)、(7)、(9)のような作用効果を奏することができ、さらに次の作用効果を奏することもできる。 According to the third embodiment as described above, the effects (1) to (3), (7), and (9) can be achieved, and the following effects can also be achieved.
(13)第3実施形態の義手用連結具1は、角柱部材40が磁性ステンレス等の磁性部材により形成されているので、角柱部材40に第1実施形態及び第2実施形態に示す磁性部材42を設ける必要がない。このため、義手用連結具1をより簡易な構成とすることができるので、容易に製造することができ、製造コストを削減することができる。
(13) In the
(14)第3実施形態の義手用連結具1は、磁性部材42を被覆する第1実施形態及び第2実施形態に示す被覆部41Bを設ける必要がない。このため、義手用連結具1をより簡易な構成とすることができるので、容易に製造することができ、製造コストを削減することができる。
(14) The
(15)第3実施形態の義手用連結具1は、道具取付部46に平板部48と挿通部49とを有し、スプーン50の柄に挿通部51を有しているので、第1実施形態及び第2実施形態に示すスリット44を設ける必要がない。このため、義手用連結具1をより簡易な構成とすることができるので、容易に製造することができ、製造コストを削減することができる。
(15) Since the
(16)第3実施形態の義手用連結具1は、フレーム20は、角筒部材30を固定するためのナット穴21を有しており、角筒部材30はナット穴21と螺合するボルト34を有しているので、ナット穴21はボルト34を収容することができる。
このため、ボルト34がフレーム20を貫通し、掌10側へボルト34の先端が突出して掌10と接触するのを防ぐことができる。よって、フレーム20と掌10との馴染みを良好なものとすることができる。
(16) In the
For this reason, it can prevent that the volt |
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
図9は、磁石及び磁性部材の設けられる位置の変形例である。図10は、図9に示される角柱部材の変形例である。
磁石32を角筒部31の底面に設けたが、これに限らず図9に示すように、角筒部31の側面に設けてもよい。例えば、図9(A)は角筒部31の外周側面の中央に磁石32が配置され、(B)は角筒部31の外周側面の上方に磁石32が配置され、(C)は角筒部31の外周側面の上端に磁石32が配置されている。そして、これに対応して、磁性部材42を角柱部41に設けてもよい。
また、図10に示すように、図9に示した角柱部41は一体物である必要はなく、挿入部41Aと被覆部41Bとからなる構成としてもよい。
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and modifications, improvements, and the like within the scope that can achieve the object of the present invention are included in the present invention.
FIG. 9 is a modification of the position where the magnet and the magnetic member are provided. FIG. 10 is a modification of the prismatic member shown in FIG.
Although the
Also, as shown in FIG. 10, the
角柱部41に磁性部材42を設け、角筒部31に磁石32を設けたがこれに限らず、角柱部41に磁石32を設け、角筒部31に磁性部材42を設けた構成としてもよい。
角柱部41はアクリル樹脂等により形成されるとしたが、これに限らず、例えば、アルミニウム、非磁性ステンレス等の金属材料及び市販の定型プラスチック材料により角柱部41を形成してもよい。
また、挿入部41Aと被覆部41Bとが同じ原料であるとしたがこれに限らず、異なる原料から角柱部41を形成してもよい。
Although the
The
Moreover, although the
六角筒状の角筒部31と六角柱状の角柱部41としたがこれに限らず、三角筒状と三角柱状であってもよい。すなわち、角筒部31と角柱部41とが互いに回動しないよう係合できる形状であればいずれでもよい。
The hexagonal
道具取付部43にスプーン50を取付けたがこれに限らず、フォークやナイフを取付けてもよいし、ねじ回しなどの機械工具を取付けてもよい、さらには、鉛筆など筆記具を取付けてもよい。すなわち、本来手で把持して作業する道具であればいずれでもよい。
Although the
第2実施形態の義手用連結具1は、指部材70を1個備えるとしたが、これに限らず、2本以上の指部材70を備える構成としてもよい。
Although the
第3実施形態の義手用連結具1は、道具取付部46とスプーン50とを1組のボルト80及びナット90により固定したが、これに限らず、2組以上のボルト80及びナット90を備える構成としてもよい。
In the
第3実施形態の義手用連結具1は、フレーム20に設けられたナット穴21と角筒部材30に設けられたボルト34とが螺合することで固定されるとしたが、これに限らず、これらを固定できる構成であればいずれでもよい。例えば、フレーム20にボルトを設け、角筒部材30にナット穴を設けた構成としても構わない。
The
本発明は、食事補助具や軽作業保補助具など、手の機能を回復させる義手に利用することができる。また、掌及び前腕に利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used for a prosthetic hand that restores hand functions, such as a meal assistance tool and a light work maintenance assistance tool. It can also be used for palms and forearms.
1…義手用連結具
10…掌(人体)
20…フレーム(取付部)
30…角筒部材(第一連結部)
31…角筒部(回り止め部)
32,45…磁石
40…角柱部材(第二連結部)
41…角柱部(係合部)
42…磁性部材
43,46…道具取付部
50…スプーン(道具)
1 ... Connector for prosthetic hand
10 ... Palm (human body)
20 ... Frame (mounting part)
30 ... Square tube member (first connecting portion)
31 ... Square tube (non-rotating part)
32, 45 ... Magnet
40 ... prismatic member (second connecting part)
41 ... prismatic part (engagement part)
42 ...
50 ... spoon (tool)
Claims (4)
前記第一連結部と前記第二連結部とは、互いに挿入及び抜出が可能とされ、かつ、挿抜方向と交差する平面内に回転不可能とされ、前記第一連結部と前記第二連結部との一方に磁石が設けられ、前記第一連結部と前記第二連結部との他方に磁性部材が設けられていることを特徴とする義手用連結具。 An attachment member attached to a human body, a first connection part fixed to the attachment member, and a second connection part connected to the first connection part and mounted with a tool;
The first connection part and the second connection part can be inserted into and extracted from each other and cannot be rotated in a plane intersecting the insertion / extraction direction, and the first connection part and the second connection part A prosthetic hand connector characterized in that a magnet is provided on one of the parts and a magnetic member is provided on the other of the first connecting part and the second connecting part.
前記第一連結部と前記第二連結具との一方に回り止め部を有する筒状部材を備え、前記第一連結部と前記第二連結部との他方に前記回り止めと係合する係合部を有する柱状部材を備えていることを特徴とする義手用連結具。 The prosthetic hand connector according to claim 1,
The cylindrical member which has a rotation prevention part in one side of said 1st connection part and said 2nd connection tool, and the engagement which engages with said rotation prevention in the other of said 1st connection part and said 2nd connection part A prosthetic hand connector comprising a columnar member having a portion.
前記磁性部材は前記第二連結部の先端近傍に設けられ、かつ、前記第二連結部に埋め込まれていることを特徴とする義手用連結具。 The prosthetic hand connector according to claim 1 or 2,
The prosthetic hand connector, wherein the magnetic member is provided in the vicinity of the tip of the second connecting part and embedded in the second connecting part.
前記筒状部材に磁石を備え、前記柱状部材が磁性材料であることを特徴とする義手用連結具。 The prosthetic hand connector according to claim 2,
The tubular member has a magnet, and the columnar member is a magnetic material.
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