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JP2010098834A - モータ - Google Patents

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Publication number
JP2010098834A
JP2010098834A JP2008267068A JP2008267068A JP2010098834A JP 2010098834 A JP2010098834 A JP 2010098834A JP 2008267068 A JP2008267068 A JP 2008267068A JP 2008267068 A JP2008267068 A JP 2008267068A JP 2010098834 A JP2010098834 A JP 2010098834A
Authority
JP
Japan
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stator core
stator
coil
motor
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP2008267068A
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English (en)
Inventor
Chika Sonohara
知香 園原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008267068A priority Critical patent/JP2010098834A/ja
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Abstract

【課題】簡易な構造で、効率よくステータのコイルを冷却することができるようにする。
【解決手段】ステータ14は、ステータコア22と、これを固定する締結リング24と、ステータコア22のティース26に巻回されたコイル30と、ステータコア22の側面22aからコイルエンド32の外周面34aに接しながら延びるインシュレータ34とを有する。締結リング24は、これの軸線方向端部を、ステータコア22の側面22aから間隔を空けて内周側に折り曲げて、その軸線方向端部の先端がインシュレータ34に当接するように形成された折曲部24aを有する。冷媒が、折曲部24aとインシュレータ34とステータコア22とで囲われて形成される流路36を流れることにより、効率よくコイル30を冷却することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータのコイルを冷却するモータの冷却構造の改良に関する。
モータは、ロータと、ロータの周囲に配置されたステータとを有する。ステータは、コイルを有し、このコイルに電流が流れることにより回転磁界が発生する。この回転磁界とロータとの間に働く電磁的作用により、ロータが回転する。
一般的に、ステータのコイルは、これに流れる電流により発熱する。そこで、冷却油によりコイルを冷却する例がある。
下記特許文献1には、ロータとステータとを収容するケースの円筒部と、ケースの側板部と、ケースの円筒部に固定されたステータと、ステータの端面から側板部まで延びた円筒部とで囲われて形成される冷媒通路に冷媒を流して、コイルを冷却するモータが記載されている。
特開2004−112856号公報
上記特許文献1のモータの冷媒通路は、ケースの円筒部と側板部とを含む構成となっている。このため、冷媒通路を流れる冷媒は、コイルを有するステータを冷却するとともに、ケースを冷却することとなり、コイルを冷却する効率が低下してしまうという問題がある。また、上記特許文献1のモータの冷媒通路は、上述したようにケースの円筒部と、ケースの側板部と、ケースの円筒部に固定されたステータと、ステータの端面から側板部まで延びた円筒部とを組み合わせて構成しなければならず、構造が複雑になってしまうという問題がある。
本発明は、簡易な構造で、効率よくステータのコイルを冷却することができるモータを提供することにある。
本発明は、ロータと、ロータの周囲に配置されたステータとを有するモータにおいて、ステータは、ティースを有するステータコアと、ステータコアを周囲から取り囲み、ステータコアを固定する締結リングと、ステータコアの側面から突出してコイルエンドを形成しながらティースに巻回されたコイルと、ステータコアの側面からコイルエンドの外周面に接しながら延びるインシュレータと、を含み、締結リングは、これの軸線方向端部を、ステータコアの側面から間隔を空けて内周側に折り曲げて、その軸線方向端部の先端がインシュレータに当接するように形成された折曲部を有し、モータを冷却する冷媒が、折曲部とインシュレータとステータコアとで囲われて形成される流路を流れることを特徴とする。
また、折曲部に、冷媒が流路に流入するための流入孔と、冷媒が流路から流出するための流出孔が形成され、流入孔は、折曲部の最上部に位置し、その位置より下方に流出孔が位置することができる。
本発明のモータによれば、簡易な構造で、効率よくステータのコイルを冷却することができる。
以下、本発明に係るモータの実施形態について、図に従って説明する。図1は、本実施形態に係るモータ10の構成を示す図である。図2は、図1においてA−Aから見たときのロータ12とステータ14を示す断面図である。
モータ10は、ロータ12と、ステータ14と、これらを収容するケース16とを有する。ケース16の内周面に対し間隔を空けてステータ14が配置され、このステータ14の内周にロータ12が回転可能に配置される。ケース16には、後述する冷媒が流入する開口16aが形成されている。
ロータ12は、回転軸18と同心の円筒状の磁性体であり、例えば鋼板と軸線方向に積層して構成される。ロータ12には、図2に示すように、永久磁石20が周方向に8個配置される。なお、永久磁石20の数は一例である。本実施形態においては、永久磁石20は、ロータ12に軸線方向に延びて形成された孔内に埋め込まれる。しかし、これに限定されず、永久磁石20は、ロータ12の外周に配置されてもよい。回転軸18は、ケース16が有する軸受21により回転可能に軸支される。
ステータ14は、ロータ12の周囲に僅かな隙間を空けて配置される。ステータ14は、中空の円筒形状をしたステータコア22と、ステータコア22を周囲から取り囲み、ステータコア22を固定する締結リング24とを有する。本実施形態においては、ステータコア22は、周方向に分割された分割ステータコア(図示せず)により構成される。この分割ステータコアを締結リング24の内周に嵌め込む、例えば焼き嵌めすることにより、円筒状のステータコア22が形成される。
ステータコア22は磁性体であり、例えば鋼板と軸線方向に積層して構成される。ステータコア22には、これの内周側に突出し、円周方向に所定の間隔をおいて配置されたティース26(図2を参照)が形成されている。ティース26の間の、溝状の空間であるスロット28(図2を参照)には、導線が通され、この導線をスロット28に通しつつ、ティース26に巻きつけることでコイル30が形成される。コイル30には、導線が、あるスロット28から他のスロット28に橋渡しされる、いわゆるコイルエンド32と呼ばれる部分がある。コイルエンド32は、図1に示すように、ステータコア22の側面22aから突出して位置する。
また、ステータ14は、ステータコア22とコイル30との間に配置され、ステータコア22とコイル30との間を電気絶縁するインシュレータ34を有する。インシュレータ34は、これの軸方向端部がステータコア22の側面22aからコイルエンド32の外周面34aに接しながら延びて形成されている。この形状により、インシュレータ34は、ステータコア22の側面22aとコイルエンド32の外周面34aとの間を電気絶縁することができる。
このように構成されるモータ10においては、コイル30の通電より、ステータ14に回転磁界が発生し、この回転磁界に吸引される力が永久磁石20を有するロータ12に発生して、ロータ12が回転する。
モータ10が駆動するために、コイル30に電流が流れると、これの内部抵抗によりコイル30が発熱してしまう。そこで、コイル30を冷却するために、本発明のモータ10は、冷媒が流れる流路36がコイルエンド32に接して配置されることを特徴とする。以下に、流路36の構成について詳述する。
流路36は、ステータコア22と締結リング24とインシュレータ34とに囲われて形成される。具体的には、締結リング24が、これの軸線方向端部を、ステータコア22の側面22aから間隔を空けて内周側、すなわち回転軸18側に折り曲げて形成される折曲部24aを有する。この折曲部24aは、その先端がインシュレータ34に当接するように形成されている。このように締結リング24の軸方向端部を折り曲げることで、ステータコア22の側面22aと折曲部24aとインシュレータ34とで囲われた空間、すなわち流路36が形成される。流路36は、ステータ14の軸方向両端に位置し、ケース16には接することなく、コイルエンド32の外周面34aに接しながら環状に形成される。よって、流路36に冷媒が流れることにより、ケース16を無駄に冷却することなく、コイルエンド32を直接に冷却することができ、その結果、コイル30を効率よく冷却することができる。また、ケース16の内部において、ステータコア22と締結リング24とインシュレータ34とで規定された小さな空間である流路36に冷媒が流れることにより、冷媒の流速を大きくすることができ、冷却性能の向上を図ることができる。
次に、冷媒が流路36に流出入する構造について、図3を用いて説明する。図3は、図1のB−Bから見たときの流路36を示す断面図である。
流路36の一部を形成する折曲部24aには、冷媒が流路36に流入するための流入孔38と、冷媒が流路36から流出するための流出孔40が形成されている。流入孔38は、折曲部24aの最上部、すなわち図において紙面の上側に位置する。折曲部24aの最上部に流入孔38が位置することにより、ケース16の開口16aからモータ10内部に流入した冷媒が重力により流路36に流れ込む。一方、流出孔40は、流入孔38の位置より下方、すなわち図において紙面の下側に位置する。流入孔38の位置より下方に流出孔40が位置することにより、流路36を流れた冷媒、または流路36の下方に溜まった冷媒が流出孔40からスムーズに流出する。
本実施形態においては、流出孔38が折曲部24aの最下部、すなわち図において紙面の下側に位置せずに折曲部24aの最上部と最下部との間に位置している。この構成により、流入孔38より流入した冷媒を、流出孔40の位置まで流路36に溜めることができる。モータ10が駆動しているときに、モータ10に流入する冷媒の流量が少ないと、流路36を流れる冷媒の流量も少なくなり冷却性能が低下する。しかしながら、本実施形態のように冷媒を流路36に溜めることができる構造にすることにより、冷媒の流量が少ない場合であっても、流路36の一部に冷媒を充填させるでき、冷却性能を向上させることができる。このような構造は、モータ10がハイブリッド車両の駆動用電動機に用いられる場合、好適である。ハイブリッド車両が、モータ10の出力のみで走行する場合、エンジンに接続される、冷媒を流すポンプの回転速度が低下して、冷媒の流量が少なくなる場合がある。この場合であっても、本実施形態のように冷媒を流路36に溜めることができる構造にすることにより、コイル30を効果的に冷却することができる。
本実施形態に係るモータの構成を示す図である。 図1においてA−Aから見たときのロータとステータを示す断面図である。 図1においてB−Bから見たときの流路を示す断面図である。
符号の説明
10 モータ、12 ロータ、14 ステータ、16 ケース、18 回転軸、20 永久磁石、22 ステータコア、24 締結リング、24a 折曲部、26 ティース、30 コイル、32 コイルエンド、34 インシュレータ、36 流路、38 流入孔、40 流出孔。

Claims (2)

  1. ロータと、ロータの周囲に配置されたステータとを有するモータにおいて、
    ステータは、
    ティースを有するステータコアと、
    ステータコアを周囲から取り囲み、ステータコアを固定する締結リングと、
    ステータコアの側面から突出してコイルエンドを形成しながらティースに巻回されたコイルと、
    ステータコアの側面からコイルエンドの外周面に接しながら延びるインシュレータと、
    を含み、
    締結リングは、これの軸線方向端部を、ステータコアの側面から間隔を空けて内周側に折り曲げて、その軸線方向端部の先端がインシュレータに当接するように形成された折曲部を有し、
    モータを冷却する冷媒が、折曲部とインシュレータとステータコアとで囲われて形成される流路を流れる、
    ことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    折曲部に、冷媒が流路に流入するための流入孔と、冷媒が流路から流出するための流出孔が形成され、
    流入孔は、折曲部の最上部に位置し、その位置より下方に流出孔が位置する、
    ことを特徴とするモータ。
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