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JP2010092981A - 太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法 - Google Patents

太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法 Download PDF

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JP2010092981A JP2008259888A JP2008259888A JP2010092981A JP 2010092981 A JP2010092981 A JP 2010092981A JP 2008259888 A JP2008259888 A JP 2008259888A JP 2008259888 A JP2008259888 A JP 2008259888A JP 2010092981 A JP2010092981 A JP 2010092981A
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Rui Mikami
塁 三上
Satoshi Okamoto
諭 岡本
Koji Funakoshi
康志 舩越
yoshiya Yasuhiko
義哉 安彦
Takayuki Isaka
隆行 伊坂
Hiroki Narutomi
弘紀 成富
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Abstract

【課題】裏面電極型太陽電池の位置合わせを容易に行なうことができるとともに、裏面電極型太陽電池の位置ズレを有効に抑止することができる太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法を提供する。
【解決手段】裏面電極型太陽電池の第1導電型用電極が配線基板の第1導電型用配線に接続され、裏面電極型太陽電池の第2導電型用電極が配線基板の第2導電型用配線に接続されており、裏面電極型太陽電池および配線基板の少なくとも一方が、裏面電極型太陽電池の配線基板に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有する太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法に関し、特に、裏面電極型太陽電池の位置合わせを容易に行なうことができるとともに、裏面電極型太陽電池の位置ズレを有効に抑止することができる太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法に関する。
近年、特に地球環境の保護の観点から、太陽光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池は次世代のエネルギ源としての期待が急激に高まっている。太陽電池の種類には、化合物半導体を用いたものや有機材料を用いたものなどの様々なものがあるが、現在、シリコン結晶を用いた太陽電池が主流となっている。そして、現在、最も多く製造および販売されている太陽電池は、太陽光が入射する側の面(受光面)にn電極が形成されており、受光面と反対側の面(裏面)にp電極が形成された構成のものである。このような太陽電池の受光面に形成されているn電極は太陽光の入射により発生した電流を外部に取り出すために不可欠なものであるが、n電極の下方の部分には太陽光が入射しないためその部分には電流が発生しない。それゆえ、n電極の面積が大きくなると太陽電池の特性が低下してしまうという問題があった。
そこで、たとえば特許文献1には、太陽電池の受光面には電極を形成せず、太陽電池の裏面のみにn電極およびp電極を形成した裏面電極型太陽電池が開示されている。
特開2005−310830号公報
上記の特許文献1に開示されたような構成の裏面電極型太陽電池単体では利用できる電気エネルギが限られるため、上記構成の裏面電極型太陽電池の複数を電気的に接続して太陽電池を作製することが検討されている。
ここで、裏面電極型太陽電池の複数を電気的に接続して太陽電池を作製する方法として、たとえば、図51(a)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池80を配線基板100上に設置する方法が考えられている。
この方法は、図51(a)に示すように、裏面電極型太陽電池80の半導体基板1の裏面の第1導電型不純物拡散領域2に接する第1導電型用電極6を配線基板100の絶縁性基板11上に形成された第1導電型用配線13上に設置し、裏面電極型太陽電池80の半導体基板1の裏面の第2導電型不純物拡散領域3に接する第2導電型用電極7を配線基板100の絶縁性基板11上に形成された第2導電型用配線12上に設置することによって裏面電極型太陽電池80と配線基板100とを絶縁性接着剤341によって接合して太陽電池を作製する方法である。
なお、裏面電極型太陽電池80の半導体基板1の受光面にはテクスチャ構造が形成されており、そのテクスチャ構造上に反射防止膜5が形成されている。また、裏面電極型太陽電池80の半導体基板1の裏面にはパッシベーション膜4が形成されている。
その後、図51(b)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池80と配線基板100とを絶縁性接着剤341によって接合した後に、エチレンビニルアセテート343を備えたガラス基板342と、エチレンビニルアセテート344を備えたバックフィルム345との間に、裏面電極型太陽電池80と配線基板100との接合体である太陽電池を挟み込んで、当該太陽電池がエチレンビニルアセテート中に封止される。
また、上記方法の他の例としては、図52(a)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池80と配線基板100とを導電性接着剤351によって接合して太陽電池を作製する方法もある。この方法においては、裏面電極型太陽電池80の第1導電型用電極6と配線基板100の第1導電型用配線13との接続、および裏面電極型太陽電池80の第2導電型用電極7と配線基板100の第2導電型用配線12との接続をそれぞれ導電性接着剤351を用いて行なうことによって、裏面電極型太陽電池80と配線基板100とを接合して太陽電池を作製する。
その後は、上記と同様にして、図52(b)の模式的断面図に示すように、エチレンビニルアセテート343を備えたガラス基板342と、エチレンビニルアセテート344を備えたバックフィルム345との間に、裏面電極型太陽電池80と配線基板100との接合体である太陽電池を挟み込んで、当該太陽電池がエチレンビニルアセテート中に封止される。
また、上記方法のさらに他の例としては、図53(a)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池80と配線基板100とを導電性接着剤351および絶縁性接着剤341の双方によって接合して太陽電池を作製する方法もある。この方法においては、裏面電極型太陽電池80の第1導電型用電極6と配線基板100の第1導電型用配線13との接続、および裏面電極型太陽電池80の第2導電型用電極7と配線基板100の第2導電型用配線12との接続をそれぞれ導電性接着剤351を用いて行なうとともに、それ以外の箇所は絶縁性接着剤341を用いることによって、裏面電極型太陽電池80と配線基板100とを接合して太陽電池を作製する。
その後は、上記と同様にして、図53(b)の模式的断面図に示すように、エチレンビニルアセテート343を備えたガラス基板342と、エチレンビニルアセテート344を備えたバックフィルム345との間に、裏面電極型太陽電池80と配線基板100との接合体である太陽電池を挟み込んで、当該太陽電池がエチレンビニルアセテート中に封止される。
なお、上記のいずれの方法においても、絶縁性接着剤341および導電性接着剤351はそれぞれスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布される。ここで、絶縁性接着剤341は、裏面電極型太陽電池80の電極(第1導電型用電極6および第2導電型用電極7)間および配線基板100の配線(第1導電型用配線13および第2導電型用配線12)間の領域に塗布され、導電性接着剤351は、裏面電極型太陽電池80の電極と配線基板100の配線とが接続される部分に塗布される。
また、上記のいずれの方法においても、絶縁性接着剤341および導電性接着剤351はそれぞれ紫外線照射や加熱などの処理によって硬化させられる。ここで、紫外線照射を用いて絶縁性接着剤341および導電性接着剤351を硬化させる場合には、太陽電池をエチレンビニルアセテート中に封止する前に硬化させる。また、加熱によって絶縁性接着剤341および導電性接着剤351を硬化させる場合には、太陽電池をエチレンビニルアセテート中に封止する前または封止と同時に硬化させる。
上記のような太陽電池の作製方法によれば、裏面電極型太陽電池80を配線基板100上に設置するだけで、複数の裏面電極型太陽電池80を電気的に接続して太陽電池を作製することができる。
しかしながら、上記のいずれの方法においても、裏面電極型太陽電池80の電極間ピッチ(第1導電型用電極6と第2導電型用電極7との間の距離)を非常に狭くした場合には、裏面電極型太陽電池80の位置合わせにかなりの精度が要求されるという問題があった。
また、裏面電極型太陽電池80の電極を配線基板100の配線上に設置した場合にも裏面電極型太陽電池80の位置ズレが生じやすいという問題もあった。
さらには、位置ズレを生じさせることなく裏面電極型太陽電池80と配線基板100とを接合して太陽電池を作製できた場合でも、封止工程などで熱が加えられて、配線基板100の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮することによって、裏面電極型太陽電池80の位置ズレが生じるという問題もあった。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、裏面電極型太陽電池の位置合わせを容易に行なうことができるとともに、裏面電極型太陽電池の位置ズレを有効に抑止することができる太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法を提供することにある。
本発明は、裏面電極型太陽電池と、配線基板とを含み、裏面電極型太陽電池は、半導体基板と、半導体基板の裏面側に形成された第1導電型不純物拡散領域および第2導電型不純物拡散領域と、第1導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第1導電型用電極と、第2導電型不純物拡散領域対応して設けられた第2導電型用電極とを有し、配線基板は、絶縁性基板と、絶縁性基板に設置された第1導電型用配線と第2導電型用配線とを有しており、裏面電極型太陽電池の第1導電型用電極が配線基板の第1導電型用配線に接続され、裏面電極型太陽電池の第2導電型用電極が配線基板の第2導電型用配線に接続されており、裏面電極型太陽電池および配線基板の少なくとも一方が、裏面電極型太陽電池の配線基板に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有する太陽電池である。
ここで、本発明の太陽電池において、位置決め部は、配線基板の第1導電型用配線の表面に形成された凹部および配線基板の第2導電型用配線の表面に形成された凹部の少なくとも一方とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、配線基板の第1導電型用配線の表面に設置された凸部および配線基板の第2導電型用配線の表面に設置された凸部の少なくとも一方とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、配線基板の第1導電型用配線が複数に分離してなる第1導電型用分離配線および配線基板の第2導電型用配線が複数に分離してなる第2導電型用分離配線の少なくとも一方とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、配線基板の絶縁性基板の表面の凹部に設けられた、第1導電型用配線の表面の凹部および第2導電型用配線の表面の凹部の少なくとも一方とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、配線基板の絶縁性基板の表面に設置されて裏面電極型太陽電池側に突出する凸部とすることができる。ここで、第1導電型用配線の表面の一部および第2導電型用配線の表面の一部の少なくとも一方が凸部で覆われていてもよい。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、裏面電極型太陽電池の半導体基板の裏面側に設置されて配線基板側に突出する凸部とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、裏面電極型太陽電池の第1導電型用電極の表面に形成された凹部および裏面電極型太陽電池の第2導電型用電極の表面に形成された凹部の少なくとも一方とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、裏面電極型太陽電池の第1導電型用電極が複数に分離してなる第1導電型用分離電極および裏面電極型太陽電池の第2導電型用電極が複数に分離してなる第2導電型用分離電極の少なくとも一方とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、裏面電極型太陽電池の裏面の凹部とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、裏面電極型太陽電池の半導体基板の裏面側に設置されて配線基板側に突出する凸部および配線基板の絶縁性基板の表面に設置されて裏面電極型太陽電池側に突出する凸部とすることができる。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、配線基板の絶縁性基板の表面に設置されて裏面電極型太陽電池側に突出する凸部とすることができ、その凸部の間に裏面電極型太陽電池の半導体基板が嵌め込まれていてもよい。
また、本発明の太陽電池において、位置決め部は、裏面電極型太陽電池の半導体基板の裏面側に設置されて配線基板側に突出する凸部および配線基板の絶縁性基板の表面に設置されて裏面電極型太陽電池側に突出する凸部とすることができ、裏面電極型太陽電池の半導体基板の裏面側に設置された凸部と、配線基板の絶縁性基板の表面に設置された凸部とが、磁気および静電気の少なくとも一方を帯びていてもよい。
また、本発明は、半導体基板と、半導体基板の裏面側に形成された第1導電型不純物拡散領域および第2導電型不純物拡散領域と、第1導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第1導電型用電極と、第2導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第2導電型用電極とを有する裏面電極型太陽電池であって、裏面電極型太陽電池に接続される配線基板に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有する裏面電極型太陽電池である。
また、本発明は、裏面電極型太陽電池に接続するための配線基板であって、絶縁性基板と、絶縁性基板に設置された第1導電型用配線と第2導電型用配線とを有しており、配線基板に接続される裏面電極型太陽電池に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有する配線基板である。
さらに、本発明は、裏面電極型太陽電池を配線基板に接続する工程を含み、裏面電極型太陽電池は、半導体基板と、半導体基板の裏面側に形成された第1導電型不純物拡散領域および第2導電型不純物拡散領域と、第1導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第1導電型用電極と、第2導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第2導電型用電極とを有し、配線基板は、絶縁性基板と、絶縁性基板に設置された第1導電型用配線と第2導電型用配線とを有しており、裏面電極型太陽電池および配線基板の少なくとも一方が、裏面電極型太陽電池の配線基板に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有し、接続する工程においては、位置決め部により裏面電極型太陽電池と配線基板との位置関係を決めて、裏面電極型太陽電池の第1導電型用電極を配線基板の第1導電型用配線に接続するとともに、裏面電極型太陽電池の第2導電型用電極を配線基板の第2導電型用配線に接続する太陽電池の製造方法である。
ここで、本発明の太陽電池の製造方法は、裏面電極型太陽電池の第1導電型用電極を形成する工程と、裏面電極型太陽電池の第2導電型用電極を形成する工程とを含み、第1導電型用電極を形成する工程および第2導電型用電極を形成する工程の少なくとも一方の工程と同一の工程または連続する工程で位置決め部を形成することが好ましい。
また、本発明の太陽電池の製造方法は、配線基板の第1導電型用配線を形成する工程と、配線基板の第2導電型用配線を形成する工程とを含み、第1導電型用配線を形成する工程および第2導電型用配線を形成する工程の少なくとも一方の工程と同一の工程または連続する工程で位置決め部を形成することが好ましい。
本発明によれば、裏面電極型太陽電池の位置合わせを容易に行なうことができるとともに、裏面電極型太陽電池の位置ズレを有効に抑止することができる太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
<実施の形態1>
図1に、本発明の太陽電池の一例の模式的な断面図を示す。図1に示す構成の太陽電池は、裏面電極型太陽電池8と配線基板10とを含んでおり、裏面電極型太陽電池8は配線基板10上に設置されている。
裏面電極型太陽電池8は、半導体基板1と、半導体基板1の裏面に形成された第1導電型不純物拡散領域2および第2導電型不純物拡散領域3と、第1導電型不純物拡散領域2に接するようにして形成された第1導電型用電極6と、第2導電型不純物拡散領域3に接するようにして形成された第2導電型用電極7とを含んでいる。
この例においては、第1導電型不純物拡散領域2および第2導電型不純物拡散領域3はそれぞれ図1の紙面の表面側および/または裏面側に伸びる帯状に形成されており、第1導電型不純物拡散領域2と第2導電型不純物拡散領域3とは半導体基板1の裏面において交互に所定の間隔をあけて配置されている。
また、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の受光面にはテクスチャ構造などの凹凸構造が形成されており、その凹凸構造を覆うようにして反射防止膜5が形成されている。裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の裏面にはパッシベーション膜4が形成されている。
また、この例においては、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7もそれぞれ図1の紙面の表面側および/または裏面側に伸びる帯状に形成されており、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7はそれぞれパッシベーション膜4に設けられた開口部を通して、半導体基板1の裏面の第1導電型不純物拡散領域2および第2導電型不純物拡散領域3に沿って、第1導電型不純物拡散領域2および第2導電型不純物拡散領域3にそれぞれ接するようにして形成されている。
一方、配線基板10は、絶縁性基板11と、絶縁性基板11の表面上において所定の形状に形成された第1導電型用配線13および第2導電型用配線12とを含んでいる。
この例においては、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12もそれぞれ図1の紙面の表面側および/または裏面側に伸びる帯状に形成されており、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面にはそれぞれ凹状に窪んだ部分である凹部が形成されている。したがって、第1導電型用配線13の表面の凹部および第2導電型用配線12の表面の凹部もそれぞれ図1の紙面の裏面側に伸びる帯状に形成されていることになる。
そして、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が、配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部の窪みの中に収まるように設置されており、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が、配線基板10の第2導電型用配線12の表面の凹部の窪みの中に収まるようにして設置されている。
これにより、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用配線13に接して電気的に接続され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が配線基板10の第2導電型用配線12に接して電気的に接続されて、太陽電池が構成される。
なお、本発明の図面においては、説明の便宜上、第1導電型不純物拡散領域2、第2導電型不純物拡散領域3、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12はそれぞれ2つずつしか示されていないが、この構成に限定されず、第1導電型不純物拡散領域2、第2導電型不純物拡散領域3、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の数はそれぞれ2つに限定されるわけではないことは言うまでもない。
以下、図1に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。なお、以下においては、裏面電極型太陽電池8の形成方法を最初に説明した後に、配線基板10の形成方法を次に説明し、最後に裏面電極型太陽電池8と配線基板10とを接合して太陽電池を形成する方法について説明するが、本発明においては、裏面電極型太陽電池8と配線基板10の形成順序については特に限定されない。
まず、図2(a)の模式的断面図に示すように、たとえばインゴットからスライスすることなどによって、半導体基板1の表面にスライスダメージ1aが形成された半導体基板1を用意する。
ここで、半導体基板1としては、半導体材料からなる基板であれば特には限定なく用いることができ、たとえば、多結晶シリコンまたは単結晶シリコンなどからなるシリコン基板を用いることができる。また、半導体基板1は、n型またはp型のいずれの導電型を有していてもよく、半導体基板1はn型およびp型のいずれの導電型を有していなくてもよい。
次に、図2(b)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の表面のスライスダメージ1aを除去する。ここで、スライスダメージ1aの除去は、たとえば半導体基板1が上記のシリコン基板からなる場合には、上記のスライス後のシリコン基板の表面をフッ化水素水溶液と硝酸との混酸または水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液などでエッチングすることなどによって行なうことができる。
ここで、スライスダメージ1aの除去後の半導体基板1の大きさおよび形状も特に限定されないが、半導体基板1の厚さをたとえば50μm以上400μm以下とすることができ、特に160μm程度とすることが好ましい。
次に、図2(c)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面に、第1導電型不純物拡散領域2および第2導電型不純物拡散領域3をそれぞれ形成する。ここで、第1導電型不純物拡散領域2は、たとえば、第1導電型不純物を含むガスを用いた気相拡散などの方法により形成することができ、第2導電型不純物拡散領域3は、たとえば、第2導電型不純物を含むガスを用いた気相拡散などの方法により形成することができる。
ここで、第1導電型不純物拡散領域2は、第1導電型不純物を含み、n型またはp型の導電型を示す領域であれば特に限定されない。なお、第1導電型不純物としては、第1導電型がn型である場合にはたとえばリンなどのn型不純物を用いることができ、第1導電型がp型である場合にはたとえばボロンまたはアルミニウムなどのp型不純物を用いることができる。
また、第2導電型不純物拡散領域3は、第2導電型不純物を含み、第1導電型不純物拡散領域2とは逆の導電型を示す領域であれば特に限定されない。なお、第2導電型不純物としては、第2導電型がn型である場合にはたとえばリンなどのn型不純物を用いることができ、第2導電型がp型である場合にはたとえばボロンまたはアルミニウムなどのp型不純物を用いることができる。
なお、第1導電型はn型またはp型のいずれの導電型であってもよく、第2導電型は第1導電型と反対の導電型であればよい。すなわち、第1導電型がn型のときは第2導電型がp型となり、第1導電型がp型のときは第2導電型がn型となる。
また、第1導電型不純物を含むガスとしては、第1導電型がn型である場合には、たとえばPOCl3のようなリンなどのn型不純物を含むガスを用いることができ、第1導電型がp型である場合には、たとえばBBr3のようなボロンなどのp型不純物を含むガスを用いることができる。
また、第2導電型不純物を含むガスとしては、第2導電型がn型である場合には、たとえばPOCl3のようなリンなどのn型不純物を含むガスを用いることができ、第2導電型がp型である場合には、たとえばBBr3のようなボロンなどのp型不純物を含むガスを用いることができる。
次に、図2(d)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面にパッシベーション膜4を形成する。ここで、パッシベーション膜4は、たとえば、熱酸化法またはプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法などの方法により形成することができる。
ここで、パッシベーション膜4としては、たとえば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、または酸化シリコン膜と窒化シリコン膜との積層体などを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
また、パッシベーション膜4の厚みは、たとえば0.05μm以上1μm以下とすることができ、特に0.2μm程度とすることが好ましい。
次に、図2(e)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に、その凹凸構造上に反射防止膜5を形成する。
ここで、テクスチャ構造は、たとえば、半導体基板1の受光面をエッチングすることにより形成することができる。たとえば、半導体基板1がシリコン基板である場合には、たとえば水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液にイソプロピルアルコールを添加した液をたとえば70℃以上80℃以下に加熱したエッチング液を用いて半導体基板1の受光面をエッチングすることによって形成することができる。
また、反射防止膜5は、たとえばプラズマCVD法などにより形成することができる。なお、反射防止膜5としては、たとえば、窒化シリコン膜などを用いることができるが、これに限定されるものではない。
次に、図2(f)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の一部を除去することによってコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bを形成する。ここで、コンタクトホール4aは、第1導電型不純物拡散領域2の表面の少なくとも一部を露出させるようにして形成され、コンタクトホール4bは、第2導電型不純物拡散領域3の表面の少なくとも一部を露出させるようにして形成される。
なお、コンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bはそれぞれ、たとえば、フォトリソグラフィ技術を用いてコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bの形成箇所に対応する部分に開口を有するレジストパターンをパッシベーション膜4上に形成した後にレジストパターンの開口からパッシベーション膜4をエッチングなどにより除去する方法、またはコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bの形成箇所に対応するパッシベーション膜4の部分にエッチングペーストを塗布した後に加熱することによってパッシベーション膜4をエッチングして除去する方法などにより形成することができる。
次に、図2(g)の模式的断面図に示すように、コンタクトホール4aを通して第1導電型不純物拡散領域2に接する第1導電型用電極6と、コンタクトホール4bを通して第2導電型不純物拡散領域3に接する第2導電型用電極7とを形成して、裏面電極型太陽電池8を作製する。
ここで、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7としては、たとえば、銀などの金属からなる電極を用いることができるが、これに限定されるものではない。
また、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7のそれぞれの高さは、たとえば5μm以上50μm以下とすることができ、特に15μm程度とすることが好ましい。
図3に、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の裏面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、裏面電極型太陽電池8の裏面においては、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7はそれぞれ帯状に形成されている。そして、帯状の複数の第1導電型用電極6はそれぞれ1つの帯状の第1導電型用集電電極60に接続されており、帯状の複数の第2導電型用電極7はそれぞれ1つの帯状の第2導電型用集電電極70に接続されている。なお、この例においては、第1導電型用集電電極60は、第1導電型用電極6に垂直な方向に伸びるようにして形成されており、第2導電型用集電電極70は、第2導電型用電極7に垂直な方向に伸びるようにして形成されている。
したがって、図3に示す構成の裏面電極型太陽電池8の裏面においては、1つの第1導電型用集電電極60と複数の第1導電型用電極6とによって1つの櫛形状電極が形成されており、1つの第2導電型用集電電極70と複数の第2導電型用電極7とによって1つの櫛形状電極が形成されている。そして、当該櫛形状電極の櫛歯に相当する第1導電型用電極6と第2導電型用電極7とは互いに向かい合って当該櫛歯を1本ずつ噛み合わせるようにして配置されている。そして、帯状の第1導電型用電極6が接する半導体基板1の裏面部分に帯状の第1導電型不純物拡散領域2が配置されており、帯状の第2導電型用電極7が接する半導体基板1の裏面部分に帯状の第2導電型不純物拡散領域3が配置されている。
なお、裏面電極型太陽電池8の裏面の電極(第1導電型用電極6、第2導電型用電極7、第1導電型用集電電極60、第2導電型用集電電極70)および不純物拡散領域(第1導電型不純物拡散領域2、第2導電型不純物拡散領域3)の形状、配置および個数はそれぞれ上記の形状に限定されるものではないことは言うまでもない。
また、配線基板10は、たとえば以下のようにして作製することができる。まず、図4(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に導電層19を形成する。ここで、絶縁性基板11としては、たとえば、ポリエステル、ポリエチレンナフタレートまたはポリイミドなどの樹脂からなる基板を用いることができるが、これに限定されるものではない。また、絶縁性基板11の厚みは、たとえば10μm以上200μm以下とすることができ、特に25μm程度とすることが好ましい。
また、導電層19としては、たとえば、銅などの金属からなる層を用いることができるが、これに限定されるものではない。
次に、図4(b)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の導電層19上にレジストパターン15aを形成する。ここで、レジストパターン15aは、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の形成箇所以外の箇所に開口を有する形状に形成する。レジストパターン15aを構成するレジストとしてはたとえば従来から公知のものを用いることができ、スクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布される。
次に、図4(c)の模式的断面図に示すように、レジストパターン15aから露出している箇所の導電層19を矢印16aの方向に除去することによって導電層19のパターンニングを行ない、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を形成する。
ここで、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12としては、導電層19と同様に、銅などの金属からなる材料を用いることができる。また、導電層19の除去は、たとえば、酸やアルカリの溶液を用いたウエットエッチングなどによって行なうことができる。また、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12のそれぞれの高さは、たとえば10μm以上100μm以下とすることができ、特に35μm程度とすることが好ましい。
次に、図4(d)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面からレジストパターン15aをすべて除去する。
次に、図4(e)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面のそれぞれの一部が露出するようにレジストパターン15bを形成する。レジストパターン15bに関する説明は、レジストパターン15aに関する説明と同様であるため、ここでは省略する。
次に、図4(f)の模式的断面図に示すように、レジストパターン15bから露出している第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部をそれぞれ矢印16bの方向に除去する。これにより、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面にそれぞれ凹部が形成される。第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部の除去に関する説明は、導電層19の除去に関する説明と同様であるため、ここでは省略する。
その後、図4(g)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面からレジストパターン15bをすべて除去することによって、配線基板10が作製される。
図5に、上記のようにして作製した配線基板10の表面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、配線基板10の絶縁性基板11の表面上において、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12はそれぞれ帯状に形成されている。また、配線基板10の絶縁性基板11の表面上には帯状の接続用配線14が形成されており、接続用配線14によって第1導電型用配線13と第2導電型用配線12とが電気的に接続されている。なお、接続用配線14は、たとえば、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12と同時に形成することができ、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12と同一の材質を用いることができる。
なお、配線基板10の表面の配線(第1導電型用配線13、第2導電型用配線12、接続用配線14)の形状、配置および個数はそれぞれ上記のものに限定されない。
その後、図6の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部の窪みの中に収まるように設置するとともに、第2導電型用電極7が第2導電型用配線12の表面の凹部の窪みの中に収まるように設置することによって、図1に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部の窪みの中に収まるように設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が配線基板10の第2導電型用配線12の表面の凹部の窪みの中に収まるようにして設置される。
したがって、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部の窪みに設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の第2導電型用配線12の表面の凹部の窪みに設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の表面の凹部によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凹部の側壁によって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部および第2導電型用配線12の表面の凹部がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部となる。
なお、上記においては、配線基板10の第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面の双方に凹部を形成したが、第1導電型用配線13の表面または第2導電型用配線12の表面のいずれか一方にのみ凹部を形成してもよい。
また、上記においては、配線基板10のすべての第1導電型用配線13の表面およびすべての第2導電型用配線12の表面にそれぞれ凹部を形成したが、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の少なくとも1つの表面に凹部が形成されていればよい。
また、上記構成の本発明の太陽電池は、たとえばガラス基板のような透明基板と、たとえばポリエステルフィルムのような裏面フィルムとの間のたとえばエチレンビニルアセテートのような透明樹脂中に封止されてもよいことは言うまでもない。
また、本発明には、複数の裏面電極型太陽電池8を1つの配線基板10上に設置する構成、1つの裏面電極型太陽電池8を1つの配線基板10上に設置する構成および複数の裏面電極型太陽電池8を複数の配線基板10上に設置する構成などがいずれも含まれる。
<実施の形態2>
図7に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図7に示す構成の太陽電池においては、配線基板10の第1導電型用配線13の表面のそれぞれの両端に裏面電極型太陽電池8側に突出して図7の紙面の表面側および/または裏面側に向かって伸びる凸部18および第2導電型用配線12の表面のそれぞれの両端に裏面電極型太陽電池8側に突出して図7の紙面の表面側および/または裏面側に向かって伸びる凸部18がそれぞれ位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図7に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図7に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図7に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、図8(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に導電層19を形成した後に、図8(b)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の導電層19上にレジストパターン15aを形成する。
次に、図8(c)の模式的断面図に示すように、レジストパターン15aから露出している箇所の導電層19を矢印16aの方向に除去することによって導電層19のパターンニングを行なって第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を形成した後に、図8(d)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面からレジストパターン15aをすべて除去する。ここまでの工程は、実施の形態1と同様である。
次に、図8(e)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13の表面上および第2導電型用配線12の表面上にそれぞれ、たとえば銅などの金属を含む金属ペースト17を塗布する。ここで、金属ペースト17としては、たとえば、金属粒子と有機溶剤とを含むペースト状のものを用いることができ、金属ペースト17は、たとえば、スクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布することができる。
また、金属ペースト17は、第1導電型用配線13の表面のそれぞれの両端および第2導電型用配線12の表面のそれぞれの両端に塗布される。また、金属ペースト17は、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面の反対側に突出し、図8(e)の紙面の裏側に伸びるようにして塗布される。さらに、金属ペースト17は、第1導電型用配線13の表面の両端に塗布される金属ペースト17が互いに向かい合うとともに、第2導電型用配線12の表面の両端に塗布される金属ペースト17も互いに向かい合うようにして塗布される。
その後、上記のようにして塗布された金属ペースト17を焼成することによって、図8(f)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13の表面の両端および第2導電型用配線12の表面の両端にそれぞれ凸部18が形成されることによって、配線基板10が作製される。
ここで、凸部18は、金属ペースト17から有機溶媒などを除去した残部から構成されるため、凸部18の形状は金属ペースト17と同様の形状とすることができる。すなわち、この例において、凸部18は、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面の反対側に突出し、図8(f)の紙面の表面側および/または裏面側に伸びるようにして形成されている。さらに、凸部18は、第1導電型用配線13の表面の両端および第2導電型用配線12の表面の両端にそれぞれ形成されている。
その後、図9の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用配線13の表面の両端にそれぞれ形成された凸部18の間に収まるように設置するとともに、第2導電型用電極7が配線基板10の第2導電型用配線12の表面の両端にそれぞれ形成された凸部18の間に収まるように設置することによって、図7に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用配線13の表面の両端にそれぞれ形成された凸部18の間に収まるように設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が配線基板10の第2導電型用配線12の表面の両端にそれぞれ形成された凸部18の間に収まるようにして設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の第1導電型用配線13の表面の両端にそれぞれ形成された凸部18の間に設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の第2導電型用配線12の表面の両端にそれぞれ形成された凸部18の間に設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、凸部18によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凸部18によって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凸部18および第2導電型用配線12の表面の凸部18がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部となる。
なお、上記においては、配線基板10の第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面の双方に凸部18を形成したが、第1導電型用配線13の表面または第2導電型用配線12の表面のいずれか一方にのみ凸部18を形成してもよい。
また、上記においては、配線基板10のすべての第1導電型用配線13の表面およびすべての第2導電型用配線12の表面にそれぞれ凸部18を形成したが、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の少なくとも1つの表面に凸部18が形成されていればよい。
また、本実施の形態においては、金属ペースト17から凸部18を形成しているため、凸部18は導電性物質から形成されているが、凸部18の材質は導電性物質に限定されない。ただし、凸部18が導電性物質から形成されている場合には、裏面電極型太陽電池8の電極と配線基板10の配線との電気的な接続の信頼性が向上する点で好ましい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態3>
図10に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図10に示す構成の太陽電池においては、配線基板10の絶縁性基板11の表面の一方の端部に第1導電型用配線13が複数に分離してなる第1導電型用分離配線13aと第1導電型用分離配線13bとが形成されるとともに、配線基板10の絶縁性基板11の表面の他方の端部に第2導電型用配線12が複数に分離してなる第2導電型用分離配線12aと第2導電型用分離配線12bとが形成されており、第1導電型用分離配線13a、第1導電型用分離配線13b、第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bがそれぞれ位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図10に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図10に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図10に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、図11(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に導電層19を形成した後に、図11(b)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の導電層19上にレジストパターン15aを形成する。ここで、レジストパターン15aは、第1導電型用配線13、第1導電型用分離配線13a、第1導電型用分離配線13b、第2導電型用配線12、第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bの形成箇所以外の箇所に開口を有するように形成される。
次に、図11(c)の模式的断面図に示すように、レジストパターン15aから露出している箇所の導電層19を矢印16aの方向に除去することによって導電層19のパターンニングを行なって、第1導電型用配線13、第1導電型用分離配線13a、第1導電型用分離配線13b、第2導電型用配線12、第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bを形成する。ここで、第1導電型用分離配線13aおよび第1導電型用分離配線13bは1対で第1導電型用配線13となり、第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bは1対で第2導電型用配線12となる。
次に、図11(d)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13、第1導電型用分離配線13a、第1導電型用分離配線13b、第2導電型用配線12、第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bの表面からレジストパターン15aをすべて除去することによって配線基板10を作製することができる。
その後、図12の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の端部の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用分離配線13aと第1導電型用分離配線13bとの間隙に収まるように設置するとともに、裏面電極型太陽電池8の端部の第2導電型用電極7が配線基板10の第2導電型用分離配線12aと第2導電型用分離配線12bとの間隙に収まるように設置する。これにより、裏面電極型太陽電池8の内部の第1導電型用電極6が配線基板10の内部の第1導電型用配線13と接して電気的に接続され、裏面電極型太陽電池8の内部の第2導電型用電極7が配線基板10の内部の第2導電型用配線12と接して電気的に接続されて、図10に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用分離配線13aと第1導電型用分離配線13bとの間隙に収まるように設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が配線基板10の第2導電型用分離配線12aと第2導電型用分離配線12bとの間隙に収まるようにして設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の第1導電型用分離配線13aと第1導電型用分離配線13bとの間隙に設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の第2導電型用分離配線12aと第2導電型用分離配線12bとの間隙に設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、これらの分離配線によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記の第1導電型用分離配線13a、第1導電型用分離配線13b、第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bによって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の第1導電型用分離配線13a、第1導電型用分離配線13b、第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bがそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、上記においては、配線基板10の絶縁性基板11の表面の一方の端部に第1導電型用配線13が分離してなる第1導電型用分離配線13aおよび第1導電型用分離配線13bを形成するとともに、配線基板10の絶縁性基板11の表面の他方の端部に第2導電型用配線12が分離してなる第2導電型用分離配線12aおよび第2導電型用分離配線12bをそれぞれ形成したが、本発明においては、配線基板10の絶縁性基板11の表面上に形成された第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の少なくとも1つが分離されて所定の間隙を有する第1導電型用分離配線および/または第2導電型用分離配線となっていればよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態4>
図13に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図13に示す構成の太陽電池においては、配線基板10の絶縁性基板11の表面に凹部が設けられるとともに、絶縁性基板11の表面の凹部に導電性シード層82と金属メッキ層84との積層体からなる第1導電型用配線13および第2導電型用配線12が交互に設けられており、第1導電型用配線13の表面の凹部および第2導電型用配線12の表面の凹部がそれぞれ位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図13に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図13に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図13に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、図14(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面に型押し機81を押し付けることによって、絶縁性基板11の表面に窪みである凹部11aを形成する。この例においては、凹部11aが、たとえば図14(a)の紙面の裏側に向かう帯状に形成されるが、この形状に限定されるものではない。
次に、図14(b)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面に導電性シード層82を形成する。ここで、導電性シード層82は、たとえばPVD(Physical Vapor Deposition)法または無電解メッキ法などによって金属などの導電体膜を絶縁性基板11の表面に積層することによって形成することができる。また、導電性シード層82の材質は、導電性物質であれば特に限定されない。
次に、図14(c)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の凹部11aに対応する箇所に開口部を有するレジストパターン83を形成する。なお、レジストパターン83に関する説明は、実施の形態1のレジストパターン15aに関する説明と同様であるため、ここでは省略する。
次に、図14(d)の模式的断面図に示すように、導電性シード層82上にたとえば銅などの金属をメッキして金属メッキ層84を形成する。ここでは、導電性シード層82上に金属メッキ層84を形成しているが、金属メッキ層84の代わりに、導電性物質からなる導電層を導電性シード層82上に形成してもよい。
次に、図14(e)の模式的断面図に示すように、レジストパターン83をすべて除去することによって絶縁性基板11の表面上に、導電性シード層82と金属メッキ層84との積層体からなる第1導電型用配線13および第2導電型用配線12が形成された配線基板10を作製することができる。
その後、図15の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の端部の第1導電型用電極6が配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部の窪みの中に収まるように設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が配線基板10の第2導電型用配線12の表面の凹部の窪みの中に収まるようにして設置される。これにより、裏面電極型太陽電池8の内部の第1導電型用電極6が配線基板10の内部の第1導電型用配線13と接して電気的に接続され、裏面電極型太陽電池8の内部の第2導電型用電極7が配線基板10の内部の第2導電型用配線12と接して電気的に接続されて、図13に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が、配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部の窪みの中に収まるように設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が、配線基板10の第2導電型用配線12の表面の凹部の窪みの中に収まるようにして設置される。
したがって、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部の窪みに設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の第2導電型用配線12の表面の凹部の窪みに設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12のそれぞれの表面の凹部により裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凹部の側壁によって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の第1導電型用配線13の表面の凹部および第2導電型用配線12の表面の凹部がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、上記においては、配線基板10の第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面の双方に凹部を形成したが、第1導電型用配線13の表面または第2導電型用配線12の表面のいずれか一方にのみ凹部を形成してもよい。
また、上記においては、配線基板10のすべての第1導電型用配線13の表面およびすべての第2導電型用配線12の表面にそれぞれ凹部を形成したが、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の少なくとも1つの表面に凹部が形成されていればよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態5>
図16に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図16に示す構成の太陽電池においては、配線基板10の第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間のそれぞれの領域に裏面電極型太陽電池8側に突出して図16の紙面の表面側および/または裏面側に向かって伸びる絶縁性の凸部101が位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図16に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図16に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図16に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、図17(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に導電層19を形成した後に、図17(b)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の導電層19上にレジストパターン15aを形成する。
次に、図17(c)の模式的断面図に示すように、レジストパターン15aから露出している箇所の導電層19を矢印16aの方向に除去することによって導電層19のパターンニングを行なって第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を形成した後に、図17(d)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面からレジストパターン15aをすべて除去する。ここまでの工程は、実施の形態1と同様である。
次に、図17(e)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面における第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間の領域にそれぞれ絶縁性の凸部101を形成することによって、配線基板10が作製される。ここで、絶縁性の凸部101は、絶縁性物質からなり、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12のそれぞれよりも背が高く形成されるものであれば特に限定されないが、たとえば、ガラスを含むペースト状のガラスペーストや絶縁性のレジストなどをたとえばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布した後に紫外線照射または加熱などの処理によって硬化させたものなどを用いることができる。
その後、図18の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置するとともに、第2導電型用電極7が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置することによって、図16に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるようにして設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、凸部101によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凸部101によって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の凸部101がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態6>
図19に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図19に示す構成の太陽電池においては、配線基板10の第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間のそれぞれの領域に裏面電極型太陽電池8側に突出して図19の紙面の表面側および/または裏面側に向かって伸びる絶縁性の凸部101が位置決め部となっており、第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部がそれぞれ凸部101で覆われている点に特徴がある。
以下、図19に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図19に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図19に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば図20(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面における第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間の領域の絶縁性の凸部101が第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部をそれぞれ覆うように形成することによって配線基板10が作製される。
その後、図20(b)の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置するとともに、第2導電型用電極7が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置することによって、図19に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7が配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるようにして設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の隣り合う絶縁性の凸部101の間に収まるように設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、凸部101によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凸部101によって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の凸部101がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、上記においては、すべての第1導電型用配線13の表面の一部およびすべての第2導電型用配線12の表面の一部がそれぞれ凸部101で覆われているが、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12の少なくとも1つの表面の一部が凸部101で覆われていればよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1および実施の形態5と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態7>
図21に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図21に示す構成の太陽電池においては、配線基板10の第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間の一部の領域において裏面電極型太陽電池8側に突出して図21の紙面の表面側および/または裏面側に向かって伸びる絶縁性の凸部101が位置決め部となっており、絶縁性の凸部101に隣接する第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部がそれぞれ凸部101で覆われている点に特徴がある。
以下、図21に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図21に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図21に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば図22(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面における第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間の領域の絶縁性の凸部101が第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部をそれぞれ覆うように形成するとともに、第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間に絶縁性の凸部101が形成されない領域を設けることによって配線基板10が作製される。
その後、図22(b)の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の隣り合う第1導電型用電極6と第2導電型用電極7との間に配線基板10の絶縁性の凸部101が収まるように設置することによって、図21に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の隣り合う第1導電型用電極6と第2導電型用電極7との間に絶縁性の凸部101が収まるように設置され設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の隣り合う第1導電型用電極6と第2導電型用電極7との間に配線基板10の絶縁性の凸部101が収まるように設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、絶縁性の凸部101により裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凸部101によって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の凸部101がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1、実施の形態5および実施の形態6と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態8>
図23に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図23に示す構成の太陽電池においては、配線基板10の端部において裏面電極型太陽電池8側に突出して図23の紙面の表面側および/または裏面側に向かって伸びる絶縁性の凸部101が位置決め部となっており、絶縁性の凸部101に隣接する第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部がそれぞれ絶縁性の凸部101で覆われている点に特徴がある。
以下、図23に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図23に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図23に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば図24(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の両端部のみに、第1導電型用配線13の表面の一部および第2導電型用配線12の表面の一部をそれぞれ覆うように絶縁性の凸部101を形成することによって配線基板10が作製される。
その後、図24(b)の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8のすべての第1導電型用電極6およびすべての第2導電型用電極7が、配線基板10の両端の絶縁性の凸部101の間に収まるように設置することによって、図23に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8のすべての第1導電型用電極6およびすべての第2導電型用電極7が配線基板10の両端の絶縁性の凸部101の間に収まるように設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8のすべての第1導電型用電極6およびすべての第2導電型用電極7が配線基板10の両端の絶縁性の凸部101の間に収まるように設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凸部101によって裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の凸部101がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、本実施の形態においては、絶縁性の凸部101の代わりに導電性の凸部101を用いてもよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1、実施の形態5および実施の形態6と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態9>
図25に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図25に示す構成の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の表面上の第1導電型用電極6と第2導電型用電極7との間の領域に半導体基板1側とは反対側に突出する絶縁性の凸部151が設置されており、絶縁性の凸部151が位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図25に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図25に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図25に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8は、たとえば図26(a)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の表面上に絶縁性の凸部151を形成して作製される。
ここで、凸部151は、絶縁性物質からなり、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7よりも背が高く形成されるものであれば特に限定されないが、たとえば、ガラスを含むペースト状のガラスペーストや絶縁性のレジストなどをたとえばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布した後に紫外線照射または加熱などの処理によって硬化させたものなどを用いることができる。
その後、図26(b)の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の第1導電型用配線13上に接するようにして設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の第2導電型用配線12上に接するようにして設置することによって、図25に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の裏面側の凸部151が、配線基板10の第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間の間隙に収まるように設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の裏面側の凸部151を、配線基板10の第1導電型用配線13と第2導電型用配線12との間の間隙に収まるように設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、凸部151によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、上記凸部151によって配線基板10の第1導電型用配線13と第2導電型用配線12の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の凸部151が、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態10>
図27に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図27に示す構成の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の第1導電型用電極6の表面に形成された凹部および第2導電型用電極7の表面に形成された凹部が位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図27に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図27に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図27に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、図28(a)の模式的断面図に示すように、たとえばインゴットからスライスすることなどによって半導体基板1の表面にスライスダメージ1aが形成された半導体基板1を用意し、図28(b)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の表面のスライスダメージ1aを除去する。
次に、図28(c)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面に、第1導電型不純物拡散領域2および第2導電型不純物拡散領域3をそれぞれ形成し、図28(d)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面にパッシベーション膜4を形成する。
次に、図28(e)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に、その凹凸構造上に反射防止膜5を形成する。
次に、図28(f)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の一部を除去することによってコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bを形成する。ここまでの工程は実施の形態1と同様である。
次に、図28(g)の模式的断面図に示すように、コンタクトホール4aを通して第1導電型不純物拡散領域2に接する第1導電型用電極6と、コンタクトホール4bを通して第2導電型不純物拡散領域3に接する第2導電型用電極7とを形成して、裏面電極型太陽電池8を作製する。
ここで、第1導電型用電極6の表面の凹部および第2導電型用電極7の表面の凹部はそれぞれ、たとえば銅などの金属を含む金属ペーストを塗布し、金属ペーストのダレを利用して、塗布された金属ペーストの表面に窪みを形成した後に、乾燥させることによって形成することができる。なお、金属ペーストとしては、たとえば、金属を含むペースト状のものを用いることができ、金属ペーストは、たとえば、スクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布することができる。
その後、図29の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6を配線基板10の第1導電型用配線13上に接するようにして設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7を配線基板10の第2導電型用配線12上に接するようにして設置することによって、図27に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6の表面の凹部の窪みに配線基板10の第1導電型用配線13を収めるようにして設置され、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7の表面の凹部の窪みに配線基板10の第2導電型用配線12を収めるようにして設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6の表面の凹部の窪みに配線基板10の第1導電型用配線13を収めるようにして設置し、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7の表面の凹部の窪みに配線基板10の第2導電型用配線12を収めるようにして設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、第1導電型用電極6の表面の凹部および第2導電型用電極7の表面の凹部により、裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6の表面の凹部および第2導電型用電極7の表面の凹部によって配線基板10の第1導電型用電極6と第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6の表面の凹部および第2導電型用電極7の表面の凹部がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、上記においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6の表面および裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7の表面の双方に凹部を形成したが、第1導電型用電極6の表面または第2導電型用電極7の表面のいずれか一方にのみ凹部を形成してもよい。
また、上記においては、裏面電極型太陽電池8のすべての第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の表面にそれぞれ凹部を形成したが、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7の少なくとも1つの表面に凹部が形成されていればよい。
なお、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態11>
図30に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図30に示す構成の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の第1導電型用電極が複数に分離してなる第1導電型用分離電極6aおよび第1導電型用分離電極6b、ならびに裏面電極型太陽電池8の裏面の第2導電型用電極が複数に分離してなる第2導電型用分離電極7aおよび第2導電型用分離電極7bが位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図30に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図30に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図30に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、図31(a)の模式的断面図に示すように、たとえばインゴットからスライスすることなどによって、半導体基板1の表面にスライスダメージ1aが形成された半導体基板1を用意し、図31(b)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の表面のスライスダメージ1aを除去する。
次に、図31(c)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面に、第1導電型不純物拡散領域2と第2導電型不純物拡散領域3とをそれぞれ交互に形成し、図31(d)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面にパッシベーション膜4を形成する。
次に、図31(e)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に、その凹凸構造上に反射防止膜5を形成する。ここまでの工程は実施の形態1と同様である。
次に、図31(f)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の一部を除去することによってコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bを形成する。ここで、コンタクトホール4aは、第1導電型用分離電極6aおよび第1導電型用分離電極6bのそれぞれの形状に第1導電型不純物拡散領域2の表面が露出するように形成され、コンタクトホール4bは、第2導電型用分離電極7aおよび第2導電型用分離電極7bのそれぞれの形状に第2導電型不純物拡散領域3の表面が露出するように形成される。
次に、図31(g)の模式的断面図に示すように、コンタクトホール4aを通して第1導電型不純物拡散領域2に接する第1導電型用分離電極6aおよび第1導電型用分離電極6b、ならびに第2導電型不純物拡散領域3に接する第2導電型用分離電極7aおよび第2導電型用分離電極7bを形成して、裏面電極型太陽電池8を作製する。
なお、第1導電型用電極6は1対の第1導電型用分離電極6aと第1導電型用分離電極6bとの組み合わせからなり、第2導電型用電極7は1対の第2導電型用分離電極7aと第2導電型用分離電極7bとの組み合わせからなる。
その後、図32の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の隣り合う第1導電型用分離電極6aと第1導電型用分離電極6bとの間の間隙に配線基板10の第1導電型用配線13を収めるようにして設置し、裏面電極型太陽電池8の隣り合う第2導電型用分離電極7aと第2導電型用分離電極7bとの間の間隙に配線基板10の第2導電型用配線12を収めるようにして設置することによって、図30に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の隣り合う第1導電型用分離電極6aと第1導電型用分離電極6bとの間の間隙に配線基板10の第1導電型用電極13を収めるようにして設置し、裏面電極型太陽電池8の隣り合う第2導電型用分離電極7aと第2導電型用分離電極7bとの間の間隙に配線基板10の第2導電型用電極12を収めるようにして設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の隣り合う第1導電型用分離電極6aと第1導電型用分離電極6bとの間の間隙に配線基板10の第1導電型用電極13を収めるようにして設置し、隣り合う第2導電型用分離電極7aと第2導電型用分離電極7bとの間の間隙に配線基板10の第2導電型用電極12を収めるようにして設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、これらの分離電極によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用分離電極6a、第1導電型用分離電極6b、第2導電型用分離電極7aおよび第2導電型用分離電極7bによって配線基板10の第1導電型用配線13と第2導電型用配線12の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用分離電極6a、第1導電型用分離電極6b、第2導電型用分離電極7aおよび第2導電型用分離電極7bがそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、上記においては、裏面電極型太陽電池8の裏面のすべての電極を分離電極(第1導電型用分離電極6a、第1導電型用分離電極6b、第2導電型用分離電極7aおよび第2導電型用分離電極7b)としたが、裏面電極型太陽電池8の裏面の一部の電極のみを分離電極としてもよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態12>
図33に、本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。図33に示す構成の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の凹部が位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図33に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図33に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図33に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、図34(a)の模式的断面図に示すように、たとえばインゴットからスライスすることなどによって生じたスライスダメージ1aを除去した半導体基板1を用意する。
次に、図34(b)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面に凹部1bを設ける。
次に、図34(c)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面に凹部1bに、第1導電型不純物拡散領域2と第2導電型不純物拡散領域3とをそれぞれ交互に形成し、図34(d)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面にパッシベーション膜4を形成する。
次に、図34(e)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に、その凹凸構造上に反射防止膜5を形成する。
次に、図34(f)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の一部を除去することによって、第1導電型不純物拡散領域2の表面および第2導電型不純物拡散領域3の表面をそれぞれ露出させる。
次に、図34(g)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4から露出している第1導電型不純物拡散領域2の表面に第1導電型用電極6を形成するとともに、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4から露出している第2導電型不純物拡散領域3の表面に第2導電型用電極7を形成することによって裏面電極型太陽電池8が作製される。
その後、図35の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6と配線基板10の第1導電型用配線13とを接触させ、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7と配線基板10の第2導電型用配線12とを接触させるように裏面電極型太陽電池8を設置することによって、図33に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
以上のようにして作製された本実施の形態の太陽電池においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の凹部に配線基板10の第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を収めるようにして裏面電極型太陽電池8が設置される。
したがって、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の凹部に配線基板10の第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を収めるようにして設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、裏面電極型太陽電池8の裏面の凹部によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、裏面電極型太陽電池8の裏面の凹部によって配線基板10の第1導電型用電極6と第2導電型用電極7の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の凹部がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、上記においては、裏面電極型太陽電池8の裏面に複数の凹部を形成したが、裏面電極型太陽電池8の裏面に少なくとも1つの凹部を形成すればよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態13>
図36に、本発明の太陽電池の一例の模式的な断面図を示す。図36に示す構成の太陽電池は、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の裏面側の両端にそれぞれ設置されて配線基板10側に突出して図36の紙面の表面側および/または裏面側に向かって伸びる凸部221および配線基板10の絶縁性基板11の表面の両端にそれぞれ設置されて裏面電極型太陽電池8側に突出して図36の紙面の裏面側に向かって伸びる凸部222が位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図36に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。まず、図37(a)の模式的断面図に示すように、たとえばインゴットからスライスすることなどによって、半導体基板1の表面にスライスダメージ1aが形成された半導体基板1を用意し、図37(b)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の表面のスライスダメージ1aを除去する。
次に、図37(c)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面に、第1導電型不純物拡散領域2および第2導電型不純物拡散領域3をそれぞれ形成し、図37(d)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面にパッシベーション膜4を形成する。
次に、図37(e)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に、その凹凸構造上に反射防止膜5を形成する。
次に、図37(f)の模式的断面図に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の一部を除去することによってコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bを形成する。ここで、コンタクトホール4aは、第1導電型用電極6の形状に第1導電型不純物拡散領域2の表面が露出するように形成され、コンタクトホール4bは、第2導電型用電極7の形状に第2導電型不純物拡散領域3の表面が露出するように形成される。
次に、図37(g)の模式的断面図に示すように、コンタクトホール4aを通して第1導電型不純物拡散領域2に接する第1導電型用電極6と、コンタクトホール4bを通して第2導電型不純物拡散領域3に接する第2導電型用電極7とを形成するとともに、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の表面の両端にそれぞれ半導体基板1側とは反対側に突出する凸部221もこれらの電極と同一工程で形成して裏面電極型太陽電池8を作製する。ここで、凸部221は、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7と同一の材質で構成される。
一方、図38(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に導電層19を形成し、図38(b)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の導電層19上にレジストパターン15aを形成する。
次に、図38(c)の模式的断面図に示すように、レジストパターン15aから露出している箇所の導電層19を矢印16aの方向に除去することによって導電層19のパターンニングを行なうことによって、第1導電型用配線13と第2導電型用配線12と凸部222とを同一工程で形成する。ここで、凸部222は、第1導電型用配線13と第2導電型用配線12と同一の材質で構成される。
次に、図38(d)の模式的断面図に示すように、第1導電型用配線13の表面および第2導電型用配線12の表面からレジストパターン15aをすべて除去して配線基板10が作製される。
その後、図39の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の凸部221が、配線基板10の表面の端部の凸部222と第1導電型用配線13との間の間隙および配線基板10の表面の端部の凸部222と第2導電型用配線12との間の間隙にそれぞれ収まるように設置する。
これにより、裏面電極型太陽電池8の第1導電型用電極6と配線基板10の第1導電型用配線13とが接するとともに、裏面電極型太陽電池8の第2導電型用電極7と配線基板10の第2導電型用配線12とが接することによって、図36に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
したがって、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の凸部221を配線基板10の凸部222と第1導電型用配線13との間の間隙および配線基板10の凸部222と第2導電型用配線12との間の間隙にそれぞれ収まるように設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、裏面電極型太陽電池8の凸部221と配線基板10の凸部222とによって、裏面電極型太陽電池8の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の凸部221と、配線基板10の凸部222とがそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、凸部221および凸部222の形状、配置および個数は上記のものに限定されず、凸部221および凸部222がそれぞれ裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を所定の範囲内に収める位置決め部として機能する形状、配置および個数であればよい。
また、凸部221は、第1導電型用電極6および/または第2導電型用電極7と同一工程で形成してもよく、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7と同一の材質から形成してもよいが、本実施の形態のように、凸部221と、第1導電型用電極6および第2導電型用電極7とを同一工程で、かつ同一の材質で形成することによって製造効率が向上する傾向にある点で好ましい。なお、凸部221は、第1導電型用電極6の形成工程および/または第2導電型用電極7の形成工程と連続する工程(第1導電型用電極6の形成工程および/または第2導電型用電極7の形成工程の直前の工程および/または直後の工程)で形成してもよい。
また、凸部222は、第1導電型用配線13および/または第2導電型用配線12と同一工程で形成してもよく、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12と同一の材質から形成してもよいが、本実施の形態のように、凸部222と、第1導電型用配線13および第2導電型用配線12とを同一工程で、かつ同一の材質で形成することによって製造効率が向上する傾向にある点で好ましい。なお、凸部222は、第1導電型用配線13の形成工程および/または第2導電型用配線12の形成工程と連続する工程(第1導電型用配線13の形成工程および/または第2導電型用配線12の形成工程の直前の工程および/または直後の工程)で形成してもよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態14>
図40に、本発明の太陽電池の一例の模式的な断面図を示す。図40に示す構成の太陽電池は、配線基板10の表面の両端にそれぞれ設置されて裏面電極型太陽電池8側に突出して図40の紙面の裏面側に向かって伸びる凸部251が位置決め部となっている点に特徴がある。
以下、図40に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図40に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、実施の形態1と同様にして作製される。
また、図40に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10は、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、実施の形態1と同様にして、図41(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に所定の形状にパターンニングされた第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を設置する。
次に、図41(b)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面の両端にそれぞれ凸部251を形成することによって配線基板10が作製される。ここで、凸部251としては、たとえば、ガラスを含むペースト状のガラスペーストや、エポキシ、アクリル、ポリイミド、ポリアミドイミドおよびシリコーンなどの樹脂の少なくとも1種などをたとえばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布した後に紫外線照射または加熱などの処理によって硬化させたものなどを用いることができるが、これに限定されるものではない。なお、凸部251は、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1を厚さ方向にわたって収めることができるように形成することができる。
その後、図42の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した配線基板10の表面の両端の凸部251の間の間隙に裏面電極型太陽電池8の半導体基板1が収まるように設置することによって、図40に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
したがって、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、配線基板10の表面の両端の凸部251の間の間隙に裏面電極型太陽電池8の半導体基板1が収まるように設置すればよいため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、凸部251によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、配線基板10の表面の両端にそれぞれ設置された凸部251によって、裏面電極型太陽電池8の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、配線基板10の表面の両端にそれぞれ設置された凸部251がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、凸部251の形状、配置および個数は上記のものに限定されず、凸部251が裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を所定の範囲内に収める位置決め部として機能する形状、配置および個数であればよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態15>
図43(a)に本発明の太陽電池の一例の模式的な断面図を示し、図43(b)に図43(a)の43b−43bに沿った模式的な断面図を示す。図43(a)および図43(b)に示す構成の太陽電池は、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の裏面側の両端に設置されて配線基板10側に突出する凸部272および凸部282、ならびに配線基板10の絶縁性基板11の表面の両端に設置されて裏面電極型太陽電池8側に突出する凸部272および凸部282がそれぞれ位置決め部となっており、裏面電極型太陽電池8の凸部272および配線基板10の凸部282、ならびに裏面電極型太陽電池8の凸部282および配線基板10の凸部272がそれぞれ磁気を帯びている点に特徴がある。
以下、図43(a)および図43(b)に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図43(a)および図43(b)に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、実施の形態1と同様にして、図44(a)の模式的断面図に示す構成の裏面電極型太陽電池8を作製する。
次に、図44(b)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池8の裏面のパッシベーション膜4の表面の両端にそれぞれ、磁性体紛を含む磁性体ペースト271をたとえばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布する。その後、磁性体ペースト271は、たとえば紫外線照射または加熱などの処理によって硬化させられる。
次に、図44(c)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池8の裏面のパッシベーション膜4の表面上の磁性体ペースト271を強磁性体で磁化することによって、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1側に突出する凸部272および凸部282を形成する。これにより、図43(a)および図43(b)に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8が作製される。
ここで、凸部272と凸部282とは反対の磁極を示す磁性体からなり、たとえば、凸部272の磁極がS極である場合には凸部282の磁極がN極となり、凸部272の磁極がN極である場合には凸部282の磁極がS極となる。
図43(a)および図43(b)に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10については、たとえば以下のようにして作製することができる。
また、実施の形態1と同様にして、図45(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に所定の形状にパターンニングされた第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を設置する。
次に、図45(b)の模式的断面図に示すように、配線基板10の表面の両端にそれぞれ、磁性体紛を含む磁性体ペースト281をたとえばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布する。その後、磁性体ペースト281は、たとえば紫外線照射または加熱などの処理によって硬化させられる。
次に、図45(c)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池8の裏面のパッシベーション膜4の表面上の磁性体ペースト271を強磁性体で磁化することによって、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1側に突出する凸部272および凸部282を形成する。これにより、図43(a)および図43(b)に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10が作製される。
その後、図46(a)の模式的断面図および図46(b)の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部272と配線基板10の表面の凸部282とが接し、裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部282と配線基板10の表面の凸部272とが接するように裏面電極型太陽電池8を設置することによって、図43(a)および図43(b)に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。なお、図46(b)は、図46(a)の46b−46bに沿った模式的な断面図である。
したがって、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部272と配線基板10の表面の凸部282とが磁力によって引き合い、裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部282と配線基板10の表面の凸部272とが磁力によって引き合うため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、当該磁力によって裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部272と配線基板10の表面の凸部282とは磁力を利用して接続され、裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部282と配線基板10の表面の凸部272とは磁力を利用して接続されていることから、これらの磁力により裏面電極型太陽電池8の移動が妨げられ、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の磁気を帯びている凸部272および凸部282、ならびに配線基板10の磁気を帯びている凸部272および凸部282がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、磁気を帯びている凸部272および凸部282の形状、配置および個数は上記のものに限定されず、凸部272および凸部282が裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を所定の範囲内に収める位置決め部として機能する形状、配置および個数であればよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<実施の形態16>
図47に本発明の太陽電池の一例の模式的な断面図を示す。図47に示す構成の太陽電池は、裏面電極型太陽電池8の半導体基板1の裏面側の両端に設置されて配線基板10側に突出する凸部312、ならびに配線基板10の絶縁性基板11の表面の両端に設置されて裏面電極型太陽電池8側に突出する凸部322がそれぞれ位置決め部となっており、裏面電極型太陽電池8の凸部312および配線基板10の凸部322がそれぞれ静電気を帯びている点に特徴がある。
以下、図47に示す構成の太陽電池の製造方法の一例について説明する。図47に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8については、たとえば以下のようにして作製することができる。
まず、実施の形態1と同様にして、図48(a)の模式的断面図に示す構成の裏面電極型太陽電池8を作製する。
次に、図48(b)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池8の裏面のパッシベーション膜4の表面の両端にそれぞれ、ガラスを含むガラスペースト311をたとえばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布する。その後、ガラスペースト311は、たとえば加熱などの処理によって硬化させられる。
次に、図48(c)の模式的断面図に示すように、裏面電極型太陽電池8の裏面のパッシベーション膜4上で硬化したガラスペースト311の表面に正の電荷を生じさせることによって正の静電気を帯びた凸部312を形成する。これにより、図47に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池8が作製される。
ここで、ガラスペースト311の表面に正の電荷を生じさせる方法としては、たとえば、ガラスペースト311の表面をアクリル板で摩擦する方法またはイオナイザーを用いる方法などを用いることができる。
また、図47に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10については、たとえば以下のようにして作製することができる。まず、実施の形態1と同様にして、図49(a)の模式的断面図に示すように、絶縁性基板11の表面上に所定の形状にパターンニングされた第1導電型用配線13および第2導電型用配線12を設置する。
次に、図49(b)の模式的断面図に示すように、配線基板10の表面の両端にそれぞれ、アクリル樹脂を含む樹脂ペースト321をたとえばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布する。その後、樹脂ペースト321は、たとえば紫外線照射または加熱などの処理によって硬化させられる。
次に、図49(c)の模式的断面図に示すように、配線基板10の表面上で硬化した樹脂ペースト321の表面に負の電荷を生じさせることによって負の静電気を帯びた凸部322を形成する。これにより、図47に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板10が作製される。ここで、樹脂ペースト321の表面に負の電荷を生じさせる方法としては、たとえば、樹脂ペースト321の表面をガラス板で摩擦する方法などを用いることができる。
その後、図50の模式的断面図に示すように、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部312と配線基板10の表面の凸部322とが接するように裏面電極型太陽電池8を設置することによって、図47に示す構成の本発明の太陽電池の一例が作製される。
したがって、裏面電極型太陽電池8の設置時においては、裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部312と配線基板10の表面の凸部322とが静電気力によって引き合うため、裏面電極型太陽電池8の位置合わせが容易になるとともに、裏面電極型太陽電池8の位置ズレも生じにくくなる。
さらには裏面電極型太陽電池8を一旦設置した後には、その後の封止工程などにおける加熱によって、配線基板10の絶縁性基板11などの部材が膨張または収縮した場合であっても、裏面電極型太陽電池8の裏面の凸部312と配線基板10の表面の凸部322とが静電気力を利用して接続されており、この静電気力により裏面電極型太陽電池8の移動が妨げられるため、裏面電極型太陽電池8の位置ズレを有効に抑止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、裏面電極型太陽電池8の静電気を帯びている凸部312および配線基板10の静電気を帯びている凸部322がそれぞれ、裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を決める位置決め部となる。
なお、静電気を帯びている凸部312および凸部322の形状、配置および個数は上記のものに限定されず、凸部312および凸部322が裏面電極型太陽電池8の配線基板10に対する相対的な位置関係を所定の範囲内に収める位置決め部として機能する形状、配置および個数であればよい。
また、本実施の形態における上記以外の説明は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、裏面電極型太陽電池の位置合わせを容易に行なうことができるとともに、裏面電極型太陽電池の位置ズレを有効に抑止することができる太陽電池、裏面電極型太陽電池、配線基板および太陽電池の製造方法を提供することができる。
本発明の太陽電池の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(g)は、図1に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明に用いられる裏面電極型太陽電池の一例の裏面の模式的な平面図である。 (a)〜(g)は、図1に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明に用いられる配線基板の一例の表面の模式的な平面図である。 図1に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(f)は、図7に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図7に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(d)は、図10に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図10に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(e)は、図13に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図13に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(e)は、図16に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図16に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)は図19に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図であり、(b)は図19に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)は図21に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図であり、(b)は図21に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)は図23に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図であり、(b)は図23に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)は図25に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池の一例の模式的な断面図であり、(b)は図25に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(g)は、図27に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図27に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(g)は、図30に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図30に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(g)は、図33に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図33に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(g)は、図36に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)〜(d)は、図36に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図36に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)および(b)は、図40に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図40に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 (a)は本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図であり、(b)は(a)の43b−43bに沿った模式的な断面図である。 (a)〜(c)は、図43に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)〜(c)は、図43に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)は図43に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図であり、(b)は(a)の46b−46bに沿った模式的な断面図である。 本発明の太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)〜(c)は、図47に示す構成の太陽電池に含まれる裏面電極型太陽電池を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)〜(c)は、図47に示す構成の太陽電池に含まれる配線基板を製造する方法の一例を図解する模式的な断面図である。 図47に示す構成の太陽電池の製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 (a)は裏面電極型太陽電池の複数を電気的に接続して太陽電池を作製する方法の一例を図解する模式的な断面図であり、(b)は(a)で作製した太陽電池を透明樹脂中に封止する工程の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)は裏面電極型太陽電池の複数を電気的に接続して太陽電池を作製する方法の他の一例を図解する模式的な断面図であり、(b)は(a)で作製した太陽電池を透明樹脂中に封止する工程の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)は裏面電極型太陽電池の複数を電気的に接続して太陽電池を作製する方法のさらに他の一例を図解する模式的な断面図であり、(b)は(a)で作製した太陽電池を透明樹脂中に封止する工程の一例を図解する模式的な断面図である。
符号の説明
1 半導体基板、1a スライスダメージ、1b,11a 凹部、2 第1導電型不純物拡散領域、3 第2導電型不純物拡散領域、4 パッシベーション膜、4a,4b コンタクトホール、5 反射防止膜、6 第1導電型用電極、6a,6b 第1導電型用分離電極、7 第2導電型用電極、7a,7b 第2導電型用分離電極、8,80 裏面電極型太陽電池、9 パッシベーション膜、10,100 配線基板、11 絶縁性基板、12 第2導電型用配線、12a 第2導電型用分離配線、12b 第1導電型用分離配線、13 第1導電型用配線、14 接続用配線、15a,15b,83 レジストパターン、16a,16b 矢印、17 金属ペースト、18,101,151,221,222,251,272,282,312,322 凸部、19 導電層、60 第1導電型用集電電極、70 第2導電型用集電電極、81 型押し機、82 導電性シード層、84 金属メッキ層、271,281 磁性体ペースト、311 ガラスペースト、321 樹脂ペースト、341 絶縁性接着剤、342 ガラス基板、343,344 エチレンビニルアセテート、345 バックフィルム、351 導電性接着剤。

Claims (19)

  1. 裏面電極型太陽電池と、
    配線基板とを含み、
    前記裏面電極型太陽電池は、半導体基板と、前記半導体基板の裏面側に形成された第1導電型不純物拡散領域および第2導電型不純物拡散領域と、前記第1導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第1導電型用電極と、前記第2導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第2導電型用電極とを有し、
    前記配線基板は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板に設置された第1導電型用配線と第2導電型用配線とを有しており、
    前記裏面電極型太陽電池の前記第1導電型用電極が前記配線基板の前記第1導電型用配線に接続され、
    前記裏面電極型太陽電池の前記第2導電型用電極が前記配線基板の前記第2導電型用配線に接続されており、
    前記裏面電極型太陽電池および前記配線基板の少なくとも一方が、前記裏面電極型太陽電池の前記配線基板に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有する、太陽電池。
  2. 前記位置決め部は、前記配線基板の前記第1導電型用配線の表面に形成された凹部および前記配線基板の前記第2導電型用配線の表面に形成された凹部の少なくとも一方であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記位置決め部は、前記配線基板の前記第1導電型用配線の表面に設置された凸部および前記配線基板の前記第2導電型用配線の表面に設置された凸部の少なくとも一方であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  4. 前記位置決め部は、前記配線基板の前記第1導電型用配線が複数に分離してなる第1導電型用分離配線および前記配線基板の前記第2導電型用配線が複数に分離してなる第2導電型用分離配線の少なくとも一方であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  5. 前記位置決め部は、前記配線基板の前記絶縁性基板の表面の凹部に設けられた、前記第1導電型用配線の表面の凹部および前記第2導電型用配線の表面の凹部の少なくとも一方であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  6. 前記位置決め部は、前記配線基板の前記絶縁性基板の表面に設置されて前記裏面電極型太陽電池側に突出する凸部であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  7. 前記第1導電型用配線の表面の一部および前記第2導電型用配線の表面の一部の少なくとも一方が前記凸部で覆われていることを特徴とする、請求項6に記載の太陽電池。
  8. 前記位置決め部は、前記裏面電極型太陽電池の前記半導体基板の裏面側に設置されて前記配線基板側に突出する凸部であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  9. 前記位置決め部は、前記裏面電極型太陽電池の前記第1導電型用電極の表面に形成された凹部および前記裏面電極型太陽電池の前記第2導電型用電極の表面に形成された凹部の少なくとも一方であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  10. 前記位置決め部は、前記裏面電極型太陽電池の前記第1導電型用電極が複数に分離してなる第1導電型用分離電極および前記裏面電極型太陽電池の前記第2導電型用電極が複数に分離してなる第2導電型用分離電極の少なくとも一方であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  11. 前記位置決め部は、前記裏面電極型太陽電池の裏面の凹部であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  12. 前記位置決め部は、前記裏面電極型太陽電池の前記半導体基板の裏面側に設置されて前記配線基板側に突出する凸部および前記配線基板の前記絶縁性基板の表面に設置されて前記裏面電極型太陽電池側に突出する凸部であることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  13. 前記位置決め部は、前記配線基板の前記絶縁性基板の表面に設置されて前記裏面電極型太陽電池側に突出する凸部であり、
    前記凸部の間に前記裏面電極型太陽電池の前記半導体基板が嵌め込まれていることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  14. 前記位置決め部は、前記裏面電極型太陽電池の前記半導体基板の裏面側に設置されて前記配線基板側に突出する凸部および前記配線基板の前記絶縁性基板の表面に設置されて前記裏面電極型太陽電池側に突出する凸部であり、
    前記裏面電極型太陽電池の前記半導体基板の裏面側に設置された前記凸部と、前記配線基板の前記絶縁性基板の表面に設置された前記凸部とが、磁気および静電気の少なくとも一方を帯びていることを特徴とする、請求項1に記載の太陽電池。
  15. 半導体基板と、
    前記半導体基板の裏面側に形成された第1導電型不純物拡散領域および第2導電型不純物拡散領域と、
    前記第1導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第1導電型用電極と、
    前記第2導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第2導電型用電極とを有する裏面電極型太陽電池であって、
    前記裏面電極型太陽電池に接続される配線基板に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有する、裏面電極型太陽電池。
  16. 裏面電極型太陽電池に接続するための配線基板であって、
    絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板に設置された第1導電型用配線と第2導電型用配線とを有しており、
    前記配線基板に接続される裏面電極型太陽電池に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有する、配線基板。
  17. 裏面電極型太陽電池を配線基板に接続する工程を含み、
    前記裏面電極型太陽電池は、半導体基板と、前記半導体基板の裏面側に形成された第1導電型不純物拡散領域および第2導電型不純物拡散領域と、前記第1導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第1導電型用電極と、前記第2導電型不純物拡散領域に対応して設けられた第2導電型用電極とを有し、
    前記配線基板は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板に設置された第1導電型用配線と第2導電型用配線とを有しており、
    前記裏面電極型太陽電池および前記配線基板の少なくとも一方が、前記裏面電極型太陽電池の前記配線基板に対する相対的な位置関係を決めるための位置決め部を有し、
    前記接続する工程においては、前記位置決め部により前記裏面電極型太陽電池と前記配線基板との位置関係を決めて、前記裏面電極型太陽電池の前記第1導電型用電極を前記配線基板の前記第1導電型用配線に接続するとともに、前記裏面電極型太陽電池の前記第2導電型用電極を前記配線基板の前記第2導電型用配線に接続する、太陽電池の製造方法。
  18. 前記裏面電極型太陽電池の前記第1導電型用電極を形成する工程と、
    前記裏面電極型太陽電池の前記第2導電型用電極を形成する工程とを含み、
    前記第1導電型用電極を形成する工程および前記第2導電型用電極を形成する工程の少なくとも一方の工程と同一の工程または連続する工程で前記位置決め部を形成することを特徴とする、請求項17に記載の太陽電池の製造方法。
  19. 前記配線基板の第1導電型用配線を形成する工程と、
    前記配線基板の第2導電型用配線を形成する工程とを含み、
    前記第1導電型用配線を形成する工程および前記第2導電型用配線を形成する工程の少なくとも一方の工程と同一の工程または連続する工程で前記位置決め部を形成することを特徴とする、請求項17に記載の太陽電池の製造方法。
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