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JP2010084987A - ショーケース - Google Patents

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JP2010084987A
JP2010084987A JP2008253395A JP2008253395A JP2010084987A JP 2010084987 A JP2010084987 A JP 2010084987A JP 2008253395 A JP2008253395 A JP 2008253395A JP 2008253395 A JP2008253395 A JP 2008253395A JP 2010084987 A JP2010084987 A JP 2010084987A
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opening
shelf
led
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led lighting
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JP2008253395A
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Tetsuya Oketani
哲也 桶谷
Kazuya Yajima
和哉 矢島
Yoshiki Makishima
芳樹 巻島
Hiroshi Okumura
浩 奥村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】棚の奥部に陳列される商品であっても、効果的に照明することを可能とするショーケースを提供する。
【解決手段】本発明のショーケース1は、前面が開口する陳列室11内に商品陳列用の棚30を架設してなるものであって、開口12下縁に設けられ、LED素子43を有する開口下LED照明装置50と、棚30の下面に構成された反射部材55とを備え、開口下LED照明装置50により、棚30の反射部材55に光を照射し、反射させて当該反射部材55下方の商品を照明する。
【選択図】図4

Description

本発明は、前面が開口する陳列室内に架設した棚上に商品を陳列するショーケースに関するものであって、特に、当該棚上やデッキパン上の照明に関するものである。
従来より、この種のショーケースは、例えば特許文献1に示すように、前面に開口する陳列室内に商品陳列用の複数段の棚装置が架設されており、各棚装置の下面前部及び陳列室の開口上部には、陳列室内を照明するための蛍光灯などの照明装置がそれぞれ取り付けられている。
また、各蛍光灯の上側には例えば白色に塗装された鋼板製の反射板が取り付けられている。この反射板は複数箇所を屈曲されることにより、蛍光灯の上方を略囲繞するように設けられ、蛍光灯から発せられた光のうち上方に向かう光を下方に向けて反射させる。これにより、下方の各棚上の商品をより明るく照明していた。
また、これ以外にも、照明装置としてLED素子を複数備えたLED照明装置を棚板の下面前部に取り付け、これにより、当該照明装置が設けられる下側の棚装置上を照明するショーケースが開発されている。
特開2002−39672号公報
しかしながら、従来の棚に設けられる照明装置では、当該棚に設けられる反射板を用いても、当該照明装置が設けられる棚の下方に設けられる棚上や底板上にしか照射光を向けることができない。
そのため、上前方から照射された光は、棚上の前部に陳列される商品によって遮られることとなり、棚の奥部に陳列される商品は、殆ど照明されないこととなる。従って、陳列室内全体を明るく照明することができず、特に奥部に陳列される商品の陳列効果が低減される問題があった。
本発明は、従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、棚の奥部に陳列される商品であっても、効果的に照明することを可能とするショーケースを提供する。
本発明のショーケースは、前面が開口する陳列室内に商品陳列用の棚を架設してなるものであって、開口下縁に設けられ、LED素子を有する開口下LED照明装置と、棚の下面に構成された反射面とを備え、開口下LED照明装置により、棚の反射面に光を照射し、反射させて当該反射面下方の商品を照明することを特徴とする。
請求項2の発明のショーケースは、上記発明において、開口上縁に設けられ、LED素子を有する開口上LED照明装置を備え、開口上LED照明装置により、陳列室内を照明することを特徴とする。
本発明によれば、前面が開口する陳列室内に商品陳列用の棚を架設してなるショーケースにおいて、開口下縁に設けられ、LED素子を有する開口下LED照明装置と、棚の下面に構成された反射面とを備え、開口下LED照明装置により、棚の反射面に光を照射し、反射させて当該反射面下方の商品を照明することにより、開口下縁に設けられた開口下LED照明装置によって、棚上やデッキパン上の前部に載置される商品のフェース面を効果的に照明することが可能となる。
また、開口下LED照明装置から照射された光は棚の下面に構成された反射面に反射することにより、棚上やデッキパン上の奥部に陳列される商品をも効果的に照明することが可能となる。
これによって、棚上やデッキパン上を効果的に照明することが可能となり、陳列効果の向上を図ることができる。
また、請求項2の発明によれば、上記発明に加えて、開口上縁に設けられ、LED素子を有する開口上LED照明装置を備え、開口上LED照明装置により、陳列室内を照明することにより、棚上やデッキパン上の商品を上方からもLED素子からの光を照射することができ、陳列室内全体に渡って満遍なく商品を照明することが可能となる。これにより、更に陳列室内の商品の陳列効果を向上させることができる。
次に、図面を参照して本発明の実施形態について詳述する。図1は本発明を適用したショーケース1の斜視図、図2は図1のショーケース1の縦断側面図をそれぞれ示している。ショーケース1は、例えばスーパーマーケットなどの店舗内に据え付けられる縦型のオープンショーケースであり、前面に開口する断面略コ字状の断熱壁2と、据え付け現場において断熱壁2の側面に取り付けられた断熱性の側板5、5とから構成されている。
ショーケース1の断熱壁2の内側にはそれぞれ間隔を存して仕切板4及び図示しないもう一枚の仕切板が取り付けられ、これら仕切板4などと断熱壁2間に図示しない内外二層のダクトが形成されている。内側の仕切板を構成する背部仕切板の下端前方には、底板9が断熱壁2の底壁2Aとの間にダクト用の間隔を存して取り付けられており、これら仕切板4及びデッキパン9の内側を陳列室11としている。
また、この陳列室11内には、高さ及び取付角度が変更可能であると共に、陳列室11内背部の図示しない支柱に取り付けられる一対のブラケット31及びこれらと共に棚30を構成する棚板32が複数段に渡って架設されている。
断熱壁2の前面開口12の上縁にはハニカム材13、14がそれぞれ取り付けられた内層吐出口16及び外層吐出口17が並設されており、これら内層吐出口16及び外層吐出口17は、前記内層ダクト及び外層ダクトにそれぞれ連通している。また、開口12の下縁には、内層吸込口18と外層吸込口19が並設されている。
一方、底板9下方後部には断熱壁2の底壁2A上に前記内層ダクト及び外層ダクトのそれぞれに対応する図示しない送風機が複数台設置されている。
背部仕切板(仕切板4)後方の内層ダクト内には冷却装置の図示しない冷却器が縦設されており、前記内層ダクトに対応した送風機が運転されると冷却器と熱交換した冷気は内層ダクト内を上昇せられ、内層吐出口16より内層吸込口18に向かって吐出される。そして、内層吸込口18から吸い込まれた冷気は再び前記送風機によって加速される。
他方、前記外層ダクトに対応した送風機が運転されると外層ダクト内の空気は外層ダクト内を上昇せられ、外層吐出口17より外層吸込口19に向かった吐出される。そして、外層吸込口19から吸い込まれた空気は再び前記送風機によって加速される。これによって、開口12には前後二重のエアーカーテンが形成され、内側の冷気エアーカーテンの一部が陳列室11内に循環されて陳列室11は冷却される。
一方、断熱壁2の下側前壁2Cの上面には、ショーケース1の開口12下縁の全幅に渡って設けられるハンドレール20が取り付けられる。この前壁2Cの前面には、ハンドレール20と連続するように前面下パネル21が取り付けられ、該前面下パネル21の下方には前面下パネル21と略面一となるようにバンパー22が取り付けられる。
次に、断熱壁2の天壁2B前部の構成について説明する。尚、図3は開口上LED照明装置40の概略構成図である。断熱壁2の天壁2B前端(上部前端)には、前方に張り出したキャノピー33が取り付けられており、このキャノピー33の内側には、陳列室11の前面開口12より外側に延在した状態で反射板45が取り付けられる。尚、キャノピー33の前面には図1に示されるように温度表示部38が設けられている。
この反射板45は、化粧塗装が施された金属板にて構成されており、前部には、長手方向に渡って延在する開口上LED照明装置40が両端に設けられる照明取付部材41によって固定されている。この開口上LED照明装置40は、図3に示すように複数のLED照明部材46が左右に渡って並設されることにより構成されている。
このLED照明部材46は、複数のLED素子43が配設された基板42により構成されており、当該基板42は前面開口12の長手方向に渡って(本実施例では左右方向に渡って)構成される熱良導性の取付板44に固定されている。それぞれの基板42は長手方向に延在して構成されており、当該基板42には、所定間隔を存して複数のLED素子43が取り付けられている。本実施例において、LED素子43は、チップタイプの白色のLED素子である。
本実施例において、当該LED照明部材46は、約1尺程度の長さに構成されている。本実施例におけるオープンショーケースは、前面開口(間口)寸法が4尺〜12尺程度であるため、キャノピー33の内側に設けられる反射板45には、当該前面開口寸法に合わせて当該LED照明部材46が4個〜12個(複数個)左右渡って並設される。
そして、各LED照明部材46は、下側から囲繞するかたちで取り付けられる透光性のシェード47によってカバーされる。
また、本実施例では、当該開口上LED照明装置40と略同一の構成とされる上部LED照明装置48が、仕切板4の天壁部であって、内層吐出口16の後方、且つ、陳列室11前部上方に位置して設けられている。
係る構成により、開口上LED照明装置40及び上部LED照明装置48が点灯されると、各シェード47において拡散された後のそれぞれのLED素子43の照射光により、陳列室11の外側に位置する上前方から、及び、陳列室11内に位置する上前部から効果的に陳列室11内全体を照明することが可能となる。
次に、図4を参照してショーケース1下部に設けられる照明装置について説明する。図4は図1のショーケース1下部の拡大縦断側面図を示している。上述した如き前面開口12の下縁を構成する断熱壁2の下側前壁2Cの上端部の陳列室11側、本実施例では、各吸込口18、19の少許上方に位置して、開口下LED照明装置50が設けられている。この開口下LED照明装置50は、前面開口12の下縁に位置し、当該開口12の全幅に渡って設けられる照明装置であり、上記開口上LED照明装置40と同様に図3に示すような複数のLED照明部材46が左右に渡って並設されることにより構成されている。なお、当該開口下LED照明装置50を構成する各LED照明部材46の構成は、上記開口上LED照明装置40と同様であるため、説明を省略する。
この場合、各LED照明部材46は、前面開口12の下縁を構成する断熱壁2の下側前壁2Cの上端部には、陳列室11側に位置して設けられる反射板51に取付部材44を介して固定されている。各LED照明部材46を構成する各LED素子43が陳列室11後部上方に向けて光を照射するように、本実施例では、主として最下段の棚30及び下から二段目の棚30のそれぞれの下面に向けて反射板51に固定される。
他方、陳列室11内に架設される複数段の棚30の棚板32前部下面、本実施例では、開口下LED照明装置50からの照射光が照射される最下段の棚30及び下から二段目の棚30のそれぞれの下面に、所定の面積を有する反射部材(反射面)55が設けられている。
尚、本実施例において、反射部材55は、入射角に対し、所定の出射角にて光を反射させるものに限られず、入射された光を拡散、若しくは当該反射の向きを光学的に設計した反射部材や、開口下LED照明装置50からの照射光を集光して所定の角度にて反射させる光学レンズなどであってもよい。
係る構成により、開口下LED照明装置50が点灯されると、シェード47において拡散された後のそれぞれのLED素子43の照射光により、陳列室11内に位置する下前部から陳列室11後部上方に向けて効果的に陳列室11内、特に、開口上LED照明装置40や上部LED照明装置48からの照射光が届きにくい陳列室11下部を照明することが可能となる。
これにより、下方に位置する棚30上の前部に載置される商品やデッキパン9上の前部に載置される商品のフェース面を効果的に照明することが可能となる。また、開口下LED照明装置50から照射された光は、陳列室11内下部に架設される棚30(棚板32)の前部下面に設けられる反射部材55の反射面に反射することにより、当該反射光によって反射部材55下方に陳列される商品や当該反射部材55の下方に位置する棚30やデッキパン9上の奥部に陳列される商品をも効果的に照明することが可能となる。
これによって、陳列室11内下部に架設される棚30の奥方にまで照明を当てることが可能となるため、陳列室11内下部を広く見せることが可能となり、当該棚30上やデッキパン9上に陳列される商品を効果的に照明することができる。従って、通常、照明が届きがたい陳列室11内下部の奥方であっても陳列効果の向上を図ることが可能となる。
そのため、棚下に設けられる反射板による反射光によって、棚上やデッキパン9上に載置される商品をフェース面のみならず、フラット面(上面)にも光を照射することが可能となるため、棚30の下面前部に、棚下用の照明装置を格別に設けることなく、効果的な照明を実現することが可能となる。そのため、棚下に設けられる照明装置を削減することができるため、陳列スペースの拡張を図ることができ、陳列作業の向上や、美感の向上を図ることができる。
また、開口下LED照明装置50は、上下方向にLED素子43からの光の照射角度を調整可能なものとしてもよい。これにより、いずれの高さの棚30上前部を中心に照明するかを調整することができる。
更に、本実施例では、開口下LED照明装置50のみならず、前面開口12の上縁には、開口の全幅に渡って開口上LED照明装置40や上部LED照明装置48が設けられていることから、棚30上やデッキパン9上の商品を上方からもLED素子43からの光を照射することができ、陳列室11内全体に渡って満遍なく商品を照明することが可能となる。これにより、更に陳列室11内の商品の陳列効果を向上させることができる。
尚、本実施例では、開口下LED照明装置50は、上述したように陳列室11内の冷気や冷気エアーカーテンを形成した冷気が吸い込まれる各吸込口18、19付近(少許上方)に設けられているため、当該吸込口18、19に、開口下LED照明装置50からの廃熱を逃がすことが可能となり、当該吸込口18、19付近への結露を防止することができる。従って、従来吸込口18、19付近に設けられていた結露防止用のヒータを削除することが可能となる。
また、本実施例では、開口下LED照明装置50を陳列室11内に位置する吸込口18、19付近の開口縁に設けているが、これに限定されるものではなく、例えば、ハンドレール20に設けても同様の効果を得ることができる。本実施例では、反射部材55は、棚30の前部下面に設けられているが、これに限定されるものではなく、当該前部下面から中央部更には、後部下面にまで渡って設けられていてもよい。
本発明を適用したショーケースの斜視図である。 図1のショーケースの縦断側面図である。 開口上LED照明装置の概略構成図である。 図1のショーケース下部の拡大縦断側面図である。
符号の説明
1 ショーケース
2 断熱壁
2A 底壁
2B 天壁
2C 前壁
5 側板
9 デッキパン
11 陳列室
12 前面開口
18、19 吸込口
20 ハンドレール
30 棚
31 ブラケット
32 棚板
33 キャノピー
40 開口上LED照明装置
41 照明取付部材
42 基板
43 LED素子
44 取付板
45 反射板
46 LED照明部材
47 シェード
48 上部LED照明装置
50 開口下LED照明装置
51 反射板
55 反射部材(反射面)

Claims (2)

  1. 前面が開口する陳列室内に商品陳列用の棚を架設してなるショーケースにおいて、
    前記開口下縁に設けられ、LED素子を有する開口下LED照明装置と、
    前記棚の下面に構成された反射面とを備え、
    前記開口下LED照明装置により、前記棚の反射面に光を照射し、反射させて当該反射面下方の商品を照明することを特徴とするショーケース。
  2. 前記開口上縁に設けられ、LED素子を有する開口上LED照明装置を備え、
    該開口上LED照明装置により、前記陳列室内を照明することを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
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