JP2010077850A - バルブの位相判定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バルブの位相が目標の位相まで変化したことを精度良く判定する。
【解決手段】ECUは、インテークバルブの位相が目標の位相まで変化するように制御し、インテークバルブの位相を予め定められた時定数で平滑化した平滑値evtbsmを算出し、実際の位相から平滑値evtbsmを減算した値に基づく更新量edlvtbsmと判定しきい値とを比較することによってインテークバルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを判定し、エンジンの温度に応じて、判定しきい値を変更する。
【選択図】図7
【解決手段】ECUは、インテークバルブの位相が目標の位相まで変化するように制御し、インテークバルブの位相を予め定められた時定数で平滑化した平滑値evtbsmを算出し、実際の位相から平滑値evtbsmを減算した値に基づく更新量edlvtbsmと判定しきい値とを比較することによってインテークバルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを判定し、エンジンの温度に応じて、判定しきい値を変更する。
【選択図】図7
Description
本発明は、バルブの位相判定装置に関し、特に、エンジンに設けられた可変バルブタイミング機構により位相が変更されるバルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを判定する技術に関する。
従来より、吸気バルブもしくは排気バルブが開閉する位相(クランク角)を運転状態に応じて変更するVVT(Variable Valve Timing)が知られている。一般的に、VVTにおいては吸気バルブや排気バルブを開閉させるカムシャフトをスプロケットなどに対して相対的に回転させることにより位相を変更する。
広く普及しているVVTでは、カムシャフトは油圧により回転される。また、カムシャフトを電動モータなどのアクチュエータにより回転するVVTが実用化されている。カムシャフトを電動モータにより回転するVVTにおいては、バルブの位相を電動モータの作動量(累積回転数)などから検出することが可能である。
ところが、電動モータの作動量からカムシャフトの位相を検出するようにすると、何等かの外乱の影響により、電動モータの作動量から検出される位相と実際の位相とが異なり得る。そこで、たとえば定期的にバルブの位相を機械的に定まる最も遅い位相まで変化させ、このときの電動モータの作動量を学習することなどによって、検出される位相と実際の位相との誤差を修正することが必要である。
特開2007−270754号公報(特許文献1)は、所定タイミングへ開閉タイミングを変更するようにアクチュエータの作動指示を生成して学習動作を実行するとともに、開閉タイミングが所定タイミングへ到達したことに応答して回転タイミングの基準タイミングを学習する可変バルブタイミング装置を開示する。この公報に記載の可変バルブタイミング装置においては、開閉タイミングの変化量が略零となったときに、開閉タイミングが所定タイミングへ到達したことが検出される。
特開2007−270754号公報
しかしながら、たとえばエンジンの温度(冷却水の温度)が低い状態においてVVTの動作速度が鈍くなると、位相の変化が完了していなくても、位相の変化量が略零になり得る。したがって、位相の変化量が略零となったときにバルブの位相が目標の位相に到達したと判定すると、位相の変化が完了していなくても、エンジンの温度が低い状態において位相が目標の位相まで変化したと誤って判定し得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、バルブの位相が目標の位相まで変化したことを精度良く判定することができるバルブの位相判定装置を提供することである。
第1の発明に係るバルブの位相判定装置は、エンジンに設けられた可変バルブタイミング機構により位相が変更されるバルブの位相判定装置である。この位相判定装置は、バルブの位相が目標の位相まで変化するように制御するための手段と、しきい値を用いて、バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを判定するための判定手段と、エンジンの温度に応じて、しきい値を変更するための変更手段とを備える。
この構成によると、バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを判定するために用いられるしきい値が、エンジンの温度に応じて変更される。これにより、可変バルブタイミング機構の動作速度に応じた最適なしきい値を用いて、バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを判定することができる。たとえば、エンジンの温度が低い場合には高い場合に比べて、位相の変化量がより小さくなった場合にバルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するようにしきい値が変更される。すなわち、可変バルブタイミング機構の動作速度が遅い場合は速い場合に比べて、位相の変化量がより小さくなった場合にバルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するようにしきい値が変更される。そのため、位相の変化が完了していない場合において、位相が目標の位相まで変化したと誤って判定し難くすることができる。その結果、バルブの位相が目標の位相まで変化したことを精度良く判定することができるバルブの位相判定装置を提供することができる。
第2の発明に係るバルブの位相判定装置は、第1の発明の構成に加え、バルブの位相を平滑化した平滑値を算出するための算出手段をさらに備える。判定手段は、バルブの位相と平滑値との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するための手段を含む。
この構成によると、バルブの位相を平滑化した平滑値を利用して、バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かが判定される。平滑値は、実際の位相に対して遅れて変化する。したがって、実際の位相の変化量が大きいと、実際の位相と平滑値との差が大きくなる。逆に、実際の位相の変化量が小さいと、実際の位相と平滑値との差が小さくなる。したがって、実際の位相と平滑値との差が小さいと、平滑値が位相に追いついた状態、すなわち、実際の位相が目標の位相まで到達した状態であるといえる。そこで、バルブの位相とバルブの位相を平滑化した平滑値との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定される。これにより、バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを精度よく判定することができる。
第3の発明に係るバルブの位相判定装置においては、第2の発明の構成に加え、算出手段は、バルブの位相を第1の時定数で平滑化した第1の平滑値を算出するための手段と、バルブの位相を第1の時定数よりも小さい第2の時定数で平滑化した第2の平滑値を算出するための手段とを含む。判定手段は、バルブの位相と第1の平滑値との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するための手段と、バルブの位相と第2の平滑値との差がバルブの位相と第1の平滑値との差よりも早くしきい値より小さくなる場合、バルブの位相と第2の平滑値との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するための手段とを有する。
この構成によると、バルブの位相と第1の平滑値との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定される。ところが、バルブの位相が素早く変化した場合には、バルブの位相が目標の位相に到達していても、バルブの位相と第1の平滑値との差がしきい値より小さくなるまでに長い時間が必要になり得る。そこで、バルブの位相を第1の時定数よりも小さい第2の時定数で平滑化した第2の平滑値を利用して、バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かが判定される。すなわち、第1の平滑値よりも実際の位相に対する遅れが小さい第2の平滑値を利用して、バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かが判定される。バルブの位相と第2の平滑値との差がバルブの位相と第1の平滑値との差よりも早くしきい値より小さくなる場合、バルブの位相と第2の平滑値との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定される。これにより、バルブの位相が目標の位相まで変化したことを速やかに判定することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る位相判定装置を搭載した車両のエンジンについて説明する。
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る位相判定装置を搭載した車両のエンジンについて説明する。
エンジン1000は、「A」バンク1010と「B」バンク1012とに、それぞれ4つの気筒(シリンダ)からなる気筒群が設けられたV型8気筒エンジンである。なお、V型8気筒以外の形式のエンジンを用いるようにしてもよい。
エンジン1000には、エアクリーナ1020から空気が吸入される。吸入空気量は、スロットルバルブ1030により調整される。スロットルバルブ1030はモータにより駆動される電子スロットルバルブである。
空気は、吸気通路1032を通ってシリンダ1040に導入される。空気は、シリンダ1040(燃焼室)において燃料と混合される。シリンダ1040には、インジェクタ1050から燃料が直接噴射される。すなわち、インジェクタ1050の噴射孔はシリンダ1040内に設けられている。
燃料は吸気行程において噴射される。なお、燃料が噴射される時期は、吸気行程に限らない。また、本実施の形態においては、インジェクタ1050の噴射孔がシリンダ1040内に設けられた直噴エンジンとしてエンジン1000を説明するが、直噴用のインジェクタ1050に加えて、ポート噴射用のインジェクタを設けてもよい。さらに、ポート噴射用のインジェクタのみを設けるようにしてもよい。
シリンダ1040内の混合気は、点火プラグ1060により着火され、燃焼する。燃焼後の混合気、すなわち排気ガスは、三元触媒1070により浄化された後、車外に排出される。混合気の燃焼によりピストン1080押し下げられ、クランクシャフト1090が回転する。
シリンダ1040の頭頂部には、インテークバルブ1100およびエキゾーストバルブ1110が設けられる。インテークバルブ1100はインテークカムシャフト1120により駆動される。エキゾーストバルブ1110はエキゾーストカムシャフト1130により駆動される。インテークカムシャフト1120とエキゾーストカムシャフト1130とは、チェーンやギヤ等により連結され、同じ回転数で回転する。
インテークバルブ1100は、インテークカムシャフト1120に設けられたインテーク用VVT機構2000により、位相(開閉タイミング)が制御される。
本実施の形態においては、インテークカムシャフト1120がインテーク用VVT機構2000により回転されることにより、インテークバルブ1100の位相が制御される。また、インテークバルブ1100の位相は、インテーク用VVT機構2000の構造に応じて機械的に制限される範囲内で変化し得る。なお、位相を制御する方法はこれに限らない。また、インテークバルブ1100に加えて、エキゾーストバルブ1110の位相(開閉タイミング)を変更するようにしてもよい。
インテーク用VVT機構2000は、電動モータ2040(図1において図示せず)により作動する。電動モータ2040は、ECU4000により制御される。電動モータ2040の電流や電圧は電流計(図示せず)および電圧計(図示せず)により検知され、ECU4000に入力される。
エンジン1000には、インテーク用VVT機構2000に加えて、気筒休止機構3000が設けられる。気筒休止機構3000は、たとえば、ロッカーアームがカムに追従して動かないように、ロッカーアームをカムに対してフリーにすることによって、インテークバルブ1100およびエキゾーストバルブ1110の上下動を休止する。
インテークバルブ1100およびエキゾーストバルブ1110の上下動が休止されることによって、複数の気筒のうちの一部の気筒において吸気および排気を休止する気筒休止運転が行なわれる。たとえば、8つの気筒のうち、「B」バンク1012の気筒のみにおいて、吸気および排気が休止される。なお、吸気および排気を休止する気筒はこれらに限らない。
インテークバルブ1100およびエキゾーストバルブ1110の上下動が休止された場合には、インジェクタ1050からの燃料噴射ならびに点火プラグ1060による点火が停止される。
なお、気筒休止運転については、周知の技術を利用すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰り返さない。
ECU4000には、クランク角センサ5000からクランクシャフト1090の回転数(エンジン回転数NE)およびクランク角を表す信号が入力される。また、ECU4000には、カムポジションセンサ5010からインテークカムシャフト1120およびエキゾーストカムシャフト1130の位相(回転方向におけるカムシャフトの位置)を表す信号が入力される。
さらに、ECU4000には、水温センサ5020からエンジン1000の水温(冷却水の温度)を表す信号が、エアフローメータ5030からエンジン1000の吸入空気量(エンジン1000に吸入される空気量)を表す信号が入力される。
ECU4000は、これらのセンサから入力された信号、メモリ(図示せず)に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、エンジン1000が所望の運転状態になるように、スロットル開度、点火時期、燃料噴射時期、燃料噴射量、インテークバルブ1100の位相、エキゾーストバルブ1110の位相などを制御する。
本実施の形態において、ECU4000は、図2に示すように、エンジン回転数NEと負荷KLとをパラメータとしたマップに基づいて、インテークバルブ1100の位相を決定する。インテークバルブ1100の位相を決定するためのマップは、水温別に複数記憶される。
以下、インテーク用VVT機構2000についてさらに説明する。図3に示すように、インテーク用VVT機構2000は、スプロケット2010、プレート2020、減速機2030、および電動モータ2040から構成される。
スプロケット2010は、チェーン等を介してクランクシャフト1090に連結される。スプロケット2010の回転数は、クランクシャフト1090の2分の1の回転数である。スプロケット2010の回転軸と同心軸で、スプロケット2010に対して相対的に回転可能であるように、インテークカムシャフト1120が設けられる。
プレート2020は、ピン2050によりインテークカムシャフト1120に連結される。プレート2020は、スプロケット2010の内部において、インテークカムシャフト1120と一体的に回転する。なお、プレート2020とインテークカムシャフト1120とを一体的に形成するようにしてもよい。
プレート2020がスプロケット2010に対して相対的に回転すると、インテークカムシャフト1120がスプロケット2010に対して相対的に回転し、インテークバルブ1100の位相が変更される。
プレート2020には、プレート2020と減速機2030とを連結するための凹部2022が、減速機2030側の面において複数設けられる。
減速機2030は、外歯ギヤ2032および内歯ギヤ2034から構成される。外歯ギヤ2032は、スプロケット2010と一体的に回転するように、スプロケット2010に対して固定される。
内歯ギヤ2034には、プレート2020の凹部2022に収容される凸部2036が複数形成される。内歯ギヤ2034は、電動モータ2040の出力軸の軸心2044に対して偏心して形成されたカップリング2042の偏心軸2046を中心に回転可能に支持される。
図3におけるA−A断面を、図4に示す。内歯ギヤ2034は、複数の歯のうちの一部の歯が外歯ギヤ2032と噛合うように設けられる。電動モータ2040の出力軸回転数がスプロケット2010の回転数と同じである場合は、カップリング2042および内歯ギヤ2034は外歯ギヤ2032(スプロケット2010)と同じ回転数で回転する。この場合、プレート2020がスプロケット2010と同じ回転数で回転し、インテークバルブ1100の位相が保持される。
電動モータ2040により、カップリング2042が、軸心2044を中心に外歯ギヤ2032に対して相対的に回転されると、内歯ギヤ2034全体が軸心2044を中心に回転(公転)するとともに、内歯ギヤ2034が偏心軸2046を中心に自転する。内歯ギヤ2034の回転運動により、プレート2020がスプロケット2010に対して相対的に回転せしめられ、インテークバルブ1100の位相が変更される。
インテークバルブ1100の位相は、電動モータ2040の出力軸とスプロケット2010との相対回転数(電動モータ2040の作動量)が、減速機2030において減速されることにより変化する。なお、電動モータ2040の出力軸とスプロケット2010との相対回転数を増速してインテークバルブ1100の位相を変更するようにしてもよい。
スプロケット2010には、プレート2020の可動範囲を制限するストッパが設けられている。インテークバルブ1100の位相は、ストッパにより機械的に制限される範囲内で変化し得る。
図5を参照して、ECU4000の機能について説明する。なお、以下に説明する機能は、ソフトウェアにより実現するようにしてもよく、ハードウェアにより実現するようにしてもよい。
ECU4000は、制御部4002と、算出部4004と、判定部4006と、変更部4008とを備える。
制御部4002は、インテークバルブ1100の位相が目標の位相まで変化するように制御する。より具体的には、制御部4002は、エンジン1000を始動する際に、インテークバルブ1100の位相が機械的に制限される最も遅い位相(最遅角位相)まで変化するように制御する。
算出部4004は、インテークバルブ1100の位相を予め定められた時定数で平滑化した平滑値evtbsmを算出する。平滑値evtbsmは、下記の式1に従って算出される。なお、式1中、evtbsm(i)は平滑値evtbsmの今回値を示す。evtbsm(i-1)は平滑値evtbsmの前回値を示す。evtは、インテークバルブ1100の実際の位相を示す。
evtbsm(i)=evtbsm(i-1)+(evt-evtbsm(i-1))/時定数・・・(1)
式1から明らかなように、平滑値evtbsmは、「(evt-evtbsm(i-1))/時定数」で表わされる更新量edlvtbsmで繰り返し更新することによって算出される。すなわち、平滑値evtbsmは、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差に基づく更新量edlvtbsmで繰り返し更新することによって算出される。また、インテークバルブ1100の位相を遅角する際には、「evt-evtbsm(i-1)」が負値になる。なお、式1は一例であって、平滑値evtbsmを算出する方法はこれに限らない。
式1から明らかなように、平滑値evtbsmは、「(evt-evtbsm(i-1))/時定数」で表わされる更新量edlvtbsmで繰り返し更新することによって算出される。すなわち、平滑値evtbsmは、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差に基づく更新量edlvtbsmで繰り返し更新することによって算出される。また、インテークバルブ1100の位相を遅角する際には、「evt-evtbsm(i-1)」が負値になる。なお、式1は一例であって、平滑値evtbsmを算出する方法はこれに限らない。
判定部4006は、図6に示すように、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmが判定しきい値よりも大きいと、インテークバルブ1100の位相が目標の位相まで変化したと判定する。本実施の形態においては、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したと判定される。また、零以下の値が判定値しきい値として設定される。
ここで、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmは、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差を時定数で除算することにより算出される。また、インテークバルブ1100の位相を遅角する際には、「evt-evtbsm(i-1)」が負値になる。さらに、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差とは、インテークバルブ1100の実際の位相から平滑値evtbsmを減算した値の絶対値を意味する。さらに、判定値しきい値は零以下の値である。
したがって、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmが判定しきい値よりも大きいことは、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差が、しきい値(判定しきい値と時定数との積の絶対値)よりも小さいことを意味する。
すなわち、判定部4006は、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差が、しきい値よりも小さいと、インテークバルブ1100の位相が目標の位相まで変化したと判定する。
変更部4008は、エンジン1000の温度に応じて、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差と比較されるしきい値を変更する。
より具体的には、変更部4008は、エンジン1000の水温に応じて、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmと比較される判定しきい値を変更する。
たとえば、エンジン1000の水温が低い場合には高い場合に比べて、位相の変化量がより小さくなった場合にインテークバルブ1100の位相が目標の位相まで変化したと判定するように判定しきい値が変更される。図7に示すように、エンジン1000の水温が低い場合には高い場合に比べて、判定しきい値が大きくされる(判定しきい値の絶対値が小さくされる)。
したがって、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmと比較される判定しきい値が大きくなることによって、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差と比較されるしきい値が小さくされる。すなわち、エンジン1000の水温が低い場合には高い場合に比べて、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差と比較されるしきい値が小さくされる。なお、しきい値の補正方法はこれに限らない。
図8を参照して、ECU4000が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU4000は、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化するように制御する。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU4000は、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化するように制御する。
S102にて、ECU4000は、インテークバルブ1100の位相を平滑化した平滑値evtbsmを算出する。S104にて、ECU4000は、エンジン1000の水温に応じて、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmと比較される判定しきい値を変更(設定)する。
S106にて、ECU4000は、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmが判定しきい値よりも大きいか否か、すなわち、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差がしきい値よりも小さいかを判定する。平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmが判定しきい値よりも大きいと(S106にてYES)、処理はS108に移される。もしそうでないと(S106にてNO)、処理はS100に戻される。
S108にて、ECU4000は、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したと判定する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、ECU4000による処理について説明する。
たとえば、エンジン1000の始動時において、インテークバルブ1100の最遅角位相の学習を行なうために、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化するように制御される(S100)。
インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したか否かを判定するため、インテークバルブ1100の位相を平滑化した平滑値evtbsmが算出される(S102)。
平滑値evtbsmは、実際の位相に対して遅れて変化する。また、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmは、実際の位相から平滑値evtbsmを減算することにより算出され、位相が遅角される場合には、更新量edlvtbsmが負値になる。
したがって、実際の位相の変化量が大きいと、更新量edlvtbsmが小さくなる(実際の位相と平滑値evtbsmとの差が大きくなる)。逆に、実際の位相の変化量が小さいと、更新量edlvtbsmが大きくなる(実際の位相と平滑値evtbsmとの差が小さくなる)。
したがって、更新量edlvtbsmが大きいと(実際の位相と平滑値evtbsmとの差が小さいと)、平滑値evtbsmが位相に追いついた状態、すなわち、実際の位相が最遅角位相まで到達した状態であるといえる。
そこで、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmが判定しきい値よりも大きいと(S106にてYES)、すなわち、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差がしきい値よりも小さいと、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したと判定される(S108)。
ところが、エンジン1000の水温が低い状態、すなわちエンジン1000の潤滑油の温度が低い状態では、インテーク用VVT機構の動作速度が遅くなり得る。この場合、図9に示すように、位相が最遅角位相まで変化していなくても、インテークバルブ1100の実際の位相と平滑値evtbsmとの差が小さくなり、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmが判定しきい値よりも大きくなり得る。この場合、位相が最遅角位相まで変化していなくても、位相が最遅角位相まで変化したと誤って判定し得る。
そこで、平滑値evtbsmの更新量edlvtbsmと比較される判定しきい値が、エンジン1000の水温に応じて変更される(S104)。たとえば、エンジン1000の水温が低い場合は高い場合に比べて、判定しきい値が大きくされる。これにより、インテーク用VVT機構2000の動作速度に応じた最適な判定しきい値を用いて、インテークバルブ1100の位相が目標の位相まで変化したか否かを判定することができる。そのため、位相が最遅角位相まで変化していない場合において、位相が最遅角位相まで変化したと誤って判定し難くすることができる。その結果、インテークバルブ1100の位相が目標の最遅角位相まで変化したことを精度良く判定することができる。
<第2の実施の形態>
以下、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、時定数の異なる2つの平滑値evtbsmを算出し、2つの平滑値evtbsmのうちのいずれか一方の平滑値evtbsmが判定しきい値よりも大きくなると、位相が最遅角位相まで変化したと判定される点で、前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰り返さない。
以下、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、時定数の異なる2つの平滑値evtbsmを算出し、2つの平滑値evtbsmのうちのいずれか一方の平滑値evtbsmが判定しきい値よりも大きくなると、位相が最遅角位相まで変化したと判定される点で、前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰り返さない。
図10を参照して、本実施の形態におけるECU4000の算出部4014は、インテークバルブ1100の位相を第1時定数で平滑化した第1平滑値evtbsm1と、インテークバルブ1100の位相を第1時定数よりも小さい第2時定数で平滑化した第2平滑値evtbsm2を算出する。
第1平滑値evtbsm1ならびに第2平滑値evtbsm2は、それぞれ、式1と同様の下記の式2ならびに式3に従って算出される。
evtbsm1(i)=evtbsm1(i-1)+(evt-evtbsm1(i-1))/第1時定数・・・(2)
evtbsm2(i)=evtbsm2(i-1)+(evt-evtbsm2(i-1))/第2時定数・・・(3)
判定部4016は、図11に示すように、通常は、時定数が大きい第1平滑値evtbsm1の更新量edlvtbsm1が判定しきい値よりも大きいと、すなわちインテークバルブ1100の位相と第1平滑値evtbsm1との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が最遅角位相まで変化したと判定する。
evtbsm2(i)=evtbsm2(i-1)+(evt-evtbsm2(i-1))/第2時定数・・・(3)
判定部4016は、図11に示すように、通常は、時定数が大きい第1平滑値evtbsm1の更新量edlvtbsm1が判定しきい値よりも大きいと、すなわちインテークバルブ1100の位相と第1平滑値evtbsm1との差がしきい値より小さいと、バルブの位相が最遅角位相まで変化したと判定する。
一方、時定数が小さい第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が、第1平滑値evtbsm1の更新量edlvtbsm1よりも早く判定しきい値よりも大きくなる場合、第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が判定しきい値よりも大きくなると、バルブの位相が最遅角位相まで変化したと判定される。
すなわち、インテークバルブ1100の位相と第2平滑値evtbsm2との差がインテークバルブ1100の位相と第1平滑値evtbsm1との差よりも早くしきい値より小さくなる場合、インテークバルブ1100の位相と第2平滑値evtbsm2との差がしきい値より小さいと、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したと判定される。
図12に示すように、実際の位相の変化量が大きいために、第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が、判定しきい値よりも小さい値として定められた速度判定しきい値より小さくなる場合、インテークバルブ1100の位相と第2平滑値evtbsm2との差がインテークバルブ1100の位相と第1平滑値evtbsm1との差よりも早くしきい値より小さくなると判定される。
したがって、速度判定しきい値より小さい第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が算出されたという履歴がある場合、第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が判定しきい値よりも大きくなると、バルブの位相が最遅角位相まで変化したと判定される。
図13を参照して、本実施の形態においてECU4000が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、前述の第1の実施の形態と同じ処理については、同じステップ番号を付してある。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰り返さない。
S200にて、ECU4000は、インテークバルブ1100の位相を第1時定数で平滑化した第1平滑値evtbsm1、ならびにインテークバルブ1100の位相を第1時定数よりも小さい第2時定数で平滑化した第2平滑値evtbsm2を算出する。
S202にて、ECU4000は、速度判定しきい値よりも小さい第2平滑値evtbsm2の更新量delvtbsm2が算出された履歴があるか否かを判断する。速度判定しきい値よりも小さい更新量delvtbsm2が算出された履歴があると(S202にてYES)、処理はS204に移される。もしそうでないと(S204にてNO)、処理はS206に移される。
S204にて、ECU4000は、第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が判定しきい値よりも大きいか否か、すなわち、インテークバルブ1100の実際の位相と第2平滑値evtbsm2との差がしきい値よりも小さいかを判定する。第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が判定しきい値よりも大きいと(S204にてYES)、処理はS108に移される。もしそうでないと(S204にてNO)、処理はS100に戻される。
S206にて、ECU4000は、第1平滑値evtbsm1の更新量edlvtbsm1が判定しきい値よりも大きいか否か、すなわち、インテークバルブ1100の実際の位相と第1平滑値evtbsm1との差がしきい値よりも小さいかを判定する。第1平滑値evtbsm1の更新量edlvtbsm1が判定しきい値よりも大きいと(S206にてYES)、処理はS108に移される。もしそうでないと(S206にてNO)、処理はS100に戻される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、ECU4000による処理について説明する。
インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化するように制御されると(S100)、インテークバルブ1100の位相を第1時定数で平滑化した第1平滑値evtbsm1、ならびにインテークバルブ1100の位相を第1時定数よりも小さい第2時定数で平滑化した第2平滑値evtbsm2が算出される(S200)。
通常時は、時定数が大きい第1平滑値evtbsm1の更新量edlvtbsm1が判定しきい値よりも大きいと(S206にてYES)、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したと判定される(S108)。
ところが、図14に示すように、インテーク用VVT機構2000の動作速度が速い場合、すなわち、位相の変化量が大きい場合には、時定数が大きいことが原因で実際の位相と第1平滑値evtbsm1との差が大きくなり得る。この場合、位相が最遅角位相まで変化した後にも、第1平滑値evtbsm1の更新量edlvtbsm1が判定しきい値よりも長い間大きくなり得る。したがって、位相が最遅角位相まで変化しているにもかかわらず、位相が最遅角位相まで変化したと判定するのに要する時間が長くなり得る。
そこで、インテークバルブ1100の位相と第2平滑値evtbsm2との差がインテークバルブ1100の位相と第1平滑値evtbsm1との差よりも早くしきい値より小さくなる場合、インテークバルブ1100の位相と第2平滑値evtbsm2との差がしきい値より小さい(S204にてYES)と、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したと判定される(S108)。
より具体的には、インテークバルブ1100の位相と第2平滑値evtbsm2との差がインテークバルブ1100の位相と第1平滑値evtbsm1との差よりも早くしきい値より小さくなる場合には、位相の変化量が大きいために、実際の位相から第2平滑値evtbsm2を減算することによって得られる更新量edlvtbsm2が小さくなることが利用される。
速度判定しきい値よりも小さい第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が算出された履歴があると(S202にてYES)、第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2に応じて、位相が最遅角位相まで変化したか否かが判断される。
第2平滑値evtbsm2の更新量edlvtbsm2が判定しきい値よりも大きいと(S204にてYES)、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したと判定される(S108)。これにより、インテークバルブ1100の位相が最遅角位相まで変化したことを速やかに判定することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1000 エンジン、1010 「A」バンク、1012 「B」バンク、1020 エアクリーナ、1030 スロットルバルブ、1040 シリンダ、1050 インジェクタ、1060 点火プラグ、1070 三元触媒、1090 クランクシャフト、1100 インテークバルブ、1110 エキゾーストバルブ、1120 インテークカムシャフト、1130 エキゾーストカムシャフト、2000 インテーク用VVT機構、2010 スプロケット、2020 プレート、2010 スプロケット、2020 プレート、2022 凹部、2030 減速機、2032 外歯ギヤ、2034 内歯ギヤ、2036 凸部、2040 電動モータ、2042 カップリング、2044 軸心、2046 偏心軸、2050 ピン、3000 気筒休止機構、4000 ECU、4002 制御部、4004,4014 算出部、4006,4016 判定部、4008 変更部、5000 クランク角センサ、5010 カムポジションセンサ、5020 水温センサ、5030 エアフローメータ。
Claims (3)
- エンジンに設けられた可変バルブタイミング機構により位相が変更されるバルブの位相判定装置であって、
前記バルブの位相が目標の位相まで変化するように制御するための手段と、
しきい値を用いて、前記バルブの位相が目標の位相まで変化したか否かを判定するための判定手段と、
前記エンジンの温度に応じて、前記しきい値を変更するための変更手段とを備える、バルブの位相判定装置。 - 前記バルブの位相を平滑化した平滑値を算出するための算出手段をさらに備え、
前記判定手段は、前記バルブの位相と前記平滑値との差がしきい値より小さいと、前記バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するための手段を含む、請求項1に記載のバルブの位相判定装置。 - 前記算出手段は、
前記バルブの位相を第1の時定数で平滑化した第1の平滑値を算出するための手段と、
前記バルブの位相を前記第1の時定数よりも小さい第2の時定数で平滑化した第2の平滑値を算出するための手段を含み、
前記判定手段は、
前記バルブの位相と前記第1の平滑値との差が前記しきい値より小さいと、前記バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するための手段と、
前記バルブの位相と前記第2の平滑値との差が前記バルブの位相と前記第1の平滑値との差よりも早く前記しきい値より小さくなる場合、前記バルブの位相と前記第2の平滑値との差が前記しきい値より小さいと、前記バルブの位相が目標の位相まで変化したと判定するための手段とを有する、請求項2に記載のバルブの位相判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008245263A JP2010077850A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | バルブの位相判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010077850A true JP2010077850A (ja) | 2010-04-08 |
Family
ID=42208558
Family Applications (1)
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JP2008245263A Withdrawn JP2010077850A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | バルブの位相判定装置 |
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JP (1) | JP2010077850A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014058909A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Toyota Motor Corp | エンジン制御装置 |
JP2014227965A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
2008
- 2008-09-25 JP JP2008245263A patent/JP2010077850A/ja not_active Withdrawn
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