JP2010064169A - 物体を狭持する人工ハンドの指構造及び物体の人工ハンド狭持方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】二本の指の少なくとも一方の指を動かして平面に載置された物体を狭持する人工ハンドの指構造であって、前記一方の指1は、前記物体に当接される先端部に前記物体を掬い上げる凹曲面部12を持ち、他方の指2は、前記物体に当接される先端部に前記物体を押圧する凸曲面部22を持つ、ことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
(実施形態1)
図1は、本実施形態の指構造で平面上に載置された薄いシートを狭持・把持する状況を示す斜視図であり、図2は、図1の上面視図、図3は図1の側面視図である。
<対峙押圧ステップ>指1を凹曲面部12の先端12bがシート状物体Sを指す向きで平面Pに接触させて指1を物体Sの端部に対峙させ、指2をシート状物体Sの端部の上に凸曲面部22の凸曲面22aが指1を指す向きで、接触させて物体Sの端部を押圧する(図1(a)〜図3(a)参照。)。
<掬い上げステップ>指2を、指2で物体Sを平面Pに押圧しながら指1方向(矢印B方向)に移動させると、物体Sは摩擦力により指2と共に移動するため、指1の凹曲面12aに沿って掬い上げられる(図1(b)〜図3(b)参照。)。なお、このステップでは、指1は止まっていても良いし、指2の方向(矢印A方向)に平面Pと平行に移動しても良い。
<狭持ステップ>指2を、指2で物体Sを平面Pに押圧しながら更に指1方向に移動させ、指1と指2との間に物体Sを挟み込む(図1(c)〜図3(c)参照。)。このとき、指2の凸曲面部22が弾性体で形成されていると、指1の凹曲面12aに沿うように変形するので、シート状物体Sを接触面積が大きい状態で狭持することができる。なお、このステップでも、指1は止まっていても良いし、指2の方向に平面Pと平行に移動しても良い。
<対峙押圧ステップ>指1を、凹曲面部12の先端12bがクリップRを指す向きで平面Pに接触させて、クリップRの端部に対峙させ、指2を、クリップRの指1から遠い方の端部の上に凸曲面部22の凸曲面22aが指1を指す向きで、接触させてクリップRの端部を押圧する(図4(a)〜図6(a)参照。)。
<掬い上げステップ>指2を、指2でクリップRを平面Pに押圧しながら指1方向(矢印B方向)に移動させると、クリップRは摩擦力により指2と共に移動するため、指1の凹曲面12aに沿って掬い上げられる(図4(b)〜図6(b)参照。)。なお、このステップでは、指1は止まっていても良いし、指2の方向(矢印A方向)に平面Pと平行に移動しても良い。
<狭持ステップ>指2を、指2でクリップRを平面Pに押圧しながら更に指1方向に移動させ、指1と指2との間にクリップRを挟み込む(図4(c)〜図6(c)参照。)。このとき、指2の凸曲面部22が弾性体で形成されていると、指1の凹曲面12aに沿うように変形するので、クリップRを接触面積が大きい状態で狭持することができる。なお、このステップでも、指1は止まっていても良いし、指2の方向に平面Pと平行に移動しても良い。
(実施形態2)
本実施形態の指構造は、実施形態1の指1を図7及び図8に示す指1´に変更した以外は、実施形態1の指構造と同じである。図7(a)は、指1´の斜視図であり、図7(b)は、指1´の上面視図である。図8(a)は、図7(b)におけるC矢視図(正面視図)であり、図8(b)は、図7(b)におけるD矢視図(側面視図)である。
(実施例1)
以下、本発明の実施例1について図面を参照して説明する。図11は、本発明に係るロボットハンドの指構造を適用したロボットハンドの斜視図で、床面P上に置かれた紙等の薄い物体Sを狭持する様子を示している。図12は、先端部に物体Sを掬い上げる凹曲面部32を持つ指3の上面図であり、図13(a)は、図12におけるE矢視図、図13(b)は、図12におけるF矢視図(側面図)である。また、図14は、先端部に物体Sを押圧する凸曲面部42を持つ指4の上面図であり、図15(a)は、図14のE矢視図、図15(b)は、図14におけるF矢視図(側面図)である。
(実施例2)
本実施例は、手動で操作し落ちた物を拾う等の作業支援を行う福祉用具のマジックハンドへの適用例である。図16は、本実施例のマジックハンドの斜視図である。図17は、図16の指5及び指6の正面図と側面図である。
12、12´、32、52・・・凹曲面部
33・・・・・・・・・・・・・穴
2、4、6・・・・・・・・・・・他方の指
22、42、62・・・・・・・凸曲面部
43・・・・・・・・・・・・・穴
Claims (9)
- 二本の指の少なくとも一方の指を動かして平面に載置された物体を狭持する人工ハンドの指構造であって、
前記一方の指は、前記物体に当接される先端部に前記物体を掬い上げる凹曲面部を持ち、
他方の指は、前記物体に当接される先端部に前記物体を押圧する凸曲面部を持つ、ことを特徴とする物体を狭持する人工ハンドの指構造。 - 前記一方の指の前記凹曲面部は弾性材で形成され、前記平面に当接されて弾性変形することで凹曲面になる請求項1に記載の物体を狭持する人工ハンドの指構造。
- 前記凹曲面部の先端がナイフエッジ状である請求項1または2に記載の物体を狭持する人工ハンドの指構造。
- 前記凸曲面部と前記凹曲面部との曲率半径が略等しい請求項1から3のいずれか1項に記載の物体を狭持する人工ハンドの指構造。
- 前記凸曲面部は、摩擦材で形成されている請求項1から4のいずれか1項に記載の物体を狭持する人工ハンドの指構造。
- 前記凸曲面部は、弾性材で形成されている請求項1から5のいずれか1項に記載の物体を狭持する人工ハンドの指構造。
- 前記一方の指は後端部にアクチュエータの回転軸が挿嵌される穴を持ち、前記他方の指は後端部に前記アクチュエータの回転軸に平行な別の回転軸が挿嵌される穴を持ち、前記一方の指と前記他方の指とを同一面内で動かすことができる請求項1から6のいずれか1項に記載の物体を狭持する人工ハンドの指構造。
- 二本の指の少なくとも一方の指を動かして平面に載置された物体を狭持する人工ハンド狭持方法であって、
先端部に凹曲面部を持つ一方の指の該凹曲面部を前記物体の端部に前記平面上で対峙させ、先端部に凸曲面部を持つ他方の指の該凸曲面部で前記物体の端部を押圧する対峙押圧ステップと、
前記一方の指と前記他方の指との間隔が狭まるように前記一方の指及び又は他方の指を前記平面に平行に動かして、前記他方の指の前記凸曲面部で押圧された前記物体の前記端部を前記一方の指の前記凹曲面部で掬い上げる掬い上げステップと、
を有することを特徴とする物体の人工ハンド狭持方法。 - 前記一方の指の前記凹面部は弾性材で形成され、前記平面に当接されて弾性変形することで凹面になり、
曲率半径検出手段で前記凹曲面部の曲率半径を検出する曲率半径検出ステップを有する請求項8に記載の物体の人工ハンド狭持方法。
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