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JP2010061577A - 機能起動装置、機能起動方法および機能起動処理プログラム - Google Patents

機能起動装置、機能起動方法および機能起動処理プログラム Download PDF

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JP2010061577A JP2008228984A JP2008228984A JP2010061577A JP 2010061577 A JP2010061577 A JP 2010061577A JP 2008228984 A JP2008228984 A JP 2008228984A JP 2008228984 A JP2008228984 A JP 2008228984A JP 2010061577 A JP2010061577 A JP 2010061577A
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Abstract

【課題】スウィープ型指紋センサを採用する場合に、認証性能を維持しつつ、入力生体情報に対応付けて起動される機能数を拡張することを課題とする。
【解決手段】機能起動装置は、指紋入力動作の特徴量が符号化された符号化情報と、指紋画像の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する符号化情報・機能対応関係テーブルを有する。すなわち、指紋入力動作の移動方向や加速度により異なる特徴量ごとに、指紋画像の入力に応じて起動される種々の機能が対応付けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、機能起動装置、機能起動方法および機能起動処理プログラムに関する。
従来、指紋センサや静脈センサなどの生体情報読取装置により読み取られた生体情報の認証に成功した場合に、認証に成功した生体情報に予め対応付けられている機能(メーラーやブラウザなどの各種機能)を起動する技術が存在する。
例えば、特許文献1では、ユーザによる指紋画像の入力時に、ユーザの指で描かれる軌跡に応じて、起動する機能を切り替える技術が提案されている。
また、指紋画像を正確に入力させることを目的として、適切な指紋画像の入力を促すための補助具(ガイド)が設置されているスウィープ型指紋センサが広く流通している。
特開2007−304646号公報
ところで、例えば、上述したスウィープ型指紋センサに対して、上記した特許文献1に提案の技術を適用する場合には、補助具が邪魔となってユーザの指紋入力動作が不自然となってしまうので、指紋画像の認証性能が著しく悪化するという問題点があった。
さらに、上述したスウィープ型指紋センサでは、例えば、補助具が邪魔とならないようなスムーズな指紋入力動作の移動方向は限定されてしまうので、入力指紋画像の軌跡に対応付けて起動される機能数を拡張することが難しいという問題点もあった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、スウィープ型指紋センサにおいて、認証性能を維持しつつ、入力生体情報に対応付けて起動される機能数を拡張させることが可能な機能起動装置、機能起動方法および機能起動処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の装置は、生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度の特徴量が符号化された符号化情報と、時系列画像データで構成された生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部と、生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出部と、前記動作検出部により検出された前記移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出部と、前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成部と、前記符号化情報生成部により生成された符号化情報に対応する機能を前記対応関係記憶部から検索する機能検索部と、前記機能検索部により検索された機能を起動する機能起動部と、を有する。
本発明によれば、スウィープ型指紋センサにおいて、認証性能を維持しつつ、入力生体情報に対応付けて起動される機能数を拡張できる。
以下に添付図面を参照して、機能起動装置、機能起動方法および機能起動処理プログラムの一実施形態を詳細に説明する。
[機能起動装置の概要(実施例1)]
まず、図1および図2を用いて、機能起動装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係る機能起動装置を説明するための図である。図2は、実施例1に係るスウィープ型指紋センサを示す図である。
実施例1に係る機能起動装置は、ユーザから入力された時系列画像データで構成される指紋情報の認証に成功した場合に、認証に成功した指紋情報に予め対応付けられている機能を起動することを概要とする。そして、実施例1に係る機能起動装置は、認証性能を維持しつつ、入力生体情報に対応付けて起動される機能数を拡張できる。
具体的に説明すると、図1に示すように、機能起動装置は、ユーザの指紋入力動作の移動方向および/または加速度について算出される特徴量を符号情報に変換するための所定の閾値範囲と、符号情報との対応関係を記憶する符号化情報生成テーブルを有する。
また、機能起動装置は、指紋入力動作の特徴量が符号化された符号化情報と、指紋画像の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する符号化情報・機能対応関係テーブルを有する。すなわち、指紋入力動作の移動方向や加速度により異なる特徴量ごとに、指紋画像の入力に応じて起動される種々の機能が対応付けられている。
そして、機能起動装置は、スウィープ型指紋センサを介してユーザにより入力された指紋画像(時系列画像データ)から、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出を実行する(図1の(1)参照)。ここで、スウィープ型指紋センサは、例えば、図2に示すように、ユーザの指紋入力動作をアシストするための補助具が設けられている。また、例えば、同図に示すZ方向にユーザが指をスライドさせることにより、スウィープ型指紋センサは、中央部に設けられたセンサ部を介して指紋画像を取得する。
機能起動装置は、上記(1)において検出された移動方向および/または加速度の特徴量を算出する(図1の(2)参照)。特徴量の算出後、機能起動装置は、符号化情報生成テーブルを参照して、上記(2)において算出された特徴量から符号化情報を生成する(図1の(3)参照)。符号化情報の生成後、機能起動装置は、符号化情報・機能対応関係テーブルを参照して、上記(3)において生成された符号化情報に対応付けられている機能の検索を試みる(図1の(4)参照)。
上記(3)において生成された符号化情報に対応付けられている機能の検索に成功すると、機能起動装置は、上記(1)〜(4)の処理と並行して実行される指紋画像の認証に成功している場合には、検索された機能を起動する(図1の(5)参照)。
このようにして、実施例1に係る機能起動装置は、スウィープ型指紋センサを採用する場合に、認証性能を維持しつつ、入力生体情報(時系列画像データで構成された指紋画像)に対応付けて起動される機能数を拡張できる。
[機能起動装置の構成(実施例1)]
次に、図3〜図9を用いて、実施例1に係る機能起動装置の構成を説明する。図3は、実施例1に係る機能起動装置の構成を示す図である。
同図に示すように、実施例1に係る機能起動装置100は、符号化情報生成テーブル110および符号化情報・機能対応関係テーブル120を有する。さらに、機能起動装置100は、スウィープ型指紋センサ130と、動作検出部140と、特徴量算出部150と、符号化情報生成部160と、機能検索部170と、生体認証部180と、機能起動部190とを有する。
符号化情報生成テーブル110は、ユーザの指紋入力動作の移動方向および/または加速度について算出される特徴量を符号情報に変換するための所定の閾値範囲と、符号情報との対応関係を記憶する。
具体的には、図4に示すように、符号化情報生成テーブル110は、指紋入力動作の移動方向および/または加速度に関する特徴量として算出された平均値や分散値を符号に変換するための所定の閾値範囲と、符号情報との対応関係を記憶する。例えば、加速度の平均値が−2未満の範囲にある場合には、対応する符号情報は「A1」となり、加速度の分散値が0以上1未満の範囲にある場合には、対応する符号情報は「V1」となる。なお、図4は、実施例1に係る符号化情報生成テーブルの構成例を示す図である。
符号化情報・機能対応関係テーブル120は、具体的には、図5に示すように、指紋入力動作の移動方向および/または加速度に関する特徴量が符号化された符号化情報と、指紋画像の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する。
例えば、同図に示すように、符号化情報・機能対応関係テーブル120は、指紋入力動作の移動方向および/または加速度に関する特徴量が符号化された「A2V2A4V2A3V4」と、指紋画像の入力に応じて起動される「機能3」との対応関係を記憶する。また、指紋画像の入力に応じて起動される機能としては、メーラーやブラウザ、メモ帳などコンピュータに備えられた一般的な機能を想定する。なお、図5は、実施例1に係る符号化情報・機能対応関係テーブルの構成例を示す図である。
また、上述した符号化情報生成テーブル110および符号化情報・機能対応関係テーブル120に記憶されている情報は、ユーザにより入力される指紋画像を機能起動装置100が解析することにより、整合性を保持した状態で予め登録される。
スウィープ型指紋センサ130は、ユーザの指紋入力動作に応じて、時系列画像データで構成された指紋画像を取得する。例えば、図2に示すように、ユーザの指紋入力動作をアシストするための補助具が設けられている。また、同図に示すZ方向にユーザが指をスライドさせることにより、中央部に設けられたセンサ部を介して断続的に入力される時系列画像データで構成された指紋画像を取得する。スウィープ型指紋センサ130は、入力した指紋画像を後述する動作検出部140および生体認証部180にそれぞれ出力する。
なお、ユーザには、スウィープ型指紋センサ130の補助具が邪魔とならないような、スムーズな指紋入力動作を実行させるものとする。
動作検出部140は、スウィープ型指紋センサ130から取得した指紋画像(時系列画像データ)から、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出を実行する。
具体的に説明すると、動作検出部140は、図6に示すように、スウィープ型指紋センサ130から取得した指紋画像を構成する時系列画像データ間の相関値が最も高くなる位置で時系列画像データを重ねあわせて、指紋入力動作の瞬間速度(スライス速度)を算出する。例えば、i枚目の時系列画像データからi+1枚目の時系列画像データが取得されるまでの時間をT、i枚目の時系列画像データとi+1枚目の時系列画像データとの間の相関値が最大となるときの平均移動画素数εとする。このとき、i枚目の時系列画像データからi+1枚目の時系列画像データが取得されるまでの指紋入力動作の瞬間速度(スライス速度)Vは、V=ε/Tとなる。
このようにして、動作検出部140は、ユーザの指紋入力動作が完了されるまでに取得された時系列画像データ間の瞬間速度をそれぞれ算出することにより、例えば、図7に示すように、等速、加速、加速から減速など、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の加速度を検出する。また、動作検出部140は、例えば、取得された指紋画像の指紋形状を時系列に解析することで、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の移動方向を検出する。動作検出部140は、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の移動方向および加速度からなる動作情報を特徴量算出部150に出力する。なお、図6は、実施例1に係る動作検出部の処理を説明するための図であり、図7は、実施例1に係る動作検出部の検出結果を示す図である。
特徴量算出部150は、動作検出部140から動作情報として受け付けた移動方向および加速度の特徴量を算出する。具体的に説明すると、特徴量算出部150は、例えば、図8または図9に示すように、動作検出部140から受け付けた移動方向および加速度を一定区間ごとにそれぞれ分割する。そして、動作検出部140は、分割された区間ごとに加速度および移動方向の平均値や分散値を特徴量として算出する。
例えば、動作検出部140から受け付けた加速度の特徴量を算出する場合について説明すると、図8に示すように、特徴量算出部150は、動作検出部140から受け付けた指紋入力動作の加速度を区間1〜区間3に分割する。そして、特徴量算出部150は、区間1の加速度の平均値「−0.6」および分散値「1.8」、区間2の加速度の平均値「2.2」および分散値「1.7」、区間3の加速度の平均値「0.75」および分散値「4.9」を各々算出する。また、分割する区間数は適宜変更することができ、区間数を増やすことで動作検出部140から受け付けた動作情報からより詳細に特徴量を算出できる。なお、図8および図9は、実施例1に係る特徴量算出部の処理を説明するための図である。
そして、特徴量算出部150は、動作検出部140から受け付けた加速度および移動方向について各々算出した特徴量(平均値および分散値)を符号化情報生成部160に出力する。なお、特徴量算出部150は、平均値や分散値だけでなく、加速度および移動方向の差分平均や、加速度および移動方向を周波数解析して得られる最大パワースペクトルなどを特徴量として合わせて算出してもよいし、個別に算出してもよい。
符号化情報生成部160は、特徴量算出部150から受け付けた加速度および移動方向の特徴量から符号化情報を生成する。具体的に説明すると、符号化情報生成部160は、符号化情報生成テーブル110を参照して、特徴量算出部150から受け付けた一定区間(区間1〜区間3)ごとの加速度および移動方向に関する特徴量をそれぞれ符号に変換する。そして、符号化情報生成部160は、変換された符号を合成することにより、ユーザの指紋入力動作の加速度および移動方向を表した符号化情報をそれぞれ生成する。
例えば、特徴量算出部150から受け付けた加速度の特徴量から符号化情報を生成する場合について説明すると、符号化情報生成部160は、符号化情報生成テーブル120(図4)を参照して、区間1の平均値「−0.6」および分散値「1.8」を符号「A2」および「V2」にそれぞれ変換する。同様に、区間2の平均値「2.2」および分散値「1.7」を符号「A4」および「V2」にそれぞれ変換する。さらに、区間3の平均値「0.75」および分散値「4.9」を符号「A3」および「V4」にそれぞれ変換する。そして、符号化情報生成部160は、変換された符号「A2」および「V2」、「A4」および「V2」、「A4」および「V2」を合成して、加速度の特徴量を表した符号化情報「A2V2A4V2A4V2」を生成する。符号化情報生成部160は、生成された符号化情報を機能検索部170に出力する。
機能検索部170は、符号化情報・機能対応関係テーブル120(図5)を参照して、符号化情報生成部160から受け付けた符号化情報に対応付けられている機能の検索を試みる。
具体的に説明すると、機能検索部170は、符号化情報・機能対応関係テーブル120(図5)を参照して、例えば、符号化情報生成部160から受け付けた符号化情報「A2V2A4V2A4V2」に対応付けられている機能の検索を試みる。検索の結果、機能検索部170は、符号化情報(例えば、「A2V2A4V2A4V2」)に対応付けられている機能(例えば、「機能3」)の検索に成功した場合には、検索された機能3を機能起動部190に出力する。一方、機能検索部170は、符号化情報(例えば、「A2V2A4V2A4V2」)に対応付けられている機能の検索に失敗した場合には、そのまま処理を終了する。
生体認証部180は、上述してきた動作検出部140から機能検索部170にかけて実行される処理と並行して、スウィープ型指紋センサ130から取得した指紋画像(時系列画像データ)の認証を実行する。認証の結果、指紋画像の認証に成功した場合には、出力部を介して認証成功をユーザに通知するとともに、認証に成功した旨を示す認証成功情報を機能起動部190に出力する。一方、指紋画像の認証に失敗した場合には、出力部を介して認証失敗をユーザに通知して処理を終了する。
機能起動部190は、生体認証部180により指紋画像の認証に成功している場合には、機能検索部170から受け付けた機能を起動する。具体的に説明すると、機能起動部190は、機能検索部170により検索された機能を機能検索部170から受け付けると、生体認証部180から認証成功情報が受け付けられているか否かを判定する。判定の結果、認証成功情報が受け付けられている場合には、機能起動部190は、機能検索部170から受け付けた機能(例えば、機能3)を起動する。一方、認証成功情報が受け付けられていない場合には、機能検索部170から受け付けた機能を起動することなく、そのまま処理を終了する。
[機能起動装置による処理]
続いて、図10を用いて、実施例1に係る機能起動装置による処理を説明する。図10は、実施例1に係る機能起動装置の処理の流れを示す図である。
同図に示すように、スウィープ型指紋センサ130から指紋画像(時系列画像データ)を取得すると(ステップS1肯定)、生体認証部180は、取得した指紋画像の認証を実行する(ステップS2)。
認証の結果、指紋画像の認証に成功した場合には(ステップS2肯定)、生体認証部180は、出力部を介して認証成功をユーザに通知するとともに(ステップS3)、認証に成功した旨を示す認証成功情報を機能起動部190に出力して処理を終了する(ステップS4)。一方、指紋画像の認証に失敗した場合には(ステップS2否定)、生体認証部180は、出力部を介して認証失敗をユーザに通知して処理を終了する(ステップS5)。
また、生体認証部180による処理(ステップS1〜ステップS5)と並行して、スウィープ型指紋センサ130からの指紋画像(時系列画像データ)の取得をトリガーに以下に処理が実行される。すなわち、動作検出部140は、スウィープ型指紋センサ130から指紋画像(時系列画像データ)を取得すると(ステップS6肯定)、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出して、特徴量算出部150に出力する(ステップS7)。
具体的に説明すると、動作検出部140は、図6に示すように、スウィープ型指紋センサ130から取得した指紋画像を構成する時系列画像データ間の相関値が最も高くなる位置で時系列画像データを重ねあわせて、指紋入力動作の瞬間速度(スライス速度)を算出する(図6参照)。そして、動作検出部140は、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の加速度を検出する(図7参照)。また、動作検出部140は、例えば、取得された指紋画像の指紋形状を時系列に解析することで、ユーザの指紋入力動作時における入力動作の移動方向を検出する。
特徴量算出部150は、動作検出部140から動作情報として受け付けた移動方向および加速度の特徴量を算出して、符号化情報生成部160に出力する(ステップS8)。具体的に説明すると、特徴量算出部150は、動作検出部140から受け付けた移動方向および加速度を一定区間ごとにそれぞれ分割し、分割された区間ごとに加速度および移動方向の平均値や分散値を特徴量として算出する(図8および図9参照)。
符号化情報生成部160は、特徴量算出部150から受け付けた加速度および移動方向の特徴量から符号化情報を生成して、機能検索部170に出力する(ステップS9)。具体的に説明すると、符号化情報生成部160は、符号化情報生成テーブル110を参照して、特徴量算出部150から受け付けた一定区間(区間1〜区間3)ごとの加速度および移動方向に関する特徴量をそれぞれ符号に変換する。そして、符号化情報生成部160は、変換された符号を合成することにより、ユーザの指紋入力動作の加速度および移動方向を表した符号化情報をそれぞれ生成する。
機能検索部170は、符号化情報・機能対応関係テーブル120(図5)を参照して、符号化情報生成部160から受け付けた符号化情報に対応付けられている機能の検索を試みる(ステップS10)。検索の結果、機能検索部170は、符号化情報に対応付けられている機能の検索に成功した場合には(ステップS10肯定)、検索された機能を機能起動部190に出力する(ステップS11)。一方、機能検索部170は、符号化情報に対応付けられている機能の検索に失敗した場合には(ステップS10否定)、そのまま処理を終了する。
機能起動部190は、機能検索部170により検索された機能を機能検索部170から受け付けると、生体認証部180から認証成功情報が受け付けられているか否かを判定する(ステップS12)。判定の結果、認証成功情報が受け付けられている場合には(ステップS12肯定)、機能起動部190は、機能検索部170から受け付けた機能を起動して処理を終了する。一方、認証成功情報が受け付けられていない場合には(ステップS12否定)、機能検索部170から受け付けた機能を起動することなく、そのまま処理を終了する。
なお、機能起動装置100の処理は、上述してきたように、生体認証部180の処理(ステップS1〜S5)と、動作検出部140から機能検索部170までの処理(ステップS6〜10)が入力指紋画像の取得に応じて並列に実行させる場合を説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、生体認証部180の処理を実行した後に、動作検出部140から機能検索部170までの処理を実行するなど、シリアルに処理を実行するようにしてもよい。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、スウィープ型指紋センサを採用する場合に、スウィープ型指紋センサ130の補助具が邪魔とならないような、スムーズな指紋入力動作を実行させるので、認証性能を維持できる。さらに、スムーズな指紋入力動作を実行させつつ、指紋入力動作時に指のスライドさせる速度や移動方向の違いを特徴量として算出して、算出された特徴量ごとに対応付けられた機能を起動するので、入力生体情報(時系列画像データで構成された指紋画像)に対応付けて起動される機能数を拡張できる。
また、実施例1によれば、入力指紋画像を構成する時系列画像データ間の相関値が最も高くなる位置で相互に重ね合わせた時系列画像データから入力動作の移動方向および/または加速度を検出するので、入力動作の移動方向や加速度を正確に検出できる。
また、実施例1によれば、入力指紋画像の認証に成功した場合に、符号化情報・機能対応関係テーブル120から検索された機能を起動するので、正規のユーザのみに機能を提供できる。
また、上記の実施例1において、入力される生体種別を加味して、生体情報の入力に応じて起動される機能を検索するようにしてもよい。図11は、実施例2に係る機能起動装置の構成を示す図である。実施例2に係る機能起動装置は、以下に説明する点が実施例1とは異なる。
すなわち、実施例2に係る機能起動装置は、図11に示すように、符号化情報・機能対応関係テーブル120の代わりに、生体種別・符号化情報・機能対応関係テーブル120’を有する。生体種別・符号化情報・機能対応関係テーブル120’は、図12に示すように、人差し指(右手)や中指(右手)、人差し指(左手)などの生体種別と、符号化情報と、機能との対応関係を記憶する。なお、図12は、実施例2に係る生体種別・符号化情報・機能対応関係テーブルの構成例を示す図である。
そして、生体認証部180は、入力指紋画像の認証に成功すると、人差し指(右手)や中指(右手)、人差し指(左手)など、認証に成功した指の生体種別を機能検索部170に出力する。
機能検索部170は、生体種別・符号化情報・機能対応関係テーブル120’を参照して、符号化情報生成部160から受け付けた符号化情報と、生体認証部180から受け付けた生体種別とに対応付けられた機能の検索を試みる。例えば、機能検索部170は、符号化情報「A1V1A2V2A3V3」と、生体種別「人差し指(右手)」に対応付けられた機能10(メーラー)の検索に成功すると、検索された機能10を機能起動部190に出力する。
そして、機能起動部190は、上述した実施例1と同様に、生体認証部180により指紋画像の認証に成功している場合には、機能検索部170から受け付けた機能10を起動する。
[実施例2による効果]
上述してきたように、実施例2よれば、入力される生体種別を加味して、生体情報の入力に応じて起動される機能を検索するので、符号化情報を検索条件とする実施例1よりも、生体情報の入力に応じて起動される機能数をさらに拡張できる。
また、上記の実施例1において、生体情報の入力に応じて、起動中の機能内での動作を実行するようにしてもよい。図13は、実施例3に係る機能起動装置の構成を示す図である。実施例3に係る機能起動装置は、以下に説明する点が実施例1とは異なる。
すなわち、実施例3に係る機能起動装置は、図13に示すように、符号化情報・機能対応関係テーブル120に加えて、符号化情報・機能内動作内容対応関係テーブル120”をさらに有する。符号化情報・機能内動作内容対応関係テーブル120”は、図14に示すように、符号化情報(例えば、「A1V1A2V2A3V3」)と、起動中機能(例えば、「文書編集ソフト」)、起動中機能内動作内容(例えば、「Aフォルダに保存」)との対応関係を記憶する。なお、図14は、実施例3に係る符号化情報・機能内動作内容対応関係テーブルの構成例を示す図である。
そして、機能検索部170は、符号化情報・機能対応関係テーブル120(図5)を参照して、符号化情報生成部160から受け付けた符号化情報(例えば、「A1V1A2V2A3V3」)に対応付けられている機能の検索に失敗したとする。この場合、機能検索部170は、続いて、符号化情報・機能内動作内容対応関係テーブル120”を参照して、符号化情報(例えば、「A1V1A2V2A3V3」)および起動中機能(例えば、「文書編集ソフト」)に対応付けられた起動中機能内動作内容の検索を試みる。そして、機能検索部170は、起動中機能内動作内容(例えば、「Aフォルダに保存」)の検索に成功した場合には、検索された機能中機能内動作内容を機能起動部190に出力する。
機能起動部190は、生体認証部180により指紋画像の認証に成功している場合には、機能検索部170から受け付けた起動中機能内動作内容(例えば、「Aフォルダに保存」)を実行する。
上述してきた実施例3により実現される動作例を簡単に説明する。例えば、文書編集ソフトを起動中に、ユーザが右手人差し指を加速させながら指紋入力動作を実行すると、この入力動作に伴って新たな機能が起動されるのではなく、起動中の機能内における所定の動作、例えば、「Aフォルダに編集文書を保存」が実行される。
[実施例3による効果]
上述してきたように、実施例3によれば、生体情報の入力に応じて新たな機能を起動するだけでなく、起動中の機能内における動作も実行できる。
なお、上述してきた実施例1〜3では、生体情報として指紋を用いる場合を説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、静脈など、その他の生体情報にも同様に適用することができる。
以下、他の実施形態について説明する。
(1)装置構成等
図3、図11および図13に示した機能起動装置100の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、機能起動装置100の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、動作検出部140と、特徴量算出部150と、符号化情報生成部160とを統合するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、機能起動装置100にて行なわれる各処理機能(例えば、図10参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)機能起動処理プログラム
また、上記の実施例で説明してきた機能起動装置100の各種の処理(例えば、図10等参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図15を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する機能起動処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図15は、機能起動処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、コンピュータ200は、入力部210、出力部220、HDD230、RAM240およびCPU250をバス300で接続して構成される。
ここで、入力部210は、ユーザから各種データの入力を受け付ける。出力部220は、各種情報を表示する。HDD230は、CPU250による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。RAM240は、各種情報を一時的に記憶する。CPU250は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD230には、図15に示すように、上記の実施例に示した機能起動装置100の各処理部と同様の機能を発揮する機能起動処理プログラム231と、機能起動処理用データ232とがあらかじめ記憶されている。なお、この機能起動処理プログラム231を適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU250が、この機能起動処理プログラム231をHDD230から読み出してRAM240に展開することにより、図15に示すように、機能起動処理プログラム231は機能起動処理プロセス241として機能するようになる。すなわち、機能起動処理プロセス241は、機能起動処理用データ232等をHDD230から読み出して、RAM240において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。なお、機能起動処理プロセス241は、図3に示した機能起動装置の動作検出部140と、特徴量算出部150と、符号化情報生成部160と、機能検索部170と、生体認証部180と、機能起動部190とにおいて実行される処理にそれぞれ対応する。
なお、上記した機能起動処理プログラム231については、必ずしも最初からHDD230に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ200に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(3)機能起動方法
上記の実施例1で説明した機能起動装置100により、以下のような機能起動方法が実現される。
すなわち、生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出ステップ(図10のステップS6参照)を含む。さらに、動作検出ステップにより検出された移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出ステップ(図10のステップS7参照)を含む。さらに、特徴量算出ステップにより算出された特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成ステップ(図10のステップS8参照)を含む。さらに、生体情報入力動作時における入力動作の特徴量が符号化された符号化情報と、生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部から、符号化情報生成ステップにより生成された符号化情報に対応する機能を検索する機能検索ステップ(図10のステップS9およびS10参照)を含む。さらに、機能検索ステップにより検索された機能を起動する機能起動ステップ(図10のステップS12参照)、を含んだ機能起動方法が実現される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度の特徴量が符号化された符号化情報と、時系列画像データで構成された生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部と、
生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出部と、
前記動作検出部により検出された前記移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成部と、
前記符号化情報生成部により生成された符号化情報に対応する機能を前記対応関係記憶部から取得する機能検索部と、
前記機能検索部により検索された機能を起動する機能起動部と、
を有する機能起動装置。
(付記2)前記動作検出部は、前記生体情報を構成する時系列画像データ間の相関値が最も高くなる位置で相互に重ね合わせた時系列画像データから前記入力動作の移動方向および/または加速度を検出する付記1に記載の機能起動装置。
(付記3)生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データで構成された生体情報の認証を実行する生体情報認証部をさらに有し、
前記機能起動部は、前記生体情報認証部により前記生体情報の認証に成功した場合に、前記機能検索部により検索された機能を起動する付記1または2に記載の機能起動装置。
(付記4)前記対応関係記憶部は、前記符号化情報と、前記機能と、生体情報入力動作に伴って入力される生体情報の部位種別との対応関係を記憶し、
前記機能検索部は、前記生体情報認証部により認証に成功した生体情報の部位種別および前記符号化情報に対応する機能を前記対応関係記憶部から検索する付記1に記載の機能起動装置。
(付記5)起動中の機能ごとに当該機能内で実行される動作内容と前記符号化情報との対応関係を記憶する機能内動作記憶部をさらに有し、
前記機能検索部は、前記符号化情報に対応する前記動作内容を前記機能内動作記憶部から検索し、
前記機能起動部は、前記機能検索部により検索された前記動作内容を実行する付記1に記載の機能起動装置。
(付記6)生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出ステップと、
前記動作検出ステップにより検出された前記移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
前記特徴量算出ステップにより算出された前記特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成ステップと、
生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度の特徴量が符号化された符号化情報と、時系列画像データで構成された生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部から、前記符号化情報生成ステップにより生成された符号化情報に対応する機能を検索する機能検索ステップと、
前記機能検索ステップにより検索された機能を起動する機能起動ステップと、
を含んだ機能起動方法。
(付記7)生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出手順と、
前記動作検出手順により検出された前記移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出手順と、
前記特徴量算出手順により算出された前記特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成手順と、
生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度の特徴量が符号化された符号化情報と、時系列画像データで構成された生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部から、前記符号化情報生成手順により生成された符号化情報に対応する機能を検索する機能検索手順と、
前記機能検索手順により検索された機能を起動する機能起動手順と、
をコンピュータに実行させる機能起動処理プログラム。
実施例1に係る機能起動装置を説明するための図である。 実施例1に係るスウィープ型指紋センサを示す図である。 実施例1に係る機能起動装置の構成を示す図である。 実施例1に係る符号化情報生成テーブルの構成例を示す図である。 実施例1に係る符号化情報・機能対応関係テーブルの構成例を示す図である。 実施例1に係る動作検出部の処理を説明するための図である。 実施例1に係る動作検出部の検出結果を示す図である。 実施例1に係る特徴量算出部の処理を説明するための図である。 実施例1に係る特徴量算出部の処理を説明するための図である。 実施例1に係る機能起動装置の処理の流れを示す図である。 実施例2に係る機能起動装置の構成を示す図である。 実施例2に係る生体種別・符号化情報・機能対応関係テーブルの構成例を示す図である。 実施例3に係る機能起動装置の構成を示す図である。 実施例3に係る符号化情報・機能内動作内容対応関係テーブルの構成例を示す図である。 機能起動処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
100 機能起動装置
110 符号化情報生成テーブル
120 符号化情報・機能対応関係テーブル
130 スウィープ型指紋センサ
140 動作検出部
150 特徴量算出部
160 符号化情報生成部
170 機能検索部
180 生体認証部
190 機能起動部
200 コンピュータ
210 入力部
220 出力部
230 HDD(Hard Disk Drive)
231 機能起動処理プログラム
232 機能起動処理用データ
240 RAM(Random Access Memory)
241 機能起動処理プロセス
250 CPU(Central Processing Unit)
300 バス

Claims (6)

  1. 生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度の特徴量が符号化された符号化情報と、時系列画像データで構成された生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部と、
    生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出部と、
    前記動作検出部により検出された前記移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成部と、
    前記符号化情報生成部により生成された符号化情報に対応する機能を前記対応関係記憶部から取得する機能検索部と、
    前記機能検索部により検索された機能を起動する機能起動部と、
    を有する機能起動装置。
  2. 前記動作検出部は、前記生体情報を構成する時系列画像データ間の相関値が最も高くなる位置で相互に重ね合わせた時系列画像データから前記入力動作の移動方向および/または加速度を検出する請求項1に記載の機能起動装置。
  3. 生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データで構成された生体情報の認証を実行する生体情報認証部をさらに有し、
    前記機能起動部は、前記生体情報認証部により前記生体情報の認証に成功した場合に、前記機能検索部により検索された機能を起動する請求項1または2に記載の機能起動装置。
  4. 前記対応関係記憶部は、前記符号化情報と、前記機能と、生体情報入力動作に伴って入力される生体情報の部位種別との対応関係を記憶し、
    前記機能検索部は、前記生体情報認証部により認証に成功した生体情報の部位種別および前記符号化情報に対応する機能を前記対応関係記憶部から検索する請求項1に記載の機能起動装置。
  5. 生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出ステップと、
    前記動作検出ステップにより検出された前記移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
    前記特徴量算出ステップにより算出された前記特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成ステップと、
    生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度の特徴量が符号化された符号化情報と、時系列画像データで構成された生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部から、前記符号化情報生成ステップにより生成された符号化情報に対応する機能を検索する機能検索ステップと、
    前記機能検索ステップにより検索された機能を起動する機能起動ステップと、
    を含んだ機能起動方法。
  6. 生体情報入力動作に伴って入力される時系列画像データから、当該生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度を検出する動作検出手順と、
    前記動作検出手順により検出された前記移動方向および/または加速度の特徴量を算出する特徴量算出手順と、
    前記特徴量算出手順により算出された前記特徴量に対して所定の符号を割り当てて符号化情報を生成する符号化情報生成手順と、
    生体情報入力動作時における入力動作の移動方向および/または加速度の特徴量が符号化された符号化情報と、時系列画像データで構成された生体情報の入力に応じて起動される機能との対応関係を記憶する対応関係記憶部から、前記符号化情報生成手順により生成された符号化情報に対応する機能を検索する機能検索手順と、
    前記機能検索手順により検索された機能を起動する機能起動手順と、
    をコンピュータに実行させる機能起動処理プログラム。
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