JP2010043936A - ブレード用落雷検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】風車用の各ブレードに対する落雷を検知し、落雷情報を簡単且つ的確に遠隔監視する。
【解決手段】各ブレード5−1,5−2,5−3から引き出されたロータ4内の各避雷導体6−1,6−2,6−3に、小さなCT11−1,11−2,11−3をそれぞれ取り付け、各避雷導体6−1,6−2,6−3に流れる落雷電流をそれぞれ検出しているので、落雷したブレード5−1,5−2,5−3の落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及び落雷時刻情報DA4とバッテリ電圧低下情報DA3とを的確に取得できる。取得した情報DA1,DA2,DA3を、回転しているロータ4内のブレード側ユニット10から、回転しているナセル3内の中継ユニット30を中継して、固定されている塔体2内の監視ユニット40へ、特定小電力無線により伝送する構成にしたので、ブレードの運用状況にかかわらず落雷検出が可能になる。
【選択図】図1
【解決手段】各ブレード5−1,5−2,5−3から引き出されたロータ4内の各避雷導体6−1,6−2,6−3に、小さなCT11−1,11−2,11−3をそれぞれ取り付け、各避雷導体6−1,6−2,6−3に流れる落雷電流をそれぞれ検出しているので、落雷したブレード5−1,5−2,5−3の落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及び落雷時刻情報DA4とバッテリ電圧低下情報DA3とを的確に取得できる。取得した情報DA1,DA2,DA3を、回転しているロータ4内のブレード側ユニット10から、回転しているナセル3内の中継ユニット30を中継して、固定されている塔体2内の監視ユニット40へ、特定小電力無線により伝送する構成にしたので、ブレードの運用状況にかかわらず落雷検出が可能になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、風力発電装置に設けられるブレード用落雷検出システム、特に、風車を構成する複数のブレード(羽)に対する落雷を検知し、落雷情報(例えば、落雷箇所情報、落雷電流値情報、落雷時刻情報等)を監視(モニタ)するためのブレード用落雷検出システムに関するものである。
近年、省エネルギー化を背景に、風力発電への取り組みが注目されている。風力発電装置は、塔体及び複数枚のブレード等から構成されており、構造上、落雷の被害に遭うことが多い。特に、最高地点に達しているブレードに落雷することが多い。なお、落雷が生じた場合、落雷電流は、ブレード、塔体及び大地内に設置された接地装置を介し、大地内に放流される。
ブレードへの雷撃が繰り返されると、ブレードが破損に至る場合がある。又、極めて大きな雷撃がブレードへ生じた場合は、1回の雷撃でブレードが破損することもある。そのため、ブレードの状態を定期的に保守したり、破損しているブレードについては交換する必要がある。
このように、ブレードの状態を定常監視することが望まれることから、従来より、風力発電装置には、落雷検出システムが配設されている場合が多い。従来の落雷検出システムは、例えば、下記の特許文献1〜3に記載されているように、風力発電装置における塔体の外周に落雷電流検出用のロゴスキー・コイルを装着し、落雷時の落雷電流値を計測すると共に、落雷時刻を認識し、これらの計測値を遠隔の監視装置に伝送するシステムである。
ところが、これらの落雷検出システムでは、複数枚のブレードのうち、何れのブレードに落雷が生じたのかを特定することができない。そのため、保守時に全てのブレードを点検しなくてはならず、時間や多大な労力を要するという問題がある。
そこで、このような問題を解決するための技術として、例えば、下記の特許文献4のような落雷検出システムが知られている。
この特許文献4に記載された落雷検出システムでは、各ブレードにおける根元部の外周に、落雷電流検出用のロゴスキー・コイルをそれぞれ装着して落雷時の落雷電流値を検出し、このブレードが、避雷の虞の無い下死点の位置に移動した時点でその検出結果を外部へ送信する構成になっている。そのため、複数枚のブレードのうち、何れのブレードに落雷が生じたのかを特定することができる。
しかしながら、従来の特許文献4に記載された落雷検出システムでは、次の(a)〜(c)のような課題があった。
(a) 複数枚のブレードは、それぞれ、例えば、直径が2m、長さが50m、重さが数t以上あり、毎分30回程度で回転している。このような太いブレードの根元部外周に、直径が2m以上のロゴスキー・コイルを装着すると、空気抵抗が大きくなって回転効率が低下したり、風切り音が発生する等の運用上の弊害が生じる。
(b) ロゴスキー・コイルは、落雷電流等の大電流の測定に適し、遠方で発生した外部磁界成分を打ち消す性質があるので、ノイズには強いが、電流の微分値(磁束の時間変化)しか検出できないので、その微分値を積分器で積分して落雷電流値を求める必要がある。そのため、検出結果算出時間の遅延や、回路構成の複雑化等の問題が生じる。
(c) ブレードが、避雷の虞の無い下死点の位置に移動した時点で、ロゴスキー・コイルの検出結果を外部へ送信する構成になっているので、送信時に正確にタイミングを取る必要があり、しかも、送信位置が回転しているため、送信ミスが生じる虞がある。そのため、送信の信頼性を向上させることが難しい。
本発明のブレード用落雷検出システムは、避雷導体がそれぞれ形成された複数のブレードと、前記ブレードを支持して前記ブレードと共に回転するロータと、前記ロータにより回転して発電を行う発電機が収容されたナセルと、前記ナセルを回動自在に支持する塔体と、前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体を、前記ロータ、前記ナセル、及び前記塔体内を通して接地する接地手段と、を備えた風力発電装置に設けられるブレード用落雷検出システムであって、前記ロータ内に設けられたブレード側ユニットと、前記ナセル内に設けられた中継ユニットと、前記塔体内に設けられた監視ユニットとを備えている。
ここで、前記ブレード側ユニットは、前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体にそれぞれ取り付けられて前記各避雷導体に流れる落雷電流をそれぞれ検出して検出電流を出力する複数の変流器(以下「CT」という。)と、前記各検出電流のピーク値を保持し、前記各検出電流が閾値を超えた時にトリガ信号をそれぞれ発生し、前記各トリガ信号に基づき、前記保持された前記ピーク値を読み出し、落雷箇所情報及び落雷電流値情報を出力する制御手段と、前記落雷箇所情報及び前記落雷電流値情報を受信先である前記中継ユニットからの受信確認信号を受信するまで前記中継ユニットに向けて無線送信する送信手段とを有している。
前記中継ユニットは、前記送信手段から無線送信された電波を中継すると共に前記受信確認信号を前記送信手段へ送信する無線中継手段を有している。前記監視ユニットは、前記中継された電波を受信すると、前記落雷電流値情報に対する落雷時刻情報を取得して前記落雷箇所情報、前記落雷電流値情報、及び前記落雷時刻情報を表示すると共に外部へ出力する監視手段を有している。
本発明の他のブレード用落雷検出システムは、避雷導体がそれぞれ形成された複数のブレードと、前記ブレードを支持して前記ブレードと共に回転するロータと、前記ロータにより回転して発電を行う発電機が収容されたナセルと、前記ナセルを回動自在に支持する塔体と、前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体を、前記ロータ、前記ナセル、及び前記塔体内を通して接地する接地手段と、を備えた風力発電装置に設けられるブレード用落雷検出システムであって、前記ロータ内に設けられ、バッテリ電圧で動作するブレード側ユニットと、前記ナセル内に設けられた中継ユニットと、前記塔体内に設けられた監視ユニットとを備えている。
ここで、前記ブレード側ユニットは、前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体にそれぞれ取り付けられて前記各避雷導体に流れる落雷電流をそれぞれ検出して検出電流を出力する複数のCTと、前記バッテリ電圧が規定値以下に低下したことを検出してバッテリ電圧検出結果を出力するバッテリ電圧検出手段と、前記各検出電流のピーク値を保持し、前記各検出電流が閾値を超えた時にトリガ信号をそれぞれ発生し、前記各トリガ信号に基づき、前記保持された前記ピーク値を読み出し、落雷箇所情報、及び落雷電流値情報を出力すると共に、前記バッテリ電圧検出結果に基づきバッテリ電圧低下情報を出力する制御手段と、前記落雷箇所情報、前記落雷電流値情報、及び前記バッテリ電圧低下情報を受信先である前記中継ユニットからの受信確認信号を受信するまで前記中継ユニットに向けて無線送信する送信手段とを有している。
前記中継ユニットは、前記送信手段から無線送信された電波を中継すると共に前記受信確認信号を前記送信手段へ送信する無線中継手段を有している。前記監視ユニットは、前記中継された電波を受信すると、前記落雷電流値情報に対する落雷時刻情報を取得して前記落雷箇所情報、前記落雷電流値情報、前記バッテリ電圧低下情報、及び前記落雷時刻情報を表示すると共に外部へ出力する監視手段を有している。
本発明によれば、次の(A)〜(E)のような効果がある。
(A) 各ブレードから引き出されたロータ内の各避雷導体に、従来のロゴスキー・コイルに比べて非常に小さなCTをそれぞれ取り付け、各避雷導体に流れる落雷電流をそれぞれ検出する構成にしたので、ブレードの回転効率を低下させたり、風切り音の発生等といった運用上の弊害を生じることなく、落雷したブレードの落雷箇所情報、落雷電流値情報、及び落雷時刻情報等を的確に取得できる。
(A) 各ブレードから引き出されたロータ内の各避雷導体に、従来のロゴスキー・コイルに比べて非常に小さなCTをそれぞれ取り付け、各避雷導体に流れる落雷電流をそれぞれ検出する構成にしたので、ブレードの回転効率を低下させたり、風切り音の発生等といった運用上の弊害を生じることなく、落雷したブレードの落雷箇所情報、落雷電流値情報、及び落雷時刻情報等を的確に取得できる。
(B) 取得した落雷箇所情報、及び落雷電流値情報等を、回転しているロータ内のブレード側ユニットから、回転しているナセル内の中継ユニットを中継して、固定されている塔体内の監視ユニットへ、無線により伝送する構成にしたので、ブレードの運用状況にかかわらず落雷検出が可能であり、しかも、落雷箇所、落雷電流値、及び落雷時刻等を簡単且つ精度良く遠隔監視することができる。
(C) 従来のロゴスキー・コイルに代えてCTを用いて落雷電流値を直接検出しているので、従来のような積分器で積分して落雷電流値を求める必要がない。そのため、検出速度の向上や、回路構成の簡易化による低コスト化等が可能になる。
(D) 回転しているブレード側ユニット内の送信手段は、落雷箇所情報、及び落雷電流値情報等を、回転している中継ユニットからの受信確認信号を受信するまで、所定の時間間隔で送信動作を繰り返す構成になっているので、従来のような送信時のタイミングを考慮する必要が無く、しかも、送信ミスが生じても、受信確認が得られるまで、繰り返して送信を行うので、情報を確実に送信できる。
(E) ブレード用落雷検出システムは、設置場所を考慮してブレード側ユニット、中継ユニット、及び監視ユニットという3つのユニット構成になっているので、設置や保守、点検(メンテナンス)が容易で、低コスト化が可能になる。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1(a)〜(c)は、本発明の実施例1におけるブレード用落雷検出システムを示す概略の構成図であり、同図(a)は風力発電装置の正面図、同図(b)は同図(a)の右側面図、及び、同図(c)は同図(b)中のブレード側ユニットの概略の構成図である。
図1(a)〜(c)は、本発明の実施例1におけるブレード用落雷検出システムを示す概略の構成図であり、同図(a)は風力発電装置の正面図、同図(b)は同図(a)の右側面図、及び、同図(c)は同図(b)中のブレード側ユニットの概略の構成図である。
本実施例1のブレード用落雷検出システムは、風力発電装置に設けられる装置である。風力発電装置は、大地1内に埋設された図示しない基礎部上に設置されたタワーである塔体2を有している。塔体2は、内部空間を有する中空の鋼管等で形成され、この上端部に箱形のナセル3が水平方向に回転自在に軸着されている。ナセル3内には、図示しない変速機及び発電機等が収容され、その発電機に変速機を介して、垂直方向に回転自在に中空のロータ4が軸着されている。ロータ4には、複数枚(例えば、3枚)の風車用ブレード5−1,5−2,5−3の根元部が取り付けられている。各ブレード5−1,5−2,5−3は、FRP、グラスファイバ等により羽形に形成され、内部に避雷導体6−1,6−2,6−3がそれぞれ埋設されている。
ブレード5−1,5−2,5−3が回転すると、これに伴ってロータ4も回転し、このロータ4に連結された変速機により回転が変速され、この変速された回転により発電機が発電する構成になっている。又、各ブレード5−1,5−2,5−3から引き出された各避雷導体6−1,6−2,6−3に対して、接地手段が施されている。接地手段は、例えば、ロータ4内に設けられたブラシである回転自在の接触子7−1,7−2,7−3、及び接地線8等を有し、各ブレード5−1,5−2,5−3から引き出された各避雷導体6−1,6−2,6−3が、各接触子7−1,7−2,7−3を介して接地線8に共通に接続されている。接地線8は、ロータ4、ナセル3、及び塔体2内を通り、大地1内に設置された図示しない接地装置に接続されている。
このような風力発電装置に設けられるブレード用落雷検出システムは、ロータ4内に設けられ、落雷検出機能、及びバッテリ電圧低下検出機能を有するブレード側ユニット10と、ナセル3内に設けられ、落雷・バッテリ電圧低下情報中継機能を有する中継ユニット30と、塔体2内の例えば下部に設けられ、落雷・バッテリ電圧低下情報表示機能、及び落雷・バッテリ電圧低下情報を外部へ出力する出力機能を有する監視ユニット40とを備えている。
ブレード側ユニット10は、例えば、バッテリ電圧で動作する回路であり、各ブレード5−1,5−2,5−3から引き出された各避雷導体6−1,6−2,6−3にそれぞれ取り付けられた3チャンネル分のCT11−1,11−2,11−3と、これらの各CT11−1,11−2,11−3に信号線12−1,12−2,12−3を介してそれぞれ接続されたブレード側ユニット本体20とにより構成されている。各CT11−1,11−2,11−3は、各避雷導体6−1,6−2,6−3に流れる落雷電流をそれぞれ検出(検出電流範囲は例えば2KA〜50KA)して検出電流をブレード側ユニット本体20へ出力するものである。ブレード側ユニット本体20は、それらの各検出電流の波高値であるピーク値を保持し、落雷箇所情報、及び落雷電流値情報等を送信するものである。
図2は、図1中のブレード側ユニット10を示す概略の構成図である。
このブレード側ユニット10内に設けられたブレード側ユニット本体20は、直流(以下「DC」という。)電圧7.2Vを出力するバッテリ21を有している。バッテリ21は、例えば、1次電池又は2次電池で構成され、この出力側に、電源回路22が接続されている。電源回路22は、バッテリ21から供給されるバッテリ電圧DC7.2Vに基づき一定電圧(例えば、DC5V)を生成してブレード側ユニット本体内のDC5V系の回路へ供給する電源部22aと、バッテリ電圧が規定値(例えば、DC3V)以下に低下したことを検出して警報(アラーム)用のバッテリ電圧検出結果S22を出力するバッテリ電圧検出手段(例えば、バッテリ電圧検出部)22b等とを有している。
このブレード側ユニット10内に設けられたブレード側ユニット本体20は、直流(以下「DC」という。)電圧7.2Vを出力するバッテリ21を有している。バッテリ21は、例えば、1次電池又は2次電池で構成され、この出力側に、電源回路22が接続されている。電源回路22は、バッテリ21から供給されるバッテリ電圧DC7.2Vに基づき一定電圧(例えば、DC5V)を生成してブレード側ユニット本体内のDC5V系の回路へ供給する電源部22aと、バッテリ電圧が規定値(例えば、DC3V)以下に低下したことを検出して警報(アラーム)用のバッテリ電圧検出結果S22を出力するバッテリ電圧検出手段(例えば、バッテリ電圧検出部)22b等とを有している。
ブレード側ユニット本体20は、更に、CT11−1,11−2,11−3に信号線12−1,12−2,12−3を介して接続された制御手段を有している。この制御手段は、各CT11−1,11−2,11−3にて検出された各検出電流のピーク値をそれぞれ保持し、その各検出電流が閾値を超えた時にトリガ信号S23−1,S23−2,S23−3をそれぞれ発生し、これらの各トリガ信号S23−1,S23−2,S23−3に基づき、その保持されたピーク値を読み出し、落雷箇所情報DA1、及び落雷電流値情報DA2を出力すると共に、バッテリ電圧検出結果S22に基づいてバッテリ電圧低下情報DA3を出力する機能を有し、例えば、3つのトリガ回路23−1,23−2,23−3、3つのアッテネータ(ATT)24−1,24−2,24−3、3つのピークホールド回路25−1,25−2,25−3、及び制御部(例えば、中央処理装置、以下「CPU」という。)26により構成されている。
各トリガ回路23−1,23−2,23−3は、各入力端子が各信号線12−1,12−2,12−3を介して各CT11−1,11−2,11−3にそれぞれ接続され、これらの各CT11−1,11−2,11−3にて検出された各検出電流が閾値を超えた時に、起動信号(ウェイクアップ信号)であるトリガ信号S23−1,S23−2,S23−3をそれぞれ発生してCPU26へ与える回路である。各アッテネータ24−1,24−2,24−3は、各入力端子が各信号線12−1,12−2,12−3を介して各CT11−1,11−2,11−3にそれぞれ接続され、これらの各CT11−1,11−2,11−3にて検出された各検出電流をそれぞれ減衰する回路であり、これらの各出力端子にピークホールド回路25−1,25−2,25−3がそれぞれ接続されている。
各ピークホールド回路25−1,25−2,25−3は、各アッテネータ24−1,24−2,24−3から出力される各検出電流のピーク値をそれぞれ保持する回路であり、この回路にCPU26が接続されている。CPU26は、各トリガ回路23−1,23−2,23−3から与えられる各トリガ信号S23−1,S23−2,S23−3に基づき、各ピークホールド回路25−1,25−2,25−3に保持されたピーク値S25−1,S25−2,S25−3をアナログ/デジタル(以下「A/D」という。)変換して取り込み、落雷箇所情報DA1及び落雷電流値情報DA2を出力すると共に、バッテリ電圧検出部22bから与えられたバッテリ電圧検出結果S22に基づいてバッテリ電圧低下情報DA3を出力する機能や、ピーク値S25−1,S25−2,S25−3を読み出したピークホールド回路25−1,25−2,25−3に対してリセット信号Rを与えてそのピーク値S25−1,S25−2,S25−3をリセットする機能等を有し、このCPU26に送信手段(例えば、高周波(以下「RF」という。)モジュール)27が接続されている。
RFモジュール27は、CPU26からの落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を、受信先である中継ユニット30からの受信確認信号を受信するまでその中継ユニット30に向けて無線(例えば、特定小電力無線)にて送信する機能を有している。
図3は、図1中の中継ユニット30を示す概略の構成図である。
この中継ユニット30は、例えば、風力発電装置の外部から供給される交流(以下「AC」という。)電圧(AC100V又はAC200V)で動作する無線中継手段を有している。この無線中継手段は、外部から供給されるAC100V又はAC200Vをアレスタ等の避雷器31を介して入力して所定電圧(例えば、DC12V)に変換するAC/DCコンバータ32と、そのDC12Vに基づき一定電圧(例えば、DC5V)を生成する電源回路33と、そのDC5Vにより動作する制御部(例えば、CPU)34及びRFモジュール35等とにより構成されている。
この中継ユニット30は、例えば、風力発電装置の外部から供給される交流(以下「AC」という。)電圧(AC100V又はAC200V)で動作する無線中継手段を有している。この無線中継手段は、外部から供給されるAC100V又はAC200Vをアレスタ等の避雷器31を介して入力して所定電圧(例えば、DC12V)に変換するAC/DCコンバータ32と、そのDC12Vに基づき一定電圧(例えば、DC5V)を生成する電源回路33と、そのDC5Vにより動作する制御部(例えば、CPU)34及びRFモジュール35等とにより構成されている。
CPU34は、中継ユニット全体をプログラム制御する機能を有し、これにはRFモジュール35が接続されている。RFモジュール35は、CPU34により制御され、ブレード側ユニット10のRFモジュール27から無線送信された電波を中継(例えば、特定小電力無線で中継)すると共に受信確認信号をそのRFモジュール27へ送信する回路である。
図4は、図1中の監視ユニット40を示す概略の構成図である。
監視ユニット40は、例えば、風力発電装置の外部から供給されるAC電圧(AC100V又はAC200V)で動作する監視手段を有している。監視手段は、中継ユニット30により中継された特定小電力無線の電波を受信すると、落雷電流値情報DA2に対する落雷時刻情報DA4を取得して落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、バッテリ電圧低下情報DA3、及び落雷時刻情報DA4を表示すると共に外部へ出力する機能を有している。この監視手段は、例えば、アレスタ等の避雷器41、2つのAC/DCコンバータ42,43、電源回路44、時計45、不揮発性メモリ(例えば、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、以下「EEPROM」という。)45、表示器(例えば、液晶表示器、以下「LCD」という。)47、各種の操作キー48、ブザー49、制御部(例えば、CPU)50、RFモジュール51、信号線(例えば、RS232C規格のシリアル信号線)52、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network、以下「LAN」という。)コンバータ53、アレスタ等の避雷器54、及びLAN(例えば、イーサネット(登録商標))55等により構成されている。
監視ユニット40は、例えば、風力発電装置の外部から供給されるAC電圧(AC100V又はAC200V)で動作する監視手段を有している。監視手段は、中継ユニット30により中継された特定小電力無線の電波を受信すると、落雷電流値情報DA2に対する落雷時刻情報DA4を取得して落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、バッテリ電圧低下情報DA3、及び落雷時刻情報DA4を表示すると共に外部へ出力する機能を有している。この監視手段は、例えば、アレスタ等の避雷器41、2つのAC/DCコンバータ42,43、電源回路44、時計45、不揮発性メモリ(例えば、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、以下「EEPROM」という。)45、表示器(例えば、液晶表示器、以下「LCD」という。)47、各種の操作キー48、ブザー49、制御部(例えば、CPU)50、RFモジュール51、信号線(例えば、RS232C規格のシリアル信号線)52、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network、以下「LAN」という。)コンバータ53、アレスタ等の避雷器54、及びLAN(例えば、イーサネット(登録商標))55等により構成されている。
2つのAC/DCコンバータ42,43のうち、AC/DCコンバータ42は、外部から避雷器41を介して入力されるAC100V又はAC200VをDC電圧(例えば、DC12V)に変換する回路、AC/DCコンバータ43は、そのAC100V又はAC200VをDC電圧(例えば、DC5V)に変換する回路である。AC/DCコンバータ42の出力側には、電源回路44が接続されている。電源回路44は、AC/DCコンバータ42から供給されるDC12Vから一定のDC電圧(例えば、DC5V)を生成し、DC5V系の回路(時計45、EEPROM46、LCD47、各種操作キー48、ブザー49、CPU50、RFモジュール51等)へ供給する回路である。
CPU50は、監視ユニット全体をプログラム制御する機能を有し、このCPU50には、落雷時刻情報DA4を取得するための時計45、各種の情報を記憶するEEPROM46、各種の情報を表示するLCD47、各種操作キー48、警報音を発生するブザー49、中継ユニット30側のRFモジュール35に対する送受信を行うRFモジュール51、及び信号線52等が接続されている。CPU50は、RFモジュール51が受信した落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を入力し、その落雷電流値情報DA2に対する落雷時刻情報DA4を時計45から取得し、これらの落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、バッテリ電圧低下情報DA3、及び落雷時刻情報DA4をLCD47に表示し、バッテリ電圧低下情報DA3をブザー49から音声出力し、更に、信号線52へ出力する機能を有している。信号線52には、インタフェース用のLANコンバータ53、及び避雷器54を介して、イーサネット(登録商標)55が接続されている。
(実施例1の動作)
図5は、図1〜図4のブレード用落雷検出システムの動作を示すフローチャートである。
図5は、図1〜図4のブレード用落雷検出システムの動作を示すフローチャートである。
本実施例1のブレード用落雷検出システムでは、ブレード側ユニット10においてステップST1〜ST8の処理、中継ユニット30においてステップST9,ST10の処理、及び、監視ユニット40においてステップST11〜ST15の処理がそれぞれ行われる。
先ず、ステップST1において、図2のブレード側ユニット10内のCPU26は、常時、省電力の待機状態(スリープ状態)になっている。例えば、図1のブレード5−1に落雷した落雷電流が避雷導体6−1に侵入すると、この避雷導体6−1上の落雷電流が接触子7−1、接地線8、及び図示しない接地装置を介して大地内に放電される。これにより、ブレード5−1に対する落雷保護が行われる。避雷導体6−1に侵入した落雷電流は、図2の検出チャンネル1のCT11−1により検出され、この検出電流が信号線12−1を通して、トリガ回路23−1へ送られると共に、検出電流のピーク値がアッテネータ24−1で減衰されてピークホールド回路25−1に保持され、ステップST2へ進む。
ステップST2において、検出チャンネル1のトリガ回路23−1は、落雷電流のピーク値のレベルが検出レベルの閾値(例えば、2KA)を超えているか否かを判定する。落雷電流のピーク値が2KAよりも低い時には、ブレード5−1に対する損傷の影響が少ないので、以降の落雷検出動作を行わずに、ステップST1へ戻ってスリープ状態になる。落雷電流のピーク値が2KAを越えている時には、トリガ回路23−1からトリガ信号S23−1が出力されてCPU26へ送られ、ステップST3へ進む。
ステップST3において、トリガ信号S23−1によってCPU26がウェイクアップし、ステップST4へ進む。ステップST4において、CPU26は、検出チャンネル1のピークホールド回路25−1に保持された落雷電流のピーク値S25−1をA/D変換して取り込み、ステップST5へ進む。ステップST5において、CPU26は、取り込んだピーク値S25−1が2KA以上であるか否かを判定し、2KA以下の場合はステップST6へ進み、2KAを越える場合はステップST7へ進む。2KA以下の場合、ブレード5−1に対する損傷の影響が少ないので、ステップST6において、CPU26は、そのチャンネル1のピーク値を廃棄すると共に、リセット信号Rを出力してピークホールド回路25−1をリセットし、ステップST7へ進む。
ステップST7において、CPU26は、取り込んだ検出チャンネル1の落雷箇所情報DA1とピーク値S25−1の落雷電流値情報DA2とをRFモジュール27にセットする。バッテリ21のバッテリ電圧が規定値DC3V以下に低下した場合、これがバッテリ電圧検出部22bで検出され、このバッテリ電圧検出結果S22がCPU26へ送られる。CPU26は、バッテリ電圧検出結果S22に対応するバッテリ電圧低下情報DA3も、前記RFモジュール27へセットし、ステップST8へ進む。
ステップST8において、RFモジュール27は、セットされた落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を、特定小電力無線で中継ユニット30へ送信する。この際、RFモジュール27は、落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を、受信先である中継ユニット30からの受信確認信号を受信するまで、所定の時間間隔で送信動作を繰り返す。これにより、情報を確実に送信できる。送信後、ステップST1へ戻ってスリープ状態へ移行すると共に、中継ユニット30の処理であるステップST9へ進む。
ステップST9において、図3の中継ユニット30のRFモジュール35は、CPU34の制御に基づき、ブレード側ユニット10から送られてきた落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を受信すると、ステップST10へ進む。ステップST10において、RFモジュール35は、特定小電力無線により、受信確認信号をブレード側ユニット10のRFモジュール27へ返信する共に、落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を監視ユニット40へ送信し、ステップST11へ進む。
ステップST11において、図4の監視ユニット40のRFモジュール51は、中継ユニット30から送られてきた落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を受信すると、CPU50へ転送してステップST12へ進む。ステップST12において、CPU50は、取得した落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3のうち、その落雷電流値情報DA2に対する落雷時刻情報DA4を時計45から取得し、ステップST13へ進む。ステップST13において、EEPROM46は、CPU50によりアクセスされ、落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、バッテリ電圧低下情報DA3、及び落雷時刻情報DA4を記憶し、ステップST14へ進む。
ステップST14において、CPU50は、EEPROM46に記憶された落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、バッテリ電圧低下情報DA3、及び落雷時刻情報DA4を読み出し、LCD47に表示すると共に、そのバッテリ電圧低下情報DA3をブザー49から音声出力して警報を発する。更に、CPU50は、落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、バッテリ電圧低下情報DA3、及び落雷時刻情報DA4を信号線52へ出力し、ステップST15へ進む。
ステップST15において、信号線52へ出力された落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、バッテリ電圧低下情報DA3、及び落雷時刻情報DA4は、LANコンバータ53、避雷器54及びイーサネット(登録商標)55を介して外部へ出力され、監視センタ等へ送られて、ブレード用落雷検出システムの動作が終了する。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(a)〜(g)のような効果がある。
(a) 各ブレード5−1,5−2,5−3から引き出されたロータ4内の各避雷導体6−1,6−2,6−3に、従来のロゴスキー・コイルに比べて非常に小さなCT11−1,11−2,11−3をそれぞれ取り付け、各避雷導体6−1,6−2,6−3に流れる落雷電流をそれぞれ検出する構成にしたので、ブレード5−1,5−2,5−3の回転効率を低下させたり、風切り音の発生等といった運用上の弊害を生じることなく、落雷したブレード5−1,5−2,5−3の落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及び落雷時刻情報DA4とバッテリ電圧低下情報DA3とを的確に取得できる。
本実施例1によれば、次の(a)〜(g)のような効果がある。
(a) 各ブレード5−1,5−2,5−3から引き出されたロータ4内の各避雷導体6−1,6−2,6−3に、従来のロゴスキー・コイルに比べて非常に小さなCT11−1,11−2,11−3をそれぞれ取り付け、各避雷導体6−1,6−2,6−3に流れる落雷電流をそれぞれ検出する構成にしたので、ブレード5−1,5−2,5−3の回転効率を低下させたり、風切り音の発生等といった運用上の弊害を生じることなく、落雷したブレード5−1,5−2,5−3の落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及び落雷時刻情報DA4とバッテリ電圧低下情報DA3とを的確に取得できる。
(b) 取得した落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電力低下情報DA3を、回転しているロータ4内のブレード側ユニット10から、回転しているナセル3内の中継ユニット30を中継して、固定されている塔体2内の監視ユニット40へ、特定小電力無線により伝送する構成にしたので、ブレード5−1,5−2,5−3の運用状況にかかわらず落雷検出が可能であり、しかも、落雷箇所、落雷電流値、落雷時刻、及びバッテリ電圧低下を簡単且つ精度良く遠隔監視することができる。
(c) ブレード側ユニット10を駆動するためのバッテリ21の電圧低下も監視しているので、バッテリ21の交換等のメンテナンスも容易になる。中継ユニット30及び監視ユニット40は、AC100V又はAC200Vで駆動する構成になっているので、外部からの電源電力の取得が容易である。
(d) 従来のロゴスキー・コイルに代えてCT11−1,11−2,11−3を用いて落雷電流値を直接検出しているので、従来のような積分器で積分して落雷電流値を求める必要がない。そのため、検出速度の向上や、回路構成の簡易化による低コスト化等が可能になる。
(e) 回転しているブレード側ユニット10内のRFモジュール27は、落雷箇所情報DA1、落雷電流値情報DA2、及びバッテリ電圧低下情報DA3を、回転している中継ユニット30からの受信確認信号を受信するまで、所定の時間間隔で送信動作を繰り返す構成になっているので、従来のような送信時のタイミングを考慮する必要が無く、しかも、送信ミスが生じても、受信確認が得られるまで、繰り返して送信を行うので、情報を確実に送信できる。
(f) ブレード用落雷検出システムは、設置場所を考慮してブレード側ユニット10、中継ユニット30、及び監視ユニット40という3つのユニット構成になっているので、設置やメンテナンスが容易で、低コスト化が可能になる。
(g) 監視ユニット40の外部出力にイーサネット(登録商標)55を採用しているため、ハブ(HUB)等を利用して遠隔監視を実施することが可能である。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(1)〜(3)のようなものがある。
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(1)〜(3)のようなものがある。
(1) 本発明のブレード用落雷検出システムは、図示以外の種々の構造の風力発電装置に適用可能である。例えば、ブレード5−1,5−2,5−3が3枚以外の構造であれば、その数に応じて検出チャンネル数を変えれば良い。
(2) ブレード側ユニット10を駆動するためのバッテリ21としては、1次電池又は2次電池の他に、太陽電池を使用しても良い。バッテリ電圧低下情報DA3が不要であれば、省略しても良い。これにより、回路構成を簡略化できる。又、中継ユニット30及び監視ユニット40は、AC電源以外のDC電源等の他の電源により駆動する構成にしても良い。
(3) ブレード側ユニット10、中継ユニット30、及び監視ユニット40は、図示以外の回路構成に変更しても良い。例えば、ブレード側ユニット10、中継ユニット30、及び監視ユニット40間の無線方式は、特定小電力無線以外の他の無線方式を使用したり、あるいは、監視ユニット40の外部出力として、イーサネット(登録商標)55以外の無線伝送や光伝送等を使用しても良い。
2 塔体
3 ナセル
4 ロータ
5−1,5−2,5−3 ブレード
6−1,6−2,6−3 避雷導体
8 接地線
10 ブレード側ユニット
11−1,11−2,11−3 CT
20 ブレード側ユニット本体
21 バッテリ
23−1,23−2,23−3 トリガ回路
25−1,25−2,25−3 ピークホールド回路
26,34,50 CPU
27,35,51 RFモジュール
45 時計
3 ナセル
4 ロータ
5−1,5−2,5−3 ブレード
6−1,6−2,6−3 避雷導体
8 接地線
10 ブレード側ユニット
11−1,11−2,11−3 CT
20 ブレード側ユニット本体
21 バッテリ
23−1,23−2,23−3 トリガ回路
25−1,25−2,25−3 ピークホールド回路
26,34,50 CPU
27,35,51 RFモジュール
45 時計
Claims (7)
- 避雷導体がそれぞれ形成された複数のブレードと、
前記ブレードを支持して前記ブレードと共に回転するロータと、
前記ロータにより回転して発電を行う発電機が収容されたナセルと、
前記ナセルを回動自在に支持する塔体と、
前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体を、前記ロータ、前記ナセル、及び前記塔体内を通して接地する接地手段と、
を備えた風力発電装置に設けられるブレード用落雷検出システムであって、
前記ロータ内に設けられたブレード側ユニットと、前記ナセル内に設けられた中継ユニットと、前記塔体内に設けられた監視ユニットとを備え、
前記ブレード側ユニットは、
前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体にそれぞれ取り付けられて前記各避雷導体に流れる落雷電流をそれぞれ検出して検出電流を出力する複数の変流器と、
前記各検出電流のピーク値を保持し、前記各検出電流が閾値を超えた時にトリガ信号をそれぞれ発生し、前記各トリガ信号に基づき、前記保持された前記ピーク値を読み出し、落雷箇所情報及び落雷電流値情報を出力する制御手段と、
前記落雷箇所情報及び前記落雷電流値情報を受信先である前記中継ユニットからの受信確認信号を受信するまで前記中継ユニットに向けて無線送信する送信手段とを有し、
前記中継ユニットは、
前記送信手段から無線送信された電波を中継すると共に前記受信確認信号を前記送信手段へ送信する無線中継手段を有し、
前記監視ユニットは、
前記中継された電波を受信すると、前記落雷電流値情報に対する落雷時刻情報を取得して前記落雷箇所情報、前記落雷電流値情報、及び前記落雷時刻情報を表示すると共に外部へ出力する監視手段を有することを特徴とするブレード用落雷検出システム。 - 避雷導体がそれぞれ形成された複数のブレードと、
前記ブレードを支持して前記ブレードと共に回転するロータと、
前記ロータにより回転して発電を行う発電機が収容されたナセルと、
前記ナセルを回動自在に支持する塔体と、
前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体を、前記ロータ、前記ナセル、及び前記塔体内を通して接地する接地手段と、
を備えた風力発電装置に設けられるブレード用落雷検出システムであって、
前記ロータ内に設けられ、バッテリ電圧で動作するブレード側ユニットと、前記ナセル内に設けられた中継ユニットと、前記塔体内に設けられた監視ユニットとを備え、
前記ブレード側ユニットは、
前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体にそれぞれ取り付けられて前記各避雷導体に流れる落雷電流をそれぞれ検出して検出電流を出力する複数の変流器と、
前記バッテリ電圧が規定値以下に低下したことを検出してバッテリ電圧検出結果を出力するバッテリ電圧検出手段と、
前記各検出電流のピーク値を保持し、前記各検出電流が閾値を超えた時にトリガ信号をそれぞれ発生し、前記各トリガ信号に基づき、前記保持された前記ピーク値を読み出し、落雷箇所情報、及び落雷電流値情報を出力すると共に、前記バッテリ電圧検出結果に基づきバッテリ電圧低下情報を出力する制御手段と、
前記落雷箇所情報、前記落雷電流値情報、及び前記バッテリ電圧低下情報を受信先である前記中継ユニットからの受信確認信号を受信するまで前記中継ユニットに向けて無線送信する送信手段とを有し、
前記中継ユニットは、
前記送信手段から無線送信された電波を中継すると共に前記受信確認信号を前記送信手段へ送信する無線中継手段を有し、
前記監視ユニットは、
前記中継された電波を受信すると、前記落雷電流値情報に対する落雷時刻情報を取得して前記落雷箇所情報、前記落雷電流値情報、前記バッテリ電圧低下情報、及び前記落雷時刻情報を表示すると共に外部へ出力する監視手段を有することを特徴とするブレード用落雷検出システム。 - 前記接地手段は、
前記ロータ、前記ナセル、及び前記塔体内に設けられ、
前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体が、それぞれ回転自在の接触子を介して共通に接続された接地線を有することを特徴とする請求項1記載のブレード用落雷検出システム。 - 前記接地手段は、
前記ロータ、前記ナセル、及び前記塔体内に設けられ、
前記各ブレードから引き出された前記各避雷導体が、それぞれ回転自在の接触子を介して共通に接続された接地線を有することを特徴とする請求項2記載のブレード用落雷検出システム。 - 前記制御手段は、
前記各検出電流のピーク値をそれぞれ保持する複数のピークホールド回路と、
前記各検出電流が前記閾値を超えた時に前記トリガ信号をそれぞれ発生する複数のトリガ回路と、
前記各トリガ信号に基づき、前記ピークホールド回路に保持された前記ピーク値を読み出し、前記落雷箇所情報及び前記落雷電流値情報を出力する制御部と、
を有することを特徴とする請求項1又は3記載のブレード用落雷検出システム。 - 前記制御手段は、
前記各検出電流のピーク値をそれぞれ保持する複数のピークホールド回路と、
前記各検出電流が前記閾値を超えた時に前記トリガ信号をそれぞれ発生する複数のトリガ回路と、
前記各トリガ信号に基づき、前記ピークホールド回路に保持された前記ピーク値を読み出し、前記落雷箇所情報及び前記落雷電流値情報を出力すると共に、前記バッテリ電圧検出結果に基づき前記バッテリ電圧低下情報を出力する制御部と、
を有することを特徴とする請求項2又は4記載のブレード用落雷検出システム。 - 前記ブレード側ユニットと前記中継ユニットとの間の無線、及び前記中継ユニットと前記監視ユニットとの間の無線は、
特定小電圧無線であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のブレード用落雷検出システム。
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