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JP2009514442A - 公平性を達成するマルチ・キャリアmacにおける資源利用メッセージの使用 - Google Patents

公平性を達成するマルチ・キャリアmacにおける資源利用メッセージの使用 Download PDF

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JP2009514442A JP2008538174A JP2008538174A JP2009514442A JP 2009514442 A JP2009514442 A JP 2009514442A JP 2008538174 A JP2008538174 A JP 2008538174A JP 2008538174 A JP2008538174 A JP 2008538174A JP 2009514442 A JP2009514442 A JP 2009514442A
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Abstract

様々な形態に従ってノード(例えば、アクセス点、及びアクセス端末等)によって占有されたチャネル、周波数、トーン、等々といったいくつかの資源を動的に調整することを促進するシステム及び方法が開示される。ノードで得られたサービスのレベルが判定され、そしてサービスのレベルが所定閾値レベル(例えば、受容可能なサービスのレベル)にあるか、または以下であるならば、資源利用メッセージ(RUM)が生成される。RUMは次の使用のためにノードによって選択されたいくつかの資源を示し、そして一つ以上の他のノードに伝送される。
【選択図】 図8

Description

発明の分野
35U.S.C.§119における優先権主張
この特許出願は2005年10月26日に出願され、「資源利用マスクを使用する無線チャネルの重み付け公平性共有(WEIGHTED FAIR SHARING OF A WIRELESS CHANNEL USING RESOURCE UTILIZATION MASKS)」と題する米国仮特許出願番号第60/730,631号、及び2005年10月26日に出願され、「一定電力スペクトル密度(PSD)で送られる資源利用マスクを使用する干渉管理(NTERFERENCE MANAGEMENT USING RESOURCE UTILIZATION MASKS SENT AT CONSTANT POWER SPECTRAL DENSITY (PSD) 」と題する米国仮特許出願番号第60/730,727号の便益を主張し、それは引用によりここに組込まれている。
下記の記述は一般に無線通信に関係し、特に干渉を低減し、そして無線通信環境における処理能力及びチャネル品質を改善することに関係する。
無線通信システムは世界的に大多数の人々が通信する広く普及している手段になった。無線通信デバイスは消費者の要求を満たし、そして可搬性及び利便性を改善するために更に小さく、更に強力になってきた。セルラー電話のような移動デバイスにおける処理能力の増加は無線ネットワーク伝送システムに対する要求の増加をもたらしてきた。そのようなシステムはそこで通信するセルラー・デバイスのようには一般的に容易に更新されない。移動デバイスの能力が増大するにつれて、新しい、且つ改良された無線デバイス能力の開発を十分に促進する意味で古い無線ネットワーク・システムを維持することは困難である。
一般的な(例えば、周波数、時間、及び符号分割技術を使用する)無線通信ネットワークは通信可能区域を提供する一つ以上の基地局、及び通信可能区域内でデータを伝送し、且つ受信することができる一つ以上の移動(例えば、無線)端末を含む。一般的な基地局は放送、マルチキャスト、及び/またはユニキャスト・サービスのための多数のデータ・ストリームを同時に伝送することができ、そこではデータ・ストリームは移動端末に対して独自な受信関心があるデータ・ストリームである。基地局の通信可能区域内の移動端末は複合ストリームによって搬送される一つ、一つ以上或いは全てのデータ・ストリームを受取ることに関心があるであろう。同様に、移動端末はデータを基地局または別の移動端末に伝送することができる。基地局と移動端末との間、もしくは移動端末同士の間のそのような通信はチャネル変動及び/または干渉電力変動のために低下する。従って、無線通信において干渉の低減、且つ処理能力の改善を促進するシステム及び/または方法論に関する必要性が当技術分野に存在する。
発明の概要
そのような形態の基本的な理解をするために一つ以上の形態の簡単な概要を下記に提示する。この概要は全ての熟考された形態の広範な要約ではない、そして全ての形態の鍵もしくは重要な要素を特定したり、或いは全ての形態の範囲を描写しようとするものでもない。その唯一の目的は後で提示されるさらに詳細な説明の前置きとして簡単に一つ以上の形態のいくつかの概念を提示することである。
様々な形態に従って、発明の主題はセルラー及びWi-Fi技術の双方に関連する便益の達成、一方それに関連する障害の軽減を促進するために広域及び局所無線通信ネットワークの統一された技術を提供するシステム及び/または方法に関係する。例えば、セルラー・ネットワークは計画された配備に従って配置され、それはネットワークを設計、もしくは構築するとき効率を増加し、一方、Wi-Fiネットワークは一般的にさらに便利なその場限りの方法で配備される。Wi-Fiネットワークはさらにアクセス点及びアクセス端末に関する対称的媒体制御(medium access control:MAC)チャネル、同様にセルラー・システムによって提供されない帯域内(in-band)無線能力による逆送支援(backhaul support)の提供を促進する。
ここに述べる統一技術は帯域内無線能力による対称的MAC及び逆送支援の提供を促進する。更に、発明の主題は柔軟な方法でネットワークの配備を促進する。この発明において述べる方法は動作特性がその配置に従って適応することを可能にし、このようにして配備が計画され、もしくは半ば計画されるならば良好な効率を提供し、そしてネットワークが計画されないならば適切な堅牢性を提供する。即ち、ここに述べる様々な形態は(例えば、セルの配備シナリオにおけるような)計画配備、(例えば、Wi-Fiネットワーク配備のために利用されるような)臨時配備、または二つの組合わせを使用してネットワークを配備することが可能になる。またさらに、他の形態は多様な伝送電力レベルをもつノードを支援すること、及び資源割付けに関するセル間の公平性を達成することに関係し、その形態がWi-Fiまたはセルラー・システムによって十分に支援されない。
例えば、いくつかの形態に従って、無線チャネルの重み付け公平分配は資源利用メッセージ(resource utilization message:RUM)を使用して送信器及び受信器の双方による伝送の共同予定計画によって促進され、それによって送信器はその近隣における利用可能性の知見に基づいて一組の資源を要求し、そして受信器はその近隣における利用可能性の知見に基づいて要求チャネルの一部を供与する。送信器はその近傍の受信器に対する聴取に基づいて利用可能性を知り、そして受信器はその近傍の送信器を聴取するによって潜在的な干渉を知る。関係する形態に従って、RUMはノードが(受信の間にそれが受ける干渉によるデータ伝送の受信器として)不具合になり、そして伝送の衝突回避モードを要求することだけでなく、ノードが不具合である程度を標示するように重み付けされる。RUM受信ノードは適切な応答を決定するためにそれがRUMを、その重要度(weight)と同様に受取ったという事実を利用する。例として、そのような重要度の通知(advertisement)は公平な意味で衝突回避を可能にする。本発明はそのような方法論を述べる。
他の形態に従って、RUM拒絶閾値(RUM-rejection threshold:RRT)は受信されたRUMに対して応答すべきかどうかの判定を促進するために用いられる。例えば、計量基準は受信RUMによって構成される様々なパラメータ及び/または情報を使用して計算され、その計量基準は送信ノードのRUMが応答を保証するかどうかを判定するためにRRTと比較される。関係の形態に従って、チャネルの数(一般に、これらは資源、周波数サブキャリア及び/または時間スロットである)が不具合の程度を示すように、RUM送信ノードはRUMが適用するいくつかのチャネルを標示することによってその不具合の程度を標示する。不具合の程度がRUMへの応答において低減されるならば、RUMが送信されるチャネルの数は次のRUM伝送のために低減される。不具合の程度が低減されないならば、RUMが適用するチャネルの数は次のRUM伝送のために増加する。
RUMは一定の電力スペクトル密度(PSD)で送られ、そして送信すれば送信ノードにおいて(例えば、所定の受容可能な閾値レベル以上で)それが干渉の原因となるかどうかを判定するためにそれ自体とRUM送信ノードとの間の無線周波数(RF)チャネル利得を推定するため受信ノードはRUMの受信電力スペクトル密度及び/または受信電力を用いる。このように、RUM受信ノードはRUM送信ノードからのRUMを復号することができるが、それが干渉を引き起こさないことを判定する状況がある。RUM受信(ノード)がRUMに従うべきであると判定するとき、それはその資源から完全に手を引くことを選択することによって、或いはは所定の受容可能な閾値レベル以下の推定潜在干渉レベルにする十分に低減された電力を使用する選択をすることによってそのようにする。このように、「ハード」干渉回避(完全な撤回(backoff))及び「ソフト」干渉回避(電力制御)は双方共統一された形で支援される。関係する形態に従って、RUMは送信ノードで生じる推定干渉に基づいて伝送すべきかどうかの判定を促進するためにその受信ノードとRUM送信ノードとの間のチャネル利得を判定するため受信ノードによって用いられる。
一形態に従って、無線通信の方法はノードにおける受信サービスのレベルを判定すること、受信サービスのレベルが受信サービスの所定の閾値レベルに等しいか、以下であれば資源利用メッセージ(RUM)を生成すること、RUMを送信するために一つ以上の資源のいくつかを選択すること、及び選択された一つ以上の資源についてRUMを伝送することを含む。
別の形態はノードにおける受信サービスのレベルを判定する判定モジュール、受信サービスのレベルが受信サービスの所定の閾値レベルに等しいか、以下であれば資源利用メッセージ(RUM)を生成する生成手段、RUMを送信するために一つ以上の資源のいくつかを選択する選択手段、及び選択された一つ以上の資源についてRUMを伝送する伝送手段を含む、無線通信を促進する装置に関係する。
別の形態はノードにおける受信サービスのレベルを判定する手段、受信サービスのレベルが受信サービスの所定の閾値レベルに等しいか、以下であれば資源利用メッセージ(RUM)を生成する手段、RUMを送信するために一つ以上の資源のいくつかを選択する手段、及び選択された一つ以上の資源についてRUMを伝送する手段を含む、無線通信を促進する装置に関係する。
また別の形態は、実行に関する指示はノードにおける受信サービスのレベルを判定し、受信サービスのレベルが受信サービスの所定の閾値レベルに等しいか、以下であれば資源利用メッセージ(RUM)を生成し、RUMを送信するために一つ以上の資源のいくつかを選択し、且つ選択された一つ以上の資源についてにRUMを伝送することをマシンに行わせるデータ通信に関する指示を含むマシン可読媒体(machine-readable medium)に関係する。
さらに別の形態はデータ通信を促進するプロセッサに関係し、そのプロセッサはノードにおける受信サービスのレベルを判定し、受信サービスのレベルが受信サービスの所定の閾値レベルに等しいか、以下であれば資源利用メッセージ(RUM)を生成し、RUMを送信するために一つ以上の資源のいくつかを選択し、且つ選択された一つ以上の資源についてRUMを伝送するように構成される。
前述及び関係の目的の達成に対して、一つ以上の形態は下記に詳しく述べられ、特に請求項において指摘される特徴を含む。下記の記述及び付加された図は一つ以上の形態のいくつかの例示の形態を詳細に説明する。これらの形態は、しかしながら、様々な形態の原理を用い、そして記載の形態はそのような形態及びそれらに相当するものを含むことを意図する様々な方法のうちの二、三しか示しているに過ぎない。
詳細な説明
様々な形態はこれから図面を参照して述べるが、ここでは同様な参照数字が全体を通して同様な要素を参照するために使用される。下記の記述では、説明目的のために、一つ以上の形態の完全な理解を行うために多数の特定の内容が説明される。しかしながら、そのような形態はこれらの特別の内容がなくても実施されることは明白である。他の場合では、周知の構造及びデバイスは一つ以上の形態の説明を進めるためにブロック図の形で示される。
このアプリケーションで使用されるように、用語「構成要素(component)」、「システム」等はコンピュータ関連の実体、いずれかのハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、及び/またはそれのいずれかの組合せを参照することにする。例えば、構成要素はプロセッサ上で走る処理過程(process)、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル(executable)、実行スレッド、プログラム、及び/またはコンピュータであるが、それらに限定されない。一つ以上の要素は実行の処理過程及び/またはスレッド内に在駐し、そして構成要素は一つのコンピュータに局在し、そして/或いは二つ以上のコンピュータに分散される。同じく、これらの構成要素はそこに記憶された様々なデータ構造を持つ様々なコンピュータ可読媒体から実行する。構成要素は例えば一つ以上のデータ・パケット(例えば、ローカル・システム、分散システムにおける別の構成要素と相互動作する一つの構成要素からのデータ、及び/またはインターネットのようなネットワークを横断するデータ)を持つ信号に従ってローカル及び/または遠隔処理過程によって通信する。その上、ここに述べるシステムの構成要素はそれに関して述べた様々な形態、目標、利点等の達成を促進するために追加構成要素によってに再配置、且つ/または補完され、そして当業者には理解されるように、所与の図において説明した正確な形状に限定されない。
さらに、様々な形態は加入者局と関連してここに記述される。加入者局はまたシステム、加入者ユニット、移動局、移動体、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザー端末、ユーザー・エージェント、ユーザー・デバイス、またはユーザー設備と呼ばれる。加入者局はセルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol :SIP)電話、無線加入回線(wireless local loop:WLL)局、携帯情報機器(PDA)、無線接続能力を持つ携帯用デバイス、または無線モデムと接続された他の処理デバイスである。
さらに、ここに述べる様々な形態または特徴は標準プログラミング及び/またはエンジニアリング技術を使用して方法、装置、または製造品(article of manufacture)として実施される。ここに使用される用語「製造品」はあらゆるコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包含するようにしている。例えば、コンピュータ可読媒体は磁気記憶デバイス(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、磁気テープ、・・・)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、ディジタル多用途ディスク(DVD)、・・・)、スマートカード、及びフラッシュメモリー・デバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ、・・・)を含むが、それに限定されない。
その上、ここに述べた様々な記憶媒体は情報を蓄える一つ以上のデバイス及び/または他のマシン可読媒体を表す。用語「マシン可読媒体」は命令及び/またはデータを記憶し、包含し、且つ/または運ぶことが可能な無線チャネル及び様々な他の媒体を含むが、それに限定されない。用語「典型的な(exemplary)」は「例、場合、または例示として役立つ」ことを意味するようにここに使用されることが理解されるであろう。「典型的な」としてここに述べたある形態及び設計は他の形態及び設計に対して必ずしも好ましい、或いは有利であると解釈されるとは限らない。
ここに使用される「ノード(node)」はアクセス端末またはアクセス点であり、そして各ノードは受信ノードであり、同様に伝送ノードである。例えば、各ノードは少なくとも一つの受信アンテナ及び関連の受信器回路(receiver chain)を含み、同様に少なくとも一つの送信アンテナ及び関連の送信器回路を含む。さらに、各ノードはここに述べる或る及び全ての方法及びプロトコルを実行するためのソフトウェア・コードを実行する一つ以上のプロセッサを含み、同様にここに述べる様々な方法及びプロトコルに関連するデータ及び/またはコンピュータ実行可能命令を記憶するメモリを含む。
さて図1を参照すると、無線ネットワーク通信システム100がここに提示された様々な形態に従って例示される。システム100は相互に対して、且つ/またはアクセス端末104といった一つ以上の他のノードに対して無線通信信号を受信し、伝送し、反復などする一つ以上のセクタ中の一つ以上の基地局102(例えば、セルラー、Wi-Fiまたは臨時の、・・・)のような複数のノードを含む。各基地局102は送信器回路(transmitter chain)及び受信器回路(receiver chain)を具備し、当業者によって理解されるように、その各々は信号伝送及び受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を同様に具備する。アクセス端末104は、例えば、セルラー電話、スマートフォン、ラップトップ、携帯通信デバイス、携帯用計算デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA及び/または無線・ネットワーク上で通信する他の適当なデバイスである。
ここに述べる様々なシステム及び/または方法論の理解を進めるために下記の議論が行われる。様々な形態に従って、ノード重要度(weights)が(例えば、送信及び/または受信ノードに対して)割当てられ、ここで各ノード重要度はノードによって支援されるいくつかのフローの関数である。ここに使用される「フロー(flow)」はノードへ、もしくはノードから来る伝送を表す。ノードの総重要度はノードを通過する全てのフローの重要度を合計することによって決定される。例えば、一定ビット率(Constant Bit Rate:CBR)フローは所定の重要度を持ち、データ・フローはそれらの形式(例えば、HTTP、FTP、・・・)に比例する重要度を持つ、等々。さらに、各ノードは各ノードに対する余分の優先権を提供するために各ノードのフロー重要度に加算される所定の静的重要度を割当てられる。ノード重要度はまた動的であり、そしてノードが運ぶフローの現状を反映する。例えば、その重要度はノードにおいて運ばれる(受信される)フローの最悪の処理能力に対応する。本質的に、その重要度はノードが被っている不具合の程度を表し、そして共通資源を競合する一組の干渉ノードの間で公平なチャネル・アクセスを行うのに使用される。
要求メッセージ、許可メッセージ、及びデータ伝送は電力制御される:しかしながら、ノードはそれでもなおその信号対干渉雑音比(SINR)レベルを受容しがたくさせる過度の干渉をうける。望ましからざる低SINRを軽減するために、資源利用メッセージ(RUM)が利用され、それは受信器側(RxRUM)及び/または送信器側(TxRUM)である。受信器の所望のチャネル上の干渉レベルが所定の閾値を越えるとき、RxRUMは受信器によって同報される。RxRUMは受信器が干渉の低減、同様にノード重要度情報を要求する許可チャネルの一覧表(list)を含む。その上、RxRUMは一定の電力スペクトル密度(PSD)もしくは一定の電力で伝送される。RxRUMを復号するノード(例えば、RxRUM、・・・を発信する受信器と競合する送信器)はRxRUMに反応する。例えば、RxRUMを聴取するノードは(例えば、受信PSDを測定することによって、そしてRxRUMが送られた一定PSDの知見によって)受信器からのそれらのそれぞれのチャネル利得を計算することができ、そして干渉を緩和するためにそれぞれの伝送電力レベルを低減することができる。RxRUM受信者はRxRUM上の標示チャネルから完全に撤回することをさらに選択する。干渉回避が公平な意味で起こることを保証するために、即ち、全てのノードが伝送機会の公平な共有を得ることを保証するために、重要度がRxRUMに含まれる。所与のノードの重要度はノードへの割付けのために資源の公平な共有を計算するために利用される。例に従って、RUMを送り、且つ/または反応するために使用される閾値はシステムの動作(behavior)に基づいて決定される。例えば、システムの純粋な衝突回避形式において、RUMは全ての伝送に関して送られ、RUMを聴取するノードは関連チャネル上で伝送をしないことによって反応する。
RUMがどのチャネルを適用するかを標示する、チャネル・ビット・マスクがRUMに含まれていれば、衝突回避のための追加の特性(dimension)が実現され、それは受信器が一部のチャネル上で少量のデータを予定計画する必要があり、且つ送信器が全体のチャネルから完全に撤退することを望まないとき有益である。この形態は衝突回避機構において微細な細分度を提供し、それは突発的なトラヒックにとって重要である。
送信器が十分な資源を要求することができないとき(例えば、送信器が大部分のチャネル上でそれを撤回させる一つ以上のRxRUMを聴取する場合)、TxRUMは送信器によって同報される。間近い干渉を近隣の受信器に通知するために、TxRUMは実際の伝送の前に同報される。TxRUMは送信器が聴取したRxRUMに基づいてそれが帯域幅に対して最も正当な要求を持つと送信器が確信することを聴取範囲内の全ての受信器に通知する。TxRUMは送信器ノードの重要度に関する情報を運び、それは資源のそれらのそれぞれの共有を計算するために近隣のノードによって使用される。その上、TxRUMはPSDで、もしくはデータが伝送される電力レベルに比例する送信電力で送出される。潜在的に影響されるノードだけが送信器の状態を知らされる必要があるので、TxRUMが一定(例えば、高い)PSDで伝送される必要はないことが理解されるであろう。
TxRUMは「聴取」範囲内の全ての送信器に(例えば、それらがデータを受信器に送るか否かに拘らず)他の伝送からの干渉によって受信器が帯域幅を渇望していた程度を伝えようとする重要度情報を運ぶ。重要度は不具合の程度を表し、そして受信器が非常に不具合であったときは大きく、あまり不具合でないときは小さい。例として、処理能力が不具合の程度を測定するために使用されるならば、一つの可能な関係は:
RxRUM Weight=Q(Rtarget/Ractual )
但し、Rtarget は所望の処理能力を表し、Ractual は達成される実際の処理能力であり、そしてQ(x)はxの量子化値を表す。受信器に単一のフローがあるとき、Rtarget はそのフローに関する最小の所望の処理能力を表し、そして、Ractual はそのフローに関して達成された平均処理能力を表す。より大きな不具合の程度を表す高い値の重要度は慣例の問題であることに注目せよ。同様に、より高い値の重要度が低い不具合の程度を表す場合の慣例は重要度決定論理が適切に修正されれば利用される。例えば、重要度を計算するために実際の処理能力の目標処理能力に対する比(上で示した例の逆)を使うことになる。
潜在的に異なるRtarget 値を持つ多数のフローが受信器にあるとき、受信器は大部分の不具合のフローに基づいて重要度を設定することを選択する。例えば:
RxRUM Weight=Q(maxj (Rj target/Rj actual ))
但し、jは受信器におけるフロー指数である。フロー処理能力の合計を重要度の基本とするといった他の選択肢も同様に行われる。上の記述において重要度に関して使用される関数形は純粋に例示のためのものであることに注目せよ。重要度は様々な異なる方法で、そして処理能力とは異なる計量基準を使用して計算される。関係する形態に従って、受信器はそれが送り手(例えば、送信器)から目立つデータを有するかどうかを判定することができる。それが要求を受取っていたならば、もしくはそれが許可しなかった前の要求を受取っていたならば、これは真(true)である。この場合には、Ractual がRtarget 以下であるとき、受信器はRxRUMを送出することができる。
TxRUMはそれが存在するかどうかを伝達する1ビットの情報を運ぶ。送信器は所定の一連の動作(actions)を実行することによってTxRUMを設定する。例えば、送信器は、受信器が1を送っていたならばそれ自体の受信器からのRxRUMを含めて、それが最近聴取していたRxRUMを収集することができる。送信器がRxRUMを全く受取っていなかったならば、それはTxRUMを送らずに要求をその受信器に送る。唯一のRxRUMがそれ自体の受信器からのものであれば、送信器は要求及びTxRUMを送る。
代わって、それ自体の受信器からのものを含めて、送信器がRxRUMを受取っていたならば、送信器はRxRUM重要度に基づいてRxRUMを分類する。送信器自体の受信器が最高の重要度を持っておれば、送信器はTxRUM及び要求を送る。しかしながら、送信器自体の受信器が最高の重要度ではないならば、送信器は要求及びTxRUMを送る必要はない。送信器自体の受信器が、全て最高の重要度にある、いくつかのRxRUMの一つである場合には、送信器は1/(最高の重要度にある全てのRxRUM)によって定義された確率によってTxRUM及び要求を送る。別の形態によれば、受信器がそれ自体の受信器からのものを含まないRxRUMを受取っていたならば、送信器は要求を送らない。上で述べたRxRUM処理の全体の系列はTxRUMなしの場合にも適用されうることに注目せよ。そのような場合には、その論理は要求をその受信器に送るべきか否か、そしてそうであるならば、何のチャネルについてかを決定するために送信器ノードによって適用される。
受信器が聴取する要求及び/またはTxRUMに基づいて、受信器は所与の要求を許可することを決定する。送信器が要求をしていなかったときは、受信器は許可を送る必要がない。受信器がTxRUMを聴取していたが、それがサービスしている送信器から何も聴取していなかったならば、受信器は許可を送らない。それがサービスしている送信器からだけ受信器がTxRUMを聴取するならば、それは許可を行うことを決定する。受信器はそれがサービスしていない送信器からと同様に、それ自体の送信器からTxRUMを聴取していたならば、二つの結果が可能である。例えば、伝送率の移動平均(running average)が少なくともRtargetであれば、受信器は許可しない(例えば、それはその送信器に静であることを強要する。そうでなければ、受信器は1.0/(聴取したTxRUMの合計)として定義された確率によって許可する。送信器が許可されなかったならば、送信器は受信器によって受信できるデータ・フレームを送る。首尾よき伝送に基づいて、送信器と受信器の双方は接続に関する平均速度(average rate)を更新する。
他の形態に従って、予定計画動作は等しい等級のサービス(equal grade of service:EGOS)或いは多数の送信器間のサービスの公平性及び品質及び/または受信器へのフローを管理する他の手法を実施するようにプログラムすることができる。スケジューラは予定計画すべきノードを決定するためにその提携ノード(partner nodes)によって受信された速度(rates)のその知見を使用する。しかしながら、スケジューラはそれが動作する媒体アクセス・チャネル(medium access channel)によって課された干渉規則に従う。特に、スケジューラはそれがその近隣から聴取するRUMに従う。例えば、順方向回線上で、アクセス点(AP)のスケジューラは、それがRxRUMによって妨害されない限り、それがトラヒックを持つ全てのアクセス端末(AT)に要求を送る。APはこれらの一つ以上のATから戻る許可を受取る。ATは、それが競合するTxRUMによって破棄されるならば、許可を送らない。APはそこで予定計画アルゴリズムに基づいて最優先度を持つATを予定計画する。
逆方向回線上で、送るべきトラヒックを持つ各ATはAPを要求する。それがRxRUMによって妨害されるならば、ATは要求を送らないであろう。APは予定計画アルゴリズムに従って、最優先度を持つATを予定計画し、一方それが前のスロットにおいて聴取していたあるTxRUMに従う。APはそこで許可をATに送る。許可を受取ると、ATは伝送する。
図2はここに述べる一つ以上の形態に従って資源利用マスク/メッセージ(RUM)を使用して無線チャネルの重み付け公平共有を行うための方法論200の例示である。202において、ノード(例えば、アクセス点、アクセス端末、等々)が伝送することを選ぶであろういくつかのチャネルに関する判定が行われる。そのような判定は、例えば、伝送される所与のデータ量、ノードにおいて被る干渉、或いは他の適当なパラメータ(例えば、待ち時間、データ速度、スペクトル効率、等々)に関連する必要性に基づく。204において、一つ以上のチャネルが所望のチャネル数を達成するために選択される。チャネル選択は利用可能なチャネルに関する優先権によって行われる。例えば、前の伝送期間に利用可能であったことが知られているチャネルは前の伝送期間に占有されたチャネルの前に選択される。206において、選択チャネルに関する要求が送られる。その要求は送信器(例えば、伝送ノード、・・・)がデータを伝送しようとする選ばれたチャネルのビットマスクを含み、そして送信器から受信器(例えば、…受信ノード、携帯電話、スマートフォン、無線通信デバイス、アクセス点、・・・)へ送られる。その要求は最も最近の時間スロットにおいて阻止されなかった第一の複数チャネルに関する要求であり、第一の複数のチャネルがデータ伝送のために不十分であるならば第二の複数チャネルチャネルに関する要求である、等々。206で送られた要求メッセージはその上受信器において所望の信頼性レベルを保証するために電力制御される。
他の形態に従って、所与の伝送に必要とされるチャネルの数の決定は、ノードと関連する重要度の関数、チャネルを要求する他のノードと関連する重要度の関数、伝送に利用可能ないくつかのチャネルの関数、または前の要素のある組合せである。例えば、重要度はノードを通るいくつかのフロー、ノードで被る干渉のレベル、等々の関数である。他の特徴に従って、チャネル選択はチャネルを一つ以上の集合に分割することを含み、そして一組のチャネルにおける一つ以上のチャネルが利用不可能であることを示す受信資源利用メッセージ(RUM)にある程度基づく。RUMは所与のチャネルが利用可能であるかどうかを決定するために評定される(例えば、RUMによって識別されない)。例えば、それがRUMに記載されていなければ、所与のチャネルが利用可能であることの判定が行われる。別の例はRUMがそのチャネルについて受信されてもチャネルが利用可能であると見なされるものであるが、そのチャネルについて通知された重要度はノードの受信器によって送られたRUMで通知された重要度以下であった。
図3はここに述べた一つ以上の形態に従って、資源割付けを進める一連の要求-許可イベントを例示する。送信器から受信器へ送られる要求を含む、最初の一連のイベント302が表される。要求を受取ると、受信器は送信器に許可メッセージを送ることができ、それは送信器によって要求された全てまたは一部のチャネルを許可する。送信器はそこで許可されたいくつかまたは全てのチャネルの上でデータを送る。
関係する形態に従って、一連のイベント304は送信器から受信器へ送られる要求を含む。要求は送信器がデータを受信器に伝送したいチャネルの一覧を含む。受信器はそこで送信器に許可メッセージを送り、それは全てまたは一部の所望のチャネルが許可されたことを示す。望ましからざる低SINRの軽減を促進するために、受信器が伝送速度(rate)情報を送信器に送り戻して受信すると、送信器はそこでパイロット・メッセージを受信器に伝送する。伝送速度情報を受取ると、送信器は許可されたチャネル上で、且つ標示された伝送速度でデータ伝送を開始する。
関係する形態に従って、送信器が十分な資源を要求することができないとき(送信器の利用可能なチャネルの大部分を占有する一つ以上のRxRUMを送信器が聴取する場合)、TxRUMは送信器によって同報される。そのようなTxRUMは送信器ノードの重要度についての情報を運び、それはそれらのそれぞれの資源の共有を計算するために近隣のノードによって使用される。その上、TxRUMはデータが伝送される電力レベルに比例するPSDで送出される。潜在的に影響を受けるノードだけが送信器の状態を知らされる必要があるので、TxRUMは 一定の(例えば、高い)PSDで伝送される必要がないことが理解されるであろう。
一連のイベント302及び304は通信イベントの間に実施される複数の制約を考慮して行われる。例えば、送信器は前の時間スロットにおいてRxRUMによって妨害されなかったあるチャネルを要求する。要求チャネルは最も最近の伝送サイクルにおいて旨くいったチャネルの選択によって優先順位をつけられる。不十分なチャネルがある場合には、送信器は追加チャネルの主張を知らせるTxRUMを送ることによってその公平な共有を取得するために追加のチャネルを要求する。チャネルの公平な共有はそこで聴取されていたRxRUMを考慮して、隣(例えば、ノード)を主張することの数及び重要度に従って決定される。
受信器からの許可は要求に記載されたチャネルの部分集合である。受信器は最も最近の伝送の間に高い干渉レベルを示すチャネルを回避する権限を与えられる。許可されたチャネルが不十分である場合には、受信器は一つ以上のRxRUMを設定することによって(例えば、送信器の公平な共有次第で)チャネルを付加する。送信器の公平なチャネルの共有は、例えば、聴取されていた(例えば、受取られていた)TxRUMを考慮して、近隣ノードの数及び重要度を評定することによって判定される。
伝送するとき、送信器は許可メッセージにおいて許可された全てまたは一部のチャネル上でデータを送る。送信器はRxRUMを聴取するといくつかのまたは全てのチャネル上の伝送電力を低減する。送信器が同じチャネル上で許可及びRxRUMを聴取する場合には、送信器は相反確率(reciprocal probability)によって伝送する。例えば、一つの許可及び三つのRxRUMが一つのチャネルついて聴取されるならば、送信器は1/3の確率によって伝送するかもしれない(例えば、送信器がチャネルを使用するであろう確率は1/3である)。
他の形態に従って、過剰帯域幅は上記の制約に関して自由な共有手法に従って割付けられる。例えば、上で述べた重要度に基づく予定計画は重み付けされた公平な資源共有を促進する。しかしながら、過剰帯域幅が存在する場合には、資源の割付け(例えば、最小の公平な共有以上の)制約される必要がない。例えば、それぞれ十分なバッファを持つ二つのノードは(例えば、100kbpsのフロー速度に対応する)100の重要度を持ち、そしてチャネルを共有する場合のシナリオが考察される。この状況では、ノードは等しくチャネルを共有することができる。それらがチャネル品質の変化をうけるならば、二つのノードの各々は、例えば、300kbpsを許可される。しかしながら、ノード2の共有を500kbpsへ増加するために、わずか200kbpsをノード1に与えることが望ましい。即ち、そのような状況では、より大きいセクタ処理能力を達成するために、いくらかの不公平な方式である過剰帯域幅を共有することが望ましい。重み付け機構は不公平な共有を進めるために簡単な方法で拡張される。例えば、重要度に加えて、各ノードはまたその割当てられた伝送速度(rate)に関する概念を持っており、その情報はATによって購入されたサービスと関連する。ノードがそれらの割当速度(それは他の共有手法で割当てられる)を越える過剰資源を奪い合わないことを保証するためその平均処理能力が割当速度以下であるとき、ノードはその平均伝送速度を(ある適当な区間にわたって)連続して更新し、そしてRUMを送出することができる。
図4は様々な形態に従って、要求-許可手法の理解を促進するいくつかのトポロジーの例示である。第一のトポロジー402は極めて接近している三つの回線(A-B、C-D、E-F)を持ち、そこで全てのノードA〜Fは他の全てのノードからRUMを聴取することができる。第二のトポロジー404は鎖線の三つの回線を持ち、中間の回線(C-D)は双方の外側の回線(A-B及びE-F)と干渉し、一方、外側の回線は相互に干渉しない。RUMの範囲が二つのノードであるように、この例に従って、RUMは模擬される。第三のトポロジー406は相互に干渉し、そして相互のRUMを聴取することができる右手側の三つの回線(C-D、E-F、及びG-H)を含む。左手側の一回線(A-B)は回線(C-D)とだけ干渉する。
様々な例に従って、上で述べたトポロジーに関して、三つのシステムの特性は下記の表1で述べられる。「完全情報(Full Information)」シナリオでは、ビットマスク及び重要度を持つRxRUM、同様にビットマスク及び重要度を持つTxRUMの可用性が仮定される。「部分情報(Partial Information)」シナリオでは、ビットマスク及び重要度を持つRxRUM、及び重要度を持つが、ビットマスクを持たないTxRUMが仮定される。最後に、「RxRUMのみ(RxRUM Alone)」シナリオでは、TxRUMは送出されない。
Figure 2009514442
表1から見られるように、「部分情報」提案は収斂に小さな遅れで重要度の公平な共有を達成することができる。収斂数は利用可能なチャネルの安定な割当てへその手法が収斂するのに取るサイクルの数を示す。その後、ノードは同じチャネルを利用し続ける。
図 5 はここに提示した一つ以上の形態に従って、一定の電力スペクトル密度(PSD)で伝送される資源利用メッセージ(RUM)を用いることによって干渉を管理するための方法論500の例示である。要求メッセージ、許可メッセージ、及び伝送は電力制御される:しかしながら、ノードはそれにも拘わらずその信号対干渉雑音比(SINR)レベルを受容しがたくさせる過度の干渉を被る。望ましからざる低SINRを軽減するために、RUMが利用され、それは受信器側(RxRUM)及び/または送信器側(TxRUM)がある。受信器の所望チャネル上の干渉レベルが所定閾値を越えるとき、RxRUMが受信器によって同報される。RxRUMはノード重要度情報と同様に、受信器が干渉の減少を要求するチャネルの記載を含む。その上、RxRUMは一定の電力スペクトル密度(PSD)で伝送される。RxRUMを「聴取する(hear)」ノード(例えば、RxRUMを発する受信器と競合する送信器)は、それらの伝送を停止することによって、或いは伝送電力を低減することによって、RxRUMに反応する。
例えば、無線ノードの臨時配置(ad hoc deployment)では、キャリア対干渉比(C/I)はいくつかのノードで望ましからざるほど低く、それは伝送の成功の妨げになる。C/Iを計算するために用いられる干渉レベルは雑音を含み、C/Iは同様にC/(I+N) として表される(但し、Nは雑音である)ことは理解されるであろう。そのような場合には、受信器は周辺における他のノードがそれらのそれぞれの伝送電力を低減し、或いは標示のチャネルを完全に撤回することを要求することによって干渉を管理する。502において、第一の所定閾値以下であるC/Iを示すチャネル(例えば、マルチ-チャネル・システムにおける)の標示が生成される。504において、メッセージが伝送され、そのメッセージはどのチャネルが不十分なC/Iであるかを示す情報を含む。例えば、第一のノード(例えば、受信器)は望ましからざるほど低いC/Iを持つチャネルを示す情報を含むビットマークと共に、RUMを同報する。RUMはその上ネットワークの全てのノードに既知である一定のPSDで送られる。この方法では、電力レベルが変化するノードは同じPSDによって同報する。
メッセージ(例えば、RUM)は他のノードによって受取られる(506)。RUMを受取ると、第二のノード(例えば、送信器)はそれ自体と第一のノードとの間の無線周波数(RF)間隔(distance)(例えば、チャネル利得)を計算するためにRUMと関連するPSDを利用する(508)。所与のノードのRUMへの反応はRF間隔に従って変化する。例えば、RF間隔と第二の所定閾値との比較が行われる(510)。RF間隔が第二の所定閾値以下であるならば(例えば、第一のノードと第二のノードは互いに近い)、干渉を軽減するためにRUMにおいて示されたチャネル上で伝送をそれ以上中止する(512)。代って、第二のノードと第一のノードが十分に互いに離れていれば(例えば、それらの間のRF間隔は510で比較したとき第二の所定閾値に等しいか大きい)、第二のノードがRUMにおいて示されたチャネル上で伝送し続るべきであったならば第一のノードで引き起こされるであろう、且つ第二のノードに起因する干渉の大きさを予測するために第二のノードはRF間隔情報を利用することができる(514)。予測された干渉レベルは第三の所定閾値レベルと比較される(516)。
例えば、第三の所定閾値は目標の干渉対熱雑音(interference-over-thermal:IOT)レベルの固定部分であり、それは共通の帯域幅にわたって測定された干渉雑音の熱雑音電力に対する比である(例えば、6dBの目標IOTの約25%、或いはいくらかの他の閾値レベル)。予測された干渉が閾値以下であるならば、第二のノードはRUMに示されたチャネル上で伝送を続ける(520)。しかしながら、予測された干渉が第三の所定閾値に等しいか、それ以上であることが判定されれば、予測された干渉が第三の所定閾値以下になるまで第二のノードはその伝送電力レベルを減少させる(518)。この方法では、 単一のメッセージ、またはRUMは多数のチャネルにわたる干渉を示すために用いられる。干渉ノードに電力を減少させることによって、影響をうけたノード(例えば、受信器、アクセス端末、アクセス点、・・・)は多数のチャネルの部分集合上で旨くビットを受取り、そしてそれらの伝送電力レベルを低減するノードはまたそれらのそれぞれの伝送を続けることを許される。
図6及び7に関して、柔軟な媒体アクセス制御は受信器が一つ以上の送信器にそれが伝送の衝突回避モードの方を選ぶということだけでなく、それが他の受信器と比較していかに不具合であるかという指標(measure)を通信するのを容認することによって促進される。第三世代セルラーMACにおいて、セルを横断する干渉回避の必要性は計画配置手法を用いることによって軽減される。セルラーMACは一般に高い空間効率 (ビット/単位領域)を達成するが、計画配置は高価で、時間の浪費であり、そしてホットスポット配置にはあまり適していない。逆に、標準の802.11ファミリーに基づくもののようなWLANシステムは配置に関する制限をあまり置かないが、セルラー・システムと比較してWLANシステムを配置することに関連する費用及び時間節約はMACに組込まれる干渉堅牢性の増加の犠牲になる。例えば、 802.11ファミリーはキャリア検出多重アクセス(carrier sense multiple access:CSMA)に基づくMACを使用する。基本的に、CSMAは「伝送前聴取(listen-before-transmit)」手法であり、送信しようとするノードは最初に媒体(medium)を「聴取(listen)」しなければならず、それが遊休状態であることを判定し、そして伝送の前に撤回(backoff)プロトコルに従う。キャリア検出MACは貧弱な利用性、限られた公平制御、及び隠れ及び顕在ノードに対する敏感性につながる。計画配置セルラー・システム及びWiFi/WLANシステムの双方に関連する欠陥を克服するために、図6及び7に関して述べた様々な形態は同期制御チャネル伝送(例えば、要求、許可、パイロット等を送るため)、RUMの効率的な使用(例えば、RxRUMはそれが干渉送信器を撤回することを必要とするとき受信器によって送られ、TxRUMは、それが干渉しているその目的の受信器及び送信器に伝送するその意図を知らしめるために送信器によって送られる、等々)、同様に再利用を通して改善された制御チャネル信頼性(例えば、多数のRUMが受信器において同時に復号されるように)を用いる
いくつかの特徴に従って、RxRUMはその送信器へのサービスにおいて受信器の不具合の程度を表す係数で重み付けされる。干渉送信器はそこでそれがRxRUMを聴取したという事実と、次の動作を決定するためにRxRUMと関連する重要度の値の両方を使用する。例に従って、受信器が一つのフローを受取ると、受信器は、
RST/Ractual<T
のときRxRUMを送る。但し、RST(RUM送信閾値)はフローに関する処理能力目標であり、Ractual は短期移動平均として(例えば、単極IIRフィルタを通して)計算された実際の達成処理能力であり、そしてTは比(ratio)が比較される閾値である。受信器が特定のスロット間に送信器を予定計画することができなければ、そのスロットの伝送速度(rate)は0であるとみなされる。他の場合には、そのスロットにおいて達成された伝送速度は平均化フィルタに供給される標本である。閾値Tは、実際の処理能力が目標処理能力以下になるときはいつでも、その重要度が生成され、且つ伝送されるように1に設定される。
送信器はRxRUMメッセージを復号することができれば、送信器はRxRUMを「聴取する」ことができる。送信器は、RxRUM送り手(sender)において引き起こすであろう干渉がRUM拒絶閾値(RRT)以下であると推定すればRxRUMメッセージを選択的に無視する。即時MAC設計において、Tx/RxRUM要求及び許可は制御情報に対する干渉影響が弱いことを保証するために非常に低い再利用係数(例えば、1/4或いはさらに小さい)を持つ制御チャネル上で送られる。送信器は聴取していたRxRUMの集合を解析し、そしてその意図した受信器から聴取されたRxRUMが最高重要度のRxRUMであれば、送信器(例えば、それ自体の受信器を含む)を聴取することができる全ての受信器に、送信器はそれが「競争(contention)」を勝ち取って、そしてチャネルを使用する資格を与えられたことを示すTxRUMと共に要求を送る。TxRUMを送るための他の条件、同じ重要度の多数のRxRUMの取扱い、多数のTxRUMの取扱い、要求、等々は図6及び7に関して下記でさらに詳細に述べられる。RxRUMの重要度及び送信器における対応動作を設定することは競合の決定論的解決、及びそれによってRSTの設定を通して共有媒体の利用の改善及び重み付けされた公平な共有を可能にする。RST(それは送出されるRxRUMの確率を制御する)の設定に加えて、RRTの設定はシステムが衝突回避モードで動作する程度を制御することを促進することができる。
RSTに関して、システム効率の観点から、どのプロトコルが特定のユーザー構成に関して高いシステム処理能力を達成するかの解析に基づいて衝突回避プロトコルまたは同時伝送プロトコルが行使されるようにRSTは用いられる。ピーク伝送速度の観点、または遅延非耐性サービスから、ユーザーはシステム効率を犠牲にして同時通信を使用して達成されるものより高い伝送速度でデータを突発させることを許容される。その上、ある形式の定速度トラヒック・チャネル(例えば、制御チャネル)は達成されるべき特定の処理能力を必要とし、そしてRSTはそれに従って設定される。さらに、あるノードは大きなトラヒック量の集合のためにより高いトラヒック要求を持つ。無線帰路が木状アーキテクチャ(tree-like architecture)で使用され、そして受信器が木の根(root of the tree)に近いノードを予定計画しているならば、これは特に真である。
固定RSTを決定する一方法論は計画セルラー・システムにおいて達成された順方向回線エッジ・スペクトル効率に基づいてRSTを設定することである。BTSがあるユーザーにその間ずっと近隣とともに伝送するとき、エッジ・ユーザーがセルラー・システムにおいて達成する処理能力をセルのエッジ・スペクトル効率は示す。これは同時通信による処理能力が計画セルラー・システムにおけるセル・エッジ処理能力より悪くないことを保証するためにそうであり、それは(例えば、同時通信モードを用いて達成されるものを越えて)処理能力を改善するため衝突回避モードへの転移を始動するために利用される。他の特徴に従って、RSTは異なるユーザーに対して異なる(例えば、ユーザーは異なるRSTに関連する異なるサービス・レベルを承認する・・・)。
図6は一つ以上の形態に従って、臨時に配置された無線・ネットワークにおいて、柔軟な媒体アクセス制御(MAC)の提供を促進するためにTxRUM及び要求を生成するための方法論600の例示である。送信器が聴取したRxRUMに基づいて、それは帯域幅に最も権利があるものであると送信器が信じることを聴取範囲内の全ての受信器にTxRUMは通知する。TxRUMはそお存在を示す1ビットの情報を運び、そして送信器は下記の方法でTxRUMビットを設定する。
602において、送信器はそれ自体の受信器(例えば、AはBと通信し、且つC及びDと干渉しているとする、そこでAはB、C及びDからRxRUMをその受信器であるBによって聴取する)からのRxRUMを含めて、一つ以上のRxRUMを(例えば、所定の監視期間内に)丁度聴取したかどうかを判定する(それを送っていたならば(即ち、Bが動作例においてそれを送っていたならば))。ここに述べたように、「ノード」はアクセス端末またはアクセス点であり、そして受信器及び送信器の双方を含む。この説明における「送信器」及び「受信器」といった用語の用法は、従って、「いつノードが送信器の役割を果たすか」そして、「いつノードが受信器の役割を果たすか」としてそれぞれ解釈しなければならない。送信器がRxRUMを全く受取らなかったならば、 604において、それはTxRUMを送らずに要求をその受信器に送る。送信器が少なくとも一つのRxRUMを受取ったならば、606において、RxRUMが送信器自体の受信器(例えば、送信器のノードにおける受信器、・・・)から受取られたかどうかに関して判定が行われる。そうでなければ、608において、TxRUM及び関連する要求を伝送するのを控える決定が行われる。
606における判定が正であれば、610において、送信器自体の受信器から受取られたRxRUMが聴取されていた唯一のRxRUMであるかどうかに関してさらなる判定が行われる。そうであれば、612において、送信器はTxRUM及び送信すべき要求を送るい。送信器がそれ自体の受信器からのRxRUMを含む多数のRxRUMを受取っていたならば、614において、送信器はそれに関連する重要度に基づいてRxRUMを分類し始める。616において、送信器自体の受信器から受取られたRxRUMが全ての受信RxRUMの最高の重要度(例えば、最大レベルの不具合)を持っているかどうかに関して判定が行われる。そうであれば、618において、送信器は及び伝送すべき要求を送る。616の判定が負であれば、620において、送信器はTxRUM、同様に要求を送るのを控える。送信器が一つ以上の他のRxRUMと同様にそれ自体の受信器からRxRUMを受取り、そして全てが等しい重要度であるシナリオにおいて、送信器はTxRUM及び要求を1/Nの確率で送る(但し、Nは最高の重要度を持つRxRUMの数である)。一形態において、図6の論理はTxRUMなしで、むしろ要求のみに適用される。即ち、RxRUMはノードが特別な資源に関する要求を送ることができるか否かを制御する。
ここで使われる「不具合(disadvantage)」は、例えば、所与のノードの目標値の実際値に対する比の関数として判定される。例えば、不具合が処理能力、スペクトル効率、データ速度、またはより高い値が望ましい他のパラメータの関数として測定されるとき、そこでノードが不具合のとき実際値は目標値より比較的に低いであろう。そのような場合には、ノードの不具合のレベルを表す重み付けの値は目標値の実際値に対する比の関数である。不具合が基づくところのパラメータが低いことを要求される場合(例えば、待ち時間)、目標値対実際値の比の逆数が重要度を生成するために利用される。ここで使用されるように、別のノードと比較して「より良い(better)」条件を持つと記述されるノードはより小さい不具合レベルを持つことがわかる(例えば、より良い条件を持つノードは比較される別のノードより少ない干渉、少ない待ち時間、高いデータ速度、高い処理能力、高いスペクトルの効率、等々を持つ)。
例に従って、送信器A及び送信器Cは同時に(例えば、送信器が指定時間に送信し、そして受信器が別の指定時間に送信する同期媒体アクセス制御に従って)受信器B及び受信器Dに送信する。受信器Bはそれが被っている干渉の量を判定し、且つ/または予定しており、そして送信器A及び送信器Cといった送信器へRxRUMを送る。受信器Dは受信器Bと同じ時間に送信するので、受信器DはRxRUMを聴取する必要はない、さらに例を進めるために、受信器BからRxRUMを聴取すると、送信器CはRxRUMに示された受信器Bの状態を判断し、そしてそれ自体の状態(それはCに既知であるか、Dによって送られるRxRUMによって通告される)を受信器Bの状態と比較する。比較されると、いくつかの動作が送信器Cによって行われる。
例えば、送信器Cが受信器Bより低い干渉の程度を被っているという判定であると、送信器Cは伝送すべき要求を伝送することを控えることによって撤回する。その上、もしくは代わって、送信器Cはそれが受信器Bでどのくらいの干渉の原因となっているかを見積もるか、もしくは判定する(例えば、受信器からのRxRUMが同じか、または一定の電力スペクトル密度で送られる場合)。そのような決定は受信器Bに対するチャネル利得を推定すること、伝送電力レベルを選択すること、及び選択伝送電力レベルで送信器Cからの伝送によって受信器において引き起こされるであろう干渉のレベルが所定の受容可能な限界干渉レベルを越えたかどうかを判定することを含む。その判定に基づいて、送信器Cは前の伝送電力レベルに等しいか、もしくは低い電力レベルで伝送することを選ぶ。
送信器Cの状態(例えば、資源の不足に関する不具合のレベル、干渉、 ・・・)が受信器Bの状態に実質的に等しい場合には、送信器Cはそれが聴取したRxRUMに関連する重要度を見積もり、且つ/または対処する。例えば、送信器Cが3、5、5、及び5の重要度を持つ四個のRUMを聴取していたならば、そして受信器Bから聴取されたRxRUMが5の重要度の一つを持っていれば(例えば、送信器Cによって聴取された全てのRxRUMの最も重い重要度に等しい重要度を持つ)、Cは確率1/3で要求を送るであろう。
図7は一つ以上の形態に従って、伝送すべき要求の許可を生成するための方法論700を例示する。702において、受信器は要求、及び最近聴取もしくは受取った(例えば、所定の監視期間の間に)TxRUMを算定する。要求が受取られていなかったならば、704において、受信器は許可メッセージを送るのを控える。少なくとも一つの要求及びTxRUMが受取られていたならば、706において、受信TxRUMは受信器がサービスしている送信器からのものであるどうかに関して判定が行われる。そうでなければ、708において、受信器は許可を送るのを控える。そうであるならば、710において、全ての受信TxRUMが受信器によってサービスをうける送信器からであるかどうかを受信器は判定する。
710における判定が正であるならば、許可が生成され、そして712において、一つ以上の要求送信器に送られる。710における判定が負であれば、そして受信器がサービスしない送信器からのTxRUMに加えてそれ自体の送信器から受信器がTxRUMを受取っていたならば、伝送速度の移動平均がRtarget より大きいかどうかに関して判定が行われる。伝送速度の移動平均がRtarget より大きいか、もしくは等しいならば、716において、受信器は要求された資源を許可するのを控える。そうでなければ、718において、受信器は1/Nの確率で許可を送る(但し、Nは受取られたTxRUMの数である)。別の形態において、TxRUMは丁度RxRUMにおけるような重要度を含み、そしてその送信器の一つから一つ及び別の送信器の一つから一つ、多数のTxRUMが聴取されるとき、最高の重要度がその送信器の一つによって送られたか否かに基づいて許可が行われる。その送信器の一つから来たものを含めて、最高の重要度における多数のTxRUMとの連携の場合には、許可は確率m/Nで送られる(但し、Nは最高の重要度で聴取されたTxRUMの数、そのうちのmはその受信器の送信器から来た)。
関係する形態に従って、受信器はそれが送り手から目立つデータを持つかどうかを定期的に及び/または連続して判断する。受信器が現在の要求を受取っていたならば、或いはそれが許可しなかった前の要求を受取っていたならば、これは真である。いずれにせよ、平均伝送速度がRtarget 以下であるときはいつでも受信器はRxRUMを送出するい。その上、送信器の要求を許可すると、送信器はデータ・フレームを伝送し、それは受信器によって受取られる。送信器-受信器対にとって目立つデータがあれば、送信器と受信器の双方は接続のために平均伝送速度情報を更新する。
図8は一つ以上の形態に従って、所与のノードに関連する不具合のレベルに従ってRUMを伝送すべきことに関していくつかのチャネルを調整することによって競合ノード間の公平性を達成するための方法論800の例示である。前図に関して上で述べたように、RxRUMは貧弱な通信に悩む受信器がその直面する干渉の低減を調整し、且つ欲することを示すために送出される。RxRUMはそのノードが被る不具合の程度を定量化する重要度を含む。一形態に従って、その重要度はRST/処理能力に等しく設定される。ここで、RSTはノードが所望する平均処理能力である。伝送ノードが多数のRxRUMを聴取するとき、それらの間の競合を解決するためにそれぞれの重要度を利用する。最高の重要度を持つRxRUMが送信器自体の受信器から発信したならば、それは伝送することを決定する。そうでなければ、送信器は伝送するのを控える。
TxRUMは送信器によって差し迫った伝送を告げるために送出され、そして二つの目的を持つ。第一は、TxRUMはそのRxRUMが局所競合を勝ち取り、従ってそれが伝送を予定計画して行くことを受信器に知らせる。第二は、TxRUMは差し迫った干渉を他の近隣の受信器に通知する。システムが多数のチャネルを支援するとき、RUMは重要度に加えてビットマスクを運ぶ。ビットマスクはこのRUMが適用できるチャネルを示す。
RxRUMを受取るノードは伝送を控えるよう仕向けられるので、RxRUMはノードがそのごく近隣における干渉を除去することを可能にする。重要度が公平な競合を許容している間に(例えば、最も大きい不具合を持つノードが勝つ)、マルチ-チャネルMACを持つことは別の自由度を提供する。ノードがRxRUMを送るチャネルの数はさらに急速に追いつくために非常に貧弱な経歴を持つノードに対する不具合の程度に基づく。RxRUMが旨くいき、そしてそれに応答してノードによって受信された伝送速度がその状態を改善するとき、ノードはRxRUMを送るチャネルの数を減少させる。深刻な混雑状態のために、RUMが初めは旨くいかず、そして処理能力が改善しなければ、…ノードはRUMを送るチャネルの数を増加させる。非常に混雑した状況では、ノードは非常に不具合になり、そして全てのチャネルにRxRUMを送り、それによって単一キャリアの場合に退化する。
その方法に従って、802において、不具合のレベルがノードについて判定され、そしてRUMが聴取範囲内の他のノードに対する不具合のレベルを示すために生成される。例えば、不具合のレベルはノードにおいて受取られたサービスのレベルの関数として判定され、それは待ち時間、IOT、C/I、処理能力、データ速度、スペクトル効率、等々といった様々なパラメータによる影響をうける。804において、RUMを送るためのいくつかのチャネルが選択され、それは不具合のレベルに整合する(例えば、不具合が大きければ、チャネルの数も大きい)。RUMはそのチャネルに伝送される(806)。サービス品質(QoS)はノードについて測定され、そして不具合はノードの状態が向上したかどうかを判定するために再評価される(808)。測定されたQoSに基づいて、次のRUMが送られるチャネルの数が調整される(810)。例えば、ノードのQoSが改善、或いは悪化しなかったならば、次のRUMが伝送されるチャネルの数はノードで受取られるサービスのレベルを改善するために増加する(810)。ノードのQoSが改善したならば、810において、次のRUMが伝送されるチャネルの数は資源を保全するために低減される。その方法はRUM伝送、サービス評価、及びチャネル数調整のさらなる反復のために806へ戻る。RUMが送られるチャネルの数を増加させるか、或いは減少させるかに関する決定はノードによって使用されているQoS計量基準の関数である。例えば、(不具合の継続的もしくは悪化レベルに基づいて)RUMが送られるチャネルの数を増加することは処理能力/データ速度形式計量基準については当然であるが、待ち時間計量基準については意味がない。
関係する形態に従って、ノード基準及び/またはトラヒック基準の優先度は高い優先度を持つノードが低い優先度のノードより大多数のチャネルを乗っ取ることを可能にすることによって合併される。例えば、不具合なビデオ呼出者は8つのチャネルを直ちに受取り、一方、同様に不具合な音声呼出者は二つのキャリアを受取るだけにすぎない。ノードが取得するチャネルの最大数はまた制限される。上限は運ばれるトラヒックの形式(例えば、小さな音声パケットは一般的にせいぜい二、三のチャネルしか必要としない)、ノードの電力クラス(例えば、弱い送信器はあまり大きな帯域幅に対してその電力を拡散できない)、受信器への距離及びその結果としての受信PSD、等々によって判定される。この方法において、方法800はさらに干渉を減少させ、そして資源節約を改善する。また他の形態はノードに割付けられたチャネルの数を示すためにビットマップを使用する。例えば、6ビットマスクはRUMが最高6つのチャネルについて送られること示すために利用される。その上、ノードは干渉ノードが全てまたは一部の割当てサブキャリア上で伝送するのを控えることを要求する。
図9は一つ以上の形態に従って、一定の電力スペクトル密度(PSD)で二つのノードの間のRxRUM伝送の例示である。ノードが深刻な干渉を被るとき、それは他のノードによって引き起こされた干渉を制限する恩恵を受け、それはそれでより良い空間再使用及び公平性の改善を可能にする。802.11プロトコル・ファミリーにおいて、送信要求(request-to-send:RTS)及び送信解除(clear-to-send:CTS)パケットが公平性を達成するために用いられる。RTSを聴取するノードは伝送を停止し、そして要求ノードがパケットを旨く伝送することを可能にする。しかしながら、この機構は不必要に多数のノードが切断される結果をもたらす。さらに、ノードは全帯域幅にわたって十分な電力でRTS及びCTSを送る。いくつかのノードが他より高い電力を持っていたならば、別のノードに関するRTS及びCTSの範囲は異なるであろう。このように、高電力ノードは低電力ノードの圏外にあろうから、高電力ノードによって強く干渉される低電力ノードはRTS/CTSを通じて高電力ノードを遮断することができない。そのような場合には、高電力ノードは低電力ノードに対して永久に「隠された(hidden)」ノードである。低電力ノードがRTSまたはCTSをその送信器または受信器の一つへ送るとしても、それは高電力ノードを遮断することができないであろう。従って、802.11MACは全てのノードが等しい電力を持つことを必要とする。これは特に通信区域の観点から動作特性に制限を与える。
図9の機構は一つ以上のチャネルに関して望ましからざる低SINRを被るノードにおいて受信器からのRUMの同報を促進する。ノードの伝送電力能力に関係なく、RUMは一定の既知のPSDで伝送され、そして受信ノードは受信PSDを観測し、且つそれ自体とRUM伝送ノードとの間のチャネル利得を計算する。一旦、チャネル利得が分かれば、受信ノードはそれがRUM伝送ノードにおいて(例えば、それ自体の伝送電力に一部基づいて)引き起こしそうな干渉の量を判定し、そして一時的に伝送を控えるかどうか判定する。
ネットワークにおいてノードが異なる伝送電力を持つ場合は、RUMを聴取するノードはそれらのそれぞれの既知の伝送電力及び計算されたチャネル利得に基づいて遮断するかどうかを決定する。このように、低電力送信器は重大な干渉を引き起こさないであろうから必ずしも遮断する必要はない。このように、干渉を引き起こすノードだけが遮断され、斯くして従来のRTS-CTS機構の前述の欠陥を軽減する。
例えば、第一のノード(ノードA)はチャネルh上で第二のノード(ノードB)からRxRUMを受取る。RxRUMは電力レベルpRxRUMで伝送され、そしてXは伝送電力pRxRUMによって乗算したチャネルhに雑音を加えた合計に等しいように、受信信号値Xは見積もられる。ノードAはそこで受信信号値XをpRxRUMによって除算することによりhを推定するためにチャネル推定プロトコルを実行する。ノードBの重要度がノードAの重要度より高ければ、
A=hest*pA
になるように、チャネル推定値を所望の伝送電力(pA)で乗算することによって、ノードAがノードBに引き起こす干渉をノードAはさらに推定する(但し、IAはノードBにおいてノードAによって引き起こされる干渉である)。
例に従って、最大伝送電力Mが2ワットであることが決定され、 且つ最小伝送帯域幅が5MHzであるシステムを考えると、最大PSDは2ワット/5MHz、または0.4W/MHzである。システムにおける最小伝送電力が200mWであると仮定する。そこで、RUMはシステムにおいて最大許容PSDに等しいような範囲を持つように設計される。200mW送信器に関するこの電力スペクトル密度及びRUMのデータ速度はそこでそれらの範囲を等しくするように選択される。前述の例は例示の目的のためにあり、そしてここに述べたシステム及び/または方法は上で提示した特定の値に制限されないが、ある適当な値を利用することは理解されるであろう。
図10は一つ以上の形態に従って、第二のノードにおいて第一のノードによって引き起こされるであろう干渉の量の推定を進めるためRUM伝送のために一定のPSDを用いる方法論1000の例示である。1002において、第一のノードは第二のノードから既知のPSDでRxRUMを受取る。1004において、第一のノードはそれ自体と第二のノードとの間のチャネル利得を既知のPSDに基づいて計算する。1006において、第一のノードは第二のノードで引き起こす干渉の量を1004で計算されたチャネル利得に少なくとも一部基づいて推定するためにそれ自体の伝送に関連する伝送PSDを用いる。第一のノードが伝送すべきか、もしくは伝送を控えるべきかであるかを判定するために、干渉推定値は1008において所定閾値と比較される。推定値が所定閾値より大きいならば、1012において、第一のノードは伝送(これはデータを伝送すること、もしくは要求を伝送することを含むであろう)を控える。推定値が所定閾値より小さいならば、それは実質的に第二のノードと干渉しないので、1010において、第一のノードは伝送する。第二のノードによって伝送されたRxRUMは第二のノードに対してある近傍内の多数の受信ノードによって聴取され、その各々はそれが伝送すべきか否かを判断するために方法1000を実行する。
別の例に従って、第二のノードは、例えば、200ミリワットで伝送し、そして第一のノードは2ワットで伝送する。そのような場合には、第二のノードはrの伝送半径を持ち、そして第一のノードは10rの伝送半径を持つ。したがって、第一のノードは第二のノードが一般的に伝送もしくは受信するより第二のノードから最高10倍離れて位置するが、その高い伝送電力のために第二のノードとなお干渉する能力がある。そのような場合には、第二のノードは第一のノードがRxRUMを受取ることを保証するためにRxRUM伝送の間にその伝送PSDを上げる。例えば、第二のノードは所与のネットワークのために予め定義された最大許容PSDでRxRUMを伝送する。第一のノードはそこで方法1000を実行し、そして上で述べたように、伝送すべきか否かを決定する。
図11は様々な形態に従って、計画された及び/または臨時の無線通信環境における干渉制御パケットに応答するための方法論1100を例示する。1102において、第一のノードからのRxRUMは第二のノードにおいて受取られる。1104において、計量基準値はRUMに関連する所定の値に少なくとも一部基づいて生成される。例えば、RUMが1102において受取られるとき、受信ノード(例えば、第二のノード)はRUM受信電力RUM_Tx_PSD(システムの既知の定数)、及びData_Tx_PSD(RUM受信ノードがそのデータを伝送したいPSD)を推定することによってRUM_Rx_PSDを知るか、もしくは判定する。RUM_Tx_PSD及びRUM_Rx_PSDはまたdBm/Hzで定量化される。但し、前者は全てのノードに関して定数であり、そして後者はチャネル利得に依存する。同様に、RUM_Tx_PSDはdBm/Hzで測定され、そしてノードと関連する電力クラスに依存する。1104において生成された計量基準(metric)は:
metric=Data_Tx_PSD+(RUM_Rx_PSD−RUM_Tx_PSD)
として表され、それはRUM伝送ノード(例えば、TxRUMに関する)またはRUM受信ノード(例えば、RxRUMに関する)が他のノードにおいて引き起こす可能な干渉の推定値を表す。
1106において、計量基準値はdBm/Hzで定義される所定のPUM拒否閾値(RRT)と比較される。計量基準値がRRTより大きいか、等しいならば、第二のノードは1108においてRUMに応答する。計量基準がRRTより小さいならば、1110において、第二のノードはノードへの応答を控える(例えば、それは実質的に第一のノードと干渉しないためである)。1108におけるRUMへの応答は所定の値Ωより大きい干渉-対熱(IOT)比に関係する干渉を取り除き、それは熱雑音N0 全体にわたって、デシベルで測定され、N0 はdBm/Hzで測定される(例えば、計量基準≧Ω+N0といったように)。全ての実質的な可能な干渉が静まることを保証するために、RRTはRRT=Ω+N0といったように設定される。RUM送り手がRUM受け手よりも大きな不具合があることをRUM上で通知された重要度が示すときだけ、RRT閾値が満たされるか否かを判定する作業がRxRUM受信ノードによって始められることは注目すべきである。
図12は、上で述べた様々な形態に従って、RxRUMを生成するための方法論1200の例示である。1202において、RUMが第一のノードにおいて生成され、そこではRUMは第一の所定の閾値が満たされたか、もしくは越されたかを示す情報を含む。第一の所定閾値は、例えば、干渉対熱雑音(IOT)のレベル、データ速度、キャリア対干渉比(C/I)、処理能力のレベル、スペクトル効率のレベル、待ち時間のレベル、または第一のノードにおけるサービスが測定される他の適当な指標を表す。1204において、RUMは第二の所定の閾値が越されたことを示すために重み付けされる。いくつかの形態に従って、重要度の値は量子化された値である。
第二の所定閾値は、例えば、干渉対熱雑音(IOT)のレベル、データ速度、キャリア対干渉比(C/I)、処理能力のレベル、スペクトル効率のレベル、待ち時間のレベル、または第二のノードにおけるサービスが測定される他の適当な指標を表す。第一及び第二の所定閾値は実質的に等しいけれども、それらが等しい必要性はない。その上、第一及び第二の所定閾値は別のパラメータ(例えば、IOT及びC/Iそれぞれ;待ち時間及びデータ速度、それぞれ;または記述パラメータの他のあらゆる順列)と関連する。1206において、重み付けRUMは一つ以上の他のノードに伝送される。
図13は一つ以上の形態に従って、一つ以上の受信RxRUMに応答するための方法論1300の例示である。1302において、RxRUMは第一のノードにおいて第二の(さらに多くの)ノードから受取られる。RxRUMは第二のノードの状態(例えば、上に述べたように、不具合なレベル)に関係する情報を含み、それは第二のノードの状態を判定するために1304において第一のノードによって利用される。1306において、第二のノードの状態が第一のノードの状態と比較される。その比較は、1308において、データを伝送するかどうかの判定を容認する。
例えば、第一のノードの状態が第二のノードの状態より良いことを比較が示すならば、第一のノードは(例えば、より効果的に通信するため不具合な第二のノードを撤回し、且つ許容するために)データを送ることを控える。その上、もしくは代わって、第一のノードの状態が第二のノードの状態より良好であるならば、図10に関して上で述べたように、第一のノードは第一のノードが第二のノードにおいて引き起こす干渉のレベルを判定し続ける。そのような判定は、例えば、第二のノードが伝送した既知の一定の電力、或いは既知の一定の電力スペクトル密度を利用すること、第一及び第二のノード間のチャネル利得を推定すること、第一のノードから第二のノードへ伝送のための伝送電力レベルを選択すること、選択された伝送電力レベルで伝送が第二のノードにおいて引き起こすであろう干渉のレベルを推定すること、及び推定干渉レベルが所定の受容可能干渉限界レベルを越えるかどうかを判定することを含む。
第一のノードの状態が第二のノードの状態より悪いことを比較が示す場合には、第一のノードRUMを無視することを選択する。別の形態に従って、第一のノード及び第二のノードが実質的に等しい状態を持つ場合には、図6に関して上で述べたように、重要度処理機構が用いられる。また他の形態に従って、図11に関して述べたように、RUMに含まれる情報はRUMに応答すべきかどうか判定するためにRUM拒絶閾値(RRT)と比較される計量基準値を生成するために利用される。また他の形態に従って、1308においてデータを伝送する判定に関して、そのような伝送は第一のチャネル上で通信データを送ること、第一のチャネル上で送信要求メッセージを伝送すること、及び/または第二のチャネル上で送信要求メッセージを送ることを含み、それは第一のチャネル上でデータを送ることを要求する。
別の形態において、スケジューラがノードでRxRUM処理の結果を知るのに助けるために追加の情報が要求と共に含まれる。例えば、AがBへ、そしてCがDへデータを送ると仮定する。BとDの双方はRxRUMを送出するが、Bによって使用される重要度はDより高い(もっと不具合である)と仮定する。そこで、AはBへ要求を送り(それは受信RxRUMを処理して、その受信器、即ちBが最も不具合であると判断したので)、そしてそれが競合を勝ち取って、将来における勝ちを維持しないかもしれないので迅速に予定計画されるべきであること示す「最良の(Best)」ビットを含むであろう。それとは対照的に、CはRUMを処理し、そしてそれが要求できないことを結論するであろう。しかしながら、それが現在予定計画できないとしても、それは送るべきデータを持ち、そしてDはRxRUMを送り続けるべきであることをDに知らしめる。例えば、Dが要求を全く聴取しないならば、その送信器のいずれも送るべきデータを全く持たず、そしてRxRUMを送るのを止めるとそれは誤って結論する。これを防ぐために、Cはそれが他からのRxRUMによって「阻止される(blocked)」という指示と共に「要求(request)」を送る。これは現在Cを予定計画しないためにDへの指示として役立つが、Cがある点で競合に勝つであろうと希望してRxRUMを送り続けるであろう。
図14は典型的な無線通信システム1400を示す。無線通信システム1400は便宜上一つの基地局及び一つの端末を描いている。しかしながら、システムは一つ以上の基地局及び/または一つ以上の端末を含むことができ、そこでは追加の基地局及び/または端末は下記で述べる典型的な基地局及び端末に関して実質的に類似し、或いは異なることは理解すべきである。その上、基地局及び/または端末はその間の無線通信を促進するためにここに述べた方法(図2、5〜8、及び10〜13)及び/またはシステム(図1、3、4、9、及び15〜18)を用いることができる。例えば、システム1400におけるノード(例えば、基地局及び/または端末)はある上記の方法(例えば、RUMを生成する、RUMに応答する、ノードの不具合を判定する、RUM伝送のためのサブキャリアを選択する、・・・)を実行するための命令、同様にそのような動作及びここに述べた様々なプロトコルを実行するある他の適当な動作を実行するためのデータを記憶し、且つ実行する。
ここで図14を参照すると、下り回線上で、アクセス点1405において、送信(TX)データ・プロセッサ1410はトラヒック・データを受取り、フォーマットし、符号化し、且つ変調(またはシンボル写像)し、そして変調シンボル(データ・シンボル)を提供する。シンボル変調器1415はデータ・シンボル及びパイロット・シンボルを受取り、且つ処理し、そしてシンボル・ストリームを提供する。シンボル変調器1415はデータ及びパイロット・シンボルを多重化し、そしてそれらを送信器ユニット(TMTR)1420に提供する。各伝送シンボルはデータ・シンボル、パイロット・シンボル、またはゼロの信号値である。パイロット・シンボルは各シンボル期間に連続して送られる。パイロット・シンボルは周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化(TDM)、周波数分割多重化(FDM)、または符号分割多重化(CDM)される。
TMTR 1420はシンボル・ストリームを受取り、且つ一つ以上のアナログ信号に変換し、そしてさらに無線チャネル上で伝送のために適した下り回線信号を生成するためにアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、及び周波数高位変換(requency upconverts))する。下り回線信号はそこでアンテナ1425を経由して端末に伝送される。端末1430において、アンテナ1435は下り回線信号を受信し、そして受信信号を受信器ユニット(RCVR)1440に提供する。受信器ユニット1440は受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、及び周波数下位変換(frequency downconverts))し 、そして標本(samples)を取得するために調整された信号をディジタル化する。シンボル復調器1445は受信パイロット・シンボルを復調し、そしてチャネル推定のためにプロセッサ1450に提供する。シンボル復調器1445はさらにプロセッサ1450から下り回線に関する周波数応答推定を受取り、データ・シンボル推定値(それは伝送データ・シンボルの推定値である)を取得するために受信データ・シンボルにデータ復調を行い、そしてデータ・シンボル推定値をRXデータ・プロセッサ1455に提供し、RXデータ・プロセッサは伝送トラヒック・データを復元するためにデータ・シンボル推定値を復調(逆写像)し、逆インタリーブし、且つ復号する。シンボル復調器1445及びRXデータ・プロセッサ1455による処理はアクセス点1405におけるシンボル変調器1415及びTXデータ・プロセッサ1410による処理にそれぞれ相補的である。
上り回線上で、TXデータ・プロセッサ1460はトラヒック・データを処理し、そしてデータ・シンボルを提供する。シンボル変調器1465はデータ・シンボルを受信し、且つパイロット・シンボルと多重化し、変調を行い、そしてシンボル・ストリームを提供する。送信器ユニット1470はそこで上り回線信号を生成するためにシンボル・ストリームを受取り、且つ処理し、それはアンテナ1435によってアクセス点1405へ伝送される。
アクセス点1405において、端末1430からの上り回線信号はアンテナ1425によって受信され、そしてサンプルを取得するために受信器ユニット1475によって処理される。シンボル復調器1480はそこでサンプルを処理し、そして受信パイロット・シンボル及びデータ・シンボル推定値を上り回線に提供する。RXデータ・プロセッサ1485は端末1430によって伝送されたトラヒック・データを復元するためにデータ・シンボル推定値を処理する。プロセッサ1490は上り回線上で伝送する各稼働端末のためにチャネル推定を行う。多数の端末はパイロット・サブバンドのそれらのそれぞれ割当てられた集合上の上り回線上で同時にパイロットを伝送し、そこではパイロット・サブバンド集合はインタリーブされる。
プロセッサ1490及び1450はアクセス点1405及び端末1430における動作を指令(例えば、制御、調整、管理、等々)する。それぞれのプロセッサ1490及び1450はプログラム・コード及びデータを記憶するメモリ・ユニットと関連する。プロセッサ1490及び1450はまたそれぞれ上り回線及び下り回線に関する周波数及びインパルス応答推定値を得るために計算を行う。
多元アクセス・システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMA、等々)のために、多数の端末は同時に上り回線上で伝送することができる。そのようなシステムのために、パイロット・サブバンドは異なる端末の間で共有される。チャネル推定技術は各端末に関するパイロット・サブバンドが全動作帯域(恐らくは帯域端部を除いて)に及ぶ場合に使用される。そのようなパイロット・サブバンド構造は各端末に関して周波数ダイバシティを取得するために望ましいであろう。ここに述べた技術は様々な手段によって実施される。例えば、これらの技術はハードウェア、ソフトウェア、またはその組合せで実施される。ハードウェア実施について、チャネル推定のために使用される処理装置は一つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに述べた機能を実行するために設計された他の電子ユニット、またはその組合せの中で実施される。ソフトウェアに関して、実施はここに述べた機能を実行する手段(例えば、手続き、機能、等々)を通じて行われる。ソフトウェア・コードはメモリ・ユニットに記憶され、そしてプロセッサ1490及び1450によって実行される。
ソフトウェア実施に関して、ここに述べた技術はここに述べた機能を実行するモジュール/手段(例えば、手続き、機能、等々)によって実施される。ソフトウェア・コードはメモリ・ユニットに記憶され、そしてプロセッサによって実行される。メモリ・ユニットはプロセッサ内、またはプロセッサの外部で実施され、その場合には当技術分野において既知の様々な手段を介してプロセッサと通信的に連結される。
ここで図15〜18及びそれに関して述べる様々なモジュールを参照すると、伝送のためのモジュールは、例えば、送信器を含み、且つ/またはプロセッサ等において実施されることが理解されるであろう。同様に、受信のためのモジュールは受信器を含み、且つ/またはプロセッサ等において実施される。その上、比較、判定、計算、及び/または他の解析動作を実行するためのモジュールは様々な、そしてそれぞれの動作の指示を実行するプロセッサを含む。
図15は様々な形態に従って、無線データ通信を容易にする装置1500の例示である。装置1500は一連の相互に関係する機能ブロックとして表され、それはプロセッサ、ソフトウェア、またはその組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す。例えば、装置1500は様々な図に関して上で述べた様々な動作を行うためのモジュールを提供する。装置1500は伝送に要求されるいくつかのチャネル1502を判定するためのモジュールを含む。その判定はその装置が使用されるノードと関連する重要度、一つ以上の他のノードと関連する重要度、伝送に利用可能ないくつかのチャネル、等々の関数として実行される。その上、各重要度は重要度と関連するノードによって支援されるいくつかのフローの関数である。その上、もしくは代わって、所与の重要度はノードによって被る干渉の関数である。
装置1500はその上そのノードが要求を伝送するチャネルを選択する選択モジュール1504を含む。選択モジュール1504はその上どのチャネルが利用可能であるか、そうではないかを判定するために受信された資源利用メッセージ(RUM)を評価する。例えば、各RUMは利用不可能なチャネルと関連する情報を含み、そして選択モジュール1504はRUMによって示されない或るチャネルが利用可能であることを判定する。送信モジュール1506は選択モジュール1504によって選択された少なくとも一つのチャネルに関する要求を伝送する。装置1500はアクセス点、アクセス端末等において用いられ、そしてここに述べた様々な方法を実行するためにある適当な機能を含むことが理解されるであろう。
図16は一つ以上の形態に従って、資源利用メッセージ(RUM)を使用して無線通信を促進する装置1600の例示である。装置1600は一連の相互に関係する機能ブロックとして表され、それはプロセッサ、ソフトウェア、またはその組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す。例えば、装置1600は様々な図に関して上で述べた様々な動作を行うのためのモジュールを提供する。装置1600はノードに関する不具合のレベルを判定する判定モジュール1602、及びノードにおけるレベルまたは受信サービスが所定の閾値にあるか、或いは以下であるかを判定モジュール1602が判定するならばRUMを生成するRUM生成モジュール1604を含む。選択モジュール1606はRUMを送るべき一つ以上の資源を選択し、そしてRUM生成モジュール1604はそこでRUMにおいてそのようなチャネルを標示する。伝送モジュール1608はそこでRUMを伝送する。
資源選択モジュール1606は受信サービスのレベルが前のRUMに応答して改善したことを判定モジュール1602による判定に基づいて次に次のRUMが伝送されるいくつかの選択された資源を調整する。例えば、そのようなシナリオにおいて、選択モジュール1606はノードにおける受信サービスのレベル改善に応答して次のRUMで示されたいくつかの資源を低減させ、そして受信サービスのレベル減少もしく無変化に応答していくつかの選択された資源を増加させる。他の形態に従って、判定モジュール1602は干渉対熱雑音、待ち時間、ノードで達成されたデータ速度、スペクトル効率、処理能力、 キャリア対干渉比、もしくはノードにおいて受信されたある適当な他のパラメータのうちの一つ以上の関数としてノードにおける受信サービスのレベルを判定する。装置1600はアクセス点、アクセス端末等において用いられ、そしてここに述べた様々な方法を実行するためにあらゆる適当な機能を含むことが理解されるであろう。
図17は様々な形態に従って不具合レベルを標示するため資源利用メッセージ(RUM)の生成、及びRUMの重み付けを促進する装置1700の例示である。装置1700は一連の相互に関係する機能ブロックとして表され、それはプロセッサ、ソフトウェア、またはその組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す。例えば、装置1700は上で述べた様々な図に関して様々な動作を行うのためのモジュールを提供する。
装置1700はRUM生成モジュール1702を含み、それは第一の所定の閾値が越されたことを示すRUMを生成する。第一の所定の閾値は干渉対熱雑音(IOT)、データ速度、キャリア対干渉比(C/I)、処理能力のレベル、スペクトル効率のレベル、待ち時間のレベル、等々の閾値レベルと関連し、且つ/または表す。
装置1700はその上RUM重み付けモジュール1704を含み、それは第二の所定閾値が越された程度を示す値によってRUMを重み付けし、それはノードにおいて達成されたパラメータ(例えば、干渉対熱雑音(IOT)、データ速度、キャリア対干渉比(C/I)、処理能力のレベル、スペクトル効率のレベル、待ち時間のレベル、等々)の実際値の目標または所望値に対する比を判定することを含む。その上、重み付け値は量子化値である。装置1700はアクセス点、アクセス端末等において用いられ、そしてここに述べた様々な方法を実行するためにある適当な機能を含むことが理解されるであろう。
図18は一つ以上の形態に従って、どのノードが最も不具合であるかを判定するため無線通信環境においてノードの相対的な状態の比較を促進する装置1800の例示である。装置1800は一連の相互に関係する機能ブロックとして表され、それはプロセッサ、ソフトウェア、またはその組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す。 例えば、装置1800は様々な図に関して上で述べた様々な動作を行うのためのモジュールを提供する。装置1800は第一のノードにおいて用いられ、そして少なくとも一つの第二のノードからRUMを受信するRUM受信モジュール1802を含む。装置1800はその上第二のノードから受信されたRUMと関連する情報に基づいて第二のノードの状態を判定する判定モジュール1804、及び第一のノードの状態を第二のノードの判定状態と比較する比較モジュール1806を含む。判定モジュール1804はそこでさらに比較に基づいて第一のチャネル上でデータを伝送すべきかどうかを判定する。
様々な他の形態に従って、伝送すべきかどうかの判定は第一のノードの状態が第二のノードの状態より良いか、実質的に等しいか、或いは悪いかどうかに基づく。その上、判定モジュール1804は第一のチャネル上でデータ信号を伝送し、第一のチャネル上で送信要求メッセージ、または第二のチャネル上で送信要求メッセージを伝送する。後の場合において、第二のチャネル上で送られた送信要求メッセージは第一のチャネル上でデータを伝送する要求を含む。装置1800はアクセス点、アクセス端末等において用いられ、そしてここに述べた様々な方法を実行するためにある適当な機能を含むことが理解されるであろう。
上で述べたものは一つ以上の形態の例を含む。もちろん、前述の形態を述べる目的に関して構成要素または方法論の全ての考えうる組合せを述べることはできないが、当業者は様々な形態の多くの更なる組合せ及び置換えが可能であることを理解するものである。従って、記載された形態は付加した請求項の精神及び範囲の中に収まる全てのそのような変更、修正及び変形を包含するものである。さらに、用語「含む(includes)」が詳細な説明か請求項のどちらかで使用されていることについて、請求項において中間形態語として用いられるとき「具備する、含む(comprising)」が解釈されるように、そのような用語は用語「具備する、含む(comprising)」と同様な意味で包括的であることを意図している。
一つ以上の形態に関して利用される、多数の基地局及び多数の端末を持つ無線通信システムを例示する。 ここに述べる一つ以上の形態に従って、資源利用マスク/メッセージ(RUM)を使用する無線チャネルの重み付け公平共有を行うための方法論の例示である。 ここに述べる一つ以上の形態に従って、資源割付けを促進しうる一連の要求-許可イベントを例示する。 様々な形態に従って、要求-許可手法の理解を促進するいくつかの接続形態(トポロジー)の例示である。 ここに提示された一つ以上の形態に従って、一定の電力スペクトル密度(PSD)送られる資源利用メッセージ(RUM)を用いることによって干渉を管理するための方法論を例示する。 一つ以上の形態に従って、臨時に配置された無線ネットワークにおいて柔軟な媒体アクセス制御(medium access control:MAC)の提供を促進するためにTxRUM及び要求を生成するための方法論の例示である。 一つ以上の形態に従って、伝送すべき要求の許可を生成するための方法論の例示である。 一つ以上の形態に従って、所与のノードに関連する不具合のレベルに従ってRUMを伝送するために使用されるいくつかのサブキャリアをノードすることによって競合するノード間の公平性を達成するための方法論の例示である。 一つ以上の形態に従って、一定の電力スペクトル密度(PSD)の二つのノード間RxRUM伝送の例示である。 一つ以上の形態に従って、第二のノードにおいて第一のノードに引き起こされるであろう干渉の量の推定を促進するためにRUM伝送のために一定PSDを用いる方法論の例示である。 様々な形態に従って、計画された、及び/または臨時の無線通信環境における干渉制御パケットに応答するための方法論を例示する。 様々な形態に従って、RxRUMを生成するための方法論の例示である。 一つ以上の形態に従って、一つ以上の受信RxRUMに応答するための方法論の例示である。 ここに記載する様々なシステム及び方法に関して用いられる無線ネットワーク環境の例示である。 様々な形態に従って、無線データ通信を促進する装置の例示である。 一つ以上の形態に従って、資源利用メッセージ(RUM)を使用する無線通信を促進する装置の例示である。 様々な形態に従って、不適応のレベルを標示するために資源利用メッセージ(RUM)を生成し、且つRUMの重み付けを促進する装置の例示である。 一つ以上の形態に従って、どのノードが最も不具合であるかを判定するために無線通信環境におけるノードの相対的な条件の比較を促進する装置の例示である。

Claims (40)

  1. ノードにおける受信サービスのレベルを判定すること;
    受信サービスのレベルが受信サービスの所定閾値レベルに等しいか、以下であるならば、資源利用メッセージ(RUM)を生成すること;
    RUMを伝送するために一つ以上の資源のいくつかを選択すること;及び
    選択された一つ以上の資源に関するRUMを伝送することを含む無線通信の方法。
  2. 次のRUMが判定の関数として伝送される一つ以上の資源の数を調整することをさらに含み、判定は受信サービスのレベルが改善されたかどうかを判定することを含む、請求項1記載の方法。
  3. 次のRUMが受信サービスのレベルの増加に応答して送られる一つ以上の資源の数を低減することをさらに含む、請求項2記載の方法。
  4. 次のRUMが受信サービスのレベルの減少に応答して送られる一つ以上の資源の数を増加させることをさらに含む、請求項2記載の方法。
  5. RUMの伝送のために選択された一つ以上の資源の数について上限を予め定義することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  6. 上限はノード形式の関数である、請求項5記載の方法。
  7. 上限は所望のサービス・レベルの関数である、請求項5記載の方法。
  8. 上限はノードを経由するフローの数の関数である、請求項5記載の方法。
  9. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて被る干渉対熱雑音(IOT)のレベルの関数である、請求項1記載の方法。
  10. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて達成されるデータ速度のレベルの関数である、請求項1記載の方法。
  11. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて被るキャリア対干渉比(C/I)のレベルの関数である、請求項1記載の方法。
  12. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて達成される処理能力のレベルの関数である、請求項1記載の方法。
  13. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて達成されるスペクトル効率のレベルの関数である、請求項1記載の方法。
  14. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて被る待ち時間のレベルの関数である、請求項1記載の方法。
  15. ノードはアクセス点を含む、請求項1記載の方法。
  16. ノードはアクセス端末を含む、請求項1記載の方法。
  17. ノードにおける受信サービスのレベルを判定する判定モジュール;
    受信サービスのレベルが受信サービスの所定閾値レベルに等しいか、以下であるならば、資源利用メッセージ(RUM)を生成する生成モジュール;
    RUMを伝送するために一つ以上の資源のいくつかを選択する選択モジュール;及び
    選択された一つ以上の資源に関するRUMを伝送する伝送モジュールを具備する無線通信を促進する装置。
  18. 選択モジュールは次のRUMが判定の関数として伝送される一つ以上の資源の数を調整し、そして判定は受信サービスのレベルが改善されたかどうかを判定することを含む、請求項17記載の装置。
  19. 選択モジュールは次のRUMが受信サービスのレベルの増加に応答して送られる一つ以上の資源の数を低減する、請求項18記載の装置。
  20. 選択モジュールは次のRUMが受信サービスのレベルの減少に応答して送られる一つ以上の資源の数を増加させる、請求項2記載の方法。
  21. RUMの伝送のために選択された一つ以上の資源の数について所定の上限をさらに含む、請求項17記載の装置。
  22. 上限はノード形式の関数である、請求項21記載の装置。
  23. 上限は所望のサービス・レベルの関数である、請求項21記載の装置。
  24. 上限はノードを経由するフローの数の関数である、請求項21記載の装置。
  25. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて被る干渉対熱雑音(IOT)のレベル、ノードにおいて達成されるデータ速度のレベル、ノードにおいて被るキャリア対干渉比(C/I)のレベル、ノードにおいて達成される処理能力、ノードにおいて達成されるスペクトル効率、及びノードにおいて被る待ち時間のレベルのうちの少なくとも一つの関数である、請求項17記載の装置。
  26. ノードはアクセス点を含む、請求項17記載の装置。
  27. ノードはアクセス端末を含む、請求項17記載の装置。
  28. ノードにおける受信サービスのレベルを判定する手段;
    受信サービスのレベルが受信サービスの所定閾値レベルに等しいか、以下であるならば、資源利用メッセージ(RUM)を生成する手段;
    RUMを伝送するために一つ以上の資源のいくつかを選択する手段;及び
    選択された一つ以上の資源に関するRUMを伝送する手段を具備する無線通信を促進する装置。
  29. 選択する手段は次のRUMが判定の関数として伝送される一つ以上の資源の数を調整し、そして判定は受信サービスのレベルが改善されたかどうかを判定することを含む、請求項28記載の装置。
  30. 選択する手段は次のRUMが受信サービスのレベルの増加に応答して送られる一つ以上の資源の数を減少させる、請求項29記載の装置。
  31. 選択する手段は次のRUMが受信サービスのレベルの減少に応答して送られる一つ以上の資源の数を増加させる、請求項29記載の装置。
  32. RUMの伝送のために選択された一つ以上の資源の数について所定の上限をさらに含む、請求項28記載の装置。
  33. 上限はノード形式の関数である、請求項32記載の装置。
  34. 上限は所望のサービス・レベルの関数である、請求項32記載の装置。
  35. 上限はノードを経由するフローの数の関数である、請求項32記載の装置。
  36. ノードにおける受信サービスのレベルはノードにおいて被る干渉対熱雑音(IOT)のレベル、ノードにおいて達成されるデータ速度のレベル、ノードにおいて被るキャリア対干渉比(C/I)のレベル、ノードにおいて達成される処理能力、ノードにおいて達成されるスペクトル効率、及びノードにおいて被る待ち時間のレベルのうちの少なくとも一の関数である、請求項28記載の装置。
  37. ノードはアクセス点を含む、請求項28記載の装置。
  38. ノードはアクセス端末を含む、請求項28記載の装置。
  39. データ通信のための命令を含むマシン可読媒体であって、その命令はマシンに:
    ノードにおける受信サービスのレベルを判定する;
    受信サービスのレベルが受信サービスの所定閾値レベルに等しいか、以下であるならば、資源利用メッセージ(RUM)を生成する;
    RUMを伝送するために一つ以上の資源のいくつかを選択する;及び
    選択された一つ以上の資源に関するRUMを伝送することを実行させるマシン可読媒体。
  40. データ通信を促進するプロセッサであり:
    ノードにおける受信サービスのレベルを判定する;
    受信サービスのレベルが受信サービスの所定閾値レベルに等しいか、以下であるならば、資源利用メッセージ(RUM)を生成する;
    RUMを伝送するために一つ以上の資源のいくつかを選択する;及び
    選択された一つ以上の資源に関するRUMを伝送するように構成されたプロセッサ。
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