JP2009301808A - プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 - Google Patents
プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009301808A JP2009301808A JP2008153431A JP2008153431A JP2009301808A JP 2009301808 A JP2009301808 A JP 2009301808A JP 2008153431 A JP2008153431 A JP 2008153431A JP 2008153431 A JP2008153431 A JP 2008153431A JP 2009301808 A JP2009301808 A JP 2009301808A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial
- coaxial waveguide
- waveguide
- plasma processing
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 28
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 115
- 210000002381 plasma Anatomy 0.000 claims description 107
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 58
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 58
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 13
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 30
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 22
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 4
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 4
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000032823 cell division Effects 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004380 ashing Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- PMHQVHHXPFUNSP-UHFFFAOYSA-M copper(1+);methylsulfanylmethane;bromide Chemical compound Br[Cu].CSC PMHQVHHXPFUNSP-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000010494 dissociation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005593 dissociations Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
【解決手段】マイクロ波によりガスを励起させて被処理体をプラズマ処理するプラズマ処理装置10であって、処理容器100と、マイクロ波を出力するマイクロ波源900と、マイクロ波源900から出力されたマイクロ波を伝送する伝送線路900aと、処理容器100の内壁に設けられ、マイクロ波を処理容器内に放出する複数の誘電体板305と、複数の誘電体板305に隣接し、マイクロ波を複数の誘電体板305に伝送する複数の第1の同軸管610と、伝送線路900aを伝送したマイクロ波を複数の第1の同軸管610に分配して伝送する1段又は2段以上の同軸管分配器700と、を有する。同軸管分配器700は、入力部Inを有する第2の同軸管620と第2の同軸管620に連結された3本以上の第3の同軸管630とを含み、第3の同軸管630のそれぞれは、第2の同軸管620に対して非垂直に延伸する。
【選択図】図5
Description
まず、本発明の第1実施形態にかかるマイクロ波プラズマ処理装置について、図1〜3を参酌しながらその概要を説明する。図1は、本実施形態に係るマイクロ波プラズマ処理装置の天井面を示す。図1は、図2の2−2断面である。図2は、マイクロ波プラズマ処理装置10の縦断面の一部を示す。図2は、図1の1−O−O’−1断面である。図3は、図1の領域Exの拡大図である。
図2に示したように、マイクロ波プラズマ処理装置10は、ガラス基板(以下、「基板G」という。)をプラズマ処理するための処理容器100を有している。処理容器100は、容器本体200と蓋体300とから構成される。容器本体200は、その上部が開口された有底立方体形状を有していて、その開口は蓋体300により閉塞されている。蓋体300は、上部蓋体300aと下部蓋体300bとから構成されている。容器本体200と下部蓋体300bとの接触面にはOリング205が設けられていて、これにより容器本体200と下部蓋体300bとが密閉され、処理室が画定される。上部蓋体300aと下部蓋体300bとの接触面にもOリング210及びOリング215が設けられていて、これにより、上部蓋体300aと下部蓋体300bとが密閉されている。容器本体200及び蓋体300は、たとえば、アルミニウム合金等の金属からなり、電気的に接地されている。
次に、本実施形態に係る多分岐(対称8分岐)について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、同軸管分配器700を含む分岐回路の模式図である。図5は、図2の3−3断面を示す。
図6は、図5の4−4断面であって、第4の同軸管640と第2の同軸管620との連結部分を示す。第4の同軸管640と第2の同軸管620との連結部分は、T字状に2分岐している(T分岐)。第4の同軸管の内部導体640aの先端は、パイプ705状になっていて、その内部を内部導体620aが貫通している。これにより、第4の同軸管の内部導体640aと第2の同軸管の内部導体620aとは密着する。マイクロ波は、第4の同軸管640から第2の同軸管620に伝送される。
2分岐では、入力側の同軸管に2つの出力側の同軸管が並列に接続されるから、入出力間のインピーダンスを整合させるには、入力側の同軸管の特性インピーダンスを、出力側の特性インピーダンスの1/2にすればよい。本実施形態においては、第4の同軸管640(入力側の同軸管)の特性インピーダンスは30Ω、第2の同軸管620(出力側の同軸管)の特性インピーダンスは60Ωに設定されており、この関係が成り立っている。したがって、分岐部の反射を抑えて大電力のマイクロ波を伝送させることができる。
図2を参照すると、第3の同軸管の内部導体630aでは、ロッド630a1が内部導体連結板630a2に螺子Sにより固定されている。このように、第2の同軸管620と第3の同軸管630との連結部分では、第2の同軸管620に対して第3の同軸管630(ロッド630a1)が対向して連結されている。なお、第3の同軸管630は、各分岐部分にて1本のみ連結していてもよく2本以上連結していてもよい。また、各第3の同軸管630は、本実施形態のように対向して連結されていてもよいが、対向していなくてもよい。
次に、図7を参照しながら、第3及び第5の同軸管630,650によるT分岐の構造を説明する。第3の同軸管630は、湾曲しながら第2の同軸管620と第5の同軸管650とを連結する。第5の同軸管の内部導体650aは、第2及び第3の同軸管の内部導体620a,630aと同様に銅から形成されている。第3及び第5の同軸管の内部導体630a、650aの連結部分は、第3の同軸管の内部導体630aを第5の同軸管の内部導体650aの凹部に嵌め込んだ状態で半田付け又はロウ付けにより固定されている。
次に、第3の同軸管のインピーダンス変換機構について説明する。
内部導体が太いほど特性インピーダンスは小さくなり、内部導体が細いほど特性インピーダンスは大きくなる。よって、太さが異なる第3の同軸管の内部導体630aと第5の同軸間の内部導体650aとを直接連結すると、特性インピーダンスが大きく異なるため連結部分にて反射が大きくなる。そこで、第5の同軸管の内部導体650aと第3の同軸管の内部導体630aとの連結部分のくびれ部650a1は、反射を小さくする機能も有する。このようにして、くびれ部650a1がインピーダンス緩衝部となって、特性インピーダンスを徐々に段階的に変えながら連結させることができ、マイクロ波の反射を抑え、第5の同軸管650の左右にマイクロ波を入り込みやすくすることができる。さらに、第3の同軸管630の湾曲形状に合わせて、くびれ部650a1の太さだけでなく、第5の同軸管の内部導体650aの中点R1から右のくびれの長さLrと左のくびれの長さLlとを異ならせることにより、第5の同軸管650の左右に均等な電力のマイクロ波を伝送することができる。
次に、第2実施形態にかかるG4.5用ガラス基板の分岐回路について図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る同軸管分配器700を含む分岐回路の模式図である。図9は、本実施形態に係るマイクロ波プラズマ処理装置10の天井面を示す。本実施形態は、同軸管を非対称に6分岐した多分岐である。G4.5用ガラス基板のサイズは、730×920mmである。
次に、第3実施形態にかかるG10用ガラス基板の分岐回路について図10及び図11を参照しながら説明する。図10は、同軸管分配器700を含む分岐回路の模式図である。図11は、マイクロ波プラズマ処理装置上に載置された導波管分配器850を示す。本実施形態は、同軸管を対称的に8分岐した多分岐である。G10用ガラス基板のサイズは、2880×3080mmである。
次に、図12を参照しながら、インピーダンス変換機構の変形例について簡単に述べる。図5に示したように、上述した各実施形態に係る第3の同軸管630は湾曲していたのに対して、本変形例に係る第3の同軸管630は棒状であって、第2の同軸管に対して斜めに連結されている。これによっても、第3の同軸管630をインピーダンス変換機構として機能させることにより、分配器入力側から見たとき反射を抑え、大電力のマイクロ波を伝送できるようになる。
最後に、図13〜図15を参照しながら、第4実施形態に係る同軸管分配器700の変形例について簡単に説明する。図13は、本実施形態に係るマイクロ波プラズマ処理装置の断面である。図13は、図14の8−O−O’−8断面を示す。図14は、図13の6−6断面を示す。図15は、図13の7−7断面を示す。第4実施形態にかかるマイクロ波プラズマ処理装置10は、ウエハサイズが直径300mmの半導体基板用である。
100 処理容器
300 蓋体
305 誘電体板
310 金属電極
320 金属カバー
350 サイドカバー
610 第1の同軸管
620 第2の同軸管
630 第3の同軸管
630a1 ロッド
630a11、650a1 くびれ部
630a2 内部導体連結板
640 第4の同軸管
650 第5の同軸管
700 同軸管分配器
705 誘電体リング
900 マイクロ波源
Cel ユニットセル
Claims (27)
- 電磁波によりガスを励起させて被処理体をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
処理容器と、
電磁波を出力する電磁波源と、
前記電磁波源から出力された電磁波を伝送する伝送線路と、
前記処理容器の内壁に設けられ、電磁波を前記処理容器内に放出する複数の誘電体板と、
前記複数の誘電体板に隣接し、電磁波を前記複数の誘電体板に伝送する複数の第1の同軸管と、
前記伝送線路を伝送した電磁波を前記複数の第1の同軸管に分配して伝送する1段又は2段以上の同軸管分配器と、を備え、
前記同軸管分配器のうち少なくとも一段は、入力部を有する第2の同軸管と前記第2の同軸管に連結された3本以上の第3の同軸管とを含み、
第3の同軸管のそれぞれは、前記第2の同軸管に対して非垂直に延伸する部分を有するプラズマ処理装置。 - 各第3の同軸管は、インピーダンス変換機構を有する請求項1に記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第2の同軸管の入力部から前記第2の同軸管の端部までの間の前記第2の同軸管と前記第3の同軸管との連結部分の数は、2以下である請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第2の同軸管と前記第3の同軸管との連結部間のうち前記入力部が介在しない連結部間の電気長は、概ねπradの整数倍に等しい請求項1〜3のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第2の同軸管と前記第3の同軸管との連結部間のうち前記入力部が介在しない連結部間の電気長は、概ね2πradの整数倍に等しい請求項4に記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第2の同軸管と前記第3の同軸管との連結部分では、前記第2の同軸管に対して前記第3の同軸管が2本ずつ連結されている請求項1〜5のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管は、湾曲している請求項1〜6のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管は、前記第2の同軸管に斜めに連結している請求項1〜7のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管の内部導体は、前記第2の同軸管の内部導体よりも細い請求項1〜8のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管の外部導体は、前記第2の同軸管の外部導体よりも細い請求項1〜9のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第2の同軸管の内部導体と外部導体とは、前記第2の同軸管の少なくとも片方の端部にて短絡され、
前記第2の同軸管の端部から前記端部に最も近い前記第2の同軸管と前記第3の同軸管との連結部分までの電気長は、概ねπ/2radの奇数倍と等しい請求項1〜10のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。 - 前記第1の同軸管からプラズマ側を見たインピーダンスが整合されているとき、前記第2の同軸管と前記第3の同軸管との連結部分から前記第3の同軸管側を見たインピーダンスは概ね抵抗性であり、
前記連結部分から前記第3の同軸管側を見た抵抗をRr3、前記第2の同軸管の入力部から前記第2の同軸管の片端までの間に連結される第3の同軸管の数をNs、前記第2の同軸管の特性インピーダンスをZc2としたとき、前記第2の同軸管の特性インピーダンスZc2は概ねRr3/Nsに等しい請求項1〜11のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。 - 前記第2の同軸管の入力部には、特性インピーダンスがZc4の第4の同軸管が連結され、前記第1の同軸管からプラズマ側を見たインピーダンスが整合されているとき、前記第2の同軸管と前記第3の同軸管との連結部分から前記第3の同軸管側を見たインピーダンスは概ね抵抗性であり、
前記連結部分から前記第3の同軸管側を見た抵抗をRr3、前記第2の同軸管に連結される第3の同軸管の数をNtとしたとき、特性インピーダンスZc4は概ねRr3/Ntと等しい請求項1〜11のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。 - 前記第3の同軸管の電気長が概ねπ/2radとなっている請求項1〜13のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管の内部導体のうち、前記第2の同軸管との連結部分は他の部分より細い請求項1〜14のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第1の同軸管からプラズマ側を見たインピーダンスが整合されているとき、前記第3の同軸管の出力端から出力側を見たインピーダンスが概ね抵抗性であり、前記第3の同軸管の出力端から出力側を見た抵抗をRr5、前記第2の同軸管の入力部から前記第2の同軸管の片端までの間に連結される第3の同軸管の数をNs、前記第2の同軸管の特性インピーダンスをZc2としたとき、前記第3の同軸管の特性インピーダンスZc3は、概ね(Rr5×Ns×Zc2)1/2と等しい請求項14又は請求項15のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第2の同軸管の入力部には、特性インピーダンスがZc4の第4の同軸管が連結され、前記第1の同軸管からプラズマ側を見たインピーダンスが整合されているとき、前記第3の同軸管の出力端から出力側を見たインピーダンスが概ね抵抗性であり、前記第3の同軸管の出力端から出力側を見た抵抗をRr5、前記第2の同軸管に連結される第3の同軸管の数をNtとしたとき、前記第3の同軸管の特性インピーダンスZc3は、概ね(Rr5×Nt×Zc4)1/2と等しい請求項14又は請求項15のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管の出力端と第5の同軸管との連結部分はT分岐である請求項1〜17のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管の内部導体又は第5の同軸管の内部導体のうち少なくともいずれかは、前記T分岐の連結部分が他の部分よりも細い請求項18に記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第5の同軸管の内部導体の細くなっている部分のうち、前記T分岐の連結部分から一方の分岐先に向かう部分の長さと前記T分岐の連結部分から他方の分岐先に向かう部分の長さとは異なる請求項19に記載されたプラズマ処理装置。
- 前記第3の同軸管の外部導体又は第5の同軸管の外部導体のうち少なくともいずれかは、前記T分岐の分岐部が他の部分よりも太い請求項18〜20のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。
- 前記処理容器の内壁に電気的に接続され、前記複数の誘電体板に一対一に隣接した複数の金属電極を備え、
各誘電体板は、前記隣接した各金属電極と前記各誘電体板が配置されていない処理容器の内壁の間から露出し、
前記各誘電体板が配置されていると前記各誘電体板が配置されていない処理容器の内壁又は前記内壁に設けられた金属カバーとは、実質的に相似をなす形状か、または実質的に対称となる形状である請求項1〜21のいずれかに記載されたプラズマ処理装置。 - 電磁波によりガスを励起させて被処理体をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
処理容器と、
電磁波を出力する電磁波源と、
前記電磁波源から出力された電磁波を伝送する伝送線路と、
前記処理容器の内壁に設けられ、電磁波を前記処理容器内に放出する複数の誘電体板と、
前記複数の誘電体板に隣接し、電磁波を前記複数の誘電体板に伝送する複数の第1の同軸管と、
前記伝送線路を伝送した電磁波を前記複数の第1の同軸管に分配して伝送する1段又は2段以上の同軸管分配器と、を備え、
前記同軸管分配器のうち少なくとも一段は、入力側の同軸管と出力側の同軸管との特性インピーダンスが異なるプラズマ処理装置。 - 前記入力側の同軸管と前記出力側の同軸管との連結部分は2分岐であり、
前記2分岐では、前記入力側の同軸管の特性インピーダンスの2倍が、前記出力側の同軸管の特性インピーダンスと概ね等しい請求項23に記載されたプラズマ処理装置。 - 前記2分岐を構成する出力側の同軸管の外部導体のうち、前記連結部分が他の部分よりも太い請求項24に記載されたプラズマ処理装置。
- 処理容器の内部にガスを導入し、
電磁波源から電磁波を出力し、
前記出力した電磁波を伝送線路に伝送し、
前記伝送線路を伝送した電磁波を1段又は2段以上の同軸管分配器から複数の第1の同軸管に分配して伝送し、
前記第1の同軸管を伝送した電磁波を、前記処理容器の内壁に設けられた複数の誘電体板から前記処理容器内に放出し、
電磁波を前記同軸管分配器に伝送させる際、前記同軸管分配器のうち少なくとも一段は入力部を有する第2の同軸管と前記第2の同軸管に連結された3本以上の第3の同軸管とを含み、前記第2の同軸管に対して非垂直に延伸する部分を有する各第3の同軸管に電磁波を伝送し、前記第1の同軸管を介して前記処理容器内に放出された電磁波により前記ガスを励起させて被処理体をプラズマ処理するプラズマ処理方法。 - 処理容器の内部にガスを導入し、
電磁波源から電磁波を出力し、
前記出力した電磁波を伝送線路に伝送し、
1段又は2段以上の同軸管から形成され、その少なくとも一段では入力側の同軸管と出力側の同軸管との特性インピーダンスが異なる同軸管分配器にて前記伝送された電磁波を複数の第1の同軸管に分配して伝送し、
前記複数の第1の同軸管に隣接し、前記処理容器の内壁に設けられた複数の誘電体板に電磁波を伝送し、
前記複数の誘電体板から処理容器内に電磁波を放出し、
前記放出された電磁波によりガスを励起させて前記処理容器内にて被処理体をプラズマ処理するプラズマ処理方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008153431A JP5324138B2 (ja) | 2008-06-11 | 2008-06-11 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
CN2009801216867A CN102057762A (zh) | 2008-06-11 | 2009-06-03 | 等离子体处理装置及等离子体处理方法 |
US12/997,183 US20110114600A1 (en) | 2008-06-11 | 2009-06-03 | Plasma processing apparatus and plasma processing method |
PCT/JP2009/060128 WO2009150971A1 (ja) | 2008-06-11 | 2009-06-03 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
KR1020107024336A KR101229780B1 (ko) | 2008-06-11 | 2009-06-03 | 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 처리 방법 |
DE112009001422T DE112009001422T5 (de) | 2008-06-11 | 2009-06-03 | Plasma-Processing-Vorrichtung und Plasma-Vorrichtung-Verfahren |
TW098119215A TW201012314A (en) | 2008-06-11 | 2009-06-09 | Plasma processing apparatus and plasma processing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008153431A JP5324138B2 (ja) | 2008-06-11 | 2008-06-11 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009301808A true JP2009301808A (ja) | 2009-12-24 |
JP5324138B2 JP5324138B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=41548515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008153431A Active JP5324138B2 (ja) | 2008-06-11 | 2008-06-11 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5324138B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH088096A (ja) * | 1994-06-21 | 1996-01-12 | Boc Group Inc:The | 4分の1波長送電線を用いる多極プラズマ・システムのための改善された電力配分 |
JPH09106900A (ja) * | 1995-05-19 | 1997-04-22 | Hitachi Ltd | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
JPH1083896A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Hitachi Ltd | プラズマ処理装置 |
JP2003523116A (ja) * | 2000-02-14 | 2003-07-29 | 東京エレクトロン株式会社 | 夫々異なったインピーダンスを有する2つの回路部品を結合するための装置並びに方法 |
JP2004128385A (ja) * | 2002-10-07 | 2004-04-22 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置 |
JP2004538367A (ja) * | 2001-08-07 | 2004-12-24 | カール−ツアイス−シュティフツンク | 物品をコーティングする装置 |
JP2006310794A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-11-09 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置と方法 |
JP2007018819A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd | 処理装置および処理方法 |
JP2007157535A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Aet Inc | 進行波形マイクロ波プラズマ発生装置 |
-
2008
- 2008-06-11 JP JP2008153431A patent/JP5324138B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH088096A (ja) * | 1994-06-21 | 1996-01-12 | Boc Group Inc:The | 4分の1波長送電線を用いる多極プラズマ・システムのための改善された電力配分 |
JPH09106900A (ja) * | 1995-05-19 | 1997-04-22 | Hitachi Ltd | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 |
JPH1083896A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Hitachi Ltd | プラズマ処理装置 |
JP2003523116A (ja) * | 2000-02-14 | 2003-07-29 | 東京エレクトロン株式会社 | 夫々異なったインピーダンスを有する2つの回路部品を結合するための装置並びに方法 |
JP2004538367A (ja) * | 2001-08-07 | 2004-12-24 | カール−ツアイス−シュティフツンク | 物品をコーティングする装置 |
JP2004128385A (ja) * | 2002-10-07 | 2004-04-22 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置 |
JP2006310794A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-11-09 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置と方法 |
JP2007018819A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd | 処理装置および処理方法 |
JP2007157535A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Aet Inc | 進行波形マイクロ波プラズマ発生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5324138B2 (ja) | 2013-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5421551B2 (ja) | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 | |
JP5222744B2 (ja) | プラズマ処理装置 | |
JP4944198B2 (ja) | プラズマ処理装置および処理方法 | |
KR101088876B1 (ko) | 플라즈마 처리 장치, 급전 장치 및 플라즈마 처리 장치의 사용 방법 | |
EP1361782A1 (en) | Plasma device and plasma generating method | |
JP5103223B2 (ja) | マイクロ波プラズマ処理装置およびマイクロ波プラズマ処理装置の使用方法 | |
JP4918592B2 (ja) | プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の使用方法 | |
EP1439571A1 (en) | DEVICE AND METHOD FOR MICROWAVE PLASMA PROCESSING, AND MICROWAVE POWER SUPPLY DEVICE | |
JP5478058B2 (ja) | プラズマ処理装置 | |
US7478609B2 (en) | Plasma process apparatus and its processor | |
WO2009150971A1 (ja) | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 | |
JP2007149878A (ja) | マイクロ波導入装置及びプラズマ処理装置 | |
JP5202652B2 (ja) | プラズマ処理装置 | |
JP5324137B2 (ja) | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 | |
JP5324138B2 (ja) | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 | |
JPWO2008153052A1 (ja) | プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の使用方法 | |
JP2010140679A (ja) | 金属表面波計測装置および金属表面波計測方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121009 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5324138 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |