JP2009233504A - 浸漬型膜モジュールの洗浄方法および浸漬型膜モジュールの洗浄装置とそれを用いた浸漬型膜ろ過装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被処理水を貯留する浸漬槽内に浸漬槽外に通じるパイプを有する回収皿を設置し、薬液洗浄する際には、浸漬槽内の被処理水をすべて排出してから薬液洗浄を行う。また、薬液洗浄リンスを行う際にも浸漬槽内の被処理水を排出した状態で行う。これによって、浸漬槽の内壁への薬液の汚染がなく、またリンス水も少なくてよい洗浄ができる。
【選択図】 図5
Description
被処理水を貯留する浸漬槽内に設置されている浸漬型膜モジュールを洗浄する方法であって、
前記浸漬槽内の被処理水を排出する工程と、
前記浸漬型膜モジュールの2次側に薬液を供給し前記浸漬型膜モジュールの下方で前記浸漬型膜モジュールを通過した前記薬液を前記浸漬槽の内壁に触れることなく回収する工程を含む浸漬型膜モジュールの洗浄方法を提供する。
前記薬液を回収する工程の後に、
前記浸漬型膜モジュールに水を供給する工程と、
前記浸漬型膜モジュールの2次側に水を供給し前記浸漬型膜モジュールの下方で前記浸漬型膜モジュールを通過した前記水を前記浸漬槽の内壁に触れることなく前記浸漬槽外に廃棄する工程を含む浸漬型膜モジュールの洗浄方法を提供する。
浸漬槽内に設置された浸漬型膜モジュールに薬液を供給する薬液供給ポンプと、
前記浸漬型膜モジュールの下方に配設された薬液回収皿と、
前記薬液回収皿から前記浸漬槽外に引き出されたパイプを有する浸漬型膜モジュールの洗浄装置を提供する。
浸漬型膜モジュールと、
前記浸漬型膜モジュールに連結されたろ過ポンプと、
前記浸漬型膜モジュールを内側に配置した浸漬槽と、
上記の浸漬型膜モジュールの洗浄装置を有する浸漬型膜ろ過装置を提供する。
本発明における浸漬型膜モジュールとは、単独あるいは複数の分離膜を内部に配設して構成したものであって、分離膜の外周が露出しているものをいう。分離膜の形状には、中空糸膜、チューブラー膜、平膜等がある。ここで、中空糸膜とは直径2mm未満の円管状の分離膜、チューブラー膜とは直径2mm以上の円管状の膜をいう。
図3に運転状態の原水とろ過水の流れを示す。被処理水は、原水12として、浸漬槽3内に原水供給口から連続的あるいは断続的に流入される。流入した原水(被処理水)は、浸漬槽3内で液相3aと沈降した懸濁物質からなる沈降汚泥相3bに相分離される。浸漬槽3内には浸漬型膜モジュール2が浸漬設置されており、配管20の下流側に配設されたろ過ポンプ10によって、浸漬型膜モジュール2内の分離膜、配管20、三方バルブ15、16を介して、液相3a内の被処理水が膜ろ過され、透過水(膜ろ過水)が取り出される。これは浸漬型膜ろ過装置の運転状態であり、ろ過工程と呼ぶ。
3 浸漬槽
3a 液相
3b 沈降汚泥相
4 散気装置
6 薬液供給ポンプ
8 逆洗ポンプ
10 ろ過ポンプ
11 ブロワ
12 流入原水
13 排出配管
20 配管
42 中空糸膜
43、43’ 接着固定部
44 膜の2次側
Claims (11)
- 被処理水を貯留する浸漬槽内に設置されている浸漬型膜モジュールを洗浄する方法であって、
前記浸漬槽内の被処理水を排出する工程と、
前記浸漬型膜モジュールの2次側に薬液を供給し前記浸漬型膜モジュールの下方で前記浸漬型膜モジュールを通過した前記薬液を前記浸漬槽の内壁に触れることなく回収する工程を含む浸漬型膜モジュールの洗浄方法。 - 前記薬液を回収する工程の後に、
前記浸漬型膜モジュールに水を供給する工程と、
前記浸漬型膜モジュールの2次側に水を供給し前記浸漬型膜モジュールの下方で前記浸漬型膜モジュールを通過した前記水を前記浸漬槽の内壁に触れることなく前記浸漬槽外に廃棄する工程を含む請求項1に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄方法。 - 前記浸漬槽内の被処理水を排出する工程の前に、
前記浸漬型膜モジュールに水を供給する工程と、
前記浸漬型膜モジュールの下方から空気を噴出させる工程を有する請求項1または2のいずれかの請求項に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄方法。 - 浸漬槽内に設置された浸漬型膜モジュールに薬液を供給する薬液供給ポンプと、
前記浸漬型膜モジュールの下方に配設された薬液回収皿と、
前記薬液回収皿から前記浸漬槽外に引き出されたパイプを有する浸漬型膜モジュールの洗浄装置。 - 前記パイプは前記浸漬槽の内壁を前記薬液回収皿の高さより低い位置で水密に貫通した請求項4に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄装置。
- 前記浸漬槽の外に設置され前記パイプの通過物を回収する薬液槽を有し、
前記薬液供給ポンプは前記薬液槽と連結した請求項4または5のいずれかの請求項に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄装置。 - 前記ポンプから前記浸漬型膜モジュールの間にフィルタを有する請求項4乃至6のいずれか1の請求項に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄装置。
- 前記浸漬型膜モジュールがろ過したろ過水を前記浸漬型膜モジュールに逆流させる逆洗ポンプを有する請求項4乃至7のいずれか1の請求項に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄装置。
- 前記パイプは前記浸漬槽の外側に前記薬液槽へ前記通過物を流出させるか、廃棄ラインへ流出させるかを選択する三方バルブを有する請求項4乃至8のいずれか1の請求項に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄装置。
- 前記薬液回収皿と前記浸漬型膜モジュールとの間に散気ノズルを有する請求項4乃至9のいずれか1の請求項に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄装置。
- 浸漬型膜モジュールと、
前記浸漬型膜モジュールに連結されたろ過ポンプと、
前記浸漬型膜モジュールを内側に配置した浸漬槽と、
請求項4乃至10のいずれか1の請求項に記載された浸漬型膜モジュールの洗浄装置を有する浸漬型膜ろ過装置。
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JP2008079742A JP2009233504A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 浸漬型膜モジュールの洗浄方法および浸漬型膜モジュールの洗浄装置とそれを用いた浸漬型膜ろ過装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102380317A (zh) * | 2011-09-16 | 2012-03-21 | 天津市华宇膜技术有限公司 | 一种提高超滤膜化学清洗效果的方法 |
KR101926857B1 (ko) * | 2018-07-24 | 2019-03-07 | (주)엠비티 | 분리막 자동 세정장치 및 이를 이용한 분리막 고속 자동 세정방법 |
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-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008079742A patent/JP2009233504A/ja active Pending
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