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JP2009232659A - バッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置 - Google Patents

バッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置 Download PDF

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JP2009232659A JP2008078493A JP2008078493A JP2009232659A JP 2009232659 A JP2009232659 A JP 2009232659A JP 2008078493 A JP2008078493 A JP 2008078493A JP 2008078493 A JP2008078493 A JP 2008078493A JP 2009232659 A JP2009232659 A JP 2009232659A
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Abstract

【課題】バッテリを構成する各電池セルに内部抵抗のバラツキがあっても、充電時に電池セルが最大電圧を超えることによる劣化促進を抑制し、且つ、無駄なバランス放電を抑制することができるバッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置を提供する。
【解決手段】複数の電池セル11が接続されてなるバッテリ10の充放電制御方法であって、各電池セル11の充電開始電圧(Vbal)を設定する電圧設定工程と、各電池セル11に接続された放電回路21を用いて、設定された充電開始電圧となるまで各電池セル11を放電させる放電工程と、を有し、電圧設定工程では、内部抵抗の大きい電池セル11ほど、充電開始電圧を低く設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、バッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置に係り、特に複数の電池セルにより構成された組電池であるバッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置に関する。
従来、組電池として構成されたバッテリを構成する複数の電池セル(単電池)毎に設けられた放電回路と、放電回路を制御して各電池セルの容量が均一となるようにセルバランス制御を行う制御部とを備えたバッテリ制御装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1及び2に記載されたセルバランス制御では、すべての電池セルの容量が均一となるように制御が行われる。これにより、例えば充電時に各電池セルが通電時最大電圧を超えてしまう可能性を低減することができる。
特開2007−244058号公報 特開2001−190030号公報
しかしながら、バッテリを長期間使用すると各電池セルで劣化が生じ、電池セルの内部抵抗にバラツキが生じてくる。したがって、上述の先行技術のようにバッテリの電池セルの容量を均一にするように制御すると、電池セル間の内部抵抗バラツキのため、内部抵抗の大きな電池セルでは充電時の電圧上昇分が大きくなる。これにより、内部抵抗が大きくなった電池セルでは最大電圧を超えてしまい劣化が促進されるという問題があった。
また、このような充電時においてセル電圧が最大電圧を超えて劣化が促進されることを抑制するために、放電回路によるバランス放電でセル電圧を大きく低下させると、セル電圧が最大電圧を超えることを抑制できても、バランス放電による無駄が大きくなってしまうという問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、バッテリを構成する各電池セルに内部抵抗のバラツキがあっても、充電時に電池セルが最大電圧を超えることによる劣化促進を抑制し、且つ、無駄なバランス放電を抑制することができるバッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、複数の電池セルが接続されてなるバッテリの充放電制御方法であって、各電池セルの充電開始電圧を設定する電圧設定工程と、各電池セルに接続された放電回路を用いて、設定された充電開始電圧となるまで各電池セルを放電させる放電工程と、を有し、電圧設定工程では、内部抵抗の大きい電池セルほど、充電開始電圧を低く設定することを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、電池セルの内部抵抗にバラツキがあっても、内部抵抗の大きな電池セルほど、セルバランス制御時の目標電圧である充電開始電圧を低く設定しておくことにより、バッテリへの充電電流通電時における電圧上昇が生じた際に、特に内部抵抗の大きな電池セルで、電池セルの電圧リミット値を超える電池セルが発生することを抑制することができる。これにより、電池セルの過充電による劣化促進を抑制することができる。また、内部抵抗の小さな電池セルでは、相対的に充電開始電圧が高く設定されるため、無駄なバランス放電を抑制可能となり、バランシング制御による蓄電効率の悪化を低減することができる。
また、本発明において好ましくは、電圧設定工程では、各電池セルの充電開始電圧を、バッテリに対して設定された通電可能な最大制限充電電流でバッテリを充電したときに、各電池セルの電圧が略等しくなるような値に設定する。
このように構成された本発明によれば、バッテリへの充電電流が最大値である場合に、各セルの充電中電圧が略等しくなるように各セルの充電開始電圧が設定されているので、充電時における電圧上昇によって、一部の電池セルが電圧リミット値を超えてしまうことを防止することができる。
また、本発明において好ましくは、電圧設定工程では、所定期間におけるバッテリの充電電流値の履歴に応じて、所定期間中の充電電流値の最大値が小さいほど、各電池セルの充電開始電圧を高く設定する。
このように構成された本発明によれば、所定期間中の最大充電電流値が小さいほど、各電池セルの充電開始電圧を高く設定することで、充電中に各電池セルが電圧リミット値を超えてしまうことを防止すると共に、バランシング制御による放電量を少なくし、バッテリ効率を向上させることができる。
また、本発明において好ましくは、放電工程は、各電池セルの電圧の平均電圧値よりも所定電圧を超えて大きな電圧を有する電池セルがある場合に実行される。このように構成された本発明によれば、各電池セルの電圧値のバラツキが大きい場合に、バランシング制御を行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明は、複数の電池セルが接続されてなるバッテリの充放電制御装置であって、電池セル毎に接続された放電回路と、各電池セルの内部抵抗を検出する内部抵抗検出手段と、放電回路により各電池セルを充電開始電圧まで放電させる放電手段と、を有し、放電手段は、内部抵抗の大きい電池セルほど、充電開始電圧を低く設定することを特徴としている。
また、本発明において好ましくは、放電手段は、各電池セルの充電開始電圧を、バッテリに対して設定された通電可能な最大制限充電電流でバッテリを充電したときに、各電池セルの電圧が略等しくなるような値に設定する。
また、本発明において好ましくは、バッテリへ通電される電流値を検出する電流値検出手段と、バッテリへ通電される電流値の所定期間における履歴を取得する電流値履歴取得手段と、を有し、放電手段は、所定期間におけるバッテリの充電電流値の履歴に応じて、所定期間中の充電電流値の最大値が小さいほど、各電池セルの充電開始電圧を高く設定する。
また、本発明において好ましくは、放電手段は、各電池セルの電圧の平均電圧値よりも所定電圧を超えて大きな電圧を有する電池セルがある場合に、放電回路により各電池セルを放電させる。
本発明のバッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置によれば、バッテリを構成する各電池セルに内部抵抗のバラツキがあっても、充電時に電池セルが最大電圧を超えることによる劣化促進を抑制し、且つ、無駄なバランス放電を抑制することができる。
以下、添付図面図1乃至図11を参照して本発明の実施形態について説明する。図1はバッテリの充放電制御装置の説明図、図2はバッテリの充放電制御装置の放電回路の説明図、図3は充電時のセル電圧変化の説明図、図4は従来例に係るバランシング制御の説明図、図5はバランシング制御の説明図、図6は急速充電時を含む充電電流の時間変化を示す図、図7は急速充電制御によるバランシング制御の説明図、図8はセル開放電圧とSOCとの関係を示すマップデータの説明図、図9は急速充電時を含まない充電電流の時間変化を示す図、図10は非急速充電制御によるバランシング制御の説明図、図11は充放電制御処理のフローチャートである。
本実施形態では、ハイブリッド車両等に搭載された高電圧バッテリに本発明のバッテリの充放電制御方法及び充放電制御装置を適用した例を示す。
図1に示すように、本実施形態のバッテリパック1は、複数の単電池(電池セル)11が直列接続された組電池であるバッテリ10と、このバッテリ10を制御する充放電制御装置20とを備えている。
充放電制御装置20は、各電池セル11に対応して設けられた放電回路21と、電圧検出部23と、内部抵抗検出部25と、充放電判別部27と、これらを制御する制御部29を備えている。
各放電回路21は、図2に示すように、抵抗器22aとスイッチ22bとの直列接続が各電池セル11と並列に接続された構成である。スイッチ22bは、制御部29からの制御信号により、開状態と閉状態の間でオンオフ制御される。スイッチ22bをオン状態(閉状態)にすることで、電池セル11と抵抗器22aからなる閉回路が形成され、この閉回路を流れる電流により、スイッチ22bのオン時間(放電時間)に応じて抵抗器22aで電力消費され、電池セル11の容量を低下させることができるようになっている。
充放電判別部27は、バッテリ10の正極端子とバッテリパック1の正極端子との間に接続されており、バッテリ10の充放電電流の電流方向を検出し、これから充電状態,放電状態,休止状態を判別して、判別結果を制御部29に出力している。
電圧検出部23は、各電池セル11の正極及び負極端子に接続されており、各電池セル11の両端子電圧を測定し、電圧値を制御部29に出力するように構成されている。
内部抵抗検出部25も、各電池セル11の正負両端子に接続されており、各電池セル11の内部抵抗を測定し、内部抵抗値を制御部29に出力するように構成されている。内部抵抗検出部25は、内部で発生させた電流を各電池セル11に通電し、その際に電圧値及び電流値を検出し、検出したそれらの値から各電池セル11の内部抵抗値を算出するように構成されている。
なお、内部抵抗検出部25は、上記構成に限られない。例えば、内部抵抗検出部25が、バッテリパック1を含むバッテリシステムに設けられた電流センサ30からバッテリ10の入出力電流値(充放電電流値)Imを受け取り、また、電圧検出部23から各電池セル11の電圧値を受け取り、これらの時間変化分から、各電池セル11の内部抵抗値を算出するように構成してもよい。
制御部29は、CPU,制御プログラム等を記憶したROM,作業領域として使用されるRAM等を含むマイクロコンピュータで構成されている。制御部29は、以下に説明するように、電圧検出部23,内部抵抗検出部25,充放電判別部27や外部からの信号に基づいて、放電回路21を制御し、各電池セル11の充放電制御を行うように構成されている。上記外部信号には、バッテリ10の入出力電流を測定する電流センサ30からの充放電電流値Im,イグニッションスイッチからのイグニッション信号IG等が含まれる。
次に、図3に基づいて、充電時における電池セル11の電圧変化を説明する。
図3では、時間tSから時間tEまで電池セル11にステップ状の充電電流ICが流れるものとする。時間tSに充電電流ICが流れ始めると、電池セル11には、内部抵抗Rによる電圧上昇分RICと、充電電流によるSOC上昇分ΔSOCと、分極電圧による上昇分Vpとが充電前の開放電圧OCVSに加算されていく。すなわち、電池セル11の開放電圧OCVは、OCV=OCVS+RIC+ΔSOC+Vpであらわされる。充電電流によるSOC上昇分ΔSOCと、分極電圧上昇分Vpは、時間経過と共に徐々に増加していくが、内部抵抗Rによる電圧上昇分RICは、時間変動しないものとみなすことができる。なお、SOC上昇分ΔSOCは、IC・(tE−tS)で見積もることができる。
そして、時間tEに充電電流ICがなくなると、内部抵抗Rによる電圧上昇分RICがなくなり、さらに時間tEからの時間経過と共に分極電圧上昇分Vpも減少していく。これにより、RIC,Vpによる電圧上昇分がなくなり、電池セル11の開放電圧OCVは、OCV=OCVS+ΔSOCまで低下する。このように、充電電流ICによって電池セル11の開放電圧OCVが、OCVSからOCVS+ΔSOCに上昇する(充電される)。
しかしながら、充電中の電池セル11の開放電圧OCVは、OCV=OCVS+RIC+ΔSOC+Vpまで上昇する。したがって、この充電中の最高電圧が、電池セル11の通電時(作動)最大電圧Vmaxや上限電圧HCVに到達しないように充電制御を行う必要がある。ここで、通電時最大電圧Vmaxは、セル劣化を考慮して設定された使用制限値であり、これを超えると過充電となりセル劣化が促進されてしまう。HCVは、電池セル11で使用することのできる上限電圧値である。
次に、図4に基づいて従来の充放電制御の概略について説明する。
図4では、理解の容易のため、3つの電池セル11(電池セル111,電池セル112,電池セル113)でバッテリ10が構成されていると仮定する。また、各電池セル111,電池セル112,電池セル113の内部抵抗をそれぞれR1,R2,R3(R1<R2<R3)とし、各セルを最大制限充電電流(規格最大充電電流)Imaxで時間tの間充電するものとする。ここで、最大制限充電電流Imaxは、バッテリ10の充電電流として設定された上限電流値であり、充電電流値は、装置保護のため充電装置(ジェネレータ)側で最大制限充電電流Imaxを超えないように制限される。
図4では、電池セル111,112,113は、放電回路21により開放電圧OCV1,OCV2,OCV3が同一のバランシング目標電圧Vbalに揃えられた後(OCV1=OCV2=OCV3)、充電される。バランシング目標電圧が充電開始電圧に相当する。
ここで、図4に示すように、電池セル112の充電中電圧が通電時最大電圧Vmaxに達したときに、充電を終了するように制御を行うと、充電終了直前において、電池セル111の電圧はVbal+R1・Imax+ΔSOC+Vp(<Vmax)であり、電池セル112の電圧はVbal+R2・Imax+ΔSOC+Vp(=Vmax)であり、電池セル113の電圧はVbal+R3・Imax+ΔSOC+Vp(>Vmax)となる。この場合、電池セル111,112,113において、ΔSOC(=Imax・t),Vpは略同じ値である。
したがって、電池セル111の電圧はVmaxに達しておらず充電継続可能であり、一方、電池セル113の電圧はVmaxを超えており過充電となり劣化が促進されるおそれがある。
このような電池セル113の過充電を防止するために、電池セル113の充電中電圧が通電時最大電圧Vmaxに達したときに、充電を終了するように制御を行うと、電池セル111及び電池セル112が十分に充電できないことになる。
このように、電池セル111,電池セル112,電池セル113のバランシング目標電圧Vbalを同じ値に設定すると、セル間の内部抵抗値の不均一さにより、過充電になるセルや十分に充電できないセルが生じてしまい、バッテリの劣化が促進されたり、全体として電池能力を十分に活用することができなかったりするという問題があった。
次に、図5に基づいて本実施形態の充放電制御の概略について説明する。
図4の例と同様に、内部抵抗値R1,R2,R3(R1<R2<R3)の電池セル111,電池セル112,電池セル113を、最大制限充電電流Imaxで充電するものとする。さらに、上述のように、各電池セル111,電池セル112,電池セル113の充電による電圧上昇分のうち、ΔSOC,Vpは各セルで略等しいものとする。一方、充電による電圧上昇分のうち、R1・Imax,R2・Imax,R3・Imaxは、内部抵抗値に応じて異なる。
したがって、電池セル111,112,113のバランシング目標電圧をそれぞれVbal1,Vbal2,Vbal3とすると、充電電流の通電開始時には、各セル111,112,113の電圧は、それぞれVbal1+R1・Imax,Vbal2+R2・Imax,Vbal3+R3・Imaxとなり、時間経過と共に、ΔSOC及びVpが加算されていく。
本実施形態では、充電電流が流れたときに、各セル111,112,113での電圧が略等しくなり、充電終了直前に、各電池セル111,112,113の充電中電圧が通電時最大電圧Vmaxに同時に達するように制御が行われる。すなわち、上述の通電開始時の電圧が等しくなるように、内部抵抗値が大きいほど、バランシング目標電圧Vbalが低く設定される。このため、各バランシング目標電圧に、Vbal1−Vbal2=(R2−R1)・Imax、Vbal1−Vbal3=(R3−R1)・Imaxであらわされる電圧差が設けられる。
このように充放電制御を行うことにより、各電池セル111,112,113を過充電させることなく、充電可能な最大の電圧値Vmaxまで充電することが可能となる。これにより、電池セル11の劣化を抑制すると共に、電池性能を最大限に活用することが可能となる。
次に、本実施形態のバランシング目標電圧の設定処理について説明する。
まず、図6及び図7により、車両操作で急加速・急減速が頻繁になされる場合(急速充電制御)について説明する。この例においても、理解の容易のため、図4及び図5と同様に、バッテリ10が電池セル111,112,113からなるものとする。
図6は、制御部29が電流センサ30から受けた電流値Imの時間変化を示している。この例では、現在の時点から所定時間前(本例では10時間前)までの間に、電流値Imが最大制限充電電流Imaxにn回到達しており、到達時には、最大制限充電電流Imaxが、それぞれ時間t1,t2,・・・tnだけ継続している。
制御部29は、所定期間に(例えば、過去10時間の作動時間中に)、電流値Imが最大制限充電電流Imaxに到達した回数と、各継続時間をメモリに記憶するように構成されている。そして、制御部29は、所定時間の作動時間中に、電流値が最大制限充電電流Imaxに達した回数で、継続時間の和を除すことにより、継続時間の平均値tAVEを算出する。
また、制御部29は、充電電流を最大制限充電電流Imaxに設定し、内部抵抗による電圧上昇分を見積もる。この場合、電池セル111,112,113の内部抵抗による電圧上昇分は、それぞれR1・Imax,R2・Imax,R3・Imaxとなる(R1<R2<R3)。
また、制御部29は、充電時間を平均継続時間tAVEに設定し、充電によるSOC上昇分ΔSOC(=Imax・tAVE)と、このときのオフセット分(分極電圧上昇分Vp)を設定する。これらの値は、各電池セル11で同一の値に設定することができる。なお、オフセット分は、充電電流及び充電時間の関数として算出してもよいし、計算の容易のため所定の一定値としてもよい。
そして、制御部29は、各電池セル111,112,113に対して、通電時最大電圧Vmaxから、内部抵抗による電圧上昇分,SOC上昇分ΔSOC,オフセット分を差し引いた電圧値をバランシング目標電圧値Vbal1,Vbal2,Vbal3に設定する(Vbal1>Vbal2>Vbal3)。
また、制御部29は、図8に示すような、電池セル11の蓄電量SOCと開放電圧値OCVとの関係を表すマップデータをメモリに記憶している。制御部29は、このマップデータから、各電池セル11の開放電圧値OCVnとバランシング目標電圧値Vbalnとの差Dvnに相当する、放電量DSOCnを算出する(n=1,2,3)。この放電量DSOCnが各電池セル11毎の目標放電量となる。すなわち、各電池セル11の開放電圧値OCVnが相当する蓄電量SOCnと、バランシング目標電圧値Vbalnが相当する蓄電量SOCbalnとの差が放電すべき目標放電量DSOCnとなる。したがって、放電量DSOCnだけ放電されると、その電池セル11の開放電圧値OCVnは、計算上、バランシング目標電圧値Vbalnに到達することになる。
さらに、制御部29は、各電池セル11の目標放電量DSOCn,各電池セル11の開放電圧値OCVn,放電回路21の抵抗器22aの抵抗値に基づいて、各電池セル11での目標放電時間を算出する。そして、制御部29は、各電池セル11に対応する放電回路21のスイッチ22bを算出した目標放電時間だけ閉状態に作動させて、各電池セル11を目標放電量だけ放電させる。目標放電量だけ放電されると、制御部29は、放電回路21のスイッチ22bを開状態に戻す処理を行う。これにより、すべての電池セル11の開放電圧OCVnが、バランシング目標電圧値Vbalnに到達する。
バランス制御後、各電池セル11は、最大制限充電電流Imaxの大きさの充電電流がバッテリ10に継続して流れてきた場合に、過充電されることなく最大容量まで同時に充電される。詳しくは、制御部29は、バランシング目標電圧Vbalが最も大きい電池セル11(図7の場合は電池セル111)の電圧をモニターし、この電圧値が通電時最大電圧Vmaxに達したときに、充電装置側に充電を終了させる信号を出力し充電を終了する。これにより、充電電流が継続的に最大制限充電電流Imaxの大きさであれば、すべてのセルを充電中に同時に通電時最大電圧Vmaxに到達させることができる。
次に、図9及び図10により、車両操作で急加速・急減速が頻繁になされず、図6及び図7の例のように急速充電が行われ難い場合(非急速充電制御)について説明する。
図9は、図6と同様に、制御部29が電流センサ30から受けた電流値Imの時間変化を示している。この例では、現在の時点から所定時間前(本例では10時間前)までの間に、電流値Imが最大制限充電電流Imaxに達せず、この間に制御部29が検出した最大電流値が、最大充電電流imaxであったものとする。制御部29は、この最大充電電流imaxをメモリに記憶するように構成されている。
そして、制御部29は、現在の時点から所定時間前までの作動時間中に、電流値Imが最大制限充電電流Imaxに達しなかった場合は、充電電流を最大充電電流imaxに設定して、内部抵抗による電圧上昇分を見積もる。この場合、電池セル111,112,113の内部抵抗による電圧上昇分は、それぞれR1・imax,R2・imax,R3・imaxとなる(R1<R2<R3)。
また、制御部29は、充電によるSOC上昇分ΔSOCと、このときのオフセット分(分極電圧上昇分Vp)を設定する。本実施形態では、ΔSOCを固定値に設定している。
そして、制御部29は、各電池セル111,112,113に対して、通電時最大電圧Vmaxから、内部抵抗による電圧上昇分,SOC上昇分ΔSOC,オフセット分を差し引いた電圧値をバランシング目標電圧値Vbal1´,Vbal2´,Vbal3´に設定する。
ここで、図6及び図7の場合(急速充電制御)は、充電電流を最大充電電流Imaxに設定しているので、内部電圧による電圧上昇分がRn・Imax(n=1,2,3)であったが、図9及び図10の場合(非急速充電制御)は、充電電流を最大充電電流imaxに設定しているので、内部電圧による電圧上昇分がRn・imax(n=1,2,3)となる。すなわち、図9及び図10の場合の方が、内部抵抗による電圧上昇分がRn・(Imax−imax)分だけ小さく見積もられる。これにより、各セルのバランシング目標電圧Vbaln´の大きさを、VbalnよりもRn・(Imax−imax)だけ、大きく設定することができる。すなわち、Vbaln´=Vbaln+Rn・(Imax−imax)である。
このように、バランシング目標電圧Vbalを大きく設定しても、過去の運転履歴から、充電電流が最大充電電流Imaxまで大きくなるおそれが極めて小さいので、充電中に大きな充電電流が流れて各セルの電圧が通電時最大電圧Vmaxを超えてしまうことがなく、また、バランシング制御における各セルの放電量を低減することができるので、バッテリ効率を向上させることができる。
次に、図11に基づいて本実施形態の充放電制御装置20の処理フローを説明する。
まず、制御部29は、放電制御を開始するための条件が成立したか否かを判定する(ステップS1)。この条件は、各電池セル11に充放電電流が流れていない状態を検出するものであり、制御部29は、例えば、イグニッション・オンによりイグニッション信号IGを受けたとき、電流センサ30からの充放電電流値がゼロ値の状態、充放電判別部27が休止状態であることを検出しているとき等に条件が成立したと判定する。
条件が成立していない場合(ステップS1;No)、制御部29は、処理を終了して所定時間後に再びステップS1の処理を行う。
一方、条件が成立している場合(ステップS1;Yes)、制御部29は、充放電電流が流れていない状態における、各電池セル11の開放電圧OCVを電圧検出部23から取得し、メモリに記憶する(ステップS2)。
次いで、メモリに記憶した各電池セル11の開放電圧OCVのうち、いずれかが平均開放電圧よりも所定電圧値を超えて大きいか否かを判定する(ステップS3)。すなわち、制御部29は、各セルの開放電圧OCVのバラツキの有無を、メモリに記憶した各電池セル11の開放電圧OCVの平均値を算出し、この平均値よりも所定電圧を超えて大きい開放電圧OCVを有する電池セル11があるか否かで判定する。
平均開放電圧よりも所定電圧値を超えて大きな開放電圧OCVを有するセルがない場合(ステップS3;No)、制御部29は処理を終了する。
一方、平均開放電圧よりも所定電圧値を超えて大きな開放電圧OCVを有するセルがある場合(ステップS3;Yes)、制御部29は、各電池セル11の内部抵抗値を内部抵抗検出部25から取得する(ステップS4)。
さらに、制御部29は、過去所定時間(例えば10時間)の作動中における電流値の履歴情報を取込む(ステップS5)。すなわち、制御部29は、所定期間内の電流値の最大値imaxを読み込み、最大電流値が最大制限充電電流Imaxである場合には、到達後に最大制限充電電流Imaxが流れた平均継続時間tAVEをメモリから読み込む。
そして、制御部29は、取得した各電池セル11の内部抵抗値と、電流値の履歴情報から、各電池セル11のバランシング目標電圧Vbalを算出する(ステップS6)。
また、制御部29は、各電池セル11の開放電圧OCVとバランシング目標電圧Vbalから,図8に示したマップデータに基づいて、各電池セル11の目標放電量DSOCを決定する(ステップS7)。さらに、制御部29は、各電池セル11の開放電圧OCV,放電回路21の抵抗器22aのバランシング抵抗値,目標放電量DSOC等に基づいて目標放電時間を算出する(ステップS8)。
次いで、制御部29は、バッテリ10が充放電されない状態であるか否かを判定する(ステップS9)。この処理では、制御部29は、例えば、イグニッションがオフ、充放電判別部27が休止状態を出力等により判定を行う。
バッテリ10が充放電されない状態ではない場合(ステップS9;No)、制御部29はステップS9の処理を繰り返す。一方、バッテリ10が充放電されない状態である場合(ステップS9;Yes)、制御部29は、バランシング制御を開始する(ステップS10)。
このバランシング制御では、制御部29は、各電池セル11に対応する放電回路21に制御信号を出力し、スイッチ22bを作動させて閉状態として、目標放電時間を計時する。これにより、各電池セル11で放電され、電力が抵抗器22aで消費される。
制御部29は、放電時間が目標放電時間に到達した電池セル11があるか否かを判定する(ステップS11)。
放電時間が目標放電時間に到達した電池セル11がない場合(ステップS11;No)、制御部29はステップS11を繰り返す。一方、放電時間が目標放電時間に到達した電池セル11がある場合(ステップS11;Yes)、制御部29は、放電時間が目標放電時間に到達した電池セル11のバランシング制御を終了し、未だ放電時間が目標放電時間に到達していない電池セル11のバランシング制御を継続する(ステップS12)。ステップS12では、制御部29は、該当する放電回路21のスイッチ22bを開状態に制御する。
そして、制御部29は、すべての電池セル11でバランシング制御が終了したか否かを判定する(ステップS13)。
すべての電池セル11でバランシング制御が終了していない場合(ステップS13;No)、制御部29はステップS11の処理を再び繰り返す。一方、すべての電池セル11でバランシング制御が終了した場合(ステップS13;Yes)、制御部29は処理を終了する。
このように、本実施形態では、各電池セル11の内部抵抗の大きさに応じて、内部抵抗が大きい電池セル11ほど、充電開始電圧(バランシング目標電圧Vbal)を低く設定している。これにより、充電電流が流れたとき、一部の電池セル11の電圧が、内部抵抗に起因する電圧上昇分によって、電圧リミット値(通電時最大電圧Vmax)を超えてしまうことを防止することができ、セル劣化を抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、内部抵抗が小さい電池セル11ほど、充電開始電圧を高く設定することができるので、放電回路21を用いたバランシング放電による放電量を抑えることができ、バッテリ効率を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態によるバッテリの充放電制御装置の説明図である。 図1のバッテリの充放電制御装置の放電回路の説明図である。 本発明の実施形態による充電時のセル電圧変化の説明図である。 従来例に係るバランシング制御の説明図である。 本発明の実施形態によるバランシング制御の説明図である。 本発明の実施形態による急速充電時を含む充電電流の時間変化を示す図である。 本発明の実施形態による急速充電制御によるバランシング制御の説明図である。 本発明の実施形態によるセル開放電圧とSOCとの関係を示すマップデータの説明図である。 本発明の実施形態による急速充電時を含まない充電電流の時間変化を示す図である。 本発明の実施形態による非急速充電制御によるバランシング制御の説明図である。 本発明の実施形態による充放電制御処理のフローチャートである。
符号の説明
1 バッテリパック
10 バッテリ
11,111,112,113 電池セル
20 充放電制御装置
21 放電回路
22a 抵抗器
22b スイッチ
23 電圧検出部
25 内部抵抗検出部(内部抵抗検出手段)
27 充放電判別部
29 制御部(放電手段)
30 電流センサ

Claims (8)

  1. 複数の電池セルが接続されてなるバッテリの充放電制御方法であって、
    各電池セルの充電開始電圧を設定する電圧設定工程と、
    各電池セルに接続された放電回路を用いて、設定された充電開始電圧となるまで各電池セルを放電させる放電工程と、を有し、
    前記電圧設定工程では、内部抵抗の大きい電池セルほど、前記充電開始電圧を低く設定することを特徴とするバッテリの充放電制御方法。
  2. 前記電圧設定工程では、各電池セルの充電開始電圧を、バッテリに対して設定された通電可能な最大制限充電電流でバッテリを充電したときに、各電池セルの電圧が略等しくなるような値に設定することを特徴とする請求項1に記載のバッテリの充放電制御方法。
  3. 前記電圧設定工程では、所定期間におけるバッテリの充電電流値の履歴に応じて、前記所定期間中の充電電流値の最大値が小さいほど、各電池セルの充電開始電圧を高く設定することを特徴とする請求項1に記載のバッテリの充放電制御方法。
  4. 前記放電工程は、各電池セルの電圧の平均電圧値よりも所定電圧を超えて大きな電圧を有する電池セルがある場合に実行されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のバッテリの充放電制御方法。
  5. 複数の電池セルが接続されてなるバッテリの充放電制御装置であって、
    電池セル毎に接続された放電回路と、
    各電池セルの内部抵抗を検出する内部抵抗検出手段と、
    前記放電回路により各電池セルを充電開始電圧まで放電させる放電手段と、を有し、
    前記放電手段は、内部抵抗の大きい電池セルほど、充電開始電圧を低く設定することを特徴とするバッテリの充放電制御装置。
  6. 前記放電手段は、各電池セルの充電開始電圧を、バッテリに対して設定された通電可能な最大制限充電電流でバッテリを充電したときに、各電池セルの電圧が略等しくなるような値に設定することを特徴とする請求項5に記載のバッテリの充放電制御装置。
  7. バッテリへ通電される電流値を検出する電流値検出手段と、
    バッテリへ通電される電流値の所定期間における履歴を取得する電流値履歴取得手段と、を有し、
    前記放電手段は、所定期間におけるバッテリの充電電流値の履歴に応じて、前記所定期間中の充電電流値の最大値が小さいほど、各電池セルの充電開始電圧を高く設定することを特徴とする請求項5に記載のバッテリの充放電制御装置。
  8. 前記放電手段は、各電池セルの電圧の平均電圧値よりも所定電圧を超えて大きな電圧を有する電池セルがある場合に、前記放電回路により各電池セルを放電させることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のバッテリの充放電制御装置。
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