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JP2009228015A - 積層体の製造方法および製造装置ならびにガスバリアフィルム - Google Patents

積層体の製造方法および製造装置ならびにガスバリアフィルム Download PDF

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JP2009228015A
JP2009228015A JP2008071390A JP2008071390A JP2009228015A JP 2009228015 A JP2009228015 A JP 2009228015A JP 2008071390 A JP2008071390 A JP 2008071390A JP 2008071390 A JP2008071390 A JP 2008071390A JP 2009228015 A JP2009228015 A JP 2009228015A
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film
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oxide layer
rie
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Kyosuke Ueda
恭輔 植田
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、高分子フィルムと無機酸化物層との密着性を改善し、さらに、従来よりもガスバリア性の高いガスバリアフィルムを提供することができる積層体の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明の積層体の製造方法及び製造装置は、高分子フィルムの片面もしくは両面上に、無機酸化物層を有する積層体の製造方法において、少なくとも、前記無機酸化物層を成膜する成膜工程と、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施す処理工程と、を有し、前記成膜工程と処理工程とが、同時に施されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は積層体の製造方法および製造装置ならびにガスバリアフィルムに関するものである。特に、食品・医薬品等の包装分野や太陽電池保護シート等の製造において使用される。
太陽電池保護シートは太陽電池モジュールの起電部分であるパターニングされたシリコン薄膜の湿度による劣化を防止するために、太陽電池の裏側に配置されており、酸素や水蒸気といったガスを遮断し、同時に屋外などの過酷な状況下で使用されてもガスバリア性能が劣化しない耐久性能が求められる。
ハードディスクや半導体モジュール、食品や医薬品類の包装に用いられる包装材料においても、内容物を保護することが必要である。特に、食品包装においては蛋白質や油脂などの酸化や変質を抑制し、味や鮮度を保持することが必要である。また、無菌状態での取り扱いが必要である医薬品類においては有効成分の変質を抑制し、効能を維持することが求められる。これらの内容物の品質を保護するために、酸素や水蒸気、その他内容物を変質させる気体を遮断するガスバリア性を備える包装体が求められている。
高分子樹脂フィルムからなる包装体としては、従来、高分子の中では比較的ガスバリア性能に優れるポリビニルアルコール(PVA)、エチレン‐ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PAN)などの樹脂フィルムや或いはこれらの樹脂をラミネートまたはコーティングしたプラスチックフィルムなどが好んで用いられてきた。しかしながら、これらのフィルムは、温度依存性が高く、高温または高湿度下においてガスバリア性能に劣化が見られ、また、食品包装用途においてはボイル処理や高温高圧力条件下でのレトルト処理を行うとガスバリア性能が著しく劣化する場合が多い。また、PVDC系の高分子樹脂組成物を用いたガスバリア性積層体は、湿度依存性は低いものの温度依存性がある上に、高いガスバリア性能(例えば、1cc/m・day・atm以下)を得ることができない。
また、PVDCやPANなどは廃棄・焼却の際に有害物質が発生する危険性が高いため、高防湿性を有し、かつ高度のガスバリア性能を要求される包装体については、アルミニウムなどの金属箔などにてガスバリア性能を担保せざるを得なかった。しなしながら、金属箔は不透明であるため、包装材料を透過して内容物を識別することが難しく、金属探知機による内容物検査や、電子レンジでの加熱処理ができない。
しかしながら、これらの包装体を屋外などの過酷な条件下に長期間曝した場合、高分子樹脂フィルムと無機酸化物薄膜層との間で層間剥離が発生し包装体としての機能を損なう問題があり、屋外などで使用される高耐久性を有するガスバリア包装体を得るには鋭意工夫が求められる。
耐久性を付与するための手段の一つとして、従来からプラズマを用いて高分子樹脂基材に処理をする試みがなされている。しかしながら、プラズマを発生させるための電力を印加する電極は基材のあるローラーの近傍に設置されるため、電極はカソード(陰極)に、基材のあるローラーはアノード(陽極)となるため、原理的にカソードとアノードの電極面積比率を著しく変化させる複雑な装置を用いて処理を行わない限り、基材側には高い自己バイアスが得られず、イオンによる基材への表面処理効果も高くない。
高い処理効果を得るために、直流放電方式を用いて自己バイアスをコントロールする手法も開発されているが、この方法で高い自己バイアスを得ようとすると、プラズマのモードがグローからアークへ頻繁に移行するため、装置本体に絶縁処理などの複雑は仕組みを施さないと大面積に均一な処理を行うことが難しい。また、周波数を400KHz以上の高周波を印加する場合においてはプラズマの拡散範囲を制御することが難しく、表面処理に使われるエネルギーが著しく損なわれる場合が多い。
特許文献は以下の通り。
特開2007−230123号公報 特開2006−73793号公報 国際公開2003−009998号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、高分子フィルムと無機酸化物層との密着性を改善し、さらに、従来よりもガスバリア性の高いガスバリアフィルムを提供することができる積層体の製造方法および製造装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、高分子フィルムの片面もしくは両面上に、無機酸化物層を有する積層体の製造方法において、
少なくとも、前記無機酸化物層を成膜する成膜工程と、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施す処理工程と、を有し、前記成膜工程と処理工程とが、同時に施されることを特徴とする積層体の製造方法である。
(以下、成膜工程と処理工程とが同時に施される工程を膜形成工程と記載する。)
請求項2に記載の発明は、前記膜形成工程の前に、前記無機酸化物層が成膜される側の高分子フィルム面上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第1改質層を形成する第1改質工程を有することを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法である。
請求項3に記載の発明は、前記膜形成工程の後に、前記無機酸化物層上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第2改質層を形成する第2改質工程を有することを特徴とする請求項1または2に記載の積層体の製造方法である。
請求項4に記載の発明は、前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程からなる群から選択される1工程または1以上の工程は、減圧環境下で行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層体の製造方法である。
請求項5に記載の発明は、前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程からなる群から選択される1工程または1以上の工程におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、周波数帯域が40kHz以上400kHz以下である高周波電圧を印加することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の積層体の製造方法である。
請求項6に記載の発明は、前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程からなる群から選択される1工程または1以上の工程におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、プラズマを励起するために、アルゴン、窒素、ヘリウム、酸素、テトラエチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルジシラザンのうち1種類のガス、または、これらの混合ガスを用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層体の製造方法である。
請求項7に記載の発明は、前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程は、同一真空空間内において大気に曝されることなく逐次的に行われることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の積層体の製造方法である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法を用いて形成してことを特徴とするガスバリアフィルムである。
請求項9に記載の発明は、高分子フィルムの片面もしくは両面上に、無機酸化物層を有する積層体の製造装置において、
少なくとも、前記無機酸化物層を成膜ローラー上で成膜する成膜手段と、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施す処理手段と、を備え、前記成膜手段と処理手段とを用い、前記無機酸化物層の成膜とRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理が同時に施されることを特徴とする積層体の製造装置である。
(以下、成膜手段と処理手段とを併せて膜形成手段と記載する。)
請求項10に記載の発明は、前記無機酸化物層を成膜する前に、前記無機酸化物層が成膜される側の高分子フィルム面上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第1改質層を形成する第1改質手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の積層体の製造装置である。
請求項11に記載の発明は、前記無機酸化物層を成膜した後に、前記無機酸化物層上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第2改質層を形成する第2改質手段を備えることを特徴とする請求項9または10に記載の積層体の製造装置である。
請求項12に記載の発明は、前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段は、減圧環境下で用いられることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の積層体の製造装置である。
請求項13に記載の発明は、前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、周波数帯域が40kHz以上400kHz以下である高周波電圧を印加することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の積層体の製造装置である。
請求項14に記載の発明は、前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、プラズマを励起するために、アルゴン、窒素、ヘリウム、酸素、テトラエチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルジシラザンのうち1種類のガス、または、これらの混合ガスを用いることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の積層体の製造装置である。
請求項15に記載の発明は、前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段が、同一真空装置内において大気に曝されることなく設置されていることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の積層体の製造装置である。
請求項16に記載の発明は、前記膜形成手段及び第1改質手段、または、前記膜形成手段及び第2改質手段、または、前記膜形成手段及び第1改質手段及び第2改質手段が、前記成膜ローラー上に設置されていることを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載の積層体の製造装置である。
請求項17に記載の発明は、少なくとも、前記成膜ローラー及び膜形成手段を2組備え、前記高分子フィルムの両面上に無機酸化物層を形成することを特徴とする請求項9〜16のいずれかに記載の積層体の製造装置である。
請求項18に記載の発明は、請求項9〜17のいずれかに記載の製造装置を用いて形成してことを特徴とするガスバリアフィルムである。
本発明における積層体の製造方法および製造装置を使用することにより、高分子フィルムと無機酸化物層との密着性を改善することができる。さらに、従来よりもバリア性の高いガスバリアフィルムを提供することができる。
本発明では、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施しながら無機酸化物層を形成することで、従来の成膜方法では不十分であった無機酸化物層の密着強度を改善し、さらに、無機酸化物層の密度を向上させることで、ガスバリア性能をも向上させることができる。
また、無機酸化物層を形成する前の高分子フィルム表面にRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第1改質層を形成することで、高分子フィルムと無機酸化物層との密着性を強化することができる。
さらに、無機酸化物層上にRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第2改質層を形成することで、高分子フィルムと無機酸化物層との密着性を改善した従来よりもバリア性の高いガスバリアフィルムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について具体的に説明する。
図1は本発明の実施の形態による積層体の製造装置の一例を示す概略断面図である。
図1に示す積層体の製造装置1は、高分子フィルム7を搬送する成膜ローラー4と、成膜ローラー4上で無機酸化物層を成膜する成膜手段2と、成膜手段2近傍に設置されたRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施す処理手段3とを備えており、成膜手段2と処理手段3とを用い、無機酸化物層の成膜とRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を同時に施すことができる。なお、本発明では、成膜手段と処理手段の両手段を併せて膜形成手段と呼ぶ。
本発明では、膜形成手段を用い、無機酸化物層の成膜とRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を同時に施すことにより、無機酸化物層の膜密度を向上させることができる。膜形成手段を用いることで、例えば、蒸着源を発した原子や分子が途中で一部イオン化され、これを元の速度の何万倍、何百倍にも加速させて高分子フィルム7に衝突させることで、ボンバード効果により結晶性がよくなるからである。これにより、無機酸化物層の膜密度が向上し、バリア性も向上する。また同時に、無機酸化物層と高分子フィルム7との密着性も向上させることができるものと考えられる。
さらに図1に示す積層体の製造装置1は、無機酸化物層を成膜する前に、無機酸化物層が成膜される側の高分子フィルム7面上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第1改質層を形成する第1改質手段5と、無機酸化物層を成膜した後に、無機酸化物層上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第2改質層を形成する第2改質手段6と、を備えている。ただし、本発明において、第1改質手段5及び第2改質手段6は、必須の構成要件ではなく、選択的に採用することが可能である。
本発明では、第1改質手段5を用いて高分子フィルム7面上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第1改質層を形成することにより、高分子フィルム7と無機酸化物層との密着性の劣化を抑えることができる。高分子フィルム7面上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施すことで、発生したラジカルやイオンを利用して高分子フィルム7の表面に官能基を持たせるなどの化学的効果と、基材表面弱結合層(Weak Boundary Layer(WBL))や高分子フィルム7がPETである場合加水分解層などの、密着強度の低下を招く層を除去するといった物理的効果を同時に付与することができるからである。これにより、改質されたフレッシュな高分子フィルム7表面を提供し、無機酸化物層との密着性が向上すると同時に、耐水劣化をおこさない界面を高分子フィルム7上に形成することができる。さらに、後に成膜する無機酸化物を緻密な薄膜とすることができ、その結果、ガスバリア性能を向上させ、かつクラックの発生防止効果を付与するだけでなく、デラミネーションを防止することができる。なお、第1改質層とは、第1改質手段5を用いたプラズマ処理により改質された高分子フィルム7表面を意味する。
また、本発明では、第2改質手段6を用いて無機酸化物層上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第2改質層を形成することにより、膜表面の緻密化や、結晶性の向上を実現することができる。なお、第2改質層とは、第2改質手段6を用いたプラズマ処理により改質された無機酸化物層表面を意味する。
ただし、本発明における積層体の製造装置1は、図1に示す装置に限定されるものではない。巻き出し・巻き取り式であっても、バッチ式であってもよい。さらに、図1に示す積層体の製造装置1では、1つのローラー(成膜ローラー4)上に、膜形成手段と、第1改質手段5と、第2改質手段6とを備えているが、3つのローラーを配置し、各ローラー上に各手段を独立して備えていてもよく、2つのローラーを配置し、2つローラー上に各手段を分配して備えていてもよい。ただし、図1に示すように、1つの成膜ローラー4上に、膜形成手段と、第1改質手段5と、第2改質手段6とを備えている場合、工程を短縮し、安価な積層体を提供することが可能となるため、特に好ましい。
本発明における無機酸化物層を形成する方法としては、通常の真空蒸着法により形成することができる。また、その他の形成方法であるスパッタリング法やイオンプレーティング法、プラズマ気相合成法(CVD法)などを用いることも可能である。ただし、生産性を考慮すれば、現時点では真空蒸着法が最も優れている。真空蒸着法の加熱手段としては、電子線加熱方式や抵抗加熱方式、誘導加熱方式のいずれかの方式を用いることが好ましいが、蒸発材料の選択性の幅広さを考慮すると、電子線加熱方式を用いることがより好ましい。また、無機酸化物層と高分子フィルム7の密着性及び緻密性を向上させるために、プラズマアシスト法やイオンビームアシスト法を用いて蒸着することも可能である。本発明では、無機酸化物層を、RIE(リアクティブイオンエッチング)処理を行いつつ形成するため、プラズマアシスト法と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明における成膜手段2とは、たとえば、真空蒸着法における蒸発材料と過熱手段等、無機酸化物層を成膜するための機構を示すものである。
本発明における積層体の製造装置1では、膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段が、減圧環境下で用いられることが好ましい。これは、減圧環境を整備することで、不純物が交ざりにくく、成膜環境に適した状態を維持しやすくなるためである。
本発明の積層体の製造装置1において、膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、周波数帯域が40kHz以上400kHz以下である高周波電圧を印加することが好ましい。周波数帯域が40kHz未満である場合、電流量が少なくなるため、放電圧力を高くしなければならない。そのとき、プラズマの拡がりを制御することが困難となることがある。また、周波数帯域が400kHzを超える場合、エネルギー効率が悪いため、プラズマに十分なエネルギーが伝わらず十分な処理がなされないことがある。また、プラズマの安定性も悪くなる。
本発明の積層体の製造装置1において、膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、プラズマを励起するために、アルゴン、窒素、ヘリウム、酸素、テトラエチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルジシラザンのうち1種類のガス、または、これらの混合ガスを用いることが好ましい。アルゴン、窒素、ヘリウム、酸素を用いた場合、他のガス種を用いた場合と比較して、よりプラズマが安定する効果がある。トラエチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルジシラザンを用いた場合、プラズマ処理と共にプラズマ気相合成法(CVD法)による、無機酸化物層の形成と同様の効果を得ることができる。
さらに、膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段におけるそれぞれの処理で、ガス種が異なっていてもよい。
本発明における積層体の製造装置1では、膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段が、同一真空装置内において大気に曝されることなく設置されていることが好ましい。インラインで全処理を行うことで、工程を短縮し、安価な積層体を提供することができる。
本発明における積層体の製造装置1では、加工速度、エネルギーレベルなどで示される処理条件は、基材種類、用途、放電装置特性などに応じ、適宜設定するべきである。ただし、プラズマの自己バイアス値は200V以上2000V以下、Ed=プラズマ密度×処理時間で定義されるEd値が100W・s/m以上10,000W・s/m以下にすることが必要であり、これより若干低い値でも、ある程度の密着性を発現するが、未処理品に比べて優位性が低い。また、高い値であると、強い処理がかかりすぎて基材表面が劣化し、密着性が下がる原因となる。プラズマ用の気体及びその混合比などに関してはポンプ性能や取り付け位置などによって、導入分と実行分とでは流量が異なるので、用途、基材、装置特性に応じて適宜設定する必要がある。
図2は本発明の実施の形態による積層体の製造装置1の一例を示す概略断面図である。
図1に示す積層体の製造装置1を2つ並べた構成をしている。
図2に示す積層体の製造装置1を用いることにより、インラインで連続して高分子フィルム7の表裏面に無機酸化物層を形成することができる。ただし、高分子フィルム7の表裏面における層構成は必ずしも同一である必要はなく、高分子フィルム7の表面と裏面を形成する2つの装置が同一である必要もない。
図3は、図1に示す製造装置を用いて形成されたガスバリアフィルム断面図である。
図3に示すガスバリアフィルムは、高分子フィルム7表面に、第1改質層8、無機酸化物層9、第2改質層10が順に形成されている。しかし、本発明におけるガスバリアフィルムは、製造装置同様、これに限定されるものではない。
例えば、高分子フィルム7と無機酸化物層9からなるガスバリアフィルムであっても、高分子フィルム7と第1改質層8と無機酸化物層9からなるガスバリアフィルムであっても、高分子フィルム7と無機酸化物層9と第2改質層10からなるガスバリアフィルムであってもよい。また、高分子フィルム7の両面に形成しても、無機酸化物層9が2層以上重ねられた状態にしても、高分子フィルム7の表裏で別構造にしてもよい。
本発明に用いられる高分子フィルム7としては、特に制限を受けるものではなく公知の高分子フィルムを使用することができる。例えば、ポリオレフィン系(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル系(ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート等)、ポリアミド系(ナイロン―6、ナイロン―66等)、ポリスチレン、エチレンビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリビニルアルコール、ポリカーボネイト、ポリエーテルスルホン、アクリル、セルロース系(トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース等)などを用いることができる。また、高分子フィルム7の膜厚に関しては、ガスバリアフィルムを形成する場合の加工性を考慮すると、実用的には12μm以上188μm以下の範囲内であることが好ましい。
本発明に用いられる無機酸化物層9の膜厚は、一般的には20nm以上100nm以下の範囲内であることが好ましく、その値は適宜選択される。ただし、膜厚が20nm未満であると均一な膜を得ることができないことや膜厚が十分ではないことがあり、十分なバリア性能を発揮することができない場合がある。また、膜厚が100nmを超える場合は、膜にフレキシビリティを保持させることができず、成膜後に折り曲げ、引っ張りなどの外的要因により、亀裂が生じる恐れがある。より好ましくは、20nm以上40nm以下の範囲内にあることである。
さらに、本発明におけるガスバリアフィルムは他の機能層を付与してもよい。例えば、ハードコート層や導電層などを最表面に形成してもよい。
以下、本発明の実施例を比較例とともに具体的に説明する。
<実施例1>
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施すことで第1改質層を形成し、その上にRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施しながら無機酸化物層(酸化珪素膜)を形成し、その酸化珪素膜上にRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施すことで第2改質層を形成した。このとき、電極には、400kHzのMF電源を用い、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を行うためのガス種には全てアルゴン/窒素の混合ガスを用いた。酸化珪素膜の形成には電子線加熱方式を利用した真空蒸着により、酸化珪素膜を40nmの厚みで成膜してガスバリアフィルムを形成した。
<実施例2>
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施しながら酸化珪素膜を40nmの厚みで成膜してガスバリアフィルムを形成した。第1改質層と第2改質層を形成しなかったことを除いて実施例1と同様の方法でガスバリアフィルムを形成した。
<実施例3>
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施すことで第1改質層を形成し、その上にRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施しながら酸化珪素膜を40nmの厚みで成膜した。第2改質層を形成しなかったことを除いて実施例1と同様の方法でガスバリアフィルムを形成した。
<実施例4>
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施しながら酸化珪素膜を40nmの厚みで成膜し、その酸化珪素膜上にRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施すことで第2改質層を形成した。第1改質層を形成しなかったことを除いて実施例1と同様の方法でガスバリアフィルムを形成した。
<比較例1>
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に酸化珪素膜を40nmの厚みで成膜した。酸化珪素膜を成膜するときにRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施さなかったことを除いて実施例2と同様の方法でガスバリアフィルムを形成した。
<評価>
本発明品の密着性を、クロスカット試験(JIS H 8504)を用い測定した。その結果、実施例1から4のガスバリアフィルムは、比較例1のガスバリアフィルムと比べ強い密着性を有していた。
本発明品のガスバリア性を酸素透過度測定装置(モダンコントロール社製 MOCON OXTRAN 2/21)、水蒸気透過度測定装置(モダンコントロール社製 MOCON PERMATRAN 3/21 40℃90%RH雰囲気)を用い測定した。その結果、実施例1から4のガスバリアフィルムは、比較例1のガスバリアフィルムと比べ優れたガスバリア性を有していた。
本発明品の耐久性を測定するため、48時間のプレシャークッカー試験(IEC 68−2−66)後の密着性を、クロスカット試験(JIS H 8504)を用い測定した。その結果、実施例1から4のガスバリアフィルムは、密着性の低下がなく、膜面の剥離等も確認されなかった。しかし、比較例1のガスバリアフィルムは、密着性が低下し、膜面に剥離が見られた。
本発明の実施の形態による積層体の製造装置の一例を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態による積層体の製造装置1の一例を示す概略断面図である。 図1に示す製造装置を用いて形成されたガスバリアフィルム断面図である。
符号の説明
1…積層体の製造装置、2…成膜手段、3…処理手段、4…成膜ローラー、5…第1改質手段、6…第2改質手段、7…高分子フィルム、8…第1改質層、9…無機酸化物層、10…第2改質層。

Claims (18)

  1. 高分子フィルムの片面もしくは両面上に、無機酸化物層を有する積層体の製造方法において、
    少なくとも、前記無機酸化物層を成膜する成膜工程と、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施す処理工程と、を有し、前記成膜工程と処理工程とが、同時に施されることを特徴とする積層体の製造方法。
    (以下、成膜工程と処理工程とが同時に施される工程を膜形成工程と記載する。)
  2. 前記膜形成工程の前に、前記無機酸化物層が成膜される側の高分子フィルム面上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第1改質層を形成する第1改質工程を有することを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法。
  3. 前記膜形成工程の後に、前記無機酸化物層上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第2改質層を形成する第2改質工程を有することを特徴とする請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
  4. 前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程からなる群から選択される1工程または1以上の工程は、減圧環境下で行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  5. 前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程からなる群から選択される1工程または1以上の工程におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、周波数帯域が40kHz以上400kHz以下である高周波電圧を印加することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  6. 前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程からなる群から選択される1工程または1以上の工程におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、プラズマを励起するために、アルゴン、窒素、ヘリウム、酸素、テトラエチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルジシラザンのうち1種類のガス、または、これらの混合ガスを用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  7. 前記膜形成工程、第1改質工程、第2改質工程は、同一真空空間内において大気に曝されることなく逐次的に行われることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  8. 請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法を用いて形成してことを特徴とするガスバリアフィルム。
  9. 高分子フィルムの片面もしくは両面上に、無機酸化物層を有する積層体の製造装置において、
    少なくとも、前記無機酸化物層を成膜ローラー上で成膜する成膜手段と、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施す処理手段と、を備え、前記成膜手段と処理手段とを用い、前記無機酸化物層の成膜とRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理が同時に施されることを特徴とする積層体の製造装置。
    (以下、成膜手段と処理手段とを併せて膜形成手段と記載する。)
  10. 前記無機酸化物層を成膜する前に、前記無機酸化物層が成膜される側の高分子フィルム面上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第1改質層を形成する第1改質手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の積層体の製造装置。
  11. 前記無機酸化物層を成膜した後に、前記無機酸化物層上に、RIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理を施し第2改質層を形成する第2改質手段を備えることを特徴とする請求項9または10に記載の積層体の製造装置。
  12. 前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段は、減圧環境下で用いられることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の積層体の製造装置。
  13. 前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、周波数帯域が40kHz以上400kHz以下である高周波電圧を印加することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の積層体の製造装置。
  14. 前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段からなる群から選択される1手段または1以上の手段におけるRIE(リアクティブイオンエッチング)によるプラズマ処理は、プラズマを励起するために、アルゴン、窒素、ヘリウム、酸素、テトラエチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルジシラザンのうち1種類のガス、または、これらの混合ガスを用いることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の積層体の製造装置。
  15. 前記膜形成手段、第1改質手段、第2改質手段が、同一真空装置内において大気に曝されることなく設置されていることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の積層体の製造装置。
  16. 前記膜形成手段及び第1改質手段、または、前記膜形成手段及び第2改質手段、または、前記膜形成手段及び第1改質手段及び第2改質手段が、前記成膜ローラー上に設置されていることを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載の積層体の製造装置。
  17. 少なくとも、前記成膜ローラー及び膜形成手段を2組備え、前記高分子フィルムの両面上に無機酸化物層を形成することを特徴とする請求項9〜16のいずれかに記載の積層体の製造装置。
  18. 請求項9〜17のいずれかに記載の製造装置を用いて形成してことを特徴とするガスバリアフィルム。
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