JP2009222525A - 基板検査方法および基板検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マスク1に光源2からの光が照射され、検出器10、13で光学画像が得られる。また、マスク1の周辺における屈折率の変化量が検出器203で検出され、位置情報部17において、測長部16からのデータと、検出器203からの屈折率変化に関するデータとから位置補正データが作成される。この位置補正データを基に、比較部18において、検出器10、13からの光学画像と、参照部19からの参照画像とが比較される。
【選択図】図1
Description
前記基板の周辺における屈折率の変化量に応じて、前記基板に結像した光の結像位置を補正することを特徴とするものである。
前記基板の設計データから参照画像を作成する手段と、
前記基板の周辺における屈折率の変化量を求める手段と、
前記屈折率の変化量を基に前記基板に結像した光の結像位置を補正して位置補正データを作成する手段と、
前記位置補正データに基づいて、前記光学画像と前記参照画像とを比較する手段とを有することを特徴とする基板検査装置に関する。
前記ステージの移動を制御する手段と、
前記基板の設計データから参照画像を作成する手段と、
前記光学画像と前記参照画像とを比較する手段と、
前記基板の周辺における屈折率の変化量を求める手段とを有し、
前記屈折率の変化量を基に前記基板に結像した光の結像位置を補正して前記ステージの移動を制御する手段にフィードバックすることを特徴とする基板検査装置に関する。
図1に示すように、基板検査装置は、マスク1にレーザ光を照射する光源2と、光源2から出射されたレーザ光を透過照明光としてマスク1に照射する透過照明光学系Aと、光源2から出射されたレーザ光を反射照明光としてマスク1に照射する反射照明光学系Bとを有する。欠陥の種類、位置または大きさなどによっては、透過照明での検出に適する場合と、反射照明での検出に適する場合とがある。2つの光学系を備えることで、透過照明と反射照明による各像を検出できるので、検査精度の向上が図れる。
図1において、展開部20では、マスク1の設計データを磁気ディスク21から制御部22を通じて読み出し、イメージデータに変換する作業が行われる。そして、参照部19では、このイメージデータを用いて参照画像が作成される。ここで、参照画像は、マスクの設計データから光学画像に類似するように作成される画像である。参照部19は、展開部20からのイメージデータを受け取り、図形の角を丸めるなどの光学画像に似せる処理を行って参照画像を作成する。
上述したように、基板検査装置が置かれている環境(温度、圧力または湿度など)には変化が生じ得る。例えば、各種ドライバが発熱すると、基板検査装置周辺の温度が上昇する。また、低気圧や高気圧が通過すると、クリーンルーム内の圧力が変動する。さらに、クリーンルーム内にチャンバを設け、この中に基板検査装置を設置した場合であっても、チャンバ内の温度調整を行うためのダウンフローによって圧力変化が生じることがある。こうした変化は、基板検査装置の光学系に変化をもたらす。具体的には、マスクに結像した光の結像位置が変動し、図2(b)に示すように、ライン101の形状に歪みが生じる。すると、本来の欠陥と上記原因により生じた形状の歪みとを区別できなくなり、検査精度の低下を招くことになる。
図1の例では、位置情報部17において、測長部16からのデータと、検出器203からの屈折率変化に関するデータとから位置補正データが作成される。具体的には、マスク1の周辺における屈折率の変化量に応じて、マスク1に結像した光の結像位置が補正される。この際、結像位置を水平方向および鉛直方向の少なくとも一方に補正することができる。例えば、屈折率の変化量とステージの位置座標との関係を予め把握しておき、測定した屈折率の変化量に応じて位置座標を補正することができる。また、屈折率の変化量とマスクの高さとの関係を把握しておき、屈折率の変化量に応じてマスクの高さを補正してもよい。尚、補正は、把握した関係から求めた補正パラメータを用いて行ってもよく、あるいは、把握した関係を基に作成したマップを用いて行ってもよい。また、補正は、屈折率に変化が生じるのに呼応して行うことができるが、初期値に対して所定量の変化をしたときに行うようにしてもよい。
得られた参照画像と位置補正データは、比較部18に送られる。そして、比較部18において、検出器10、13からの光学画像と、参照部19からの参照画像とが比較される。この際、位置情報部17から送られた位置補正データによって、図2のライン101の形状歪みが補正されるので、歪みが欠陥と誤認される事態は排除される。比較は、適当なアルゴリズムにしたがって行われ、光学画像と参照画像の一致しない所が欠陥または異物と判断される。尚、比較アルゴリズムには、データを直接比較する方法や、パターンデータの微分値を求めて比較する方法などがある。
2、201 光源
3、7、8 ビームスプリッタ
4、11 ミラー
5、6、9、12、202 レンズ
10、13、203 検出器
14 ステージ
Claims (5)
- 基板に光を照射して得られた前記基板の光学画像と、前記基板の設計データから作成した参照画像とを比較することにより、前記基板の検査を行う基板検査方法において、
前記基板の周辺における屈折率の変化量に応じて、前記基板に結像した光の結像位置を補正することを特徴とする基板検査方法。 - 前記結像位置の補正データに基づいて前記光学画像と前記参照画像とを比較することを特徴とする請求項1に記載の基板検査方法。
- 前記基板は、移動手段により前記光の照射方向に対し相対的に移動可能であって、
前記結像位置の補正データを前記移動手段にフィードバックすることを特徴とする請求項1に記載の基板検査方法。 - 基板に光を照射して光学画像を得る手段と、
前記基板の設計データから参照画像を作成する手段と、
前記基板の周辺における屈折率の変化量を求める手段と、
前記屈折率の変化量を基に前記基板に結像した光の結像位置を補正して位置補正データを作成する手段と、
前記位置補正データに基づいて、前記光学画像と前記参照画像とを比較する手段とを有することを特徴とする基板検査装置。 - ステージ上に載置された基板に光を照射して光学画像を得る手段と、
前記ステージの移動を制御する手段と、
前記基板の設計データから参照画像を作成する手段と、
前記光学画像と前記参照画像とを比較する手段と、
前記基板の周辺における屈折率の変化量を求める手段とを有し、
前記屈折率の変化量を基に前記基板に結像した光の結像位置を補正して前記ステージの移動を制御する手段にフィードバックすることを特徴とする基板検査装置。
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