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JP2009216780A - 画像形成装置、その印刷制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、その印刷制御方法及びプログラム Download PDF

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JP2009216780A JP2008057751A JP2008057751A JP2009216780A JP 2009216780 A JP2009216780 A JP 2009216780A JP 2008057751 A JP2008057751 A JP 2008057751A JP 2008057751 A JP2008057751 A JP 2008057751A JP 2009216780 A JP2009216780 A JP 2009216780A
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浩二 石倉
Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
Tomoshi Harada
知史 原田
Takayasu Asaue
敬靖 麻植
Yoshiaki Watanabe
祥聡 渡邉
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Abstract

【課題】オペレータの作業により画像形成装置に変化があった場合、画像品質の変化点を的確に捕える。
【解決手段】操作手段405でオペレータから指示された印刷モードは、操作制御手段410経由で画像形成制御手段411に伝達される。画像形成制御手段411は、印刷モードの内容に従って、画像印刷手段403を制御し、画像を形成させる。画像形成制御手段411は、自動サンプルプリント要因記憶手段408の記憶内容、及び自動サンプルプリント判断手段409の判断結果に応じて、例えばシアンのトナーボトルを装着した後、最初のフルカラー印刷モードのときに、自動サンプルプリントを実行させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、サンプルプリント機能を有する画像形成装置、その印刷制御方法、及びプログラムに関する。
ソータやスタッカなどのフィニッシャー(後処理装置)を備えた画像形成装置においては、それらのフィニッシャーを用いるモードで多量の連続印刷を行っているときに、何らかの原因で用紙に印刷された画像の濃度や位置などに異常が発生しても、オペレータは印刷中にはその異常に気付かず、印刷終了後、フィニッシャー内に収納された用紙を取り出したときに初めて異常に気付くことになり、用紙やトナーが無駄に消費されることがある。
この問題に対処した画像形成装置として、サンプルプリント機能を有する画像形成装置がある。サンプルプリント機能とは、印刷中の用紙の給紙・印刷を二重に行い、一方の用紙は通常の印刷ジョブの用紙として扱い、他方の用紙を画像形成状況の確認がしやすい他の排紙トレイ(サンプルプリント用トレイ)に排紙する機能である。サンプルプリント機能には、操作パネルからのオペレータの指示に基づいてサンプルプリントを実行する手動サンプルプリント機能、オペレータの操作によらず予め設定された印刷枚数等をインターバルとして自動的にサンプルプリントを実行する自動サンプルプリント機能があり、後者の場合、印刷を繰り返すうち発生する変化を確認することができる。
しかし、単純に設定枚数の印刷毎に自動的にサンプルプリントを実行するだけでは、画像品質の変化点を的確に捕える事が難しく、精度を上げるためには設定枚数を少なくする必要があり、設定枚数が少なくした場合、その分だけ時間的にも、用紙的にも無駄が多くなってしまう。よって、自動的にサンプルプリントを実行する場合は、より品質変化点を高確率で捉える事が重要になる。
そこで、前述した手動サンプルプリント機能、及び印刷枚数等をインターバルとした自動サンプルプリント機能に加えて、装置内の湿度や温度などの環境の変化量が所定の閾値を超えた場合に自動的にサンプルプリントを行う機能を備えた画像形成装置が提案された(特許文献1参照)。
しかし、画像品質に影響を与えるのは変化量で表す事のできる環境変化だけではない。例えばオペレータが画像形成装置に対して何らかの作業を行い、その結果として画像形成装置に作業前後で差異が発生する場合がある。この場合は差異の内容に関係する印刷時は画像品質が変化する可能性が通常より高いにもかかわらず、特許文献1に記載された画像形成装置では、このような場合のサンプルプリントが実行されないという問題がある。
特開2007−41505号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的は、オペレータの作業により画像形成装置に変化があった場合、画像品質の変化点を的確に捕えられるようにすることである。
本発明は、オペレータの作業により画像形成装置に生じた変化を検知する手段と、その変化の内容が予め設定されたサンプルプリント要因に該当するか否かを判定する手段と、該当する場合にサンプルプリント要因として記憶する手段と、記憶されたサンプルプリント要因の影響を受ける最初の印刷ジョブを実行するときにサンプルプリントを実行させる手段とを有する画像形成装置である。
ここで、オペレータの作業には、消耗品の補給、装置の構成要素を物理的に動かすことなどが挙げられる。
サンプルプリント要因に基づくサンプルプリントを実行したときは、その結果を操作パネルに表示してオペレータに報知したり、ログファイルを残したりするようにしてもよい。
また、サンプルプリントが許可されているか否かを判断する判断手段と、許可されていると判断された場合のみサンプルプリントを実行させる手段とを設けてもよい。この判断手段は、印刷ジョブを投入したオペレータがログインしている否かを基に判断したり、オペレータによりサンプルプリント禁止の指示が設定されているか否かに基づいて判断したりする。
本発明によれば、オペレータの作業により画像形成装置に変化があった場合、その変化の影響を受ける最初の印刷ジョブを実行するときにサンプルプリントを行うことで、印刷画像の品質が変化する確率が高い印刷を捕えることができる。その結果、設定枚数毎に自動サンプルプリントを実行する場合に比べて、効果的にサンプルプリントが実行されるので、用紙の無駄な使用を低減するとともに、印刷性能の低下を最低限に抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態の画像形成装置の概略を示す断面図である。この画像形成装置は、用紙に画像を印刷する装置本体400と、装置本体400で印刷された用紙を積載するための大容量スタッカ200と、複数枚の用紙にパンチ穴を開けてリング部材を通すことにより製本するリングバインド製本装置300と、後処理装置であるフィニッシャー100とから構成されており、装置本体400の用紙排紙先の後段に、大容量スタッカ200、リングバインド製本装置300、フィニッシャー100の順に連結されている。
装置本体400は、原稿を給排紙するADF(Auto Document Feeder)10と、ADF10により給紙された原稿の画像を読み取る読取ユニット20と、用紙を搬送経路内へ給紙する給紙部30と、給紙部30から給紙された用紙を縦方向に搬送する縦搬送ユニット40と、読取ユニット20にて読み取った原稿の画像を感光体上に書き込む書込ユニット50と、用紙に画像を現像する現像ユニット60と、用紙に接触したトナーを定着させる定着ユニット70と、トナーが定着された用紙を機外に排紙する排紙ユニット80とを有する。
ADF10は装置本体400の上部に位置し、原稿をセットする原稿台11、セットされた原稿を検知する原稿検知センサ12、原稿を所定速度で搬送する給紙ローラ13及び給送ベルト14、原稿を排紙する排紙ローラ15、及び原稿を機外に排出する原稿排紙口16から構成されている。なお、給紙ローラ13、給送ベルト14、排紙ローラ15はモータ(図示せず)によって駆動される。
読取ユニット20は、画像を読み取る原稿を載置するコンタクトガラス21と、コンタクトガラス21上の原稿を光学的に読み取るスキャナユニット22とから構成されている。
給紙部30は、装置本体400の下部に位置し、上下に配設され、各々が異なるサイズの用紙を積載する第一トレイ31、第二トレイ32、第三トレイ33と、各々のトレイから用紙を用紙搬送路内へ給紙する複数の給紙ローラから成る第一給紙装置34、第二給紙装置35、第三給紙装置36とから構成されている。なお、上記各トレイには、それぞれ用紙残量センサ115、116、117が備わっており、用紙の残量を検知することができる。
縦搬送ユニット40は、複数の搬送ローラと、搬送された用紙の端部を保持して斜め送り補正(スキュー補正)を行うレジストローラ41とから構成されている。
書込ユニット50は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、fθレンズ等(いずれも図示せず)を所定位置に配置したユニットである。現像ユニット60は、その表面上に静電潜像を形成する感光体61と、静電潜像にトナーを付着させる図示しない現像器と、トナー現像後に感光体61と用紙とを接触させるための転写ベルト62とから構成されている。現像ユニット60には、図1に示していないが、各色のトナーボトルがセットされており、各ボトルそれぞれにトナー残量センサが設置され、このセンサの検出信号からトナーが切れるトナーエンドの検知ができる。また、現像ユニット60には、各トナーボトルの着脱を検知するセンサが設けられている。
定着ユニット70は、定着ローラと図示しない熱源などから構成され、感光体61によって用紙に付着したトナーを定着ローラと熱源により圧力と熱を加え、用紙に定着させる。
排紙ユニット80は、複数の排紙ローラから構成され、トナーが定着した用紙を機外(本実施形態では大容量スタッカ200)に排出する。
大容量スタッカ200は、装置本体400から搬送された用紙の排出先として、上下に配設された上段スタッカトレイ202と下段スタッカトレイ203と、大容量スタッカ200の外面にサンプルプリント用紙を排紙するサンプルトレイ208とを有し、選択的に排出することができる。また、大容量スタッカ200内に排出せず、リングバインド製本装置300へ排紙するスルーパス搬送路201を備えている。
上段スタッカトレイ202と下段スタッカトレイ203の前面(図中紙面手前側)には図示しないドアがあり、各スタッカトレイの内部はこのドアによって外部から見えないようになっている。このドアを開けることで各スタッカトレイからバスケットごと用紙を取り出すことができる。上段スタッカトレイ202と下段スタッカトレイ203はそれぞれ、ドアが開いているか否かを検知するドア開センサ206、207と、トレイ内の用紙の有無を検知する用紙有無センサ204、205を備えている。また、上段スタッカトレイ202、下段スタッカトレイ203などの各パーツには自身の異常状態を検知する機能が搭載されている。
リングバインド製本装置300は、大容量スタッカ200から搬送された用紙を一時的にスタックし、複数枚の用紙にパンチ穴を穿孔し、そのパンチ穴にリング材を通して製本する製本ユニット304と、製本された用紙を排出する排紙部301とを有する。また、リングバインド製本装置300内に排出せず、フィニッシャー100へ排紙するスルーパス搬送路305を上部に備えている。
排紙部301の前面には図示しないドアがあり、排紙部301の内部はこのドアによって外部から見えないようになっている。このドアを開けることで排紙部301に積載された用紙を取り出すことができる。また、このドアはドアが開いているか否かを検知するドア開センサ302と、排紙部301内の用紙の有無を検知する用紙有無センサ303とを備えている。
後処理装置であるフィニッシャー100は、リングバインド製本装置300から搬送された用紙の後端に一枚ずつパンチ穴を穿孔するパンチユニット125と、パンチユニット125を通過した用紙の搬送路を切り替える切り替え板101と、パンチユニット125を通過した用紙を通常排紙トレイ104へ搬送する搬送ローラ103と、搬送ローラ103により搬送された用紙が積載される通常排紙トレイ104と、パンチユニット125を通過した用紙をステープル台108へ搬送する搬送ローラ105及び107と、搬送ローラ105及び107により搬送された用紙が積載されるステープル台108と、ステープル台108上の用紙を綴じるステープラ106と、紙揃え用のジョガー109と、ステープラ106で綴じた用紙を積載するステープル完了排紙トレイ110とを備えている。
装置本体400内の搬送パス上には複数個のジャム検知センサ118〜122が設けられており、ジャムの発生及び発生箇所を検知できる。なお、図1に明記していないが、本実施形態では後段の大容量スタッカ200、リングバインド製本装置300及びフィニッシャー100の適所にジャム検知センサが設置されている。
また、原稿や用紙を搬送するために用いられる各種のパーツ、例えば、上記で説明した給送ローラ13、給送ベルト14、排送ローラ15等にはそれぞれ、図1に明記していないが、状態の異常、故障などを検知するための手段が装備されている。
以上の構成を有する画像形成装置において、原稿の読取を行うときは、原稿台11に画像面を上にしてセットされた原稿束が、一番上の原稿から給送ローラ13、給送ベルト14によってコンタクトガラス21上の所定の位置に給送される。読取ユニット20によってコンタクトガラス21上の原稿の画像データを読み取った後、読取が終了した原稿は、給送ベルト14及び排紙ローラ15によって原稿排紙口16から排出される。
さらに、原稿検知センサ12が原稿台11に次の原稿が有ることを検知したときは、前原稿と同様にコンタクトガラス21上に給送される。
印刷の際、第一トレイ31、第二トレイ32、第三トレイ33に積載された用紙は、それぞれ第一給紙装置34、第二給紙装置35、第三給紙装置36によって給紙され、縦搬送ユニット40によって感光体61に当接する位置まで搬送される。
読取ユニット20にて読み込まれた画像データに応じて変調されたレーザビームが、回転しているポリゴンミラーにより走査され、感光体61の表面に照射されて、感光体61の表面に画像データに応じた静電潜像が形成される。静電潜像は、図示しない現像器の作用を受け、トナーの付着によって顕像化(現像)される。
用紙は、感光体61の回転と等速で搬送ベルトによって搬送されながら、感光体61上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット70にて画像を定着させ、用紙は、排紙ユニット80によって、後段の装置(本実施形態では大容量スタッカ200)に排出される。
大容量スタッカ200に排出された用紙は、上段スタッカトレイ202又は下段スタッカトレイ203、若しくはスルーパス搬送路201のうち、予め設定された各スタッカトレイ又は搬送路に搬送される。
スルーパス搬送路201を通じてリングバインド製本装置300に排出された用紙は、製本ユニット304にて製本され、排紙部301に排紙されるか、スルーパス搬送路305を通じてフィニッシャー100に排出される。
なお、大容量スタッカ200における上記した用紙排出の動作は、通常印刷の出力時、設定に従い行われるが、サンプルプリントの出力時には、サンプルトレイ208に排出する動作を行う。サンプルプリントの出力制御については、後に詳述する。
フィニッシャー100に排出された用紙は、パンチユニット125で穿孔された後、通常排紙ローラ102の方向又はステープル処理部方向へ搬送される。切り替え板101にてこの搬送方向を切り替えることができ、ステープル処理部方向に搬送された用紙は、搬送ローラ105及び107を経由してステープル台108に積載され、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって紙端面が揃えられ、一印刷ジョブの完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106によって綴じられた用紙は、自重によってステープル完了排紙トレイ110に収納される。
通常排紙トレイ104は前後(用紙排出方向)に移動でき、一原稿毎、或いは画像メモリによってソーティングされたコピー部数毎に、前後に移動し、排出されてくる用紙を簡易に仕分けすることができる。
図2は、本実施形態の画像形成装置の印刷出力制御に関する機能ブロックを示す図である。
図2の機能ブロックにて示す本実施形態の画像形成装置本体400は、装置全体を制御する制御手段406を有し、この制御手段406によって、装置に画像データを入力する画像入力手段402、画像入力手段402から入力された画像データを蓄積する画像蓄積手段404、画像データを基に用紙に画像を形成する画像印刷手段403、及び利用者が装置への指令やデータ等を入力する操作手段405の各手段を統合、制御する。
画像入力手段402は、スキャナやネットワークインターフェースなどであり、スキャナは、原稿画像の入力手段で、図1を参照して説明した上記の実施形態では、読取ユニット20である。また、ネットワークインターフェースは、図示しないが、例えば、PC(Personal Computer)等のホスト機から送信されてくるPDL(Page Description Language)の印刷コマンドを受信し、処理可能なデータに変換する手段である。
画像入力手段402により装置に入力された画像データは、画像印刷手段403で印刷に用いられるか、又は画像蓄積手段404に蓄積される。
画像蓄積手段404は、揮発性または不揮発性の記憶装置及びそのドライバであり、装置の電源が切られた後でも蓄積された画像データを読み出すためにはハードディスクなどの不揮発性の記憶装置であることが望ましい。
画像印刷手段403は、画像入力手段402から入力された画像データ又は画像蓄積手段404から読み出された画像データを用いて印刷を行う。なお、画像印刷手段403は、図1を参照して説明した上記の実施形態では、書込ユニット50、現像ユニット60、定着ユニット70、給紙部30、縦搬送ユニット40及び排紙ユニット80であり、これらの手段を動作させることによって、画像形成の処理プロセスに従って印刷出力処理を行う。
図3は、操作手段405で入力に用いるタッチパネルの表示画面を示す図である。この表示画面は、図1の画像形成装置が通常の待機状態で表示する、コピー機能を利用するための画面を示している。この画面には、コピー機能を利用する場合にオペレータが指示可能な印刷等の出力処理条件の入力キーが設けられている。各種キーの中には、サンプルプリントをオペレータが指示するためのサンプルプリントキー415がある。
図4は、図2の制御手段406の内部ブロック図である。
制御手段406は、自動サンプルプリントデータテーブル407、自動サンプルプリント要因記憶手段408、自動サンプルプリント判断手段409、操作制御手段410、及び画像形成制御手段411を備えている。自動サンプルプリント要因記憶手段408には、図1の各センサからの検知情報が入力される。操作制御手段410は、図2の操作手段405に接続され、画像形成制御手段411は、図2の画像入力手段402、画像印刷手段403、及び画像蓄積手段404に接続されている。
操作手段405でオペレータから指示された内容(以後、印刷モードとする)は、操作制御手段410経由で画像形成制御手段411に伝達される。画像形成制御手段411は、印刷モードの内容に従って、画像入力手段402、画像印刷手段403、画像蓄積手段404を制御し、画像を形成させる。詳細は後述するように、このとき、画像形成制御手段411は、自動サンプルプリント判断手段409の判断結果に応じて、自動サンプルプリントを実行させる。
自動サンプルプリントデータテーブル407は、自動サンプルプリント要因記憶手段408、自動サンプルプリント判断手段409の両方からアクセス可能であり、図5のように「自動サンプルP(プリント)要因」、「状態」、「関連センサ」、「SET(セット)条件」、「関連モード」「確認方法」からなる。
自動サンプルプリント要因記憶手段408は、各センサから通知される検知情報を“INPUT(入力)”に自動サンプルプリントデータテーブル407の「状態」を“RESET(リセット)”から“SET(セット)”に変更する。その処理は図6のフローチャートに従う。
図6に示すように、あるセンサAから検知情報を通知されると(ステップS1)、図5の自動サンプルプリントデータテーブル407の最上行から検索するために、行番号iを0で初期化する(ステップS2)。そして、i行目の関連センサとセンサAとが一致するか否かを判断し(ステップS3)、一致しない場合は(S3:No)、最終行(図5ではNo.11の行)になるまで(ステップS6:Yes)、iをインクリメントしていく(ステップS7)。例えばセンサAが第三給紙残量センサ117の場合、i=2(No.3の行)のときに一致する。
i行目の関連センサとセンサAとが一致した場合(S3:Yes)、センサAから通知された内容がi行目の「セット条件」に適合するか否かを判断する(ステップS4)。そして、適合する場合は、i行目の「状態」を“SET”に変更する(ステップS4)。例えばセンサAが第三給紙残量センサ117の場合、残量が増加していれば適合することになる。
センサAから通知された内容がi行目の「セット条件」に適合しない場合は(S4:No)、最終行になるまで(ステップS6:Yes)、iをインクリメントしていく(ステップS7)。そして、最終行まで検索しても「セット条件」に適合しない場合は、処理を終える。
自動サンプルプリント判断手段409は、画像形成制御手段411から通知される印刷モード情報(給紙先、排紙先、印刷色、片面又は両面など)を“INPUT”に、自動サンプルプリントの実行/非実行を判断する。「実行」と判断した場合は、該当した「自動サンプルプリント要因」を“OUTPUT(出力)”として画像形成制御手段411に返す。「非実行」と判断した場合は、「要因なし」を“OUTPUT”として返す。また、自動サンプルプリント判断手段409は「実行」と判断した場合は、該当した「自動サンプルプリント要因」の「状態」を“RESET”に変更する。
図7は、上述した自動サンプルプリント判断手段409の処理のフローチャートである。
画像形成制御手段411から印刷モード情報を受信すると(ステップS11)、自動サンプルプリントデータテーブル407の行番号iを0にするとともに、OUTPUT(出力)を「自動サンプルプリント要因なし」で初期化する(ステップS12)。
次いで自動サンプルプリントデータテーブル407の「関連モード」と印刷モードとが一致するか否かを判断し(ステップS13)、一致する場合は(S13:Yes)、“OUTPUT”が「i行目の自動サンプルプリント要因」であるか否か判断する(ステップS14)。そして、ステップS13、S14ともに“Yes”の判断となった場合、i行目の状態を「RESET」に変更し(ステップS15)、“OUTPUT”を画像形成制御手段411に返送する(ステップS16)。
例えば、印刷モードの印刷色にシアンが含まれており、自動サンプルプリントデータテーブル407において「トナーボトルC」(関連モード「フルカラー」)の状態が“SET”であったとする。この場合は、自動サンプルプリント判断手段409は、画像形成制御手段411に「トナーボトルC」を返送する。
また、例えば印刷モードに「ステープル」が含まれており、自動サンプルプリントデータテーブル407において「フィニッシャードア」(関連モード「ステープル」)の状態が“SET”であったとする。この場合は、自動サンプルプリント判断手段409は、画像形成制御手段411に「フィニッシャードア」を返送する。
ちなみにオペレータがジャムの除去を行う為に左右の本体ドアを開いた場合、「本体ドア(左)」及び「本体ドア(右)」の「状態」が“SET”となるが、「本体ドア(右)」の関連モードは「片面」及び「両面」、「本体ドア(左)」の「関連モード」は「両面」であるから、この状態で印刷モードが片面印刷の場合、自動サンプルプリント判断手段409は、画像形成制御手段411に「本体ドア(左)」を返送する。しかし、「本体ドア(右)」の「関連モード」は「両面」のみであるから、印刷モードが片面印刷の場合は画像制御手段411に返送されない。
ステップS13、S14のどちらかで“No”と判断された場合、最終行になるまで(ステップS17:Yes)、iをインクリメントしていく(ステップS18)。そして、最終行まで検索してもステップS13、S14ともに“Yes”の判断とならない場合は、“OUTPUT”を「自動サンプルプリント要因なし」(S12で初期化された内容)を画像形成制御手段411に返送して(ステップS16)、処理を終える。
図8は画像形成制御手段411の処理の一例のフローチャートである。この処理は、画像形成制御手段411が画像印刷手段403に印刷を実行させる際に、印刷モード情報を“INPUT”として自動サンプルプリント判断手段409に通知することでスタートする。
自動サンプルプリント判断手段409は図7の処理を実行する(ステップS21)。画像形成制御手段411は、自動サンプルプリント判断手段409から返送された“OUTPUT”が該当した「自動サンプルプリント要因」であった場合には(ステップS22:No)、画像印刷手段403にまずサンプルプリントを実行させ(ステップS23)、その後、印刷モードで指定された排紙先への通常のプリントを実行させる(ステップS24)。一方、自動サンプルプリント判断手段409からの“OUTPUT”が「要因なし」であった場合は、サンプルプリントをスキップして、通常プリントだけを実行させる(22:Yes→S24)。
例えば図7を参照しながら説明したように、印刷モードの印刷色=シアンが含まれており、自動サンプルプリントデータテーブル407において「トナーボトルC」(関連モード「フルカラー」)の状態が“SET”あった場合は、自動サンプルプリントが実行される。また、印刷モードに「ステープル」が含まれており、自動サンプルプリントデータテーブル407において「フィニッシャードア」(関連モード「ステープル」)の状態が“SET”であった場合も自動サンプルプリントが実行される。また、印刷モードに「片面」が含まれており、左右の本体ドアの状態が“SET”であった場合、自動サンプルプリントが実行される。
図9は画像形成制御手段411の処理の別の一例のフローチャートである。この図において、図8と同じステップには図8と同じ参照符号を付した。この処理は、自動サンプルプリントが実行された場合に、オペレータにその内容を伝えるためのパネル表示を行う例であり、図5の自動サンプルプリントデータテーブル407において、「確認方法」が「両方」又は「表示」の行について実行される。
図9において、画像印刷手段403に自動サンプルプリントを実行させる処理(ステップS23)までは図8と同様である。次に画像形成制御手段411は操作制御手段410を介して操作手段405に対して、自動サンプルプリント結果の表示を指示する。この際、画像形成制御手段411は、自動サンプルプリント判断手段409から通知された「自動サンプルプリント要因」とともにページを特定するための情報(印刷ジョブのIDやページ番号)、印刷日時なども通知する。指示を受けた操作手段405は図10のような自動サンプルプリント結果を表示する。
図11は画像形成制御手段411の処理のさらに別の一例のフローチャートである。この図において、図8と同じステップには図8と同じ参照符号を付した。この処理は、自動サンプルプリントが実行された場合に、自動サンプルプリントの内容をログに残す例であり、図5の自動サンプルプリントデータテーブル407において、「確認方法」が「両方」又は「ログ」の行について実行される。
図11において、画像印刷手段403に自動サンプルプリントを実行させる処理(ステップS23)までは図8と同様である。次に画像形成制御手段411は、自動サンプルプリント判断手段411から通知された「自動サンプルプリント要因」とともにページを特定するための情報(印刷ジョブのIDやページ番号)、印刷日時などログとしてHDD等の不揮発メモリ(図示せず)に書き込む(ステップS26)。
オペレータは不揮発メモリに書き込まれたログを操作手段405のパネルに表示したり、画像印刷手段403で印刷したりして確認することができる。
オペレータは、自動サンプルプリント要因毎にパネルで表示するか(図9の処理を実行)、ログに残すのか(図11の処理を実行)、両方実施するのか、両方実施しないのか(図8の処理を実行)を操作手段405から設定でき、設定結果は自動サンプルプリントデータテーブル407の「確認方法」に保存される。
本実施形態の画像形成装置は下記(1)〜(5)の特徴を有する。
(1)オペレータが用紙やトナー等の消耗品を補給した場合に、消耗品の固体差や、オペレータの作業ミス等で印刷結果に影響が出る分、その消耗品を最初に使用する印刷時は品質変化の可能性が通常より高い。また、リミットレス給紙機能(ペーパーエンド発生時に自動的に給紙トレイが切り替わる機能)や、複数トナーを装着する機種などの場合、補給した消耗品が実際にいつ使用されるかはオペレータが把握するのは困難である。
そこで、補給された消耗品が使用される最初の印刷で自動的にサンプルプリントを実行することで、オペレータが補給した消耗品がいつ使われるか意識する必要なしに、画像の品質が変化する確率が高い印刷を捕られるようにした。その結果、設定枚数毎に自動サンプルプリントを実行する場合に比べて、効果的にサンプルプリントが実行されるので、印刷用紙の無駄な使用を減らすことができ、かつ印刷性能の低下を最低限に抑えることができる。
(2)オペレータがジャム除去などの作業の為にドアを開いたり、メンテナンス作業を行なったりと物理的に動かした場合に、正しい手順で行なっても位置等の微妙な差異により印刷結果に影響が出る可能性が通常より高い。更に画像形成装置の構造に関する知識を持つ者で無い限り、動かしたユニットがどの印刷に影響を与えるのか推測することは困難である。
そこで、オペレータが物理的に動かしたユニットが利用される最初の印刷で自動的にサンプルプリントを実行することで、オペレータが画像形成装置の構成(どのユニットがどの印刷で利用されるか)を認識する必要なしに、画像の品質が変化する確率が高い印刷を捕えられるようにした。
(3)オペレータが特に指定せずに、画像の品質変化点にて高確率でサンプルプリントを自動的に実行するだけでは、オペレータは自動サンプルプリントの実行要因や実行ページなどを推測することは困難であり、自動サンプルプリントが実行されても、どのような変化の前後を確認しているか判断できない。
そこで、自動サンプルプリントが実行されたとき、その内容をパネルに表示することで、それをオペレータが確認でき、どのような要因によるサンプルプリントか理解できるようにした。従って、万が一サンプルプリントの出力結果に問題があった場合に、その問題の発生原因や発生個所の追跡が容易になる。
(4)オペレータが他の作業等で画像形成装置の側に居ないタイミングで自動的にサンプルプリントが行われるケースも考えられる。この場合、なんの情報もなく実行要因や実行ページを推測するのは非常に困難である。また、パネル表示をオペレータが確認するまで表示続けるようにしたとしても、自動サンプルプリントが複数回行われた場合などは表示上限界に達する。
そこで、実行された自動サンプルプリントの内容をログとして残すことで、特に長時間画像形成装置から離れたオペレータが、自動サンプルプリントの内容を確認でき、どのような要因によるサンプルプリントか理解することができるようにした。
(5)オペレータによっては、自動サンプルプリントの要因毎に差をつけたいケースが考えられる。例えば、用紙補給レベルではパネルに表示されるのは煩わしいが、トナー補給時は確認したい、というケースである。
そこで、自動サンプルプリント実行時の、自動サンプルプリントの内容をパネルに表示する/ログに残す/両方実施/両方非実施といった動作を項目毎にオペレータが設定できるようにして、要因によって差をつけたいケースに対応できるようにした。
[第2の実施形態]
図12は、本発明の第2の実施形態の画像形成装置のサンプルプリントに関する機能ブロックを示す図である。本実施形態の画像形成装置の概略を示す断面図は第1の実施形態と同じである。
図12の機能ブロックにて示す本実施形態の画像形成装置は、画像印刷手段403、操作手段405、及び制御手段406を有する。制御手段406は、図4の制御手段406の有する各手段に加えて、認証制御手段416、保持手段417、出力可否判断手段418、及びイベント発生手段419を有する。
操作手段415は状態の表示やオペレータからの入力の受け付けを行う。認証制御手段416は認証を制御する。保持手段417は状態や設定を保持する。イベント発生手段419は自動サンプルプリントのタイミング毎にサンプル出力を出力可否判断手段418に指示する。出力可否判断手段418は、イベント発生手段419からの指示を受けて、自動サンプルプリントの出力が可(許可)か不可(禁止)かを判断し、出力可の場合のみ、画像印刷手段3にサンプル出力を指示する。画像印刷手段403は、出力可否判断手段418の指示に基づいてサンプルプリントを行う。
出力可否判断手段418の判断基準は例えば以下のようになる。
保持手段417が、出力可否判断手段418の指示に基づいて、認証手段416から取得した認証状態情報が、実行中の印刷ジョブと同じユーザがログイン中であることを示していれば、出力可とする。
操作手段405からオペレータにより入力された印刷開始時又は印刷中の状態変更情報が保持手段416で保持されており、その状態が出力可であれば、出力可とする。ここで、状態変更としては、出力を可とするか否かの選択の入力、又は出力を一時的に不可とするとともに指定時間経過により自動的に可とする入力が挙げられる。
図13は、自動サンプルプリント出力イベントが発生した時の制御手段406及び画像印刷手段403の処理のフローチャートである。
イベント発生手段419が出力可否判断手段418にサンプルプリントを指示すると(ステップS31)、出力可否判断手段418は、前述した判断基準に基づいて、出力可か不可かを判断する(ステップS32)。
出力可と判断した場合は、画像印刷手段403にサンプルプリントを指示し(ステップS33)、その後に処理を終了する。画像印刷手段403は、サンプルプリントの指示に従って、サンプルプリントを実行する(ステップS34)。出力不可と判断した場合は、サンプルプリントを行わなかったことを示す情報を保持手段417に保持させ(ステップS34)、その後に処理を終了する。
図14は、イベント発生手段419における自動サンプルプリントイベントの発生の流れを示すフローチャートである。
印刷が始まると、まず画像印刷手段403が印刷中か否かを判断し(ステップS41)、印刷中の場合、イベント発生手段419は、保持手段417から各種設定値と状態のデータを取得し(ステップS42)、自動サンプルプリントを行わなかったことが保持されているか否かを判断する(ステップS43)。
保持されていないと判断した場合、予め定義された自動サンプルプリント出力条件が満たされているか否かを判断する(ステップS44)。ここで、予め定義された自動サンプルプリント出力条件としては、予め設定された印刷枚数等、印刷部数、印刷継続時間に達したことなどが挙げられる。
自動サンプルプリント出力条件が満たされている場合は、図13の処理に進み(ステップS45)、満たされていな場合は、次の印刷ページへ進んだ後に(ステップS46)、ステップS41から繰り返す。印刷が終了したときは、処理を終了する。
本実施形態の画像形成装置は下記(1)〜(4)の特徴を有する。
(1)自動サンプルプリントの出力タイミングになった時に、自動サンプルプリントが可か不可かを判断して、可のときのみ出力するので、自動サンプルプリントが提供する印刷品質の確保及びセキュリティを同時に満たすことができる。
(2)自動サンプルプリントの出力が可か不可かの判断を、ログイン中か否かを基に判断するので、オペレータがログイン状態を適切に管理しておけば、自動サンプルプリントが提供する印刷品質の確保及びセキュリティを同時に満たすことができる。
(3)自動サンプルプリントの出力が可か不可かの判断を、印刷ジョブ実行中にオペレータが指定できるので、オペレータが急に画像形成装置本体から離れなくてはいけなくなった場合でも、オペレータの指示により、自動サンプルプリントが提供する印刷品質の確保及びセキュリティを同時に満たすことができる。
(4)自動サンプルプリントが出力可能かどうかの判断を、印刷ジョブ投入時にオペレータが指定できるので、印刷ジョブ投入後に本体から離れることが予め分かっている場合、オペレータの指示により、自動サンプルプリントが提供する印刷品質の確保及びセキュリティを同時に満たすことができる。
本発明の第1の実施形態の画像形成装置の概略を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の印刷出力制御に関する機能ブロックを示す図である。 図2の操作手段で入力に用いるタッチパネルの表示画面を示す図である。 図2の制御手段の内部ブロック図である。 図4の自動サンプルプリントデータテーブルの内容を示す図である。 図4の自動サンプルプリント要因記憶手段の処理のフローチャートである。 図4の自動サンプルプリント判断手段の処理のフローチャートである。 図4の画像形成制御手段の処理の一例のフローチャートである。 図4の画像形成制御手段の処理の別の一例のフローチャートである。 図9に示す処理における自動サンプルプリント結果の表示画面を示す図である。 図4の画像形成制御手段の処理のさらに別の一例のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置のサンプルプリントに関する機能ブロックを示す図である。 自動サンプルプリント出力イベントが発生した時の図12の制御手段及び画像印刷手段の処理のフローチャートである。 図12のイベント発生手段における自動サンプルプリント出力イベントの発生の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
400・・・画像形成装置本体、403・・・画像印刷手段、405・・・操作手段、406・・・制御手段、407・・・自動サンプルプリントデータテーブル、408・・・自動サンプルプリント要因記憶手段、409・・・自動サンプルプリント判断手段、410・・・操作制御手段、411・・・画像形成制御手段、415・・・サンプル出力キー、416・・・認証制御手段、417・・・保持手段、418・・・出力可否判断手段、419・・・イベント発生手段。

Claims (11)

  1. オペレータの作業により画像形成装置に生じた変化を検知する手段と、その変化の内容が予め設定されたサンプルプリント要因に該当するか否かを判定する手段と、該当する場合にサンプルプリント要因として記憶する手段と、記憶されたサンプルプリント要因の影響を受ける最初の印刷ジョブを実行するときにサンプルプリントを実行させる手段とを有する画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    オペレータの作業が消耗品の補給であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    オペレータの作業が画像形成装置の構成要素を物理的に動かすことであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    サンプルプリント要因に基づくサンプルプリントが実行されたときに、その結果を操作パネルに表示させる手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    サンプルプリント要因に基づくサンプルプリントが実行されたときに、その結果を表すログファイルを作成する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    サンプルプリントが許可されているか否かを判断する判断手段と、許可されていると判断された場合のみサンプルプリントを実行させる手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載された画像形成装置において、
    前記判断手段は、印刷ジョブを投入したオペレータがログインしている否かを基に判断することを特徴とする画像形成装置。
  8. オペレータの作業により画像形成装置に生じた変化を検知する工程と、その変化の内容が予め設定された自動サンプルプリント要因に該当するか否かを判定する工程と、該当する場合に自動サンプルプリント要因として記憶する工程と、記憶された自動サンプルプリント要因の影響を受ける最初の印刷ジョブを実行するときにサンプルプリントを実行する工程とを有することを特徴とする画像形成装置の印刷制御方法。
  9. 請求項8に記載された画像形成装置の印刷制御方法において、
    サンプルプリント要因に基づくサンプルプリントが実行されたときに、そのサンプルプリントの結果を操作パネルに表示する工程を有することを特徴とする画像形成装置の印刷制御方法。
  10. 請求項8に記載された画像形成装置の印刷制御方法において、
    サンプルプリント要因に基づくサンプルプリントが実行されたときに、そのサンプルプリントの結果を表すログファイルを作成し、保存する工程を有することを特徴とする画像形成装置の印刷制御方法。
  11. 画像形成装置のコンピュータに、オペレータの作業により画像形成装置に生じた変化を検知する手順と、その変化の内容が予め設定されたサンプルプリント要因に該当するか否かを判定する手順と、該当する場合にサンプルプリント要因として記憶する手順と、記憶されたサンプルプリント要因の影響を受ける最初の印刷ジョブが実行されるときにサンプルプリントを実行させる手順とを実行させるためのプログラム。
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JP2014221516A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2018075786A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
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