JP2009213257A - Rotating electric machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、モータ、発電機、スタータジェネレータなどの回転電機に関する。 The present invention relates to a rotating electrical machine such as a motor, a generator, and a starter generator.
車両用補機の電動化に伴う負荷増大と、取り付けスペースの狭小化により、車両用交流発電機の小形化と高出力化が望まれている。車両用交流発電機の高出力化のためには、例えば、固定子巻線で発生する銅損を低減する方法がある。回転電機の固定子として、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。 Due to the increase in load accompanying the electrification of vehicular auxiliary machines and the reduction of the mounting space, it is desired to reduce the size and increase the output of the vehicular AC generator. In order to increase the output of the vehicle alternator, for example, there is a method of reducing copper loss generated in the stator winding. As a stator of a rotating electrical machine, for example, there is one described in Patent Document 1.
しかしながら、上述した回転電機の固定子では、固定子磁極毎に固定子巻線を巻回する必要があり、コイルの巻回に手間がかかり、生産性が悪かった。 However, in the stator of the rotating electric machine described above, it is necessary to wind a stator winding for each stator magnetic pole, and it takes time and effort to wind the coil, resulting in poor productivity.
本発明による回転電機では、固定子巻線が巻回された固定子磁極が円周方向に複数配置された固定子と、固定子と空隙を介して対向し、円周方向に所定間隔で極性を配置した回転子とを備える回転電機において、固定子巻線の巻回数を、各固定子磁極の位置に応じて異ならせた。
また、固定子巻線が巻回された固定子磁極と、固定子巻線が巻回されていない固定子磁極とを円周方向に配置させるようにしても良い。
さらにまた、固定子コアに配置された複数のスロットの全てに巻線が挿入されるように、複数の固定子磁極の一部に巻線を巻回すようにしても良い。
In the rotating electrical machine according to the present invention, a plurality of stator magnetic poles around which the stator winding is wound are opposed to each other in the circumferential direction, and the stator is opposed to the stator via a gap, and polarities are provided at predetermined intervals in the circumferential direction. In the rotating electrical machine including the rotor arranged with the number of turns, the number of turns of the stator winding is varied according to the position of each stator magnetic pole.
Further, the stator magnetic pole around which the stator winding is wound and the stator magnetic pole around which the stator winding is not wound may be arranged in the circumferential direction.
Furthermore, the winding may be wound around a part of the plurality of stator magnetic poles so that the winding is inserted into all of the plurality of slots arranged in the stator core.
本発明によれば、巻線作業が簡易化され、生産性が向上する。 According to the present invention, winding work is simplified and productivity is improved.
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
−第1の実施の形態−
図1は本発明の第1の実施の形態を示す図であって、車両用交流発電機100の構成を示す断面図である。図2は回転子3と固定子4とをリア側から見た斜視図であり、図3は回転子3の斜視図、図4は固定子4の斜視図である。また、図5は整流回路の一例を示す図である。
Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
-First embodiment-
FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of the present invention, and is a cross-sectional view showing a configuration of a
回転子3が設けられたシャフト17の先端にはプーリ1が取り付けられており、このプーリ1と不図示のエンジンの駆動軸に取り付けられたプーリとの間にはベルトが架け回されている。シャフト17は、フロントブラケット14に設けられたベアリング2Fとリアブラケット15に設けられたベアリング2Rとにより回転可能に支持されている。回転子3と僅かなギャップを介して対向配置される固定子4は、フロントブラケット14とリアブラケット15によって挟持されるように保持されている。
A pulley 1 is attached to the tip of a
本実施の形態では、回転子3は図3に示すようなルンデル型回転子(爪磁極型回転子)を構成しているが、ルンデル型以外の形式の回転子3を用いても良い。回転子3には、プーリ1が設けられた前側から後側へと延びる爪形磁極30aと、後側から前側に向かって延びる爪形磁極30bとが周方向に交互に形成されている。爪形磁極30a,30bの内側の円筒部31には界磁巻線12が巻回されている。シャフト17の後端には界磁巻線12に給電するためのスリップリング9が設けられている。このスリップリング9に接触するブラシ8を介して車両に搭載されたバッテリーから界磁巻線12に界磁電流が給電されると、磁束が発生する。
In the present embodiment, the
爪形磁極30aと爪形磁極30bとの間には永久磁石16が配置されている。この永久磁石16は、界磁巻線12による磁束に対してさらに磁束を増加させる補助励磁の役目を果たすものであり、必要性能に応じて省略することができる。永久磁石16にはフェライト磁石やネオジウム磁石などが用いられる。爪形磁極30a,30bには、回転方向の後ろ側にベベルと呼ぶ切り欠き部が設けられている。これにより、固定子磁極間の磁気変動が滑らかになり、磁気騒音を低減することが可能となる。
A
回転子3の前後端面には、回転子3と同期して回転する冷却用のフロントファン7Fおよびリアファン7Rが設けられている。ファン7F,7Rの外径側には、固定子巻線5のコイルエンドが配置されている。図2に示すように、リアファン7Rは冷却風を軸中心から外周方向へと送風するファンを構成しており、この冷却風によって固定子巻線5のコイルエンド部分が冷却されることになる。図2では見えないが、フロントファン7Fもリアファン7Rと同様の構成をしている。なお、図3ではフロントファン7Fおよびリアファン7Rの図示を省略した。
On the front and rear end faces of the
固定子巻線5はU,V,Wの三相巻線で構成されており、図4に示すように6個の巻線5U1,5U2,5V1,5V2,5W1,5W2から成る。図5に示すように、それぞれの巻線の口出し線は、整流回路11に接続されている。整流回路11はダイオード等の整流素子により構成される。例えば、ダイオードを用いた場合、ダイオードのカソード端子はターミナル6に接続され、アノード側の端子は車両用交流発電機本体に電気的に接続される。なお、冷却のため風穴が設けられたリアカバー10は、整流回路11の保護カバーの役割を果たしている。整流回路11で全波整流された後の直流電圧のプラス側は、ターミナル6と接続され、さらにバッテリー99(図5参照)と接続されている。
The
図5は6つのダイオードを用いて全波整流を行う整流回路11の構成を示したものである。U,V,W相の各々において同相巻線は直列に接続され、それらは図5に示すように3相Y結線で接続されている。固定子巻線5の反中性点側の端子は6個のダイオードD1+〜D3−に接続されている。プラス側のダイオードのカソードは共通となっており、バッテリー99のプラス端子に接続されている。マイナス側のダイオード端子のアノード側は同様にバッテリー99のマイナス端子に接続されている。
FIG. 5 shows a configuration of a
バッテリー99により界磁巻線12に電流を流すと、図3に示す爪形磁極30a,30bは磁化される。この回転子3が固定子4に対して回転することにより固定子巻線5に3相の誘導起電力が発生する。発生した交流電力は、整流回路11により全波整流されて直流電力となる。電圧調整器98は、界磁巻線12に流れる電流を調整して発電電圧を一定に保つために設けられたものであり、例えば、MOSFETが用いられる。制御回路97は検出される発電電圧に応じて、MOSFETのゲート電圧を調整する。例えば、回転数が低下して発電電圧が所定電圧値より低下した場合には界磁巻線12の電流を増やし、逆に、高速回転時には界磁巻線12の電流を減少する。このような構成とすることで、回転子3の回転速度が変化しても一定の出力電圧を得ることができる。
When a current is passed through the field winding 12 by the
次に、固定子4の構成を、図4および図6〜8を用いて説明する。図4に示すように、固定子4は固定子コア21と固定子巻線5とから構成されている。固定子コア21は、電磁鋼板を積層して構成されている。本実施の形態では、回転子3の極数は20極で、固定子4の極数は18極である。固定子コア21にはティースと呼ばれる固定子磁極Tが、固定子コア21の円周方向に18個形成されている。一対の固定子磁極Tの間に形成される溝はスロットと呼ばれる。
Next, the structure of the
図4に示すように、固定子巻線5は、これらの固定子磁極Tに巻回されている。固定子巻線5は上述したようにU相、V相、W相の巻線から成り、さらに、各U,V,W相の巻線は、機械角で180°ずれた(電気角で同位相)位置に配置される2つの巻線から成る。すなわち、U相巻線は、巻線5U1と、それに対して機械角で180°ずれた位置に配置される巻線5U2とに分割されている。2つに分割された同相の巻線5U1,5U2は直列に接続され、図5に示すように整流器11に結線されている。V相の巻線5V1、5V2およびW相巻線5W1、5W2も、同様の構成となっている。
As shown in FIG. 4, the stator winding 5 is wound around these stator magnetic poles T. As described above, the stator winding 5 is composed of U-phase, V-phase, and W-phase windings, and the U-, V-, and W-phase windings are offset by 180 ° in mechanical angle (the same in electrical angle). It consists of two windings arranged in the (phase) position. That is, the U-phase winding is divided into a winding 5U1 and a winding 5U2 arranged at a position shifted by 180 ° with respect to the mechanical angle. The in-phase windings 5U1 and 5U2 divided into two are connected in series and connected to the
図6は固定子コア21を軸方向から見た図であり、固定子コア21の円周方向に18個の固定子磁極T1〜T18が形成されている。巻線5U1は、第1U相固定子磁極群TU1を構成する固定子磁極T1,T2,T3に設けられている。固定子磁極T2は固定子磁極T1に対して機械角で18°ずれており、固定子磁極T3は固定子磁極T2に対して機械角で18°ずれている。回転子3の極数は20極であることから、機械角で18°のずれは、電気角で180°のずれに対応している。
FIG. 6 is a view of the
一方、巻線5U1と同相の巻線5U2は、第1U相固定子磁極群TU1に対して機械角で180°ずれた位置に設けられた第2U相固定子磁極群TU2の固定子磁極T10,T11,T12に設けられている。電気角では、第1U相固定子磁極群TU1と第2U相固定子磁極群TU2との位相差は0°、すなわち同位相になっている。 On the other hand, the winding 5U2 having the same phase as the winding 5U1 has a stator magnetic pole T10 of the second U-phase stator magnetic pole group TU2 provided at a position shifted by 180 ° in mechanical angle with respect to the first U-phase stator magnetic pole group TU1. Provided at T11 and T12. In electrical angle, the phase difference between the first U-phase stator pole group TU1 and the second U-phase stator pole group TU2 is 0 °, that is, the same phase.
V相の巻線5V1は、第1U相固定子磁極群TU1に対して機械角で60°ずれた位置に設けられた第1V相固定子磁極群TV1の固定子磁極T4,T5,T6に設けられている。V相の他方の巻線5V2は、第1V相固定子磁極群TV1に対して機械角で180°ずれた位置の第2V相固定子磁極群TV2の固定子磁極T13,T14,T15に設けられている。第1V相固定子磁極群TV1と第2V相固定子磁極群TV2との位相差は、電気角で0°である。 The V-phase winding 5V1 is provided on the stator poles T4, T5, T6 of the first V-phase stator pole group TV1 provided at a position shifted by 60 ° in mechanical angle with respect to the first U-phase stator pole group TU1. It has been. The other V-phase winding 5V2 is provided on the stator poles T13, T14, and T15 of the second V-phase stator pole group TV2 at a position shifted by 180 ° in mechanical angle with respect to the first V-phase stator pole group TV1. ing. The phase difference between the first V-phase stator pole group TV1 and the second V-phase stator pole group TV2 is 0 ° in electrical angle.
また、W相の巻線5W1は、第1V相固定子磁極群TV1に対して機械角で60°ずれた位置に設けられた第1W相固定子磁極群TW1の固定子磁極T7,T8,T9に設けられている。V相の他方の巻線5W2は、第1W相固定子磁極群TW1に対して機械角で180°ずれた位置の第2W相固定子磁極群TW2の固定子磁極T16,T17,T18に設けられている。第1W相固定子磁極群TW1と第2W相固定子磁極群TW2との位相差は、電気角で0°である。 Further, the W-phase winding 5W1 is fixed to the stator poles T7, T8, T9 of the first W-phase stator pole group TW1 provided at a position shifted by 60 ° in mechanical angle with respect to the first V-phase stator pole group TV1. Is provided. The other V-phase winding 5W2 is provided on the stator magnetic poles T16, T17, and T18 of the second W-phase stator magnetic pole group TW2 at a position shifted by 180 ° in mechanical angle with respect to the first W-phase stator magnetic pole group TW1. ing. The phase difference between the first W-phase stator pole group TW1 and the second W-phase stator pole group TW2 is 0 ° in electrical angle.
第1U相固定子磁極群TU1、第1V相固定子磁極群TV1、第1W相固定子磁極群TW1の位相差はそれぞれ電気角で120°となっており、回転子3が回転すると三相の誘導起電力が得られる。また、隣接する相の固定子磁極の間隔、例えば固定子磁極T3と固定子磁極T4との間隔は機械角で24°に設定されている。このように、固定子磁極Tは、同一磁極群内では回転子3の極ピッチとほぼ等しい18°の角度で配置されているため、隣接する他の相の固定子磁極との間隔は18°よりも大きな24°となる。これにより、18個のスロットA,Bのうち、隙間幅の大きいスロットAが6つ形成される。
The phase difference between the first U-phase stator pole group TU1, the first V-phase stator pole group TV1, and the first W-phase stator pole group TW1 is 120 ° in electrical angle. An induced electromotive force is obtained. Further, the interval between the stator magnetic poles of adjacent phases, for example, the interval between the stator magnetic pole T3 and the stator magnetic pole T4 is set to 24 ° in mechanical angle. As described above, the stator magnetic pole T is disposed at an angle of 18 ° which is substantially equal to the pole pitch of the
図7は、U相巻線5U1のみが巻回された固定子4を示す斜視図である。上述したように、巻線5U1は第1U相固定子磁極群TU1に巻装される。符号u1は巻線5U1の巻き始めを示し、符号U1は巻線5U1の巻き終わりを示している。すなわち、隙間幅の大きなスロットAの側からU相の固定子磁極T1に巻線を巻き始め、固定子磁極T1に対して図示右回りに6回巻回す。その後、固定子磁極T1と固定子磁極T2との間のスロットBから巻線を固定子磁極T2の図示上側端面へと引き出し、その巻線を固定子磁極T2と固定子磁極T3との間のスロットBへと入れる。そして、固定子磁極T3に対して巻線を図示右回りに6回巻回し、巻き終わりU1をスロットAから図示上側に引き出す。
FIG. 7 is a perspective view showing the
他の固定子巻線5U2、5V1、5V2、5W1、5W2も、図4に示したように同様に固定子磁極Tに巻回されている。図8は、固定子4を内周側から見た展開図であり、回転子3の磁極位置も併せて示した。なお、図8では、固定子巻線5の状態を見やすくするために、巻線の巻数を2回に減らして描いている。図8に示す例では、固定子磁極間ピッチが18°の部分に形成される隙間幅の小さいスロットBには2本の巻線が収納され、固定子磁極間ピッチが24°の部分に形成された隙間幅の大きなスロットAには4本の巻線が収納されている。すなわち、収納される巻線の数が多いスロットAは、巻線数の少ないスロットBよりも隙間幅が大きく設定されている。
The other stator windings 5U2, 5V1, 5V2, 5W1, and 5W2 are similarly wound around the stator magnetic pole T as shown in FIG. FIG. 8 is a development view of the
上述した固定子巻線5を採用した回転電機は、以下に説明するような作用効果を奏する。
(生産性の向上)
図9は、上述した固定子巻線5と従来の固定子巻線とを比較して示す図である。図9(b)は上述した固定子巻線5の巻線5U1を示したものであり、図9(a)は従来の固定子巻線の対応する部分の構成を示したものである。図9(a)に示すように、従来の構成の場合にはU相巻線U+,U−,U+が3つの固定子磁極T1,T2,T3に均等に巻かれている。一方、図9(b)に示す巻線5U1の場合、固定子磁極T1,T3にそれぞれ2N回巻かれており、固定子磁極T2は巻線が渡っているだけである。そのため、本実施の形態では、巻線が巻回される固定子磁極の数が1つ減り、割合で表すと2/3となるため、巻線作業が簡略化され、生産性が向上する。なお、異なる相が一緒に収納されるスロットAには、スロットBの2倍の巻線を収納する必要があるが、上述したようにスロットAの隙間幅をスロットBよりも大きく設定しているので、巻線を収納するのに十分なスロット面積が確保されている。
The rotating electrical machine that employs the stator winding 5 described above has the following operational effects.
(Improve productivity)
FIG. 9 is a diagram showing a comparison between the above-described stator winding 5 and a conventional stator winding. FIG. 9B shows the winding 5U1 of the stator winding 5 described above, and FIG. 9A shows the configuration of the corresponding portion of the conventional stator winding. As shown in FIG. 9A, in the case of the conventional configuration, U-phase windings U +, U−, U + are evenly wound around three stator magnetic poles T1, T2, T3. On the other hand, in the case of the winding 5U1 shown in FIG. 9B, each of the stator magnetic poles T1 and T3 is wound 2N times, and the stator magnetic pole T2 is merely wound. Therefore, in the present embodiment, the number of stator magnetic poles around which the winding is wound is reduced by 1 and becomes 2/3 when expressed in proportion, so that the winding work is simplified and the productivity is improved. The slot A in which different phases are stored together needs to store twice as many windings as the slot B, but the gap width of the slot A is set larger than the slot B as described above. Therefore, a sufficient slot area is secured to accommodate the winding.
(性能向上)
図9において回転子3による磁力線を模式的に示すと、図9(a)の場合には磁力線と巻線とが鎖交する回数は右側の巻線から順にN,2N,Nとなるので、合計で4Nとなる。一方、図9(b)の場合には左右両方の巻線でそれぞれ2N回鎖交しているので、合計で4Nとなり、磁力線との鎖交の回数では同等となっている。しかし、上述したように巻線作業が簡略化されることで、スロット内の巻線の占積率を従来よりも高くすることが可能となる。そのため、従来よりも太い巻線を選択することができ、銅損(ジュール損)の低減が可能となる。
(Performance Improvement)
9 schematically shows the magnetic lines of force generated by the
上述した実施の形態では、固定子磁極Tに固定子巻線5を直接巻き回して巻装する構成としているが、予め形成された固定子巻線5を固定子磁極Tに挿入するような構成としても良い。その場合も、固定子磁極Tに挿入する巻線の数を従来よりも少なくできるので、作業効率の向上を図ることができ、生産性が向上する。 In the embodiment described above, the stator winding 5 is wound directly around the stator magnetic pole T. However, the stator winding 5 formed in advance is inserted into the stator magnetic pole T. It is also good. Also in this case, since the number of windings inserted into the stator magnetic pole T can be reduced as compared with the prior art, the working efficiency can be improved and the productivity is improved.
(冷却効果の向上)
図11と図12を用いて本実施の形態の交流発電機100における冷却構造について説明する。図11は、図1の断面図に冷却風の流れを示したものである。シャフト17が回転駆動されると、回転子3とともに、回転子3の回転軸方向端部に設けられたフロントファン7Fおよびリアファン7Rが回転する。これにより、フロントブラケット14、リアブラケット15に形成された複数の風穴から、外部の空気が軸方向に沿って交流発電機100の内部に流入し、流入した冷却風はファン7F,7Rによって外径方向に吹き出される。ファン7F,7Rの外側には固定子巻線5のコイルエンドが位置しており、冷却風はこのコイルエンドを通過して、ブラケット14,15の側面に形成された風穴より外部に吹き出される。
(Improved cooling effect)
A cooling structure in
図12は回転子3および固定子4をリアブラケット側から見た図である。リアファン7Rにより外径方向に吹き出された冷却風は、固定子巻線5のコイルエンドに吹き付けられる。固定子コア21の固定子磁極T2,T5,T8,T11,T14,T17には巻線が巻回されていないため、コイルエンドの無い隙間部分となっている。
FIG. 12 is a view of the
一方、従来の交流発電機やモータなどの回転電機における固定子では、図9(a)に示したように全ての固定子磁極に巻線が巻回されているため、ほぼ等しい高さのコイルエンドが円周方向に連続的に配置されるため、冷却風の外径方向への流れに対する妨げとなっていた。そのため、従来ではコイルエンドを十分に冷却することができず、固定子巻線の温度上昇を抑制できないという欠点があった。 On the other hand, in a stator in a rotating electrical machine such as a conventional AC generator or motor, coils are wound around all the stator magnetic poles as shown in FIG. Since the end is continuously arranged in the circumferential direction, it is an obstacle to the flow of the cooling air in the outer diameter direction. For this reason, conventionally, the coil end cannot be sufficiently cooled, and the temperature rise of the stator winding cannot be suppressed.
これに対し、本実施の形態では、コイルエンドが無い隙間部分があるため通風抵抗が小さくなり、コイルエンドに吹き付けられた冷却風はこの隙間部分を通って矢印で示すように外径方向にスムーズに流れる。その結果、冷却性能の向上により固定子巻線5の温度上昇を抑えることができ、銅損(ジュール損)の低減が可能となる。また、冷却風がスムーズに流れるため、冷却風による騒音を低減することができる。 On the other hand, in this embodiment, since there is a gap portion without the coil end, the ventilation resistance is reduced, and the cooling air blown to the coil end passes smoothly through the gap portion in the outer diameter direction as indicated by an arrow. Flowing into. As a result, the temperature rise of the stator winding 5 can be suppressed by improving the cooling performance, and the copper loss (joule loss) can be reduced. Further, since the cooling air flows smoothly, noise due to the cooling air can be reduced.
上述した実施の形態では、図4,6に示したように、同相の巻線を2つに分割し、対向する固定子磁極Tに巻装するようにしたが、図10に示すように、同相の巻線をひとかたまりにして配置するようにしても構わない。ただし、回転子3が回転してU,V,W相での発電が順に行われた際、例えば、U相の発電が行われているときには吸引力によって回転子3がU相の固定子磁極方向へ引きつけられる。そのため、回転子3をすりこぎ状に回転させるような力が発生するという不都合が生じる。一方、本実施の形態のように、同相の巻線を対向するように配置することで、そのような吸引力を打ち消すようにすることができる。
In the above-described embodiment, as shown in FIGS. 4 and 6, the in-phase winding is divided into two and wound around the opposing stator pole T, but as shown in FIG. The windings having the same phase may be arranged as a group. However, when the
(変形例)
図13,14は、第1の実施の形態の変形例を示す図である。この変形例では、固定子41を、6つの巻線5U1〜5W2に対応した6つの固定子コア21を用いて構成する。図13は固定子41を示す図であり、固定子41は、U相巻線5U1が設けられたU相分割固定子4U1、U相巻線5U2が設けられたU相分割固定子4U2、V相巻線5V1が設けられたV相分割固定子4V1、V相巻線5V2が設けられたV相分割固定子4V2、W相巻線5W1が設けられたW相分割固定子4W1、W相巻線5W2が設けられたW相分割固定子4W2を有する。巻線5U1〜5W2の構成は、上述した実施の形態と同様である。
(Modification)
13 and 14 are diagrams showing a modification of the first embodiment. In this modification, the
図14(a)はU相分割固定子4U1の構成を示す図であり、図4(b)はU相分割固定子4U1に設けられた分割固定子コア21U1を示す図である。すなわち、固定子コア21は、巻線が異なる分割固定子コア間にまたがらないように、6つの分割固定子コア21U1,21U2,21V1,21V2,21W1,21W2に分割される。これらの分割固定子コア21U1〜21W2は、図14(b)に示したものと同一構造を有しているので、ここでは図示を省略する。
FIG. 14A is a diagram illustrating a configuration of the U-phase split stator 4U1, and FIG. 4B is a diagram illustrating a split stator core 21U1 provided in the U-phase split stator 4U1. That is, the
U相分割固定子4U1は、分割固定子コア21U1にU相巻線5U1を巻装することで構成される。分割固定子コア21U1は、U相固定子磁極T1、T2、T3を有しており、それらは周方向に連続して配置される。U相巻線5U1の巻線構造は上述した実施の形態と同様であり、巻線をU相固定子磁極T1に6回巻回したならば、巻線をU相固定子磁極T2の端面を這わせるように固定子磁極T2と固定子磁極T3との間のスロットへと引き回し、さらに、U相固定子磁極T3にU相固定子磁極T1に巻きつけた際と同方向に巻回す。なお、その他の分割固定子4U2〜4W2の巻線構成も図14(a)に示したものと同様であり、説明を省略する。 U-phase split stator 4U1 is configured by winding U-phase winding 5U1 around split stator core 21U1. The divided stator core 21U1 has U-phase stator magnetic poles T1, T2, and T3, which are continuously arranged in the circumferential direction. The winding structure of the U-phase winding 5U1 is the same as that of the above-described embodiment. If the winding is wound around the U-phase stator magnetic pole T1, the end face of the U-phase stator magnetic pole T2 is connected to the winding. The coil is wound around the slot between the stator magnetic pole T2 and the stator magnetic pole T3 so as to be twisted, and is further wound in the same direction as when the U-phase stator magnetic pole T3 is wound around the U-phase stator magnetic pole T1. The other winding configurations of the divided stators 4U2 to 4W2 are the same as those shown in FIG.
図14(b)に示すように、分割固定子コア21U1は、コアバック40とU相固定子磁極T1、T2、T3とを有しており、U相固定子磁極T1、T2、T3は、コアバック40より内径側に突出するように形成されている。上述した固定子コア21と同様、分割固定子コア21U1は電磁鋼板を積層して形成される。また、コアバック40の周方向端部には凹部40aが形成され、もう一方の周方向端部には、奥部40aと嵌合する形状を有した凸部40bが形成されている。
As shown in FIG. 14B, the split stator core 21U1 has a core back 40 and U-phase stator magnetic poles T1, T2, and T3, and the U-phase stator magnetic poles T1, T2, and T3 are It is formed so as to protrude from the core back 40 toward the inner diameter side. Similar to the
図13に示すような円環状の固定子4を組み立てる際には、6つの分割固定子コア21U1〜21W2の各々に、対応する巻線を装着した後に、分割固定子コア21U1の凹部40aを一方に隣接する分割固定子コアの凸部40bと嵌合させ、凸部40bを分割固定子コア21U1の他方に隣接する分割固定子コアの凹部40aに嵌合させる。その後、嵌合部を溶接等により接合することで、一体となった円環状の固定子41を得る。
When the
このように、変形例における固定子41では、分割固定子コアのそれぞれに予め巻線を巻装して各分割固定子4U1〜4W2を形成してから、円環状の固定子41とするようにしているので、巻線の巻装作業が容易になり、生産性の向上を図ることができる。また、電磁鋼板をプレス加工などで打ち抜いて固定子コアを作成する場合、上述した実施の形態の場合よりも材料の捨て代が少なく済み、コストを低減することができる。なお、ここでは、分割固定子コアに連続する1組の巻線が設けられるように固定子41を分割したが、複数組の巻線が分割固定子コアに巻装されるように分割しても良い。
As described above, in the
−第2の実施の形態−
図15,16は、車両用交流発電機100の第2の実施の形態を説明する図である。図15は固定子42の斜視図、図16は固定子コア21を軸方向から見た図である。第2の実施の形態の交流発電機100は20極24スロットの構造が採用されており、固定子コア21の形状と、固定子巻線5の巻装の仕方とが異なり、その他の構造は第1の実施の形態と同様である。以下では、構造の異なる固定子42について説明し、その他の部分については説明を省略する。
-Second Embodiment-
FIGS. 15 and 16 are diagrams for explaining a second embodiment of the
図15に示すように、固定子42は固定子コア21と固定子巻線5とから構成される。固定子コア21は図16に示すように18個の固定子磁極T1〜T24が円周方向に等ピッチ(機械角で15°)で形成されている。すなわち、隙間幅の等しいスロットが24個形成されている。一方、固定子巻線5はU相巻線5U、V相巻線5V、W相巻線5Wを有し、各相毎に4つの巻線が設けられている。すなわち、U相巻線は4つのU相巻線5U1、5U2、5U3、5U4が周方向に分割して配置され、V相巻線は4つのV相巻線5V1〜5V4が周方向に分割して配置され、W相巻線は4つのW相巻線5W1〜5W4が周方向に分割して配置されている。
As shown in FIG. 15, the
図15に示すように、24個の巻線5U1〜5W4は固定子コア21の固定子磁極に対して1個置きに巻かれている。固定子磁極T1に巻装されたU相巻線5U1に対して、U相巻線5U2は、機械角で90°ずれた位置の固定子磁極T7に巻装されている。また、U相巻線5U3は、固定子磁極T7に対して機械角で90°ずれた位置にある固定子磁極T13に巻装されており、U相巻線5U4は、固定子磁極T13に対して機械角で90°ずれた位置にある固定子磁極T19に巻装されている。電気角で見た場合、固定子磁極T1、T7、T13、T19は位相差が180°であるため、固定子磁極T1に巻装される巻線5U1の巻回方向を順方向とすると、巻線5U2は逆方向で固定子磁極T7に巻回され、巻線5Uは順方向で固定子磁極T13に巻回され、巻線5U4は逆方向で固定子磁極T19に巻回されるように、それぞれのU相巻線を結線している。
As shown in FIG. 15, the 24
同様に、V相巻線5V1,5V2,5V3,5V4は、順に固定子磁極T9,T15,T21,T27に巻装され、W相巻線5W1,5W2,5W3,5W4は、順に固定子磁極T17,T23,T5,T11に巻装されている。また、巻線間の結線の仕方も上述したU相の場合と同様である。 Similarly, the V-phase windings 5V1, 5V2, 5V3, and 5V4 are wound around the stator magnetic poles T9, T15, T21, and T27 in order, and the W-phase windings 5W1, 5W2, 5W3, and 5W4 are sequentially wound on the stator magnetic pole T17. , T23, T5, and T11. Further, the way of connecting the windings is the same as in the case of the U phase described above.
このような構成としたことにより、第2の実施の形態では、固定子巻線に巻回された固定子磁極と固定子巻線に巻回されない固定子磁極とが1つおきに円周方向に配置されることになる。そのため、全ての固定子磁極に対して均等に巻線を巻回していた従来の構成と比較した場合、巻線が巻回される固定子磁極の数が半分になるので、巻線作業の効率化が図れ、生産性が向上する。 With such a configuration, in the second embodiment, every other stator magnetic pole wound around the stator winding and every other stator magnetic pole not wound around the stator winding in the circumferential direction. Will be placed. Therefore, when compared with the conventional configuration in which windings are wound evenly on all stator poles, the number of stator poles around which the windings are wound is halved. To improve productivity.
ところで、従来の場合と同等の出力性能とするためには、スロット内の巻線数を同数とすれば良く、各巻線の巻回数を従来の場合の2倍とすれば良い。巻回数が増えると、巻線のコイルエンドの高さが増加するが、それにより、コイルエンドに効果的に冷却風が吹き付けられることになる。さらに、図15に示すように、巻線が設けられていない固定子磁極の部分が冷却風の通り道となるため、コイルエンドの部分に隙間が形成されるため、外径方向への冷却風の流れがスムーズとなって十分な風量を確保することができ、冷却効率の向上を図ることができる。また、通風抵抗の低下による冷却風の騒音低減も図れる。 By the way, in order to obtain the same output performance as in the conventional case, the number of windings in the slot may be the same, and the number of turns of each winding may be doubled in the conventional case. As the number of windings increases, the height of the coil end of the winding increases, which effectively blows cooling air to the coil end. Further, as shown in FIG. 15, the stator magnetic pole portion where no winding is provided becomes a passage for the cooling air, and a gap is formed in the coil end portion. The flow becomes smooth, a sufficient air volume can be secured, and the cooling efficiency can be improved. In addition, the noise of the cooling air can be reduced by reducing the ventilation resistance.
なお、第1の実施の形態の図9に示した例では、第1U相固定子磁極群TU1を構成する3つの固定子磁極T1〜T3の内の、2つの固定子磁極T1,T3に巻線5U1を巻き回したが、図17のように巻線数がアンバランスな巻線構造としても良い。図17では、固定子磁極T1,T3にそれぞれ1.5N回巻回し、固定子磁極T2には0.5N回巻回すようにした。磁力線と巻線とが鎖交する回数は右側の巻線から順に1.5N、N、1.5Nとなるので、合計で4Nとなる。この場合、巻線を巻装する固定子磁極の数は増加するが、巻線5U1の合計巻数は3.5Nとなる。そのため、銅損を低減することができる。また、固定子磁極T2は巻数が少なく、その部分のコイルエンド高さが低くなるので冷却風の通り道となり、従来よりも冷却性が向上する。 In the example shown in FIG. 9 of the first embodiment, winding is performed on two stator magnetic poles T1 and T3 among the three stator magnetic poles T1 to T3 constituting the first U-phase stator magnetic pole group TU1. Although the wire 5U1 is wound, a winding structure in which the number of windings is unbalanced as shown in FIG. 17 may be used. In FIG. 17, the stator magnetic poles T1 and T3 are each wound 1.5N times, and the stator magnetic pole T2 is wound 0.5N times. The number of times the magnetic field lines and the windings are linked is 1.5N, N, and 1.5N in order from the right winding, so that the total is 4N. In this case, the number of stator magnetic poles around which the winding is wound increases, but the total number of turns of the winding 5U1 is 3.5N. Therefore, copper loss can be reduced. Further, the stator magnetic pole T2 has a small number of turns, and the coil end height at that portion is low, so that it becomes a passage for cooling air, and the cooling performance is improved as compared with the prior art.
なお、図17では3つの固定子磁極に巻回された同相の巻線の巻数を異ならせたが、固定子磁極の数は3つに限らず、2でも4以上でもこのようなアンバランスな巻き方をすることができる。例えば、第2の実施の形態のように20極24スロットの構成の場合には、例えば、図15に示すU相巻線5U1の一部を、隣の固定子磁極T2に巻回すようにしてアンバランスな巻線構造とする。 In FIG. 17, the number of turns of the in-phase winding wound around the three stator magnetic poles is varied. However, the number of stator magnetic poles is not limited to three, and such an unbalance may be 2 or 4 or more. You can wind it. For example, in the case of the configuration of 20 poles and 24 slots as in the second embodiment, for example, a part of the U-phase winding 5U1 shown in FIG. 15 is wound around the adjacent stator magnetic pole T2. An unbalanced winding structure.
上述した実施の形態では車両用交流発電機を例に説明したが、本発明はモータ、発電機、スタータジェネレータなどの種々の回転電機に適用することができる。モータの場合、図18に示すようなインバータ回路95を用いて回転駆動する。なお、固定子巻線5の構成は、図5に示したものと同様である。インバータ回路95には6つのスイッチング素子92と6つのダイオード91とを備えており、スイッチング素子92をドライブ回路でオンオフ制御してU,V,W相巻線に供給される電流を制御し、回転子3を回転駆動する。スイッチング素子92には、例えば、MOSFETやIGBTが用いられる。93は回転子3の回転位置を検出するためのセンサであり、例えば、ホールセンサが用いられる。マイコン94は、ホールセンサ93の検出信号に基づいてドライブ回路96へ制御信号を出力する。
In the above-described embodiment, the vehicular AC generator has been described as an example. However, the present invention can be applied to various rotating electric machines such as a motor, a generator, and a starter generator. In the case of a motor, it is rotationally driven using an
また、上述した実施の形態では爪磁極型回転子を例としたが、本発明は種々の回転子に適用可能であり、表面磁石型回転子、埋め込み磁石型回転子、誘導子を有するかご型回転子、リラクタンス型回転子など回転電機として成立する回転子すべてに適用可能である。なお、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。 Further, in the embodiment described above, the claw magnetic pole type rotor is taken as an example, but the present invention can be applied to various rotors, and a cage type having a surface magnet type rotor, an embedded magnet type rotor, and an inductor. The present invention can be applied to all rotors established as rotating electric machines such as rotors and reluctance type rotors. Note that the present invention is not limited to the above embodiment as long as the characteristics of the present invention are not impaired.
3:回転子、4,41,42:固定子、4U1〜4W2:分割固定子、5:固定子巻線、7F:フロントファン、7R:リアファン、11:整流回路、12:界磁巻線、16:永久磁石、21:固定子コア、21U1〜21W2:分割固定子コア、30a,30b:爪形磁極、95:インバータ回路、100:車両用交流発電機、A,B:スロット、T,T1〜T24:固定子磁極
3: Rotor, 4, 41, 42: Stator, 4U1-4W2: Split stator, 5: Stator winding, 7F: Front fan, 7R: Rear fan, 11: Rectifier circuit, 12: Field winding , 16: Permanent magnet, 21: Stator core, 21U1 to 21W2: Split stator core, 30a, 30b: Claw-shaped magnetic pole, 95: Inverter circuit, 100: AC generator for vehicle, A, B: Slot, T, T1 to T24: Stator magnetic pole
Claims (13)
前記固定子と空隙を介して対向し、円周方向に所定間隔で極性を配置した回転子とを備えたことを特徴とする回転電機。 A stator core in which a plurality of stator magnetic poles and slots are alternately arranged in the circumferential direction, and a portion of the plurality of stator magnetic poles are wound so that windings are inserted into all of the plurality of slots. A stator having a stator winding,
A rotating electrical machine comprising: a rotor facing the stator via a gap and having a polarity arranged at a predetermined interval in a circumferential direction.
前記複数のスロットは、複数の相の巻線が挿入される第1のスロットと、一つの相の巻線が挿入される第2のスロットとを有し、
前記第1のスロットの幅を前記第2のスロットの幅よりも大きく設定したことを特徴とする回転電機。 In the rotating electrical machine according to claim 1,
The plurality of slots include a first slot into which a plurality of phase windings are inserted, and a second slot into which one phase winding is inserted,
A rotating electric machine characterized in that a width of the first slot is set larger than a width of the second slot.
前記一つの相の巻線が挿入されるスロットを挟む固定子磁極の角度ピッチを、前記回転子の極の角度ピッチと略等しく設定したことを特徴とする回転電機。 The rotating electrical machine according to claim 2,
An electrical rotating machine characterized in that an angular pitch of stator magnetic poles sandwiching a slot into which the winding of one phase is inserted is set to be substantially equal to an angular pitch of the rotor poles.
巻線を前記複数の固定子磁極の内の第1の固定子磁極に巻回した後に、隣接する第2の固定子磁極を跨いでその次に配置された第3の固定子磁極に架け渡し、さらに該第3の固定子磁極に巻回すことにより、同相の固定子巻線を前記第1および第2の固定子磁極に巻装したことを特徴とする回転電機。 In the rotary electric machine according to any one of claims 1 to 3,
After winding the winding around the first stator magnetic pole among the plurality of stator magnetic poles, the winding is bridged to the third stator magnetic pole arranged next, straddling the adjacent second stator magnetic pole. Further, a rotating electric machine characterized in that a stator winding of the same phase is wound around the first and second stator magnetic poles by winding the third stator magnetic pole around the third stator magnetic pole.
前記固定子に設けられる固定子巻線を前記固定子コアの円周方向に配置される6つの巻線に分割して、分割されたそれらの巻線をそれぞれ固定子磁極に巻回したことを特徴とする回転電機。 In the rotary electric machine according to any one of claims 1 to 4,
The stator winding provided in the stator is divided into six windings arranged in the circumferential direction of the stator core, and the divided windings are wound around the stator magnetic poles, respectively. A rotating electric machine that is characterized.
前記固定子コアを円周方向に複数の分割固定子コアに分割し、連続する巻線が異なる分割固定子コア間に跨らないように前記固定子巻線を分割したことを特徴とする回転電機。 In the rotating electrical machine according to any one of claims 1 to 5,
The stator core is divided into a plurality of divided stator cores in the circumferential direction, and the stator windings are divided so that continuous windings do not straddle between different divided stator cores. Electric.
前記分割固定子コアには同相の巻線が巻装されていることを特徴とする回転電機。 In the rotating electrical machine according to claim 6,
A rotating electric machine characterized in that windings of the same phase are wound around the split stator core.
前記固定子巻線が巻回された固定子磁極と前記固定子巻線に巻回されていない固定子磁極とが、前記固定子の円周方向に交互に配置されていることを特徴とする回転電機。 In the rotating electrical machine according to claim 1,
The stator magnetic pole wound around the stator winding and the stator magnetic pole not wound around the stator winding are alternately arranged in the circumferential direction of the stator. Rotating electric machine.
前記複数の固定子磁極の内の対向する一対の固定子磁極には、同一相の巻線が巻回されていることを特徴とする回転電機。 In the rotating electrical machine according to any one of claims 1 to 8,
A rotating electrical machine characterized in that windings of the same phase are wound around a pair of opposing stator magnetic poles among the plurality of stator magnetic poles.
前記回転子と一体に回転し、前記固定子巻線のコイルエンドへ送風する冷却ファンを備えたことを特徴とする回転電機。 In the rotating electrical machine according to any one of claims 1 to 9,
A rotating electrical machine comprising a cooling fan that rotates integrally with the rotor and blows air to a coil end of the stator winding.
前記固定子と空隙を介して対向し、円周方向に所定間隔で極性を配置した回転子とを備え、
同相の固定子巻線を2以上の前記固定子磁極の各々に巻回すとともに、前記2以上の固定子磁極の巻線の巻回数を固定子磁極の位置に応じて異ならせたことを特徴とする回転電機。 A stator in which a plurality of stator magnetic poles are arranged in a circumferential direction, and a stator winding is wound around each of the stator magnetic poles;
A rotor that faces the stator via a gap and has a polarity arranged at predetermined intervals in the circumferential direction;
A stator winding having the same phase is wound around each of the two or more stator magnetic poles, and the number of windings of the two or more stator magnetic poles is varied depending on the position of the stator magnetic pole. Rotating electric machine.
前記回転子は外部から回転駆動され、その回転子の回転により前記固定子巻線に発生する電力を出力することを特徴とする回転電機。 In the rotating electrical machine according to any one of claims 1 to 11,
The rotating electrical machine is characterized in that the rotor is rotationally driven from the outside and outputs electric power generated in the stator winding by the rotation of the rotor.
前記回転子を、爪磁極型回転子としたことを特徴とする回転電機。 The rotating electrical machine according to claim 12,
A rotating electric machine characterized in that the rotor is a claw magnetic pole type rotor.
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