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JP2009212874A - 基地局装置、移動機、移動体通信システム及びそれらに用いるチャネル処理制御方法 - Google Patents

基地局装置、移動機、移動体通信システム及びそれらに用いるチャネル処理制御方法 Download PDF

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JP2009212874A
JP2009212874A JP2008054239A JP2008054239A JP2009212874A JP 2009212874 A JP2009212874 A JP 2009212874A JP 2008054239 A JP2008054239 A JP 2008054239A JP 2008054239 A JP2008054239 A JP 2008054239A JP 2009212874 A JP2009212874 A JP 2009212874A
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Abstract

【課題】 データ再送時にCRC付加のマスク処理を実施しないように制御を行うことが可能な基地局装置を提供する。
【解決手段】 基地局装置(2)は、HS−SCCH less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える切替え手段(HS−DSCH CRC Method選択処理部25)を有する。
【効果】 本発明では、HS−SCCH less operation動作時、1st Transmissionにてデコードできなかった場合に、再送時にHS−SCCHが付随されるため、HS−PDSCHでのユーザ識別情報が不要となり、データ再送時にCRC付加のマスク処理を実施しないように制御を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は基地局装置、移動機、移動体通信システム及びそれらに用いるチャネル処理制御方法に関し、特にHSDPA(High Speed Downlink Packet Access:高速下りパケット伝送)を実現する基地局、移動機に適用されるHSPA(High Speed Packet Access) evolutionでのHS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operation動作時のチャネル符号処理及び復号処理に関する。
HSDPAは、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)に適用された高速下りパケット伝送方式で3.5世代と呼ばれ、ピーク伝送速度を最大14.4Mbps、平均2〜3Mbpsへと向上させる技術である。現在、このHSDPAは、音楽配信等の高速ダウンロードのサービス等で運用されている。
現在、開発が進められているHSPA evolution(3GPP Release7)では、後のLTE(Long Term Evolution)に向けてスムーズな移行を提供することが検討されている。その中の1つの機能としては、パケット非伝送状態の特性改善を図るCPC(Continuous Packet Connectivity)がある。
CPC機能の中にHS−SCCH less operationがあり、Small Packet(VoIP:Voice over Internet Protocol)のようにデータ伝送が断続的な通信環境において、HS−SCCH(共有チャネル上の自分宛のデータの所在を示すシェアド制御チャネル)の利用効率を改善し、HS−SCCHなしで運用することで効率化(収容ユーザ数の増加)を図る技術である。
現状のHSPA evolutionでは、HS−SCCH less operationを実現するために、HS−SCCHに新しいフォーマットTypeとHS−DSCH符号化処理にユーザ識別情報を付加する新たなCRC(Cyclic Redundancy Check) Methodとが追加されている。
HS−SCCH less operationは、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)の最初の送信(1st Transmission)に対しては、HS−SCCHは付随しないが、1,2回目の再送(1st/2nd Retransmission)に対しては、これまでのフォーマット(以下、HS−SCCH Type1)ではなく、新しいフォーマット(以下、HS−SCCH Type2)のHS−SCCHが付随する。
HS−SCCH Type2は、これまでの変調方式やTBS(Transport Block Size)情報に加えて、先に送信した1st TransmissionのTTI(Transmission Time Interval)情報や再送情報が含まれている(図8参照)。
また、HS−SCCH Type2は、UE(User Equipment)において1st TransmissionにてHS−PDSCHがデコードできなかった場合、そのデータをバッファリングし、1st/2nd Retransmissionのデータと合成する。
尚、HS−PDSCHの1st Transmissionにおいては、HS−SCCHが付随されないことから、UEでのユーザ識別のためにチャネルコーディング内のHS−DSCH CRC付加処理後に、UE−ID(H−RNTI:HS−DSCH Radio Network Temporary Identifier)によるマスク処理(CRC Method2)が行われている。
HS−SCCH less operationを実現するために定義されたHS−SCCHフォーマットの詳細は、3GPP TS25.212(2007−11)(非特許文献3)に記載されているが、以下にHS−SCCH less operationに関する動作について説明する。
図8にHS−SCCH Type1及びHS−SCCH Type2の構成を示す。HS−SCCHは、大きく<Part1>及び<Part2>の2つのPartに分けられる。
<Part1>においては、CCS(Channelaization Code Set information)とMod(Modulation scheme information)にて使用されるCode情報と変調方式の情報とがUEに通知される。<Part1>に関しては、HS−SCCH Type1とHS−SCCH Type2とにおいて変更はないが、HS−SCCH Type2では使用されるパラメータが限定される[HS−SCCH Type2では、変調方式がQPSK(Quadrature Pahse Shift Keying)のみ、物理チャネル数が1もしくは2]。
次に、<Part2>においては、HS−SCCH Type1とHS−SCCH Type2とにおいてUEに通知するパラメータに違いある。HS−SCCH Type2においては、Special Information Type(HS−SCCH less operationであることを示す情報:“111110”固定)とSpecial Informationとから構成される。
Special Informationには、Transport Block size情報、前回の送信のポインタを示す情報、再送情報(1回目の再送or2回目の再送)が含まれる。HS−SCCH Type1との違いは、Transport Block size情報が最大4つ、RV(Redundancy Version)情報やNDI(New Data Indicator)がないことである。
UE CRCに関しては、UEの識別を行うために使用するUE−ID(H−RNTI:HS−DSCH Radio Network ID)が上位から指定され、HS−SCCH Type1及びHS−SCCH Type2ともに違いはない。また、HS−SCCH Type1及びHS−SCCH Type2のチャネルコーディングフローについてもともに違いはないため、ここでは特に言及しない(非特許文献1参照)。
次に、HS−SCCH less operationに適用されるHS−DSCH Transport Blockについて説明する。Release7とRelease5/6のHS−DSCHチャネルコーディングフローは、HS−DSCH Transport BlockのCRC付加処理以外変更はない。図9にHS−DSCH Transport BlockのCRC Method1及びCRC Method2の構成を示す。
HS−SCCH less operationの1st Transmissionにおいては、HS−SCCHが付随しないために、UEでは、自分宛のデータかどうかの識別ができない。そのため、HS−DSCHコーディングのCRC付加処理において、UE−ID(H−RNTI)処理が追加されている。HS−DSCHのCRCビット(24bit)を計算した後、UE−IDにてマスク処理を実施する。この手法は、HS−DSCH Transport Block CRC Method2と呼ばれている。これに対し、Release5/6までの手法は、HS−DSCH Transport Block CRC Method1と呼ばれている。
尚、3GPPでは、1st TransmissionにてHS−PDSCHを受信するため、Code情報(上位装置から指定)、変調方式はQPSK固定、Transport Brock Sizeは4つのエントリされたサイズから1つ(上位装置から指定)、RV情報は0、UE−ID(H−RNTI:上位装置から指定)で復号を行うことが決められている。
このように、HS−SCCH less operationは、現行のRelease5/6 HSDPA機能でのHS−SCCH送信・受信処理において互換性がある。また、Small Packet等の比較的小さいサイズのデータを送信する時に制御チャネル(HS−SCCH)の送信を行わないことでオーバーヘッドを減らし、さらに再送回数も2回までに絞ったシステム容量の増大を図る手段として有効である。
HS−SCCH less operation動作時は、常にCRC Method2にて符号化処理が実施される。ここで、これまでのHS−SCCH less operationの動作について図10及び図11に示すフローにて詳細に説明する。
まず、基地局(NodeB)は、HS−DSCHデータがあるかどうかの確認を行う(図10ステップS61)。基地局は、データがあれば、HS−SCCH less operation動作がONとなっているかどうかを確認する(図10ステップS62)。
基地局は、HS−SCCH less operation動作がONでかつ1st Transmissionであれば(図10ステップS63)、HS−SCCHの送信処理は行わず、HS−DSCH CRC Metohd2を選択し(図10ステップS65)、一連のチャネルコーディング処理を実施し(図10ステップS66)、HS−PDSCHを送信する(図10ステップS67)。
1st TransmissionのHS−PDSCHが正常にデコードできた場合には、UEからACKが送信されるため、基地局は、ACKを受信できたかどうかを確認する(図10ステップS68)。基地局は、ACKが確認できた場合、次TTIにて送信するデータがあれば新規送信を行う(図10ステップS69)。
基地局は、ACKが受信できなかった場合、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)再送処理を行う(図10ステップS70)。基地局は、1st Retransmissionで(図10ステップS71)、1st Transmissionでなければ(図10ステップS63)、HS−SCCH Type2を送信する(図10ステップS64)。
この後、基地局は、上記の1st Transmissionと同様に、HS−DSCHについて、CRC Metohd2を選択し(図10ステップS65)、一連のチャネルコーディング処理を実施し(図10ステップS66)、HS−PDSCHを送信する(図10ステップS67)。
基地局は、2nd Retransmissionにおいても(図10ステップS72)、1st Transmissionでなければ(図10ステップS63)、HS−SCCH Type2を送信する(図10ステップS64)。
この後、基地局は、HS−DSCHについて、CRC Metohd2を選択し(図10ステップS65)、一連のチャネルコーディング処理を実施し(図10ステップS66)、HS−PDSCHを送信する(図10ステップS67)。
最終的に、HS−SCCH less operationでは、再送回数込みで最大3回までの送信しか行わないため、3回目の送信が終わった時点でHARQ再送処理にバッファリングしてあるデータを破棄する(図10ステップS73)。
基地局は、HS−SCCH less operation Modeとなっていない場合(図10ステップS62)、HS−SCCHは必ず付随され、Type1にて送信される(図11ステップS74)。
基地局は、HS−DSCHについて、CRC Method1を選択する(図11ステップS75)。この場合、送信したHS−PDSCHのUEでのデコード結果(ACK/NACK)が必ずHS−DPCCHにて送信されてくるため、基地局は、その結果にしたがって(図11ステップS78)、HARQ再送処理を行う。
基地局は、その結果がACKであれば、次TTI送信処理を実施する(図11ステップS79)。基地局は、その結果がNACKだった場合、最大再送回数[RNC(Radio Network Controller:無線ネットワーク制御装置)指定]までHARQ再送処理を実施する(図11ステップS80,S81)。尚、受信側(UE)での処理は、1st Transmisson時に、CRC Method2、再送時にCRC Method1でデコーディングする動作となる。
"Multiplexing and channel coding(FDD)(Release 8) 4.6 Coding for HS−SCCH type 1"[3GPP(3rd Generation Partnership Project) TS25.212(2007−11) pp.62−67]
HS−SCCH less operation動作がONとなっている場合には、1st TransmissionにてHS−SCCHが付随されないことから、ユーザ識別のためにHS−DSCHのCRC付加後に、UE−ID(H−RNTI)によるマスク処理(HS−DSCH CRC Method2)が行われる。
この時、UEは、1st Transmissionにてデコードできなかった場合、そのデータをバッファリングし、1st/2nd Retransmissionのデータとの合成を行う必要がある。しかしながら、データ再送時においては、HS−SCCH Type2が付随されるため、ユーザ識別が可能となる。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、データ再送時にCRC付加のマスク処理を実施しないように制御を行うことができる基地局装置、移動機、移動体通信システム及びそれらに用いるチャネル処理制御方法を提供することにある。
本発明による基地局装置は、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC(Cyclic Redundancy Check)付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える切替え手段を備えている。
本発明による移動機は、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ受信時の復号処理にてHS−DSCH CRC(Cyclic Redundancy Check) Methodを切替える切替え手段を備えている。
本発明による移動体通信システムは、基地局装置が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC(Cyclic Redundancy Check)付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える第1の切替え手段を備え、
移動機が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ受信時の復号処理にてHS−DSCH CRC(Cyclic Redundancy Check) Methodを切替える第2の切替え手段を備えている。
本発明によるチャネル処理制御方法は、基地局装置が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC(Cyclic Redundancy Check)付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える第1の切替え処理を実行し、
移動機が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ受信時の復号処理にてHS−DSCH CRC(Cyclic Redundancy Check) Methodを切替える第2の切替え処理を実行している。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、データ再送時にCRC付加のマスク処理を実施しないように制御を行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明においては、データ再送時に、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)]が必ず付随され、ユーザ認識が可能となり、HS−DSCHのユーザ識別情報をモニタしなくてもよいため、不要な処理を行わないために、基地局(NodeB)での符号化処理及び移動機(UE:User Equipment)での復号処理にて、CRC(Cyclic Redundancy Check) Methodを切替えている。
現在、1st Transmission、データ再送時に関わらず、常にHS−DSCH CRC Method2にて動作することになっており、本来ならば、データ再送時には、HS−DSCH CRC Method1にて符号処理を実施し、UE−IDのマスク処理を行わない方が無駄な処理能力を消費しないはずである。
本発明は、HS−SCCH less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える機能を有する。HS−SCCH less operationでは、制御チャネルのオーバヘッドを改善することで、ユーザ数の収容数を増やすことが可能となる。
本発明では、さらに、基地局においてユーザ数が増加した場合のHS−DSCHのチャネルコーディング処理時間の短縮化を図るとともに、移動機におけるデコーディング処理時間の短縮を図っている。
図1は本発明の実施の形態による基地局の構成例を示すブロック図である。図1において、基地局(NodeB)2は、アンテナ部21と、受信部(逆拡散含む)22と、チャネル復号部23と、HS−DPCCH[Dedicated Physical Control Channel(uplink) for
HS−DSCH]のACK/NACK情報を抽出するACK判定部24と、HS−DSCH CRC Method選択処理部25と、各機能部を制御する制御部[スケジューラ及びHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)処理含む]26と、送信部(拡散含む)27と、チャネル符号化部28と、ネットワーク部29とを備えている。また、RNC(Radio Network Controller:無線ネットワーク制御装置)1は、HS−DSCHデータ送信制御部11を備えている。
図2は本発明の実施の形態による移動機の構成例を示すブロック図である。図2において、移動機3は、アンテナ部31と、受信部32と、チャネル復号部33と、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)処理部34と、HS−SCCH処理部35と、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access:高速下りパケット伝送)制御部36と、CQI(Channel Quality Indicator)生成部37と、Method選択処理部38と、チャネル符号化部39と、送信部40とを備えている。
図3は本発明の実施の形態による移動体通信システムの構成例を示すブロック図である。図3において、本発明の実施の形態による移動体通信システムとしては、HSDPAを行う移動体通信システムを想定しており、上位装置としてRNC1が基地局2と接続される(Iub)。
HSDPAでは、基地局2から移動機3にデータ送信するためのダウンリンク物理チャネルとして、HS−SCCHとHS−PDSCHとが規定されている。HS−SCCHとHS−PDSCHとは対で使用され、HS−PDSCHによってHSDPAのパケットデータが伝送される。また、HS−SCCHによって、対で送信されるHS−PDSCHのパケットデータのデコード情報が伝送される。
一方、移動機3から基地局2にデータが送信されるアップリンク用物理チャネルとしては、HS−DPCCHが規定されている。HS−DPCCHのサブフレーム(2ms)は、HS−PDSCHのデコード状況を通知するACK/NACK情報と、ダウンリンクのデータ受信品質を示すCQIとから構成されている。
基地局2では、移動機3から送信されるHS−DPCCHのACK/NACK情報にしたがって、ACKであれば新規のパケットを送信し、NACKであればHARQ再送が行われる。
HARQとは、信頼度が低い時間的に変化する回線状態を有する通信システムにおいて、よく利用される技術としてパケット再送制御を用いた自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat reQuest)方式と、誤り訂正復号(FEC:Forward Error Correction)方式とを組み合わせた技術であり、3GPP(3rd Generation Partnership Project)に規定されている周知技術である。
また、基地局2では、CQIの値によって受信品質の判断を行い、HS−PDSCHの適切なコード数、TBS(Transport Block Size)、変調方式[QPSK(Quadrature Pahse Shift Keying)もしくは16QAM(16Quadrature Amplitude Modulation)]が決定される。
基地局2では、さらに各移動機3に対して、HS−PDSCH上の無線リソースの割り当て制御を行う必要があり、この割り当て方式はスケジューリングと呼ばれる。このスケジューリングを行う機能はスケジューラと呼ばれ、移動機3やRNC1から通知されるパラメータを基に送信するデータのタイミングと量とを決めて、リソース割り当て管理を行う。
上記のスケジューラ機能については、公知であるので、その説明を省略する。また、既存物理チャネル[PCCPCH(Primary Common Control Physical Channel)、SCCPCH(Secondary CCPCH)/PICH(PICH)、PRACH(PRACH)、A−DPCH(A−DPCH)]についても、3GPP TS−25.211(非特許文献2)にその説明及び各種物理チャネルの送信タイミングが記載されているので、その説明を省略する。
次に、下り送信の動作について図1を参照して説明する。基地局2でのHS−SCCH less operation Modeは、上位から通知されるNBAP(NodeB Aplication Part)メッセージにてHSDPA設定が行われた時に認識しているものとする。
基地局2は、RNC1のHS−DSCHデータ送信制御部11からHS−DSCH FPを受信する。基地局2は、ネットワーク部29にて受信したHS−DSCH FPの終端処理を実施する(HARQ処理のバッファリング処理も含む)。
次に、基地局2は、符号化部28にてHS−DSCHデータのHS−PDSCHチャネルコーディング処理を実施し、符号化されたビット系列に対して、物理チャネルにマッピングするために、レートマッチング処理を実施する。ここで、レートマッチングとは、入力のビット数と出力のビット数とが異なる場合に、出力ビット数に合わせるために、入力ビットのパンクチャリング、レピティションする処理が3GPP TS25.212(非特許文献3)で規定されている。
基地局2は、符号化部28にてレートマッチング処理を実施した後に、その信号を送信部27を経由してアンテナ部21から送信する。
基地局2は、移動機3から送信された上り信号(HS−DPCCH)を、アンテナ部21を経由して受信部22で復調し、逆拡散処理を行った後、チャネル復号部23で受信部22から出力された信号を軟判定処理し、ACK/NACK情報をACK判定部24に、CQI情報を制御部26にそれぞれ通知する。
制御部26では、CQI情報によって受信品質の判断を行い、HS−PDSCHの適切なコード数、TBS(Transport Block Size)、変調方式を決定し、スケジューラによる無線リソース割り当て処理を行う。また、ACK判定部24から得られた判定情報から、HS−DSCH CRC Method選択処理部25にてMethod1もしくはMethod2を選択するかの決定、新規データ送信、再送処理の制御情報を制御部26に通知する。
制御部26は、チャネル符号化部28のCRC付加処理にて、どのMethodを選択するかどうかの情報を設定する。制御部26は、各部を制御するものであり(点線で示す)、各部の動作に必要な情報を提供し、また各部の起動や停止、初期化を行う。
図2を参照して移動機3の受信及び送信動作について説明する。移動機3でのHS−SCCH less operation Modeは、上位から通知されるレイヤ3メッセージ(Radio Resource Control:RRC)にて認識しているものとする。
移動機3は、基地局2から送信された信号をアンテナ部31を経由して受信部32で復調し、逆拡散処理を行った後、チャネル復号部33にてHS−SCCH及びHS−PDSCHの軟判定出力信号を取得する。HS−SCCH処理部35は、HS−SCCHをデコードし、デコードが成功したかどうかをHSDPA制御部36に通知する。デコードが成功した場合には、さらにHS−PDSCHのデコード情報も通知する。
Method選択処理部38においては、HS−SCCH less operation ModeがONの場合、1st/2nd Retransmission時において、HS−SCCH Type2のSpecial Information Typeが“111110”であることを確認し、その後のSpecial Informationの情報を取得する。この時、Method選択処理部38は、Special Informationの情報から最初の受信か再送かを判断し、HS−DSCH CRC Methodの選択処理を行い、その情報もHSDPA制御部36へ通知する。
CQI生成部37は、PCPICH(Primary Common Pilot Channel)の入力を受けて伝播環境を示すSIR(Signal to Interference Ratio)を算出し、最終的にCQI値を算出してHSDPA制御部36へ通知する。
HS−PDSCH処理部34は、QPSK及び16QAM復調器を持ち、HS−PDSCHの入力を受けて復調処理を行う。その後、HS−PDSCH処理部34は、デインタリーバ処理を行い、レートデマッチング処理(レートマッチングの逆の処理)を実施する。HS−PDSCH処理部34は、レートデマッチング処理後、HSDPA制御部35からのHS−PDSCHデコード情報とともに、HS−PDSCHをデコードし、そのCRC結果をHSDPA制御部35へ通知する。
HS−DPCCHのエンコード処理を行うチャネル符号化部38は、HSDPA制御部35からのACK/NACK及びCQI値を受けて、HS−DPCCHを生成する。HSDPA制御部35は、上記各部を制御するものであり(点線で示す)、各部の動作に必要な情報を提供し、また各部の起動や停止、初期化を行う。
図4及び図5は本発明の実施の形態におけるHS−DSCH Transport BlockのCRC Method1及びMethod2の選択動作を示すフローチャートであり、図6及び図7は本発明の実施の形態におけるHS−DSCH CRC Methodの選択処理を示すフローチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の実施の形態による基地局2及び移動機3の動作について説明する。まず、図4及び図5を参照して基地局2におけるHS−DSCH CRC Method選択処理部25の動作について説明する。
基地局2は、RNC1からHS−DSCHデータを受信すると(図4ステップS1)、HS−SCCH less operation Modeとなっているかどうかを確認する(図4ステップS2)。HS−SCCH less operation Modeは、上位からNBAP経由で通知されているものとする。
基地局2は、HS−SCCH less operation ModeがONでかつそのユーザにとって最初の送信(1st Transmission処理)だった場合(図4ステップS3)、最初のHS−PDSCH送信においてHS−SCCHが付随されないため、CRC Method2を選択する(図4ステップS5)。基地局2は、CRC Method2を選択後、一連のチャネルコーディングを実施する(図4ステップS6)。
基地局2は、HS−SCCH less operation ModeがONでかつそのユーザにとって最初の送信でない場合、HS−SCCH(Type2)送信を行う(図4ステップS4)。
また、HS−SCCH less operation ModeがON時において、移動機3が最初のHS−PDSCH送信を正常にデコードできた場合に、ACKを送信するため、基地局2は、最初のHS−PDSCH送信を行ってから(図4ステップS7)、移動機3からACKを受信できたかどうかを確認する(図4ステップS8)。
基地局2は、ACKを確認できた場合、次TTIにて送信するデータがあれば新規送信を行う(図4ステップS9)。基地局2は、ACKを受信できなかった場合、HARQ再送処理を行う(図4ステップS10)。この時、基地局2は、1st Retransmissionである場合(図4ステップS11)、CRC Metohd1を選択し(図4ステップS5)、チャネルコーディングを実施する(図4ステップS6)。
基地局2は、1st RetransmissionにてHS−PDSCH送信後、ACKを受信しなかった場合、2nd Retransmissionを行うと(図4ステップS12)、CRC Metohd1を選択し(図4ステップS5)、チャネルコーディングを実施する(図4ステップS6)。
基地局2は、HS−SCCH less operationでは、再送回数込みで最大3回までの送信しか行わないため、3回目の送信が終わった時点でHARQ再送処理にバッファリングしてあるデータを破棄する(図4ステップS13)。
また、基地局2は、HS−SCCH less operation Modeとなっていない場合(図4ステップS2)、HS−SCCHが必ず付随され、Type1にて送信する(図5ステップS14)。基地局2は、HS−PDSCHについて、CRC Method1を選択し(図5ステップS15)、一連のチャネルコーディングを実施し(図5ステップS16)、HS−PDSCH送信を行う(図5ステップS17)。
この場合、基地局2から送信したHS−PDSCHの移動機3でのデコード結果(ACK/NACK)が必ずHS−DPCCHにて送信されてくるため、その結果にしたがってHARQ再送処理を行う。
つまり、基地局2は、移動機3でのデコード結果がACKであれば(図5ステップS18)、次TTI送信処理を実施する(図5ステップS19)。また、基地局2は、移動機3でのデコード結果がNACKであれば(図5ステップS18)、最大再送回数(RNC1指定)までHARQ再送処理を実施する(図5ステップS20,S21)。基地局2は、最大再送回数になると(図5ステップS20)、HARQ再送処理にバッファリングしてあるデータを破棄する(図5ステップS22)。
次に、図6及び図7を参照して移動機3におけるMethod選択処理部38の動作について説明する。ここで、移動機3は、RNC1からHS−SCCH less operation ModeがONと指定されている場合、HS−SCCH less operationで動作する。
移動機3は、HS−SCCH less operation ModeがOFFの場合(図6ステップS31)、HS−SCCHとHS−PDSCHとが必ず対となって送信されてくるため、Release5/6に相当するHSDPA受信処理を行う(図6ステップS32)。尚、本実施の形態においては、Release5/6に相当するHSDPA受信処理については言及しない。
次に、移動機3は、HS−SCCH less operation ModeがONの場合(図6ステップS31)、1st Receive処理かどうかの確認を実施する(図6ステップS33)。
移動機3は、1st Receive処理だった場合、HS−SCCHが付随されないため、HS−DSCHのCRC計算においてUE−IDマスク処理ありで実施し、専用のパラメータ(CCS:RNC指定、Mod.:QPSK固定、TBS:上位指定、RV情報0固定)でデコード処理を実施する(図6ステップS34,S35)。
移動機3は、デコード処理結果がOKだった場合(図6ステップS36)、基地局2に対してHS−DPCCHにてACK情報を通知する(図6ステップS37)。移動機3は、デコード処理結果がNGだった場合(図6ステップS36)、HARQ処理のためにそのデータをバッファリングしておき(図6ステップS38)、次TTI受信処理を行う(図6ステップS39)。
一方、移動機3は、1st Receive処理でなかった場合、基地局2からの再送処理となるため、HS−SCCH(Type2)が付随される。この時、移動機3は、HS−SCCH(Type2)のSpecial Information Typeが“111110”であることから(図7ステップS40)、HS−SCCH less operationであることを確認する。移動機3は、それ以外の値だった場合、その後のデコード処理を行わず、バッファをクリアする。
移動機3は、Special Information TypeにてHS−SCCH less operationであった場合、Special Information のReTX ID(1bit)から基地局2からの1回目の再送(ReTX ID=0)なのか、2回目の再送(ReTX ID=1)なのかを確認する(図7ステップS41)。この詳細な動作としては、前回の送信ポインタを示すPrevius TX Pointerも参照する必要があるが、ここではその説明を省略する。
移動機3は、1回目の再送(ReTX ID=0)だった場合、HS−SCCH(Type2)のデコード情報をHSDPA制御部36に通知し(図7ステップS43)、HS−DSCH CRC Method1を選択し(図7ステップS44)、チャネルデコーディング処理を実施する(図7ステップS45)。
移動機3は、そのデコード処理結果がOKだった場合(図7ステップS46)、HS−DPCCHにてACK情報を通知し(図7ステップS47)、HARQ処理にて1stデータと合成し(図7ステップS48)、次TTI処理受信処理を実施する(図6ステップS39)。
移動機3は、デコード処理結果がNGだった場合(図7ステップS46)、HS−DPCCHにてNACK情報を通知し(図7ステップS49,S50)、HARQ処理にてデータ保存を行い(図7ステップS51)、次TTI処理受信処理を実施する(図6ステップS39)。
移動機3は、Special InformationのReTX ID(1bit)が2回目の再送(ReTX ID=1)だった場合、前回ReTX ID=0のデータを受信したかどうかを確認する(図7ステップS42)。移動機3は、前回ReTX ID=0のデータを受信しているのであれば、3回目のデータ受信と判断し、HS−SCCH(Type2)のデコード情報をHSDPA制御部36に通知し(図7ステップS43)、HS−DSCH CRC Method1を選択し(図7ステップS44)、チャネルデコーディング処理を実施する(図7ステップS45)。
移動機3は、そのデコード処理結果がOKだった場合(図7ステップS46)、HS−DPCCHにてACK情報を通知し(図7ステップS47)、HARQ処理にて1st ReTXデータと合成し(図7ステップS48)、次TTI処理受信処理を実施する(図6ステップS39)。
移動機3は、2回目の再送(ReTX ID=1)だった場合、前回ReTX ID=0のデータを受信していなかった場合、バッファをクリアする(図7ステップS52)。
このように、本実施の形態では、HS−SCCH less operation動作時、1st Transmissionにてデコードできなかった場合に、再送時にHS−SCCHが付随されるため、HS−PDSCHでのユーザ識別情報が不要となり、再送時にCRC付加のマスク処理を実施しないように制御を行うことができる。よって、本実施の形態では、基地局2でのチャネルコーディング処理及び移動機3でのデコーディング処理時間の短縮が可能である。
また、本実施の形態では、HS−SCCH less operationが、制御チャネルのオーバーヘッドを改善し、ユーザ数の収容数を増やすことを目的としているため、基地局2においてユーザ数が増加した場合において効果を発揮する。
さらに、本実施の形態では、1st Transmissionか再送かでCRCマスク処理のON/OFFを判断することができるため、新たに大きな回路変更も少なく、実現がしやすさという利点がある。
本発明の実施の形態による基地局の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による移動機の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による移動体通信システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるHS−DSCH Transport BlockのCRC Method1及びMethod2の選択動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるHS−DSCH Transport BlockのCRC Method1及びMethod2の選択動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるHS−DSCH CRC Methodの選択処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるHS−DSCH CRC Methodの選択処理を示すフローチャートである。 本発明に関連する技術におけるHS−SCCH Type1及びType2の構成を示す図である。 本発明に関連する技術におけるHS−DSCH Transport BlockのCRC Method1及びMethod2の構成を示す図である。 本発明に関連する技術におけるHS−SCCH less operationの動作を示すフローチャートである。 本発明に関連する技術におけるHS−SCCH less operationの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 RNC
2 基地局(NodeB)
3 移動機
11 HS−DSCHデータ送信制御部
21,31 アンテナ部
22,32 受信部
23,33 チャネル復号部
24 ACK判定部
25 HS−DSCH CRC Method選択処理部
26 制御部
27,40 送信部
28,39 チャネル符号化部
29 ネットワーク部
34 HS−PDSCH処理部
35 HS−SCCH処理部
36 HSDPA制御部
37 CQI生成部
38 Method選択処理部

Claims (25)

  1. HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC(Cyclic Redundancy Check)付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える切替え手段を有することを特徴とする基地局装置。
  2. 前記切替え手段は、符号化処理にて前記CRC Methodを切替えることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  3. 前記切替え手段は、HS−DSCH Transport Block CRC Method1とHS−DSCH Transport Block CRC Method2とを、最初の送信か、データ再送時かに応じて切替えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の基地局装置。
  4. 前記HS−SCCH less operation動作時に、前記最初の送信にてデコードできなかった場合に前記データ再送時にHS−SCCHを付随することを特徴とする請求項3記載の基地局装置。
  5. 移動機に送信したHS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)のデコード結果に応じて、前記最初の送信か、前記データ再送時かを判別することを特徴とする請求項3または請求項4記載の基地局装置。
  6. HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ受信時の復号処理にてHS−DSCH CRC(Cyclic Redundancy Check) Methodを切替える切替え手段を有することを特徴とする移動機。
  7. 前記切替え手段は、HS−DSCH Transport Block CRC Method1とHS−DSCH Transport Block CRC Method2とを、最初の送信か、データ再送時かに応じて切替えることを特徴とする請求項6記載の移動機。
  8. 前記HS−SCCH less operation動作時に、前記最初の送信にてデコードできなかった場合に前記データ再送時にHS−SCCHが付随されることを特徴とする請求項7記載の移動機。
  9. HS−SCCH Type2のSpecial Informationの情報から前記最初の受信か、前記データ再送かを判断することを特徴とする請求項7または請求項8記載の移動機。
  10. 基地局装置が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC(Cyclic Redundancy Check)付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える第1の切替え手段を有し、
    移動機が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ受信時の復号処理にてHS−DSCH CRC(Cyclic Redundancy Check) Methodを切替える第2の切替え手段を有することを特徴とする移動体通信システム。
  11. 前記第1の切替え手段は、符号化処理にて前記CRC Methodを切替えることを特徴とする請求項10記載の移動体通信システム。
  12. 前記第1の切替え手段は、HS−DSCH Transport Block CRC Method1とHS−DSCH Transport Block CRC Method2とを、最初の送信か、データ再送時かに応じて切替えることを特徴とする請求項10または請求項11記載の移動体通信システム。
  13. 前記基地局装置が、前記HS−SCCH less operation動作時に、前記最初の送信にてデコードできなかった場合に前記データ再送時にHS−SCCHを付随することを特徴とする請求項12記載の移動体通信システム。
  14. 前記基地局装置が、移動機に送信したHS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)のデコード結果に応じて、前記最初の送信か、前記データ再送時かを判別することを特徴とする請求項12または請求項13記載の移動体通信システム。
  15. 前記第2の切替え手段は、HS−DSCH Transport Block CRC Method1とHS−DSCH Transport Block CRC Method2とを、最初の送信か、データ再送時かに応じて切替えることを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか記載の移動体通信システム。
  16. 前記移動機が、前記HS−SCCH less operation動作時に、前記最初の送信にてデコードできなかった場合に前記データ再送時にHS−SCCHが付随されることを特徴とする請求項15記載の移動体通信システム。
  17. 前記移動機が、HS−SCCH Type2のSpecial Informationの情報から前記最初の受信か、前記データ再送かを判断することを特徴とする請求項15または請求項16記載の移動体通信システム。
  18. 基地局装置が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ送信時のHS−DSCHチャネルコーディングのCRC(Cyclic Redundancy Check)付加処理にてHS−DSCH CRC Methodを切替える第1の切替え処理を実行し、
    移動機が、HS−SCCH[Shard Control Channel for HS−DSCH(High Speed Downlink Shard Channel)] less operationにおいて、再送データ受信時の復号処理にてHS−DSCH CRC(Cyclic Redundancy Check) Methodを切替える第2の切替え処理を実行することを特徴とするチャネル処理制御方法。
  19. 前記第1の切替え処理において、符号化処理にて前記CRC Methodを切替えることを特徴とする請求項18記載のチャネル処理制御方法。
  20. 前記第1の切替え処理において、HS−DSCH Transport Block CRC Method1とHS−DSCH Transport Block CRC Method2とを、最初の送信か、データ再送時かに応じて切替えることを特徴とする請求項18または請求項19記載のチャネル処理制御方法。
  21. 前記基地局装置が、前記HS−SCCH less operation動作時に、前記最初の送信にてデコードできなかった場合に前記データ再送時にHS−SCCHを付随することを特徴とする請求項20記載のチャネル処理制御方法。
  22. 前記基地局装置が、移動機に送信したHS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)のデコード結果に応じて、前記最初の送信か、前記データ再送時かを判別することを特徴とする請求項20または請求項21記載のチャネル処理制御方法。
  23. 前記第2の切替え処理において、HS−DSCH Transport Block CRC Method1とHS−DSCH Transport Block CRC Method2とを、最初の送信か、データ再送時かに応じて切替えることを特徴とする請求項18から請求項22のいずれか記載のチャネル処理制御方法。
  24. 前記移動機が、前記HS−SCCH less operation動作時に、前記最初の送信にてデコードできなかった場合に前記データ再送時にHS−SCCHが付随されることを特徴とする請求項23記載のチャネル処理制御方法。
  25. 前記移動機が、HS−SCCH Type2のSpecial Informationの情報から前記最初の受信か、前記データ再送かを判断することを特徴とする請求項23または請求項24記載のチャネル処理制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102387575A (zh) * 2010-08-27 2012-03-21 中兴通讯股份有限公司 一种功率的控制方法及系统
JP2013515404A (ja) * 2009-12-22 2013-05-02 ゼットティーイー コーポレイション 物理層のデータグラムの再送要求方法及びその装置
WO2013070143A3 (en) * 2011-11-08 2013-11-07 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) A method and apparatus for identifying other user equipment operating in a wireless communication network

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