JP2009212682A - 動的帯域割当方法及び動的帯域割当装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加入者側装置61が、制御機能部81に対して、局側設備80へのパケット送信を行う際の帯域を少なくとも1回要求し、制御機能部81が、加入者側装置毎に予め決められている最低保証帯域での送信を許可し、最大送信可能帯域の範囲内でパケットの送信に使用できる帯域を公平性を維持しつつ最大化させるように、各加入者側装置に使用を許可する帯域を割り当てるための制御データCBを生成し、制御機能部81が、各加入者側装置に制御データCBを送信することよって、各加入者側装置が使用できる帯域を通知し、加入者側装置が、通知された帯域でパケットPAを送信する。
【選択図】図5
Description
前記各加入者側装置が、前記局側設備へのパケットの送信を行う際の帯域を、手動、又は、前記加入者側装置から、前記制御装置に対して、少なくとも1回、要求する帯域要求信号を送信するステップと、
前記制御装置が、前記加入者側装置毎に予め決められている最低保証帯域での送信を許可し、前記複数の加入者側装置の全体が送信に使用できる帯域から前記複数の加入者側装置の最低保証帯域の合計を差し引いた帯域である最大送信可能帯域の範囲内で、前記各加入者側装置がパケットの送信に使用できる帯域を最大化させるように、前記各加入者側装置に使用を許可する帯域を割り当てるための制御データを生成するステップと、
前記制御装置が、前記各加入者側装置に前記制御データを送信することよって、前記各加入者側装置が送信できる帯域を通知するステップと、
前記各加入者側装置が、前記制御装置によって通知された帯域でパケットを送信するステップとを有し、
前記制御データを生成する前記ステップは、前記制御装置内に前記加入者側装置毎に用意された第1の情報保持手段及び第2の情報保持手段の複数の組と、前記制御装置内に前記複数の加入者側装置に共通に用意された第3の情報保持手段と、制御手段とを用いて実行され、前記第1、第2、及び第3の情報保持手段のそれぞれは、一定時間間隔で一定量のトークンを出力部から出力する機能と保持されているトークンが所定量を超過したときに、超過したトークン又は保持されているトークンをオーバーフロー用出力部から出力する機能を有し、
前記制御データを生成する前記ステップは、
前記各組において、前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力されるステップと、
前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力されるステップと、
前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされるステップと、
前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力されるステップと、
前記制御手段が、前記第2の情報保持手段の出力部から出力されるトークンと前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンとに基づく前記制御データを、前記加入者側装置に送信するステップとを有することを特徴としている。
複数の端末から各加入者側装置を介して局側設備にパケットを送信する際に、制御装置が前記各加入者側装置に情報の送信に使用できる帯域を割り当てるために使用される動的帯域割当装置であって、
前記各加入者側装置に備えられ、前記制御装置に対して、少なくとも1回、前記局側設備へのパケットの送信を行う際の帯域を要求する帯域要求信号を送信する手段と、
前記制御装置に備えられ、前記加入者側装置毎に予め決められている最低保証帯域での送信を許可し、前記複数の加入者側装置の全体が送信に使用できる帯域から前記複数の加入者側装置の最低保証帯域の合計を差し引いた帯域である最大送信可能帯域の範囲内で、前記各加入者側装置がパケットの送信に使用できる帯域を最大化させるように、前記各加入者側装置に使用を許可する帯域を割り当てるための制御データを生成する手段と、
前記制御装置に備えられ、前記各加入者側装置に前記制御データを送信することよって、前記各加入者側装置が送信できる帯域を通知する手段と、
前記各加入者側装置に備えられ、前記制御装置によって通知された帯域でパケットを送信する手段とを有し、
前記制御データを生成する前記手段は、前記制御装置内に前記加入者側装置毎に用意された第1の情報保持手段及び第2の情報保持手段の複数の組と、前記制御装置内に前記複数の加入者側装置に共通に用意された第3の情報保持手段と、制御手段とを含み、前記第1、第2、及び第3の情報保持手段のそれぞれは、一定時間間隔で一定量のトークンを出力部から出力する機能と保持されているトークンが所定量を超過したときに、超過したトークン又は保持されているトークンをオーバーフロー用出力部から出力する機能を有し、
前記制御データを生成する前記手段において、
前記各組において、前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力され、
前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力され、
前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされ、
前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力され、
前記制御手段が、前記第2の情報保持手段の出力部から出力されるトークンと前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンとに基づく前記制御データを、前記加入者側装置に送信することを特徴としている。
《1−1》第1の実施形態の構成
図5は、本発明の第1の実施形態に係る動的帯域割当装置の構成を概略的に示すブロック図である。図5には、複数の端末(例えば、PC)51,…,54から各加入者側装置(ネットワーク機器)61,…,64及びカプラ(スプリッタ)70を介して局側設備80に情報(トラヒック又はパケット)PAを送信するシステムが示されている。第1の実施形態に係る動的帯域割当装置は、各加入者側装置61,…,64と、局側設備80の制御機能部81とを主要な構成としている。制御機能部81は、局側設備80とは別の場所に設置された制御装置、又は、いずれかの加入者側に設置することも可能である。
d2=d2A+d2B+d2C+d2D
(さらに多くにの第2の‘穴あきバケツ’が存在する場合には、
d2=d2A+d2B+d2C+d2D+…)
となっており、第2の‘穴あきバケツ’121,…,124からの‘水’が過不足無く第2の合流部144に流れる仕組みとなっている。したがって、第2の‘穴あきバケツ’121,…,124の下部の‘穴’から出力された‘水’は、すべて必ず第2の合流部144に出力される。
図6に示す構成で、各加入者の送信要求を示すトークンは、第1の‘穴あきバケツ’111,…,114の上部から入力される。第1の‘穴あきバケツ’111,…,114の上部から入力されるトークンが、申告されたピークレート(最大転送可能情報量)d1A,…,d1D以下のトークンであれば、第1の‘穴あきバケツ’111,…,114に入力されたトークンは、第1の‘穴あきバケツ’111,…,114の下部の‘穴’111b,…,114bを通って第2の‘穴あきバケツ’121,…,124に送られる。第1の‘穴あきバケツ’111,…,114の上部から入力されるトークンが、ピークレートを越えるトークンである状態が長時間続いた場合、第1の‘穴あきバケツ’111,…,114に入力されたトークン又は保持されているトークンの一部は、第1の‘穴あきバケツ’111,…,114の上部の‘穴’111c,…,114cから廃棄される。
{転送周期(回数/sec)}×{要求ID1個}
が示す情報(Byte)が、最大通過可能帯域となる。ただし、第2のFIFO191,…,194がフルに詰まっている場合、キャリー信号が第2のFIFO191,…,194から第1のFIFO181,…,184と制御回路160に送られ、その場合は、第1のFIFO181,…,184には転送されない。第2のFIFO191,…,194からは、同じく制御回路160からの制御データによって、周期的に先頭の要求IDが読み出され、第1及び第2の入力セレクタ回路221,222を介して出力される。出力された要求IDは、各加入者側装置(図5の61,…,64)に送られ、その要求IDに対応する情報は送信可能として、端末から局側設備に送られる。
{第2のFIFOから入力セレクタヘの転送周期(回数/sec)}
×{要求ID1個が示すトラヒック(Byte)}
が、最低保証帯域となる。
{全帯域}−{Σ(全加入者側装置の最低保証帯域)}
である。
以上に説明したように、第1の実施形態に係る動的帯域割当方法又は動的帯域割当装置を用いれば、簡単な構成で、各加入者が送信を希望する帯域に対して、最低保証帯域と最大通過可能帯域を指定した通信をするための帯域割当が可能になる。また、各加入者は、共有する伝送媒体の能力を無駄なく使うことが可能となる。
上記説明においては、図7に示すように、動的帯域割当装置を電子回路を用いて構成した場合を説明したが、その一部又は全部をコンピュータ上のソフトウェアで実現してもよい。なお、このことは、後述する第2の実施形態以降にも当てはまる。
《2−1》第2の実施形態の構成
本発明の第2の実施形態に係る動的帯域割当装置の全体構成は、第1の実施形態に係る動的帯域割当装置と同様であるので、第2の実施形態の説明においても図5を参照する。
第2の実施形態では、流量計251によって、最低保証帯域を保証する第1の管路142を流れる情報の流量を計測し、その情報を流量調節機252に送る。そして、第1の管路142を流れる情報が、設定された最低保証帯域に満たない場合、その差を余剰帯域と見なし、第2の管路143上に設定された流量調節機252のノズルをその分だけ開く。
(第1の管路142の情報の流量)+(第2の管路143の情報の流量)
は、常に、通信装置の送信可能帯域d4以下となるように、流量調節機252のノズル径を調節する。
以上に説明したように、第2の実施形態に係る動的帯域割当方法及び動的帯域割当装置を用いれば、第1の実施形態の効果に加え、加入者側装置の送信帯域が最低保証帯域以下の場合、最低保証帯域との差分として生じる空き帯域も使用することができ、より効率的なパケットの転送が可能となる。
流量計251で情報の流量を観測してから流量調節機252のノズルの開度が変更されるまでには僅かであっても遅延時間が生じるのが普通である。流量計251で、流量が増えたことを確認してから慌てて流量調節機252のノズルを絞っても間に合わず、最低保証帯域のトークンの転送に遅延が生じてしまう可能性がある。
{d4−(第1の管路142の流量)}よりもさらに絞る操作を行い、その後、
{d4−(第1の管路142の流量)}になるようにノズルで絞られた管路の太さd3を再設定する動作をする装置構成を採る方法もある。
《3−1》第3の実施形態の構成
本発明の第3の実施形態に係る動的帯域割当装置の全体構成は、第1の実施形態に係る動的帯域割当装置と同様であるので、第3の実施形態の説明においても図5を参照する。
上記第3の実施形態のモデルの動作は、第2の実施形態の動作に準ずるが、以下の動作が加わる。流量調節機282のノズルは通常閉じている。したがって、第1の‘穴あきバケツ’111,…,114及び第3の‘穴あきバケツ’130から流入したトークンは通常、廃棄される。しかし、第1の管路142及び第2の管路を流れるトークンの合計が最大送信可能帯域d4より小さい場合、第2の合流部144に流入するトラヒックがd4以下となる範囲で、流量調節機282のノズル開度を大きくする。このモデルの動作は、第2の実施形態の場合と同様に、要求ID入力IF部で計測されトラヒック計測部で集計されるトラヒック情報を元に、読み出し・転送周期動的調節機能によって、メモリからの読み出しと転送のタイミングを制御すると共に、第1及び第3のFIFOメモリから要求IDが溢れ落ちそうな場合は、第4のFIFOメモリにこれを転送して救済する動作を指示させる。
以上に説明したように、第3の実施形態に係る動的帯域割当方法及び動的帯域割当装置を用いれば、第1及び第2の実施形態の効果に加え、従来廃棄されていた情報を廃棄せずに使用することができる。同様の効果は、第1の‘穴あきバケツ’の大きさを大きくすれば実現可能であるが、すべての第1の‘穴あきバケツ’(キュー)を大きくする必要があるため、メモリの使用効率が悪くなる欠点がある。第3の実施形態によれば、同様の救済を、より小さなキューの実装で実現できる。
《4−1》第4の実施形態の構成
図14は、比較例の動的帯域割当装置の構成を概略的に示すブロック図であり、図15は、本発明の第4の実施形態に係る動的帯域割当装置の構成を概略的に示すブロック図である。図14及び図15において、図5(第1の実施形態)の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
第4の実施形態の動作を、図15を用いて説明する。局側設備80の制御機能部81は、加入者側装置に向けて、要求帯域の問い合わせ信号を送る。この信号は、送信機能部83で各加入者側装置に割り振られたチャネルの符号に符号化され、同じく符号化されたユーザデータと時間多重されて、加入者側装置に送られる。これら、加入者側装置向けの下り信号は、カプラ70で各加入者側装置に分配される。この下り光信号は、上り信号を送信するカプラ側に送られないように設置された波長合分波部97により信号分離機能部98に送られる。信号分離機能部98では、送られてきた信号から自分あての符号の信号を他の加入者側装置宛の信号から分離選択する。次に、制御データCBとユーザデータPBを分離して、ユーザデータPBを、出力IF100から出力する。制御データCBは制御機能部99に送られ、制御機能部99は、キューの状況を示した制御パケットを優先キュー92aに入れる。制御パケットはユーザデータと共に局側設備80に送られ、信号分離機能部84で、各加入者側装置別に分離された後、ユーザパケットPAは、上流側の通信装置に、制御パケットCAは制御機能部80に送られる。制御機能部80は、各加入者側装置から送られてきた制御パケットCAの情報を元に、スケジューラ82によって、各加入者側装置が上りのパケットをどのタイミングでどのチャネルから送信すべきかを計算する。計算結果は、制御パケットCBに格納され、加入者側装置に送られる。加入者側装置は、送信すべきチャネルとタイミングの情報に基づいて、スイッチ93とキュー92a,92bを操作し、定められた送信チャネルとタイミングで上り信号を送信する。
以上に説明したように、第4の実施形態に係る動的帯域割当方法又は動的帯域割当装置によれば、通信チャネルを共有する伝送系において、端末に実装される通信可能なチャネルが少ない場合でも、帯域を効率的に使用することが可能となり、効率的な伝送を行うことができる。
《5−1》第5の実施形態の構成
図18は、本発明の第5の実施形態に係る動的帯域割当装置の構成を概略的に示すブロック図である。第5の実施形態に係る動的帯域割当装置は、第2の実施形態に係る動的帯域割当装置の局側設備に、第4の実施形態に係る動的帯域割当装置の加入者側装置431,…,436を組み合わせた構成を有している。したがって、図18において、図10(第2の実施形態)の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付し、また、図15(第4の実施形態)の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。なお、第1又は第3の実施形態において説明した動的帯域割当装置の局側設備に、第4の実施形態に係る動的帯域割当装置の加入者側装置431,…,436を組み合わせた構成とすることも可能である。
第5の実施形態に係る動的帯域割当装置の動作は、第2の実施形態及び第4の実施形態の場合に準じる。図19は、加入者側装置431,…,436から局側設備に送信される信号を時系列的に示す例である。各チャネルの最低保証帯域用に割り付けられたタイムスロットの時期は、常に周期的に固定的に割り当てられた加入者側装置431,…,436が送信に使用する。共有帯域用のタイムスロット(共有帯域用スロット)は、複数の加入者側装置431,…,436が共有し、加入者側装置431,…,436の送信要求に対して、誰に送信させるべきかを局側設備80が判断して通知する。最低保証帯域用のタイムスロットは、第2の‘穴あきバケツ’、又は、第2のFIFOから読み出される要求IDに対応し、その帯域の大きさに等しい。共有帯域用のタイムスロットは、第3の‘穴あきバケツ’、又は、第3のFIFOから読み出される要求IDに対応し、その帯域の大きさに等しい。ただし、第2の実施形態においても示したように、最低保証帯域に満たないトラヒックしか流れていない場合、第3の‘穴あきバケツ’にトラヒックが溜まっていたならば、これを送信する時間に充てることができる。
以上に説明したように、第5の実施形態に係る動的帯域割当装置を用いれば、帯域を共有する加入者側装置431,…,436間で、最低保証帯域と最大通信可能帯域を指定した通信で使用する動的帯域割当が可能になると同時に、送信可能なチャネル数に制限がある通信システムで、幾つかの加入者側装置のトラヒックが多い場合でも、輻輳が生じにくいチャネル割り当て構成の通信システムができる。
Claims (32)
- 複数の端末から各加入者側装置を介して局側設備にパケットを送信する際に、制御装置が前記各加入者側装置に情報の送信に使用できる帯域を割り当てるために使用される動的帯域割当方法であって、
前記各加入者側装置が、前記局側設備へのパケットの送信を行う際の帯域を、手動、又は、前記加入者側装置から、前記制御装置に対して、少なくとも1回、要求する帯域要求信号を送信するステップと、
前記制御装置が、前記加入者側装置毎に予め決められている最低保証帯域での送信を許可し、前記複数の加入者側装置の全体が送信に使用できる帯域から前記複数の加入者側装置の最低保証帯域の合計を差し引いた帯域である最大送信可能帯域の範囲内で、前記各加入者側装置がパケットの送信に使用できる帯域を最大化させるように、前記各加入者側装置に使用を許可する帯域を割り当てるための制御データを生成するステップと、
前記制御装置が、前記各加入者側装置に前記制御データを送信することよって、前記各加入者側装置が送信できる帯域を通知するステップと、
前記各加入者側装置が、前記制御装置によって通知された帯域でパケットを送信するステップとを有し、
前記制御データを生成する前記ステップは、前記制御装置内に前記加入者側装置毎に用意された第1の情報保持手段及び第2の情報保持手段の複数の組と、前記制御装置内に前記複数の加入者側装置に共通に用意された第3の情報保持手段と、制御手段とを用いて実行され、前記第1、第2、及び第3の情報保持手段のそれぞれは、一定時間間隔で一定量のトークンを出力部から出力する機能と保持されているトークンが所定量を超過したときに、超過したトークン又は保持されているトークンをオーバーフロー用出力部から出力する機能を有し、
前記制御データを生成する前記ステップは、
前記各組において、前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力されるステップと、
前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力されるステップと、
前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされるステップと、
前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力されるステップと、
前記制御手段が、前記第2の情報保持手段の出力部から出力されるトークンと前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンとに基づく前記制御データを、前記加入者側装置に送信するステップとを有する
ことを特徴とする動的帯域割当方法。 - 前記制御手段は、前記各加入者側装置からのパケットの送信に関するタイミングを生成するタイミング信号生成手段を含み、
前記制御データは、前記各加入者側装置からのパケットの送信タイミング及び送信時間に関する情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の動的帯域割当方法。 - 前記制御手段が、前記各加入者側装置から送信されるパケットの重要度及び許容される遅延時間の少なくとも一方を判定するステップと、
前記制御手段が、前記判定されたパケットの重要度及び/又は許容される遅延時間に応じて、前記加入者側装置からのパケットの送信の優先度を決定するステップと、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の動的帯域割当方法。 - 前記制御手段が、前記各加入者側装置から送信されるパケットの重要度及びエラー訂正による復旧可能性の少なくとも1つを判定するステップと、
前記制御手段が、前記判定されたパケットの重要度が低い順又はエラー訂正による復旧可能性の高い順に、優先的に、前記第1、第2、及び第3の情報保持手段のオーバーフロー出力部からの情報の排出を実行するステップと、
を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動的帯域割当方法。 - 前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力される前記ステップ、前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力される前記ステップ、前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされる前記ステップ、及び前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力される前記ステップは、パケットの優先度に応じて異なる手段によって実行されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の動的帯域割当方法。
- 前記複数の加入者側装置のいずれかが送信するパケットが最低保証帯域よりも少ない帯域で送信されている場合、前記制御手段が、前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンを増加させるステップを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の動的帯域割当方法。
- 前記第2の情報保持手段で保持されるトークンがなくなった後に、前記制御手段が、前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンを増加させるステップを有することを特徴とする請求項6に記載の動的帯域割当方法。
- 前記各加入者と前記局側設備の管理者との間の契約及び前記加入者側装置を通過するパケットの重要度に応じて、前記制御手段が、前記第2の情報保持手段から前記第3の情報保持手段にトークンを移動させる帯域を設定するステップを有することを特徴とする請求項6に記載の動的帯域割当方法。
- 前記制御データを生成する前記ステップは、
一定時間間隔で一定量のトークンを出力部から出力するトークンと保持されているトークンが所定量を超過したときに、超過したトークン又は保持されているトークンをオーバーフロー用出力部から出力する機能を有する、前記制御装置に備えられた第4の情報保持手段を使用して実行され、
前記制御データを生成する前記ステップは、
前記各組において、前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力されるステップと、
前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力されるステップと、
前記各組における前記第1の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第4の情報保持手段にトークンが出力されるステップと、
前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされるステップと、
前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力されるステップと、
前記第3の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第4の情報保持手段にトークンが出力されるステップと、
前記制御手段が、前記第2の情報保持手段の出力部から出力されるトークン、前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークン、及び前記第4の情報保持手段の出力部から出力されるトークンとに基づく前記制御データを、前記加入者側装置に送信するステップとを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の動的帯域割当方法。 - 複数の端末から各加入者側装置を介して局側設備にパケットを送信する際に、制御装置が前記各加入者側装置に情報の送信に使用できる帯域を割り当てるために使用される動的帯域割当方法であって、
前記各加入者側装置が、前記局側設備へのパケットの送信を行う際の帯域を、手動、又は、前記加入者側装置から、前記制御装置に対して、少なくとも1回、要求する
帯域要求信号を送信するステップと、
前記制御装置が、前記加入者側装置毎に予め決められている最低保証帯域での送信を許可し、前記複数の加入者側装置の全体が送信に使用できる帯域から前記複数の加入者側装置の最低保証帯域の合計を差し引いた帯域である最大送信可能帯域の範囲内で、前記各加入者側装置がパケットの送信に使用できる帯域を増加させるように、前記各加入者側装置に使用を許可する帯域を割り当てるための制御データを生成するステップと、
前記制御装置が、前記各加入者側装置に前記制御データを送信することよって、前記各加入者側装置が送信できる帯域を通知するステップと、
前記各加入者側装置が、前記制御装置によって通知された帯域でパケットを送信するステップとを有し、
前記複数の加入者側装置の中の第k(kは1以上N以下の整数、Nは3以上の整数)の加入者側装置が、パケットを保持するキューと、前記キューから出力されたパケットの送信用のチャネルとして第kチャネル及び第(k+1)チャネルとを有し、
第1乃至第(N−1)までの間の第kの加入者側装置において、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第kチャネル又は第(k+1)チャネルのいずれかに選択し、第Nの加入者側装置において、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第Nチャネル又は第1チャネルのいずれかに選択するステップと
を有することを特徴とする動的帯域割当方法。 - 前記複数の加入者側装置の中の第k(kは1以上N以下の整数、Nは3以上の整数)の加入者側装置が、パケットを保持するキューと、前記キューから出力されたパケットの送信用のチャネルとして第kチャネル及び第(k+1)チャネルとを有し、
第1乃至第(N−1)までの間の第kの加入者側装置において、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第kチャネル又は第(k+1)チャネルのいずれかに選択し、第Nの加入者側装置において、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第Nチャネル又は第1チャネルのいずれかに選択するステップと
を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の動的帯域割当方法。 - 前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルによってパケットを送信した場合と、他方のチャネルによってパケットを送信した場合とで前記キューのキュー長の最大値を判定し、キュー長の最大値がより小さくなるように、パケット送信に使用される前記チャネルを切り換えるステップを有することを特徴とする請求項10又は11に記載の動的帯域割当方法。
- 前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルによってパケットを送信した場合と、他方のチャネルによってパケットを送信した場合とで前記キュー内に残る最も古いパケットの入力時刻を判定し、この入力時刻が最新の時刻になるように、パケット送信に使用されるチャネルを切り換えるステップを有することを特徴とする請求項10又は11に記載の動的帯域割当方法。
- 前記キュー長の最大値が同じと判定された場合、前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルによってパケットを送信した場合と、他方のチャネルによってパケットを送信した場合とで前記キュー内に残る最も古いパケットの入力時刻を判定し、この入力時刻が最新の時刻になるように、パケット送信に使用されるチャネルを切り換えるステップを有することを特徴とする請求項10又は11に記載の動的帯域割当方法。
- 前記キュー長の最大値が同じ場合、前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルでパケットを送信した場合と、他のチャネルでパケットを送信した場合とでキュー内に残る最も古いパケットの入力時刻を判定し、この入力時刻が最新の時刻になるように、パケット送信に使用されるチャネルを切り換えるステップを有することを特徴とする請求項10又は11に記載の動的帯域割当方法。
- 前記各加入者側装置の各キューに到着したパケットの量を前記各加入者側装置間で比較し、最も多くのパケットが蓄積している加入者側装置からの送信を優先してチャネルの割当を行うことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の動的帯域割当方法。
- 複数の端末から各加入者側装置を介して局側設備にパケットを送信する際に、制御装置が前記各加入者側装置に情報の送信に使用できる帯域を割り当てるために使用される動的帯域割当装置であって、
前記各加入者側装置に備えられ、前記制御装置に対して、少なくとも1回、前記局側設備へのパケットの送信を行う際の帯域を要求する帯域要求信号を送信する手段と、
前記制御装置に備えられ、前記加入者側装置毎に予め決められている最低保証帯域での送信を許可し、前記複数の加入者側装置の全体が送信に使用できる帯域から前記複数の加入者側装置の最低保証帯域の合計を差し引いた帯域である最大送信可能帯域の範囲内で、前記各加入者側装置がパケットの送信に使用できる帯域を最大化させるように、前記各加入者側装置に使用を許可する帯域を割り当てるための制御データを生成する手段と、
前記制御装置に備えられ、前記各加入者側装置に前記制御データを送信することよって、前記各加入者側装置が送信できる帯域を通知する手段と、
前記各加入者側装置に備えられ、前記制御装置によって通知された帯域でパケットを送信する手段とを有し、
前記制御データを生成する前記手段は、前記制御装置内に前記加入者側装置毎に用意された第1の情報保持手段及び第2の情報保持手段の複数の組と、前記制御装置内に前記複数の加入者側装置に共通に用意された第3の情報保持手段と、制御手段とを含み、前記第1、第2、及び第3の情報保持手段のそれぞれは、一定時間間隔で一定量のトークンを出力部から出力する機能と保持されているトークンが所定量を超過したときに、超過したトークン又は保持されているトークンをオーバーフロー用出力部から出力する機能を有し、
前記制御データを生成する前記手段において、
前記各組において、前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力され、
前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力され、
前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力させる動作がなされ、
前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力され、
前記制御手段が、前記第2の情報保持手段の出力部から出力されるトークンと前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンとに基づく前記制御データを、前記加入者側装置に送信する
ことを特徴とする動的帯域割当装置。 - 前記制御手段は、前記各加入者側装置からのパケットの送信に関するタイミングを生成するタイミング信号生成手段を含み、
前記制御データは、前記各加入者側装置からのパケットの送信タイミング及び送信時間に関する情報を含む
ことを特徴とする請求項17に記載の動的帯域割当装置。 - 前記制御手段が、前記各加入者側装置から送信されるパケットの重要度及び許容される遅延時間の少なくとも一方を判定する手段と、
前記制御手段が、前記判定されたパケットの重要度及び/又は許容される遅延時間に応じて、前記加入者側装置からのパケットの送信の優先度を決定する手段と
を有することを特徴とする請求項17又は18に記載の動的帯域割当装置。 - 前記制御手段が、前記各加入者側装置から送信されるパケットの重要度及びエラー訂正による復旧可能性の少なくとも1つを判定する手段と、
前記制御手段が、前記判定されたパケットの重要度が低い順又はエラー訂正による復旧可能性の高い順に、優先的に、前記第1、第2、及び第3の情報保持手段のオーバーフロー出力部からの情報の排出を実行する手段と
を有することを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の動的帯域割当装置。 - 前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力され、前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力され、前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされ、及び前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力される動作は、パケットの優先度に応じて異なる手段によって実行されることを特徴とする請求項17乃至20のいずれか1項に記載の動的帯域割当装置。
- 前記複数の加入者側装置のいずれかが送信するパケットが最低保証帯域よりも少ない帯域で送信されている場合、前記制御手段が、前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンを増加させることを特徴とする請求項17乃至21のいずれか1項に記載の動的帯域割当装置。
- 前記第2の情報保持手段で保持されるトークンがなくなった後に、前記制御手段が、前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークンを増加させることを特徴とする請求項22に記載の動的帯域割当装置。
- 前記各加入者と前記局側設備の管理者との間の契約及び前記加入者側装置を通過するパケットの重要度に応じて、前記制御手段が、前記第2の情報保持手段から前記第3の情報保持手段にトークンを移動させる帯域を設定することを特徴とする請求項22に記載の動的帯域割当装置。
- 前記制御データを生成する前記手段は、
一定時間間隔で一定量のトークンを出力部から出力する機能と保持されているトークンが所定量を超過したときに、超過したトークン又は保持されているトークンをオーバーフロー用出力部から出力する機能を有する、前記制御装置に備えられた第4の情報保持手段を含み、
前記制御データを生成する前記手段においては、
前記各組において、前記帯域要求信号に応じたトークンが前記第1の情報保持手段に入力され、
前記各組において、前記第1の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされ、出力されたトークンが前記第2の情報保持手段に入力され、
前記各組における前記第1の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第4の情報保持手段にトークンが出力され、
前記各組において、前記第2の情報保持手段の出力部から一定時間間隔で一定量ずつトークンを出力せるための動作がなされ、
前記各組における前記第2の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第3の情報保持手段にトークンが出力され、
前記第3の情報保持手段のオーバーフロー用出力部から前記第4の情報保持手段にトークンが出力され、
前記制御手段が、前記第2の情報保持手段の出力部から出力されるトークン、前記第3の情報保持手段の出力部から出力されるトークン、及び前記第4の情報保持手段の出力部から出力されるトークンとに基づく前記制御データを、前記加入者側装置に送信する
ことを特徴とする請求項17に記載の動的帯域割当装置。 - 複数の端末から各加入者側装置を介して局側設備にパケットを送信する際に、制御装置が前記各加入者側装置に情報の送信に使用できる帯域を割り当てるために使用される動的帯域割当装置であって、
前記各加入者側装置に備えられ、前記制御装置に対して、少なくとも1回、前記局側設備へのパケットの送信を行う際の帯域を要求する帯域要求信号を送信する手段と、
前記制御装置に備えられ、前記加入者側装置毎に予め決められている最低保証帯域での送信を許可し、前記複数の加入者側装置の全体が送信に使用できる帯域から前記複数の加入者側装置の最低保証帯域の合計を差し引いた帯域である最大送信可能帯域の範囲内で、前記各加入者側装置がパケットの送信に使用できる帯域を増加させるように、前記各加入者側装置に使用を許可する帯域を割り当てるための制御データを生成する手段と、
前記制御装置に備えられ、前記各加入者側装置に前記制御データを送信することよって、前記各加入者側装置が送信できる帯域を通知する手段と、
前記各加入者側装置に備えられ、前記制御装置によって許可された帯域でパケットを送信する手段とを有し、
前記複数の加入者側装置の中の第k(kは1以上N以下の整数、Nは3以上の整数)の加入者側装置が、
パケットを保持するキューと、
前記キューから出力されたパケットの送信用のチャネルとして第kチャネル及び第(k+1)チャネルとを有し、
第1乃至第(N−1)までの間の第kの加入者側装置は、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第kチャネル又は第(k+1)チャネルのいずれかに選択する手段を有し、
第Nの加入者側装置は、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第Nチャネル又は第1チャネルのいずれかに選択する手段を有する
ことを特徴とする動的帯域割当装置。 - 前記複数の加入者側装置の中の第k(kは1以上N以下の整数、Nは3以上の整数)の加入者側装置が、
パケットを保持するキューと、
前記キューから出力されたパケットの送信用のチャネルとして第kチャネル及び第(k+1)チャネルとを有し、
第1乃至第(N−1)までの間の第kの加入者側装置は、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第kチャネル又は第(k+1)チャネルのいずれかに選択する手段を有し、
第Nの加入者側装置は、前記制御データに基づいて、パケットを送信するチャネルを第Nチャネル又は第1チャネルのいずれかに選択する手段を有する
ことを特徴とする請求項17乃至25のいずれか1項に記載の動的帯域割当装置。 - 前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルによってパケットを送信した場合と、他方のチャネルによってパケットを送信した場合とで前記キューのキュー長の最大値を判定し、キュー長の最大値がより小さくなるように、パケット送信に使用される前記チャネルを切り換える手段を有することを特徴とする請求項26又は27に記載の動的帯域割当装置。
- 前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルによってパケットを送信した場合と、他方のチャネルによってパケットを送信した場合とで前記キュー内に残る最も古いパケットの入力時刻を判定し、この入力時刻が最新の時刻になるように、パケット送信に使用されるチャネルを切り換える手段を有することを特徴とする請求項26又は27に記載の動的帯域割当装置。
- 前記キュー長の最大値が同じと判定された場合、前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルによってパケットを送信した場合と、他方のチャネルによってパケットを送信した場合とで前記キュー内に残る最も古いパケットの入力時刻を判定し、この入力時刻が最新の時刻になるように、パケット送信に使用されるチャネルを切り換える手段を有することを特徴とする請求項26又は27に記載の動的帯域割当装置。
- 前記キュー長の最大値が同じ場合、前記第kの加入者側装置のデフォルトのチャネルでパケットを送信した場合と、他のチャネルでパケットを送信した場合とでキュー内に残る最も古いパケットの入力時刻を判定し、この入力時刻が最新の時刻になるように、パケット送信に使用されるチャネルを切り換える手段を有することを特徴とする請求項26又は27に記載の動的帯域割当装置。
- 前記各加入者側装置の各キューに到着したパケットの量を前記各加入者側装置間で比較し、最も多くのパケットが蓄積している加入者側装置からの送信を優先してチャネルの割当を行うことを特徴とする請求項26乃至31のいずれか1項に記載の動的帯域割当装置。
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