JP2009206351A - ウエハ搬送システム、および、ウエハ収納カセット - Google Patents
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Abstract
【課題】カセット内のウエハの状態を迅速に知ることができるウエハ搬送システム、および、ウエハ収納カセットを提供する。
【解決手段】複数のウエハを収納するカセットに読み出し書き込み可能なメモリを備えた無線タグを設け、カセットをウエハ搬送装置へ設置したときに、カセット内のウエハの有無を検出するセンサに電源が供給されて、無線タグにウエハの有無の情報が書き込まれ、ウエハ搬送装置に設けられた読み取り装置で、無線タグのメモリに記憶されたウエハに関する情報を読み出し、当該ウエハを搬送アームでカセットから取り出す構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】複数のウエハを収納するカセットに読み出し書き込み可能なメモリを備えた無線タグを設け、カセットをウエハ搬送装置へ設置したときに、カセット内のウエハの有無を検出するセンサに電源が供給されて、無線タグにウエハの有無の情報が書き込まれ、ウエハ搬送装置に設けられた読み取り装置で、無線タグのメモリに記憶されたウエハに関する情報を読み出し、当該ウエハを搬送アームでカセットから取り出す構成とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、半導体デバイスの製造装置や検査装置に接続して、半導体デバイスが形成されるウエハを製造装置や検査装置へ搬送するウエハ搬送システム、および、ウエハ収納カセットに関する。
半導体デバイスは円盤形状のウエハに微細加工を施すことによって製造される。このウエハは、複数枚がカセットと呼ばれる運搬用容器の中に収納され、カセットの内部と外部とが遮断されて、ウエハの汚れが防止される。ウエハに加工を施す製造装置や、仕上がりを検査する検査装置にウエハを搬送する場合、製造装置や検査装置にウエハ搬送装置が接続され、ウエハが外気に触れないようにして、カセットからウエハが取り出される。カセットには複数枚のウエハが横向きに並んでおり、搬送アームによってウエハが1枚ずつ搬送される。加工や検査が終了したウエハは、搬送アームによって、カセット内へ搬送され、収容される。このとき、加工検査済みウエハや、未処理ウエハが、カセットのどの位置にあるのかを知ることが必要である。ウエハ搬送装置にカセットを検出するセンサを設け、カセット内のウエハの位置を認識する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、ひとつのセンサで複数枚のウエハの位置を検出するので、ウエハの枚数が多い場合には検出に時間がかかるという問題があった。
本発明は、カセット内のウエハの状態を迅速に知ることができるウエハ搬送システム、および、ウエハ収納カセットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の実施態様は、複数のウエハを収納するカセットに読み出し書き込み可能なメモリを備えた無線タグを設け、カセットをウエハ搬送装置へ設置したときに、ウエハ搬送装置に設けられた読み取り装置により、無線タグのメモリに書き込まれたウエハの有無の情報を読み取り、当該ウエハを搬送アームでカセットから取り出す構成としたものである。
また、カセット内のウエハが載せられる棚段ごとにウエハの有無を検出するセンサを設け、カセットが搬送装置へ設置されるとセンサへ電源が供給されてウエハの有無を検知し、センサから制御回路を介して無線タグへウエハの有無の情報が書き込まれる構成としたものである。
本発明によれば、カセット内のウエハの状態を迅速に知ることができるウエハ搬送システム、および、ウエハ収納カセットを提供することができる。
以下、図面を用いて、本発明の一実施例を説明する。図1は、半導体デバイスの製造検査装置を含むシステムの一部の斜視図である。半導体デバイスの製造検査装置1のウエハが搬送される側に、ウエハ搬送装置2が接続され、その側面に、ウエハを収納するカセット4を設置するロードポート3a,3b,3cが設けられている。ウエハ搬送装置2にカセット4が設置されると、カセット4のボックスドアが開き、収納されたウエハがウエハ搬送装置2の搬送ロボット5の搬送アーム6によって、1枚ずつ製造検査装置1の内部へ搬送される。カセット4の内部からウエハ搬送装置2を経て製造検査装置1までの空間は、外気から遮断されており、ウエハへの異物等の付着を防ぐようになっている。
図2は、ウエハを収納するカセットの側面断面図であり、フロント・オープニング・タイプのカセットを示す。ボックスドア41は、カセット4がウエハ搬送装置へ設置されることで機械的に開閉され、ウエハ搬送装置の図1に示した搬送アーム6によって、ウエハが搬送される。カセット4には、ウエハを横向きに載せるための棚段42が複数個設けられ、各棚段42に1枚ずつウエハが載せられる。カセット4の各棚段42の一部に、センサ43が設けられ、電源が供給されたときに各棚段42ごとにウエハの有無を検出する。カセット4には、載置スイッチ46が設けられ、カセット4がウエハ搬送装置へ設置されたときに、各センサ43および制御回路44へ電源が供給される。各センサ43は制御回路44に接続され、ウエハの有無の情報が送られる。カセット4には、無線タグ45が設けられ、制御回路44からウエハの有無の情報などの書き込む情報が送られる。無線タグには、RFID(Radio Frequency Identification)を用いることができる。載置スイッチ46は、ウエハ搬送装置のキネマティック・カップリング・ピンに対応する位置に配置され、カセット4がウエハ搬送装置の正常な位置に置かれた時だけ押し込まれ、電源が供給されるようになっている。
図3は、本実施例におけるウエハの収納状態を無線タグへ書き込む処理の流れを示すフロー図である。カセット4がウエハ搬送装置へ設置されて載置スイッチ46が押し込まれると(ステップ301)、無線タグ書き込み用の制御回路44に電源が供給され(ステップ302)、センサ43にも電源が供給されて、カセット4内のウエハの収納状態を、センサ43から読み取る(ステップ303)。読み取った情報が、制御回路44によって、無線タグ45に書き込まれる(ステップ304)。全てのセンサ43について、無線タグ45への書き込みが終了したら、電源が遮断される(ステップ305)。ステップ301で、カセット4がウエハ搬送装置へ正常に設置されていない場合は、載置スイッチ46が押し込まれずに手順が終了し、そのエラー情報をウエハ搬送装置が表示するようにする。無線タグ45に書き込まれた情報は、ウエハ搬送装置によって読み出され、カセット4内のウエハが存在する棚段42からウエハが取り出される。
ウエハ搬送装置側に無線タグを読み書きする装置を設置して、無線タグに書き込まれたカセット内のウエハの収納状態を読み取るので、ステップ304のウエハの収納状態の書き込みが終了したら、ステップ305で、無線タグに情報を書き込む制御回路の電源を遮断することにより、ウエハ搬送装置側に設置された無線タグを読み書きする装置との電波干渉を防ぐことができる。
本実施例では、カセット4の棚段42ごとにウエハの有無を検出するセンサ43を設けたが、このセンサ43を省略し、カセット4にウエハを収納するときに、ウエハを収納する装置からカセット4の無線タグ45に対して、ウエハの有無の情報を書き込むようにしてもよい。また、ウエハ搬送装置がウエハをカセットへ収納するときには、ウエハの搬送アームに収納位置を指示するので、収納した棚段の位置や番号などの情報をウエハ搬送装置からカセットの無線タグへ書き込むようにすると、次の製造検査工程の装置で、ウエハの有無を読み出すことができる。
以上述べたように、本発明によれば、カセット内に収納された複数のウエハの棚段ごとの有無が無線タグに書き込まれるので、ウエハを搬送するウエハ搬送装置で無線タグの情報を読み取ることにより、迅速にウエハの取り出しが可能となる。
2…ウエハ搬送装置、4…カセット、41…ボックスドア、42…棚段、43…センサ、44…制御回路、45…無線タグ、46…載置スイッチ。
Claims (4)
- 半導体デバイスが形成されるウエハを製造検査装置へ搬送するウエハ搬送装置を有するウエハ搬送システムであって、
前記ウエハを複数収納するカセットをウエハ搬送装置へ設置したときに、前記カセットに設けられた読み出し書き込み可能なメモリを備えた無線タグに記憶された前記カセットの棚段ごとの前記ウエハの有無に関する情報を読み出す読み出し装置と、
前記ウエハの有無に関する情報に基づいて、前記カセットから前記ウエハを取り出す搬送アームとを備えたことを特徴とするウエハ搬送システム。 - 請求項1の記載において、前記カセット内の前記棚段ごとに前記ウエハの有無を検出するセンサと、該検出されたウエハの有無の情報を前記無線タグへ書き込む制御装置とに電源を供給することを特徴とするウエハ搬送システム。
- 請求項2の記載において、前記カセット内の前記棚段のすべてについて前記ウエハの有無を検出した場合は、前記電源の供給を遮断することを特徴とするウエハ搬送システム。
- ウエハを載置する棚段ごとに設けられた前記ウエハの有無を検出するセンサと、
該センサから送られた前記棚段ごとの前記ウエハの有無の情報を記憶する無線タグと、
該センサから送られた前記棚段ごとの前記ウエハの有無の情報を、前記無線タグへ書き込む制御回路と、
前記センサおよび前記制御回路へ電源を供給するスイッチとを備えたことを特徴とするウエハ収納カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008048336A JP2009206351A (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | ウエハ搬送システム、および、ウエハ収納カセット |
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Family
ID=41148317
Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013162048A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Disco Abrasive Syst Ltd | 板状物処理装置 |
JP2013214654A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Murata Mach Ltd | 搬送システム |
CN116130382A (zh) * | 2022-11-24 | 2023-05-16 | 上海积塔半导体有限公司 | 晶圆盒处理设备以及晶圆盒处理方法 |
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2008
- 2008-02-28 JP JP2008048336A patent/JP2009206351A/ja active Pending
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