JP2009200345A - 加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高速な転写を実現しつつ、パターン転写性及びモールド作成コストに優れた加工装置を提供することができる。
【解決手段】本発明の加工装置は、パターンが形成されたモールドを被転写体に塗布された被加工材料に押し付け、パターンを基板WFに転写する加工装置であって、モールドMLを傾斜させる傾斜機構と、傾斜したモールドMLを基板WFに近接させる移動機構と、傾斜したモールドMLの端部が基板WFに接触したとき、モールドMLが基板WFと平行になるようにモールドMLを回転させる回転機構と、回転機構によりモールドMLが回転する間、モールドMLの端部の位置が基板WFに対して動かないように制御する制御機構とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の加工装置は、パターンが形成されたモールドを被転写体に塗布された被加工材料に押し付け、パターンを基板WFに転写する加工装置であって、モールドMLを傾斜させる傾斜機構と、傾斜したモールドMLを基板WFに近接させる移動機構と、傾斜したモールドMLの端部が基板WFに接触したとき、モールドMLが基板WFと平行になるようにモールドMLを回転させる回転機構と、回転機構によりモールドMLが回転する間、モールドMLの端部の位置が基板WFに対して動かないように制御する制御機構とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は加工装置に係り、特に、原版となるモールドのパターンをウエハ等の基板に転写する加工装置に関する。
リソグラフィー技術を用いて微細な構造(電子回路、MEMS、グレーティングレンズなどのデバイス)を製造する際には、従来から、投影露光装置が用いられている。投影露光装置は、レチクル(マスク)に描画されたパターンを、レジスト(感光剤)を塗布した基板(シリコンやガラス)に縮小投影してパターンを転写する。投影露光装置は、非常に微細な構造を形成することができるが、非常に高価であり、手軽に利用できるものではない。
一方、非常に微細な構造を形成可能で、且つ、低コストのパターニング法であるナノインプリントが注目されている。ナノインプリントとは、電子ビーム露光等によって微細なパターンが形成されたモールド(雛型)を、レジストとしての樹脂材料を塗布したウエハに押し付ける(押印する)ことによって、レジスト上にパターンを写し取るものである。ナノインプリントは、モールドを準備すれば、モールドを樹脂材料に押し付ける押印機構があればよいため、微細加工を低コストで実現することができる。
現在、ナノインプリントは、10nm程度の微細な形状を転写することが可能であり、微細化については十分な性能を有する。ナノインプリントは、投影露光装置では採算が合わなかったために製造されなかった新しいデバイスへの適用が期待されており、特に、磁気記録媒体の微細な周期構造の形成手段として期待されている。
ナノインプリントにおいては、転写方法として、熱サイクル法や光硬化法(「UV硬化型」とも言われる)などが提案されている。熱サイクル法とは、加工対象の樹脂(熱可塑性材料)をガラス転移温度以上に加熱して(即ち、樹脂の流動性を高めて)モールドを押印し、冷却した後に離型する方法である。一方、光硬化法とは、紫外線硬化型の樹脂(UV硬化樹脂)を利用し、透明なモールドで押印した状態で感光及び硬化させてからモールドを剥離(離型)する方法である。
このうち光硬化法は、比較的容易に温度を制御することができるため、半導体素子の製造に適している。半導体素子の製造には、高精度な重ね合わせ精度(基板にパターンを幾つか重ね合わせる際の精度)が必要となる。光硬化法は、透明なモールド越しに基板上のアライメントマークを観察することができる。このように、アライメントの観点からも、光硬化法は半導体素子の製造に適している。一方、熱サイクル法は、加熱する工程を含むため、基板及びモールドの温度上昇によって熱膨張し、重ね合わせ精度を維持することが困難である。
また、半導体素子の製造に限らず、商品を大量に生産する生産現場では、製造装置の生産性も要求される。製造装置のコストが低くても、生産能力が低ければ、トータルの生産コストが低くならないからである。
現在、一般的に用いられている露光装置(ステッパー又はスキャナー)において、単位時間当たりに処理できるウエハの枚数(スループット)は、150枚程度である。このため、露光装置が1回の転写に要する時間は、1秒以下である。
上述のとおり、ナノインプリントの転写には、押印工程、硬化工程、及び、離型工程の三つの工程が含まれる。従って、ナノインプリントで露光装置と同等のスループットを実現しようとする場合には、上記三つの工程を1秒程度で行う必要がある。
特許文献1には、転写工程を高速に行うため、押印工程において、モールドを斜めにして基板に接触させ、その後、モールドを基板に平行にして押し付ける方法が提案されている。かかる方法によれば、滴下したUV硬化樹脂がパターン面全面に広がる工程を促進させることができるため、高速な転写が可能となる。
また、特許文献2には、モールドのパターン面を湾曲させ、硬化させながらモールドを基板上で転動させて転写を行う方法が提案されている。
特表2004−505439号公報
特開2005−268779号公報
しかしながら、特許文献1に示される押印動作を行う場合には、次のような問題が生じる。
図14(a)〜(c)は、特許文献1にも示される従来の加工装置における押印動作を示す概略図である。本図は、平面上にパターン形成されたモールドを用いて、平面の基板にパターン転写を行うときの押印動作を示している。
モールドの姿勢(傾斜)を調整するときの回転中心は、モールド1001のパターンが形成された面の中心1004である。図14(a)に示されるように、押印の初期状態(初期位置)では、基板1002とは非平行な状態で、UV硬化樹脂1003が滴下された基板1002に対して垂直にモールド1001を降下させる。
モールド1001がさらに降下すると、モールド1001の最も下がった点である端部1005(図14(b)中の左端下)が、最初に基板1002と接触する。さらに、押印動作(モールド下降動作)を続けていくと、最初に接触した接触線1005が基板1002上を擦りながら移動し、最終的には、基板1002とモールド1001の表面が平行になる(図14(c))。
この場合、上述のように、モールド1001の角部(端部1005)が基板1002上を擦るため、基板1002とモールドの角との擦れによってゴミが発生したり、モールドの角が破損してしまうという可能性がある。ゴミの発生やモールドの破損を防止するために、非常に低速で押印動作(モールドの下降動作)を行うということも考えられる。しかしその場合には、転写動作を高速に行うという目的を達成することができない。
一方、特許文献2に示されるように、湾曲したパターン面を基板上で転動させる方法では、基板上をモールドが擦れることがないため、ゴミの発生などの問題は生じない。しかし、湾曲した面上に転写パターンを形成しなくてはならないため、モールドの作成工程が複雑になり、モールド作成コストが増大してしまう。また、UV硬化樹脂が硬化していない状態において、硬化から離型までの一連の動作が、連続的に同じ位置で行われることになる。このため、転写性が著しく劣化してしまうという問題が生じる。
そこで、本発明は、高速な転写を実現しつつ、パターン転写性及びモールド作成コストに優れた加工装置を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての加工装置は、パターンが形成されたモールドを被転写体に塗布された被加工材料に押し付け、該パターンを該被転写体に転写する加工装置であって、前記モールドを傾斜させる傾斜機構と、傾斜した前記モールドを前記被転写体に近接させる移動機構と、傾斜した前記モールドの端部が前記被転写体に接触したとき、該モールドが前記被転写体と平行になるように該モールドを回転させる回転機構と、前記回転機構により前記モールドが回転する間、前記モールドの前記端部の位置が前記被転写体に対して動かないように制御する制御機構とを有する。
本発明のその他の特徴及び目的は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、高速な転写を実現しつつ、パターン転写性及びモールド作成コストに優れた加工装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
本実施例の加工装置は、パターンが形成されたモールド(原版)を被転写体(基板)に塗布された被加工材料に押し付け、パターンを被転写体に転写する加工装置である。本実施例の加工装置は、例えば、ナノインプリント技術を利用する加工装置であり、半導体やMEMS(Micro Electro−Mechanical Systems)などの微細加工を行うために適して用いられる。
図1は、本実施例の加工装置(インプリント装置)における押印動作を示す概要図である。図1(a)〜図1(c)は、それぞれ、(a)押印開始時、(b)接触時、(c)押印完了時、におけるモールドMLと基板WFの位置関係を示している。
図1(a)において、UVRは、基板WF上に滴下されたUV硬化樹脂である。UV硬化樹脂UVRを滴下した基板WFから離れた位置(下方)にモールドMLが位置している。このとき、モールドMLは、基板WFに対して所定の角度で傾斜している。モールドMLの下面には、微細なパターン(不図示)が形成されている。
モールドMLを基板WFに近づけていくと、図1(b)に示されるように、モールドMLは、モールドMLの端部(端点、端線)を接触点として、基板WFに接触する。この接触点(接触部)を回転中心(軸)として、モールドMLを右回りに回転させながら、モールドMLのパターン面を基板WFに平行にする。
図1(c)に示されるように、モールドMLが基板WFと平行になったとき、押印動作は完了する。
最初、モールドMLと基板WFの接触点(接触部)を中心としてモールドMLを回転させながら押印動作を行う。このため、図1(b)に示されるように、UV硬化樹脂UVRは、図中の右方向に徐々に広がっていく。同時に、樹脂中に混入している気泡は右方向に押し出される。このように、本実施例の加工装置では、一方向に向けてUV硬化樹脂UVRを広げていくため、樹脂の中に気泡が混入する可能性は低く、良好な転写パターンを短時間に得ることができる。
また、基板WFとモールドMLの接触点が回転中心となるため、両者が接触点で接触した後、この接触点が擦れることがない。このため、パーティクルの発生が低減され、歩留まり向上が期待できる。また、モールドが摩擦によって破壊する可能性も低減される。
次に、実施例1における加工装置(ナノインプリント装置)の構成を説明する。図2は、実施例1における加工装置の概略構成図である。本実施例の加工装置は、光硬化型のナノインプリント装置である。
本実施例のナノインプリント装置1では、三次元パターンが形成されたモールドMLが、UV硬化樹脂UVRを塗布した基板WFに押し付けられる。モールドMLを基板WFに押し付けた状態で紫外線を照射することにより、UV硬化樹脂UVRを硬化させる。UV硬化樹脂UVRが硬化した後、モールドMLを引き上げて基板WFから離すと、モールドMLに形成されていたパターンが基板WF上に転写される。
なお、本実施例では、基板WF上に複数のモールドパターンのショットを転写するステップアンドリピート方式の装置であり、基板WFとモールドML上のパターンの位置合わせを行う位置合わせ機構も有する。
本実施例のナノインプリント装置1の構成について、図2を参照して説明する。ナノインプリント装置1は、モールドMLを保持及び駆動するモールド駆動機構、及び、基板WFを保持及び駆動する基板駆動機構を備える。
モールド駆動機構は、モールドMLの姿勢(傾斜角)を調整する傾斜機構、及び、モールドMLをZ方向(上下方向)に移動させて基板WF(被転写体)にモールドMLを押し付ける(接触させる)移動機構を有する。
基板駆動機構は、被転写体としての基板WFを装置内で保持する機能、及び、位置決めなどに伴って基板WFを移動させる機能を有する。
ナノインプリント装置1には、上記機構以外に、UV硬化樹脂UVRを硬化させる紫外線を照射する照明光学系、基板WFとモールドMLの位置を精密に計測するための顕微鏡、及び、基板WF上にUV硬化樹脂UVRを塗布する塗布装置などが設けられている。
ナノインプリント装置1は、定盤上に構成されている。定盤上には、基板搬送機構が設置される。さらに、定盤上に設置されたフレームに、モールド駆動機構、顕微鏡、照明光学系、及び、塗布装置などが固定されている。
以下、本実施例のナノインプリント装置1における各部について、詳細に説明する。
100はモールドステージである。モールドステージ100は、モールドMLを保持し、モールドMLの姿勢(傾斜角)を変化させるために用いられる。モールドステージ100は、少なくとも、後述のモールドチルトステージ101を有する。
MLは、転写パターンの原盤であるモールドである。モールドMLは、その下面(基板WFとの対向面)において、微細な転写パターンが三次元的に形成されている。モールドMLに形成されたパターンは、例えば、幅50nm、深さ100nmの溝が複数形成されたラインアンドスペースパターンなどである。
モールドMLは、石英などの紫外線を透過する材質で構成されている。これは、モールドMLの裏面(パターンが形成された面とは反対側の面)から照射された紫外線がモールドMLを透過して、紫外線をUV硬化樹脂UVRに照射させるためである。
モールドMLは、モールドチルトステージ101(モールド保持手段)に保持されている。モールドチルトステージ101は、真空吸着、静電吸着、又は、機械的なクランプにより、モールドMLを保持する。モールドチルトステージ101は、後述するモールドZ駆動部103の下部に位置しており、モールドMLの姿勢(傾斜角)を図中のX軸、Y軸の回りの方向に自在に変えることが可能である。
モールドチルトステージ101には、その右側面において、モールド位置基準ミラー102が取り付けられている。モールド位置基準ミラー102は、レーザー測長器によってモールドMLの姿勢(傾斜角)を計測するための基準ミラーである。モールド位置基準ミラー102は、Z方向に離れた二箇所の位置を計測し、その差分からモールドチルトステージ101の姿勢(傾斜角)を検出する。このように、モールド位置基準ミラー102は、モールドMLの傾斜を計測する計測部として用いられる。
109はモールド計測用レーザー光である。モールド計測用レーザー光109は、不図示のレーザー測長器の計測光である。
103はモールドZ駆動部(移動機構)である。モールドZ駆動部103は、直動ガイド108によって保持されており、モールドステージ100をZ方向(上下方向)に移動させることができるように構成されている。モールドZ駆動部103は、その上部において、荷重センサ105を介してモールドZ駆動部104に連結されている。
モールドZ駆動部104は、モールドZ駆動部103と同様に、直動ガイド108によってフレームに保持されており、Z方向に移動可能に構成されている。また、モールドZ駆動部104は、Z方向以外の移動及び回転移動ができないように、剛に保持されている。モールドZ駆動部は、ボールナット(不図示)を介して、ボールネジ106に連結されている。
107はモーターである。モーター107は、ボールネジ106を回転することにより、モールドZ駆動部104、荷重センサ105、及び、モールドZ駆動部103をZ方向に移動させるように構成されている。このように、モールドZ駆動部103、モールドZ駆動部104、荷重センサ105、ボールネジ106、及び、モーター107は、傾斜したモールドMLを基板WFに近接させる移動機構として機能する。
荷重センサ105は、モールドZ駆動部103とモールドZ駆動部104の間に配置されていることにより、モールドMLにかかる荷重を検出することができる。
モールドZ駆動部103の内部には、照明光学系401が保持されている。照明光学系401は、その内部において、紫外線を発生する光源及びレンズ群を有し、光源から照射された紫外線をUV硬化樹脂UVRに照射する。紫外線からなる照明光は、照明光学系401から発して、モールドZ駆動部103に設けられた開口(不図示)を通じて、モールドMLの裏面(上面)からモールドMLを透過し、UV硬化樹脂UVRを硬化させる。
200はウエハステージである。ウエハステージ200は、被転写体である基板WFを装置内に保持し、XY方向に移動させるためのものである。基板WFは、ウエハチャック201に真空吸着により脱着可能に保持され、ウエハチャック201は、ウエハステージ本体202の上に取り付けられている。ウエハステージ200は、少なくとも、ウエハチャック201及びウエハステージ本体202を含む。
ウエハステージ本体202の上部には、ウエハチャック201以外に、モールド高さセンサ205が設けられている。また、ウエハステージ本体202の右側面には、ウエハ位置基準ミラー203が保持されている。204はウエハ計測用レーザー光である。ウエハ計測用レーザー光204は、レーザー測長器(不図示)の計測光である。ウエハ計測用レーザー光204により、ウエハ位置基準ミラー203の位置が計測される。このため、基板WFの位置を精密に検出することが可能となる。
302はフレームである。フレーム302は、定盤301上に固定されている。フレーム302は、上述のモールドZ駆動部103、104、顕微鏡601、及び、塗布装置501を保持し、ナノインプリント装置1の全体を支える役割を有する。
ナノインプリント装置1は、除振装置303を介して、床に設置されている。除振装置303は、ナノインプリント装置1の全体を支え、床に設置されることで、床からの振動を遮断し、振動による位置決めエラーを小さくする役割を有する。
次に、モールドチルトステージ101について詳細に説明する。図3は、本実施例の加工装置におけるモールドステージ周辺部の拡大図である。
図3に示されるように、モールドチルトステージ101は、モールドチャック111、モールドアクチュエータ112、及び、モールドステージ支持部113から構成されている。
モールドチャック111(傾斜機構)は、Y軸回りの方向に回転可能なように、ベアリング機構によってモールドステージ支持部113に支持されている。回転位置を制御するために、モールドアクチュエータ112(回転機構)は、モールドチャック111とモールドステージ支持部113の間に設置されている。モールドアクチュエータ112が伸縮することによって、モールドMLの姿勢をY軸回りに回転可能となっている。
図3から明らかなように、回転中心は、モールドのパターン面からZ方向に離れている。このため、モールドの姿勢によって、モールドパターン面の位置は、X方向にもずれることになる。しかし、この構成は、ベアリングを用いて容易に高い剛性を実現できるため、コスト的に優れている構成である。ここでは、Y軸回りの姿勢についてのみ記載しているが、X軸回りにも同様の構成とすることで、任意の姿勢を実現できる。
次に、加工装置(ナノインプリント装置1)の動作について、図2及び図3を参照しながら説明をする。
不図示のモールド搬送系によって、モールドMLが装置内に搬入され、モールドMLがモールドチャック111に装着される。モールドチャック111の表面(パターンが形成された面)の高さをウエハステージ200に搭載されたモールド高さセンサ205によって計測する。そして、モールドMLがXY平面に平行になるように、モールドMLの姿勢を調整する。
その後、被転写基板である基板WFを装置内に搬入し、基板WFをウエハチャック201に保持する。モールドMLと基板WFとの位置合わせを行う場合には、顕微鏡601によって基板WFの装置上の位置を計測し、ウエハステージの位置決め指令値を補正する。そして、塗布装置501によって基板WF上にUV硬化樹脂UVRを滴下し、転写位置へ基板WFを移動させる。
図4は、押印動作開始時におけるモールドステージの状態を示したものである。図4に示されるように、押印動作では、最初、モールドチャック111(傾斜機構)がモールドMLを傾斜させることにより、モールドMLの姿勢が傾けられる。その後、モールドZ駆動部103(移動機構)により、傾斜したモールドMLを基板WFに近接させる。本実施例では、移動機構としてのモーター107が、傾斜したモールドMLを下方へ駆動させる。モールドMLが傾斜した状態で基板WFと接触したとき、モールドアクチュエータ112(回転機構)は、モールドMLが基板WFの表面と平行になるようにモールドMLを回転させる。本実施例の加工装置は、モールドMLの端部と基板WFとの相対的な位置関係を一定に保つための制御機構を備える。
図13は、本実施例における加工装置の制御機構を示すブロック図である。図13に示されるように、モールドMLは移動機構及び回転機構により位置又は傾斜角が変化する。制御機構は、モールドMLの傾斜角を検出し、検出した傾斜角に基づいて、被転写体である基板WFの位置を変化させる。このような制御機構によれば、回転機構によりモールドMLが回転する間、モールドMLの端部の位置が基板WF(ウエハステージ200)に対して動かないように制御することが可能になる。
以下、押印動作について詳細に説明する。図5(A)乃至図5(E)は、本実施例の押印動作における状態を順に示したものである。
図5(A)は、押印開始前の状態(第1の状態)を示している。このとき、モールドMLは、基板WLの平面に対して角度θだけ傾いている。この第1の状態において、モールドMLに対してモーター107によりZ駆動が行われ、モールドMLを下降させていく。図5(B)は、モールドMLの下降中における第2の状態を示したものである。
モールドMLを下降させていくと、モールドMLの端部が基板WFに接触する。図5(C)は、モールドMLの端部が着地地点(接触点)において基板WFに接触している第3の状態を示している。
モールドMLの端部が基板WFに接触した時点で、回転機構を用いてモールドMLを回転させる。モールドアクチュエータ112(回転機構)は、接触点(線)を回転中心として、モールドMLが基板WFの表面に平行になるようにモールドMLを回転させ、モールドMLの姿勢を補正する。
ここで、モールドステージ100の回転中心と接触点(着地地点)の位置は一致していない。このため、モールドMLの姿勢変化に合わせて、ウエハステージ200を−X方向に移動させる必要がある。
具体的には、制御機構は、モールドMLの傾斜を計測するモールド位置基準ミラー102(計測部)、及び、不図示の駆動部を備える。駆動部は、計測部による計測結果に基づいて、ウエハステージ200(基板WL)を移動させる。
図5(D)は、その途中の第4の状態を示している。第4の状態では、角度θだけ傾いていたモールドMLの初期姿勢から角度αだけ回転している。このとき、ウエハステージ200(基板WF)はΔXαだけ移動している。UV硬化樹脂は、図中の左側から右側へ順時押し出されるように、モールドMLのパターン面に充填されていく。
図5(E)は、押印動作が完了した第5の状態を示している。この状態では、モールドMLと基板WFが平行になっており、UV硬化樹脂UVRは、モールドMLのパターン全面に充填されている。ウエハステージ200(基板WF)は、ΔXだけ移動している。
以上のとおり、移動機構によりZ方向にモールドMLを下降させながら、モールドMLの回転方向の姿勢(Y軸回り)とウエハステージ200(X方向)を協調して動作させる。このため、モールドMLと基板WFが最初に接触した接触点(線)を回転中心とした押印動作を実現できる。本実施例の構成によれば、押印の途上で、モールドMLと基板WFが擦れることが無いため、パーティクルの発生やモールドMLの破損を防ぐことが可能となる。
次に、押印時における各部の動作について、図6(A)及び図6(B)を参照しながら詳細に説明する。図6(A)及び図6(B)は、それぞれ、モールドの姿勢、モールドのZ位置、及び、ウエハステージのX位置についての変化を示している。
図6(A)は、押印動作における制御方法を説明する図である。図6(A)において、モールドMLが初期状態の位置を点線で表し、モールド接触した時点を実線で示している。初期状態において、モールドMLは、基板WFからZ0だけ離れた位置にある。また、モールドMLは、Z軸に対して、角度θだけ傾いている。モールドMLが基板WFに接触した後の姿勢変化量をαと定義する。
図6(B)は、押印動作における各軸の移動量(制御量)の一例を示すグラフである。モールドMLの姿勢は、接触前は角度θで一定であり、接触後、徐々に傾きが小さくなるように補正していく。モールドのZ位置は、接触前及び接触後のいずれにおいても、等速で下降していく。ウエハステージのX方向は、接触前は変化せず、接触後に変化を開始する。このとき、ウエハステージ200は、モールドのZ位置及びモールドの姿勢に応じて−X方向に移動する。
これらの3つの制御量は一意的に決まり、移動機構、回転機構、及び、駆動部により、それぞれ協調して駆動される。モールドMLのパターンと基板WF上に予め形成されたパターンとの重ね合せが必要な場合には、ウエハステージ200の位置は、押印終了時にアライメントが一致するようにウエハステージ200の初期位置が修正される。
ここでは、3つの制御量を移動機構、回転機構、及び、駆動部からなる駆動系によって制御する前提で説明を行った。ただし、これに限定されるものではない。例えば、後述の実施例3のように、モールドのZ駆動を行うことで、他の軸を自由に駆動できる状態としてもよい。
上述の制御により押印動作が完了すると、照明光学系401によって、照明光が照射され、UV硬化樹脂UVRを硬化させる。UV硬化樹脂UVRの硬化後は、モールドZ駆動部103(移動機構)の駆動により、モールドMLを基板WFから離型する。離型後は、モールドMLに形成されたパターンのレプリカパターンが基板WFの上に形成される。
以上で基板上の1ショット分の転写が完了する。一枚の基板上に複数の転写を行う場合には、ウエハステージ200を駆動し、次のショット位置へUV硬化樹脂を塗布し、上記の動作を繰り返し行うことで基板全面に転写を行うことができる。基板上に全ての転写を完了した場合には、基板を搬出し、次の転写基板を搬入し、上記と同様の動作を繰り返す。
次に、本発明の実施例2における加工装置について説明する。
図7は、実施例2における加工装置のモールドステージ周辺の拡大図である。図7に示される加工装置は、実施例1と同様のインプリント装置である。図7では、図3と同様に、モールドステージ周辺のみを示している。なお、実施例1と同様の機能を表す部材には、同一の符号を付しており、その説明を省略する。
実施例2において実施例1と異なる部分は、モールドMLが基板WFとほぼ同じ大きさであり、一回の転写動作で基板WFの全面にパターンを転写できるという点である。
モールドMLは、基板WFと全面を一括で転写できる大きさである。モールドMLの下面は、転写されるパターンが形成されており、裏面(上面)は、モールドチャック111によって保持されている。モールドチャック111は、真空吸着手段、静電吸着手段、メカニカルクランプなどの保持手段を備えている。
モールドチャック111(傾斜機構)は、ベアリング等の回転案内機構を介してモールドYステージ121に保持されている。モールドチャック111は、回転案内を軸として、Y軸回りの方向に回転可能となっている。
モールドYステージ121とモールドチャック111との間には、モールドアクチュエータ112(回転機構)が配置されている。モールドアクチュエータ112は、Z方向に伸縮するアクチュエータであり、モールドアクチュエータ112が伸縮することで、モールドチャック111がY軸回りの方向に姿勢を変えることができる。
モールドYステージ121は、モールドYガイド122を介して、モールドXステージ123に取り付けられている。モールドYガイド122は、直動ガイドである。モールドXステージ123は、モールドXガイド124を介して、モールドZ駆動部103に連結されている。
モールドXガイド124もモールドYガイド122と同様の直動ガイドであり、モールドXステージ123のX方向の移動の案内である。以上のとおり、モールドZ駆動部103の下部にXY方向とチルト方向のモールドステージが構成される。
実施例2における押印動作は、実施例1と同様である。初期状態では、モールドMLは、基板WFに対して傾斜した状態である。押印は、移動機構(モールドZ駆動部103)により、モールドMLを下降させることで開始する。モールドMLの端部(端点、端線)が基板WFに接触すると、モールドアクチュエータ112(回転機構)は、この接触点(線)を回転中心軸として、モールドMLが基板WFに平行になるように駆動する。同時に、モールドXステージ123(駆動部)は、接触点が動かないように、モールドMLをX方向に駆動する。
このように、本実施例では、モールドXステージ123とモールドアクチュエータ112が、モールドZ駆動量に応じてモールドMLを移動させながら押印動作を行う。
モールドのZ方向の駆動量、モールドXステージの移動量、モールドチルト移動量は、図6(B)に示されるグラフと同様である。同時に3つの制御量を制御することによって、モールドが最初に基板に接した点が擦れることが無い。このため、パーティクルの発生やモールドの破損を防ぐことができ、押印動作を安定して行うことが可能となる。
次に、本発明の実施例3における加工装置について説明する。
図8は、実施例3における加工装置のモールドステージ周辺の拡大図である。図8に示される加工装置は、実施例1と同様のインプリント装置である。図8では、図3と同様に、モールドステージ周辺のみを示している。なお、実施例1と同様の機能を表す部材には、同一の符号を付しており、その説明を省略する。
実施例1及び実施例2では、モールドZ駆動量、モールド回転駆動量、ウエハステージのXの移動量(もしくはモールドXステージの駆動量)の3つの量を同時に制御する必要がある。これに対し、実施例3では、モールドZ駆動量のみを駆動し、モールドMLの姿勢の変化を検知する。そして、モールドMLの姿勢変化に応じて、ウエハステージを駆動する。
加工装置全体の構成は、実施例1と同様であるが、モールドチルトステージ101の構成が実施例1とは異なる。具体的には、モールドチルトステージ101を構成するモールドアクチュエータ112の代わりに、スプリング141が設けられている。このため、本実施例のモールドステージは、定常状態では、ウエハステージの走り面(XY面)に対して、常に傾く構成となっている。
図8において、141はモールドチャック111(傾斜機構)とモールドステージ支持部113との間に設置されたスプリング(回転機構)である。モールドチャック111に外力がかからない状態では、スプリング141は伸びているため、モールドMLは傾く。本実施例では、モールドMLの姿勢制御機構(回転機構)にアクチュエータは存在しない。
押印時には、モールドMLが基盤WFに対して、傾いた状態で開始する。モールドZ駆動部103(移動機構)により、モールドMLがZ方向に駆動されていくと、モールドMLの端部(図中の左下の角)が基板WFに接触する。
端部が接触した後、さらにモールドがZ方向に駆動されると、接触点からの反力でモールドMLに回転モーメントが発生し、モールドMLが回転する。この状態を図9に示す。
モールドMLの傾きは、モールドの傾斜を計測する計測部によって計測されている。モールドMLが回転した場合には、その値に応じてウエハステージへ移動の指令を出す。ウエハステージの位置は、モールドの姿勢によって一意的に決められている。計測部によるモールドMLの傾斜計測結果に基づいて、駆動部がウエハステージを移動させる。
ウエハステージの位置は、モールドMLと基板WFが平行にある状態を0とし、モールドの傾きをβとしたとき、
X(β)=L−L×cos(β)+H×sin(β) ‥‥ (1)
で表される。式(1)において、X(β)は、ウエハステージの位置を表している。Lは、モールドステージの回転中心からモールドの角(接触点)までのX方向の距離、Hは、Z方向の距離である(図10を参照)。
X(β)=L−L×cos(β)+H×sin(β) ‥‥ (1)
で表される。式(1)において、X(β)は、ウエハステージの位置を表している。Lは、モールドステージの回転中心からモールドの角(接触点)までのX方向の距離、Hは、Z方向の距離である(図10を参照)。
初期状態では、モールドMLは、角度θだけ傾いている。このため、ウエハステージは、X(β)=L−L×cos(θ)+H×sin(θ)の位置に設定される。
上記の構成及び制御によれば、モールドZ駆動とウエハステージの駆動についての同期制御が不要となるため、システム構成が簡略化できるというメリットがある。さらに、モールドZ駆動量の初期位置から接触するまでの距離を正確に把握する必要が無く、シーケンスも簡略化できるため、装置の低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の実施例4における加工装置について説明する。
図11は、実施例4における加工装置のモールドステージ周辺の拡大図である。図11に示される加工装置は、実施例1と同様のインプリント装置である。図11では、図3と同様に、モールドステージ周辺のみを示している。なお、実施例1と同様の機能を表す部材には、同一の符号を付しており、その説明を省略する。
実施例4は、実施例1と比較して、モールドステージの構成が異なる。実施例1においては,モールドMLと基板WFとの初期接触点が相対的に不動となるように、モールドMLのZ位置、姿勢(Y軸回りの回転方向)とウエハステージの位置を協調して位置制御した。一方、本実施例では、モールドMLが傾斜した場合でも、モールドMLの端部(接触点)の絶対的な位置を不変にするモールドステージが用いられる。
図11に示されるように、本実施例のモールドチルトステージは、リンク機構を有するモールドチルトステージである。モールドステージ133は、図2に示されるモールドZ駆動部104(移動機構)に接続され、上下方向(Z方向)に移動可能である。
モールドステージ133の下部には、リンク機構を介してアーム132Lとアーム132Rが配置されている。他端は、リンク機構を介してモールドステージ131に接続されている。リンク機構は、図中Y軸回りに自由に回転可能なベアリング等で構成されており、Y軸回り以外の方向については高い剛性で保持されている。この構成によって、モールドステージ131は、Y軸回りに回転する構成となる。
モールドステージ131は、モールドMLを傾斜させてモールドMLを保持する保持機能を有する。モールドMLのパターン面の角(図中では左下の端部)は、モールドステージの回転中心に一致するように配置されている。モールドMLがXY平面と平行な姿勢にあるとき、アーム132Lの両端のリンク機構を結んだ直線とアーム132Rの両端のリンク機構を結んだ直線との交点がモールドMLのパターン面の角(端部)と一致する位置に、モールドMLは保持される。
次に、実施例4における押印動作について説明する。図12は、実施例4におけるモールドステージの初期状態を示す図である。
モールドステージ131(傾斜機構)の姿勢は、不図示のアクチュエータによって、傾斜している。この傾斜角を維持しながらモールドステージ131を下降させて、モールドMLと基板WFを接触させる。その後は、アーム132R、132L(回転機構)を用いてモールドMLを回転させることで、モールドMLと基板WFを平行にする。このような制御により、押印動作は実行される。
上記のように、本実施例では、アーム132R、132Lを用いることにより、モールドステージ131の回転中心をモールドMLのパターン面の初期設定点に一致させている。すなわち、本実施例では、アーム132R,132LがモールドMLの端部の位置を回転中心としてモールドMLを回転させる制御機構をも備える。
このため、ウエハステージ(基板WF)を押印時に移動させることなく、モールドMLと基板WFとの初期接地点を回転中心とした回転移動で平行合わせ(つまり押印動作)を行うことができる。その結果、基板WFとモールドMLが擦れることがないため、パーティクルの発生やモールドの破損を防止することが可能となる。
上記の実施例1乃至4によれば、ナノインプイリント装置において、転写性能が高く、パーティクルの発生を抑制しつつ、高速押印を実現することができ、生産性の高い微細加工装置を実現できる。
以上、本発明の実施例について具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において、適宜変更が可能である。
ML: モールド
WF: 基板
UVR: UV硬化樹脂
1: ナノインプリント装置
100: モールドステージ
101: モールドチルトステージ
102: モールド位置基準ミラー
103、104: モールドZ駆動部
105: 荷重センサ
106: ボールネジ
107: モーター
108: 直動ガイド
109: モールド計測用レーザー光
111: モールドチャック
112: モールドアクチュエータ
113: モールドステージ支持部
121: モールドYステージ
122: モールドYガイド
123: モールドXステージ
124: モールドXガイド
131、133: モールドステージ
132R、132L: アーム
200: ウエハステージ
201: ウエハチャック
202: ウエハステージ本体
203: ウエハ位置基準ミラー
204: ウエハ計測用レーザー光
205: モールド高さセンサ
301: 定盤
302: フレーム
303: 除振装置
401: 照明光学系
501: 塗布装置
601: 顕微鏡
1001: モールド
1002: 基板
1003: UV硬化樹脂
1004: 初期接触点
WF: 基板
UVR: UV硬化樹脂
1: ナノインプリント装置
100: モールドステージ
101: モールドチルトステージ
102: モールド位置基準ミラー
103、104: モールドZ駆動部
105: 荷重センサ
106: ボールネジ
107: モーター
108: 直動ガイド
109: モールド計測用レーザー光
111: モールドチャック
112: モールドアクチュエータ
113: モールドステージ支持部
121: モールドYステージ
122: モールドYガイド
123: モールドXステージ
124: モールドXガイド
131、133: モールドステージ
132R、132L: アーム
200: ウエハステージ
201: ウエハチャック
202: ウエハステージ本体
203: ウエハ位置基準ミラー
204: ウエハ計測用レーザー光
205: モールド高さセンサ
301: 定盤
302: フレーム
303: 除振装置
401: 照明光学系
501: 塗布装置
601: 顕微鏡
1001: モールド
1002: 基板
1003: UV硬化樹脂
1004: 初期接触点
Claims (3)
- パターンが形成されたモールドを被転写体に塗布された被加工材料に押し付け、該パターンを該被転写体に転写する加工装置であって、
前記モールドを傾斜させる傾斜機構と、
傾斜した前記モールドを前記被転写体に近接させる移動機構と、
傾斜した前記モールドの端部が前記被転写体に接触したとき、該モールドが前記被転写体と平行になるように該モールドを回転させる回転機構と、
前記回転機構により前記モールドが回転する間、前記モールドの前記端部の位置が前記被転写体に対して動かないように制御する制御機構と、を有することを特徴とする加工装置。 - 前記制御機構は、
前記モールドの傾斜を計測する計測部と、
前記計測部による計測結果に基づいて、前記被転写体を移動させる駆動部と、を有することを特徴とする請求項1記載の加工装置。 - 前記制御機構は、前記モールドの前記端部の位置を回転中心として該モールドを回転させることを特徴とする請求項1記載の加工装置。
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JP2008041856A JP2009200345A (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | 加工装置 |
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-
2008
- 2008-02-22 JP JP2008041856A patent/JP2009200345A/ja active Pending
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