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JP2009292438A - 自動車用内装部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載用スピーカ無し仕様の時、スピーカグリル裏面に目隠しシートを簡単かつ確実に固着でき、かつスピーカグリルの外観見栄えを高める。
【解決手段】ドアトリム本体20は、熱可塑性樹脂材料の射出成形体から構成され、多数のパンチング孔30aを開設してなり、裏面に格子状リブ31を配設したスピーカグリル30を備えており、格子状リブ31の一部に裏面から所定寸法突出させた突起(溶着部材)32を設定し、目隠しシート40のスリット41内に突起32を挿通させて、突起32先端を超音波溶着加工によりカシメ加工することで、スピーカグリル30の裏面に目隠しシート40を簡単かつ安定して取り付ける。従って、従来のように、粘着面がないため、ホコリ、チリ等が付着することがなく、衛生的であるとともに、見栄え上も好ましい。
【選択図】図4

Description

この発明は、多数のパンチング孔を開設してなり、裏面に多角形状リブを配設したスピーカグリルを備えたトリム本体を少なくとも一部に採用してなる自動車用内装部品に係り、特に、スピーカ無し仕様の時、スピーカグリル裏面に目隠しシートを確実かつ見栄え良く固着することができる自動車用内装部品に関する。
図8はドアパネルの室内面側に取り付けられる自動車用ドアトリム1を示す正面図であり、この自動車用ドアトリム1は、ベースとなる樹脂成形体からなるドアトリム本体2に各種機能部品を装着して構成されている。例えば、ドアトリム本体2の中接部フロント側には、インサイドハンドルユニット2aが取り付けられているとともに、ドアトリム本体2のほぼ中央に室内側に膨出するアームレスト2bが形成され、このアームレスト2bの上面にパワーウインドウスイッチユニット2cやプルハンドルユニット2dが取り付けられている。また、アームレスト2bの下方には、ポケット機能を有するポケット開口2eが開設され、ポケット開口2eの背面側にポケットバックカバー2fが取り付けられており、ポケット開口2eのフロント側には、スピーカグリル3がドアトリム本体2と一体に設けられている。このスピーカグリル3は、ドアトリム本体2を成形する成形金型にパンチングブロックを配設して、多数のパンチング孔3aを開設してなるとともに、スピーカグリル3の裏面には、成形性を確保し、かつ剛性を強化するために、多角形状リブ3bが所定パターン形状に配設されている(パンチング孔3a、多角形状リブ3bについては、図9乃至図11を参照)。
そして、仕様により、車載用スピーカの有無があり、車載用スピーカ4有り仕様では、図9に示すように、スピーカグリル3の背面側に車載用スピーカ4が取り付けられる。ここで、スピーカグリル3における多角形状リブ3bの周縁にサポートリブ3cが立設され、このサポートリブ3cの先端面にフレーム状のウレタンフォームからなるシールパッド4aが貼付され、車載用スピーカ4は、このシールパッド4aに密着シールされる。
また、廉価タイプの車両においては、車載用スピーカ4無し仕様の場合があり、スピーカグリル3を備えたドアトリム本体2を共用化するために、図10に示すように、スピーカグリル3の背面に不織布シート、発泡樹脂シート(ポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム)等の目隠しシート5を貼り付けて車体の目隠しをしているのが実情である。図11に示すように、スピーカグリル3との対向面に粘着剤5aを塗布した状態でサポートリブ3cの内周に沿って目隠しシート5の外形を沿わせるようにしてスピーカグリル3の裏面全体に目隠しシート5がゆきわたるように貼着している。尚、ドアトリムにスピーカグリルを一体化した従来例としては、特許文献1に示されている。
特開平08−118407号公報
このように、従来の自動車用ドアトリム1においては、車載用スピーカ4有り仕様の時には、スピーカグリル3の背面に車載用スピーカ4をサポートリブ3cに支持固定しているが、車載用スピーカ4無し仕様の時には、不織布や発泡樹脂シート等からなる目隠しシート5を粘着剤5aを介してスピーカグリル3の裏面に貼り付けているため、車載用スピーカ4無し仕様の時、スピーカグリル3のパンチング孔3aからホコリやチリ等が粘着面に付くため、ゴミが溜まり易く、また、粘着面がパンチング孔3aを通じて室内に目立つため、外観見栄えが好ましくないとともに、目隠しシート5の貼り付け作業が面倒であり、作業性の低下を招き、粘着剤5aの劣化等により剥がれ易く、長期に亘り目隠し機能を維持することが困難であるという問題点が指摘されている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、多数のパンチング孔を開設してなり、裏面に多角形状リブを配設したスピーカグリルを備えたトリム本体を採用した自動車用内装部品であって、車載用スピーカ無し仕様の時、目隠しシートを簡単かつ確実にスピーカグリル裏面側に固着することができ、ホコリやチリ等が付着することがなく衛生上好ましいとともに、粘着面が見えないため見栄え上も好ましく、剥がれにくく、かつ固着作業も簡単に行なえる等、実用価値の高い自動車用内装部品を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、熱可塑性樹脂材料を成形金型内に射出充填することにより、所要形状に成形してなるとともに、多数のパンチング孔を開設してなり、裏面に多角形状リブを配設したスピーカグリルを備えたトリム本体を一部に採用した自動車用内装部品において、前記スピーカグリルにおける多角形状リブの一部に、裏面側に向けて伸びる突起を突設し、上記突起を溶着加工によりカシメ接合することで、目隠しシートをスピーカグリルの裏面に固着したことを特徴とする。
ここで、自動車用内装部品としては、スピーカグリルを備えた内装部品として、自動車用ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、リヤサイドトリム等に適用でき、トリム本体としては、ドアトリム本体、リヤパーセルシェルフ本体、リヤサイドトリム本体等が適用できる。また、トリム本体としては、一体型構造のトリム本体を採用することもできるが、上下二分割構造等、分割構造のトリム本体を採用しても良い。そして、トリム本体は、熱可塑性樹脂材料を射出成形等により所要形状に成形されてなり、成形金型に配置したパンチングブロックにより、多数のパンチング孔が開設され、かつ裏面に多角形状リブが配設されてスピーカグリルが一体形成されている。
更に、車載用スピーカ無し仕様の時、目隠しシートが使用されるが、目隠しシートの固着手段として、スピーカグリル裏面に配設される多角形状リブのうち、一部に突起が設けられている。この突起としては、目隠しシートの厚みとカシメ加工時におけるカシメシロを見込んだ寸法に設定されており、通常の多角形状リブの基準面より3〜5mm長寸に設定されている。この突起の形状としては、任意に選択して良く、丸ボス形状、角ボス形状、あるいは多角形状リブの形状に促した三角形状リブ、四角形状リブ、六角形状リブ等の多角形状リブやボス形状とリブ形状を複合させたものでも良い。
次に、車載用スピーカ無し仕様の時には、目隠しシートは不織布シートやポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム等の発泡樹脂シートを使用でき、溶着用の突起を挿入するためのスリット、あるいは細孔が開設されている。従って、目隠しシートをスピーカグリル裏面に固着するには、目隠しシートをスピーカグリルの裏面に重ね合わせ、突起を目隠しシートのスリット、あるいは細孔内に挿通させ、突起の先端を露出させた後、超音波溶着加工等によりカシメ接合することにより、簡単かつ確実に目隠しシートをスピーカグリル裏面に固着することができる。
この時、突起を丸ボス形状に設定するとともに、目隠しシートにほぼ同径の丸孔に対応して開設すれば、目隠しシートの溶着加工時に溶融樹脂がスリットや細孔を通して漏出するのを規制することができる。更に、トリム本体と目隠しシートとを同系統の素材で構成すれば、溶着加工時において、双方の相溶性により、カシメ接合部分の溶着強度を強化できる。
以上の構成から明らかなように、車載用スピーカ無し仕様の時、スピーカグリル背面に目隠しシートを重ねて多角形状リブの一部に設けた突起を溶着部材として目隠しシートを溶着接合するというものであるから、従来の粘着剤を使用しないため、見栄え上好ましいとともに、ホコリ、チリ等が付着しないため、汚れが目立ちにくく、外観見栄えが好ましい。また、目隠しシートの固着作業については、溶着加工を施せば良いため、面倒な粘着剤による固着作業に比べ作業性も改善でき、しかも長期に亘り固定強度も安定している。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、その一部を構成するトリム本体は、多数のパンチング孔を開設してなり、裏面に多角形状リブを配設したスピーカグリルを備えており、多角形状リブの一部に裏面側に突出する突起を設けており、車載用スピーカ無し仕様の時には、この突起を溶着部材として目隠しシートにカシメ接合することで、簡単に目隠しシートを固着することができ、作業性が向上するとともに、長期に亘り良好な取付強度を確保することができる。また、粘着面がないことから、ホコリやチリ等が付着することがなく、衛生的でかつ外観見栄えにも優れるという種々の効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品の好適な実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
図1乃至図7は本発明の一実施例を示すもので、図1は本発明を適用した自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同ドアトリムにおけるスピーカグリルに目隠しシートを固着する形態を示す説明図、図3は同ドアトリムにおけるスピーカグリルの構成を示す断面図、図4は同ドアトリムにおけるスピーカグリルを裏面側から見た斜視図、図5は同スピーカグリルに目隠しシートを固着する形態を示す説明図、図6はスピーカグリルの変形例を示す説明図、図7は車載用スピーカ有り仕様を示す断面図である。
図1において、自動車用ドアトリム10は、ベースとしてのドアトリム本体20に各種機能部品を装着して構成されている。例えば、ドアトリム本体20における中接部のフロント寄りにインサイドハンドルユニット21が取り付けられているとともに、ドアトリム本体20の正面ほぼ中央には、室内側に膨出状に形成され、乗員が肘を掛けて休めるアームレスト22が設けられており、このアームレスト22の上面には、パワーウインドウスイッチ、ドアロックスイッチ等、スイッチ群を備えたスイッチユニット23及びプルハンドルユニット24が取着されている。更に、アームレスト22の下方には、ポケット開口25が開設され、ポケット開口25の背面側に樹脂成形体からなるポケットバックカバー26が取り付けられ、備品を収容できるドアポケットが形成され、ポケット開口25のフロント側にドアトリム本体20と一体にスピーカグリル30が形成されている。
上記ドアトリム本体20は、熱可塑性樹脂材料を成形金型内に射出充填して、所望の曲面形状に成形されている。また、図示はしないが、成形金型内にパンチングブロックを配置することで多数のパンチング孔30aを備えたスピーカグリル30が一体に形成されている。上記スピーカグリル30は、図2に示すように、本実施例では、スピーカグリル30への樹脂の供給路として、また、剛性を強化する補強部として、格子状リブ31が設けられている。そして、本発明に係るドアトリム10においては、このスピーカグリル30における格子状リブ31の裏面側4箇所に突起32が設けられている。尚、格子状リブ31の形状を任意に変更しても良く、その場合は、三角形状リブや六角形状リブ等の多角形状リブが使用される。
この突起32は、この実施例では、格子状リブ31の交差部分において丸ボス32aの外表面に四方に伸びる外周リブ32bを一体化した形状であり、他の部分に比べ4mm高く設定されているが、超音波加工時に機能するならば、突起32の形状や寸法を限定するものではない。また、リブ形状が三角形や六角形の場合には突起32の形状もそれに追随する。
次に、参考までに、ドアトリム本体20の成形形態について説明する。使用する熱可塑性樹脂材料としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等があり、射出成形金型内に熱可塑性樹脂材料を射出充填することで所要形状に成形される。また、本発明に係る自動車用ドアトリム10は、車載用スピーカ有り仕様と無し仕様の双方に共用化することができる。
図2乃至図6は廉価タイプで車載用スピーカ無し仕様の場合、図7は車載用スピーカ有り仕様の場合をそれぞれ示している。そして、本発明の特徴は、車載用スピーカ無し仕様において、目隠しシート40を簡単かつ見栄え良く固着できることを特徴としている。
そのために、上述したように、スピーカグリル30の裏面に配設される格子状リブ31のうち、所定寸法裏面側に突出する突起32が4箇所に形成されており、この突起32に対応するように、目隠しシート40についても、スリット41が開設されている。尚、本実施例では、突起32の構成が丸ボス32aと外周リブ32bとから構成されているため、十字形状のスリット41を使用したが、十字形状の細孔を使用することもできる。この目隠しシート40としては、不織布シート、発泡樹脂シート(ポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム)等が使用でき、スピーカグリル30の裏面周縁に沿って、車載用スピーカ60をシールするシールパッドを支持するためのサポートリブ33がフレーム状に突設形成されているが、図3,図4に示すように、このサポートリブ33の内周面に沿って嵌まり込むように目隠しシート40をスピーカグリル30の裏面に重ね合わせ、格子状リブ31の突起32を目隠しシート40のスリット41内に差し込んで、突起32の先端をカシメ加工(カシメ加工部をaで示す)することで、簡単かつ確実に目隠しシート40の固着作業を完了させることができる。
図2及び図5に基き目隠しシート40の固着作業について具体的に説明する。まず、図2に示すように、ドアトリム本体20裏面を上面に向けてスピーカグリル30の裏面に対して目隠しシート40を取付位置にセットするが、スピーカグリル30周縁のサポートリブ33に沿って目隠しシート40の外周縁が一致するように位置決めする。この時、スピーカグリル30の突起32を目隠しシート40のスリット41内に差し込むことで、目隠しシート40を適正位置に迅速に位置決めすることができる。その後、図5(a)に示すように、超音波加工治具50上にセットして、超音波ホーン51を突起32の先端に押し付けて、超音波加工を施すことで、図5(b)に示すように、突起32の先端にカシメ加工部aを形成することにより、簡単かつ確実に目隠しシート40をスピーカグリル30の裏面に固着することができる。従って、従来のように、粘着剤を使用しないため、ホコリ、チリ等が付着することがなく、衛生的であり、かつ外観見栄え上も好ましく、位置決めも簡単に行なえ、固着作業性が優れるという種々の利点を備えている。
加えて、格子状リブ31から更に突出させた突起32を溶着させたので、スピーカグリル30の表面まで距離があるため、溶融樹脂が表面側まで漏れにくいとともに、スピーカグリル30の表面に影響が出にくい。
そして、図6は、本発明の変形例を示すもので、図面において、スピーカグリル30の格子状リブ31のうち、4箇所に丸ボス32aだけで構成した突起32が裏面側に向けて設けられている。また、目隠しシート40は、丸ボス32aの径とほぼ同径の丸孔42が開設されている。従って、スピーカグリル30の裏面に目隠しシート40を重ね合わせ、丸ボス32aを丸孔42内に挿通させ、丸ボス32aの先端を超音波溶着加工によりカシメ接合する際、丸ボス32aと丸孔42とのシール性により、溶融樹脂が表面側に漏出することがなく、カシメ加工精度をより向上させることができる。更に、図示はしないが、ドアトリム本体20と目隠しシート40との素材について、同系統の樹脂材料を使用すれば、樹脂の相溶性によりカシメ接合部分のカシメ強度を強化することができる。
次に、参考までに、車載用スピーカ有り仕様について、図7を基に説明する。車載用スピーカ60は、スピーカグリル30の背面側に内蔵され、スピーカグリル30の裏面周縁に立設されたサポートリブ33の先端面にウレタンフォーム等からなるシールパッド61を貼着し、このシールパッド61により車載用スピーカ60の表面周縁がシールされる。また、この車載用スピーカ有り仕様の時、突起32は車載用スピーカ60と干渉しないことが条件となり、突起32の寸法は、目隠しシート40の厚みとカシメ加工時におけるカシメシロを見込んだ寸法であるが、車載用スピーカ60を使用した際には、それとの干渉を避ける寸法(3〜5mm程度)に調整されている。
以上説明した実施例は、ドアトリム10におけるドアトリム本体20にスピーカグリル30を適用した構造であるが、リヤパーセルシェルフ、リヤサイドトリム等、スピーカグリルを備えた内装部品全般に適用することができる。また、実施例では、スピーカグリル30裏面の多角形状リブとして格子状リブ31を採用したが、三角形、六角形のようなパターン形状に変更することもできる。更に、溶着部材としての突起32の形状についても、パンチング押し出し用の丸ボス32aのみでも可能であり、また、丸ボス32aを省いたプレート状のリブ形状でも対応できる。尚、木質芯材のトリム本体に射出成形してなるスピーカグリルを取り付ける等、トリム本体とスピーカグリルを別体構成としても良い。
本発明に係る自動車用内装部品の一実施例を示す自動車用ドアトリムを示す正面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムにおけるスピーカグリル裏面側に目隠しシートを固着する形態を示す説明図である。 図1中III −III 線断面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムにおけるスピーカグリルを裏面側から見た斜視図である。 図1に示す自動車用ドアトリムにおけるスピーカグリル裏面に目隠しシートを重ね合わせ、溶着加工する形態を示す説明図である。 本発明に係る自動車用内装部品の変形例におけるスピーカグリルと目隠しシートとの関係を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムに車載用スピーカを設置する仕様を示す断面図である。 従来のドアトリムを示す正面図である。 従来のスピーカ有り仕様の構成を示す断面図である。 従来のスピーカ無し仕様の構成を示す断面図である。 従来のスピーカ無し仕様におけるスピーカグリルに目隠しシートを貼り付ける状態を示す説明図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリム本体
21 インサイドハンドルユニット
22 アームレスト
23 スイッチユニット
24 プルハンドルユニット
25 ポケット開口
26 ポケットバックカバー
30 スピーカグリル
30a パンチング孔
31 格子状リブ
32 突起(溶着部材)
32a 丸ボス
32b 外周リブ
33 サポートリブ
40 目隠しシート
41 スリット
42 丸孔
50 超音波加工治具
51 超音波ホーン
60 車載用スピーカ
61 シールパッド
a カシメ加工部

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂材料を成形金型内に射出充填することにより、所要形状に成形してなるとともに、多数のパンチング孔(30a)を開設してなり、裏面に多角形状リブ(31)を配設したスピーカグリル(30)を備えたトリム本体(20)を一部に採用した自動車用内装部品(10)において、
    前記スピーカグリル(30)における多角形状リブ(31)の一部に、裏面側に向けて伸びる突起(32)を突設し、上記突起(32)を溶着加工によりカシメ接合することで、目隠しシート(40)をスピーカグリル(30)の裏面に固着したことを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記突起(32)は、丸ボス(32a)のみで形成されているとともに、目隠しシート(40)には、対応する丸孔(42)が開設され、突起(32)の溶着加工時において、溶融樹脂の漏出が規制されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
  3. 前記トリム本体(20)と目隠しシート(40)とは、同系統の熱可塑性樹脂材料を素材としており、突起(32)と目隠しシート(40)との溶着加工時には、相溶性によりカシメ強度が強化されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用内装部品。
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