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JP2009290790A - 映像送信装置および映像送信方法 - Google Patents

映像送信装置および映像送信方法 Download PDF

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JP2009290790A JP2008143732A JP2008143732A JP2009290790A JP 2009290790 A JP2009290790 A JP 2009290790A JP 2008143732 A JP2008143732 A JP 2008143732A JP 2008143732 A JP2008143732 A JP 2008143732A JP 2009290790 A JP2009290790 A JP 2009290790A
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Daisuke Hayashi
大介 林
Hiromasa Hoshino
弘雅 星野
Tadataka Ueda
恭敬 上田
Seiji Hotta
誠司 堀田
Masanori Miko
正則 三皷
Toshinari Suma
俊成 須間
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Abstract

【課題】放送業務用カメラ等で撮像したAVデータをネットワーク経由で伝送する際、通信状況によってビットレートを変更しながら伝送する仕組みを用いた場合、通信状況によっては画質が劣化してしまい、放送業務用としては価値の低いデータとなってしまう可能性があった。
【解決部】映像を、伝送路を通じてサーバへ送信する映像送信装置であって、伝送路の通信状況を検出する通信状況検出部と、通信状況に応じて映像のビットレートを変換して送信する送信部と、映像の変換後のビットレートが閾値以下となる区間を示す情報を記載したプレイリストを作成するプレイリスト作成部と、映像・音声データを記録するための記録メディアと、プレイリストおよび映像・音声データを記録するための記録部とを備え、記録部への記録終了後、前記区間に該当する記録部内の映像・音声データとプレイリストとを再送信する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送業務用ビデオカメラ等のような高品質の映像・音声データを記録する装置に関し、特に、報道番組などの速報性を要する放送用映像データを記録しながら、同じ内容の映像・音声データをネットワーク経由で遠隔地にある編集装置にリアルタイム送信する放送業務用ビデオカメラ等の記録装置に関する。
近年、携帯電話やWiMAXといった無線ネットワーク技術が急速に普及している。このような無線ネットワークを使用して、ビデオカメラで撮影した映像・音声データを遠隔地にリアルタイムで伝送するようなシステムが考案されている。
そんな中、ネットワークの伝送状態の悪化等の要因で低ビットレートでの伝送を余儀なくされた場合、MPEG方式の動画像の特定のピクチャを間引いて低ビットレートで伝送し、のちにネットワークの伝送状態が回復した時に、その低ビットレート伝送要因により送信できなかった間引いたピクチャの映像・音声データを送信するというような技術が公開されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−274443号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、間引いたピクチャの送信後に受信側で既送信済データとの結合処理を行う必要があった。また、伝送状態の急激な悪化により、一時的に完全にデータ伝送ができないような状況に陥った場合、その区間を復旧するための再送信を行う手段も、すでに受信したピクチャとのちに受信した間引きピクチャとを受信側で結合する手段も記載されていない。
従って、本発明は、上記課題に鑑み、伝送状態の急激な悪化によりデータの送信が途切れた場合であっても、受信側で途切れなく映像データを再生できるとともに、伝送状態が一定の基準より悪いときでも基準を満たす画質で映像データを再生することができる映像送信装置および映像送信方法を提供することを目的とする。
本発明の映像送信装置は、上記目的を達成するために、取得した映像を記録媒体に記録するとともに、伝送路を介して受信装置へ送信する映像送信装置であって、映像データを取得する映像データ取得部と、取得した前記映像データを、第1映像データと、前記第1映像データよりも画質の高い第2映像データとに変換する映像データ変換部と、前記第1映像データを、伝送路を介して前記受信装置へ送信する第1映像データ送信部と、前記第1映像データの前記送信と並行して、前記第2映像データを記録媒体に記録する映像データ記録部と、前記第1映像データ中の1つの部分区間を特定する特定部と、前記第2映像データ中の、前記特定部によって特定された前記部分区間に対応する部分区間の映像データを、1つのファイルとして前記受信装置に送信する第2映像データ送信部と、前記第1映像データを再生する場合、前記第1映像データの中で特定された前記部分区間では前記第2映像データの前記ファイルを再生すべきことを示す再生順序情報を生成する再生順序情報生成部と、生成した前記再生順序情報を前記受信装置に送信する再生順序情報送信部とを備える。
また、本発明の映像送信装置は、前記伝送路の通信状況を示す伝送ビットレートを検出し、検出された伝送ビットレートから、前記部分区間を特定するための閾値を動的に決定する通信状況検出部を備え、前記特定部は、前記伝送路の伝送ビットレートが前記通信状況検出部によって決定された前記閾値を下回った時点を前記部分区間の始点と特定し、前記伝送ビットレートが前記閾値以上となった時点を前記部分区間の終点と特定するとしてもよい。
なお、本発明は、装置として実現できるだけでなく、その装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現したり、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体として実現したり、そのプログラムを示す情報、データ又は信号として実現したりすることもできる。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネット等の通信ネットワークを介して配信してもよい。
本発明の映像送信装置によれば、記録メディアへの記録と並行して、リアルタイムで映像・音声データを伝送する無線ネットワークの伝送ビットレートが、伝送される映像・音声データに要求される画質を最低限保証できる値を下回る区間では、高画質の状態で記録メディアに記録してある当該区間の映像・音声データを区間ごとにファイルの形式で再送信する。併せて、当該区間では、サーバがリアルタイムで受信した映像・音声データから、当該区間に対応する再送信ファイルに切り替えて再生するようプレイリストを送信する。したがって、映像送信装置によって撮像された映像・音声データを受信するサーバ側では、無線ネットワークの通信状態が悪い区間において、リアルタイムで受信した映像・音声データの間に再送信により受信した映像・音声データを組み込む作業を必要とせず、単純にプレイリストに従って再生するファイルを切り替えればよいので、サーバの負荷も少なくて済み、その分、タイムロスすることなく高画質の映像・音声データを再生することができるという効果がある。
特に、報道番組などの速報性を要する放送用映像データを記録メディアに記録しながら、同じ内容の映像・音声データをネットワーク経由で遠隔地にある編集装置にリアルタイム送信する放送業務用ビデオカメラ等のような高品質の映像・音声データを記録する映像送信装置では、高い効果を奏することができ、非常に有用である。
さらに、ネットワークの伝送状態の悪化等の要因で高品質の映像・音声データの伝送が完全に途切れた場合にも、所定の映像・音声データを再送信することで、受信側では受信した映像データの結合等の特別な処理を行うことなくあらかじめ定められた基準値以上の画質で映像・音声データを容易に閲覧することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の映像送信装置を含む映像送信システムの構成およびデータの流れを示すブロック図である。同図に示すように、映像送信システムは、ネットワークを介して互いに接続されるカメラ101とサーバ102とを備える。カメラ101は、撮影することにより得られた映像データを内蔵の記録媒体に高画質で記録しながら、並行してサーバ102にリアルタイム送信するカメラ101であって、送信機103、撮像部111、第1記録部112、第1記録メディア113、リスト作成部116およびリスト解釈部301を備える。送信機103は、通信状況検出部115および送信部114を備える。第1記録部112は記録符号化部117を備え、送信部114は送信符号化部118を備える。
カメラ101は、撮像部111を用いて被写体を撮影し、撮影によってえられた高画質な映像・音声データを、第1記録部112により、第1記録メディア113に記録する。なお、記録符号化部117は、撮像部111によって得られた映像・音声データを圧縮符号化およびファイル化して記録する機能を有する。ここで、撮像部111は、「映像データを取得する映像データ取得部」の一例である。第1記録部112は、「前記第1映像データの前記送信と並行して、前記第2映像データを記録媒体に記録する映像データ記録部」の一例である。
一方、これと並行して、カメラ101は、撮像部111によって撮影された映像・音声データを送信部114に転送し、送信部114を用いて無線ネットワークに送信する。送信部114は、圧縮符号化を行って無線ネットワークに送信する送信符号化部118を有する。記録符号化部117及び送信符号化部118は、「取得した前記映像データを、第1映像データと、前記第1映像データよりも画質の高い第2映像データとに変換する映像データ変換部」の一例であり、送信部114は、「前記第1映像データを、伝送路を介して前記受信装置へ送信する第1映像データ送信部」、「前記第2映像データ中の、前記特定部によって特定された前記部分区間に対応する部分区間の映像データを、1つのファイルとして前記受信装置に送信する第2映像データ送信部」および「生成した前記再生順序情報を前記受信装置に送信する再生順序情報送信部」の一例である。また、通信状況検出部115およびリスト作成部116は、「前記伝送路の通信状況を示す伝送ビットレートを検出し、検出された伝送ビットレートから、前記部分区間を特定するための閾値を動的に決定する通信状況検出部」及び「前記伝送路の伝送ビットレートが前記通信状況検出部によって決定された前記閾値を下回った時点を前記部分区間の始点と特定し、前記伝送ビットレートが前記閾値以上となった時点を前記部分区間の終点と特定する前記特定部」の一例である。送信部114ではリアルタイムでの伝送が求められるため、送信符号化部118は、リアルタイムにビットレートを変更して圧縮符号化を行う機能を有する。
通信状況検出部115は、無線ネットワークの通信状況(伝送ビットレート)を検出し、検出した通信状況を例えば、ビットレートで表して送信部114およびリスト作成部116に通知する。
送信部114内の送信符号化部118は、圧縮符号化を行う際、撮像部111から送られてきた映像・音声データを、通信状況検出部115から通知される通信状況に応じて、最適なビットレートで圧縮符号化を行い、無線ネットワークに送信する。
リスト作成部116は、通信状況検出部115から通知される通信状況を参照し、所定の手順でプレイリストを生成する。リスト作成部116の詳細制御については後述する。リスト作成部116は、「前記第1映像データ中の1つの部分区間を特定する特定部」と「前記第1映像データを再生する場合、前記第1映像データの中で特定された前記部分区間では前記第2映像データの前記ファイルを再生すべきことを示す再生順序情報を生成する再生順序情報生成部」との一例である。
サーバ102は、放送局においてカメラ101の記録メディアに収録された報道番組などの映像・音声データの編集を行うための装置であって、受信機104、受信部121、第2記録部122、第2記録メディア123、表示部124および再生部311を備える。これによりサーバ102のオペレータは、カメラ101からリアルタイムで送られてくる映像・音声データを見ながら、高画質の放送番組に使用できるシーンをいち早く判断することができ、カメラ101の第1記録メディア113に格納された高画質の映像・音声データを入手した後、手早く編集して放送用の映像・音声データを作成することができる。
受信機104は、カメラ101からの符号化映像・音声データを受信する。
受信部121は、受信機104で受信された映像・音声データを復調および復号化する。受信部121は、内部にリアルタイムにビットレートを変更して符号化映像・音声データを復号化する復号化部119を備える。受信部121は、復号化部119によって復号化された映像・音声データを第2記録部122と表示部124とに出力する。第2記録部122は、受信部121からの映像・音声データを第2記録メディア123に記録する。この際に、第2記録部122は、映像・音声データを第2記録メディア123に記録するために、符号化し直すとしても良い。また、第2記録部122による第2記録メディア123への記録と並行して、表示部124は、復号化部119で復調および復号化された映像・音声データをモニタに表示する。
無線ネットワークの通信状態が最低限の画質を維持できる状態にあるときの各処理部の動作は上記の通りである。
次に、リスト作成部116の詳細な制御方法を、図2を用いて説明する。
図2は、通信状況検出部115で検出される通信状況(ビットレート)の変化と、通信状況に応じた映像・音声データの再生方法を示すプレイリストとの一例を示す図である。
ここでは時刻t1から第1記録メディア113への映像・音声データの記録が開始され、時刻t6で記録を終了したとする。つまり、時刻t1から時刻t6の区間の映像・音声データを、高画質での再生が可能なビットレートに記録符号化部117にて圧縮符号化し、第1記録メディア113にファイル化して記録する。そして、同時にこの区間の映像・音声データを通信状況に応じたビットレートに送信符号化部118にて圧縮符号化し、無線ネットワークに送信する。
この時、通信状況検出部115では、無線ネットワークの通信状況(伝送ビットレート)を取得し、取得した通信状況をリスト作成部116に通知する。リスト作成部116では、通信状況検出部115により通知される通信状況(伝送ビットレート)をモニタリングし、無線ネットワークの伝送ビットレートとあらかじめ指定されている閾値211とを比較することにより、第1プレイリスト251を作成する。
ここでの閾値211は、映像・音声データの圧縮符号化データを、無線ネットワークを経由してサーバ102に伝送する上で、最低限のデータ品質(映像・音声品質)を確保したい時のビットレートの下限値を設定することを想定している。
例えば、図2左のグラフのような状況を想定する。時刻t1から時刻t2の区間は、伝送ビットレートが閾値211よりも高く、時刻t2から時刻t3までの区間は、伝送ビットレートが閾値211よりも低い。同様に、時刻t3から時刻t4までの区間および時刻t5から時刻t6の区間は伝送ビットレートが閾値211よりも高く、時刻t4から時刻t5の区間は、伝送ビットレートが閾値211よりも低い。
このような状況の時、リスト作成部116では、時刻t1から時刻t6までの各時刻をそれぞれIN/OUT点とした第1プレイリスト251を作成する。
第1プレイリスト251は、送信部114から映像・音声データの圧縮符号化データを無線ネットワークに送信する際、送信符号化部118が閾値211よりも低いビットレートで圧縮符号化を行っていた場合、閾値211よりも低いビットレートで圧縮符号化を行って送信した区間の映像・音声データを特定し、特定した区間の映像・音声データを後で再送信するために使われるものである。
よって、第1プレイリスト251には、時刻t1から時刻t6までの各時刻の情報をIN/OUT点として各区間を示す情報を記録しておき、それぞれの区間のデータの再送信情報(再送信が済んだか否かを示す情報)も同時に記録しておく(図2右の第1プレイリスト251参照)。
一方で、サーバ102では、カメラ101の送信部114によって無線ネットワークに送信された映像・音声データの圧縮データを、受信機104の受信部121で受信する。受信部121で受信した映像・音声データの圧縮データを、復号化部119がリアルタイムで伸張して、表示部124が表示する。
一方、受信部121で受信し復号化部119で復号化した映像・音声データは、第2記録部122が、第2記録メディア123にファイル化して記録する。このときに、第2記録部122は、復号化された映像・音声データを再び圧縮符号化して第2記録メディア123に記録するとしてもよい。
時刻t1から時刻t6までの撮像データを記録する一連の処理の後、カメラ101では、第1プレイリスト251を解釈し、低いビットレートで圧縮符号化を行っていた区間のデータを、送信部114から無線ネットワークへ再送信する。
図3はデータ再送時のデータの流れを示す映像送信システムの構成図であり、この図を用いてデータの再送信を行う制御について説明する。
記録終了時点では、第1記録メディア113には、時刻t1から時刻t6の区間の映像・音声データの圧縮符号化データファイルおよび第1プレイリスト251ファイルが記録されている。ただし、第1記録部112が映像・音声データの圧縮符号化データを第1記録メディア113に記録する際、記録符号化部117は通信状況(伝送ビットレート)には依存せずに映像・音声データを圧縮符号化し、第1記録部112は符号化された映像・音声データを一定のビットレート(ここではデータ品質を保つ上で十分なビットレートを想定)で第1記録メディア113に記録するものとする。
リスト解釈部301は、第1記録メディア113に記録されている第1プレイリスト251を解釈して再送信情報を参照し、再送信が必要な区間の映像・音声データの圧縮符号化データをファイル形式で、送信部114を経由して無線ネットワークに送信する。その制御について図4を用いて説明する。
図4は、データ再送信時に、通信状況検出部115で検出された通信状況(ビットレート)の変化と、通信状況に応じて映像・音声データの再送信の要否を示すプレイリストの一例を示す図である。
図4の例では、時刻t2から時刻t3までの区間を再送区間としてみなして再送信を行う。
この時、再送信する時刻t2から時刻t3までの区間の映像・音声データの圧縮符号化データは、リアルタイム伝送する必要がないため、送信部114は通信状況に関わらず、映像・音声データの圧縮符号化データをそのままのビットレート(第1記録メディア113に記録されているデータのビットレート)で送信する。
時刻t2から時刻t3までの区間の映像・音声データの圧縮符号化データの再送信が完了した後、リスト解釈部301は、第1プレイリスト251の再送信対象区間の再送信情報を例えば、「済」に更新し、この区間を再送信対象から外す(図4の第1プレイリスト251参照)。
さらに、リスト解釈部301は、更新した第1プレイリスト251を送信部114により、無線ネットワークを経由してサーバ102に送信する。
上記と同様の処理により、第1記録メディア113内の時刻t4から時刻t5までの区間の映像・音声データの圧縮符号化データをサーバ102に再送信し、さらに第1プレイリスト251の時刻t4から時刻t5までの区間の再送信情報を、例えば、「未」から「済」に更新してサーバ102に送信する。
次に、上記のようにしてカメラ101が再送信した各データを受信した時のサーバ102の処理を説明する。
図3に示すように、サーバ102は、受信機104の受信部121で受信した映像・音声データの圧縮符号化データの再送信データを、第2記録部122により、第2記録メディア123にファイル化して記録する。このとき、受信部121は、受信した再送信データを、復号化部119で復号化することなく第2記録部122に受け渡す。また、同様に、受信機104で受信した第1プレイリスト251を、第2記録部122により、第2記録メディア123にファイル化して記録する。なお、1回の記録処理において、再送信区間が2つ以上に分かれた場合、サーバ102は、第1プレイリスト251も2回以上受信することになる。その場合、第2記録部122は、受信した第1プレイリスト251を最新の第1プレイリスト251で上書きして第2記録メディア123に記録する。
図5は、図4に示した例のように、カメラ101が、時刻t2から時刻t3までの区間の映像・音声データの圧縮符号化データ、および時刻t4から時刻t5までの区間の映像・音声データの圧縮符号化データを再送信した場合のサーバ側のデータの記録状況の一例を示す図である。すなわち第2記録メディア123には図5のような状態で各ファイルが記録されることになる。
すなわち、第2記録メディア123に記録されているファイルは、図5に示す通り、リアルタイム送信時に受信した第1リアルタイム送信ファイル501(図5の上段右図参照)、時刻t2から時刻t3までの区間のデータの再送信時に受信した第1再送信ファイル502(図5の中段右図参照)、時刻t4から時刻t5までの区間のデータの再送信時に受信した第2再送信ファイル503(図5の中段右図参照)、および第1プレイリストファイル504(図5の下段右図参照)となる。
図5下段右に示す第1プレイリストファイル504には、第1リアルタイム送信ファイル501、第1再送信ファイル502、および第2再送信ファイル503の3つの映像・音声データファイルの再生方法が記載されている。
第1プレイリストファイル504には、具体的には図5下段左の第1プレイリスト251のような内容が記載されている。
再生部311は第1プレイリスト251を参照して、時刻t1から時刻t6までの各時刻において、再送信情報が存在しない区間、すなわち、時刻t1から時刻t2までの区間、時刻t3から時刻t4までの区間、および時刻t5から時刻t6までの区間においては、再送信が行われていないと判断し、この区間は第1リアルタイム送信ファイル501の該当区間である第1再生対象区間511(図中矢印で示す区間)を再生する。
一方、第1プレイリスト251を参照して、時刻t1から時刻t6までの各時刻において、再送信情報が「済」となっている区間、すなわち、時刻t2から時刻t3までの区間、および時刻t4から時刻t5までの区間においては、再送信データを受信済と判断し、それぞれ第1再送信ファイル502および第2再送信ファイル503の該当区間である第2再生対象区間512を再生する。
図6は、図5に示した第1プレイリスト251に従ってカメラ101からの映像・音声データを再生した場合のビットレートを示す図である。このようにして、第1プレイリストファイル504に従って再生処理を行うことにより、再生時には図6のような再生ビットレートでの再生が可能となり、時刻t1から時刻t6の全再生対象区間において、閾値211よりも高いビットレート、すなわち最低限のデータ品質(映像・音声品質)を確保したい時のビットレートの下限値よりも高いビットレートにて再生を行うことが可能となる。
ただし、第1プレイリストファイル504において、仮に再送信情報が「未」となっている区間が存在した場合、その区間のデータは再送信すべきデータであるにも関わらず、受信側ではその再送信データの受信が完了していないことを示す。よって、この場合は、再送信情報が存在しない区間と同様の処理を行う。
例えば、図4右の第1プレイリスト251のような状況を考える。すなわち、再送信の区間が時刻t2から時刻t3までの区間、および時刻t4から時刻t5までの区間の2区間存在するにも関わらず、前者の区間、すなわち時刻t2から時刻t3までの区間のみが再送信「済」であり、この区間のみの再送信を行ったような状況を考える。
図4の状況下では、第1プレイリスト251では、時刻t2から時刻t3までの区間の再送信情報は「済」となっているが、時刻t4から時刻t5までの区間の再送信情報は「未」となっている。この場合、図5中段右の第2再送信ファイル503は受信していないことになるので、時刻t4から時刻t5までの区間の再生対象区間は第1リアルタイム送信ファイル501の該当区間となる。
この仕組みを用いることにより、全再送信候補の区間のデータの全てあるいは一部を受信していない状況下であっても、再生(閲覧)を行うことが可能となる。つまり、再送信の状況がどのような場合であっても、再生(閲覧)を行うには、プレイリストファイルに従うだけでよく、受信側(サーバ102側)での制御が単純となる。
なお、第1記録部112は映像・音声データを圧縮符号化して記録する機能を有しているが、その圧縮符号化方式はMPEG、DV、DVCPRO、HDV,H.264等、任意の圧縮方式を用いてもよい。
また、送信部114の送信符号化部118は映像・音声データを状況に応じてビットレートを変更しながら圧縮符号化を行う機能を有するが、その圧縮符号化方式はMPEG、DV、DVCPRO、HDV,H.264等、任意の圧縮方式を用いてもよい。
また、第1記録メディア113および第2記録メディア123は、HDD、DVD、BD、フラッシュメモリ等、ランダムアクセス可能なメディアであればその種類は問わない。
また、閾値211はユーザの判断で任意で設定できる仕組みであってもよく、または機器で固定の値としてもよい。
また、時刻t1から時刻t6までの区間を示す情報は、必ずしも時刻である必要はなく、タイムコード等でもよく、映像フレームのオフセット値、PTS(Presentation Time Stamp)等、映像フレーム位置を判別するための情報であればその種類は問わない。
また、本実施の形態では、第1プレイリスト251の形式は、図4〜図6に示すような形式にしたが、再生区間を特定でき、再送信の状況を確認できる情報、すなわち、再送信不要、再送信必要だが未再送信、再送信完了済のような情報が特定できれば、その形式は問わない。
(実施の形態2)
実施の形態1では、カメラ101からサーバ102にデータを伝送する処理において、リアルタイム送信を行う時の基本的な制御方法、および再送信を行う時の基本的な制御方法について述べた。本実施の形態では、特にリスト作成部116の詳細制御方法について説明する。具体的には、映像・音声データの重要区間をカメラマンがカメラ101に備えられる「重要釦」などを押すことによって特定し、カメラ101は「重要釦」などが押されたことを検出することによって重要区間の指定を取得する。カメラ101は、取得した重要区間の指定に従って、重要区間における最低ビットレートの閾値を高くする。このようなカメラ101の制御方法について説明する。実施の形態1と構成上異なる点は、(1)カメラ101に重要釦、重要解除釦、リモート釦などを備える点、および(2)リスト作成部116が閾値211及び重要閾値711を記憶しており、これらの釦が押されることによって重要区間が特定された時には、リスト作成部116は重要区間での第1プレイリスト251のIN/OUT区間を重要閾値711に基づいて区切る点である。
実施の形態1では、リスト作成部116では、閾値211、すなわち最低限のデータ品質(映像・音声品質)を確保したい時のビットレートの下限値として、ユーザによって設定されたユーザ設定値または機器ごとにあらかじめ定められた機器設定値を用いていた。
本実施の形態では、無線ネットワークの通信状況(伝送ビットレート)を監視することにより、閾値211を自動的に決定する。
例えば、カメラ101による記録処理を開始する前に、図1に示した通信状況検出部115により、無線ネットワークの通信状況を定常的に監視しておく。そして、記録処理を開始する時に、無線ネットワークの通信状況(伝送ビットレート)に応じて閾値211を決定する。
カメラ101への電源投入後、記録処理の開始前の一定期間の通信状況(伝送ビットレート)の監視により、例えば定常的なビットレート(平均ビットレート)の80%のビットレートを閾値211とする。つまり、定常的な通信状況でのビットレートが10[Mbps]だった場合、その80%の8[Mbps]を閾値211として設定する。
または、記録処理の開始前の一定期間の通信状況(伝送ビットレート)の監視により、最低ビットレートの値をそのまま閾値211に設定してもよく、または、安全のため、最低ビットレートの80%のビットレートを閾値211に設定してもよい。
また、リスト作成部116にて、実施の形態1では、閾値211よりも低いビットレートかどうかで第1プレイリスト251のIN/OUT区間を区切ったが、本実施の形態では、閾値211に加えて、撮影している映像・音声データの区間的な重要度の情報を考慮してIN/OUT区間を区切り、再送信情報を設定する。ここで、区間的な重要度の情報とは、例えば、カメラ101に備えられた重要釦が押されていた時間的区間を示す情報をいう。
図7は、重要釦と重要解除釦を用いて重要区間を設定した場合の閾値211、重要閾値711および第1プレイリスト251の関係を示す図である。以下では、図7を用いて重要度の情報を考慮したリスト作成部116の制御について説明する。
ここでは、特に重要なシーンを、撮影中に動的に指定することにより、その重要なシーンの最低ビットレート、すなわち重要閾値711が通常の閾値211に比べて高くなるようにする。つまり、閾値として2種類の値を用いて第1プレイリスト251のIN/OUT区間を決定する。なお、ここでは、重要閾値711の値をリスト作成部116が記憶しているとしたが、あらかじめ定められた一定値であってもよいし、リスト作成部116により動的に決定される閾値211よりも高い値に決定されるよう計算式を定めておくとしても良い。例えば、それぞれの閾値を算出するための計数を記憶しておくことなどである。すなわち、閾値211を平均ビットレートの80%とし、重要閾値711を平均ビットレートの90%とする場合には、(閾値211)=80%、(重要閾値711)=90%などの値を記憶しておく。
図7のように、映像・音声データの撮影中に、例えばカメラマンが重要なシーンに入ったと判断した場合、カメラ101に備えられた図指しない重要釦を押下する。すると重要釦が押下された以降の映像・音声データはリスト作成部116により重要シーンと判断される。これにより、記録中のデータの伝送ビットレートが、あらかじめ設定していた重要閾値711を下回った時、すなわち時刻t2'にてIN/OUT区間が設定される。つまり、重要区間以外の区間では閾値211に基づいて設定される時刻t2にてIN/OUT点が設定されないようになる。
一方、重要なシーンを撮影中、例えばカメラマンが重要なシーンが終了した、と判断した場合、カメラ101に備えられた図指しない重要解除釦を押下する。すると、重要解除釦が押下された以降の映像・音声データはリスト作成部116により重要シーンでないと判断され、記録中のデータの伝送ビットレートが、あらかじめ設定していた閾値211を下回った時に第1プレイリスト251のIN/OUT区間を分けるよう制御される。これは、すなわち元の制御に戻すということである。
この時、図7のように、重要区間にて、記録中のデータの伝送ビットレートが重要閾値711より低く、かつ閾値211よりも高い場合、すなわち時刻t3'のような状況の時に、重要解除釦が押下された場合、その瞬間に重要シーンが解除されることになるため、時刻t3'でIN/OUT点が設定される。つまり、時刻t3にてIN/OUT点が設定されないようになる。
また、上述した例では、重要シーンの判定をカメラマンの判断によって手動で行ったが、撮影中の映像・音声データの所定のパラメータから自動的に重要シーンを判定してもよい。
例えば、撮影の過程でズームアップした時は自動的に重要シーンと判定してもよく、あるいは音声のボリュームが上がった時(歓声が上がった時等)、顔認識機能のあるカメラだった場合は、顔認識を検知した時、などに自動的に重要シーンと判定してもよい。
上述した制御を行うことにより、様々な状況に応じて、第1記録メディア113に記録されていた高画質な映像・音声データの再送信区間を変更することが可能となる。
なお、本実施の形態では、閾値を決める際、通信状況(伝送ビットレート)の定常的なビットレート(平均ビットレート)または最低ビットレートの80%を閾値211に設定することを例にしたが、その%値は任意に決定してよい。
また、本実施の形態では、撮影中の映像・音声データにおいて、重要シーンと判断して重要釦を押下するのはカメラマンであることを例にしたが、現場にいるカメラマン以外の第三者がそれを判断し、カメラ101に備えられる図指しない例えば、赤外線や中距離無線などによるリモート釦等を用いて、重要シーンの開始・終了を制御するような仕組みにしてもよい。
また、図指しない重要釦と図指しない重要解除釦は同一の釦で開始・終了をトグルとして動作してもよく、またはそれぞれの釦が別々の釦であってもよい。
また、本実施の形態では、閾値211および重要閾値711の2種類の閾値を用いてIN/OUT点の制御を行ったが、3種類以上の閾値を設定し、状況に応じてIN/OUT点の判断の基準となる閾値を用いて制御してもよい。例えば、重要釦、重要解除釦の他に、重要レベル設定釦などを設け、重要釦によって設定された重要区間ごとに、重要レベルに応じた異なる閾値を用いて制御すればよい。
また、本実施の形態では、重要シーンの自動判定のパラメータとして、ズームレベル、ボリュームレベル、顔認識等を例にしたが、その他の映像・音声パラメータから自動的に重要シーンと判定する仕組みでもよい。この場合も、自動判定のパラメータに応じて異なる重要レベルを設定し、重要シーンの重要レベルに応じた異なる閾値を用いて制御するようにしてもよい。ここで、リスト作成部116は、「取得した前記映像データ内で、特定の条件を満足する重要区間と、前記重要区間の重要度合いとを判定する重要区間判定部」および「前記重要区間の前記重要度合いに応じて、前記重要度合いが高いほど大きい値をとる閾値と、前記伝送路の伝送ビットレートとを比較して、前記重要区間内において前記重要度合いに応じた前記閾値よりも前記伝送ビットレートが下回る区間を前記部分区間として特定する前記特定部」の一例である。
(実施の形態3)
本実施の形態では、無線ネットワークのデータ伝送が一時的に停止してしまった場合、つまり、一時的に伝送ビットレートが0[Mbps]になってしまった時の制御を説明する。本実施の形態において、実施の形態1と異なる点は、無線ネットワークのデータ伝送が停止している間、(1)サーバ102の表示部124が最後に受信した映像フレームを静止画像として表示すること、(2)サーバ102の第2記録部122が、カメラ101からのリアルタイム送信ファイルの途切れ部分をダミーデータで補間し、これによって作成した第2リアルタイム送信ファイル801を第2記録メディア123に記録することである。
図8は、無線ネットワークのデータ伝送が一時的に停止した時のリアルタイム送信時のビットレート変化と、それに対する再送信ファイルおよび第1プレイリスト251との関係を示す図である。
図8上段左のグラフに示すように、例えば、時刻t3''から一時的に無線ネットワークが停止し、時刻t4''から無線ネットワークがデータ伝送を再開した場合を想定する。
時刻t3''から時刻t4''の区間はデータ伝送が不可能なため、撮影中のリアルタイム送信において、サーバ102側で映像・音声データが受信できない区間が発生する。
その場合、図1に示したサーバ102内の表示部124では、受信部121からの映像・音声データ供給が一時的に止まるため、それまでに受信することのできた最後の映像フレーム、すなわち時刻t3''の映像フレームにてSTILL(静止)画像を表示する。
その後、無線ネットワークがデータ伝送を再開した時に、表示部124では、受信部121からの映像・音声データ供給が再開されるため、引き続き映像・音声データを再生表示する。
一方、同様に、第2記録部122においても、受信部121からの映像・音声データ供給が一時的に止まるため、それまでに受信することのできた最後の映像フレームデータ、すなわち時刻t3''の映像フレームデータ(または受信することのできた最後のGOPデータ)を用いてダミーデータを作り出し、作り出したダミーデータで途切れ部分を補間し第2リアルタイム送信ファイル801の作成を継続する。
その後、無線ネットワークがデータ伝送を再開した時に、第2記録部122では、受信部121からの映像・音声データ供給が再開されるため、ダミーデータによる補間をやめ、受信部121からの映像・音声データを内容とする第2リアルタイム送信ファイル801の記録を継続する。
その時、リスト作成部116は、実施の形態1の場合と同様にして第1プレイリスト251を生成する。すなわち、無線ネットワークの通信状況(伝送ビットレート)が閾値211を下回っている区間では、第3再送信ファイル802(図8中段右図参照)が再送されるように第2プレイリストファイル804(図8下段右図参照)を作成する。具体的に、IN/OUT点を示すプレイリストファイルとしては、図8の第1プレイリスト251の示す通り、データ伝送が一時的に停止していた区間、すなわち時刻t3''から時刻t4''までの区間を含めた、閾値211を下回る低ビットレート区間、すなわち時刻t2から時刻t5までの全区間をひとつの区間としてIN/OUT点を設定する。よって、データ再送信時に第2記録部122では、図8の第3再送信ファイル802のようなデータファイルを、第2記録メディア123に記録する。
よって、再送信後のサーバ102の再生部311での再生区間としては、第2リアルタイム送信ファイル801の第3再生対象区間811(時刻t1から時刻t2まで、および時刻t5から時刻t6まで)、第3再送信ファイル802が第4再生対象区間812(時刻t2から時刻t5まで)となる。
上述した制御により、無線ネットワークのデータ伝送が一時的に停止した場合でも、無線ネットワークの伝送ビットレートが閾値211を下回る区間の映像・音声データの再送信を行うことにより、サーバ102側では高品質な映像・音声データを再生(閲覧)することが可能となる。
(実施の形態4)
上記実施の形態1〜3では、カメラ101が映像・音声データの記録処理終了後、サーバ102に対して、再送信対象の映像・音声データを自動的に再送信していたが、本実施の形態では、再送信すべきデータをユーザが選択する場合について説明する。本実施の形態4が実施の形態1と異なる点は、カメラ101が(1)IN/OUT区間の先頭映像フレームのサムネイルを表示する表示部を備えること、(2)サムネイルで特定される区間の映像・音声データの再送信を指示するための再送信釦を備えること、(3)リスト解釈部301が、再送信ボタンで指示された再送信ファイルのみを再送信することである。
例えば、図2のように、カメラ101が映像・音声データの記録処理終了後、再送信対象区間が、時刻t2から時刻t3までの区間および時刻t4から時刻t5までの区間の2箇所存在したとする。
この時、カメラ101内の図指しない表示部により、それぞれの再送信候補の区間のサムネイル、すなわち、時刻t2から時刻t3までの区間のシーンの先頭映像フレームのサムネイル、および時刻t4から時刻t5までの区間の先頭映像フレームのサムネイルを、図指しない表示部の液晶画面等に表示する。
このサムネイル画面から、それぞれの対象区間の映像データを再生することにより、どのようなシーンが再送信候補のデータになったのかを、ユーザが知ることができる。
再送信候補のシーンをユーザが確認し、再送信が必要なデータ(すなわち重要なデータ)であると判断した場合、図指しない再送信釦を押下することにより、所定の区間の映像・音声データをサーバ102に向けて再送信する。
例えば、図2において、時刻t2から時刻t3までの区間のシーンは重要なシーンであり、時刻t4から時刻t5までの区間のシーンはそれほど重要でないシーンだった場合、ユーザは意図的に時刻t2から時刻t3までの区間のシーンのみを再送信する。
上述した方法により、映像・音声データの撮影終了後、ユーザが必要と判断した再送信候補のデータのみを伝送することが可能となるため、無駄なデータ伝送を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、再送信候補の区間のシーンのサムネイルとしては、先頭映像フレームのものとしたが、先頭映像フレームである必要はなく、該当区間のシーン内の映像フレームであれば、任意でよい。また、例えば、ズームアップされたフレーム、顔が画像認識されたフレーム、音声のボリュームが上がったときのフレームなど、実施の形態2で重要度の高さを自動的に判定可能と説明したフレームを、サムネイルとして用いてもよい。
また、本実施の形態では、サムネイルを図指しない液晶画面に表示するとしたが、サムネイルが表示できるものであれば液晶画面でなくとも任意でよい。
また、本実施の形態では、図指しない再送信釦をユーザが押下することにより、所定の再送信区間のデータの再送信を行ったが、再送信を行うためのトリガを与える機能であれば再送信釦の押下でなくとも任意でよい。
また、本実施の形態では、再送信候補の区間のデータを再送信する際、1回の送信に1つの区間のみのデータの再送信を行ったが、複数の再送信対象区間が存在した場合、複数の再送信区間のデータを同時に再送信するような仕組みとしてもよい。
(実施の形態5)
実施の形態1〜4では、カメラ101が映像・音声データの記録処理終了後、同じカメラ101からサーバ102に対してデータを再送信していたが、本実施の形態では、カメラ101以外の別の機器から、サーバ102に対して再送信を行う。本実施の形態5が実施の形態1と異なる点は、(1)リスト作成部116はプレイリストに再送信データおよび当該プレイリストの送信先のアドレスを示す送信IDを書き込むこと、(2)図示しない編集機がリスト作成部116によって作成されたプレイリストに書き込まれている送信IDを解釈して、送信IDで特定される送信先に、再送信データファイルおよび当該プレイリストのファイルを送信することである。
例えば、図2のように、カメラ101が映像・音声データの記録処理終了後、再送信対象区間が、時刻t2から時刻t3までの区間および時刻t4から時刻t5までの区間の、2箇所存在したとする。
この時、第1記録メディア113上には、映像・音声データおよび、プレイリストが記録されている。
図9は、カメラ101とは異なる機器から再送信データファイルおよびプレイリストファイルを送信する場合の第2プレイリスト951の一例を示す図である。ここで、プレイリストには、例えば、図9の第2プレイリスト951に示すように、再送信先のID(送信ID)として、例えばIPアドレス「11.22.33.44」を記載しておくことにより、再送信を行う際の送信先が特定できる。
第1記録メディア113が着脱可能な記録メディアである場合、再送信を行う前に、第1記録メディア113をカメラ101から取り外し、図指しない編集機に第1記録メディア113を装着する。
そして、図指しない編集機が、第1記録メディア113上に記録されている第2プレイリスト951の再送信情報を参照し、再送信が「未」となっている区間が存在した場合は、その区間の映像・音声データをサーバ102に再送信する。
上述した手法により、カメラ101にて映像・音声データの撮影終了後、すぐに次の別のシーンを撮影したい場合に、カメラ101から第1記録メディア113を取り出し、別の記録メディアをカメラ101に装着することにより、すぐに次のシーンの撮影を開始することが可能となる。
また、同時に、カメラ101から取り出した第1記録メディア113を図指しない編集機に装着し、所定のデータの再送信を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、送信IDが記載されている第2プレイリスト951には、再送信先を特定するためのIDとしてIPアドレスを用いたが、送信先を特定することができる情報であればどのようなアドレスであってもよい。
また、本実施の形態では、カメラ101から取り外された第1記録メディア113を、図指しない編集機に装着したが、編集機である必要ではなく、本発明で示す再送信機能を有する機器であればどのような装置であってもよい。
(実施の形態6)
実施の形態1〜5では、サーバ102に対して所定の区間の映像・音声データを再送信する際、送信側にて再送信する映像・音声データ区間を選択していたが、本実施の形態では、受信側、すなわちサーバ102から再送信して欲しい映像・音声データ区間を指定する場合について説明する。この場合、サーバ102側およびカメラ101側に、新たな構成が必要である。具体的には、サーバ102側では(1)再送信してほしい映像・音声データの区間を指定するためのプレイリストを作成する再送信要求プレイリスト作成部と、(2)作成された再送信要求プレイリストをカメラ101に送信する送信部とが必要である。カメラ101側では、(1)サーバ102から再送信要求プレイリストを受信する受信部と、(2)リスト解釈部301の新たな機能として再送信要求プレイリストを解釈して、要求された区間の映像・音声データを第1記録メディア113から読みだし、サーバ102に送信する機能が必要である。
ここで、例えば、図2のように、カメラ101が映像・音声データの記録処理終了後、再送信対象区間が、時刻t2から時刻t3までの区間および時刻t4から時刻t5までの区間の2箇所存在したとする。
この時、時刻t2から時刻t3までの区間および時刻t4から時刻t5までの区間の映像・音声データは再送信を行っていないため、サーバ102側でこれらの区間を閲覧した場合、所定のビットレート、すなわち、伝送ビットレートが閾値211よりも低い映像・音声データしか確認できないことになる。
ここで、サーバ102側にて編集作業を行う過程で、上記の所定のビットレートよりも低い区間の映像・音声データに対し、高品質データが必要だと判断した場合、すなわち、上記の所定のビットレートよりも低い区間の映像・音声データの再送信が必要と判断した場合に、送信側、すなわちカメラ101に対して再送信要求を行う。なお、この場合、サーバ102側でリアルタイム送信ファイルを視聴したうえで、高品質データが必要だと判断し、再送信要求を行うのであるから、カメラ101側では無線ネットワークの伝送ビットレートが、閾値211や、重要閾値711を上回っている区間であっても再送信するものとする。
図10は、サーバ102からカメラ101に再送信要求を行う際の再送信区間を示す再送信要求プレイリスト1001を示す図である。図2に示すように、時刻t2から時刻t3までの区間の映像・音声データの再送信を要求する場合、例えば図10に示すような再送信要求プレイリスト1001を、サーバ102からカメラ101に送信する。
サーバ102から送信された再送信要求プレイリスト1001を、カメラ101が受信し、第1記録部112により第1記録メディア113に記録する。
リスト解釈部301は、第1記録メディア113に記録された再送信要求プレイリスト1001を解釈し、再送が必要な区間を特定し、実施の形態1〜5の要領で、所定の区間の映像・音声データをサーバ102に送信する。
上述した制御を行うことにより、受信側(サーバ102)から送信側(カメラ101)に対して所定区間の映像・音声データの再送要求を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、再送信要求プレイリスト1001としては図10に示すようなプレイリストを用いたが、再送信要求の区間を示すことができる形式であれば、任意の形式でよく、または第1プレイリスト251と等価の形式であってもよい。
(実施の形態7)
実施の形態1〜6では、映像・音声データを再送信する際に、所定の区間の単位で再送信を行っていたが、本実施の形態では、任意の区間の単位で映像・音声データの再送信を行う。すなわち、実施の形態1〜6では時刻t1から時刻t6までの区間について映像・音声データを記録し、記録した全区間の映像・音声データを対象として無線ネットワークの伝送ビットレートに応じて再送信を行ったが、本実施の形態7では、映像・音声データを記録した一部区間について当該区間内の全映像・音声データの再送信を行う。ただし、当該区間内において伝送ビットレートが閾値211を下回っている区間の映像・音声データと、閾値211以上である区間の映像・音声データとを別のファイルにして再送信する。さらに、当該一部区間以外の区間では、無線ネットワークの伝送ビットレートに応じて再送信を行う。
この場合、カメラ101側で任意の区間(時刻taから時刻tbまで)を設定する場合には、カメラ101に区間(時刻taから時刻tbまで)を指定するための区間開始釦および区間終了釦などを備え、リスト作成部116は時刻taおよび時刻tbをIN/OUT点とするプレイリストを作成するものとする。この釦は、1つの釦でトグル動作をするものであっても良い。また、サーバ102側で任意の区間を設定する場合には、実施の形態6と同様の構成が必要である。具体的には、サーバ102側では(1)再送信してほしい映像・音声データの任意区間を指定するためのプレイリストを作成する再送信要求プレイリスト作成部と、(2)作成された再送信要求プレイリストをカメラ101に送信する送信部とが必要である。カメラ101側では、(1)サーバ102から再送信要求プレイリストを受信する受信部と、(2)リスト解釈部301の新たな機能として再送信要求プレイリストを解釈して、要求された区間の映像・音声データを第1記録メディア113から読みだし、サーバ102に送信する機能が必要である。
図11は、設定された任意の区間(時刻taから時刻tbまで)と無線ネットワークの伝送ビットレートとの関係、およびこの場合の再送信ファイルを示す第3プレイリスト1151の例を示す図である。例えば、カメラ101が映像・音声データの記録処理終了後、図2のように、時刻t1から時刻t6までのような区間に分かれていたとする。
この時、図11に示すように、任意の区間(時刻taから時刻tbまで)を設定する。
送信側、すなわちカメラ101側から再送信しようとした場合(実施の形態1〜5)には、カメラ101内で時刻taおよび時刻tbを設定する。
一方、受信側、すなわちサーバ102側から再送信要求を行う場合(実施の形態6)には、サーバ102側で時刻taおよび時刻tbを設定する。
この時、時刻taと時刻tbの間には、時刻t2および時刻t3が存在するものとする。
この時、第1プレイリスト251を、時刻taおよび時刻tbを考慮した図11に示す第3プレイリスト1151のように書き換える。
そして、時刻taから時刻t2までの区間、時刻t2から時刻t3までの区間、および時刻t3から時刻tbまでの各区間を、実施の形態1〜6の要領でそれぞれ別のファイルとして、対応するプレイリストを添付し、高画質の映像・音声データを再送信する。
上述した制御を行うことにより、記録した全映像・音声データの任意の区間を再送信することが可能となる。
なお、上記実施の形態7では、時刻taから時刻t2までの区間、時刻t2から時刻t3までの区間、および時刻t3から時刻tbまでの各区間をそれぞれ別のファイルとして取り扱うとしたが、時刻taから時刻tbまでの区間を1つのファイルとして再送信ファイルおよび第3プレイリスト1151を作成するとしても良い。
また、上述した例では、任意の区間の指定をカメラマンのボタン操作を検出することによって取得したが、撮影中の映像・音声データの所定のパラメータから自動的に重要シーンを検出し、任意区間の指定を取得するとしてもよい。
例えば、撮影の過程でズームアップした時、あるいは音声のボリュームが上がった時(歓声が上がった時等)、顔認識機能のあるカメラだった場合に顔認識を検知した時、などに自動的に任意区間の指定を取得するとしてもよい。ここで、リスト作成部116およびリスト解釈部301は、「第2映像データを再生すべき区間を特定する情報を取得し、取得した区間を、前記部分区間として特定する前記特定部」の一例である。
なお、ブロック図(図1、図3など)の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。例えばメモリ以外の機能ブロックが1チップ化されていても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
また、各機能ブロックのうち、符号化または復号化の対象となるデータを格納する手段だけ1チップ化せずに別構成としても良い。
本発明は、映像・音声データの撮影時に、無線ネットワークを経由したリアルタイム伝送を必要とするようなシステム、その中でも高品質なデータ伝送を必要とするシステム、具体的には、放送、特に素早い編集を要する報道番組などの放送用・業務用カメラシステムに特に有効である。
本発明の映像送信装置を含む映像送信システムの構成およびデータの流れを示すブロック図である。 通信状況検出部で検出される通信状況(ビットレート)の変化と、通信状況に応じた映像・音声データの再生方法を示すプレイリストとの一例を示す図である。 データ再送時のデータの流れを示す映像送信システムの構成図である。 データ再送信時に、通信状況検出部で検出された通信状況(ビットレート)の変化と、通信状況に応じて映像・音声データの再送信の要否を示すプレイリストの一例を示す図である。 図4に示した例のように、カメラが、時刻t2から時刻t3までの区間の映像・音声データの圧縮符号化データ、および時刻t4から時刻t5までの区間の映像・音声データの圧縮符号化データを再送信した場合のサーバ側のデータの記録状況の一例を示す図である。 図5に示した第1プレイリストに従ってカメラからの映像・音声データを再生した場合のビットレートを示す図である。 重要釦と重要解除釦を用いて重要区間を設定した場合の閾値、重要閾値および第1プレイリストの関係を示す図である。 無線ネットワークのデータ伝送が一時的に停止した時のリアルタイム送信時のビットレート変化と、それに対する再送信ファイルおよび第1プレイリストとの関係を示す図である。 カメラとは異なる機器から再送信データファイルおよびプレイリストファイルを送信する場合の第2プレイリストの一例を示す図である。 サーバからカメラに再送信要求を行う際の再送信区間を示す再送信要求プレイリストを示す図である。 設定された任意の区間(時刻taから時刻tbまで)と無線ネットワークの伝送ビットレートとの関係、およびこの場合の再送信ファイルを示す第3プレイリストの例を示す図である。
符号の説明
101 カメラ
102 サーバ
103 送信機
104 受信機
111 撮像部
112 第1記録部
113 第1記録メディア
114 送信部
115 通信状況検出部
116 リスト作成部
117 記録符号化部
118 送信符号化部
121 受信部
122 第2記録部
123 第2記録メディア
211 閾値
251 第1プレイリスト
301 リスト解釈部
311 再生部
501 第1リアルタイム送信ファイル
502 第1再送信ファイル
503 第2再送信ファイル
504 第1プレイリストファイル
511 第1再生対象区間
512 第2再生対象区間
711 重要閾値
801 第2リアルタイム送信ファイル
802 第3再送信ファイル
804 第2プレイリストファイル
811 第3再生対象区間
812 第4再生対象区間
951 第2プレイリスト
1001 再送信要求プレイリスト
1151 第3プレイリスト

Claims (6)

  1. 取得した映像を記録媒体に記録するとともに、伝送路を介して受信装置へ送信する映像送信装置であって、
    映像データを取得する映像データ取得部と、
    取得した前記映像データを、第1映像データと、前記第1映像データよりも画質の高い第2映像データとに変換する映像データ変換部と、
    前記第1映像データを、伝送路を介して前記受信装置へ送信する第1映像データ送信部と、
    前記第1映像データの前記送信と並行して、前記第2映像データを記録媒体に記録する映像データ記録部と、
    前記第1映像データ中の1つの部分区間を特定する特定部と、
    前記第2映像データ中の、前記特定部によって特定された前記部分区間に対応する部分区間の映像データを、1つのファイルとして前記受信装置に送信する第2映像データ送信部と、
    前記第1映像データを再生する場合、前記第1映像データの中で特定された前記部分区間では前記第2映像データの前記ファイルを再生すべきことを示す再生順序情報を生成する再生順序情報生成部と、
    生成した前記再生順序情報を前記受信装置に送信する再生順序情報送信部と
    を備える映像送信装置。
  2. 前記映像送信装置は、
    前記伝送路の通信状況を示す伝送ビットレートを検出し、検出された伝送ビットレートから、前記部分区間を特定するための閾値を動的に決定する通信状況検出部を備え、
    前記特定部は、前記伝送路の伝送ビットレートが前記通信状況検出部によって決定された前記閾値を下回った時点を前記部分区間の始点と特定し、前記伝送ビットレートが前記閾値以上となった時点を前記部分区間の終点と特定する
    請求項1記載の映像送信装置。
  3. 前記映像送信装置は、
    取得した前記映像データ内で、特定の条件を満足する重要区間と、前記重要区間の重要度合いとを判定する重要区間判定部を備え、
    前記特定部は、前記重要区間の前記重要度合いに応じて、前記重要度合いが高いほど大きい値をとる閾値と、前記伝送路の伝送ビットレートとを比較して、前記重要区間内において前記重要度合いに応じた前記閾値よりも前記伝送ビットレートが下回る区間を前記部分区間として特定する
    請求項1記載の映像送信装置。
  4. 前記特定部は、第2映像データを再生すべき区間を特定する情報を取得し、取得した区間を、前記部分区間として特定する
    請求項1記載の映像送信装置。
  5. 取得した映像を記録媒体に記録するとともに、伝送路を介して受信装置へ送信する映像送信方法であって、
    映像データを取得する映像データ取得ステップと、
    取得した前記映像データを、第1映像データと、前記第1映像データよりも画質の高い第2映像データとに変換する映像データ変換ステップと、
    前記第1映像データを、伝送路を介して前記受信装置へ送信する第1映像データ送信ステップと、
    前記第1映像データの前記送信と並行して、前記第2映像データを記録媒体に記録する映像データ記録ステップと、
    前記第1映像データ中の1つの部分区間を特定する特定ステップと、
    前記第2映像データ中の、前記特定部によって特定された前記部分区間に対応する部分区間の映像データを、1つのファイルとして前記受信装置に送信する第2映像データ送信ステップと、
    前記第1映像データを再生する場合、前記第1映像データの中で特定された前記部分区間では前記第2映像データの前記ファイルを再生すべきことを示す再生順序情報を生成する再生順序情報生成ステップと、
    生成した前記再生順序情報を前記受信装置に送信する再生順序情報送信ステップと
    を含む映像送信方法。
  6. 取得した映像を記録媒体に記録するとともに、伝送路を介して受信装置へ送信する映像送信装置のためのプログラムであって、コンピュータを
    映像データを取得する映像データ取得部と、取得した前記映像データを、第1映像データと、前記第1映像データよりも画質の高い第2映像データとに変換する映像データ変換部と、前記第1映像データを、伝送路を介して前記受信装置へ送信する第1映像データ送信部と、前記第1映像データの前記送信と並行して、前記第2映像データを記録媒体に記録する映像データ記録部と、前記第1映像データ中の1つの部分区間を特定する特定部と、前記第2映像データ中の、前記特定部によって特定された前記部分区間に対応する部分区間の映像データを、1つのファイルとして前記受信装置に送信する第2映像データ送信部と、前記第1映像データを再生する場合、前記第1映像データの中で特定された前記部分区間では前記第2映像データの前記ファイルを再生すべきことを示す再生順序情報を生成する再生順序情報生成部と、生成した前記再生順序情報を前記受信装置に送信する再生順序情報送信部として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015056826A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 株式会社Jvcケンウッド 記録装置および記録方法
WO2021157381A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

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