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JP2009290594A - 光終端装置 - Google Patents

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JP2009290594A JP2008141419A JP2008141419A JP2009290594A JP 2009290594 A JP2009290594 A JP 2009290594A JP 2008141419 A JP2008141419 A JP 2008141419A JP 2008141419 A JP2008141419 A JP 2008141419A JP 2009290594 A JP2009290594 A JP 2009290594A
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Abstract

【課題】監視光源を用いることなく、短時間で波長設定を完了することのできる光終端装置を提供すること。
【解決手段】OLTは、ONUからの上り波長がOSUiの光受信器215に到達したとする。この上り信号は光電気変換の後、検出器216において受信波長情報として検出され、波長監視回路213に送られる。但し、他のONUから同じ上り波長が同時に到達した場合、検出器216は、受信波長が到達しなかったものと判断し、受信波長情報を波長監視回路213に送らない。光送信器214は、未使用(もしくは使用波長)情報を重畳した下り信号を送信する。ONUは、波長可変フィルタ223の透過波長を下り波長に合わせつつ掃引させる。次に、光受信器222において光電気変換された信号の一部を検出器225に送り、光パワーの測定、および下り信号に重畳された未使用波長(もしくは使用波長)情報の読み取りの少なくとも一方を行い、その結果を波長制御器226に送る。
【選択図】図5

Description

本発明は、光終端装置に関し、より詳細には、パワースプリッタにより複数に分岐される光ファイバ伝送路を用いた波長多重光通信システムに使用する光終端装置に関する。
近年、インターネットをはじめとするデータ通信トラフィックの増大により、波長分割多重(WDM: Wavelength Division Multiplexing)技術を利用した、大容量なコアネットワークやメトロネットワークの構築が進んでいる。このWDM技術は、大容量化だけでなく、波長毎に異なったサービスや利用者を割り当てることにより、ネットワークを柔軟に構築することにも寄与し得る。アクセスネットワークにおいては、データ通信トラフィックの増大に対応するため、時分割多重(TDM: Time Division Multiplexing)技術を利用した光アクセス方式が導入されている。例えば、GE-PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)や、G-PON(Gigabit-capable Passive Optical Network)などが挙げられる。これら光アクセス方式では、パワースプリッタを用いて光ファイバ伝送路を複数に分岐し、収容局からパワースプリッタまでの光ファイバを複数の加入者で共用することにより、加入者当りのコスト低減を図っている。
しかしながら、今後の更なるデータ通信トラフィックの増大に対して、TDM技術を用いた現行の光アクセス方式で対応するとなると、より高速な電気回路が必要になり、電気部品の高コスト化や消費電力の増大を招くことになる。一方、WDM技術をアクセスネットワークに適用したWDM-PONの検討も多くなされている。本方式によれば、例えば、1加入者に1波長を割り当てることにより、電気回路を高速化することなく、加入者当りのサービス帯域を増大することが出来る。
GE-PONや、G-PONによりサービスを提供している事業者は、WDM-PONを導入する前提として、パワースプリッタを配置した既設網の活用を考えるものと予想される。これが可能であれば、既設網の変更に要するコストを省くことが出来るからである。また、波長に依存することのない加入者側に配置する第2の光終端装置(ONU: Optical Network Unit)、つまり、単一品種(カラーレス)ONUの実現を望むものと考えられる。送信波長と受信波長がことなる複数品種のONUを用いると利便性が大きく低下するからである。
図1に、既設網を活用したWDM-PONの構成を示す。収容局側に配置される第1の光終端装置(OLT: Optical Line Terminal)110とN個のONU120が、所外に配置されるパワースプリッタ10を介して、光ファイバ20により結合される。OLT110は、N個のOSU(Optical Subscriber Unit)111の入手出力がそれぞれ波長合分波器112に結合されている。また、波長合分波器112に入出力されるWDM光に監視光源113からの光が、監視光源合波器114を介して合波されるように構成される。
一方、ONU120は、光送信器121の出力が波長合分波器124に結合され、波長合分波器124の出力が波長可変フィルタ123を介して光受信器122に結合されている。波長合分波器124から入出力される光の一部は、監視光源分波器125を介して受光器126に入力され、検出器127で得られた監視情報に基づいて波長制御回路128で光送信器121、波長可変フィルタ123を制御するように構成される。光送信器121は、送信波長を可変することができ、受信波長を選別する波長可変フィルタ123と協働して、カラーレスONUを実現する。ONU120をカラーレス化するためには、波長合分波器124の選択も考慮する必要がある。
図2に、WDM-PON波長配置の一例を示す。図2において、上向きの矢印と下向きの矢印は、それぞれ、上り信号と下り信号を示す。また、点線は、ITU-Tグリッドを示す。図2では、上り波長と下り波長を異なる波長帯に分けている。この波長配置の場合、合分波器として、上り信号と下り信号の波長帯を一括して合分波する低損失な光フィルタを用いることが望ましいが、光カプラを用いることもできる。
図3に、上り波長と下り波長の対応関係および使用状態の一例を示す。ここでは、便宜上、上り波長と下り波長の対応を波長番号の小さい順番、つまり波長の短い順番に従って決定しているが、他の任意の組み合わせも可能である。パワースプリッタ10に結合されたONU120は、その内部の光送信器121と光受信器122に、未使用波長を割り当てる必要がある。例えば、ONU1120−1〜ONUN-1120−N-1がパワースプリッタ10に結合され、図3のように波長番号1〜N-1までの組み合わせが既に使用状態にあるところにONUNを結合したとすると、波長番号Nの組み合わせが未使用波長となる。この未使用波長を検出するために、ここでは、監視光源に重畳した未使用波長(もしくは、使用波長)情報を利用する。未使用波長(もしくは、使用波長)情報を重畳された監視光は、監視光源合波器114において下り信号と合波され、各ONU120に送られる。各ONU120は、監視光源分波器114において、監視光と下り信号を分波する。分波された監視光は、受光器126において光電気変換され、検出器127において重畳された未使用波長(もしくは、使用波長)情報を読み取り、読み取り結果を波長制御回路128に送る。波長制御回路128は、制御信号を光送信器121と波長可変フィルタ123に送り、各々の波長を未使用波長に設定する。しかしながら、本構成では、この波長設定を行うために、監視光源113、監視光源合波器114、監視光源分波器125を必要とする。
一方、監視光源を必要としない波長設定方式も提案されている(特許文献1参照)。図4に、監視光源を必要としない従来のONUの構成を示す。本ONU130は、光送信器131、光受信器132、波長可変フィルタ133、波長合分波器134、検出器135、波長制御器136から構成される。光送信器131は、図1の構成と同様、送信波長を可変することができ、受信波長を選別する波長可変フィルタ133と協働して、カラーレスONUを実現するが、図1のONU120とは未使用波長の検出方法が異なる。本方式では、まず、波長可変フィルタ133の透過波長を下り波長に合わせつつ掃引させる。次に、光受信器132において光電気変換された信号の一部を検出器135に送り、光パワーを測定した後、測定結果を波長制御器136に送る。
波長制御器136においては、光パワーがある値より小さい、もしくは以下であれば、光送信器の上り波長を、このときの下り波長に対応する波長に設定する。また、光パワーがある値より大きい、もしくは以上であれば、さらに波長可変フィルタ133の透過波長を掃引し、再度これまでの動作を行う。本方式によれば、未使用波長の検出を、下り信号の光パワー測定により行うため、監視光源を必要としないという利点がある。
国際公開第2007/086514号パンフレット Makoto Murakami, Takamasa Imai, and Masaharu Aoyama, "A remote supervisory system based on subcarrier overmodulation for submarine optical amplifier systems", IEEE J. Lightwave Technol., 1996, Vol. 14, No. 5, pp. 671-677
しかしながら、ONU1〜ONUN-1がパワースプリッタ10に結合され、図3のように、波長番号1〜N-1までの組み合わせが既に使用状態にあるところにONUNを結合したとする。この場合、N-1個の下り波長が既に使用されているため、波長可変フィルタの掃引をN回行った後にようやく未使用波長が検出され、波長設定が完了するまでに長い時間を要することも起こり得る。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、監視光源を用いることなく、短時間で波長設定を完了することのできる光終端装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、パワースプリッタにより複数に分岐される光ファイバ伝送路に結合される光終端装置であって、前記パワースプリッタにより複数に分岐された後の光ファイバに結合される第1光終端装置は、送信波長を可変可能な第1光送信手段と、受信波長を可変可能な第1光受信手段と、前記第1光送信手段の送信光と第1光受信手段の受信光とを合分波する第1光波長合分波器と、前記第1光受信手段の出力信号から未使用の受信波長を検出する第1検出手段と、前記第1光受信手段の受信波長を前記第1検出手段により検出された前記未使用の受信波長に設定し、前記第1光送信手段の送信波長を前記設定された受信波長に対応する送信波長に設定する波長設定手段とを備え、前記パワースプリッタにより分岐される前の光ファイバに結合される第2光終端装置は、未使用波長情報を重畳した送信光を送信する第2光送信手段と、前記第1光送信手段の送信光を受信する第2光受信手段と、前記第2光受信手段の出力信号から受信波長を検出する第2検出手段と、から成る複数の光送受信装置と、前記複数の光送受信装置の送信光と受信光とを合分波する第2光波長合分波器と、前記第2光受信手段の受信波長を前記第2検出手段により検出したとき、第2光送信手段から波長を送信するための制御信号、および未使用波長情報を第2光送信手段に送出する波長監視手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光終端装置において、前記第1検出手段は、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、未使用の受信波長を検出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の光終端装置において、前記第1検出手段が前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることが出来ないとき、前記第1光受信手段の受信波長を再掃引し、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、未使用の受信波長を検出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の光終端装置において、前記第1検出手段が第1の未使用の受信波長を検出し、前記波長制御手段によって前記第1の未使用の受信波長に対応した前記第1光送信手段の送信波長を設定したにも関わらず、前記第1光受信手段が、前記第2光送信手段からの送信波長を検出しないとき、前記第1光受信手段の受信波長を再掃引して、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、第2の未使用の受信波長を検出することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の光終端装置において、前記第1検出手段が第1の未使用の受信波長を検出し、前記波長制御手段によって前記第1の未使用の受信波長に対応した前記第1光送信手段の送信波長を設定したにも関わらず、前記第1光受信手段が、前記第2光送信手段からの送信波長を検出しないとき、前記第1検出手段は、乱数を発生させて決定したランダムな時間の経過後に、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、第2の未使用の受信波長を検出することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の光終端装置において、前記第1検出手段が第2の未使用の受信波長を検出し、前記波長制御手段によって前記第2の未使用の受信波長に対応した前記第1光送信手段の送信波長を設定したにも関わらず、前記第1光受信手段が、前記第2光送信手段からの送信波長を検出しないとき、前記波長制御手段は、前記第1光受信手段の受信波長を再掃引し、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、第3の未使用の受信波長を検出することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4又は6に記載の光終端装置において、前記波長制御手段は、前記第1光受信手段の再掃引後の受信波長を、乱数を発生させて決定したランダムな波長に設定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の光終端装置において、前記第1光送信手段は前記第1光波長合分波器から送出された送信波長情報を重畳した送信光を送信し、前記第2検出手段が前記第1送信手段の送信光に重畳された送信波長情報を読み取ることにより送信波長を検出し、前記第2光送信手段は送信波長を可変可能であって、前記波長監視手段が前記第2光送信手段の送信波長を前記第2検出手段により検出された前記送信波長に設定することを特徴とする。
本発明によれば、光終端装置において、監視光源を用いることなく、短時間で波長設定を完了することが可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(実施形態)
図5に、本発明の実施形態1に係るパワースプリッタにより分岐される前の光ファイバに結合される第1の光終端装置(OLT)の構成を示す。本OLT210は、N個のOSU211、波長合分波器212、波長監視回路213から構成される。また、各OSU211は、光送信器214、光受信器215、検出器216から構成される。
ONUからの上り信号光がOSUiの光受信器215に到達すると、この上り信号は光電気変換後、検出器216において受信波長情報が検出され、波長監視回路213に送られる。但し、他のONUから同じ上り信号光が同時に到達した場合、検出器216は、ONUから信号光が到達しなかったものと判断し、受信波長情報を波長監視回路213に送らない。波長監視回路213は、N個のOSU211すべてと結合され、動作状態にない(もしくは、動作状態にある)OSU211を把握している。言い換えれば、未使用波長(もしくは、使用波長)情報を把握している。
波長監視回路213は、OSUi211の受信波長情報を受け取ると、光送信器214から下り信号を送信するための制御信号、および未使用波長(もしくは、使用波長)情報を光送信器214に送る。光送信器214は、未使用波長(もしくは、使用波長)情報を重畳した下り信号を送信する。未使用波長情報を下り信号に重畳するに際しては、例えば、GE-PONにおいて、上り信号に送信許可を与えるために利用される監視フレームなどのように、主信号と論理的に分離されたチャネルを用いることができる。また、Subcarrier Multiplexing(SCM)技術などにより、主信号と物理的に分離されたチャネルを用いることもできる(非特許文献1参照)。
一方、図6に、本発明の実施形態1に係るパワースプリッタにより複数に分岐された後の光ファイバに結合される第2の光終端装置(ONU)の構成を示す。本ONU220の構成は図4のONUと同じであるが、波長制御器226の波長設定プロセスが異なる。まず、波長可変フィルタ223の透過波長を下り波長に合わせつつ掃引させる。この第1回目の掃引による設定波長については、例えば、図3の波長配置に対して、波長番号1の組み合わせを選択するなどの規則を定めておけばよい。
次に、光受信器222において光電気変換された信号の一部を検出器225に送り、光受信器222の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する。また、受信光パワーが閾値より大きい、もしくは以上であれば、下り信号に重畳された未使用波長(もしくは、使用波長)情報の読み取りを行う。これらの結果は波長制御器226に送られる。波長制御器226においては、光パワーが閾値より小さい、もしくは以下であれば、光送信器221の波長を、このときの下り波長に対応する波長に設定する。また、光パワーが閾値より大きい、もしくは以上であれば、未使用波長(もしくは、使用波長)情報をもとに、波長可変フィルタ223の透過波長を未使用の下り波長まで掃引し、光送信器221の上り波長をそれに対応する波長に設定する。未使用波長が複数存在する場合、どの波長に設定するかが問題となるが、予め規則を定めておくことで解決できる。例えば、図3の波長配置に対して、未使用波長のうち最も波長番号の小さい組み合わせを選択する、乱数を発生させて未使用波長の組み合わせのうち任意の1組を選択する、などの規則を適用すればよい。
本方式によれば、未使用波長の検出を、下り信号波長の光パワー測定だけでなく、下り信号に重畳された未使用波長(もしくは、使用波長)情報の読み取りよっても行うため、装置の故障などがなければ、ONU220の数がどんなに多くても、波長可変フィルタ223の透過波長を多くても2回掃引するだけで、短時間に波長の設定が完了する。具体的に説明すると、例えば、ONU1〜ONUN-1220がパワースプリッタ10に結合され、図3のように、波長番号1〜N-1までの組み合わせがすでに使用状態にあるところにONUN220を結合したとする。その場合、最初に、波長番号1〜N-1番までの波長に波長可変フィルタ223の透過波長を合せたとしても、そこで未使用波長情報を読み取り、次の波長可変フィルタ223の掃引で、波長番号N番の未使用波長に到達できる。言うまでもなく、最初に、波長番号N番の波長に波長可変フィルタ223の透過波長を合わせれば、1回の掃引で未使用波長に到達できる。
尚、本実施例によれば、未使用波長の検出を、下り信号の光パワー測定値、および下り信号に重畳された未使用波長(もしくは、使用波長)情報から行うため、監視光を別途必要とすることもない。
図7に、本発明の実施形態にかかる第2の光終端装置(ONU)の波長設定プロセスを示す。本波長設定プロセスが開始(S600)されると、波長可変フィルタ223が波長制御回路226を通じて掃引され(S601)、透過波長を所定の下り信号波長に設定し、下記のような方法により未使用波長を検出する(S602、S603)。未使用波長の検出には、光パワーが所定の閾値よりも小さい、もしくは以下であるとき、そのときの下り波長を未使用波長として検出する。また、光パワーが所定の閾値より大きい、もしくは以上であるときは、下り信号に重畳されている未使用波長(もしくは、使用波長)情報を読み取り、その結果に基づき未使用波長を検出する。その後、波長制御回路226を介して波長可変フィルタ223の2度目の掃引を行い、検出された未使用波長に設定する(S604)。
次に、ONU220は、波長制御回路226を介して光送信器221の波長を検出された未使用波長に設定し、未使用の下り波長に対応する上り波長を送出する(S605)。上り波長の送出後、ONU220は対応する下り波長においてOLT210からの受信波長の有無を確認する(S606)。受信波長が確認されると、ONU220とOSU211は通信を開始し(S607)、波長設定プロセスを終了する(S610)。
しかし、S606においては、対応するOSU211に他のONU220から同時に上り波長が到達した場合や、OSU211が故障した場合は、一定時間内に受信波長が確認されない。その場合は、以下の2つのプロセスを行うことで、短時間に波長設定を行うことができる。
第1の方法は、波長可変フィルタ223を再掃引し、別の下り信号波長に設定の後、波長設定プロセス全体を繰り返す。ONU220が同時接続された場合、本プロセスが実行されると、複数のONU220が同時に波長可変フィルタ223を掃引することも起こり得る。従って、再度の競合を避けるため、未使用波長の組み合わせのうち任意の1組を、乱数に基づいて選択するのが望ましい(S609)。
第2の方法は、波長可変フィルタ223を再掃引せずに、光パワーの測定(S602)以降のプロセスを再試行し、同じ上り波長を再送出する。その際、再試行プロセスを、乱数を発生させて決定したランダムな時間の経過後に行うことで、他のONU220との間で、OSU211において競合が生じる確率を低減することが出来る(S608)。
図7に示すように、S608を行った後に、S609を行うこともできる。また、S608とS609は必ずしも両方行う必要はなく、S608およびS609のどちらか一方のみを行うだけでもよい。
下り信号に重畳された未使用波長情報の読み取りが出来なかった場合についても同様に波長可変フィルタ223を再掃引し、別の下り信号波長に設定の後、波長設定プロセス全体を繰り返すことによって迅速な波長設定が可能である。
また、各OSU211の送信波長は光送信器214の初期設定で決められているが、OSU211の光送信器214を波長可変とし、ONUで上り信号に波長情報を重畳すれば、ONU側で指定する送信波長に光送信器214を設定することもできる。すなわち、ONU220の波長制御回路226から送信波長情報を光送信器221に送り、光送信器214が下り信号に波長情報を重畳するのと同様に、光送信器221が上り信号に送信波長情報を重畳する。上り信号を受信したOSU211は、検出器216で送信波長情報を読み取って波長監視回路213に送る。そして、波長監視回路213がONU220から送られた送信波長情報に基づきOSU211の光送信器214の送信波長を設定することによって可能である。
既設網を活用したWDM-PONの構成を示す図である。 WDM-PON波長配置の一例を示す図である。 上り波長と下り波長の対応関係および使用状態の一例を示す図である。 監視光源を必要としないONUの構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係るパワースプリッタにより分岐される前の光ファイバに結合される第1の光終端装置(OLT)の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係るパワースプリッタにより複数に分岐された後の光ファイバに結合される第2の光終端装置(ONU)の構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる第2の光終端装置(ONU)の波長設定プロセスを示すフローチャートである。
符号の説明
10 パワースプリッタ
20 光ファイバ
110、220 OLT
111、211 OSU
112、124、134、212、224 波長合分波器
113 監視光源
114 監視光源合波器
120、130、220 ONU
121、131、214、221 光送信器
122、132、215、222 光受信器
123、133、223 波長可変フィルタ
125 監視光源分波器
126 受光器
127、135、216、225 検出器
128、136、226 波長制御回路
213 波長監視回路

Claims (8)

  1. パワースプリッタにより複数に分岐される光ファイバ伝送路に結合される光終端装置であって、
    前記パワースプリッタにより複数に分岐された後の光ファイバに結合される第1光終端装置は、
    送信波長を可変可能な第1光送信手段と、
    受信波長を可変可能な第1光受信手段と、
    前記第1光送信手段の送信光と第1光受信手段の受信光とを合分波する第1光波長合分波器と、
    前記第1光受信手段の出力信号から未使用の受信波長を検出する第1検出手段と、
    前記第1光受信手段の受信波長を前記第1検出手段により検出された前記未使用の受信波長に設定し、前記第1光送信手段の送信波長を前記設定された受信波長に対応する送信波長に設定する波長設定手段と
    を備え、
    前記パワースプリッタにより分岐される前の光ファイバに結合される第2光終端装置は、
    未使用波長情報を重畳した送信光を送信する第2光送信手段と、
    前記第1光送信手段の送信光を受信する第2光受信手段と、
    前記第2光受信手段の出力信号から受信波長を検出する第2検出手段と、
    から成る複数の光送受信装置と、
    前記複数の光送受信装置の送信光と受信光とを合分波する第2光波長合分波器と、
    前記第2光受信手段の受信波長を前記第2検出手段により検出したとき、第2光送信手段から波長を送信するための制御信号、および未使用波長情報を前記第2光送信手段に送出する波長監視手段と、
    を備えたことを特徴とする光終端装置。
  2. 前記第1検出手段は、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、未使用の受信波長を検出することを特徴とする請求項1に記載の光終端装置。
  3. 前記第1検出手段が前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることが出来ないとき、前記第1光受信手段の受信波長を再掃引し、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、未使用の受信波長を検出することを特徴とする請求項2に記載の光終端装置。
  4. 前記第1検出手段が第1の未使用の受信波長を検出し、前記波長制御手段によって前記第1の未使用の受信波長に対応した前記第1光送信手段の送信波長を設定したにも関わらず、前記第1光受信手段が、前記第2光送信手段からの送信波長を検出しないとき、
    前記第1光受信手段の受信波長を再掃引して、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、第2の未使用の受信波長を検出することを特徴とする請求項2に記載の光終端装置。
  5. 前記第1検出手段が第1の未使用の受信波長を検出し、前記波長制御手段によって前記第1の未使用の受信波長に対応した前記第1光送信手段の送信波長を設定したにも関わらず、前記第1光受信手段が、前記第2光送信手段からの送信波長を検出しないとき、
    前記第1検出手段は、乱数を発生させて決定したランダムな時間の経過後に、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、第2の未使用の受信波長を検出することを特徴とする請求項2に記載の光終端装置。
  6. 前記第1検出手段が第2の未使用の受信波長を検出し、前記波長制御手段によって前記第2の未使用の受信波長に対応した前記第1光送信手段の送信波長を設定したにも関わらず、前記第1光受信手段が、前記第2光送信手段からの送信波長を検出しないとき、
    前記波長制御手段は、前記第1光受信手段の受信波長を再掃引し、再度、前記第1光受信手段の受信光パワーが所定の閾値以上か否かを測定する、または前記第2光送信手段の送信光に重畳された未使用波長情報を読み取ることにより、第3の未使用の受信波長を検出することを特徴とする請求項5に記載の光終端装置。
  7. 前記波長制御手段は、前記第1光受信手段の再掃引後の受信波長を、乱数を発生させて決定したランダムな波長に設定することを特徴とする請求項4又は6に記載の光終端装置。
  8. 前記第1光送信手段は前記第1光波長合分波器から送出された送信波長情報を重畳した送信光を送信し、前記第2検出手段が前記第1送信手段の送信光に重畳された送信波長情報を読み取ることにより送信波長を検出し、前記第2光送信手段は送信波長を可変可能であって、前記波長監視手段が前記第2光送信手段の送信波長を前記第2検出手段により検出された前記送信波長に設定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の光終端装置。
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