JP2009275348A - Baseboard for scaffold board - Google Patents
Baseboard for scaffold board Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009275348A JP2009275348A JP2008124705A JP2008124705A JP2009275348A JP 2009275348 A JP2009275348 A JP 2009275348A JP 2008124705 A JP2008124705 A JP 2008124705A JP 2008124705 A JP2008124705 A JP 2008124705A JP 2009275348 A JP2009275348 A JP 2009275348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baseboard
- scaffolding
- skirting board
- board
- safety handrail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
Description
本発明は、枠組足場における足場板の桁側端部に沿って配置される足場板用幅木に関するもので、特に、枠組足場を組み立てる際に、既設の下段側足場板から、新設した上段側足場板の先行手摺として、隣り合う建枠の対向する脚柱間に設置される安全手摺に取り付けて使用される足場板用幅木に関する。 The present invention relates to a baseboard for a scaffolding board arranged along the spar side end of a scaffolding board in a framed scaffold, and in particular, when assembling a framed scaffold, from an existing lower stage side scaffolding board, a newly installed upper stage side The present invention relates to a baseboard for a scaffold board that is used by being attached to a safety handrail installed between adjacent pedestals of adjacent building frames as a preceding handrail of a scaffold board.
従来の足場板用幅木として特許公報等の公知文献を具体的に挙げることはできないが、従来、安全手摺に取り付けて使用されている幅木は、足場板上面に対する取付角度が常に垂直となるように安全手摺に取り付けられている。 Although publicly known documents such as patent gazettes cannot be specifically mentioned as conventional scaffolding board skirting boards, conventionally, baseboards that are used by attaching to safety handrails always have an attachment angle perpendicular to the upper surface of the scaffolding board. Is attached to a safety handrail.
上記のように、従来の幅木は、足場板上面に対する取付角度が常に垂直となるように安全手摺に取り付けられることから、使用される建枠のサイズにより足場板の幅が異なって足場板の桁側端部に夫々異なった隙間ができる場合に、その隙間をカバーするためには、板幅の異なる足場板でもその足場板の桁側端部上面に幅木を垂直に設置できるように複数種類の幅木取付装置が必要となり、それがために幅木のコストが高くついていた。 As described above, the conventional baseboard is attached to the safety handrail so that the mounting angle with respect to the top surface of the scaffolding plate is always vertical. Therefore, the width of the scaffolding plate varies depending on the size of the building frame used. In order to cover the gaps when different gaps are created at the end of the girders, a plurality of baseboards can be installed vertically on the upper face of the girders end of the scaffolding plate even if the board has different widths. There was a need for a type of skirting board installation, which was costly.
本発明は、上記の事情に鑑み、幅木の取付角度を可変とすることにより、建枠のサイズにより足場板の板幅が異なって足場板の桁側端部に異なった隙間ができる場合に、その隙間幅に応じて幅木の取付角度を変え、幅木の下端縁部は常に足場板の桁側端部上面に載置させるようにした幅木を提供することを目的としている。 In the present invention, in view of the above circumstances, by changing the mounting angle of the baseboard, when the width of the scaffolding plate is different depending on the size of the building frame, a different gap is formed at the end of the spar of the scaffolding plate. An object of the present invention is to provide a skirting board in which the attachment angle of the skirting board is changed according to the gap width, and the lower edge of the skirting board is always placed on the upper surface of the end of the spar side of the scaffolding board.
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、枠組足場の隣り合う建枠12の対向する脚柱9,9間に設置される安全手摺5に、足場板7の桁側端部に沿うように取り付けられる幅木1であって、面板状の幅木本体2を有し、この幅木本体2の上辺側両端部に夫々幅木取付金具3,4を枢着し、両幅木取付金具3,4には、これらの幅木取付金具3,4を安全手摺5の左右縦枠5a,5bに固定する固定手段6を設け、各幅木取付金具3,4と幅木本体2との間には、幅木本体2の下端縁部2aが足場板7の桁側端部上面に載置するように幅木本体2を所要の角度姿勢に保持する角度姿勢保持手段8を介設してなることを特徴としている。
Means for solving the above-described problems will be described with reference numerals in the embodiments described later. The invention according to
請求項2は、請求項1に記載の足場板用幅木において、前記固定手段6は、一方の幅木取付金具3に設けられていて、安全手摺5の左右縦枠5a,5bの一方の縦枠5aに嵌合される嵌合部材18と、他方の幅木取付金具4に設けられていて、他方の縦枠5bを掴持するクランプ19とからなり、クランプ19は、前記他方の縦枠5bの周面部を受ける受け金具20と、受け金具20に一端部が枢着されたロックレバー21と、ロックレバー21の長手方向中間部に基端部が枢着されていて、受け金具20で受けられる前記周面部と反対側の周面部に係嵌される板バネからなる係止フック24とから構成され、ロックレバー21を一方向に回動して係止フック24を前記縦枠5bに係嵌させた後、ロックレバー21を他方向に回動させることによって係止フック24を係嵌状態にロックするようにしてなることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の足場板用幅木において、前記角度姿勢保持手段8は、幅木本体2の上辺側にその長手方向スライド可能に支持されたロッド25と、前記両幅木取付金具3,4の夫々近傍に位置するロッド25の両端部に夫々L字形に突設された両側一対の係止ピン26,27と、両係止ピン26,27と対向する前記両幅木取付金具3,4に設けられた夫々複数の角度変更用ピン孔a,b,cと、各係止ピン26,27の先端部26o,27oが各幅木取付金具3,4のピン孔a,b,cに突入するようにロッド25を一方向に付勢するロッド付勢用バネ28とからなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、安全手摺5の左右縦枠5a,5bに対する幅木本体2の取付角度を可変としたから、建枠12のサイズにより、建枠12に架け渡される足場板7の板幅が異なって足場板7の桁側端部に異なった幅の隙間ができる場合に、その隙間幅に応じて幅木本体2の取付角度を変えることによって、幅木本体2の下端縁部2aを常に足場板7の桁側端部上面に載置させることができ、それにより幅木1としての機能を有効に発揮させることができる。
The effect of the invention by the above solution will be described with reference numerals of the embodiments described later. According to the invention according to
請求項2に係る発明によれば、固定手段6は、一方の幅木取付金具3に設けてあって、左右縦枠5a,5bの一方の縦枠5aに嵌合される嵌合部材18と、他方の幅木取付金具4に設けられて、他方の縦枠5bを掴持するクランプ19とからなり、クランプ19は、他方の縦枠5bの周面部を受ける受け金具20と、受け金具20に一端部が枢着されたロックレバー21と、ロックレバー21の中間部に基端部が枢着されていて、受け金具20で受けられる前記周面部と反対側の周面部に係嵌される板バネからなる係止フック24とから構成され、ロックレバー21を一方向に回動して係止フック24を縦枠5bに係嵌させた後、ロックレバー21を他方向に回動させることによって係止フック24を係嵌状態にロックするようにしたから、幅木取付金具3,4を安全手摺5の左右縦枠5a,5bの所要高さ位置に簡単容易に固定することができる。
According to the second aspect of the present invention, the
請求項3に係る発明によれば、角度姿勢保持手段8は、幅木本体2の上辺側にスライド可能に支持されたロッド25と、このロッド25の両端部に夫々L字形に突設された両側一対の係止ピン26,27と、両係止ピン26,27と対向する両幅木取付金具3,4に設けられた夫々複数、例えば3つの角度変更用ピン孔a,b,cと、各係止ピン26,27の先端部26o,27oが各幅木取付金具3,4のピン孔a,b,cに突入するようにロッド25を一方向に付勢するバネ28とからなるもので、構造が簡単で部品点数も少ないから、操作が簡単で、幅木本体2を所要角度に確実に保持できると共に、製作が容易となる。
According to the invention of
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1の(a) は幅木全体の取付状態を示す正面図、(b) は側面図であり、図2は平面図である。図3は図1の(a) の要部拡大図、図4は図1の(b) の要部拡大図、図5は図2のの要部拡大図である。この発明に係る幅木1は、アルミ製の面板からなる幅木本体2を有し、この幅木本体2の上辺側両端部に夫々幅木取付金具3,4を枢着し、両幅木取付金具3,4には、これらの幅木取付金具3,4を安全手摺5の左右縦枠5a,5bの所要高さ位置に固定するための固定手段6を設け、各幅木取付金具3,4と幅木本体2との間には、幅木本体2の下端縁部2aが足場板7の桁側端部上面に載置するように幅木本体2を所要の角度姿勢に保持するための角度姿勢保持手段8を介設してなるものである。
A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 (a) is a front view showing the mounting state of the entire baseboard, (b) is a side view, and FIG. 2 is a plan view. It is. 3 is an enlarged view of the main part of FIG. 1 (a), FIG. 4 is an enlarged view of the main part of FIG. 1 (b), and FIG. 5 is an enlarged view of the main part of FIG. A
前記安全手摺5は、図1の仮想線で示すように、両側一対の脚柱9,9と両脚柱9,9の上端部どうしをつなぐ横架材10と補強材11,11とからなる建枠12(図8参照)を対向させて、両建枠12,12の横架材10,10に足場板7をフック7a,7aにより架け渡しながら枠組足場を組み立てる際に、既設の下段側足場板7から、新設した上段側足場板7(図示せず)の先行手摺として、隣り合う建枠12,12の対向する脚柱9,9間に取付手段15を介して設置されるもので、左右縦枠5a,5bと上下横枠5c,5dと縦横の中桟5e,5fとからなる。
As shown by the phantom line in FIG. 1, the
両幅木取付金具3,4は、図3〜図5から分かるように、幅木本体2の上辺側両端部にリベットrで固着されている取付片13,14に、夫々枢軸としてのボルト16,16によって枢着され、両枢着部は鋼管製の連結フレーム17により連結されている。
As can be seen from FIGS. 3 to 5, the two
前記固定手段6は、図3及び図5に示すように、両幅木取付金具3,4のうちの一方の幅木取付金具3に固着されていて、安全手摺5の左右縦枠5a,5bの一方の縦枠5aに嵌合される平面視コ字形の嵌合部材18と、他方の幅木取付金具4に設けられていて、他方の縦枠5bを掴持するクランプ19とからなる。
As shown in FIGS. 3 and 5, the fixing means 6 is fixed to one of the skirting
クランプ19は、図6の(a) 〜(d) に示すように、安全手摺5の左右縦枠5a,5bのうちの他方の縦枠5bの周面部を受ける受け金具20と、この受け金具20に一端部21aが枢軸22で枢着されたロックレバー21と、このロックレバー21の長手方向中間部に基端部が枢軸23で枢着されていて、受け金具20により受けられる周面部と反対側の周面部にフック部24aが係嵌される係止フック24とによって構成され、係止フック24は板バネからなる。受け金具20は、幅木取付金具4に固着される垂直部片20aと、ロックレバー21の一端部21aが枢着される水平部片20bとからなるもので、垂直部片20aの一端側と水平部片20bの一端縁部とで縦枠5bの周面部を受けるようになっていて、水平部片20bの一端縁には円弧状の係合部20oが形成されている。また、ロックレバー21の他端部には把手21bが突設されている。
As shown in FIGS. 6A to 6D, the
このクランプ19の作用について説明すると、図6の(a) はクランプ19の非使用時の状態、つまり梱包時の状態を示し、この状態で、係止フック24が安全手摺5の縦枠5bを掴持し得る閉鎖位置にあり、ロックレバー21は、受け金具20の垂直部片20aと平行状態に位置して、係止フック24を閉鎖位置にロックした状態にある。そして、(a) の状態にあるロックレバー21を同図の矢印方向に回すと、板バネからなる係止フック24のロック状態が解除されるから、その解除後に係止フック24のフック部24a側を(b) の実線図示、更には仮想線図示のように回しながら、ロックレバー21の把手21b側を(b) の矢印方向に引っ張ることによって、係止フック24が開放状態となる。
The action of the
しかして、安全手摺5の縦枠5bを掴持する時は、図6の(b) に示す状態からロックレバー21の把手21bを同図に示す矢印と反対方向に引き起こして、ロックレバー21を(c) の矢印で示すように回しながら係止フック24を前方へ倒して(c) に示す状態とすれば、係止フック24はフック部24aが縦枠5bを掴持し得る状態となるので、この状態からロックレバー21を(c) の矢印方向と反対方向に回して、(d) に示す状態とすることにより、縦枠5bを、係止フック24のフック部24aのバネ作用により弾性的に掴持固定する、即ちロックすることができる。このクランプ19による縦枠5bの掴持を解除する時は、上記した掴持操作の逆の操作を行なえばよい。
Therefore, when the
次に、角度姿勢保持手段8について説明すると、この角度姿勢保持手段8は、安全手摺5の左右縦枠5a,5bに幅木取付金具3,4及び固定手段を介して上下動可能で揺動可能に取り付けた幅木本体2を、図8の(a) 〜(c) に示すようにサイズの異なる建枠12に架け渡される足場板7の何れに対しても当該幅木本体2の下端縁部2aが足場板7の桁側端部上面に載置するように、所要の角度姿勢に保持する手段であって、幅木本体2の上辺側にその長手方向スライド可能に支持されたロッド25と、両幅木取付金具3,4の夫々近傍に位置するロッド25の両端部に夫々L字形に突設された両側一対の係止ピン26,27と、両係止ピン26,27と対向する両幅木取付金具3,4に設けられた夫々複数の角度変更用ピン孔a,b,c(図4参照)と、各係止ピン26,27の先端部26o,27oが各幅木取付金具3,4のピン孔a,b,cに突入するようにロッド25を一方向に付勢するロッド付勢用コイルバネ28と、からなる。ロッド25は、図3及び図5に示すように、幅木本体2の上辺側両端部に固着された取付片13,14を貫通してスライド可能に支持され、そしてこのロッド25の一端側にロッド付勢用コイルバネ28が嵌装されてナット41で適度に締め付けることにより、ロッド25に一方向の付勢力を与えるようになっている。尚、各係止ピン26,27の先端部26o,27oを各幅木取付金具3,4のピン孔a,b,cの所要のピン孔に突入させる時は、ロッド25をコイルバネ28の付勢力に抗して引っ張ればよい。
Next, the angle posture holding means 8 will be described. The angle posture holding means 8 swings vertically on the left and right
各幅木取付金具3,4に設けてあるピン孔a,b,cのうちのピン孔aは、図7の(a) 及び図8の(a) に示すように幅木本体2を足場板7の上面に対しθ1(例えば直角90°)の姿勢に保持するように各係止ピン26,27の先端部26a,27bを突入させる孔であり、ピン孔bは、図7の(b) 及び図8の(b) に示すように幅木本体2を足場板7の上面に対しθ2(例えば80°)の傾斜姿勢に保持するように各係止ピン26,27の先端部26a,27bを突入させる孔であり、ピン孔cは、図7の(c) 及び図8の(c) に示すように幅木本体2を足場板7の上面に対しθ3(例えば63°)の傾斜姿勢に保持するように各係止ピン26,27の先端部26a,27bを突入させる孔である。
Of the pin holes a, b, and c provided in the base
更に、安全手摺5を隣り合う建枠12,12の対向する脚柱9,9に取り付けるための取付手段15について説明すると、この取付手段15は、図1の(a) に示すように、安全手摺5の左右各縦枠5a,5bの中間部に取り付けられ、建枠12の横架材10に掛止される位置決め用のフック30と、安全手摺5の各縦枠5a,5bの下端部に取り付けられ、安全手摺5を建枠12の脚柱9の上部側に固定する上部固定金具50と、同安全手摺5を上段側建枠12の脚柱9の下部側に固定する下部固定金具40とにより構成される。
Further, the attachment means 15 for attaching the
取付手段15の位置決め用フック30は、図9の(a) 〜(d) に示すように、縦枠5a,5bに取り付けられた取付アーム30aの先端部下側に、建枠12の横架材10に上方より嵌合掛止するフック部30bを有し、また取付アーム30aの先端部上側には、安全手摺5の取り付け又は取り外し時にこの安全手摺5を逆様にした状態で建枠12の横架材10に嵌合係止するフック部30cが形成されている。
As shown in FIGS. 9A to 9D, the
下部固定金具40と上部固定金具50とは同じ構造であり、その詳細を図10〜図12に示す。図10は固定金具40,50が固定位置にある時の正面図であり、図11は平面図である。図812は固定金具40,50が収納位置にある時の正面図である。
The
図10〜図12を参照すると、各固定金具40,50は、安全手摺5の縦枠5a,5bに固着された取付部材36と、建枠12の脚柱9に係脱自在に係合する脚柱係合部37を一端部に有し、この脚柱係合部37が脚柱9に係合する固定位置と脚柱係合部37が脚柱9から離脱して安全手摺5の縦枠5a,5bに沿うように折り畳み収納される収納位置との間で回動可能に取付部材36に枢軸48によって枢着された回動部材38と、この回動部材38を固定位置及び収納位置にロックするロック手段39とによって構成される。回動部材38の他端部、即ち脚柱係合部37と反対側の端部には、固定位置において安全手摺5の縦枠5a,5bに係合し、収納位置において縦枠5a,5bから離脱する縦枠係合部45が設けてある。
Referring to FIGS. 10 to 12, the fixing
各固定金具40,50のロック手段39は、取付部材36と回動部材38との互いの摺接面部の一方側に係合突片41をバネ60によって他方の摺接面部側に弾接するように設けると共に、他方の摺接面部側に、回動部材38が回動して固定位置及び収納位置に来た時に係合突片41が係合して回動部材38を固定位置及び収納位置に夫々ロックする固定位置用ロック孔42Aと収納位置用ロック孔42Bとを設けたものからなる。
The locking means 39 of each of the fixing
回動部材38を図12に示す収納位置から90°回動させることにより、回動部材38の脚柱係合部37が建枠12の脚柱9に係合すると同時に、縦枠係合部45が安全手摺5の縦枠5a,5bに係合し、同時にまた係合突片41の先端半球状部分が回動部材38の固定位置用ロック孔42Aに係合し、これにより回動部材38は収納位置から固定位置に位置変更されると同時に固定位置にロックされて、図10に示す状態となる。
By rotating the rotating
上述のように構成される幅木1は、幅木本体2の上辺側両端部にある幅木取付金具3,4を、固定手段6を介して安全手摺5の左右縦枠5a,5bに取り付けておく。この状態で、幅木1は、左右縦枠5a,5bに取り付けられた幅木取付金具3,4を介して揺動可能となっている。しかして、枠組足場の組み立てにあたって、隣り合う建枠12,12の対向する脚柱9,9間に安全手摺5を設置する時に、建枠12,12の対向する横架材10,10に架け渡された足場板7の桁側端部に形成される隙間幅に応じて、幅木本体2の下端縁部2aが足場板7の桁側端部上面に載置するように、縦枠5a,5bに対する幅木取付金具3,4の取付高さを調整しながら幅木本体2を角度姿勢保持手段8によって所要の角度姿勢に保持する。
The
図8の(a) 〜(c) は、建枠12の枠幅及び足場板7の板幅が異なることにより、その建枠12に架け渡される足場板7の桁側端部に異なった隙間幅ができることを示すもので、(a) は狭い枠幅W1(610mm)の建枠12を使用する場合、(b) はやや広い枠幅W2(914mm)の建枠12を使用する場合、(c) は広い枠幅W1(1219mm)の建枠12を使用する場合であり、(a) の建枠12の場合は、板幅500mmの足場板7Aが使用されるため、この足場板7Aの桁側端部に形成される隙間幅S1は約50mmとなる。(b) の建枠12の場合には、板幅500mmの足場板7Aと板幅240mmの足場板7Bの2枚が使用されるため、この足場板7A,7Bの桁側端部に形成される隙間幅S2は約85mmとなる。また、(c) の建枠12の場合には、板幅500mmの足場板7Aを2枚使用すると、この2枚の足場板7A,7Aの桁側端部に形成される隙間幅S3は約140mmと、最も広くなる。
8 (a) to 8 (c) show different gaps at the end of the girder side of the
上述した本発明に係る幅木1は、上記のように使用する建枠12及び足場板7のサイズによって足場板7の桁側端部に夫々違った隙間幅S1,S2,S3が形成される場合も、そのような隙間幅S1,S2,S3をカバーすることができるものである。
In the
図8の(a) の例を詳細に示したものが図7の(a) である。この図7の(a) は足場板7の桁側端部に形成される隙間幅が最も狭いS1の場合で、先ず、安全手摺5の左右縦枠5a,5bに対する幅木本体2の幅木取付金具3,4の取付位置を確認しながら、幅木本体2の下端縁部2aを足場板7の桁側端部上面に載置し、この状態で幅木取付金具3,4を固定手段6によって左右縦枠5a,5bの所要高さ位置に保持すると共に、角度姿勢保持手段8によって幅木本体2を所要角度姿勢に保持する。この場合、角度姿勢保持手段8の係止ピン26,27の先端部26a,27bを、各幅木取付金具3,4のピン孔aに突入させることにより、幅木本体2は、足場板7上面に対する角度θ1が例えば直角90°の姿勢に保持される。
FIG. 7 (a) shows details of the example of FIG. 8 (a). FIG. 7A shows the case where the width of the gap formed at the end of the spar side of the
図7の(b) は図8の(b) の例を詳細に示したもので、足場板7の桁側端部に形成される隙間幅がやや広くなったS2の場合であって、幅木本体2の下端縁部2aを足場板7の桁側端部上面に載置した状態で幅木取付金具3,4を固定手段6によって左右縦枠5a,5bの所要高さ位置に保持すると共に、幅木本体2を足場板7上面に対する角度θ2の傾斜姿勢に保持する。この場合、角度姿勢保持手段8の係止ピン26,27の先端部26a,27bを、各幅木取付金具3,4のピン孔bに突入させることによって、幅木本体2の傾斜角度θ2は例えば80°である。
FIG. 7 (b) shows in detail the example of FIG. 8 (b) in the case of S2 in which the width of the gap formed at the end of the
図7の(c) は図8の(c) の例を詳細に示したもので、足場板7の桁側端部に形成される隙間幅が最も広くなったS3の場合であって、幅木本体2の下端縁部2aを足場板7の桁側端部上面に載置した状態で幅木取付金具3,4を固定手段6によって左右縦枠5a,5bの所要高さ位置に固定すると共に、幅木本体2を足場板7上面に対する角度θ3の傾斜姿勢に保持する。この場合、角度姿勢保持手段8の係止ピン26,27の先端部26a,27bを、各幅木取付金具3,4のピン孔cに突入させることによって、幅木本体2の傾斜角度θ3は例えば63°である。
FIG. 7 (c) shows the details of the example of FIG. 8 (c) in the case of S3 in which the gap formed at the end of the spar side of the
以上説明した実施形態の幅木1によれば、安全手摺5の左右縦枠5a,5bに対する幅木本体2の取付角度を可変としたことにより、建枠12のサイズにより、安建枠12に架け渡される足場板7の板幅が異なって足場板7の桁側端部に異なった幅の隙間ができる場合に、その隙間幅に応じて幅木本体2の取付角度を変えることによって、幅木本体2の下端縁部2aを常に足場板7の桁側端部上面に載置させることができ、それにより幅木1としての機能を有効に発揮させることができる。
According to the
また、この幅木1によれば、固定手段6は、一方の幅木取付金具3に設けてあって、左右縦枠5a,5bの一方の縦枠5aに沿って支持案内されるガイド部材18と、他方の幅木取付金具4に設けられて、他方の縦枠5bを掴持するクランプ19とから構成され、クランプ19は、他方の縦枠5bの周面部を受ける受け金具20と、受け金具20に一端部が枢着されたロックレバー21と、ロックレバー21の中間部に基端部が枢着されていて、受け金具20で受けられる前記周面部と反対側の周面部に係嵌される板バネからなる係止フック24とから構成されていて、ロックレバー21を一方向に回動して係止フック24を縦枠5bに係嵌させた後、ロックレバー21を他方向に回動させることによって係止フック24を係嵌状態にロックするようにしたから、幅木取付金具3,4を安全手摺5の左右縦枠5a,5bの所要高さ位置に簡単容易に固定することができる。
Further, according to this
また、この幅木1においては、角度姿勢保持手段8は、幅木本体2の上辺側にスライド可能に支持されたロッド25と、このロッド25の両端部に夫々L字形に突設された両側一対の係止ピン26,27と、両係止ピン26,27と対向する両幅木取付金具3,4に設けられた夫々3つの角度変更用ピン孔a,b,cと、各係止ピン26,27の先端部26o,27oが各幅木取付金具3,4のピン孔a,b,cに突入するようにロッド25を一方向に付勢するバネ28とからなるもので、構造が簡単にして部品点数も少ないため、幅木本体2の取付操作が簡単で、幅木本体2を所要角度に確実に保持できると共に、製作が容易となる。尚、この実施形態では、各幅木取付金具3,4には3つの角度変更用ピン孔a,b,cを設けているが、角度変更用ピン孔の数は2つ以上、いくつでも設けることができる。
Further, in this
1 幅木
2 幅木本体
2a 幅木本体の下端縁部
3,4 幅木取付金具
5 安全手摺
5a,5b 安全手摺の縦枠
6 固定手段
7 足場板
8 角度姿勢保持手段
9 建枠の脚柱
10 建枠の横架材
12 建枠
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008124705A JP5121558B2 (en) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | Scaffolding board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008124705A JP5121558B2 (en) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | Scaffolding board |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009275348A true JP2009275348A (en) | 2009-11-26 |
JP5121558B2 JP5121558B2 (en) | 2013-01-16 |
Family
ID=41441042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008124705A Expired - Fee Related JP5121558B2 (en) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | Scaffolding board |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5121558B2 (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011140777A (en) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Alinco Inc | Safety balustrade |
JP2012072599A (en) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Alinco Inc | Baseboard for scaffolding board |
CN110778114A (en) * | 2019-11-12 | 2020-02-11 | 中建八局轨道交通建设有限公司 | Supporting structure for axillary angle template and construction method thereof |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005226352A (en) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Sumitomo Metal Steel Products Inc | Rotary type baseboard, handrail frame and prefabricated scaffolding |
-
2008
- 2008-05-12 JP JP2008124705A patent/JP5121558B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005226352A (en) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Sumitomo Metal Steel Products Inc | Rotary type baseboard, handrail frame and prefabricated scaffolding |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011140777A (en) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Alinco Inc | Safety balustrade |
JP2012072599A (en) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Alinco Inc | Baseboard for scaffolding board |
CN110778114A (en) * | 2019-11-12 | 2020-02-11 | 中建八局轨道交通建设有限公司 | Supporting structure for axillary angle template and construction method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5121558B2 (en) | 2013-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5121558B2 (en) | Scaffolding board | |
JP6839496B2 (en) | Gable skirting board for scaffolding | |
JP4972629B2 (en) | Outboard skirting board | |
JP2012215033A (en) | Presetting handrail | |
JP5399796B2 (en) | Gap closing plate with baseboard for scaffolding board | |
JP2005097987A (en) | Plinth for temporary scaffold | |
JP2011241656A (en) | Gable side baseboard for temporary scaffold | |
JP5393637B2 (en) | Scaffold plate gap plate | |
JP2006161458A (en) | Baseboard for scaffolding | |
JP2011140777A (en) | Safety balustrade | |
JP5478212B2 (en) | Lattice groove cover removal device | |
JP2003166342A (en) | Device for mounting baseboard on scaffolding device | |
JP2006169902A (en) | Baseboard for temporary scaffold | |
JP4005537B2 (en) | Scaffolding board | |
JP3043691B2 (en) | Mounting device for loading stage for frame scaffold | |
JP2006022601A (en) | Base board for scaffold | |
JP4518960B2 (en) | Exterior wall panel position adjustment structure and exterior wall panel mounting method | |
JP2011084957A (en) | Baseboard for projected corner | |
JP5395558B2 (en) | Skirting and frame scaffolding | |
JP5491279B2 (en) | Equipment mounting bracket | |
JP3159458U (en) | Scaffolding board | |
JP4068603B2 (en) | Safety handrail | |
JP4695433B2 (en) | Handrail for scaffolding scaffold | |
JP3153728U (en) | Leading handrail of assembly scaffold | |
JP4433864B2 (en) | Leading handrail of frame scaffold |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120321 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120928 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121023 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5121558 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |