JP2009267780A - マルチパスノイズ低減装置、fm受信機、及びマルチパスノイズ低減方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】FM受信において、音声信号の品質低下を防止する。
【解決手段】強度判定部111は、強度信号S14のレベルが第1の閾値より小さいか否かを判定する。DU比判定部112は、強度信号S14に基づいて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいか否かを判定する。マルチパスノイズ判定部113は、強度判定部111によって強度信号S14のレベルが第1の閾値より小さいと判定され、かつDU比判定部112によって前記比率が第2の閾値より大きいと判定された場合に、IF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定する。マルチパスノイズ低減部114は、マルチパスノイズ判定部113によってIF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定された場合に、ノイズ低減後IQ信号S20を当該マルチパスノイズ発生直前のIQ信号S13の値にして出力する。
【選択図】図1
【解決手段】強度判定部111は、強度信号S14のレベルが第1の閾値より小さいか否かを判定する。DU比判定部112は、強度信号S14に基づいて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいか否かを判定する。マルチパスノイズ判定部113は、強度判定部111によって強度信号S14のレベルが第1の閾値より小さいと判定され、かつDU比判定部112によって前記比率が第2の閾値より大きいと判定された場合に、IF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定する。マルチパスノイズ低減部114は、マルチパスノイズ判定部113によってIF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定された場合に、ノイズ低減後IQ信号S20を当該マルチパスノイズ発生直前のIQ信号S13の値にして出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、FM通信における受信信号のマルチパスノイズを低減する技術に関するものである。
自動車等の移動体等に搭載されるFM受信機がオーディオ電波を受信する際、周囲の山や高層建築物等の障害物での電磁波の反射に起因してマルチパスが生じる。詳しくは、反射体である障害物によって反射された反射波は、受信アンテナに直接受信される直接波とは異なる経路で受信アンテナに達するので、直接波と反射波とに位相のずれが生じ、直接波の一部が反射波によって打ち消されてしまう。これにより、受信されるオーディオ電波にマルチパスノイズが発生し、FM受信機によってスピーカー等に出力される音声信号の品質が著しく低下してしまう。
特許文献1には、IF信号のAM成分を検出し、AM成分のレベルを所定の閾値と比較し、AM成分のレベルが所定の閾値以下であるときに、復調部により出力される音声信号等に対して前値ホールドを行うマルチパスノイズ低減方法(以下、「第1の方法」と呼ぶ)について開示されている。また、AM成分のレベルを所定の閾値と比較する代わりに、DU比を所定の閾値と比較する方法(以下、「第2の方法」と呼ぶ)も開示されている。
特開昭60−39929号公報
しかしながら、上記特許文献1の第1の方法のように、AM成分が所定レベル以下であるときに前値ホールドを行うようにすると、FM信号が変調度を大きくして放送局から送出される場合、AM成分が落ち込み、マルチパスノイズが発生していないにもかかわらず前値ホールドが行われてしまうことがある。マルチパスノイズが発生していないときに前値ホールドが行われると、音声信号の品質が低下してしまう。
また、上記特許文献1の2つ目の方法のように、DU比に基づいて前値ホールドを行うか否かを判定するようにしても、マルチパスノイズが発生していないにもかかわらず前値ホールドが行われ、音声信号の品質が低下してしまうことがある。
本発明は、上記の点に鑑み、FM受信において、不必要なマルチパスノイズ低減処理を回避し、音声信号の品質低下を防止することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、IF信号の電界強度を示す強度信号のレベルが第1の閾値より小さいか否かを判定する強度判定処理と、前記強度信号に基づいて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいか否かを判定するDU比判定処理と、前記強度判定処理において前記強度信号のレベルが第1の閾値より小さいと判定され、かつ前記DU比判定処理において前記比率が第2の閾値より大きいと判定された場合に、前記IF信号にマルチパスノイズが発生していると判定するマルチパスノイズ判定処理と、前記マルチパスノイズ判定処理において前記IF信号にマルチパスノイズが発生していると判定された場合に、前記IF信号に基づくIQ信号の値又は当該IQ信号を復調した音声信号の値を所定値に置換するマルチパスノイズ低減処理とを有することを特徴とする。
これにより、前記強度信号のレベルが第1の閾値より小さく、かつ直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きい場合に、前記IF信号に基づくIQ信号の値又は当該IQ信号を復調した音声信号の値が所定値に置換される。一方、前記強度信号のレベルは第1の閾値より小さいが直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値以下である場合、及び直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいが前記強度信号のレベルが第1の閾値以上である場合、前記置換は行われない。したがって、前記IQ信号の値又は当該IQ信号を復調した音声信号の値が不必要に置換されることが防止され、不必要なマルチパスノイズ低減処理が回避されるので、音声信号の品質低下が防止される。
本発明により、不必要なマルチパスノイズ低減処理が回避されるので、音声信号の品質低下が防止される。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
《実施形態1》
本発明の実施形態1に係るFM受信機は、図1に示すように、アンテナ101、周波数変換部102、IF信号処理部103、強度信号生成部106、マルチパスノイズ低減装置110、復調部104、及びスピーカー105を備えている。マルチパスノイズ低減装置110は、強度判定部111、DU比判定部112、マルチパスノイズ判定部113、マルチパスノイズ低減部114、及び外部設定部115を備えている。
本発明の実施形態1に係るFM受信機は、図1に示すように、アンテナ101、周波数変換部102、IF信号処理部103、強度信号生成部106、マルチパスノイズ低減装置110、復調部104、及びスピーカー105を備えている。マルチパスノイズ低減装置110は、強度判定部111、DU比判定部112、マルチパスノイズ判定部113、マルチパスノイズ低減部114、及び外部設定部115を備えている。
アンテナ101は、高周波信号S11を受信する。
周波数変換部102は、アンテナ101によって受信された高周波信号S11をIF(Intermediate Frequency)信号S12に変換して出力する。
IF信号処理部103は、周波数変換部102によって出力されたIF信号S12をIQ(In-Phase/Quadrature-Phase )信号S13に変換して出力する。
強度信号生成部106は、IF信号処理部103によって出力されたIQ信号S13から、IF信号S12の電界強度を示す強度信号S14を生成する。
強度判定部111は、強度信号S14のレベルが、閾値信号S15によって示される第1の閾値より小さいか否か(強度信号S14の落ち込み度合いが大きいか否か)を判定し、強度信号S14のレベルが第1の閾値より小さい場合には強度判定信号S17としてH(High)レベルの信号を出力する一方、強度信号S14のレベルが第1の閾値以上の場合には強度判定信号S17としてL(Low)レベルの信号を出力する。
DU比判定部112は、強度信号S14に基づいて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が、閾値信号S16によって示される第2の閾値より大きいか否かを判定する。そして、上記比率が第2の閾値より大きい場合にはDU比判定信号S18としてHレベルの信号を出力する一方、該比率が第2の閾値以下である場合にはDU比判定信号S18としてLレベルの信号を出力する。具体的には、直接波の電界強度をEdとし、反射波の電界強度をEuとしたとき、DU比判定部112は、強度信号S14の上下のピーク値に基づいて20log10(Eu/Ed)を算出し、この算出値が閾値信号S16(第2の閾値)に応じた閾値Thより大きいか否かを判定する。強度信号S14の上下のピーク幅が大きい場合には、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が大きくなる。
マルチパスノイズ判定部113は、強度判定部111によって強度信号S14のレベルが第1の閾値より小さいと判定され、かつDU比判定部112によって直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいと判定された場合に、IF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定する。具体的には、強度判定部111によって出力された強度判定信号S17とDU比判定部112によって出力されたDU比判定信号S18との論理積をマルチパスノイズ判定信号S19として出力する。
マルチパスノイズ低減部114は、マルチパスノイズ判定部113によってIF信号S12にマルチパスノイズが発生していないと判定された場合、すなわちマルチパスノイズ判定信号S19がLレベルのときには、IF信号処理部103によって出力されたIQ信号S13をそのままノイズ低減後IQ信号S20として出力する。一方、マルチパスノイズ判定部113によってIF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定された場合、すなわちマルチパスノイズ判定信号S19がHレベルのときには、ノイズ低減後IQ信号S20を当該マルチパスノイズ発生直前のIQ信号S13の値にして出力する。つまり、IF信号S12にマルチパスノイズが発生している期間、マルチパスノイズ低減部114は、マルチパスノイズ発生直前のノイズ低減後IQ信号S20(IQ信号S13)の値を保持して出力し続ける(前値ホールドする)。
外部設定部115は、強度判定部111で用いられる第1の閾値及び第2の閾値をユーザの入力に応じて設定し、第1の閾値を示す閾値信号S15及び第2の閾値を示す閾値信号S16を出力する。
復調部104は、ノイズ低減後IQ信号S20を復調して音声信号(オーディオデータ)S21を取得する。
スピーカー105は、音声信号S21に基づいて音波を放射する。
上記のように構成されたFM受信機においては、強度信号S14が図2(a)のようになり、DU比判定部112により算出された20log10(Eu/Ed)が図2(b)のようになった場合、図2(e)のようなマルチパスノイズ判定信号S19が得られる。そして、マルチパスノイズ判定信号S19がHレベルのときに、ノイズ低減後IQ信号S20が当該マルチパスノイズの発生直前のIQ信号S13の値にされる。一方、マルチパスノイズ判定信号S19がHレベルのときには、IF信号処理部103によって出力されたIQ信号S13がそのままノイズ低減後IQ信号S20として出力される。
本実施形態によると、図2(a)〜(e)に示すように、IF信号S12の電界強度が第1の閾値より小さくなっているがマルチパスノイズが発生していない場合にマルチパスノイズが発生していると誤判定されること(図2(c))が防止される。また、20log10(Eu/Ed)が第2の閾値に応じた閾値Thより大きくなっているがマルチパスノイズが発生していない場合にマルチパスノイズが発生していると誤判定されること(図2(d))が防止される。したがって、本実施形態のFM受信機はマルチパスノイズが発生しているか否かを正しく判定することができるので、マルチパスノイズが発生していないときにノイズ低減後IQ信号S20が前値ホールドされることが防止され、高い品質の音声信号を得ることができる。例えば、FM信号が変調度を大きくして放送局から送出される場合、IF信号S12の電界強度が落ち込み易いが、IF信号S12の電界強度に加えて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率に基づいてマルチパスノイズが発生しているか否かが判定されるので、従来に比べて誤判定されにくい。
《実施形態2》
本発明の実施形態2に係るFM受信機は、図3に示すように、復調部104の入力側ではなく、復調部104の出力側にマルチパスノイズ低減装置210を備えている。本実施形態では、復調部104が、ノイズ低減後IQ信号S20ではなく、ノイズ低減前のIQ信号S13を復調して音声信号S22を取得する。そして、マルチパスノイズ低減装置210は、IQ信号S13ではなく、復調部104によって取得された音声信号S22に対して処理を行う。
本発明の実施形態2に係るFM受信機は、図3に示すように、復調部104の入力側ではなく、復調部104の出力側にマルチパスノイズ低減装置210を備えている。本実施形態では、復調部104が、ノイズ低減後IQ信号S20ではなく、ノイズ低減前のIQ信号S13を復調して音声信号S22を取得する。そして、マルチパスノイズ低減装置210は、IQ信号S13ではなく、復調部104によって取得された音声信号S22に対して処理を行う。
マルチパスノイズ低減装置210は、マルチパスノイズ低減装置110のマルチパスノイズ低減部114に代えて、マルチパスノイズ低減部214を備えている。このマルチパスノイズ低減部214は、マルチパスノイズ判定部113によってIF信号S12にマルチパスノイズが発生していないと判定された場合には、復調部104によって取得された音声信号S22をそのままノイズ低減後音声信号S23として出力する。一方、マルチパスノイズ判定部113によってIF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定された場合には、ノイズ低減後音声信号S23を当該マルチパスノイズ発生直前の音声信号S22の値にして出力する。つまり、IF信号S12にマルチパスノイズが発生している期間、マルチパスノイズ低減部214は、マルチパスノイズ発生直前のノイズ低減後音声信号S23(音声信号S22)の値を保持して出力し続ける(前値ホールドする)。
《その他の実施形態》
なお、上記実施形態1,2では、外部設定部115がユーザの入力に応じて第1の閾値及び第2の閾値を設定するようになっていたが、ユーザの入力に限らず、所定の入力信号に応じて設定するようにしてもよい。
なお、上記実施形態1,2では、外部設定部115がユーザの入力に応じて第1の閾値及び第2の閾値を設定するようになっていたが、ユーザの入力に限らず、所定の入力信号に応じて設定するようにしてもよい。
また、外部設定部115を設けず、第1の閾値及び第2の閾値として固定値を用いるようにしてもよい。
また、DU比判定部112は、必ずしも20log10(Eu/Ed)を算出するものでなくてもよく、強度信号S14に基づいて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいか否かの判定結果を出力するものであればよい。
また、上記実施形態1,2では、マルチパスノイズ低減部114、214が、マルチパスノイズ判定部113によってIF信号S12にマルチパスノイズが発生していると判定された場合、IQ信号S13、音声信号S22を、マルチパスノイズ発生直前の値に置換してノイズ低減後IQ信号S20、ノイズ低減後音声信号S23として出力するようになっていた。しかし、マルチパスノイズを低減するために他の所定値に置換するようにしてもよい。例えば、IQ信号S13、音声信号S22を、マルチパスノイズ解消直後の値に置換するようにしてもよいし、マルチパスノイズ発生直前の値とマルチパスノイズ解消直後の値とによる直線補間で求まる値に置換するようにしてもよい。また、上記実施形態1においては、IQ信号S13を0に置換するようにしてもよい。
本発明では、不必要なマルチパスノイズ低減処理が回避され、音声信号の品質低下が防止されるので、FM受信機の音質向上等に有用である。
101 アンテナ
102 周波数変換部
103 IF信号処理部
104 復調部
105 スピーカー
106 強度信号生成部
110 マルチパスノイズ低減装置
111 強度判定部
112 DU比判定部
113 マルチパスノイズ判定部
114 マルチパスノイズ低減部
115 外部設定部
210 マルチパスノイズ低減装置
214 マルチパスノイズ低減部
102 周波数変換部
103 IF信号処理部
104 復調部
105 スピーカー
106 強度信号生成部
110 マルチパスノイズ低減装置
111 強度判定部
112 DU比判定部
113 マルチパスノイズ判定部
114 マルチパスノイズ低減部
115 外部設定部
210 マルチパスノイズ低減装置
214 マルチパスノイズ低減部
Claims (9)
- IF信号の電界強度を示す強度信号のレベルが第1の閾値より小さいか否かを判定する強度判定部と、
前記強度信号に基づいて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいか否かを判定するDU比判定部と、
前記強度判定部によって前記強度信号のレベルが第1の閾値より小さいと判定され、かつ前記DU比判定部によって前記比率が第2の閾値より大きいと判定された場合に、前記IF信号にマルチパスノイズが発生していると判定するマルチパスノイズ判定部と、
前記マルチパスノイズ判定部によって前記IF信号にマルチパスノイズが発生していると判定された場合に、前記IF信号に基づくIQ信号の値又は当該IQ信号を復調した音声信号の値を所定値に置換するマルチパスノイズ低減部とを備えていることを特徴とするマルチパスノイズ低減装置。 - 請求項1のマルチパスノイズ低減装置において、
前記第1の閾値及び第2の閾値を設定する外部設定部を備えていることを特徴とするマルチパスノイズ低減装置。 - 請求項1のマルチパスノイズ低減装置において、
前記所定値は、マルチパスノイズ発生直前又はマルチパスノイズ解消直後における前記置換対象の信号の値であることを特徴とするマルチパスノイズ低減装置。 - 請求項1のマルチパスノイズ低減装置において、
前記所定値は、マルチパスノイズ発生直前における前記置換対象の信号の値とマルチパスノイズ解消直後における前記置換対象の信号の値とによる直線補間で求まる値であることを特徴とするマルチパスノイズ低減装置。 - 請求項1のマルチパスノイズ低減装置と、
高周波信号を受信するアンテナと、
前記アンテナによって受信された高周波信号をIF信号に変換して出力する周波数変換部と、
前記周波数変換部によって出力されたIF信号を前記IQ信号に変換して出力するIF信号処理部と、
前記IF信号処理部によって出力されたIQ信号から前記強度信号を生成する強度信号生成部と、
前記IF信号処理部によって出力されたIQ信号を復調して前記音声信号を取得する復調部と、
前記復調部によって取得された音声信号に基づいて音波を放射するスピーカーとを備えていることを特徴とするFM受信機。 - IF信号の電界強度を示す強度信号のレベルが第1の閾値より小さいか否かを判定する強度判定ステップと、
前記強度信号に基づいて、直接波の電界強度に対する反射波の電界強度の比率が第2の閾値より大きいか否かを判定するDU比判定ステップと、
前記強度判定ステップにおいて前記強度信号のレベルが第1の閾値より小さいと判定され、かつ前記DU比判定ステップにおいて前記比率が第2の閾値より大きいと判定された場合に、前記IF信号にマルチパスノイズが発生していると判定するマルチパスノイズ判定ステップとを有し、
前記マルチパスノイズ判定ステップにおいて前記IF信号にマルチパスノイズが発生していると判定された場合に、前記IF信号に基づくIQ信号の値又は当該IQ信号を復調した音声信号の値を所定値に置換するマルチパスノイズ低減ステップを実行することを特徴とするマルチパスノイズ低減方法。 - 請求項6のマルチパスノイズ低減方法において、
前記第1の閾値及び第2の閾値は外部設定部によって設定されることを特徴とするマルチパスノイズ低減方法。 - 請求項6のマルチパスノイズ低減方法において、
前記所定値は、マルチパスノイズ発生直前又はマルチパスノイズ解消直後における前記置換対象の信号の値であることを特徴とするマルチパスノイズ低減方法。 - 請求項6のマルチパスノイズ低減方法において、
前記所定値は、マルチパスノイズ発生直前における前記置換対象の信号の値とマルチパスノイズ解消直後における前記置換対象の信号の値とによる直線補間で求まる値であることを特徴とするマルチパスノイズ低減方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115226A JP2009267780A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | マルチパスノイズ低減装置、fm受信機、及びマルチパスノイズ低減方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009284389A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Ricoh Co Ltd | 無線受信装置 |
EP2333601A2 (en) | 2009-11-25 | 2011-06-15 | Nikon Corporation | Optical Element, Zoom Lens, Optical Apparatus, Method for Manufacturing Optical Element and Method for Manufacturing Zoom Lens |
JP2011196757A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Fujitsu Ltd | レーダ装置及び周波数制御プログラム |
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2008
- 2008-04-25 JP JP2008115226A patent/JP2009267780A/ja active Pending
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