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JP2009266756A - 有機el素子の製造方法 - Google Patents

有機el素子の製造方法 Download PDF

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JP2009266756A JP2008117993A JP2008117993A JP2009266756A JP 2009266756 A JP2009266756 A JP 2009266756A JP 2008117993 A JP2008117993 A JP 2008117993A JP 2008117993 A JP2008117993 A JP 2008117993A JP 2009266756 A JP2009266756 A JP 2009266756A
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Abstract

【課題】並列接続構成のアクティブマトリクス型有機EL素子の簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】アクティブマトリクス型有機EL素子を製造方法であって、TFTが形成された基板と、反射電極と、第1有機EL層とを備えた第1の基板を用意する工程と、第1の中間透明電極と第2の中間透明電極とをその両面に夫々形成した中間電極基板を用意する工程と、第2有機EL層と、上部透明電極とを備えた第2の基板を用意する工程とを含み、さらに前記第1の基板と、中間電極基板と、第2の基板とをこの順に積層し、第1の基板の陽極側と第2の基板の陽極側とを対向させ、第1の中間透明電極と第1有機EL層とが、第2の中間透明電極と第2有機EL層とが夫々接するように接続する工程を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、高精細で視認性に優れ、携帯端末機、産業用計測器、家庭用テレビなど広範囲な画面表示への応用可能性を有する有機エレクトロルミネセンス(以下「有機EL」という)素子の製造方法に関する。
表示装置に適用される発光素子の一例として、有機化合物の薄膜積層構造を有する有機EL発光素子が知られている。有機EL発光素子は、薄膜の自発光型素子であり、低駆動電圧、高解像度、高視野角といった優れた特徴を有することから、それらの実用化に向けて様々な検討がなされている。
有機EL発光素子は、陽極と陰極の間に少なくとも有機発光層を備えた構造を有している。有機EL発光素子は、必要に応じて、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層および/または電子注入層を介在させた構造を有する。陽極および陰極に電圧が印加されることによって注入された正孔および電子が有機発光層で再結合し、その結果生じた高エネルギー状態から基底状態に遷移する際に発光する。
ディスプレイは多くの画素をマトリクスに配列して表示を構成する。画素のマトリクスの駆動方法には種々あるが、アクティブマトリクス駆動と呼ばれる方法は、個々の画素がTFT(Thin Film Transistor)素子のスイッチング動作によって駆動されることから、パッシブマトリクス方式より低消費電力を低下でき、また、動画などの表示に適していると期待されている。
近年、ディスプレイの高輝度化の要請が高まり、アクティブマトリクス型有機EL素子についても高効率化が課題となってきている。そのために、高効率発光層材料の開発が鋭意進められているが、好ましい材料を得るにいたっていないのが現状である。
そこで、素子を重ね合わせて効率を上げる方法が提案されている。例えば、特許文献1には、陽極と陰極との間に、等電位面を介して複数の有機EL発光部を直列に配列することにより白色発光を得ることが開示されている。また、特許文献2には、同一色の光を発する有機EL発光素子を並列に接続して積層することにより、発光素子を流れる電流密度の低減および素子の長寿命化を実現することが開示されている。
積層化において留意すべきは、発光素子駆動電圧の上昇をいかに抑えるかにある。上記第1の例では、発光層ないし発光部を直列に接続するために駆動電圧の上昇を招いてしまい、場合によっては駆動ICを破壊してしまうために、実用上好ましくない。その点、上記第2の例では、並列接続のため、電圧上昇なく効率向上が可能となる。
アクティブマトリクス型素子構成を上記並列型接続で実現するには、高精細なパターニング、電極とTFT素子との接続方法など、多くの解決すべき課題があった。並列型アクティブマトリクス素子では、第1電極、第1有機層、中間透明電極、第2有機層、第2電極を順に積層する構成であるが、有機EL層は画素ごとに分離される必要がある。これらの各層の形成はすべてマスクを用いて製作は可能であるが、多くの工程が必要になるとともに、マスクのずれ、マスクが薄膜と接触することに起因する欠陥生成などが発生する可能性が高く、歩留まり低下という問題がある。
特開2003−45676号公報 特許第3189438号公報
並列接続構成のアクティブマトリクス型有機EL素子の簡便な製造方法を提供する。
上記課題は本発明によれば以下のように解決される。
すなわち、TFTが形成された基板と、反射電極と、第1有機EL層とを備えた第1の基板を用意する工程と、第1の中間透明電極と第2の中間透明電極とをその両面に夫々形成した中間電極基板を用意する工程と、第2有機EL層と、上部透明電極とを備えた第2の基板を用意する工程と、前記第1の基板と、中間電極基板と、第2の基板とをこの順に積層し、第1の基板の陽極側と第2の基板の陽極側とを対向させ、第1の中間透明電極と第1有機EL層とが、第2の中間透明電極と第2有機EL層とが夫々接するように、中間電極基板をその間に挟んで貼り合わせ、前記中間透明電極とTFTとを電気的に接続する工程と、前記反射電極と上部透明電極とを、互いに同一極性で、かつ中間透明電極と反対極性となるよう電気的に接続する工程と、を有することを特徴とする有機EL素子の製造方法により解決される。
また、前記第1の基板と中間電極基板とが一の金属薄膜を介して接している、および/または、前記第2の基板と中間電極基板とが他の金属薄膜を介して接しているようにすることが好ましい。
さらに、前記TFTと第1の中間透明電極とを、前記第1有機EL層を分離する層間絶縁膜に設けたコンタクトホールにより接続することがより好ましい。
本発明にしたがって、並列接続される複数の有機EL層を積層することにより、駆動電圧の上昇を伴うことなく高効率で発光する有機EL発光素子を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明で用いるTFTが形成された基板の要部を示す断面図である。
図1によりTFT基板10の作製法を説明する。ポリシリコン基板11上に、ゲート12、ソース13、ドレイン14からなるTFT素子を形成し、保護膜15で平坦化される。この表面に、第1電極16を全面に形成する。第1電極はアクティブマトリクス素子の一方の共通電極(反射電極)として機能するものである。次に第1電極16の上に、画素となる部分を除いて基板全面に層間絶縁膜17を形成する。TFTのドレイン14の上方にある層間絶縁膜17をフォトエッチングで加工して、スルーホール18を設け、その内側に金属膜19を蒸着し、TFTのドレイン14とコンタクトさせる。
次に図2を用いて第1有機EL層の形成法を説明する。図2は、TFTが形成された基板と、反射電極と、第1有機EL層とを備える第1の基板の要部を示す断面図である。TFT基板20(TFT素子は図示せず)上には、第1電極(反射電極)21がパターン形成されている。層間絶縁膜22はTFTとのコンタクホール(スルーホール)27以外では第1電極21上に形成され、画素領域を定める。層間絶縁膜22により形成された開口部に露出する第1電極上に、有機層からなる第1電荷注入輸送層23、有機発光層24、第2電荷注入輸送層25を順次形成する。有機層23〜25は第1有機EL層となる。
これら有機層23〜25の形成には、真空蒸着法を用いることができる。
続いて、画素ごとに島状に形成された有機層23〜25上に、金属薄膜26を島状に形成する。形成法としては、マスク蒸着法および近接離間形成法が挙げられる。ついで、得られた積層体の最上部にエッチング処理を施して、層間絶縁膜22上に付着している有機膜を除去する。
当該エッチング処理は、ドライエッチング処理、フォトエッチング処理、またはレーザーエッチング処理とすることが好ましい。これらのエッチング処理において、金属薄膜26は画素領域にある有機層23〜25の保護膜としての役割をはたす。
第1有機EL層における各層の材料としては、特に限定されるものではなく公知のものを使用することが可能である。第1電極を陰極とする場合は、第1電荷注入輸送層23は電子注入層および/または電子輸送層からなり、第2電荷注入輸送層25は正孔注入層および/または正孔輸送層からなる。
電子輸送層としてはAlqであり、これにLiなどのアルカリ金属をドープしてもよい。
有機発光層24の材料は、所望する色調に応じて選択することが可能であり、例えば青色から青緑色の発光を得るためには、ベンゾチアゾール系、ベンゾイミダゾール系、べンゾオキサゾール系などの蛍光増白剤、スチリルベンゼン系化合物、芳香族ジメチリディン系化合物などを使用することが可能である。ホスト材料としては、アルミキレート、4,4’−ビス(2,2’−ジフェニルビニル)、2,5−ビス(5−tert−ブチル−2−ベンゾオキサゾルイル)−チオフェン(BBOT)、ビフェニル(DPVBi)を用いる。青色ドーパントとしては、ぺリレン、2,5,8,11−テトラ−t−ブチルペリレン(TBP)、4,4’−ビス[2−{4−(N,N−ジフェニルアミノ)フェニル}ビニル]ビフェニル(DPAVBi)などを0.1〜5%、赤色ドーパントとしては、4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−6−(p−ジメチルアミノスチリル)−4H−ピラン、4,4−ジフロロ−1,3,5,7−テトラフェニル−4−ボラ−3a,4a,−ジアザ−s−インダセン、プロパンディニトリル(DCJT1)、ナイルレッドなどを0.1〜5%添加することが用いられる。
正孔輸送層はα−NPDであり、これにF4−TCNQなどのルイス酸化合物をドーピングしてもよい。
第1有機EL層は島状に形成される。島状有機EL層の形成には、通常はマスクを用いた真空蒸着法が用いられる。あるいは、特開平9−167684に開示されているように、あらかじめ有機EL材料を形成したドナーシートを基板に近接離間配置して、所望の領域にレーザーなどの熱源を照射して、有機EL材料を基板上に堆積させてもよい。この場合、金属薄膜形成後、基板全体を無機保護膜で覆い、島状素子に隙間のない構造とし、その後エッチングを行い、金属薄膜26を完全に露出し、結果的に、無機絶縁膜全体を、露出した金属薄膜26と同一レベルまで除去して面一とすることが望ましい。
次に第2有機EL層と、上部透明電極とを備える第2の基板の作製方法を説明する。第2の基板は、まず洗浄した基板に上部透明電極となる透明導電膜を蒸着乃至スパッタリングまたはその他の方法で全面形成し、画素となる部分を除いて基板全面に層間絶縁膜を形成し、その後は第1有機EL層と同様な方法で、層間絶縁膜の開口部に第2有機EL層を島状に積層し作製される。第2有機EL層の表面には金属薄膜を形成することが望ましい。
次に、図3を用いて中間電極基板の作製法を説明する。図3は、本発明の中間電極基板の要部を示す断面図である。中間電極基板330は、比較的高い耐熱性を有するプラスチックフィルム331の両面の夫々に、第1の中間透明電極と第2の中間透明電極となる透明電極333,335を形成したものである。透明電極333,335はバリア層332,334を介して形成される。
フィルム材料としては、通常においては膜厚50〜500μm程度の透明なプラスティックフィルムが用いられ、例えばPC(ポリカーボネイト)、PET(ポリエチレンテレフタレート)およびPES(ポリエーテルスルフォン)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリオレフィン(PO)等を好適に用いることができる。また、フィルム状プラスチック基板に用いる材料としては、これらの材料に限定されることはなく、多層膜の樹脂フィルムをベースとしたフィルムを用いることができる。
バリア層332、334は例えばSiN膜をスパッタ法で形成したものである。
フィルムに透明電極を略矩形状状に分離形成する前に、フィルムにレーザービーム照射、機械的な穴抜きなどで貫通孔336を形成しておく。透明電極333,335形成時に、この貫通孔336内側面にフィルムの表面および裏面に形成する透明電極材料が回り込み、両面の電極材料が接触する。これによって、表面および裏面が導通し、同一極性を実現できるのである。貫通孔336を形成する箇所は、どこでもよいがTFTとのスルーホールコンタクト部の位置に合わせることが望ましい。
図4は本発明の有機EL素子の要部を示す平面図である。図2は図4のIV−IV’の矢視断面図に相当する。透明電極333,335の形状は図4の2点鎖線で示すように、層間絶縁膜17上のTFTとのコンタクトホール27開口部を覆うような形状であることが望ましい。
上記のように形成された、第1の基板(第1有機発光基板)と、第2の基板(第2有機発光基板)とを、それぞれの金属薄膜側が中間電極基板に対向するように重ねあわせ積層する。第1の中間透明電極と第1有機EL層とが第1の基板上の金属薄膜を介して接するように、第2の中間透明電極と第2有機EL層とが第2の基板上の金属薄膜を介して接するように、中間電極基板を第1の基板と第2の基板の間に挟んで貼り合わせ、前記中間透明電極とTFTとを電気的に接続する。これをグローブボックス内乾燥窒素雰囲気(酸素および水分濃度ともに10ppm以下)下において、貼り合わせてディスプレイを完成する。なお、第1の基板上の第1電極21を陰極とする場合、金属薄膜は夫々陽極となる。
(実施例1)
VGA規格(400×RGB×300)のディスプレイの作製をおこなった。画素ピッチは1.016mmである。RGB副画素サイズは0.148×0.704mm、副画素間隔は0.130mmとし、画素サイズは0.704mm×0.704mm、画素間隔は0.312mmとした。
500mm×500mm×0.50mmの第1のガラス基板上に、上記画素構成の第1の発光部(400×RGB×300)を形成し、第1の基板を作製した。その作製法を以下に示す。ポリシリコンTFT基板における素子形成については、公知方法と同様に行った。次に、蒸着法にて高反射電極として、厚さ100nmのAlを全面蒸着し、続いて研磨を行って第1電極(陰極)21を形成した。Al上にレジスト剤「OFRP−800」(商品名、東京応化製)を塗布した後、フォトリソグラフィー法にてパターニングを行い、TFTのドレイン直上にスルーホール27用間隙として、幅10μm、長さ20μmの間隙を形成した。次にポジ型フォトレジスト[WIX−2A](商品名、日本ゼオン製)を用い第1電極上に副画素対応箇所に0.148×0.704mmの開口部を残して、厚さ0.3μmの層間絶縁膜22を形成した。層間絶縁膜端部の基板に対する角度は鋭角となっている。TFTのドレイン直上にある層間絶縁膜では、ドレインに達するスルーホールを開通させ、その内側にAl膜(金属膜19)を50nm蒸着した。
以上の工程に続き、前記第1電極21、層間絶縁膜22を形成したTFT基板20を抵抗加熱蒸着装置内に装着し、電子輸送層、有機発光層、正孔輸送層を、真空を破らずに順次成膜した。成膜に際して真空槽内圧は1×10−4Paまで減圧した。電子輸送層はAlqを40nm積層した。有機発光層はホスト材料4,4’−ビス(2,2’−ジフェニルビニル)ビフェニル(DPVBi)に、青色ゲスト材料を4,4’−ビス[2−{4−(N,N−ジフェニルアミノ)フェニル}ビニル]ビフェニル(DPAVBi)5%ドープして40nm積層した。正孔輸送層はα−NPDを200nm積層した。この後、同様なマスク製膜により、厚さ5nmのAlからなる金属薄膜26を、真空を破らずに形成した。
その後、ドライエッチングを実施し、層間絶縁膜22上に付着した有機膜の除去を行った。
続いて、500mm×500mm×0.50mmの第2のガラス基板上に、上記画素構成の第2の発光部を形成し、第2の基板を作製した。その作製法は、ガラス基板上に上部透明電極を形成することと、層間絶縁膜にはスルーホールを設けないこと以外は、第1の基板の場合と同じである。
中間透明電極の形成を以下のように行った。
中間透明電極基板は、500mm×500mm×0.50mmのポリイミドフィルム基板上に形成した。その作製法を以下に示す。まず、基板の両面にスパッタ法でバリア層としてSiN膜を形成した。KrFエキシマレーザー、レーザースポット径50μm、レーザー出力100mJ/パルス〜450mJ/パルスで、スルーホール所定位置に合わせた画素表示部間に貫通穴を形成した。次に、スパッタ法にて透明電極(ITO)を基板の両面に全面成膜した。このとき、あらかじめあけておいた貫通孔の内側に、両面からITOの回りこみがあり、コンタクトを形成し、両面が電気的に接続する。ITO上にレジスト剤「OFRP−800」(商品名、東京応化製)を塗布した後、フォトリソグラフィー法にて副画素を覆う形状でかつTFTとのコンタクト領域に延在する所定のパターンで分離形成し、RGB副画素に位置するパターンからなる陽極を得た。
上記のようにして得られた第1の基板と、第2の基板と、中間透明電極基板とをグローブボックス内に導入し、第1の基板と、第2の基板のそれぞれの金属薄膜を対向配置させ、その間に中間透明電極基板を挟み、第1電極と上部透明電極を基板端部で結線し、乾燥窒素雰囲気(酸素および水分濃度ともに10ppm以下)下において、UV硬化接着剤を用いて封止した。このとき第1の基板の層間絶縁膜の内側に形成したAl膜と中間透明電極が接するように配置した。
得られた有機EL素子の第1電極および上部透明電極を電源の負極に接続し、中間透明電極が正極となるようにTFTおよび電源に接続して電圧を印加したところ、駆動電圧10Vにおいて、単層素子では効率7cd/Aに対し、本発明では効率12cd/Aの青色発光を得た。
本発明の製造方法は、高い視認性が要請される様々な画面表示機器へ応用することができる、有機EL素子を得ることができる点において、有望である。
本発明で用いるTFTが形成された基板の要部を示す断面図である。 本発明の第1の基板の要部を示す断面図である。 本発明の中間電極基板の要部を示す断面図である。 本発明の有機EL素子の要部を示す平面図である。
符号の説明
10,20 TFT基板
11 ポリシリコン基板
12 ゲート
13 ソース
14 ドレイン
15 保護膜
16,21 第1電極
17,22 層間絶縁膜
18 スルーホール
19 金属膜
23 第1電荷注入輸送層
24 有機発光層
25 第2電荷注入輸送層
26 金属薄膜
27 コンタクホール
330 中間電極基板
331 プラスチックフィルム
332,334 バリア層
333,335 透明電極
336 貫通孔

Claims (3)

  1. TFTが形成された基板と、反射電極と、第1有機EL層とを備えた第1の基板を用意する工程と、
    第1の中間透明電極と第2の中間透明電極とをその両面に夫々形成した中間電極基板を用意する工程と、
    第2有機EL層と、上部透明電極とを備えた第2の基板を用意する工程と、
    前記第1の基板と、中間電極基板と、第2の基板とをこの順に積層し、第1の基板の陽極側と第2の基板の陽極側とを対向させ、第1の中間透明電極と第1有機EL層とが、第2の中間透明電極と第2有機EL層とが夫々接するように、中間電極基板をその間に挟んで貼り合わせ、前記中間透明電極とTFTとを電気的に接続する工程と、
    前記反射電極と上部透明電極とを、互いに同一極性で、かつ中間透明電極と反対極性となるよう電気的に接続する工程と、を有することを特徴とする有機EL素子の製造方法。
  2. 前記第1の基板と中間電極基板とが一の金属薄膜を介して接している、および/または、前記第2の基板と中間電極基板とが他の金属薄膜を介して接している請求項1記載の有機EL素子の製造方法。
  3. 前記TFTと第1の中間透明電極とを、前記第1有機EL層を分離する層間絶縁膜に設けたコンタクトホールにより接続する請求項1または2に記載の有機EL素子の製造方法。
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