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JP2009259761A - カード用コネクタ - Google Patents

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JP2009259761A
JP2009259761A JP2008178794A JP2008178794A JP2009259761A JP 2009259761 A JP2009259761 A JP 2009259761A JP 2008178794 A JP2008178794 A JP 2008178794A JP 2008178794 A JP2008178794 A JP 2008178794A JP 2009259761 A JP2009259761 A JP 2009259761A
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Mitsuru Kobayashi
満 小林
Koichi Kiryu
幸一 桐生
Hideo Miyazawa
英夫 宮澤
Yasuyuki Miki
康幸 三木
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Fujitsu Component Ltd
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Abstract

【課題】本発明はスライダを備えたカード用コネクタに関し、カードをスライダのロック用板ばねを強引に押すように斜めに挿入する操作を行った場合に、スライダのロック用板ばねが永久変形を起さないようにすることを課題とする。
【解決手段】カバー30には、切り起して、カード挿入ガイドレール部100が、形成してある。カード挿入ガイドレール部100は、挿入されるカード10を案内して、挿入されるカード10がロック用板ばね50を強引に変形させる方向に変位することを制限する。ハウジング本体22には、大きく変位しようとするロック部52を受ける受け用突起部110が形成してある。ロック用板ばね50には、ロック部52より張り出たラグ部120が形成してあり、ハウジング本体22には、スリット130が形成してあり、ロック部52が大きく変位しようとしたときに、スリット130の壁面133が、ラグ部120を受ける。
【選択図】図7

Description

本発明はカード用コネクタに係り、特に、携帯電話機等に組み込まれて使用され、メモリカードが装着されるカード用コネクタに関する。
ディジタルカメラ、携帯オーディオ機器、携帯電話機等は、情報記憶媒体として、半導体記憶素子が内蔵してある構成であるメモリカードが利用可能な構造となっている。最近では通常のメモリカードよりの小さいサイズであるメモリカードが提供されており、この小型のメモリカードが装着可能であるメモリカード用コネクタも提供されている。
この小型のメモリカードは、特に、携帯電話機の機能の拡大に対応するべく、開発されたものであり、小型のメモリカード用コネクタは、携帯電話機に組み込まれて使用されつつある。
携帯電話機は、利用者が持ち歩く、折り畳み操作を行う、データ読み取り装置に接触させる等して種々の場面で使用される。このため、小型メモリカードの小型メモリカード用コネクタへの装着、抜き出しも、いろいろな状況でなされる。また、小型メモリカードは一辺の長さが10mm程度と短く、人によっては取り扱いがし難い程度にサイズが小さい。このため、小型メモリカード用コネクタについては、従来のメモリカード用コネクタの場合に比べて、種々の面に配慮したきめ細かい設計が必要となる。
通常、小型メモリカード用コネクタは、通常、内部にスライダが設けてある構成である。スライダは、小型メモリカードの側面側の凹部を弾性的にロックする板ばねを備えており、ハートカム機構を利用したロック機構によって小型メモリカード用コネクタの内部にロックされ、且つ、ばねにより小型メモリカード用コネクタより突き出る方向に付勢されている構成である。小型メモリカードは、ロックされているスライダの板ばねにより弾性的にロックされた状態で、小型メモリカード用コネクタ内に装着してある。なお、装着状態にあっては、小型メモリカードのパッドの小型メモリカード用コネクタのコンタクトとの摩擦力も、小型メモリカードを装着状態に維持するように働いている。小型メモリカードをイジェクトする場合には、利用者がその手の指先で小型メモリカードを一旦押し込んで離す操作を行うことによって、スライダがロックを解除されてばね力でもって移動され、小型メモリカードがスライダと共に移動されて、小型メモリカードの一部が挿入口より突き出る状態となる。小型メモリカードの一部が挿入口より突き出たイジェクト状態では、小型メモリカードは、スライダの板ばねによって弾性的にロックされた状態で小型メモリカード用コネクタに保持されている。その後に、利用者が小型メモリカードのうち挿入口より突き出ている部分を指先で掴んで引くことによって、小型メモリカードはスライダとの弾性的ロックを解除されて、引き抜かれる。
ここで、小型メモリカードはサイズが小さくて厚さが薄いものであるため、装着状態及びイジェクト状態における、スライダの小型メモリカードに対するロック力(保持力)は強くしにくい状況にある。
特開2005−351884号公報
このため、スライダの板ばねが永久変形して撓んでしまった場合には、装着状態及びイジェクト状態におけるスライダの小型メモリカードに対するロック力が減少し、小型メモリカードが小型メモリカード用コネクタより外に飛び出して落下してしまうことが起きる虞れがある。装着状態で衝撃等によって小型メモリカードがロック力に抗して無用にイジェクトされると、携帯電話機の通信に障害を起してしまう。また、小型メモリカードは小さいので、落下すると状況によっては紛失してしまう虞もある。
従来の小型メモリカード用コネクタは、小型メモリカードの挿入が正常に行われている場合には、スライダの板ばねが永久変形して撓むことが起きないように構成してある。
しかし、小型メモリカードの挿入が正常でない場合、例えば、小型メモリカードを斜め方向に挿入した場合等を十分に考慮した構成とはなっていない。なお、小型メモリカードの中には、挿入方向の先端側の幅が小型メモリカード用コネクタのカード挿入口の幅よりも少し狭いものもあり、この種の小型メモリカードでは、小型メモリカードを斜め方向に挿入する操作が起きる可能性が高い。
そこで、本発明は、上記課題を解決したカード用コネクタを提供することを目的とする。
本発明は、コンタクトを有するハウジング本体と、前記ハウジング本体を覆うカバーと、カードイジェクト位置とカード装着位置との間で前記ハウジング本体に移動可能に設けてあるスライダとを有し、
前記ハウジング本体と前記カバーとが、カード挿入口及びカード収容部を形成してなり、
前記スライダは、スライダ本体と該スライダ本体に取り付けてありカードを弾性的にロックするロック用板ばねとを有し、前記カード挿入口を通って前記カード収容部に到る前記カードと共に前記カード装着位置に移動され、前記ロック用板ばねが前記カードを弾性的にロックし、且つ、イジェクト操作によって前記ロック用板ばねが前記カードと弾性的にロックされた状態を維持しつつ前記カードと共に前記カード挿入口の方向に前記カードイジェクト位置に移動される構成であるカード用コネクタであって、
前記カードが正常でない状態で挿入されて前記ロック用板ばねが過度に撓まされる場合に、前記ロック用板ばねがこれに永久変形が起きてしまう程度にまで過度に撓むことを制限するロック用板ばね過度撓み制限手段を有することを特徴とする。
ロック用板ばね過度撓み制限手段を有することによって、ロック用板ばねが過度に撓まされることが起こりうるカードが正常でない状態で挿入された場合であっても、ロック用板ばねが過度に撓まされることが起きず、よって、ロック用板ばねに永久変形が起きず、これにより、ロック用板ばねによるカードをロックするロック力が無用に低下することを防止することが出来る。
次に発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明の実施例1になるマイクロSDカード(商標)用のコネクタ20を、カバーを省略して、且つマイクロSDカード(商標、以下カードという)10と対応させて示す斜視図である。図示の便宜上、スライダ40は装着位置に位置している。図2はコネクタ20を分解して示す斜視図である。図3(A)はコネクタ20をカバーの箇所で切断して示す横断平面図、図3(B)は図3(A)中、線IIIB-IIIBに沿う縦断正面図、図3(C)は図3(A)中、線IIIC-IIICに沿う縦断側面図である。各図中、X1−X2は幅方向、Y1−Y2は長手方向、Z1−Z2は厚さ(高さ)方向である。Y1はカード10を挿入して装着する方向であり、Y2はカード10がイジェクトされる方向である。また、カード10についてみると、Y1側は先端であり、Y2側は後端である。
カード10は、上面11、下面12、先端13、後端14を有し、内部にICメモリを有し、先端13の近くの下面にパッド(図示せず)が並んでおり、X1側の側面に、凸部15と凹部16とを有する形状である。17X1は先端13とX1側の側面18X1との間のコーナ部であり、17X2は先端13とX2側の側面18X2との間のコーナ部である。先端13の幅W1の寸法は、後端14の幅W2の寸法より短い。
[カード用コネクタ20の概略構造]
説明の便宜上、最初にカード用コネクタ20について概略的に説明する。
カード用コネクタ20は、コネクタハウジング21と、スライダ40と、圧縮コイルばね60と、ハートカム機構65とを有し、Y2端にカード挿入口70を有する。カード挿入口70の幅W3の寸法は、カード10の後端14の幅W2と等しい寸法であり、カード10の先端13の幅W1よりも長い寸法である。
コネクタハウジング21は、複数のコンタクト23が整列して固定されている合成樹脂製のハウジング本体22と、ハウジング本体22の上面側を覆う金属板製のカバー30とよりなる。ハウジング本体22とカバー30とによって、カードが挿入されるカード挿入口70と挿入されて装着されたカードが収容されるカード収容部71とが形成してある。
カバー30は、ハウジング本体22に固定してあり、ハウジング本体22を覆っている。カバー30には、スライダ40を押さえる板ばね片30c、後述するリンク部材51を押さえる板ばね片30d等が形成してある。
スライダ40は、合成樹脂製であって略L字形状のスライダ本体42と、このスライダ本体42に固定してあるロック用板ばね50とよりなる。このスライダ本体42は、X2方向に肩状に張り出ている張り出し部43と、Y2方向の端よりX2方向に腕状に突き出ており、挿入されるカード10の先端13を受けるカード受け部44と、Y2方向の端寄りの上面に形成してあるハートカム溝45とを有する。板ばね50は、スライダ本体42よりY2方向に突き出ている片持ち梁状の板ばね部51と、その先端側のロック部52とを有する。板ばね部51はX1−X2方向に弾性的に撓み変形可能であり、ロック部52は、板ばね部51の先端をX2側に折り曲げ、折り返して、X2方向に突き出た三角形状とされたものであり、板ばね部51の弾性的撓みを伴ってX1方向に変位可能である。ロック部52は、カード収容部71のX1側に突き出ている。張り出し部43は凸部15と対向するように、ロック部52は凹部16を係止するように夫々形成してある。
このスライダ40は、ハウジング本体22の内側のうちX1側に、ハウジング本体22の上面25とカバー30の下面との間の空間に、ガイド溝26に沿ってY1,Y2方向にスライド可能に、組み込まれている。スライダ40のY2側の端面40aは、位置P1と位置P3との間で移動可能である。位置P1はカード未装着状態における位置、位置P2は、カード10が装着されたときのカード装着位置である。なお、位置P1は、Y2方向にスライドするスライダ40の最終位置であり、端面40aが、ハウジング本体22の立ち上げ面28に突き当たる位置であり、カードイジェクト位置である。張り出し部43は、位置S1と位置S3との間で移動する。
スライダ40は、圧縮コイルばね60と、リンク部材61と共に組み込まれている。圧縮コイルばね60は、溝27に組み込んである。スライダ40は圧縮コイルばね60によってY2方向に位置P2に移動されている。リンク部材61のY2端はハウジング本体22に係止してあり、リンク部材61のY1端はハートカム溝45に嵌合してある。ハートカム溝45とリンク部材61とによってハートカム機構65が構成してある。
[カード10を正常に挿入した場合のカード装着動作]
ここで、正常に挿入とは、正規の方向からの挿入の意味である。正規の方向とは、カード用コネクタ20のY1−Y2方向に延在する中心線の方向である。
なお、スライダ40はカードイジェクト位置P1に位置している。
カード10の装着は以下に記載するように行われる。カード10の位置は、カード10の後端14の位置で示す。図4はカード10の装着を説明するための図である。
カード10を装着する操作は、利用者がカード10をカード挿入口70内に挿入し、指先で後端14を最終位置まで押し込む操作を行うことによってなされる。
カード10はカード挿入口70内に挿入されて、図4(A)に示すように、先端13が腕部44に当接し、凸部15が張り出し部43に当接した位置Q1まで挿入されると、ロック部52と凹部16とが係合される。
続いて、カード10は指先で図4(B)に示す最終位置Q3まで押し込まれる。スライダ40はカード10によって押されて圧縮コイルばね60を圧縮しつつY1方向に最終位置P3(S3)までカード10と共に移動される。最後に指先をカード10から離すと、スライダ40は圧縮コイルばね60によってY2方向に移動され、ハートカム機構65によってロックされるカード装着位置P2(S2)で停止し、カード10は位置Q2まで戻されて停止し、カード10は装着された状態となる。図4(C)、図5はカード10が装着された状態を示す。カード10は、ロック部52と凹部16との弾性的係止によってスライダ40にロックされており、最終的には、カード用コネクタ20にロックされている。また、パッドはコンタクト23と接触している。
[カードイジェクト操作及び動作]
カード10のイジェクトは、指先でカード10を一旦押し込み、指先をY2方向に戻す操作を行ってなされる。図6はカード10のイジェクトを説明するための図である。
指先でカード10を押し込むと、カード10は位置Q3まで押し込まれ、スライダ40がカード10と共にY1方向に最終位置P3にまで移動され、図6(A)に示すようになる。ハートカム機構60はロックが解除された状態となる。指先をY2方向に戻すと、スライダ40が圧縮コイルばね50のばね力によってカード挿入口70の方向に移動され、カード10は、スライダ40のカード受け部44によって押されて、スライダ40と共にY2方向に移動される。スライダ40は、ロック部52が凹部16をロックした状態を維持しつつ、図6(B)に示すように、スライダ40は端面40aがハウジング本体22の立ち上げ面28に突き当たるカードイジェクト位置P1(S1)までカード10と共に移動し、カード10は、前記の位置Q1まで戻される。
カード10は、ロック部52と凹部16との弾性的係止によってスライダ40にロックされており、最終的には、カード用コネクタ20にロックされている。
その後に、利用者がカード10の後端14の側を指先で掴んで引くことによって、ロック部52に凹部16からX1方向に押し出す力が作用し、板ばね部51が強制的に撓まされてロック部52が凹部16から抜け出し、ロック部52と凹部16との弾性的係止が解除されて、引き抜かれる。
[カード10を正常でない状態で挿入した場合に、板ばね部51にカード収容部71より外側の方向(X1方向)に永久変形が起きないようにするための構成]
ここで、正常でない状態で挿入とは、図17(A)に示すように、カード10を、X−Y面上であって、カード用コネクタ20のY1−Y2方向に延在する中心線に対して角度をなす斜め方向からであって、ロック部52がカード収容部71より外側(X1方向)に過度に変位するように、板ばね部51を強引に撓ませる方向に挿入することである。
次に、カード10を正常でない状態で挿入した場合に、板ばね50に永久変形が起きないように過度に撓むことを制限するための構成について、図7乃至図19を参照して説明する。
図7は、図3(A)中、線VIIで囲んだ部分の拡大図、図8は、図3(B)中、線VIIIで囲んだ部分の拡大図、図9は、図3(C)中、線IXで囲んだ部分の拡大図である。
図10はスライダ40をカード1と対応させて示す斜視図である。
図11はハウジング本体22のうちスライダ40がスライドする部分を示す斜視図である。
図12は図7に示す構成部分の斜視図、即ち、スライダ40がカードイジェクト位置に位置しているときの状態を示す斜視図である。
図13はカード用コネクタ20のうちX1側であってカード挿入口70の近くの部分を拡大して示す斜視図である。
図14及び図15は、スライダ40が装着位置に移動されたときの状態を示す斜視図である。図16はスライダ40がカード装着位置に移動されたときのカード用コネクタ20をその底面側から見上げて示す斜視図である。
カード用コネクタ20は、カード10を正常でない状態で挿入した場合に、板ばね部51に永久変形が起きないようにするために板ばね部51が過度に撓まされることを制限する、以下の4つの過度撓み制限構造を有する。
[第1の過度撓み制限構造(カード挿入ガイドレール部100)]
図7、図9及び図13に示すように、カバー30には、X1側寄りの箇所に、Z2方向に切り起して、カード挿入ガイドレール部100が形成してある。カード挿入ガイドレール部100は、カードイジェクト位置P1に位置するスライダ40の板ばね部51のZ1側に、Y1−Y2方向に延在しており、長さLを有する。
また、カード挿入ガイドレール部100は、図7に示すように、カードイジェクト位置P1に位置するスライダ40のロック部52よりも少しカード挿入口70側の位置と、スライダ本体41の張り出し部43の肩部43aよりもY1側の位置との間に延在している。
また、図9に示すように、カード挿入ガイドレール部100は、板ばね50の高さ位置よりもZ1側に位置してあり、板ばね50とは干渉しない。また、カード挿入ガイドレール部100の切り起しの寸法は、ハウジング本体22のZ1側の上面とカード挿入ガイドレール部100のZ2側の端との間の寸法Aが、カード10の厚さTよりも短いように定めてある。
このカード挿入ガイドレール部100は、図17(A)に示すように、カード10がカード挿入口70に斜めの向きで挿入された場合に、カードのコーナ部17X1を受け止めて、それ以上にカード10によって板ばね部51がX1方向に押されることを制限し、板ばね部51が過度に撓まされることを制限する。
[第2の過度撓み制限構造(受け突起部110)]
図11に示すように、ハウジング本体22には、カード挿入口70に近い位置に、受け用突起部110が形成してある。図12に併せて示すように、受け用突起部110は、イジェクト位置P1に位置するスライダ40の板ばね部51のX1側の面のうち、ロック部52より少しY1側に偏倚した位置に設けてある。後述するように、カード10がカード挿入口70に斜めの向きで挿入された場合に、カード10のコーナ部17X1がロック部52をX1方向に押す動作は、スライダ40がイジェクト位置よりY1方向に少し移動した状態でなされるからである(図17(B)参照)。
受け用突起部110は、後述する図17(B)に示すように、カード10がカード挿入口70に斜めの向きで挿入されて、ロック部52がカードのコーナ部17X1によって押されてX1方向に過度に変位されようとするときに、ロック部52を受け止めて変位を制限し、板ばね部51が過度に撓まされることを制限する。
[第3の過度撓み制限構造(ロック部52より下方(Z2方向)に突き出たラグ部120と、ハウジング本体22に形成してあるスリット部130)]
図10に示すように、ラグ部120は、ロック部52より下方(Z2方向)に突き出ている。
図11に示すように、ハウジング本体22には、ラグ部120の移動経路に沿うスリット部130がY1−Y2方向に延在して形成してある。
なお、スリット部130は、Y2方向の端の箇所にX1方向に広がった凹部131を有し、且つ、Y1側の箇所にX1方向に広がった凹部132を有する。
凹部131、132の箇所を除いて、スリット部130のX1側の縁の壁面133は、ラグ部120のX1側の面と対向している。133aは、壁面133のうち、受け用突起部110に対応する部分の壁面である。
例えば図19(B)に示すように、カード10がカード挿入口70に斜めの向きで挿入されて、ロック部52がカード10の側面18X1によって押されてX1方向に過度に変位されようとするときに、スリット部130の壁面133がラグ部120を受け止めて、ロック部52がそれ以上にX1方向に変位することを制限し、板ばね部51が過度に撓まされることを制限する。
[第4の過度撓み制限構造(スライダ本体41の壁面141)]
図7、図10、図14、図27(A)に示すように、スライダ40は、スライダ本体41に板ばね50の基部53が固定してある構成である。板ばね50は基部53よりY2方向に延在している板ばね部51を有する。スライダ本体41は、溝部140を有する。溝部140は、Y1−Y2方向に延在し、板ばね部51がゆるく収まる大きさである。板ばね部51は溝部140内を延在している。壁面141は溝部140のX1側の壁面であり、板ばね部51のX1側の面と対向している。
この壁面140は、例えば図17(B)に示すように、カード10がカード挿入口70に斜めの向きで挿入されて、ロック部52がカードのコーナ部17X1によって押されてX1方向に過度に変位されようとするときに、板ばね部51を受け止めて変位を制限し、板ばね50が過度に撓まされることを制限する(図27(B)参照)。
また、カード用コネクタ20は、座屈発生回避構造を有する。座屈発生回避構造は、以下に記載するように、カード10を正常でない姿勢で挿入して、板ばね50にこれを座屈させる、軸線方向の圧縮力が作用した場合に、板ばね50が座屈を起すことを制限する。
[座屈発生回避構造(スリット部130のY1側の箇所のX1方向に広がった凹部132)]
図11、図15、図16に示すように、凹部132は、スリット部130のうち、スライダ40がカード装着位置P2より少しY1側の最終位置P3にあるときのラグ部120に対応する位置に形成してある。
このスリット部130は、後述するように、カード10が正常でない状態で挿入され、スライダ40がロック部52をカード10によって押されてカード装着位置P2を越えて最終位置P3にまで移動されときに、ロック部52がX1方向へ変位することを許容するように形成してある。ロック部52がX1方向へ変位することによって、板ばね部51が座屈することが回避される(図27(B)参照)。
[上記の過度撓み制限構造及び座屈発生回避構造の動作]
次に、カード10を正常でない状態で挿入した場合に、上記の過度撓み制限構造及び座屈発生回避構造が、板ばね部51に永久変形が起きないように行う動作について説明する。
<カード10を正常でない状態で挿入した第1の態様>
カード用コネクタ20のカード挿入口70の幅W3の寸法がカード10の先端13の幅W1よりも長い寸法であることによって、カード10が図17(A)に示すように斜めの向きで挿入されることが起こりうる。以下、この挿入を「斜め入れ」という。
操作者がカード10を図17(A)に示すように斜め入れした場合には、通常は、例えば、図17(B)、図18(A),(B)、図19(A),(B)、図20(A)に示す状態を経て、図20(B)に示す状態となり、その後に装着される。
図17(B)に示すように、カード挿入ガイドレール部100がカード10のコーナ部17X1を受け、以後は、図18(A)に示すように、カード10のコーナ部17X1がカード挿入ガイドレール部100によって案内されつつ移動され、図18(B)に示すように、カード10のコーナ部17X1がスライダ本体41の肩部43aに到り、以後は、図19(A),(B)、図20(A)に示すように、カード10のコーナ部17X1がスライダ40をY1方向に押して移動させ、スライダ40は図20(B)に示す最終位置P3まで移動される。
その後、カード10のコーナ部17X1が肩部43aを滑り降り、カード10は図5に示すように装着される。
なお、カード10のコーナ部17X1がスライダ本体41の張り出し部43の肩部43aに係止されたままである場合には、カード10はそれ以上は挿入が出来なくなり、装着は不成功に終わり、操作者はカード10を引き抜いて再度装着を試みることになる。
カード10が上記のように挿入された場合に、カード10の挿入の状況に応じて、前記の第1乃至第4の過度撓み制限構造が動作する。
以下、これについて説明する。
[第1の過度撓み制限構造の動作]
図21はスライダ40がイジェクト位置P1に位置しているときにロック部52にX1方向に強い力F1を作用させた場合の板ばね部51の変形の状態を示す。この状態は、操作者が図18(B)に示すように、カード10を斜め入れして、カード10のコーナ部17X1がロック部52を押した場合に発生する。
図21(A)は、初期の状態である。カード10のコーナ部17X1のX1方向への変位は、コーナ部17X1がカード挿入ガイドレール部100に当たった位置に制限される。よって、板ばね部51のX1方向への撓み量は、初期の状態においてロック部52がカード挿入ガイドレール部100よりX2方向に突き出ている寸法Bに制限される。板ばね部51のロック部52の付近の部分のX1方向への撓みは、図21(B)に示すように、制限され、弾性限度以下であり、力F1が解除されると、板ばね部52は元の直線状に復元する。なお、ロック部52及びラグ120は共に凹部131内に入り込んでX1方向に変位する。
また、カード挿入ガイドレール部100は、図19(A)、図20(A)に示すように、挿入されるカード10のコーナ部17X1及び凸部15等を案内する役割も有する。
[第2の過度撓み制限構造の動作]
図22はスライダ40がイジェクト位置よりY1方向に少し移動した状態でロック部52にX1方向に強い力F2を作用させた場合の板ばね部51の変形の状態を示す。この状態は、操作者がカード10の斜め入れを開始した直後、例えば、図17(B)に示す状態と図18(A)に示す状態との間で発生する。
図22(A)は、板ばね部51が撓む前の状態である。ロック部52のX1方向への変位は、ロック部52が受け突起部110に受け止められ、同時にラグ120が壁面133aに受け止められることによって、図22(B)に示す状態で制限される。板ばね部51のX1方向への撓みは、図22(B)に示す状態に制限され、弾性限度以下であり、力F2が解除されると、板ばね部51は元の直線状に復元する。
[第3の過度撓み制限構造の動作]
図23はスライダ40が図22に示す位置よりY1方向に更に移動した状態でロック部52にX1方向に強い力F3を作用させた場合の板ばね部51の変形の状態を示す。この状態は、操作者がカード10の斜め入れを行っている間、例えば図19(B)に示す状態で発生する可能性がある。
図23(A)は、板ばね部51が撓む前の状態である。ロック部52のX1方向への変位は、ラグ120が壁面133に受け止められることによって、図23(B)に示す状態で制限される。板ばね部51のX1方向への撓みは、図23(B)に示す状態に制限され、弾性限度以下であり、力F3が解除されると、板ばね部51は元の直線状に復元する。
なお、ロック部52のX1方向への変位も制限されているため、ロック部52がカード10の凹部16から抜け出さないで凹部16内に留まっている。
[第4の過度撓み制限構造の動作]
図24(A)は、板ばね部51が撓む前の状態である。ロック部52にX1方向に力F4が作用させた場合、板ばね部51は図24(B)に示すように撓む。板ばね部51は、溝部140の出口部分において、壁面141に当たってそれ以上に撓むことを制限される。板ばね部51のX1方向への撓みは、弾性限度以下であり、力F4が解除されると、板ばね部51は元の直線状に復元する。
[カード10の挿入の状態とこのときに働く過度撓み制限構造との関係]
ここで、カード10の挿入の状態とこのときに働く過度撓み制限構造との関係について説明する。
カード10が図17(B)に示すように挿入されたときには、第2の過度撓み制限構造が働く。
カード10の挿入状態が図18(A)に示すようになっても、第2の過度撓み制限構造が働き続ける。
カード10の挿入状態が図18(B)に示す状態となると、第1及び第4の過度撓み制限構造が働き始め、第1、第2及び第4の過度撓み制限構造が働く。この状態は、カード10の挿入状態が図19(A)に示す状態となっても継続する。
カード10の挿入状態が図19(B)に示す状態となると、第4の過度撓み制限構造と第3の過度撓み制限構造とが働く。
カード10の挿入状態が図20(A)に示す状態となると、第1の過度撓み制限構造が働く。カード10の挿入状態が図20(B)に示す状態となっても、第1の過度撓み制限構造が働き続ける。
<カード10を正常でない状態で挿入した第2の態様>
カード10を正常でない状態で挿入したときに、カード挿入ガイドレール部100に沿うコーナ部17X1がロック部52を乗り越えないで、図25(A)に示すようにロック部52を押してY1方向に挿入され、図25(B)に示すように、カード10は姿勢は修正されたがX1側に寄せられた状態にあり、スライダ40は装着位置P2を越えて最終位置P3まで移動され、図26に示すように、カード10が更にY1方向に押し込まれようとしている状態となる。
また、前記の図17乃至図19に示すカード10の斜めの向き挿入によってスライダ40が装着位置でロックされてしまっており、この状態で、カード10を再度斜め入れしたときにも、図25(A)に示す状態となる。
カード10が上記のように挿入された場合に、図25(A)に示す状態では、第1、第4及び第3の過度撓み制限構造が働き、図25(B)及び図26に示す状態では、前記の座屈発生回避構造が働く。
[座屈発生回避構造の動作]
以下、座屈発生回避構造の動作について説明する。
図27(A)は、板ばね部51が撓む前の状態である。コーナ部17X1の丸みの形状及びロック部52のX2方向に突き出た三角形の形状により、図26に示す状態では、ロック部にはY1方向に、即ち、板ばね部51の軸線の方向に、強い圧縮力F5が作用することに加えて、X1方向の力F6が作用する。
ラグ部120のX1側には凹部132が形成してあり、ラグ部120が凹部132内に入り込むことによって、ロック部52がX1の方向に変位が可能な状態にある。
よって、上記の力F5と力F6とが作用した場合に、ロック部52がX1の方向に変位されて、板ばね部51が撓み、板ばね部51が座屈することは起きない。このときの板ばね部51のX1方向への撓みは、弾性限度以下であり、力F5と力F6が解除されると、板ばね部51は元の直線状に復元する。
よって、本実施例のカード用コネクタ20は、カード10を斜め入れ等の正常でない状態で挿入した場合にも、板ばね部51が永久変形を起すことが回避される。よって、本実施例のカード用コネクタ20は、使用者がカードの挿入を正常でない状態で行った場合にも、また、この操作を繰り返した場合であっても、装着状態におけるメモリカードの小型メモリカード用コネクタに対する保持力及びイジェクト状態におけるメモリカードの小型メモリカード用コネクタに対する保持力は、使用開始時の状態に維持され、小型メモリカードが小型メモリカード用コネクタより外に飛び出して落下してしまうことが回避される。
また、上記の第3の過度撓み制限構造をなすラグ部120及びスリット部130は、装着されているカード10の無用な離脱を制限する機能も有する。即ち、図14及び図15に示すように、スライダ40がカード装着位置P2に位置しているときにも、ラグ部120は壁面133に対向しており、ロック部52はX1方向への変位を制限されている。よって、装着されているカード10を無理に引き抜こうとしても、ロック部52は装着状態におけるカード10の凹部16から押し出されることがなく、カード10はロック状態に維持され、無用に離脱することが制限される。
図28は本発明の実施例2になるマイクロSDカード用のコネクタ20Aを示す斜視図である。図29(A)は図28のコネクタ20Aの平面図、図29(B)は図29(A)中、B−B線に沿う拡大断面図である。図30は、カバーを取り外した状態で、図28中、円XXXで囲んだ部分を拡大して示す図である。図31はスライダ40Aを示す。図32(A),(B)はカバー30Aを示す。
カード用コネクタ20Aは、図1乃至図27に示すカード用コネクタ20と実質上同じ構成であり、カード用コネクタ20の構成部分と同じ構成部分には同じ符号を付し、カード用コネクタ20の構成部分と構成が相違する部分には、カード用コネクタ20の構成部分に付した符号に添字Aを付した記号を付す。
カード用コネクタ20Aは、ハウジング本体22Aと、スライダ40Aと、圧縮コイルばね(図示せず)と、ハートカム機構65と、カバー30Aとを有し、Y2方向の端にカード挿入口70を有する。
カバー30Aは、カード挿入ガイドレール部100Aを有し、ハウジング本体22Aを覆っている。
スライダ40Aは、図31に示すように、スライダ本体42Aと、このスライダ本体42Aに固定してあるロック用板ばね50Aとよりなる。
板ばね50Aは、スライダ本体42AよりY2方向に突き出ている片持ち梁状の板ばね部51Aと、その先端側のロック部52Aとを有する。ロック部52Aは、板ばね部51Aの先端をX2側に折り曲げ、更にはY1方向に折り返して、X2方向に半円形に突き出た形状である。ロック部52Aを形成する半円形の片部200は、Y2端のつなぎ部201で板ばね部51Aの先端に固定してあり、半円形の片部200の先端200aと板ばね部51AのX2側の面との間には、意図的に形成した寸法gの隙間202が存在している。この片部200は、片持ち梁の状態にあり、先端200aが板ばね部51Aに当たるまで、つなぎ部201を中心にX1方向に弾性変形が可能である。
板ばね50Aは、板ばね部51Aに加えて、ロック部52A自体がバネ性を有している。
スライダ本体42Aは、張り出し部43のX1側の部分よりY2方向に突き出ている腕状の突き出し部210を有する。突き出し部210は、板ばね部51Aの直ぐX1側に位置し、板ばね部51Aに沿って存在している。突き出し部210は、幅がW10であり、Y2方向の先端がX1−X2方向に撓む少しのバネ性を有している。突き出し部210は、先端に、先端部211を有する。先端部211の幅はW11であり、上記のW10より大きく、突き出し部210よりX1側とX2側との両方向に張り出ている。先端部211のX2側の面211X2は、板ばね部51Aのうち、ロック部52Aより少しY1方向に偏倚した箇所で、接触している。
突き出し部210は、ロック部52AにX1方向に強い力が作用した場合に、板ばね部51Aの途中の箇所を支えて、板ばね部51AがX1方向に過度に撓むことを制限する役割を有する。この板ばね部51Aの途中の箇所は、ロック部52Aよりスライダ本体42Aの側に偏倚した箇所である。
51Aaは、板ばね部51Aのうち上記の腕部210の先端部211よりY2方向に突き出ている自由端腕部であり、長さL10を有する。
カード未装着状態では、スライダ40Aは、図30に示す位置P1に位置しており、ロック部52Aはカード挿入口70の近くに位置している。Z方向では、図29(B)に示すように、ロック部52Aはカード挿入ガイド部100AよりZ2側に位置している。
図33はスライダ40AがY1方向に最終位置P3まで移動されたときの状態を示す。図34はスライダ40Aがカード装着位置P2に位置しているときの状態を示す。
ハウジング22Aには、リブ部230が、カード装着位置P2に位置するスライダ40Aの腕部210の先端部211のX1側の面211X1に対向する位置に形成してある。
次に、カード10を正常に挿入した場合、及び、カード10を正常に取り出す場合における、ロック部52A等の動作について説明する。
カード10を正常に挿入した場合、ロック部52Aが凸部15によって押されて一時的にX1方向へ変位され、その後にX2方向に復元して、凹部16に嵌合する。ロック部52Aが凸部15によって押されてX1方向へ変位されるときに、図31に二点鎖線で示すように、自由端腕部51Aaと共に片部200が弾性的に撓み、更には、突き出し部210も弾性的に少し撓む。
イジェクトされた状態で、利用者がカード10の後端14の側を指先で掴んで引くときにも、ロック部52は凹部16からX1方向に押し出され、一時的にX1方向へ変位され、その後にX2方向に復元する。この場合にも、前記と同様に、自由端腕部51Aaと共に片部200が弾性的に撓み、更には、突き出し部210も弾性的に少し撓む。
ここで、弾性的に撓む部分が、自由端腕部51Aaと、片部200と、突き出し部210とに分散されており、撓む部分にかかる負担は少なくて済んでいる。
次に、カード10を正常でない状態で挿入した場合等に、板ばね50Aに永久変形が起きないように過度に撓むことを制限する動作について説明する。
<カード10を斜め入れした場合>
例えば図17に示すようにカード挿入口70に斜めの向きで挿入されたカード10はロック部52AをX1方向に押す。しかし、カード挿入ガイドレール部100が斜めの向きで挿入されたカード10を受け止め、カード10はそれ以上のX1方向への変位を制限され、板ばね部51AはX1方向への過度の撓みが制限される。
なお、カード挿入ガイドレール部100は、挿入されていく間に、カード10の斜めの向きを補正する役割、及び、カード10を誤って後端14を先頭にして挿入する操作をした場合に、カード10の挿入を制限する役割を有する。
<例えば、カード10が最終位置まで押し込まれ、スライダ40Aが図33に示す最終位置P3に移動された状態で、ロック部52AがX1方向の力F10を作用された場合>
板ばね部51Aのうちロック部52Aより少しY1側の箇所が、突き出し部210の先端部211の面211X2によって受け止められ、板ばね部51AがX1方向へ過度に撓むことが制限される。なお、このとき、突き出し部210自身も少し撓む。
また、ロック部52Aの片部200が弾性的に撓み、ロック部52A自身も上記の力F10の一部を吸収する。
なお、突き出し部210による上記の機能は、カード10が最終位置まで押し込まれた場合の他に、カード10の挿入側の先端がカード挿入ガイドレール部100を通り過ぎた後であって、カード10が最終位置に到る前の状態でも発揮される。
<カード10が装着され、スライダ40Aが図34に示すカード装着位置P2に位置する状態で、ロック部52AがX1方向の力F11を作用された場合>
上記の力F11は、例えば、装着されているカード10を無理に引き抜こうとした場合に発生する。
基本的には、上記の場合と同様に、板ばね部51Aのうちロック部52Aより少しY1側の箇所が、突き出し部210の先端部211の面211X2によって受け止められ、板ばね部51AはX1方向への撓みが制限される。
ここで、図34に示す状態では、突き出し部210の先端部211のX1側の面211X1がハウジング22Aのリブ部230に対向しており、突き出し部210自身がX1方向へ撓むことを制限された状態となる。
このため、突き出し部210だけで力を受けていた場合には、力が突き出し部210が撓んでしまうほどに強い場合であっても、リブ部230によって突き出し部210自身がX1方向へ撓むことを制限され、板ばね部51AはX1方向への撓みが制限される。
このため、装着されているカード10に対するロック力が強くなり、カード10を無理に引き抜こうとしても引き抜けず、無用なカード離脱が制限される。また、携帯電話を落としたりして衝撃が作用した場合にも、カード10が無用に離脱されてしまうことが制限される。
[カード挿入検出スイッチ250]
図35はカード10が挿入されたことを検出するスイッチ250を示す。この検出スイッチ250は、カード用コネクタ20AのうちX2側であって且つY1方向の端の近くに設けてあり、図36(A)に併せて示すように、第1のコンタクト部30Aeと、第2のコンタクト部251aとを有する。
第1のコンタクト部30Aeは、図32(A),(B)に示すように金属板製のカバー30Aの一部を延在させて形成してある部分であり、図36(A)に示すように、基部側の腕部30Ae1と、中間部30Ae2と、先端側の指部30Ae3を有する。
Z1側から見て、腕部30Ae1は、Y1−Y2線に対して時計方向に角度α(約10度)傾斜して略Y1方向に延在している。
中間部30Ae2は、腕部30Ae1の先端より反時計方向に角度β(約60度)曲っている部分である。
指部30Ae3は、中間部30Ae2の先端よりY1方向に延在している。30Ae4は指部30Ae3の端部である。
腕部30Ae1と中間部30Ae2とは、X1方向に凸となる山形形状をなしている。30Ae5は山形形状の頂上部である。
第2のコンタクト部251aは、ハウジング本体22AのY1側の部分に固定してあるコンタクト部材251の一端側の部分であり、上記の指部30Ae3よりX2側の位置にあり、Y2方向に延在しており、直線状である。
指部30Ae3と第2のコンタクト部251aとの間には、寸法g10のギャップ252が存在している。
第2のコンタクト部251aの根元から指部30Ae3の端部30Ae4が最初に接触する予定の位置U1までの寸法はL10であり、比較的長い。よって、位置U1にX2方向の力が作用したときに第2のコンタクト部251aはX2方向に撓み易くなっている。
第1のコンタクト部30AeのうちX2方向の力が作用する位置は、後述するように頂上部30Ae5である。第1のコンタクト部30Aeのうち力が作用する位置よりも先端側に存在する中間部30Ae2及び指部30Ae3は略L字形となっており、且つ、指部30Ae3は短いため、指部30Ae3は、第2のコンタクト部251aに比べて、撓み難くなっている。
次に、カード10が挿入されたときの検出スイッチ250の動作について説明する。
カード用コネクタ20Aがプリント回路基板に実装されて例えば携帯電話機に組み込まれた状態で、カバー30Aはグランド電位となり、第1のコンタクト部30Aeはグランド電位となっている。コンタクト部材251の他端は、制御回路に至る配線パターンの端のパッドと半田付けされており、第2のコンタクト部251aは上記の制御回路と電気的に接続された状態となる。
図36(A)はカード10が挿入される前の状態である。第1のコンタクト部30Aeの指部30Ae3と第2のコンタクト部251aとは、ギャップ252を間において対向しており、検出スイッチ250はオフである。
カード10がカード用コネクタ20Aに挿入されると、図36(B)に示すように、コーナ部17X2が腕部30Ae1に当たって、腕部30Ae1がX2方向に撓まされ、指部30Ae3の端部30Ae4が第2のコンタクト部251aのX1側の面251bに、位置U1で接触する。この時点で、検出スイッチ250はオンとなる。
カード10は、図36(C)に示す最終位置(図4に符号Q3で示す位置)まで挿入される。カード10が図36(B)に示す位置を経て最終位置まで挿入される過程で、図36(C)に示すように、側面18X2が山形形状の頂上部30Ae5をX2方向に押し、第1のコンタクト部30AeをX2方向に撓ませる。第2のコンタクト部251aは指部30Ae3によってX2方向に押されて、X2方向に角度γ撓まされる。この過程で、指部30Ae3の端部30Ae4が第2のコンタクト部251aの面251bを擦りつつY2方向に位置U2まで移動し、以後は、指部30Ae3の端部30Ae4が第2のコンタクト部251aの位置U2の箇所を押し付けた状態を維持する。検出スイッチ250はオンを維持する。
ここで、中間部30Ae2及び指部30Ae3は殆ど撓まないで、専ら第2のコンタクト部251aが撓むため、第1のコンタクト部30Aeの先端部分と第2のコンタクト部251aとの双方が同程度に撓む場合に比較して、位置U1から位置U2までの距離
L11(ワイピング量)は長くなって、約0.1mmもの長さとなる。
カード10がカード用コネクタ20Aからイジェクトされると、図36(C)の状態の検出スイッチ250は、図36(B)に示す状態を経て図36(A)に示す状態となり、オフとなる。図36(C)の状態から図36(B)に示す状態となる過程で、指部30Ae3の端部30Ae4は第2のコンタクト部251aの面251bを擦りつつY1方向に位置U1まで戻る。
よって、カード10を装着する操作及びイジェクトする操作を行う度に、図36(C)に拡大して示すように、第2のコンタクト部251aの面251bのうち、位置U1と位置U2との間の領域251cは拭かれてクリーニングされ、同時に、指部30Ae3の端部30Ae4もクリーニングされる。ここで、一般に、ワイピング量が長い程、クリーニング効果は高い。カード用コネクタ20Aはワイピング量が約0.1mmと長いため、領域251cのクリーニング効果は高い。
ここで、カード用コネクタは携帯電話機の側面に露出して組み込まれて使用されるため、塵埃の多い雰囲気に曝され続け、塵埃がコンタクトに付着し易く、コンタクトに付着した塵埃によって導通が取れなくて、カード10を装着したときに検出スイッチがオンとならない虞れもある。しかし、上記の構成の検出スイッチ250の場合には、カード10を装着する操作及びイジェクトする操作を行う度に、コンタクト部のうち接触し合う部分がクリーニングされ、クリーンな状態を回復するため、検出スイッチ250は確実にオンとなる。よって、上記の構成の検出スイッチ250を備えたカード用コネクタ20Aは、携帯電話機のような塵埃に注意が必要な製品に最適である。
本発明の実施例1になるカード用コネクタを、カバーを省略して、且つカードを併せて示す斜視図である。 図1に示すカード用コネクタを分解して、カードと併せて示す斜視図である。 本発明の実施例1になるカード用コネクタを示す図であり、(A)はカバーの位置で断面して示す横断平面図、(B)は(A)中、線IIIB-IIIBに沿う縦断正面図、(C)は(A)中、線IIIC-IIICに沿う縦断側面図である。 カード装着動作を示す図である。 カードが装着された状態を示す、カード用コネクタの横断平面図である。 カードイジェクト動作を示す図である。 図3(A)中、線VIIで囲んだ部分の拡大図である。 図3(B)中、線VIIIで囲んだ部分の拡大図である。 図3(C)中、線IXで囲んだ部分の拡大図である。 スライダをカードと対応させて示す斜視図である。 ハウジング本体のうちスライダがスライドする部分を示す斜視図である。 図7に示す構成部分の斜視図である。 カード用コネクタのうちX1側であってカード挿入口の近くの部分を拡大して示す斜視図である。 スライダがカード装着位置に移動されたときの状態を示す斜視図である。 スライダがカード装着位置に移動されたときの状態を、図14とは異なる方向より見て示す斜視図である。 スライダが最終位置に移動されたときのカード用コネクタを底面側から見て示す斜視図である。 カード用コネクタにカードを斜めの向きで挿入した第1の態様を示す図である。 図17(B)に続く状態を示す図である。 図18(B)に続く状態を示す図である。 図19(B)に続く状態を示す図である。 (A)は第1の過度撓み制限構造の示す図、(B)は第1の過度撓み制限構造が働いている状態を示す図である。 (A)は第2の過度撓み制限構造の示す図、(B)は第2の過度撓み制限構造が働いている状態を示す図である。 (A)は第3の過度撓み制限構造の示す図、(B)は第3の過度撓み制限構造が働いている状態を示す図である。 (A)は第4の過度撓み制限構造の示す図、(B)は第4の過度撓み制限構造が働いている状態を示す図である。 カード用コネクタにカードを斜めの向きで挿入した第2の態様を示す図である。 図25(B)に続く状態を示す図である。 (A)は座屈発生回避構造の示す図、(B)は座屈発生回避構造が働いている状態を示す図である。 本発明の実施例2になるカード用コネクタを、カードと併せて示す斜視図である。 (A)はカード用コネクタの平面図、(B)は(A)中、B−B線に沿う拡大断面図である。 カバーを取り外した状態で、図28中、円XXXで囲んだ部分を拡大して示す図である。 スライダを拡大して示す斜視図である。 カバーを示す斜視図である。 スライダ最終位置に移動されたときの状態を示す図である。 スライダがカード装着位置に移動されたときの状態を示す図である。 マイクロSDカード挿入検出スイッチの部分を示す斜視図である。 検出スイッチの動作を説明するための図であり、(A)はカード挿入前の状態を示す図、(B)はカード挿入途中の状態を示す図、(C)はカード装着完了時の状態を示す図である。
符号の説明
10 カード
16 凹部
20 カード用コネクタ
21 コネクタハウジング
22 ハウジング本体
30 カバー
40 スライダ
42 スライダ本体
43 張り出し部
44 腕部
45 ハートカム溝
50 板ばね
51、51A 板ばね部
51Aa 自由端腕部
52、52A ロック部
60 圧縮コイルばね
65 ハートカム機構
100 カード挿入ガイド部
110 受け突起部
120 ラグ部
130 スリット部
132 凹部
133 壁面
140 溝部
141 壁面
200 片部
210 張出し部
211 先端部
250 マイクロSDカード挿入検出スイッチ
30Ae 第1のコンタクト部
251a 第2のコンタクト部

Claims (10)

  1. コンタクトを有するハウジング本体と、前記ハウジング本体を覆うカバーと、カードイジェクト位置とカード装着位置との間で前記ハウジング本体に移動可能に設けてあるスライダとを有し、
    前記ハウジング本体と前記カバーとが、カード挿入口及びカード収容部を形成してなり、
    前記スライダは、スライダ本体と該スライダ本体に取り付けてありカードを弾性的にロックするロック用板ばねとを有し、前記カード挿入口を通って前記カード収容部に到る前記カードと共に前記カード装着位置に移動され、前記ロック用板ばねが前記カードを弾性的にロックし、且つ、イジェクト操作によって前記ロック用板ばねが前記カードと弾性的にロックされた状態を維持しつつ前記カードと共に前記カード挿入口の方向に前記カードイジェクト位置に移動される構成であるカード用コネクタであって、
    前記カードが正常でない状態で挿入されて前記ロック用板ばねが過度に撓まされようとした場合に、前記ロック用板ばねがこれに永久変形が起きてしまう程度にまで過度に撓むことを制限するロック用板ばね過度撓み制限手段を有するカード用コネクタ。
  2. 前記ロック用板ばね過度撓み制限手段は、前記カバーの一部を前記ハウジング本体の方向に折り曲げて形成してあり、前記カードが前記ロック用板ばねを過度に撓ます方向に変位しないように前記カードの挿入を案内するカード挿入ガイドレールを有する請求項1に記載のカード用コネクタ。
  3. 前記ロック用板ばね過度撓み制限手段は、前記ハウジング本体に形成してあり、前記ロック用板ばねが過度に撓まされる方向に変位しないように前記ロック用板ばねを受ける受け突起部を有する請求項1に記載のカード用コネクタ。
  4. 前記ロック用板ばね過度撓み制限手段は、前記ロック用板ばねより前記ハウジング本体の方向に突き出たラグ部と、前記ハウジング本体に前記ラグ部の移動経路に沿うように形成してあるスリットとを有し、前記ロック用板ばねが過度に撓まされる方向に変位しないように、前記スリットの壁面が前記ラグ部を受ける請求項1に記載のカード用コネクタ。
  5. 前記スリットは、前記スライダが前記カード装着位置よりも奥側の最終位置に位置しているときの前記ラグ部に対応する部位に、前記ロック用板ばねにその軸線の方向に圧縮力が作用した場合に前記ロック用板ばねが座屈を起こさないように、前記ラグ部が入り込むことを許容する凹部を有する請求項4に記載のカード用コネクタ。
  6. 前記ロック用板ばね過度撓み制限手段は、前記スライダ本体に、前記ロック用板ばねが収まり且つ前記ロック用板ばねが撓む範囲を制限するように形成してある溝部を有する請求項1に記載のカード用コネクタ。
  7. 前記ロック用板ばねは、前記スライダ本体に取り付けられて、前記カード挿入口の方向に延在しており、
    前記ロック用板ばねの先端には、前記カード収容部の側に折り曲げられ、更に、該スライダ本体の方向に折り返えされた片部によって形成され、且つ、該片部の先端と前記ロック用板ばねとの間に隙間を有する、ロック部を有する、請求項1に記載のカード用コネクタ。
  8. 前記ロック用板ばね過度撓み制限手段は、前記スライダ本体に一体に形成してあり、前記ロック用板ばねの途中の箇所を受ける腕状の突き出し部である、請求項1に記載のカード用コネクタ。
  9. 前記ロック用板ばねの途中の箇所は、前記ロック部より該スライダ本体の側の箇所である、請求項8に記載のカード用コネクタ。
  10. 前記ハウジング本体は、前記スライダが前記カード装着位置に位置しているときに、前記突き出し部に対向して前記突き出し部が撓むことを制限するリブ部を有する、請求項8記載のカード用コネクタ。
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