JP2009258620A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像剤Gを長手方向に搬送しながら汲上げ磁極H4の位置で現像剤担持体13aに現像剤Gを供給する第1搬送部材13b1と、剤離れ磁極H3の位置で現像剤担持体13aから離脱された現像剤Gを長手方向に搬送する第2搬送部材13b2と、を具備する。現像剤担持体13aは、剤離れ磁極H3を挟む2つの磁極H2、H4が同極であって、剤離れ磁極H3の極性Nが2つの磁極H2、H4の極性Sと異なるように2つの磁極H2、H4によって剤離れ磁極H3が形成される。
【選択図】図5
Description
このような不具合は、現像装置を小型化するために現像ローラを小径化する場合には、特に無視できない問題となっていた。すなわち、現像ローラを小径化すると、現像ローラ上に形成される複数の磁極同士が互いに影響し合うために、剤離れ磁極を挟む2つの磁極によって剤離れ磁極の磁束密度が大きくなってしまっていた。したがって、現像ローラの剤離れ磁極の位置での現像剤に対する保持力が大きくなって、現像ローラ上に担持された現像工程後の現像剤が充分に離脱されなくなっていた。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される像担持体としての感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
なお、図示は省略するが、各感光体ドラム11Y、11C、11M、11BKの上方には、各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)を現像装置13に供給する各色のトナー容器がそれぞれ設置されている。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、作像部及びトナー容器28を示す構成図である。図3(A)は現像装置13の上部(第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1の位置である。)を長手方向にみた概略断面図(水平方向の断面図)であって、図3(B)は現像装置13の下部(第2搬送部材としての第2搬送スクリュ13b2の位置である。)を長手方向にみた概略断面図である。図4は、現像装置13の循環経路を長手方向にみた概略断面図(垂直方向の断面図)である。また、図5は、現像ローラ13a上に形成される磁極H1〜H4の磁力分布を示す図である。さらに、図6は、第2搬送経路の下流側における現像剤Gの流れを示す図である。
なお、各作像部はほぼ同一構造であって、各トナー容器もほぼ同一構造であるために、図2〜図6にて作像部及びトナー容器は符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
像担持体としての感光体ドラム11は、外径が30mm程度の負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
クリーニング部15は、感光体ドラム11に摺接するクリーニングブラシ(又は、クリーニングブレード)が設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
なお、トナーTの供給は、トナー濃度の情報に限定されず、感光体ベルトや中間転写ベルト等に形成されたトナー像の反射率等から検知される画像濃度の情報に基づいて実施されてもよい。また、これらの異なる情報を組み合わせて、トナーTの供給の実施を判断してもよい。
供給管29は、トナー容器28から供給されるトナーTを現像装置13内に確実に導くためのものである。すなわち、トナー容器28から排出されたトナーTは、供給管29を介して、トナー補給口13eから現像装置13内に供給される。
図2〜図6を参照して、現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13a、搬送部材としての搬送スクリュ13b1、13b2(オーガスクリュ)、現像剤規制部材としてのドクターブレード13c、等で構成されている。
現像剤担持体としての現像ローラ13aは、外径が18mm程度であって、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブ13a2が不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。図3及び図5を参照して、現像ローラ13aのスリーブ13a2内には、スリーブ13a2の周面に複数の磁極H1〜H4を形成するマグネット13a1が固設されている。現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、現像ローラ13aの矢印方向の回転にともなって搬送されて、ドクターブレード13cの位置に達する。そして、現像ローラ13a上の現像剤Gは、この位置で適量に規制された後に、感光体ドラム11との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界(現像電界)によって、感光体ドラム11上に形成された潜像にトナーが吸着される。
まず、汲上げ磁極H4が磁性体としてのキャリアに作用して、第1搬送経路に収容された現像剤Gが現像ローラ13a上に汲上げられる。現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、その一部がドクターブレード13cの位置で掻き取られて、第1搬送経路に戻される。一方、汲上げ磁極H4による磁力が作用するドクターブレード13cの位置で、ドクターブレード13cと現像ローラ13aとのドクターギャップを通過して現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、主磁極H1の位置で穂立ちして現像領域において磁気ブラシとなって感光体ドラム11に摺接する。こうして、現像ローラ13aに担持された現像剤G中のトナーTが感光体ドラム11上の潜像に付着する。その後、主磁極H1の位置を通過した現像剤Gは、搬送磁極H2によって剤離れ磁極H3の位置まで搬送される。そして、剤離れ磁極H3の位置で、反発磁界がキャリアに作用して、現像ローラ13a上に担持されていた現像工程後の現像剤Gが現像ローラ13aから脱離される。脱離後の現像剤Gは、第2搬送経路内に落下して第2搬送スクリュ13b2によって第2搬送経路の下流に向けて搬送される。
第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1は、現像ローラ13aに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)に水平に搬送する(図3(A)の破線矢印に示す右方向の搬送である。)とともに、汲上げ磁極H4の位置で現像ローラ13a上に現像剤Gを供給(図3(A)の白矢印方向の供給である。)する。
そして、第2搬送スクリュ13b2は、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路の下流側から中継部としての第1中継部13fを介して循環される現像剤Gを第1搬送部材13b1による搬送経路の上流側に第2中継部13gを介して搬送する(図3(B)の一点鎖線矢印に示す搬送である。)。
2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、現像ローラ13aや感光体ドラム11と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、軸部にスクリュ部が螺旋状に巻装されたものである。
図3及び図4を参照して、第2搬送スクリュ13b2による搬送経路(第2搬送経路)の下流側と、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路(第1搬送経路)の上流側と、は第2中継部13gを介して連通している。そして、第2搬送スクリュ13b2による搬送経路において第2中継部13gの近傍に留まって盛り上がった現像剤Gが、第2中継部13gを介して第1搬送スクリュ13b1による搬送経路の上流側に搬送(供給)されることになる。
また、図3及び図4を参照して、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路の下流側と、第2搬送スクリュ13b2による搬送経路の上流側と、は第1中継部13f(中継部)を介して連通している。そして、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路にて現像ローラ13a上に供給されなかった現像剤Gが、第1中継部13fにて自重落下して、第2搬送経路の上流側に達することになる。
また、図3、図4を参照して、トナー補給口13eは、第2搬送スクリュ13b2による搬送経路の上流側の上方であって、現像領域から離れた位置(現像ローラ13aの長手方向の範囲の外側である。)に配設されている。このようにトナー補給口13eを第1中継部13fの近傍に設置することで、第2搬送経路において、現像ローラ13aから離脱した現像剤が比重の小さい補給トナーの上方から降りかかり、第2搬送経路の下流側にむけて比較的長い時間をかけて現像剤に対して補給トナーの分散・混合を充分におこなうことができる。
なお、本実施の形態では、トナー補給口13eを第2搬送スクリュ13a2による搬送経路中に配設したが、トナー補給口13eの位置はこれに限定されることなく、例えば、第1搬送経路の上流側の上方に配置することもできる。
先に図5で説明したように、マグネット13a1によって現像ローラ13a(スリーブ13a2)の周囲には、4つの磁極(主磁極H1、搬送磁極H2、剤離れ磁極H3、汲上げ磁極H4)が形成されている。ここで、本実施の形態では、剤離れ磁極H3を挟む2つの磁極H2、H4を同極(S極である。)として、剤離れ磁極H3の極性(N極である。)が2つの磁極H2、H4の極性(S極である。)と異なるように、2つの磁極H2、H4によって剤離れ磁極H3が形成されている。このように形成された剤離れ磁極H3は、2つの磁極H2、H4に対して磁束密度ベクトルが反転して、現像ローラ13aの外周面に沿うように磁束密度ベクトルが形成される。したがって、剤離れ磁極H3は、法線方向の磁束密度が極めて小さく、現像ローラ13a上の比較的広い範囲に形成されることになる。
このような構成により、現像ローラ13a上に担持された現像工程後の現像剤Gは、剤離れ磁極H3の位置で現像ローラ13aに対する吸着力(保持力)が低減されて、現像ローラ13aから確実に離脱することになる。すなわち、現像ローラ13aの剤離れ磁極H3の位置における剤離れ性が向上する。
なお、上述の効果を確実なものにするために、剤離れ磁極H3の磁束密度(法線方向の磁束密度である。)が5mT以下になるように形成することが好ましい。具体的には、剤離れ磁極H3の磁束密度が5mT以下になるように、搬送磁極H2及び汲上げ磁極H4の磁力分布が設定される。
図7は、現像ローラ13a上に形成される法線方向の磁束密度を示す円グラフであって、剤離れ磁極H3と汲上げ磁極H2との境界近傍を始点(0°)として現像ローラ13a上の位置を時計方向(回転方向)に角度表示している。図8は、現像ローラ13a上の位置(図7の角度表示に対応している。)と法線方向の磁束密度との関係を示すグラフであって、図7の円グラフの一部(0〜150°の範囲)を縦横グラフ化したものである。図9は、剤離れ磁極H3の近傍の磁気力を示すグラフであって、横軸の「角度」は図7及び図8中の角度(現像ローラ13a上の位置)に対応している。なお、図8において、磁束密度の+方向はS極を示し、−方向はN極を示す。また、図9において、縦軸(磁気力)の+側は、現像ローラ13aから現像剤を積極的に離す方向の力である。
現像ローラ13a(スリーブ13a2)上に現像剤Gを引き付ける力は、磁気吸引力(磁気力)であって、法線方向(現像ローラ13aから離れる方向である。)に正の値になる。すなわち、磁気吸引力がマイナスの場合は現像剤Gに現像ローラ13aに引き寄せられる力が作用して、磁気吸引力がプラスの場合は現像剤Gに現像ローラ13aから離れる力が作用する。したがって、現像ローラ13aからの剤離れを良好におこなうためには、現像ローラ13aに現像剤Gを引き付ける力を弱くすればよく、好ましくは、剤離れがおこなわれる位置でプラス方向(現像ローラ13aに反発する方向)に力を形成すればよいことになる。
ここで、磁気吸引力(Fr:磁気力)は、以下の式で求めることができる。
Fr=μ0G(μse -1)・(Hr(∂Hr/∂r)+He(∂He/∂r))
なお、上式において、Hrは半径方向の磁界(法線方向の磁束密度)、Heは円周方向の磁界(接線方向の磁束密度)、μ0は真空の当時率、Gは現像剤の体積、rは現像スリーブの半径、μseは現像剤の比実効透磁率、を示す。
上式の通り、磁気力は、磁束密度の大きさと変化量の積に比例するものであるため、磁気力(磁気吸引力)を小さくするには、磁束密度の大きさを小さくすること、又は/及び、磁束密度の変化量(変化率)を小さくすること、が必要となる。
さらに、本実施の形態では、磁気吸引力が小さいだけではなく、現像ローラ13aから現像剤が積極的に離れるように作用する領域が形成されている。詳しくは、図9を参照して、角度60°の位置近傍から磁気力が+側に移行して、現像剤が現像ローラ13aに対して反発する方向に飛ばされるように形成している。なお、角度85°の位置近傍から磁気力が−側に移行しているが、これは図8を参照して角度80°の位置近傍から法線方向の磁束密度が高まって現像ローラ13aへの吸引力が強まっているためである。
また、現像ローラ13aに対して反発する磁界を形成するには現像ローラ13a表面近傍で磁束密度のベクトルを反転させる必要があるため、図8に示すように角度50°の位置近傍で磁極の極性を反転させている。具体的に、角度50°の位置の上流側で小さなN極を形成することで磁束密度のベクトルを反転させ、図9に示すような反発磁界を形成している。
上述したような反発磁界を有する現像ローラ13aを設計する方法として、磁極配置を決めた後に上述した反対極性を持つ磁束密度をシミュレーションにて設定して、反発磁界が形成されるように磁束密度の波形をシミュレーションにて設定する方法を用いることができる。例えば、このような磁場波形をブロックマグネットによって構成するには、搬送磁極H2の磁場を形成するマグネットをスリーブ表面に近い位置に配置して、剤離れの位置の近傍に過剰な磁場ポテンシャルを付与しないようにすることを考慮するとよい。
また、磁束密度の変化が小さい領域は、なるべく現像ローラ13aの回転方向に対して幅広い領域を取った方が剤離れがより確実におこなわれるため、例えば、角度60°の位置を超えた範囲において磁束密度の変化を1mT以下に設定することが好ましい。
このような構成により、現像ローラ13a上に担持された現像工程後の現像剤Gは、剤離れ磁極H3の位置で、現像ローラ13aに対して接線方向に沿うように離脱して第2搬送経路(第2搬送スクリュ13b2)の真上から落下することになる(図5中の一点鎖線方向の移動である。)。したがって、離脱した現像剤が、比重の小さな補給トナーの上に降りかかるように混合されるために、現像剤に対する補給トナーの分散性が高められる。
このような構成により、第2搬送経路の下流側で第2搬送経路内の現像剤の量(高さ)が多くなっても(図4をも参照できる。)、剤離れ磁極H3の位置で離脱される現像剤を第2搬送経路内の現像剤中に効率的に撹拌・混合することができる。すなわち、図6の太線矢印で示すように、剤離れ磁極H3の位置で離脱される現像剤は、第2搬送スクリュ13b2の上方に落下した後に、第2搬送スクリュ13b2の回転に沿って移動しながら第2搬送経路内の現像剤中に撹拌・混合されて、その後に内壁面13dに作用する搬送磁極H2によって現像ローラ13a上に汲上げられて現像工程後の現像剤中に混合される。このような現像剤の循環(図6の太線矢印で示す循環である。)によって、第2搬送経路内の現像剤量が多くなっても、第2搬送経路内の現像剤に対する、離脱した現像剤の分散性を高めることができる。
それらの場合も、現像ローラの剤離れ磁極の極性がそれを挟む2つの磁極の極性と異なるように2つの磁極によって剤離れ磁極を形成することで、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
11、11Y、11C、11M、11BK 感光体ドラム(像担持体)、
13 現像装置(現像部)、
13a 現像ローラ(現像剤担持体)、
13b1 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)、
13b2 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)、
13c ドクターブレード(現像剤規制部材)、
13d 内壁面、
13e トナー補給口、
H1 主磁極、 H2 搬送磁極、
H3 剤離れ磁極、
H4 汲上げ磁極、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
Claims (8)
- キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
前記像担持体に対向するとともに、周囲に複数の磁極が形成された現像剤担持体と、
装置内に収容された現像剤を長手方向に搬送して循環経路を形成する複数の搬送部材と、
を備え、
前記複数の搬送部材は、
前記現像剤担持体に対向するとともに、現像剤を長手方向に搬送しながら前記複数の磁極のうち汲上げ磁極の位置で前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1搬送部材と、
前記現像剤担持体に対向するとともに、前記複数の磁極のうち剤離れ磁極の位置で前記現像剤担持体から離脱された現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、
を具備し、
前記現像剤担持体は、前記剤離れ磁極を挟む2つの磁極が同極であって、前記剤離れ磁極の極性が前記2つの磁極の極性と異なるように前記2つの磁極によって前記剤離れ磁極が形成されたことを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体は、前記剤離れ磁極の磁束密度が5mT以下になるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記剤離れ磁極は、前記現像剤担持体の回転中心と前記第2搬送部材の回転中心とを結ぶ仮想線分が前記現像剤担持体の外周面に交差する位置に対して前記現像剤担持体の回転方向下流側に配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
- 前記第1搬送部材による搬送経路の下流側に達した現像剤を前記第2搬送部材による搬送経路の上流側に供給する中継部を備え、
装置内に新品のトナーを補給するトナー補給口を前記中継部の近傍に設置したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像装置。 - 前記第2搬送部材は、その回転方向が前記現像剤担持体の回転方向と同方向であって、
前記現像剤担持体は、前記2つの磁極のうち前記剤離れ磁極に対して前記現像剤担持体の回転方向上流側に配設された磁極が前記第2搬送部材による搬送経路の内壁面の一部に作用して当該搬送経路内の現像剤の一部が前記現像剤担持体上に汲上げられるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像装置。 - 前記現像剤担持体は、前記第2搬送部材による搬送経路の内壁面の一部に作用する磁極の磁束密度が50mT以上になるように形成されたことを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
- 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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