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JP2009244944A - 画像回復装置および撮影装置 - Google Patents

画像回復装置および撮影装置 Download PDF

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JP2009244944A
JP2009244944A JP2008087550A JP2008087550A JP2009244944A JP 2009244944 A JP2009244944 A JP 2009244944A JP 2008087550 A JP2008087550 A JP 2008087550A JP 2008087550 A JP2008087550 A JP 2008087550A JP 2009244944 A JP2009244944 A JP 2009244944A
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英志 三家本
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Abstract

【課題】特定の被写体を、きれいに画像回復することができる画像回復装置と、その画像回復装置を有する撮影装置とを提供すること。
【解決手段】画像から特定被写体18を認識する被写体認識部15と、被写体認識部15で認識された特定被写体18の少なくとも一部を含む前記画像内の領域で、点像分布関数を求める演算部14と、演算部14で求められたデータに基づき、画像を回復処理する回復処理部2とを有する画像回復装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像回復装置および撮影装置に関する。
撮影画像から点像分布関数(PSF)を算出して、画像回復を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。従来の画像回復技術では、一枚の撮影画像に対して一つのPSFデータが存在することを前提にして、画像回復を行っている。
しかしながら、実際には、一枚の撮影画像に対して、複数のPSFデータが存在する場合もある。たとえば被写体ブレが生じた撮影画像であれば、背景と被写体とでは、PSFが異なっており、複数の被写体がそれぞれ別の動きをしている場合には、各被写体のPSFは異なる。
このような場合に、従来の画像回復装置では、一枚の撮影画像に対して一つのPSFデータが存在することを前提にして、画像回復を行っていたために、必ずしも目的とする被写体をきれいに画像回復することができるとは限らなかった。
特開平11−134481号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、特定の被写体を、きれいに画像回復することができる画像回復装置と、その画像回復装置を有する撮影装置とを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像回復装置は、
画像から特定被写体(18,20,20a)を認識する被写体認識部(15)と、
前記被写体認識部(15)で認識された前記特定被写体(18,20,20a)の少なくとも一部を含む前記画像内の領域で、点像分布関数を求める演算部(14)と、
前記演算部(14)で求められたデータに基づき、前記画像を回復処理する回復処理部(2,S7)とを有する。
本発明に係る画像回復装置によれば、被写体認識部(15)で求められた特定被写体(18,20,20a)の少なくとも一部を含む領域で、PSFを求め、そのデータに基づき、画像を回復処理する。そのため、特定の被写体を、きれいに画像回復することができる。
画像回復装置は、前記被写体認識部(15)で認識された複数の前記特定被写体(20a〜20d)の内の少なくとも一つを選択する選択部(2,S5)をさらに有してもよい。その際に、前記選択部(2,S5)では、複数の前記特定被写体(20a〜20d)の内の前記画像内で面積が一番大きい特定被写体(20a)が選択されてもよい。一番大きい特定被写体(20a)が、目的とする特定被写体であると推定できるからである。
また、前記選択部(2,S5)では、外部からの入力信号に基づき、複数の前記特定被写体(20a〜20d)の内の少なくとも一つが選択されてもよい。その場合には、操作者が特定の被写体を選択することができる。
前記演算部(14)では、前記選択部(2,S5)で選択された一つの特定被写体(18,20,20a)の少なくとも一部を含む前記画像内の領域で、点像分布関数を求め、
前記回復処理部(2,S7)では、求められた点像分布関数を用いて、前記画像を回復処理してもよい。
前記演算部(14)では、前記被写体認識部(15)で求められた複数の特定被写体(18,20,20a)のそれぞれの少なくとも一部を含む領域で、点像分布関数をそれぞれ求め、
前記回復処理部(2,S7)では、求められた複数の点像分布関数の平均値を用いて、前記画像を回復処理してもよい。その場合には、複数の特定被写体(20a〜20d)が平均的に高品質で画像回復される。
前記被写体認識部(15)では、前記特定被写体として、人間の顔あるいは顔の一部が認識されてもよい。
本発明に係る撮影装置は、被写体の画像を取得する撮像部(3)と、上記のいずれかに記載の画像回復装置とを有する。
なお、上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために、実施形態を示す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像回復装置を有するカメラの全体構成図、
図2は画像回復装置の制御の一例を示すフローチャート図、
図3は図2に示す顔認識工程の詳細なフローチャート図、
図4は顔認識のためのテンプレートの一例を示す概略図、
図5(A)は単一の被写体の撮影画像の例を示す図、図5(B)は複数の被写体の撮影画像の例を示す図、
図6はPSFの概念を示す概略図、
図7は図2に示すPSF演算処理の詳細を示すフローチャート図、
図8はPSF演算処理におけるブロック分割の概略図、
図9は図8の続きの工程を示す概略図、
図10は図9の続きの工程を示す概略図、
図11は図10の続きの工程を示す概略図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る一眼レフカメラ1は、カメラボディ1aと、レンズ鏡筒1bとから構成してあり、カメラボディ1aに内蔵してある制御部としてのCPU2を有する。CPU2には、信号処理回路12を介して撮像素子3が接続してある。信号処理回路12は、ノイズ処理やA/D変換等を行う。
撮像素子3は、レンズ鏡筒1bの内部に装着してあるズームレンズ群4、フォーカスレンズ群5および振れ補正レンズ群6を通して入射してくる被写体18の画像を撮像して取得するようになっている。すなわち、撮像素子3は、光電変換素子であり、撮像素子駆動回路からの入力信号を受けて,信号処理回路12に画像データを出力する。
ズームレンズ群4は、レンズ鏡筒1bの内部に装着してあるズーム群駆動機構7により光軸Ax方向に移動可能に装着してある。フォーカスレンズ群5は、レンズ鏡筒1bの内部に装着してあるフォーカス群駆動機構8により光軸Ax方向に移動可能に装着してある。
また、振れ補正レンズ群6は、レンズ鏡筒1bの内部に装着してある振れ補正群駆動機構9により光軸Axに対して垂直な平面方向に移動可能に装着してある。振れ補正レンズ群6が、手振れの動作に対応して、光軸Axに対して垂直な平面方向に移動することで、手振れ補正効果を奏するようになっている。
これらの駆動機構7〜9は、CPU2により制御される。CPU2には、ジャイロセンサ16が接続してある。ジャイロセンサ16は、カメラ1の角速度を検出することにより、カメラ1の振れを検出するセンサである。
また、CPU2には、顔認識演算部15が接続してある。なお、図1に示す実施形態では、CPU2とは別に、顔認識演算部15およびPSF演算部14が表示してあるが、実際には、CPU2自体が、これらの演算を処理しても良い。PSF演算部14の機能については後述する。
また、CPU2には、撮像素子3の前面に配置してあるシャッタ10の駆動機構が接続してある。CPU2はシャッタ10を開閉制御する。さらにCPU2には、表示装置11が接続してある。CPU2は撮像素子3にて取得された被写体18の画像を表示装置11の画面に表示させることができる。また、表示装置11には、メニューなどを表示することもできる。
CPU2には、記録媒体13が接続してあるのでCPU2は記録媒体13に保存してある画像データなどを、表示装置11に表示させることも可能である。記録媒体13としては、特に限定されないが、SDカード、CFカードなどが例示される。CPU2による制御のスタートは、カメラボディ1aに装着してある電源スイッチやレリーフスイッチなどの操作部材17を操作することで行うことができる。
CPU2は、カメラにおける撮影画像取得などの通常制御を行うと共に、図2に示すように、画像回復制御も行う。図2に示す画像回復制御では、ステップS1にて、画像回復処理が開始されると、ステップS2にて、選択された画像に対して顔認識処理(詳細は後述)を行う。次に、ステップS3では、認識された顔の数を判断し、もし顔が検出できなければ、ステップS9にて画像回復処理制御が終了する。
ステップS3にて1つ以上の顔が検出されれば、ステップS4では、認識された顔が1つか、または、それ以上かを判定し、認識された顔が二つ以上の場合には、ステップS5にて、後述するPSF演算領域を選択し、ステップS6にて、PSF演算を行う。ステップS4には、認識された顔が1つであると判定された場合には、ステップS5を飛ばしてステップS6へ行きPSF(Point Spread Function)演算を行う。PSF演算の詳細に関しては後述する。
次に、ステップS7では、ステップS6にて算出されたPSFを用いて、画像回復処理(後述)を行い、ステップS8にて、回復画像を記録媒体13に書き込み、ステップS9にて処理を終了する。
本実施形態では、図2に示すステップS2における顔の認識動作は、図3に示すフローチャートに基づき行われる。すなわち、ステップS2がスタートすると、ステップS21にて、図1に示すCPU2は、被写体画像を読み込む。被写体画像の読み込みは、図1に示す撮像素子3から読み込んでも良いし、記録媒体13に記憶してある被写体画像を読み込んでも良い。
次に、図3に示すステップS22およびステップS23では、テンプレートマッチング処理を行うと共に顔の検出判定を行う。ステップS22およびS23では、たとえば図1に示す顔認識演算部15に予め記憶してある図4に示す正面テンプレートと同様な画像が、読み込まれた被写体画像中に含まれるか否かをCPU2が判断する。
図4は、人の顔を正面から見た図であり、図4中の点線部をテンプレートとする。人が正面を向いていることを前提としているテンプレートの場合、点線部に示すようなテンプレートとなる。すなわち、目、鼻、口、耳といった物理的な形状の特徴のある部位がテンプレートとなる。
テンプレートと合う形状が得られれば顔と認識できる。テンプレートマッチングが得られれば、顔の数や位置、大きさなどの情報がわかる。なお、テンプレートは、図1に示す顔認識演算部15に記憶してあっても良いし、記録媒体13に記憶してあっても良い。
ステップS23にて、正面から見た人の顔を認識することができたら、次にステップS24へ行き、顔の数、位置および大きさを特定し、それらの情報を、顔認識演算部15にて演算して記憶し、顔認識処理の工程は終了する(ステップS25)。
ステップS24にて求められた顔の数、位置および大きさなどの情報に基づき、図1に示すCPU2は、図2に示すステップS3以降の処理を行う。ステップS3およびステップS4では、前述したように、認識された顔の数が一つか、それ以上であるかを判断する。認識された顔の数が一つである場合とは、たとえば図5(A)に示す場合であり、そのような場合には、図2に示すステップS6へ行き、図5(A)に示す認識された顔を含む領域20の一部または全部について、図2に示すPSF演算を行う。
また、認識された顔の数が複数である場合とは、たとえば図5(B)に示す場合である。そのような場合には、図2に示すステップS5に行き、図5(B)に示す認識された顔をそれぞれ含む領域20a〜20dのうちで、たとえば一番面積が大きな領域20aをCPU2が判断する。その後に、図2に示すステップS6へ行き、図5(B)に示す認識された顔を含む領域20aの一部または全部について、図2に示すステップS5におけるPSF演算を行う。
次に、図2に示すステップS5におけるPSF演算の詳細について説明する。まず、PSFの概略について説明する。
ブレやぼけを含む劣化画像を復元する公知の方法として、ブレやぼけを点像の広がり関数(PSF:Point Spread Function)として推定し、劣化画像を復元する手法が一般的に知られている。(x、y)を画像上の座標とし、ブレ、ぼけを含む劣化画像をg(x、y)、ブレ、ぼけのない理想画像をh(x、y)、ブレやぼけによって広がった点像の情報(PSF)をp(x、y)とすると、この3つの式は、次の関係式1を満たす。
Figure 2009244944
ここで、*は、コンボリューション(畳み込み積分)演算を表すものである。図6は、この関係式1を、模式的に表した図である。ここで、関係式1をフーリエ変換して、空間周波数(u,v)領域2にすると、式1は、以下の式2になる。
Figure 2009244944
ここで、劣化画像g(x,y)に加えて、何らかの方法によりPSF関数p(x,y)を知ることができれば、それぞれのスペクトルを算出し、式2を変形した以下の式3により、理想画像のスペクトルH(u,v)を算出することができる。
Figure 2009244944
そして、H(u,v)を逆フーリエ変換すれば、理想画像h(x、y)を算出することができる。すなわち、撮像された画像から、何らかの方法によりPSF関数p(x,y)を求めることができれば、理想画像への画像回復が可能となる。
PSFの算出方法として公知なものとしては、劣化画像のフーリエ変換の振幅スペクトルがゼロになる周期と方向を検出してブレの大きさと方向を検出する方法(特開2006−221347)や、動きベクトルを利用して算出する方法(特開2007−6045)などが挙げられる。ここでは、画像の自己相関に基づきPSFを算出する方法について説明する。図7は、図1に示すPSF演算部14(CPU2)が行うPSF算出のフローを示す。
図7に示すように、ステップS5におけるPSF演算では、まず、ステップS51にて、図2に示すステップS5にて選択されたPSF演算領域を、図1に示すCPU2が読み込み、その画像を内部メモリに取り込む。演算領域は、図5(A)に示すように顔が一つの場合には、領域20であり、図5(B)に示すように顔が複数の場合には、選択された領域20aである。
次に、図7に示すステップS52では、CPU2は、選択された領域について、カラーのRGB信号の内のG成分を抽出する。G成分のデータが、R成分、B成分のデータよりも多く、PSF算出には、色成分は不要であるため、画像のRGB成分中のG成分を抽出する。
次に、図7に示すステップS53では、演算量を小さくするため、ダウンサンプリングして画像サイズを小さくする。この画像を、図8に示す画像gとする。
次に、図7に示すステップS54では、図8に示すように、画像gを、たとえば7×7の領域にブロック分割する。なお、分割するブロックの数は特に限定されない。
次に、図7に示すステップS55では、全ブロック中、画素値が飽和している画素を有するブロックを演算から除外する。また、ステップS56では、ラプラシアン処理によって輪郭を強調させる。さらに、ステップS57では、全ブロック中、テクスチャ(模様)の無いブロックは、ブレ、ぼけを検出できないので除外する。
次に、ステップS58では、除外されず残っているブロックについて自己相関値を演算する。図9の例では、画像gの内太線の4つのブロックが残っているブロックであり、それぞれのブロックについて演算を行う。2次元の自己相関関数値Rffは次式4で定義される。
Figure 2009244944
ここで、画像Bをブロック化された画像(5×5pixel)として、aおよびbを、X、Y方向の画素間距離、Nは自己相関を演算する領域のX方向の長さ、MはY方向の長さを示す。自己相関値の演算は、図9に示すように、画像Bをずらしながら重なり合っている領域の画素同士の積の結果を加算し、領域の面積で割った値である。
次に図7に示すステップS59では、ステップS58にて計算された自己相関値の演算結果を基に、自己相関画像を作成する。自己相関値は、a=0およびb=0の時、つまり画素が完全に重なっている時に最大となる。Rff(0,0)を基に正規化を行い、グレースケール0〜255に対応させ画像を作成する。図10に、算出された自己相関画像の例を示す。この例では、4つのブロックにおいて、それぞれ斜め方向への自己相関が高く、ブレが斜め方向に生じていると推定される。
次に、図7に示すステップS60では、求めた自己相関画像を平均化した画像(この例では4つの画像の平均)を、PSF推定結果として算出する。図11に、PSFの算出結果例を示す。PSF算出結果から直線的なブレの長さ、方向、ぼけの幅が判る。
PSF算出結果から直線的なブレの長さ、方向、ぼけの幅が分かれば、そのデータに基づき、図1に示すCPU2は、図2に示すステップS7における画像回復処理を行う。その後に、ステップS8にて、図1に示すCPU2は、その回復画像を記録媒体13に書き込み、ステップS9にて処理を終了する。回復された画像は、たとえば図5(A)では、撮影された人の顔を、像ブレすることなく、鮮明な画像として見ることができる。また、たとえば図5(B)では、撮影された複数の人のうちでも、特に特定の人の顔を、像ブレすることなく、鮮明な画像として見ることができる。
なお、上述した実施形態は、種々に改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、図5(B)に示すように、一番に面積が大きい顔の認識領域20aからPSFを演算したが、いずれの領域20a〜20dからPSFを算出して画像を回復するかは、カメラ1を操作する人に選択できるようにしても良い。たとえばタッチパネル式に、いずれの領域20a〜20dを選択するかを、操作者が選択できるようにしても良い。そして、上述した実施形態と同様にして、選択された顔認識領域からPSFを算出し、これを用いて画像回復を行っても良い。
あるいは、操作者が選択できる領域20a〜20d、あるいは、図1に示す顔認識演算部15が自動的に選択する領域20a〜20dは、複数(全数を含む)であっても良い。その場合においては、選択された複数の領域でPSFを演算し、その平均値を用いて、画像を回復処理するようにしても良い。
また、顔などの特定の被写体を認識する方法としては、上述したテンプレートを用いる方法に代えて、あるいは、テンプレートを用いる方法に組み合わせて、肌の色や目の形といった画像特徴量を検出し統計的解析を用いる方法、ニューラルネットワークに代表される学習を用いた方法などを用いても良い。
また、上述した実施形態では、顔認識用のテンプレートとして、正面テンプレートを用いたが、それ以外に、横向きテンプレートを用いても良いし、それ以外のテンプレートを用いても良い。またテンプレートとしては、顔の一部のみであっても良く、さらには、人の顔以外、動物や、植物、あるいは自動車などの機械のテンプレートであっても良い。
さらに、本発明の画像回復装置は、スチルカメラに限らず、ビデオカメラに搭載されても良く、さらには、カメラ以外の画像処理機器に搭載されていても良い。
図1は本発明の一実施形態に係る画像回復装置を有するカメラの全体構成図である。 図2は画像回復装置の制御の一例を示すフローチャート図である。 図3は図2に示す顔認識工程の詳細なフローチャート図である。 図4は顔認識のためのテンプレートの一例を示す概略図である。 図5(A)は単一の被写体の撮影画像の例を示す図、図5(B)は複数の被写体の撮影画像の例を示す図である。 図6はPSFの概念を示す概略図である。 図7は図2に示すPSF演算処理の詳細を示すフローチャート図である。 図8はPSF演算処理におけるブロック分割の概略図である。 図9は図8の続きの工程を示す概略図である。 図10は図9の続きの工程を示す概略図である。 図11は図10の続きの工程を示す概略図である。
符号の説明
1… カメラ
1a… カメラボディ
1b… レンズ鏡筒
2… CPU
3… 撮像素子
13… 記憶媒体
14… PSF演算部
15… 顔認識演算部
18… 被写体
20,20a〜20d… 領域

Claims (8)

  1. 画像から特定被写体を認識する被写体認識部と、
    前記被写体認識部で認識された前記特定被写体の少なくとも一部を含む前記画像内の領域で、点像分布関数を求める演算部と、
    前記演算部で求められたデータに基づき、前記画像を回復処理する回復処理部とを有する画像回復装置。
  2. 前記被写体認識部で認識された複数の前記特定被写体の内の少なくとも一つを選択する選択部をさらに有する請求項1に記載の画像回復装置。
  3. 前記選択部では、複数の前記特定被写体の内の前記画像内で面積が一番大きい特定被写体が選択される請求項2に記載の画像回復装置。
  4. 前記選択部では、外部からの入力信号に基づき、複数の前記特定被写体の内の少なくとも一つが選択される請求項2に記載の画像回復装置。
  5. 前記演算部では、前記選択部で選択された一つの特定被写体の少なくとも一部を含む前記画像内の領域で、点像分布関数を求め、
    前記回復処理部では、求められた点像分布関数を用いて、前記画像を回復処理する請求項2〜4のいずれかに記載の画像回復装置。
  6. 前記演算部では、前記被写体認識部で認識された複数の特定被写体のそれぞれの少なくとも一部を含む領域で、点像分布関数をそれぞれ求め、
    前記回復処理部では、求められた複数の点像分布関数の平均値を用いて、前記画像を回復処理する請求項1に記載の画像回復装置。
  7. 前記被写体認識部では、前記特定被写体として、人間の顔あるいは顔の一部が認識される請求項1〜6のいずれかに記載の画像回復装置。
  8. 被写体の画像を取得する撮像部と、
    請求項1〜7のいずれかに記載の画像回復装置とを有する撮影装置。
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