JP2009122701A - 像加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】規制部材202の回転体203の端部が突き当たる規制面202bは圧接ニップ部Nの面と平行な仮想面で回転体を二等分した際の圧接ニップ部から遠いほうの領域に対向する領域のみに設けられており、規制面202bは圧接ニップ部Nに近くなるに連れて回転体の端部から離れるようにR形状となっている。
【選択図】図15
Description
フィルム加熱方式の定着装置は例えば特許文献1〜5等に提案されている。すなわち、加熱体としてのセラミックヒーターと、加圧部材としての加圧ローラとの間に耐熱性フィルム(以下、定着フィルム)を挟ませて圧接ニップ(以下、定着ニップ部)を形成させる。そして、該定着ニップ部の定着フィルムと加圧ローラとの間に未定着トナー画像を形成担持させた転写材を導入して定着フィルムと一緒に挟持搬送させる。これにより、定着フィルムを介してセラミックヒーターの熱を与えながら定着ニップ部の加圧力で未定着トナー画像を転写材面に定着させるものである。
近年、画像形成装置の高速化、カラー化に伴い、フィルム加熱方式の定着装置において、定着フィルムとして、SUSやニッケル等の金属フィルムを用いた定着装置が提案されている。更に、金属フィルム上に弾性層を設けたベルト状部材(以下、定着ベルト)を用いた定着装置が提案されている。
図20は、定着フィルム203の回転方向軌道およびスラスト方向端部を規制するフランジ202の組み付け公差等によりフランジ202全体がスラスト方向外側に若干傾いた状態にある。そして、この状態で、定着フィルム寄り力が生じて規制面に定着フィルム端部が突き当たったときの概念図を示す。図20によると、フランジ202全体が外側に傾くと同時に規制面202bも外側に傾いてしまう。そのため、定着フィルム端部が寄り力により突き当たる規制面上の箇所は、より定着ニップ部Nに近い側の局部的な箇所となっている(点線で囲まれた部分)。この状態において強い定着フィルム寄り力が作用すると、定着フィルム端部破損が生じることが出願人の検討によりわかった。更なる検討により、フランジ202が外側に傾いた場合は定着ニップ部Nの上下流近傍のどちらかでも定着フィルム端部が突き当たってしまうと寄り力によって破損が生じてしまうことがわかった。
(1)画像形成装置例
図1は本参考例1の像加熱装置を定着装置として搭載した画像形成装置例の概略構成図である。即ち、記録材に未定着画像を形成担持させる作像手段と、記録材上に形成担持させた未定着画像を固着画像として定着させる定着手段を有する画像形成装置において、定着手段として本参考例1の像加熱装置を備える画像形成装置である。より具体的には、本例の画像形成装置は電子写真プロセスを用いた、4色フルカラーのレーザービームプリンターである。
この画像形成装置Aは、画像形成部として、像担持体としての感光体ドラム1、感光体ドラム1に帯電を行なう帯電装置2、感光体ドラム1上に露光して静電潜像を形成する露光手段(レーザースキャナー)3を有する。また、前記静電潜像をトナー像として現像する4つの現像器、即ちイエロー現像器4Y、マゼンダ現像器4M、シアン現像器4C、ブラック現像器4Bkを保持したロータリー式の現像器ホルダー4を有する。また、中間転写体ユニット5、感光体ドラム1の面を清掃するドラムクリーニングユニット(クリーニングブレード)6、等を有する。
図2は定着装置8の斜視図、図3は途中部分省略の正面図、図4は図3の定着装置8の一端部側の拡大縦断面図、図5は図3の(5)−(5)線に沿う横断面図である。
b:このヒーターホルダー101の下面にホルダー長手に沿って配設した加熱手段としての薄肉・細長のセラミックヒーターH。
d:上記ヒーターホルダー101・ヒーターH・定着ステー110のアセンブリにルーズに外嵌させた、可撓性を有するスリーブ状回転体としての定着ベルト103
e:定着ベルト103の両端部側にそれぞれ配設した、定着ベルト103の端部のラジアル方向を外周面側から、スラスト方向を側面(端面)から回転支持する定着ベルト支持部材(回転体支持部材)としての定着フランジ108と、定着フランジ108の内周面を回転支持するボス部109bと、定着フランジ108を介して定着ベルト103のスラスト方向端部を規制する定着ベルト端部規制面(回転体端部規制面)109cを備えた規制部材としての端部ホルダー109
f:基部をヒーターホルダー101に固定したステンレス製の弾性アーム102(図5)の先端部に保持され、該弾性アーム102により定着ベルト103の内面に弾性的に接触させて配設した検温素子としてのサーミスタTH
加圧ローラ104は、ステンレス製の芯金104aに、射出成形により厚み約3.5mmのシリコーンゴム層104bを形成し、その上に厚み約40μmのPFA樹脂チューブ(離形層)104cを被覆してなる。この加圧ローラ104は、図3のように、芯金104aの両端部側をそれぞれ装置フレーム107の手前側と奥側の側板107a間に軸受部材107bを介して回転自由に軸受させて配設してある。Gは芯金104aの一方側の端部に固定して配設したドライブギアである。このドライブギアGに駆動系Mから回転力が伝達されることで加圧ローラ104が図5において矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。
可撓性を有するスリーブ状の回転体である定着ベルト103は、少なくとも一層の金属層を含む。本例における定着ベルト103は、金属製の基層上に弾性層、離型性層を形成してなる。図7に、本参考例1で使用した定着ベルト103の層構成を示す断面模型図を示す。
図8は、定着ベルト103を取り外した加熱アセンブリと加圧ローラとの外観斜視図、図9は定着ベルト103を取り外した加熱アセンブリの一端部側の分解斜視図である。図10は一端部側の定着フランジ108と端部ホルダー109の斜視図、図11は定着フランジ108と端部ホルダー109の内面側の図である。
(1)画像形成装置例
図14は本発明の実施例の像加熱装置を定着装置として用いた画像形成装置例の概略構成図である。本例の画像形成装置は電子写真プロセスを用いた、モノクロのレーザービームプリンターである。
図15に本実施例における定着装置の正面図の一部を示す。可撓性を有するスリーブ状回転体としての、エンドレスベルト状(円筒状)の定着フィルム203は耐熱性、トナー離形性、強靭性を有する単層定着フィルムあるいは所望の表面処理やラミネート処理をした複合層フィルムである。例えば耐熱処理をした約50μmのポリエステル(PET)やポリイミド(PI)、あるいはSUS等を薄膜処理した金属製スリーブを基層とし、その表面にPTFEやPFA等で離形層付与処理した複合層フィルムなどである。
この参考例2は、定着フィルムのスラスト方向規制手段である端部ホルダーを、定着フィルムの外周面規制タイプとしたものである。記述以外の構成は、前述の参考例1・実施例1と同じ構成として、再度の説明を省略する。
2‥‥感光体ドラム帯電ローラ
3‥‥露光手段
4‥‥現像装置(現像ロータリー)
5‥‥中間転写体ユニット
5a‥‥参考例1に係る中間転写ベルト
5f‥‥参考例1に係るクリーニング帯電ローラ
5j‥‥参考例1に係る1次転写ローラ
6‥‥参考例1に係るクリーニングブレード
7d‥‥参考例1に係るレジストローラ対
8‥‥定着装置
9‥‥参考例1に係る排出ローラ
10‥‥参考例1に係る排紙トレー
11‥‥参考例1に係る二次転写ローラ
13‥‥参考例1に係る排紙ローラ対
14‥‥参考例1に係るレジセンサ
15‥‥参考例1に係る排紙ガイド
16‥‥参考例1に係る廃トナーボックス
19‥‥参考例1に係る給紙カセット
20‥‥実施例1に係る給紙カセット
21‥‥実施例1に係る給紙ローラ
22‥‥実施例1に係る分離パッド
23‥‥実施例1に係るレジストローラ対
24‥‥実施例1に係る転写ローラ
25‥‥実施例1に係る除電針
26‥‥実施例1に係る加熱装置
40‥‥参考例1に係るベルト駆動ローラ
41‥‥参考例1に係るベルト従動ローラ
H‥‥参考例1に係るヒーター
101‥‥参考例1に係るヒーターホルダー
TH‥‥参考例1に係るサーミスタ
103‥‥参考例1に係る定着ベルト
104‥‥参考例1に係る加圧ローラ
105‥‥参考例1に係る入り口ガイド
106‥‥参考例1に係るCPU
107‥‥参考例1に係るフレーム
108‥‥参考例1に係る定着フランジ
109‥‥参考例1に係る端部ホルダー
110‥‥参考例1に係る定着ステー
111‥‥参考例1に係る加圧バネ
112‥‥参考例1に係る加圧板
113‥‥参考例1に係る定着ベルトと定着フランジの接触点
202‥‥実施例1に係る端部ホルダー
203‥‥実施例1に係る定着フィルム
204‥‥実施例1に係る加圧ローラ
205‥‥実施例1に係る加圧バネ
300‥‥従来例に係る定着フランジ
301‥‥従来例に係る定着ベルト
302‥‥従来例に係る加圧ローラ
303‥‥従来例に係る定着フランジ
402‥‥参考例2に係る端部ホルダー
403‥‥参考例2に係る定着フィルム
Claims (1)
- 可撓性を有するスリーブ状の回転体と、前記回転体の内面に接触するヒーターと、前記回転体を介して前記ヒーターと共に圧接ニップ部を形成する加圧ローラと、前記圧接ニップ部の長手方向に関して前記回転体の端部に対向して設けられており前記回転体の前記長手方向への寄りを規制する規制部材と、を有し、前記圧接ニップ部で画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ加熱する像加熱装置において、
前記規制部材の前記回転体の端部が突き当たる規制面は前記圧接ニップ部の面と平行な仮想面で前記回転体を二等分した際の前記圧接ニップ部から遠いほうの領域に対向する領域のみに設けられており、前記規制面は前記圧接ニップ部に近くなるに連れて前記回転体の端部から離れるようにR形状となっていることを特徴とする像加熱装置。
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JP2009053234A JP4332593B2 (ja) | 2009-03-06 | 2009-03-06 | 像加熱装置 |
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JP2016109732A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 定着装置 |
JP2017203873A (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 株式会社リコー | 定着装置と画像形成装置 |
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