JP2009114044A - ガラス成形装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 成形室8A内において、取り入れゾーンを形成するINポートテーブル9Aと取り出しゾーンを形成するOUTポートテーブル10Aとの間には、左方に向けて、加熱ゾーンHZ、成形ゾーンMZ、冷却ゾーンCZがそれぞれ配置されている。窒素ガス供給ユニットNGUは、それぞれ成形ゾーン、冷却ゾーンの上側の押プレート5A、6Aに開閉弁と管路を介して接続されている。成形ゾーンでの成形完了時、上側の押プレート5Aに形成された貫通孔から金型組15Aと押プレート5Aの密着面内に開閉弁を介して窒素ガスが供給される。
【選択図】 図1
Description
このようなガラス成形装置の代表的な構成例として、成形室内での金型組の搬送方向が直線方向に設けられているもの、すなわち、加熱、成形、冷却の各ゾーンが直線状に配置されている成形装置がある。(特許文献1)
また、成形室内での金型組の搬送方向が円周方向に設けられているもの、すなわち、加熱、成形、冷却の各作業エリアが円環状に配置され、占有面積の比較的少ないコンパクトな成形装置も提案されている。(特許文献2)
図4において、ガラス成形装置は、成形室8、INポートロードロック室(置換室)12、OUTポートロードロック室(置換室)13、真空ポンプ30、及び窒素ガス供給ユニット40とから構成されている。なお、この実施例では、窒素ガスを不活性ガスとして用いている。
なお、前記金型組14は、図示のように、上金型および下金型と、これら各金型の外周に嵌合すると共に上金型を下金型に向けて案内するスリーブとからなる。
また、図9は、図7中の金型組14とその上下近傍部分を示す。同図9に示すように、左方側のプレス成形中から、右方側のプレス成形後に、下端に断熱軸62aを介してダイプレート64aが取り付けられた上軸110を上昇させるとき、図示の如く、金型組14の上金型が上側押プレートに相当するダイプレート64aの下面と接着した状態となることがある。
特許文献1、2にはこうした問題点の示唆はなく、また、その解決手段についての開示もない。
本発明者等は、上述した問題を解決すべく鋭意検討、努力した結果、上側の押プレートの上金型との接触面に一端側の開口する貫通孔を設けることで前記問題が基本的に解決できることを見出した。
少なくとも上下一対の金型を含む金型組の上下金型間にガラス素材を挟みつつ前記金型およびガラス素材を上下一対の押プレートを用いてプレス成形することによりガラスレンズ等の所望のガラス素子を成形するガラス成形装置において、前記上側の押プレートは、前記上金型上面と接触する下面に一端側の開口する貫通孔が設けられ、同貫通孔を介し上側の押プレート外部から気体が導入されるよう構成されており、プレス成形完了時の前記上金型上面と前記押プレート下面との接着状態が導入された気体により解除されることを特徴とする。
その場合、前記貫通孔を介し外部から気体を導入する手段として、前記気体の供給源と、同供給源に一端側を接続した開閉弁と、同開閉弁の他端側に接続され前記貫通孔の他端側に接続された気体管路を備えて構成することができる。
またその場合、前記気体は窒素ガスを用いることができる。
図1において、取り入れゾーンを形成するINポートテーブル9Aと取り出しゾーンを形成するOUTポートテーブル10Aとの間には、左方に向けて、加熱ゾーンHZ、成形ゾーンMZ、冷却ゾーンCZがそれぞれ配置されている。参照符号Zは成形ゾーンMZ中の上下一対の押プレート2A、5Aならびに金型組15Aの部分を指し示す。参照符号NGUは窒素ガス供給ユニットであり、それぞれ成形ゾーンMZ、冷却ゾーンCZの上側の押プレート5A、6Aに開閉弁と管路を介して接続されている。
なお、図1の金型組15Aはスリーブを備えたものとして例示したが、図6に示されるガイドピンを備えたもの、あるいは、上下の金型自体にガイド機能を形成するようにしてもよい。
1A、2A、3A 下側の押プレート
5A、6A 上側の押プレート
8A 成形室
9A INポートテーブル
10A OUTポートテーブル
15A 金型組
30A 真空ポンプ
40A 窒素ガス供給ユニット
50 貫通孔
64a ダイプレート
110 上軸
CZ 冷却ゾーン
H 貫通孔
HZ 加熱ゾーン
MZ 成形ゾーン
NGU 窒素ガス供給ユニット
Claims (3)
- 少なくとも上下一対の金型を含む金型組の上下金型間にガラス素材を挟みつつ前記金型およびガラス素材を上下一対の押プレートを用いてプレス成形することによりガラスレンズ等の所望のガラス素子を成形するガラス成形装置において、
前記上側の押プレートは、前記上金型上面と接触する下面に一端側の開口する貫通孔が設けられ、同貫通孔を介し上側の押プレート外部から気体が導入されるよう構成されており、プレス成形完了時の前記上金型上面と前記押プレート下面との接着状態が導入された気体により解除されることを特徴とするガラス成形装置。 - 前記貫通孔を介し外部から気体を導入する手段として、前記気体の供給源と、同供給源に一端側を接続した開閉弁と、同開閉弁の他端側に接続され前記貫通孔の他端側に接続された気体管路を備えた請求項1に記載されたガラス成形装置。
- 前記気体は窒素ガスである請求項1または2に記載されたガラス成形装置。
Priority Applications (1)
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JP2007291613A JP2009114044A (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | ガラス成形装置 |
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JP2007291613A JP2009114044A (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | ガラス成形装置 |
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JP2009114044A true JP2009114044A (ja) | 2009-05-28 |
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ID=40781612
Family Applications (1)
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JP2007291613A Pending JP2009114044A (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | ガラス成形装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2007
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