JP2009109798A - Headup display device - Google Patents
Headup display device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009109798A JP2009109798A JP2007282852A JP2007282852A JP2009109798A JP 2009109798 A JP2009109798 A JP 2009109798A JP 2007282852 A JP2007282852 A JP 2007282852A JP 2007282852 A JP2007282852 A JP 2007282852A JP 2009109798 A JP2009109798 A JP 2009109798A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold mirror
- wall
- display
- case body
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 abstract description 18
- 238000003825 pressing Methods 0.000 abstract description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
Description
本発明は、表示器(表示素子)が発した表示光を反射部材を用いてフロントガラス等の投影部材に投影し、虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。 The present invention relates to a head-up display device that displays a virtual image by projecting display light emitted from a display (display element) onto a projection member such as a windshield using a reflective member.
従来より、この種のヘッドアップディスプレイ装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載のごとく、車両のフロントガラス(投影部材)に表示器からの表示光を投射して虚像を表示するものが知られている。
Conventionally, in this type of head-up display device, for example, as described in
かかる特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、車両のインストルメントパネル(以下、インパネと言う)内部に取り付けられており、表示光を発する表示素子と、表示素子の真上に位置し、表示素子が発した表示光を凹面鏡側に反射させるコールドミラー(反射部材)と、このコールドミラーによって反射された表示光を投影部材側に投射するための凹面鏡と、表示素子とコールドミラーと凹面鏡とを収容するハウジングとを備え、コールドミラー並びに凹面鏡によって反射された表示光をハウジングに形成された出射部(透光性カバー)を通じて投影部材に投影して虚像表示を行うものである。
ところで、コールドミラーKは、例えば図6に示すように例えば黒色合成樹脂からなる上ケース体(第1のケース体)1と下ケース体(第2のケース体)2とでなるケース部材3の各ケース体1、2によってサンドイッチされた状態で取り付けられる構成が一般的となっている。なお、コールドミラーKとケース部材3とで、反射器が構成されてなる。
By the way, the cold mirror K has a
上ケース体1は、コールドミラーKに設けられた反射面(表示器からの表示光を反射させるための反射面)K1の所要部を臨ませるための略矩形状の窓部からなる開口部1aと、前記所要部の周縁部分を覆うように形成される略枠形状の枠部1bとを備え、枠部1bの背面側には、コールドミラーKを収納する収納壁(収納部)1cが設けられてなる。なお、開口部1aの開口幅は、収納壁1cの開口幅よりも幅狭となっている。また、コールドミラーKの反射面K1は、矩形上のガラス基板K2上に形成される。
The
また、上ケース体1における外周部の適宜箇所には、複数個の係合部(図示せず)が設けられ、前記各係合部が下ケース体2に設けられた複数個の係止部に各々係止されることで、上ケース体1と下ケース体2とが嵌合固定(フック固定)されるようになっている。一方、下ケース体2は、コールドミラーKの背面側を覆う覆い部からなり、コールドミラーKの背面を支持する支持部2aを備えてなる。
In addition, a plurality of engaging portions (not shown) are provided at appropriate locations on the outer peripheral portion of the
そして、両ケース体1、2を用いてコールドミラーKを取り付ける(固定する)にあたっては、まず、例えば上ケース体1の背面側を上にした状態で、コールドミラー31を収納壁33c内に収納(収容)する。このとき、前記反射面の所要部が開口部1aに臨むようにコールドミラーKが収納される。
When attaching (fixing) the cold mirror K using both the
次いで、コールドミラーKを収納固定してなる収納壁1c(上ケース体1)上に、支持部2aと、コールドミラーKの前記背面並びに枠部1b背面とが当接するように下ケース体2を載置する。この際、上ケース体1に設けられた前記各係合部が、下ケース体2に設けられた前記各係止部に各々係止されることで、コールドミラー31は、その板厚方向において、枠部1bと支持部2aと間に固定されてなる。以上により、各ケース体1、2を用いて、コールドミラーKが取り付けられる。
Next, the lower case body 2 is placed on the
上述したヘッドアップディスプレイ装置の場合、コールドミラーKが各ケース体1、2によって収納固定される構成となっている。この際、コールドミラーKの側面部(4つの側面部)が収納壁1cの内壁面とクリアランス無く当接するように、コールドミラーKが各ケース体1、2によって収納固定される構成とするのが好ましいが、コールドミラーKや上ケース体1、下ケース体2における各部の寸法には、寸法公差が存在するため、前記クリアランスを無くすことはできない。
In the case of the head-up display device described above, the cold mirror K is housed and fixed by the
つまり、図6中、コールドミラーKの側面部K3、K4と、コールドミラーKを挟んで側面部K3、K4と対向する一対の対向面(対向壁)である収納壁1cの内壁面1d、1eとの間には、微少クリアランスS1、S2が生じてしまうことがあった。なお、仮に側面部K3と内壁面1dとを密着させて微少クリアランスS1を無くした場合であっても、側面部K4と内壁面1eとの間に生じる微少クリアランスS2は必ず生じることになる。
That is, in FIG. 6, the
従って、このように側面部K3、K4と収納壁1cの内壁面1d、1eとの間に、前記寸法公差に伴う微少クリアランスS1や微少クリアランスS2が生じてなる前記反射器を備えたヘッドアップディスプレイ装置を車両のインパネ内部に搭載した際、車両の振動等によって、反射部材であるコールドミラーKが、内壁面1d、1e間にてコールドミラーKの面方向に沿い若干動いてしまう場合があり、これによりコールドミラーKにガタツキが生じる虞があった。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、反射部材のガタツキが生じる虞が少ないヘッドアップディスプレイ装置の提供を目的とするものである。
Accordingly, the head-up display including the reflector in which the minute clearance S1 and the minute clearance S2 due to the dimensional tolerance are generated between the side surfaces K3 and K4 and the
Therefore, the present invention is directed to providing a head-up display device that is less likely to cause backlash of a reflecting member in order to cope with the above-described problems.
本発明は、表示光を発する表示素子と、前記表示光を反射させる反射部材と、前記反射部材を収納する収納部を有するケース部材とを備え、前記反射部材によって反射された前記表示光を投影部材に投影し、虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置において、前記収納部が、前記反射部材の相対する一対の側面部に沿うように設けられ、前記反射部材を挟んで対向する一対の対向壁を備えてなるとともに、前記一対の対向壁のうち一方の対向壁には、前記反射部材を他方の対向壁側に押し付ける弾性片が形成されてなることを特徴とする。 The present invention includes a display element that emits display light, a reflective member that reflects the display light, and a case member that has a storage portion that stores the reflective member, and projects the display light reflected by the reflective member. In the head-up display device that projects onto a member and displays a virtual image, the storage portion is provided along a pair of opposite side surfaces of the reflecting member, and a pair of opposing walls that face each other with the reflecting member interposed therebetween. In addition, an elastic piece for pressing the reflecting member against the other opposing wall is formed on one of the pair of opposing walls.
本発明によれば、初期の目的を達成でき、反射部材のガタツキが生じる虞が少ないヘッドアップディスプレイ装置を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the initial objective can be achieved and the head-up display apparatus with little possibility that the reflection member will rattle can be provided.
以下、添付図面に基づいて、本発明を車両用のヘッドアップディスプレイ装置に適用した一実施形態を説明する。なお、図1から図5は、本発明の実施形態を示すものであり、図1は本発明の実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の概略図、図2は同実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の断面図、図3は同実施形態による第1反射器の断面図、図4は同実施形態による第1のケース体の背面図、図5は図4中、矢印Z方向から見たときの第1のケース体の一部を示す図である。 Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a head-up display device for a vehicle will be described with reference to the accompanying drawings. 1 to 5 show an embodiment of the present invention, FIG. 1 is a schematic view of a head-up display device according to the embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view of the head-up display device according to the embodiment. 3 is a cross-sectional view of the first reflector according to the embodiment, FIG. 4 is a rear view of the first case body according to the embodiment, and FIG. 5 is a first view when viewed from the direction of arrow Z in FIG. It is a figure which shows a part of case body.
ヘッドアップディスプレイ装置は、図1に示すように車両10のインパネ11内部に配設された表示ユニットである表示装置12が投射する表示光Lを投影部材である車両10のフロントガラス13で車両10の運転者(利用者)14の方向に反射させ、虚像Vを表示するものである。換言すれば、ヘッドアップディスプレイ装置は、表示装置12の後述する液晶表示器から発せられる表示光Lをフロントガラス13(前記投影部材)に出射(投射)し、この出射によって得られた表示像(虚像)Vを利用者14に視認させるものである。これにより利用者14は、虚像Vを風景と重畳させて観察することができる。
As shown in FIG. 1, the head-up display device uses the
表示装置12は、図2に示すように液晶表示器20と、第1反射器30と、第2反射器40と、ハウジング50とから主に構成されている。
As shown in FIG. 2, the
液晶表示器20は、配線基板Rに実装された発光ダイオードからなる光源21と、この光源21からの照明光を透過して表示光Lを形成するように光源21の前方側(真上)に位置するTFT型の液晶表示素子(表示素子)22とから主に構成される。このことは、液晶表示素子22の背後(直下)に光源21が配設され、液晶表示素子22は、光源21から発せられる光により、所定情報(後述する表示すべき情報)を表示することを意味している。かかる液晶表示器20は、表示光Lの出射側の面が第1反射器30の後述するコールドミラーに対向するようにしてハウジング50内に設けられ、表示光Lの光軸が前記コールドミラーに交わるような位置や向きにて固定保持される。
The
また液晶表示素子22は、図示しない素子駆動回路によって表示すべき情報(例えば車両の速度やエンジン回転数)を、数値等で発光表示する。液晶表示器20は、可視波長域の光からなる表示光Lを出力するもので、例えば赤色光(主に発光波長域610〜640nm)を発する光源21を適用することができる。なお、前記表示すべき情報は、車両の速度やエンジン回転数に限らず、あらゆる表示形態を採用できることは言うまでもない。
Further, the liquid
第1反射器30は、コールドミラー(反射部材)31と、このコールドミラー31を取り付けるための取付部材であるケース部材32とを有している。
The
コールドミラー31は、略矩形状のガラス基板31aと、このガラス基板31aの片面(第2反射器40の後述する凹面鏡と向かい合う面)に形成された第1の反射層(反射面)31bとからなるものである。第1の反射層31bは、膜厚が異なる多層の干渉膜からなるものであり、蒸着等の方法で形成されている。また、コールドミラー31は、液晶表示器20が発した表示光Lを、第2反射器40(前記凹面鏡)側へ反射させるような位置に傾斜状態にて配設される。
The
なお、コールドミラー31は、液晶表示器20の発光波長域を含む可視波長域(450〜750nm)の光を高い反射率(例えば80%以上)で反射し、前記可視波長域以外の光を低い反射率で反射するものである。この場合、コールドミラー31は、前記可視波長域以外の特に赤外波長域の光(赤外線あるいは太陽光の熱線)を低い反射率(例えば15%以下)にて反射するものが適用される。なお、第1の反射層31bにて反射されない光は、コールドミラー31を透過するように構成される。
The
また本実施形態の場合、コールドミラー31並びに液晶表示器20は、ハウジング50の後述する透光性カバーから直接、臨めない位置に配設され、前記太陽光等の外部からの光(外光)が直接、当たらない構造となっている。
In the case of the present embodiment, the
ケース部材32は、例えば黒色の合成樹脂材料からなり、本実施形態の場合、第1のケース体33と、第2のケース体34とを備える。かかるケース部材32は、所定の固定手段によりハウジング50に固定されている。
The
第1のケース体33は、図3、図4に示すようにその外形形状が略枠形状に形成され、コールドミラー31における第1の反射層31bの所要部を臨ませるための略矩形状の窓部からなる開口部33aと、前記所要部の周縁部分を覆うように形成される枠部33bとを備え、枠部33bの背面側には、コールドミラー31を収納する収納壁(収納部)33cが設けられてなる。なお、この場合、開口部33aの開口幅は、収納壁33cの開口幅よりも幅狭となっている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the outer shape of the
また収納壁33cは、図4中、コールドミラー31の長手方向(図4中、矢印X方向)において、コールドミラー31の相対する一対の第1、第2側面部(側面部)P1、P2に沿うように設けられ、コールドミラー31を挟んで対向する一対の対向壁60、61と、前記長手方向とは略直交する方向(図4中、矢印Y方向)において、相対する一対の第3、第4側面部(側面部)P3、P4に沿うように設けられ、コールドミラー31を挟んで対向する一対の対向壁62、63とで構成されてなる。
In addition, the
なお、以下の説明では、矢印X方向において対向する一対の対向壁60、61のうち一方の対向壁60を第1の対向壁60とし、他方の対向壁61を第2の対向壁61として説明する。また同様に、矢印Y方向において対向する一対の対向壁62、63のうち一方の対向壁62を第3の対向壁62とし、他方の対向壁63を第4の対向壁63として説明する。
In the following description, one opposing
そして、本実施形態の場合、図4中、矢印Z方向から見たときの図5に示すように、第1の対向壁60の略中央部分には、弾性変形可能な第1の弾性片(弾性片)60aが設けられてなる。かかる第1の弾性片60aは、その先端側に略半円柱形状からなる第1の隆起部(隆起部)60bを備えてなる(図4参照)。なお、第1の隆起部60bを有する第1の弾性片60aと枠部33bとの間には、弾性片60aを弾性変形可能とするようなスリット60cが設けられてなる。
In the case of this embodiment, as shown in FIG. 5 when viewed from the direction of the arrow Z in FIG. 4, a first elastic piece (1) that can be elastically deformed is formed in the substantially central portion of the first opposing
また、第3の対向壁62にも、前述した第1の弾性片60aと同一形状からなる2つの第2の弾性片(弾性片)62aが設けられてなる。かかる第2の弾性片62aは、その先端側に曲面形状等からなる第2の隆起部(隆起部)62bを各々備えてなる。なお、この第2の隆起部62bを有する第2の弾性片62aと枠部33bとの間においても、第2の弾性片62aを弾性変形可能とするような前述したスリット60cと同形状のスリット(図示省略)が設けられていることは言うまでもない。
In addition, the second opposing
また、第1の対向壁60や第3の対向壁62に形成される第1の弾性片60aや第2の弾性片62aの形成個数は任意であり、例えば第1の対向壁60に第1の弾性片60aを3つ設けてもよいし、あるいは第3の対向壁62に第2の弾性片62aを2つ設けてもよい。
Further, the number of first
なお、本実施形態におけるコールドミラー31の外形寸法は、収納壁33cにコールドミラー31が収納されていない状態にて第1のケース体33を正視したとき、その横寸法(矢印X方向に対する寸法)が、第1の隆起部60b先端から第2の対向壁61までの距離(最短距離)よりも大きく、且つ各対向壁60、61間の距離よりも小さく設定され、またその縦寸法(矢印Y方向に対する寸法)が、第2の隆起部62b先端から第4の対向壁63までの距離(最短距離)よりも大きく、且つ各対向壁62、63間の距離よりも小さく設定されてなるものとする。
In addition, the external dimension of the
そして、本実施形態では、第1のケース体33における外周部の適宜箇所には、複数個の係合部(図示せず)が設けられ、前記各係合部が第2のケース体の後述する複数個の係止部に各々係止されることで、第1のケース体33と第2のケース体34とが嵌合固定(フック固定)されるようになっている。この際、コールドミラー31は、その表裏面(つまり、第1の反射層31b側となるコールドミラー31の表面並びに第1の反射層31b側とは反対側に位置するコールドミラー31の背面)が第1のケース体33における枠部33bと第2のケース体34の後述する支持部との間にサンドイッチされる構成となる。
In the present embodiment, a plurality of engaging portions (not shown) are provided at appropriate positions on the outer peripheral portion of the
一方、第2のケース体34は、コールドミラー31の背面側を覆う覆い部からなり、コールドミラー31の前記背面を支持する略矩形平板状の支持部34aを備えてなる(図3参照)。なお、第2のケース体34には、第1のケース体33の前記前記各係合部に対応する複数の係止部(図示せず)がそれぞれ形成されている。
On the other hand, the
そして、第1、第2のケース体33、34を用いてコールドミラー31を取り付ける(固定する)にあたっては、一例として詳細図示は省略するが、まず図4のごとき第1のケース体33の背面側(各弾性片60a、62a側)を上にした状態で、コールドミラー31の各側面部P1、P2、P3、P4が収納壁33cにおける各対向壁60、61、62、63にそれぞれ沿うように、コールドミラー31を収納壁33c内に収納(収容)する。このとき、第1の反射層31bの前記所要部が開口部33aに臨むようにコールドミラー31が収納される。
When attaching (fixing) the
ところで、本実施形態では、収納壁33cにおける第1の対向壁60に第1の隆起部60bを有する第1の弾性片60aを設け、収納壁33cにおける第3の対向壁62に第2の隆起部62bを有する第2の弾性片62aを設けた構成となっている。
By the way, in this embodiment, the 1st
そして、コールドミラー31の前記外形寸法が前述したように設定されていることで、コールドミラー31を収納壁33cに収納した際に、コールドミラー31の第1側面部P1が第1の弾性片60a(つまり第1の隆起部60b)を外側に撓ませ、且つコールドミラー31の第3側面部P3が第2の弾性片62a(つまり第2の隆起部62b)を外側に撓ませながら、コールドミラー31の各側面部P1〜P4が、収納壁33cの各対向壁60〜63に沿うように収納固定される。
And since the said external dimension of the
かかるコールドミラー31の収納壁33c内への収納後は、各弾性片60a、62aには、これらを前記外側とは反対側にそれぞれ戻そうとする力(つまり各弾性片60a、62aを元の位置に復帰させるような復帰力)が作用する。
After the
このことは、第1側面部P1と当接してなる第1の弾性片60aの第1の隆起部60bには、コールドミラー31を前記外側とは反対側である第2の対向壁61側に押し付ける力が作用することを意味してなり、また第3側面部P3と当接してなる第2の弾性片62aの第2の隆起部62bには、コールドミラー31を前記外側とは反対側である第4の対向壁63側に押し付ける力が作用することを意味してなる。
This is because the first raised
すなわち、本実施形態では、第1の隆起部60b(第1の弾性片60a)が、コールドミラー31の第1側面部P1を第2の対向壁61側に押し付けることで、コールドミラー31の第2側面部P2が第2の対向壁61に密着すると同時に、第2の隆起部62b(第2の弾性片62a)が、コールドミラー31の第3側面部P3を第4の対向壁63側に押し付けることで、コールドミラー31の第4側面部P4が第4の対向壁63に密着する構成である。
That is, in the present embodiment, the first raised
換言すれば、コールドミラー31は、第1の隆起部60bと第2の対向壁61とによって矢印X方向に対し動くことなく収納壁33c内に収納固定され、且つ第2の隆起部62bと第4の対向壁63とによって矢印Y方向に対し動くことなく収納壁33c内に収納固定される(図4参照)。これにより矢印X方向並びに矢印Y方向に対するコールドミラー31のガタツキ(面方向のガタツキ)を抑制することが可能となる。
In other words, the
なお、コールドミラー31の板厚寸法と収納壁33cの高さ寸法(つまり各対向壁60〜63の高さ寸法)とは、略同一寸法に設定されているため、コールドミラー31を収納壁33cに収容したときに、枠部33b背面とコールドミラー15の前記背面とは略同一面となる。
The plate thickness dimension of the
次いで、前述したように面方向に対しガタツキの抑制されたコールドミラー31を収納固定してなる収納壁33c(第1のケース体33)上に、支持部34aと、コールドミラー31の前記背面並びに枠部33b背面とが当接するように第2のケース体34を載置する。この際、第1のケース体33に設けられた前記各係合部が、第2のケース体34に設けられた前記各係止部に各々係止されることで、コールドミラー31は、その板厚方向(矢印X、Y方向とは直交する方向)において、枠部33bと支持部34aと間に固定されてなる。以上により、各ケース体33、34を用いて、コールドミラー31が取り付けられる。
Next, on the
第2反射器40は、コールドミラー31(つまり、液晶表示素子22)からの表示光Lを反射させる凹面鏡41と、この凹面鏡41を保持するミラーホルダ42とを備えてなる(図2参照)。
The
凹面鏡41は、凹面を有するポリカーボネートからなる樹脂基板に第2の反射層41aを蒸着形成してなるものである。かかる凹面鏡41は、その第2の反射層41aがコールドミラー31並びに前記透光性カバーに対向し、前記透光性カバーから臨める位置に傾斜状態にて配設される。
The
また凹面鏡41は、コールドミラー31からの表示光Lを拡大しつつ、前記透光性カバー(車両10のフロントガラス13)側へ反射(投射)させるものである。このことは、凹面鏡41が、コールドミラー31によって反射された表示光Lを拡大し、この拡大された表示光Lを前記透光性カバーを通じてフロントガラス13に投射することを意味している。なお、凹面鏡41は、ミラーホルダ42に両面粘着テープにより接着されている。ミラーホルダ42は、合成樹脂(例えばABS樹脂)からなるものであり、ハウジング50に固定されてなる。
The
ハウジング50は、例えば黒色の遮光性合成樹脂材料からなり、略箱型形状に形成され、その内部空間である空間部51に液晶表示器20や第1反射器30、並びに第2反射器40を保持して収容するものであり、第2反射器40における凹面鏡41の配設位置の上部(フロントガラス13側)が開口する開口窓部52を備えてなる。
The
またハウジング50には、開口窓部52を塞ぐように出射部である透光性カバー53が配設されてなる。かかる透光性カバー53は、透光性の合成樹脂材料(例えばアクリル樹脂)からなり、湾曲形状(曲面形状)に形成され、凹面鏡41で反射された表示光Lが透過(通過)する光透過性部材としての機能を有している。つまり、コールドミラー31並びに凹面鏡41によって反射された表示光Lは、ハウジング50に形成された透光性カバー53を通じてフロントガラス13に投影され、これにより虚像Vの表示が行われることになる。
Further, the
以上のように本実施形態では、表示光Lを発する液晶表示素子22と、表示光Lを反射させるコールドミラー31と、このコールドミラー31を収納する収納壁33cを有するケース部材32とを備え、コールドミラー31によって反射された表示光Lをフロントガラス13に投影し、虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置において、収納壁33cが、コールドミラー31の相対する一対の第1、第2側面部P1、P2に沿うように設けられ、コールドミラー31を挟んで対向する一対の第1、第2の対向壁60、61を備えてなるとともに、一対の第1、第2の対向壁60、61のうち一方の対向壁(第1の対向壁)60には、コールドミラー31を他方の対向壁(第2の対向壁)61側に押し付ける第1の隆起部60bを有する第1の弾性片60aが形成されてなる。
As described above, the present embodiment includes the liquid
また、収納壁33cは、コールドミラー31の相対する一対の第3、第4側面部P3、P4に沿うように設けられ、コールドミラー31を挟んで対向する一対の第3、第4の対向壁62、63を備えてなるとともに、一対の第3、第4の対向壁62、63のうち一方の対向壁(第3の対向壁)62には、コールドミラー31を他方の対向壁(第4の対向壁)63側に押し付ける第2の隆起部62bを有する第2の弾性片62aが形成されてなる。
The
従って、コールドミラー31は、第1の隆起部60b(第1の弾性片60a)と第2の対向壁61とによって矢印X方向に対し動くことなく収納壁33c内に収納固定され、且つ第2の隆起部62b(第2の弾性片62a)と第4の対向壁63とによって矢印Y方向に対し動くことなく収納壁33c内に収納固定されるため、矢印X、Y方向に対するコールドミラー31のガタツキが生じる虞が少ないヘッドアップYディスプレイ装置を提供することが可能となる。
Accordingly, the
また本実施形態では、収納壁33cを構成する4つの対向壁60〜63のうち、互いに向かい合う位置関係となっていない第1、第3の対向壁60、62に、それぞれ第1、第2の弾性片60a、62aを設けた例について説明したが、例えば各弾性片60a、62aのうち、第1の弾性片60aを廃止して、第2の弾性片62aにてコールドミラー31を第4の対向壁63側を押し付ける構成とするか、あるいは各弾性片60a、62aのうち、第2の弾性片62aを廃止して、第1の弾性片60aにてコールドミラー31を第2の対向壁61側に押し付ける構成とした場合であっても、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
In the present embodiment, among the four opposing
なお、本実施形態では、各隆起部60b、62bが略半円柱形状からなる例について説明したが、各隆起部60b、62bの形状は、コールドミラー31を第2、第4の対向壁61、63側に各々押し付けることが可能であればあらゆる形状を採用することが可能であり、例えば隆起部60b、62bの形状を角柱形状としてもよい。
In the present embodiment, an example in which each raised
13 フロントガラス(投影部材)
20 液晶表示器
22 液晶表示素子(表示素子)
30 第1反射器
31 コールドミラー(反射部材)
32 ケース部材
33 第1のケース体
33a 開口部
33b 枠部
33c 収納壁(収納部)
34 第2のケース体
60 第1の対向壁(一方の対向壁)
60a 第1の弾性片(弾性片)
60b 第1の隆起部
61 第2の対向壁(他方の対向壁)
62 第3の対向壁(一方の対向壁)
62a 第2の弾性片(弾性片)
62b 第2の隆起部
63 第4の対向壁(他方の対向壁)
L 表示光
P1 第1の側面部(側面部)
P2 第2の側面部(側面部)
P3 第3の側面部(側面部)
P4 第4の側面部(側面部)
13 Windshield (projection member)
20
30
32
34
60a First elastic piece (elastic piece)
60b First raised
62 3rd opposing wall (one opposing wall)
62a Second elastic piece (elastic piece)
62b Second raised
L Display light P1 First side surface (side surface)
P2 Second side surface (side surface)
P3 Third side (side)
P4 4th side surface (side surface)
Claims (1)
前記反射部材によって反射された前記表示光を投影部材に投影し、虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置において、
前記収納部が、前記反射部材の相対する一対の側面部に沿うように設けられ、前記反射部材を挟んで対向する一対の対向壁を備えてなるとともに、
前記一対の対向壁のうち一方の対向壁には、前記反射部材を他方の対向壁側に押し付ける弾性片が形成されてなることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 A display element that emits display light, a reflective member that reflects the display light, and a case member that has a storage portion that stores the reflective member;
In the head-up display device that projects the display light reflected by the reflecting member onto a projection member and displays a virtual image,
The storage portion is provided along a pair of opposing side surface portions of the reflective member, and includes a pair of opposed walls that are opposed to each other with the reflective member interposed therebetween.
One of the pair of opposing walls is formed with an elastic piece that presses the reflecting member against the other opposing wall side.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007282852A JP2009109798A (en) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | Headup display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007282852A JP2009109798A (en) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | Headup display device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009109798A true JP2009109798A (en) | 2009-05-21 |
Family
ID=40778336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007282852A Pending JP2009109798A (en) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | Headup display device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009109798A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111386488A (en) * | 2017-11-30 | 2020-07-07 | 日本精机株式会社 | Head-up display device |
WO2021149792A1 (en) * | 2020-01-23 | 2021-07-29 | 日本精機株式会社 | Head-up display |
CN115202049A (en) * | 2021-04-07 | 2022-10-18 | 矢崎总业株式会社 | Display device for vehicle |
JP7552305B2 (en) | 2020-11-30 | 2024-09-18 | 日本精機株式会社 | Head-up display |
-
2007
- 2007-10-31 JP JP2007282852A patent/JP2009109798A/en active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111386488A (en) * | 2017-11-30 | 2020-07-07 | 日本精机株式会社 | Head-up display device |
WO2021149792A1 (en) * | 2020-01-23 | 2021-07-29 | 日本精機株式会社 | Head-up display |
JP7552305B2 (en) | 2020-11-30 | 2024-09-18 | 日本精機株式会社 | Head-up display |
CN115202049A (en) * | 2021-04-07 | 2022-10-18 | 矢崎总业株式会社 | Display device for vehicle |
JP2022160754A (en) * | 2021-04-07 | 2022-10-20 | 矢崎総業株式会社 | Display device for vehicle |
JP7309774B2 (en) | 2021-04-07 | 2023-07-18 | 矢崎総業株式会社 | vehicle display |
CN115202049B (en) * | 2021-04-07 | 2024-04-05 | 矢崎总业株式会社 | Display device for vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4883283B2 (en) | Display device | |
JP4788882B2 (en) | Head-up display device | |
EP2755074A1 (en) | Display device for vehicle | |
JP5088683B2 (en) | Head-up display device | |
JP4831474B2 (en) | Head-up display device for vehicle | |
WO2015060194A1 (en) | Display apparatus | |
JP2017203898A (en) | Mirror unit | |
JP2011150099A (en) | Mirror unit | |
JP4660162B2 (en) | Optical film fixing device | |
JP6098868B2 (en) | Head-up display device | |
JP2010276776A (en) | Head-up display device | |
JP2009109798A (en) | Headup display device | |
JP4811744B2 (en) | Head-up display lighting device | |
JP2009067352A (en) | Head-up display device | |
JP2017102230A (en) | Mirror unit | |
JP2010132207A (en) | Head-up display device | |
JP2017049570A (en) | Mirror unit | |
JP7304573B2 (en) | head-up display device | |
JP4985921B2 (en) | Display device | |
JP2014238477A (en) | Head-up display device | |
JP2017194615A (en) | Mirror unit | |
JP2010105555A (en) | Head-up display device | |
JP5257159B2 (en) | Head-up display device | |
JP5678715B2 (en) | Lighting device | |
JP2010243758A (en) | Head-up display |