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JP2009104802A - パネル取付型コネクタ - Google Patents

パネル取付型コネクタ Download PDF

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JP2009104802A JP2007272907A JP2007272907A JP2009104802A JP 2009104802 A JP2009104802 A JP 2009104802A JP 2007272907 A JP2007272907 A JP 2007272907A JP 2007272907 A JP2007272907 A JP 2007272907A JP 2009104802 A JP2009104802 A JP 2009104802A
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Yoshihiro Uchiyama
義裕 内山
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Abstract

【課題】パネル取付型コネクタのシール性を高める。
【解決手段】パネル取付型コネクタ10は、車体パネル90の取付孔91内に挿入して取り付けられるハウジング部20と、ハウジング部20の外周面に周設され、車体パネル90の後面と平行に配置されるフランジ部23と、ハウジング部20の後方に延出される電線を内包し、フランジ部23に後方から被せ付けられるグロメット50と、グロメット50の前面開口縁に設けられ、フランジ部23の前面と車体パネル90の後面とに密着されるシール部67と、フランジ部23の前面に突出して設けられ、シール部67を車体パネル90側に押し付けるようにしてシール部67に圧縮状態で密着される押圧リブ37とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、パネル取付型コネクタに関する。
パネル取付型コネクタとして、特許文献1に記載のものが知られている。これは、パネルの取付孔に嵌着される合成樹脂製のハウジング部と、ハウジング部に後方から被着されるゴム製のグロメットとからなる。ハウジング部の外周面にはフランジ部が設けられ、グロメットの内周面には環状溝が設けられており、フランジ部が環状溝に嵌入することで、グロメットがフランジ部に被せ付けられるようになっている。また、グロメットの前面開口縁には、フランジ部の前面とパネルの後面との間で挟持されるシール部が設けられており、このシール部を介して、パネルとハウジング部とのシールがとられるようになっている。なお、フランジ部の前面とパネルの後面は互いに平行なフラット面として構成されている。
特開2002−247737公報
上記の場合に、グロメットのシール部とパネルとの密着性を十分に確保できないと、双方間に隙間が生じてそこからハウジング部内に水が浸入し、シール性が低下するおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、パネル取付型コネクタのシール性を高めることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、パネルの取付孔に後方から嵌め入れられ、その状態で前記パネルに取り付けられるハウジング部と、前記ハウジング部の外周面に周方向に設けられ、前記パネルの後面と平行に配置されるフランジ部と、前記ハウジング部の後方に延出される電線を内包し、前記フランジ部に後方から被せ付けられる筒状のグロメットと、前記グロメットの前面開口縁に設けられ、前記フランジ部の前面と前記パネルの後面とに密着されるシール部と、前記フランジ部の前面に周方向に突出して設けられ、前記シール部を前記パネル側に押し付けるようにして、前記シール部に圧縮状態で密着される押圧リブとを備える構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジング部の外周面には、前記パネルの前面側に臨んで前記パネルにおける前記取付孔の前面側の孔周りに弾性的に係止可能なパネルロック部が設けられ、前記フランジ部のうち、前記パネルロック部の後方には、このパネルロック部の成形に伴って開けられた貫通孔が設けられ、前記押圧リブは、少なくとも、前後方向について前記パネルロック部の後方で、かつ径方向について前記貫通孔の外側に配置されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
フランジ部に後方からグロメットを被せ付け、その状態でパネルにハウジング部を取り付けると、グロメットのシール部が、フランジ部の前面とパネルの後面とに密着されるとともにフランジ部の押圧リブによってパネル側に押圧されるから、パネルとシール部との密着性が向上して、シール性が高められる。
<請求項2の発明>
押圧リブが前後方向についてパネルロック部の後方に配置されるから、パネルロック部の係止力が押圧リブで受け止められ、押圧リブのシール部への押圧力が高められる。また、押圧リブが径方向についてフランジ部の貫通孔の外側に部分的に配置されるに過ぎないから、押圧リブとシール部との密着代が小さく抑えられ、パネルへの取付時にパネルから受ける抵抗が格別大きくなることはない。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。本実施形態のパネル取付型コネクタ10は、ハウジング部20と、ハウジング本体40と、グロメット50とを備え、ハウジング部20が、自動車の車体パネル90(ボディ側パネル)に穿設された取付孔91に嵌め入れられ、その状態で車体パネル90に取り付け固定されるようになっている。
ハウジング部20は合成樹脂製であって、図4及び図6に示すように、全体として枠状をなし、ハウジング本体40を受け入れる嵌合筒部21と、嵌合筒部21の後端に連なる環状部22と、環状部22の後端外周面から径方向(軸直交方向)外向きに張り出すフランジ部23と、フランジ部23の外周面から突出する係止突部24とを備えている。
嵌合筒部21は、幅方向(左右方向)に沿って配された板状の上壁25と、上壁25よりも長く高さ方向(上下方向)に沿って配された板状の右側壁26とで構成され、その内側にハウジング本体40の嵌合空間27を保有し、下壁と左側壁とに対応する部位が開放された形態となっている。嵌合筒部21の右側壁26の内面には、ハウジング本体40を固定するハウジングロック部27が設けられている。このハウジングロック部27は、ハウジング本体40を弾性係止するハウジングロック本体28と、ハウジングロック本体28を挟んだ高さ方向両側に位置し、ハウジング本体40に設けられたレール受け部42と摺接してハウジング本体40の取り付け案内をなす上下一対のレール部29とからなる。
環状部22は、嵌合筒部21の外縁に沿って一周する縦長円環状であって前後方向に沿った板状をなし、その内側がハウジング本体40の嵌合空間27と連通している。環状部22の外周面には、周方向に間隔をあけてパネルロック部31が設けられている。詳しくはパネルロック部31は、環状部22の上面の幅方向略中央と、環状部22の左右両側面の高さ方向中央より少し上方と、環状部22の下面の幅方向両端に設けられ、それぞれ、対応する環状部22の外周面に設けられた凹底面32から突出する形態となっている。より詳しくはパネルロック部31は、環状部22の外周面から後方へ向かって延出する高さ方向に一対のアーム部33と、両アーム部33の後端同士を連結する幅方向に沿った連結部34とからなり、図2に示すように、連結部34の外周面に段付き状のロック爪35を有している。パネルロック部31は、車体パネル90への取付時に、ハウジング部20とともに車体パネル90の前面側に廻り込み、取付孔91の前面側の孔周りにロック爪35を弾性的に係止させることで、ハウジング部20を車体パネル90に固定する役割を担っている。
フランジ部23は、環状部22と同心の縦長円環状であって高さ方向に沿った板状をなし、車体パネル90への取付時に、車体パネル90の後面と平行に対峙して配置される。フランジ部23のうち、各パネルロック部31の後方には、このパネルロック部31を成形する際に型材が通過することによって貫通孔36が形成されている。この貫通孔36はパネルロック部31の外縁形状と対応する略方形に開口する形態となっている。
そして、フランジ部23の前面には、全周に亘って周回する押圧リブ37が、グロメット50のシール部67(後述する)を車体パネル90側に押圧可能に突出して設けられている。詳しくは押圧リブ37は、前後方向についてパネルロック部31の後方で、かつ径方向について貫通孔36の外側に配置され、貫通孔36の外側の孔縁に沿いつつフランジ部23の外縁(環状部22の外周面)と平行に周回する環状突条をなしている。より詳しくは押圧リブ37は、車体パネル90への取付時におけるフランジ部23の前面と車体パネル90の後面との離間距離の概ね3分の1の突出寸法を有し、その突出端が丸みをおびた断面半円状をなしている。
係止突部24は、全体として円柱状をなし、フランジ部23の上面の幅方向両端から両側外方に突出して対をなすものと、フランジ部23の下面の幅方向中央から下方に突出するものとからなり、全部で3つ設けられている。かかる係止突部24はグロメット50に設けられた係止孔65に貫通し、これによりグロメット50が係止突部24に引っ掛け状態で被着可能となっている。
係止突部24の突出端には全周に亘って抜止リブ38が張り出して設けられている。抜止リブ38は、フランジ部23の周方向に細長い長円形をなし、グロメット50の外周面に密着してグロメット50の抜け止めを可能としてある。また、係止突部24の突出方向中間部には、図5に示すように、抜止リブ38と間隔をあけて抜止リブ38よりも張り出し量の小さい第1係止リブ39Aが設けられ、さらに係止突部24の根元部には、第1係止リブ39Aと間隔をあけて第1係止リブ39Aとほぼ同じ張り出し量の第2係止リブ39Bが設けられている。第1係止リブ39Aと第2係止リブ39Bは、グロメット50における係止孔65の内面に圧縮状態で密着可能となっている。これら第1係止リブ39Aと第2係止リブ39Bが存在することにより、係止突部24の剛性が高められ、係止突部24が輸送途中の衝撃等に起因して白化するのを防止できるようになっている。また、仮に、第1係止リブ39Aと第2係止リブ39Bが一体に連なって太くなっていると、その分、グロメット50の肉が外側に押しやられて膨出し、車体パネル90への取り付け作業に難渋する懸念があるが、本実施形態のように第1係止リブ39Aと第2係止リブ39Bがそれぞれ分断して設けられていれば、上記懸念を払拭でき、車体パネル90への取り付け作業の円滑性も担保できる。
ハウジング本体40は同じく合成樹脂製であって、図3に示すように、その内部に、電線の端末に接続された複数の端子金具(図示せず)を収容するキャビティ41が整列して設けられ、その幅方向両側外面に、レール部29と係合可能なレール受け部42を含む左右一対のハウジングロック受け部43が設けられている。かかるハウジング本体40は、左右夫々のハウジングロック受け部43のいずれかをハウジングロック部27に弾性的に係止させることにより、嵌合筒部21の右側壁26に左右で反転使用可能に取り付けられる。また、ハウジング本体40は、嵌合筒部21の嵌合空間27内に遊嵌状態で配置され、嵌合筒部21との間に隙間を有している。
グロメット50はゴム製であって、図1に示すように、車体パネル90の取付孔91側から後方へ延出して、車体パネル90と対峙するドアパネル80の挿通孔81を貫通する形態であって、ハウジング本体40の後面から引き出された電線群100が内包されている。
詳しくはグロメット50は、車体パネル90側から順に、ハウジング被覆部51、第1コルゲート管52、ドアパネル取付部53、第2コルゲート管54を備え、これらが軸方向に連続する形態となっている。第1コルゲート管52と第2コルゲート管54は、蛇腹状であって軸方向に伸縮可能となっている。
ドアパネル取付部53は、径方向外向きに膨出する大径筒状をなし、その前面側に第1コルゲート管52の後面開口に連なる前面開口部55を有するとともにその後面側に第2コルゲート管54の前面開口に連なる後面開口部56を有している。また、ドアパネル取付部53の前部には、ハウジング被覆部51、第1コルゲート管52、及び第2コルゲート管54よりも肉厚の厚肉部57が設けられ、ドアパネル取付部53の後部には、ハウジング被覆部51、第1コルゲート管52、及び第2コルゲート管54よりも肉厚であるが、厚肉部57よりも薄肉の中肉部58が設けられている。ドアパネル取付部53の外周面のうち厚肉部57と中肉部58との間には、厚肉部57側を一段高くした段差部59が周方向に設けられ、この段差部59がドアパネル80の挿通孔81の孔縁に被着可能となっている。
厚肉部57は、ドアパネル80の前面側(車体パネル90側)に位置し、その後面が挿通孔81の径方向に沿って配置されるとともに、その前面が第1コルゲート管52に向かって後面との距離を広げるテーパ状に配置されている。また、中肉部58は、全体として山型であって、厚肉部57側から後方へ向かって拡開する内面を有する拡開部61と、拡開部61の先端から屈曲して後方へ向かって縮径する窄み部62と、窄み部62の先端から第2コルゲート管54にかけて略垂直に延びる垂直部63とからなり、拡開部61から垂直部63にかけて次第に薄肉になっている。ドアパネル80への取付時には、第2コルゲート管54を第1コルゲート管52から離間する方向に引っ張り、拡開部61と窄み部62が直線上に並び合うように中肉部58を引き伸ばした状態として、中肉部58をドアパネル80の挿通孔81に前方から挿通し、中肉部58をドアパネル80の後面側に引き出したところで、第2コルゲート管54を離してその引っ張り状態を解除する。すると、中肉部58がドアパネル80の後面側に向かって復帰して元の山型姿勢に戻り、厚肉部57と中肉部58との間に段差部59を介してドアパネル80を挟着し、もってドアパネル取付部53がドアパネル80に取り付けられる。これによれば、厚肉部57より薄肉とされた中肉部58によってドアパネル80への取り付け作業性が良好となるのに加え、厚肉部57によってドアパネル80への保持力をしっかり確保できるようになる。
ハウジング被覆部51は、第1コルゲート管52の前面開口端から径方向外向きに拡開する形態であって、その開口縁部に、フランジ部23に外側から被せ付けられる被着部64を有している。被着部64には、係止突部24が貫通する係止孔65が各係止突部24と対応して設けられるとともに、フランジ部23を嵌入可能な係止溝66が周方向に設けられ、さらに係止溝66の前方に、車体パネル90への取付時にフランジ部23の前面と車体パネル90の後面とに密着されるシール部67が周方向に設けられている。
シール部67は、図2に示すように、車体パネル90への取付時にフランジ部23の前面に密着されるフランジ側シール部68と、フランジ側シール部68の内端に連なり、自然状態では先端側(開口端側)に向かってラッパ状に拡開するが、車体パネル90への取付時には車体パネル90の後面(詳細には車体パネル90における取付孔91の後面側の孔周り)に密着されるとともにその反対側の面(後面)でフランジ側シール部68に密着されるパネル側シール部69とからなる。フランジ側シール部68の後面は、自然状態ではフラット面とされるが、車体パネル90への取付時には押圧リブ37による押圧力を受けて押圧リブ37の突出形状に沿った凹所71を形成するようになっている。この押圧リブ37による押圧力はパネル側シール部69へ伝播され、パネル側シール部69を車体パネル90側に押し付ける力に変換される。
次に、本実施形態のパネル取付型コネクタ10の作用を説明する。
まず、電線群100をグロメット50内に挿通した後、ハウジング被覆部51の前面開口から引き出された端子金具をハウジング本体40のキャビティ41内に挿入する。全ての端子金具をキャビティ41内に収容したら、ハウジング部20の嵌合筒部21内に後方からハウジング本体40を挿入し、ハウジングロック受け部43とハウジングロック部27との弾性係止作用に基づいて、ハウジング本体40をハウジング部20に内嵌固定する。
次いで、フランジ部23に後方からグロメット50を被せ付け、フランジ部23を係止溝66に嵌入するとともに、係止突部24を係止孔65に貫通させ、もってグロメット50をハウジング部20に取り付ける。このとき、フランジ部23の押圧リブ37がグロメット50のシール部67に押圧力を付与する。この状態から車体パネル90の取付孔91に後方からグロメット50付きのハウジング部20を挿入する。挿入の過程では、パネルロック部31が取付孔91の孔縁との干渉によって内向きに弾性撓みし、挿入の完了に伴い、パネルロック部31が弾性復帰してそのロック爪35が取付孔91の前面側の孔縁に係止して、ハウジング部20が車体パネル90の取付孔91に後方へ抜け止めされた状態で固定される。この状態では、嵌合筒部21のほぼ全体が車体パネル90の前面側に臨むこととなる(図1を参照)。
また、ハウジング部20が車体パネル90に固定されるに伴い、グロメット50のシール部67がフランジ部23の前面と車体パネル90の後面との間で板厚方向(前後方向)に圧縮状態で挟持され、フランジ側シール部68とパネル側シール部69とが二重に折り畳まれて密着状態となる(図2を参照)。このとき、シール部67のパネル側シール部69は、押圧リブ37からの押圧力によって車体パネル90側へ緊密に押し当てられることとなる。よって、外部から水が浸入しても、そのような水は車体パネル90の後面とシール部67(パネル側シール部69)の前面との間を通過できず、ハウジング部20内の防水性をしっかり確保できる。その後、ハウジング本体40には前方から図示しない相手コネクタが嵌合して接続されることとなる。なお、ドアパネル取付部53は適宜のタイミングで既述した手順に則りドアパネル80に取り付けられるとよい。
以上説明したことから明らかなように、本実施形態のパネル取付型コネクタ10によれば、次の効果を奏し得る。
フランジ部23に後方からグロメット50を被せ付け、その状態で車体パネル90にハウジング部20を取り付けると、グロメット50のシール部67が、フランジ部23の前面と車体パネル90の後面とに密着されるとともにフランジ部23の押圧リブ37によって車体パネル90側に押圧されるから、車体パネル90とシール部67との密着性が向上して、シール性が高められる。
また、押圧リブ37が前後方向についてパネルロック部31の後方に配置されるから、パネルロック部31の係止力が押圧リブ37で直接的に受け止められ、押圧リブ37のシール部67への押圧力が高められる。さらに、押圧リブ37が径方向についてフランジ部23の貫通孔36の外側に部分的に配置されるに過ぎないから、押圧リブ37がフランジ部23の径方向全体に亘って形成される場合に比べ、押圧リブ37とシール部67との密着代が小さく抑えられ、車体パネル90への取付時に車体パネル90から受ける抵抗が格別大きくなることもない。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)押圧リブは、フランジ部の全周に亘って設けられている必要はなく、周方向の途中で分断されていてもよい。
(2)ハウジング部は、ハウジング本体を収容可能なケースとしてではなく、端子金具を収容可能なコネクタハウジングそのものであってもよい。
本発明のパネル取付型コネクタの使用状態を示す全体図 車体パネルにシール部が密着された状態を示す要部拡大図 パネル取付型コネクタの正面図 パネル取付型コネクタの側面図 グロメットの係止孔に係止突部が貫通する状態を示す要部拡大図 ハウジング部の正面図
符号の説明
10…パネル取付型コネクタ
20…ハウジング部
23…フランジ部
31…パネルロック部
36…貫通孔
37…押圧リブ
50…グロメット
67…シール部
68…フランジ側シール部
69…パネル側シール部
90…車体パネル(パネル)
91…取付孔

Claims (2)

  1. パネルの取付孔に後方から嵌め入れられ、その状態で前記パネルに取り付けられるハウジング部と、
    前記ハウジング部の外周面に周方向に設けられ、前記パネルの後面と平行に配置されるフランジ部と、
    前記ハウジング部の後方に延出される電線を内包し、前記フランジ部に後方から被せ付けられる筒状のグロメットと、
    前記グロメットの前面開口縁に設けられ、前記フランジ部の前面と前記パネルの後面とに密着されるシール部と、
    前記フランジ部の前面に周方向に突出して設けられ、前記シール部を前記パネル側に押し付けるようにして、前記シール部に圧縮状態で密着される押圧リブとを備えることを特徴とするパネル取付型コネクタ。
  2. 前記ハウジング部の外周面には、前記パネルの前面側に臨んで前記パネルにおける前記取付孔の前面側の孔周りに弾性的に係止可能なパネルロック部が設けられ、
    前記フランジ部のうち、前記パネルロック部の後方には、このパネルロック部の成形に伴って開けられた貫通孔が設けられ、
    前記押圧リブは、少なくとも、前後方向について前記パネルロック部の後方で、かつ径方向について前記貫通孔の外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル取付型コネクタ。
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