JP2009194851A - 録画再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】追っかけ再生の開始位置を任意に設定可能とする技術を提供する。
【解決手段】録画再生装置(100において、デジタル放送を録画するための録画ファイルに対応して、タイムサーチ情報の管理を可能とするタイムサーチ管理ファイルを記憶可能な記録部(107)と、上記タイムサーチ情報の任意位置に追っかけ再生の開始位置の設定を可能とする操作部(102)とを設ける。さらに、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を制御する制御部(101)とを設ける。上記制御部の制御により、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】録画再生装置(100において、デジタル放送を録画するための録画ファイルに対応して、タイムサーチ情報の管理を可能とするタイムサーチ管理ファイルを記憶可能な記録部(107)と、上記タイムサーチ情報の任意位置に追っかけ再生の開始位置の設定を可能とする操作部(102)とを設ける。さらに、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を制御する制御部(101)とを設ける。上記制御部の制御により、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送の内容を録画し、必要に応じて再生可能な録画再生装置における制御技術に関するものである。
デジタル放送の番組を受信し録画する録画再生装置(一般的にレコーダと呼ばれている)では、デジタル放送であるMPEG−TS(Motion Picture Experts Group - Transport Stream)を圧縮したままの状態で録画したり、録画したファイルを再生したりすることができる。また、そのような録画再生装置に搭載される機能として、録画しながら再生することができる機能(「追っかけ再生」と称する)が知られている(例えば特許文献1参照)。この機能によれば、現在録画中の番組を、録画終了まで待つことなく、番組の最初から再生しつつ録画を続けることができる。もちろん、再生を途中で止め、また後で続きを見ることも可能とされる。
上記のように従来の録画再生装置に搭載される追っかけ再生機能によれば、現在録画中の番組を、録画終了まで待つことなく、番組の最初から再生しつつ録画を続けることができるし、再生を途中で止め、また後で続きを見ることができる。
しかしながら、従来の録画再生装置に搭載される追っかけ再生機能によれば、追っかけ再生の開始位置が、録画ファイルの先頭や、デジタル放送視聴一時停止時点に限られており、追っかけ再生の開始位置を、利用者が任意に設定することができない。また、そのような技術については、上記特許文献1にも記載されていない。
本発明の目的は、追っかけ再生の開始位置を任意に設定可能とする技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、デジタル放送を録画するための録画ファイルに対応して、タイムサーチ情報の管理を可能とするタイムサーチ管理ファイルを記憶可能な記録部と、上記タイムサーチ情報の任意位置に追っかけ再生の開始位置の設定を可能とする操作部と、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を制御する制御部とを含んで録画再生装置を構成する。上記制御部の制御により、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を可能とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、追っかけ再生の開始位置を任意に設定することができる。
1.代表的な実施の形態
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係る録画再生装置(100)は、上記デジタル放送を録画するための録画ファイルに対応して、タイムサーチ情報の管理を可能とするタイムサーチ管理ファイルを記憶可能な記録部(107)と、上記タイムサーチ情報の任意位置に追っかけ再生の開始位置の設定を可能とする操作部(102)と、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を制御する制御部(101)とを含む。
上記の構成によれば、上記制御部の制御により、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を行うことができる。
〔2〕上記デジタル放送から録画ファイルが形成される際、指定されたパケット数毎に、上記録画ファイルにデータが追加記録されるように構成することができる。
〔3〕受信されたデジタル放送を一時保存するTSバッファ(201)と、上記TSバッファに、上記追っかけ再生開始位置に対応するデータが存在するか否かを判断する第1機能(101)と、を含み、上記TSバッファに、上記追っかけ再生開始位置に対応するデータが存在する場合に、上記TSバッファ内に上記読み出し位置が設定されるように構成することができる。
〔4〕受信されたデジタル放送を復号するための復号部で正常に復号できたかどうかを判断する第2機能(101)を含み、正常に復号できた位置が上記タイムサーチ情報として保存されるように構成することができる。
〔5〕上記受信されたデジタル放送を一時保存するTSバッファ(201)を設けることができる。その場合において、上記制御部(101)は、上記デジタル放送録画開始のための録画開始処理機能と、上記デジタル放送の録画中処理のための録画中処理機能と、上記デジタル放送の録画終了のための録画終了処理機能と、上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生のための追っかけ再生処理機能とを含んで構成することができる。
〔6〕上記録画開始処理機能による処理には、表示画像を構成するためのIDR情報を検索する第1処理(502)と、上記IDR情報が存在する場合に、そのIDR情報の中からIDR画像の位置情報を抽出し、その読み出し位置を設定する第2処理(504)と、上記第2処理の後に、上記録画ファイルと、上記タイムサーチ管理ファイルをオープンする第3処理(505)とを含めることができる。
〔7〕上記録画中処理機能による処理には、デジタル放送であるTSパケットを受信し、それを上記TSバッファに記録する第4処理(604,605)と、次のTSパケットの受信に備えて、上記TSバッファにおけるTSパケット書き込み位置を更新する第5処理(606)と、上記TSパケットのデータ内容を解析し、IDR画像であるかどうかを判断する第6処理(607)とを含めることができる。さらに、上記録画中処理機能による処理には、取得したTSパケットのデータがIDR画像であった場合は、IDR情報を保存する第7処理(608)と、録画ファイルに記録する前に、記録すべきTSパケットのパケット数が、指定したパケット数に到達したかどうかを判断する第8処理(609)と、記録すべきTSパケットのパケット数が、指定したパケット数に到達した場合に、上記TSパケットを録画ファイルに記録する第9処理(610)と、次の録画ファイルへの書き込みに備えて、上記TSバッファの読み出し位置を更新する第10処理(611)とを含めることができる。そして、上記録画中処理機能による処理には、録画中の録画ファイルにおいて、記録済みTSパケットについて、録画中の録画ファイルの仮終端を更新し、再生系への録画ファイル仮終端更新通知が許可されているかどうかを判断する第11処理(613)と、を含めることができる。
〔8〕上記録画終了処理機能による処理には、録画中の録画ファイルに、記録すべきTSパケットを記録する第12処理(702)と、記録完了した録画ファイルの終端を更新し、保存されているIDR情報を、タイムサーチポイントとしてタイムサーチ管理ファイルに記録する第13処理(704)と、録画ファイルのクローズと、タイムサーチ管理ファイルのクローズを行う第14処理(705,706)とを含めることができる。
〔9〕上記追っかけ再生処理機能による処理には、追っかけ再生を開始する位置を、録画中の録画ファイルの先頭に設定し、シーク位置を検索する第15処理(902,903)と、追っかけ再生の開始が指示されたかどうかを判断し、追っかけ再生の開始が指示された場合に追っかけ再生を開始する第16処理(910)とを含めることができる。
〔10〕上記第15処理には、指定されたシーク位置が上記TSバッファ内に存在するかどうかを判断し、該当シーク位置が、上記TSバッファ内に無かった場合は、録画中の録画ファイル内に読み出し位置を設定し、該当シーク位置が、上記TSバッファ内に存在した場合は、上記TSバッファ内に読み出し位置を設定する第17処理(1105,1106,1107)を含めることができる。
〔11〕上記制御部は、所定のプログラムを実行するマイクロコンピュータによって形成され、上記制御部における上記各処理機能は、上記プログラムの実行によって実現することができる。
2.実施の形態の説明
次に、実施の形態について更に詳述する。
次に、実施の形態について更に詳述する。
<実施の形態1>
以下では、デジタル放送を受信録画し、再生を行う録画再生装置の例として、デジタル放送受信機能付き携帯端末について説明する。ここでの携帯端末は、ユーザが保持する形態のものだけに限られず、例えば自動車に搭載する車載用途の携帯端末なども含むものである。
以下では、デジタル放送を受信録画し、再生を行う録画再生装置の例として、デジタル放送受信機能付き携帯端末について説明する。ここでの携帯端末は、ユーザが保持する形態のものだけに限られず、例えば自動車に搭載する車載用途の携帯端末なども含むものである。
図1には、本発明の実施の形態1にかかるデジタル放送受信機能付き携帯端末100(以下「携帯端末100」と省略して記載する場合がある)の内部構成が示される。図1に示されるデジタル放送受信機能付き携帯端末100は、特に制限されないが、制御部101、操作部102、選局部103、放送用受信アンテナ104、無線通信部105、通信用送受信アンテナ106、記憶部107、録画ファイル記録部108、映像復号部109、表示部110、音声出力部112、及び内部タイマ113を含んで成る。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等を含むマイクロコンピュータにより構成され、所定のプログラムが上記CPUで実行されることによって、携帯端末100全体の制御が可能とされる。特に、本発明における各種処理機能は、上記CPUにおいて所定のプログラムが実行されることによって実現される。
操作部102は、番号キーやファンクションキーを含む複数のキー等から構成され、ユーザ(視聴者)からの指示を与えることができる。
選局部103は、放送用受信アンテナ104を介して受信されたデジタル放送を選局するためのチューナであり、受信されたデジタル放送の信号を復調し、デジタルデータを出力する。無線通信部105は、通信用送受信アンテナ106を介して、CDMA(Code Division Multiple Access)等の無線通信を行うモデムである。
記憶部107は、制御部101の動作プログラムや、その他の各種情報を保存することができる。録画ファイル記録部108は、受信されたデジタル放送番組が録画保存に用いられる。尚、記憶部107と録画ファイル記録部108は、それぞれ別のRAM(Random Access Memory)等のメモリであっても良いし、1つのメモリの記憶領域を分けることで、記憶部107と録画ファイル記録部108とを形成しても良い。さらに、メモリカードなどの取り外し可能な外部記憶媒体を用いるようにしても良い。例えば、録画ファイル記録部108を外部記憶媒体とし、記憶部107をRAMで構成するようにしても良い。録画ファイル記録部108を外部記憶媒体とし、複数の媒体を取り替えて用いることができるようにすることにより、多くのもしくは長時間のデジタル放送番組データを録画することができる。
映像復号部109は、圧縮された映像データを復号するデコーダであり、表示部110は、映像復号部109で復号された映像を表示する液晶モニタ等のディスプレイである。音声復号部111は、圧縮された音声データを復号するデコーダであり、音声出力部112は、音声復号部111で復号された音声を出力するスピーカやイヤホン等である。
尚、表示部110を、ユーザがペンや指を用いてディスプレイの画面に触れることにより、文字や数字、ユーザ指示を入力することができるタッチパネル方式にしても良い。これにより、ユーザは、使用状況や入力する情報に応じて、入力手段として操作部102と表示部110とを使い分けることができる。また、携帯端末100を小型化するために、操作部102を省略することもできる。
上記の構成において、デジタル放送を放送用受信アンテナ104及び選局部103を介して受信すると、記憶部107に一時保存する。一時保存されたデジタル放送データは、制御部101の制御により、圧縮映像データと圧縮音声データとに分離される。圧縮映像データは、映像復号部109にて復号され、表示部110に表示される。また、圧縮音声データは、音声復号部111にて復号され、音声出力部112にて音声として出力される。
内部タイマ113は、本実施の形態における携帯端末100の基本クロックである27MHzのクロックをカウントする。この基本クロックは、デジタル放送の放送局とデジタル放送を受信する携帯端末100との同期や、表示する映像データと出力する音声データとの同期等に使用される。
受信されたデジタル放送番組を録画する場合は、デジタル放送のデジタルデータ(TSフォーマット)が録画ファイル記録部108に保存される。
通信用送受信アンテナ106および無線通信部105を介して受信したデジタルデータは、制御部101の制御により、メール等の文字データと通話等の音声データに分離される。メール等の文字データは表示部110にて表示され、通話等の音声データは、音声出力部112にて音声として出力される。また、制御部101の制御により、記憶部107等に保存されたデータを読み出し、無線通信部105および通信用送受信アンテナ106を介してデジタルデータとして送信する。デジタル放送の番組表である電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)等も、この通信用送受信アンテナ106および無線通信部105を利用して入手する。
尚、図1及びそれ以降の図においては、映像と音声のデータについてのみ記載しており、字幕とPCR(Program Clock Reference)等については省略している。
図2は、本実施の形態によるデジタル放送受信機能付き携帯端末100における主要部の構成を示すもので、デジタル放送受信し、受信されたデジタル放送を視聴しながら録画する場合や、受信されたデジタル放送を録画しながら、録画中の録画ファイルから再生する追っかけ再生のデータの流れに着目して示される。
デジタル放送は、放送用受信アンテナ104を介して受信し、選局部(チューナ)103にて選局される。選局されたデジタル放送は、TS(Transfer Stream)フォーマットのまま、記憶部107内のTSバッファ201に一時保存される。TSフォーマットについては、MPEG−2 Systems (ISO/IEC13818-1)に、記載されているので、ここでは説明を省略する。
TSバッファ201に一時保存されたTSデータは、制御部101内のTSデータを分離するデマルチプレクス部であるDEMUX(Demultiplexing)部202により、映像データのPES(Packetized Elementary Stream:パケット化ストリーム)と音声データのPESとに分離され、映像データのPESは、記憶部107内の映像ESバッファ203に、音声データのPESは、記憶107内の音声ESバッファ204にそれぞれ格納される。映像ESバッファ203に格納された映像データは、映像復号部109で復号され、表示部110で表示される。音声ESバッファ204に格納された音声データは、音声復号部111で復号され、音声出力部112から音声として出力される。
携帯端末向けのデジタル放送である1セグ放送の映像圧縮符号化は、H.264規格(MPEG-4 part10 AVC/H.264:国際標準化機構/国際電気技術委員会(ISO/IEC)の動画専門家グループ(MPEG)と国際電気通信連合(ITU)の動画符号化専門家グループ(VCEG)との間で共同開発された高度な符号化及び復号化技術)に基づいており、IDR(Instantaneous Decoder Refresh:デコード復号動作の瞬時リフレッシュ)のイントラピクチャ(画面内符号化のピクチャ)からのみ正しく復号できるようになっている。
このIDR画像の情報(ファイル先頭からの位置情報やPTS(Presentation Time Stamp:再生タイムスタンプ)情報等)は、録画ファイルを途中から再生する際の重要な情報になっており、シーク等の特殊再生を行う場合に参照される。本実施の形態では、デジタル放送の受信開始時から、このIDR情報を記憶部107内のIDR情報保存部205に順次保存している。
IDR情報保存部205に保存する情報は、IDR画像を含むアクセス・ユニットであるIDRアクセス・ユニットに関する情報であり、ファイル先頭からのTSパケット番号、PTS情報、ファイル先頭からの経過時間、IDR画像を表示するのに必要なTSパケット数等から構成されている。
受信されたデジタル放送を録画する場合は、IDR情報保存部205の中から対象の録画データに有効なIDR画像の情報(ファイル先頭からの位置情報等)も併せて録画ファイル記録部108に保存する。
マルチプレクサ部であるMPX(Multiplexer)部206は、再生系のソース選択するブロックである。このMPX部206によって、受信中のデジタル放送を再生するか、録画中ファイルもしくは録画済みファイルから再生するかの選択が可能とされる。
デジタル放送を受信し、受信されたデジタル放送を視聴しながら録画する場合は、制御部101の制御により、TSバッファ201側を選択し、受信中のデジタル放送を再生する。
追っかけ再生時は、制御部101の制御により、録画ファイル記録部108を選択し、録画中ファイルもしくは録画済みファイルから再生する。何れの場合も、録画中は、TSバッファ201から、順次、録画ファイル記録部108内の録画ファイルに追加記録される。
図3には、本実施の形態における録画処理の手順が示される。
この録画処理は、対象のデジタル放送が選局部103において選局され、当該デジタル放送のMPEG−TSが制御部101にて解析可能な状態であることを前提とする。
録画処理を開始すると(ステップ301)、まず各バッファ等のメモリ確保、内部タイマ113の設定、TSバッファ201の書き込みポインタの設定、TSバッファ201の読み出し位置の設定等の初期設定(ステップ302)を行う。次に録画開始準備処理(ステップ303)では、デジタル放送を受信開始して表示部110に表示すると共に、いつ録画開始が行われても対応できるように録画開始の準備を行う。
次にステップ304にて、録画開始の判断を行う。ユーザ指示、もしくは予約録画時の録画開始時刻に到達していないことにより、録画が開始されない場合は、前述の録画開始準備処理(ステップ303)を継続する。ユーザ指示、もしくは予約録画時の録画開始時刻に到達したことにより、録画が開始された場合は、後述する録画開始処理(ステップ305)で録画開始のための処理を行う。
次にステップ306にて、録画開始処理(ステップ305)でエラーが発生したかどうかを判断する。録画開始処理(ステップ305)でエラーが発生しなかったと判断した場合は、後述する録画中処理(ステップ307)に移行する。次にステップ308にて録画中処理(ステップ307)でエラーが発生したかどうかを判断する。録画中処理(ステップ307)でエラーが発生しなかったと判断した場合は、ステップ309にて録画終了指示があるかどうかの判断を行う。
ステップ309で、ユーザ指示、もしくは予約録画時の録画終了時刻に到達しないことにより、録画が終了されない場合は、録画中処理(ステップ307)に戻って処理を継続する。ユーザ指示、もしくは予約録画時の録画終了時刻に到達したことにより、録画が終了した場合は、後述する録画終了処理(ステップ310)に移行する。
次にステップ311にて、録画終了処理(ステップ310)でエラーが発生したかどうかを判断する。録画終了処理(ステップ310)でエラーが発生しなかったと判断した場合は、録画処理を終了する(ステップ312)。
ステップ306、ステップ308、ステップ311のいずれかにおいて、エラーが発生したと判断した場合は、個々の処理に対応したエラー処理を行い(ステップ313)、録画処理を終了する(ステップ312)。
図4には、図3における録画開始準備処理(ステップ303)の手順が示される。
録画開始準備処理を開始すると(ステップ401)、デジタル放送であるTSパケットを取得し(ステップ402)、TSバッファ201に保存する(ステップ403)。TSパケットが保存されたら、TSバッファ201への書き込み位置を更新し(ステップ404)、次のTSパケットの取得に備える。
次にステップ405にて、取得したTSパケットのデータがIDR画像であるかどうかを判断する。ステップ405で、取得したTSパケットのデータがIDR画像でない場合は、録画開始準備処理を終了する(ステップ406)。ステップ405で、取得したTSパケットのデータがIDR画像である場合は、IDR画像の位置情報等からなるIDR情報をIDR情報保存部205に保存し(ステップ407)、録画開始準備処理を終了する(ステップ406)。
図5には、図3における録画開始処理(ステップ305)の手順が示される。
録画開始処理を開始すると(ステップ501)、表示部110に現在表示されている画像を表示するために必要となるIDR画像の情報を、IDR情報保存部205に保存されているIDR情報の中から遡って検索し(ステップ502)、ステップ503にて、IDR情報保存部205に保存されているIDR情報の中に該当するIDR情報が存在したかどうかを判断する。
ステップ503で、該当するIDR情報が存在すると判断した場合は、そのIDR情報の中からIDR画像の位置情報を抽出し、TSバッファ201の読み出し位置を設定する(ステップ504)。これにより、録画ファイルの先頭はIDR画像となり、当該録画ファイルは、IDR画像から再生開始することができることになる。その後、録画ファイルと、タイムサーチ管理ファイルをオープンし(ステップ505)、録画開始処理を終了する(ステップ506)。
ステップ503で、該当するIDR情報が存在しないと判断した場合は、録画開始エラー処理(ステップ507)にて録画開始エラーを設定し、録画開始処理を終了する(ステップ506)。
図6には、図3における録画中処理(ステップ307)の手順が示される。
録画中処理を開始すると(ステップ601)、録画終了指示があるかどうかを判断し(ステップ602)、ステップ602で録画終了指示があった場合は、録画中処理を終了する(ステップ603)。ステップ602で録画終了指示が無かった場合は、デジタル放送であるTSパケットを受信し(ステップ604)、それをTSバッファに記録する(ステップ605)。そして、次のTSパケットの受信に備えて、TSバッファにおけるTSパケット書き込み位置を更新する(ステップ606)。
ステップ604で受信したTSパケットのデータ内容を解析し、IDR画像であるかどうかを判断する(ステップ607)。ステップ607において、受信したTSパケットのデータ内容がIDR画像でない場合は、ステップ609に移行する(ステップ608)。ステップ607において、取得したTSパケットのデータがIDR画像であった場合は、IDR画像の位置情報等からなるIDR情報をIDR情報保存部205に保存し(ステップ608)、ステップ609に移行する。
ステップ609では、録画ファイルに記録する前に、記録すべきTSパケットのパケット数が、指定したパケット数に到達したかどうかを判断する。これは、ファイルシステムが、ファイルシステム管理の都合上クラスタ単位(32768バイト(もしくは16384バイト))で記録するのに対し、1個のTSパケットは、188バイト(実際は、TSパケットの先頭に4バイトを付加して192バイトで扱っている)であり、整数倍にはなっていない。そこで、両者の最小公倍数である98304バイト(3クラスタ(32768バイト×3)、512パケット(192バイト×512))に到達するのを待ち、記録すべきファイルシステムと、受信したTSパケットとの整合性を確保している。尚、録画終了時においては、両者の最小公倍数である98304バイトに到達するのを待たずに、記録すべきTSパケットは全て記録する。
本実施の形態では、512パケット(98304バイト)を指定パケット数に設定したが、複数のTSパケットを束ねて暗号化もしくは暗号復号化する場合は、複数のTSパケットのバイト数と、ファイルステムのクラスタ単位との最小公倍数のバイト数によるパケット数に設定することもできる。
ステップ609で、指定したパケット数に到達しなかった場合は、ステップ602に戻り、ステップ609で指定したパケット数に到達した場合は、ステップ610に移行する。
ステップ610では、到達した指定数のTSパケットを録画ファイルに記録し、次の録画ファイルへの書き込みに備えて、TSバッファの読み出し位置を更新する(ステップ611)。その後、ステップ612に移行する。
ステップ612では、録画中の録画ファイルにおいて、ステップ610で記録した記録済みTSパケットについて、録画中の録画ファイルの仮終端を更新し、再生系への録画ファイル仮終端更新通知が許可されているかどうかを判断する(ステップ613)。
再生系への録画ファイル仮終端更新通知の許可は、制御部101の制御により行う。録画中ファイルから再生する追っかけ再生の場合は、再生系への録画ファイル仮終端更新通知を許可し、受信中のデジタル放送を視聴しながら録画する場合は、再生系への録画ファイル仮終端更新通知を許可しない運用を行っている。
ステップ613で、再生系への録画ファイル仮終端更新通知が許可されていない場合は、ステップ602に戻り、録画中処理を継続する。ステップ613で、再生系への録画ファイル仮終端更新通知が許可されている場合は、再生系に対して録画ファイル仮終端更新通知を行い(ステップ614)、ステップ602に戻る(録画中処理は継続する)。
再生系に対して録画ファイル仮終端更新通知を行う理由は、録画中の録画ファイルの終端が、録画中に順次更新され、再生系として、録画ファイルのどこまでがファイル再生できるかを明確にするためである。
図7には、図3における録画終了処理(ステップ310)の手順が示される。
録画終了処理を開始すると(ステップ701)、録画中の録画ファイルに、記録すべきTSパケット(録画データ)を記録する(ステップ702)。
次に、記録完了した録画ファイルの終端を更新し(ステップ703)、IDR情報保存部205に保存されているIDR情報を、タイムサーチポイントとしてタイムサーチ管理ファイルに記録する(ステップ704)。
その後、録画ファイルのクローズ(ステップ705)と、タイムサーチ管理ファイルのクローズ(ステップ706)を行い、録画終了処理を終了する(ステップ707)。
図8には、タイムサーチ管理ファイルの具体的なデータの例が示される。
図8のタイムサーチ管理ファイルは、IDR情報保存部205に格納されているIDR情報から生成したファイルである。
先頭は、タイムサーチ管理ファイル内におけるタイムサーチポイントの登録数(4バイト)を示しており、図8の例では、タイムサーチポイントは6個であるため、この登録数の値は「6」に設定されている。
次の4つのパラメータは、タイムサーチポイント番号0に関する情報であり、各情報は、全て4バイトで構成している。情報の内容は、(1)ファイル内の読み出し位置を示すファイル先頭からのパケット番号(開始パケット番号)、(2)画像を表示するのに必要なパケット数(必要パケット数)、(3)表示時刻を示すタイムスタンプの値(PTS(Presentation Time Stamp)値)、(4)録画ファイルの先頭の再生時刻からこのポイントが表示するまでの表示相対時刻(ファイル先頭からの相対時刻)とされる。
表示時刻を示すPTS値は、映像と音声の同期再生を行うために、必要となる値であり、デジタル放送の中に多重されている番組時刻基準値情報を示すPCR(Program Clock Reference)に同期した値である。PTS値は、33ビットで、その精度は、90kHzであるが、本実施の形態1では、4バイト(32ビット)の格納エリアに格納するため、32ビットで、その精度を45kHzとしている。
尚、PTSについては、MPEG−2 Systems (ISO/IEC13818-1)に詳述されている。
タイムサーチポイント番号0のデータは、パケット番号0(ファイル先頭)から開始され、必要パケット数は176パケット、PTS値は1803184、ファイル先頭からの相対時刻はファイル内の最初のタイムサーチポイント(先頭)であるため0(秒)となっている。
タイムサーチポイント番号1のデータは、パケット番号9660(ファイル先頭)から開始され、必要パケット数は172パケット、PTS値は3605424、ファイル先頭からの相対時刻は20(秒)となっている。
以降、タイムサーチポイントが1個増加するごとに、4個のパラメータ(16バイト)が追加される。タイムサーチポイント数が6個の場合、パラメータ総数は、24個で構成され、タイムサーチ管理ファイルの総バイト数は、登録数を加えた、100バイトとなる。
図8のタイムサーチ管理ファイルでは、20秒ごとにタイムサーチポイントが存在していることになっているが、実際には、全てのIDR画像位置をタイムサーチポイントして登録している(但し、IDR画像と次のIDR画像との時間間隔が短い場合は、省略することもある。)。
次に、図9、図10、及び、図11に基づいて、追っかけ再生動作について詳述する。図9は、録画中ファイルから再生する追っかけ再生開始位置決定に関するフローチャート、図10は、追っかけ再生中のフローチャート、図11は、シーク位置検索処理のフローチャートである。尚、図9及び図10における同一符号「A」は、処理が連続していることを示している。
追っかけ再生開始処理を開始すると(ステップ901)、先ず、追っかけ再生を開始する位置(シーク位置(録画ファイル先頭からの相対時刻))を、録画中の録画ファイルの先頭に設定し(ステップ902)、後述するシーク位置検索処理(ステップ903)を行う。シーク位置検索処理(ステップ903)でエラーがあったかどうかを判断し(ステップ904)、シーク位置検索処理(ステップ903)でエラーが無かった場合は、ステップ905に移行する。
ステップ905では、録画中の録画ファイル仮終端更新通知があるかどうかを判断する。ステップ905で、録画中の録画ファイル仮終端更新通知が有る場合は、録画ファイル仮終端を更新し(ステップ906)、ステップ907に移行する。ステップ905で、録画中の録画ファイル仮終端更新通知が無かった場合は、ステップ907に移行する。
ステップ907では、追っかけ再生開始位置を移動させるためのシーク指示があるかどうかを判断する。ステップ907で、シーク指示が有った場合は、後述するシーク位置検索処理(ステップ908)を行い、シーク位置検索処理(ステップ908)でエラーがあったかどうかを判断する(ステップ909)。シーク位置検索処理(ステップ908)でエラーがなかった場合は、シーク位置検索処理(ステップ908)で設定された読み出し位置(追っかけ再生開始位置)に移動し、ステップ910に移行する。ステップ907で、シーク指示が無かった場合は、ステップ910に移行する。
ステップ910では、追っかけ再生の開始が指示されたかどうかを判断する。ステップ910で、追っかけ再生の開始が指示されなかった場合は、追っかけ再生の終了指示があるかどうかを判断し(ステップ911)、追っかけ再生の終了指示が有った場合は、ステップ910までに決定された追っかけ再生開始位置に基づき追っかけ再生開始位置決定処理を終了する(ステップ912)。
シーク位置検索処理(ステップ903、または、ステップ908)で、エラーがあるかどうかを判断(ステップ904、または、ステップ906)した結果、エラーが有った場合は、シークエラー処理(ステップ913)を行い、追っかけ再生開始処理を終了する(ステップ912)。
ステップ910で、追っかけ再生開始の指示があった場合は、追っかけ再生を開始する(端子914を介して、図10の端子1001に移行する)。
図9では、シーク位置を、録画ファイル先頭からの相対時刻としているが、タイムサーチポイント間の移動で行うこともできる。この手法は、操作部102の操作による早送り(FF)や早戻し(FR)などを実現する上での一般的手法である。
追っかけ再生を開始する(端子1001)と、追っかけ再生位置(読み出し位置)からパケットデータを読み出し、DEMUX部202に読み出したパケットデータを転送する(ステップ1002)。
ステップ1002において、シーク直後の読み出しの場合は、IDR情報保存部205のIDR情報により決定され、必要パケット数分(タイムサーチポイント番号0では、176パケット)を読み出し、DEMUX部202に読み出したパケットデータを転送する(ステップ1002)。その後、読み出し位置をパケットデータ転送分更新し(ステップ1003)、更新後の読み出し位置を決定する。
ここでの読み出し位置は、ファイル先頭からのパケット番号で管理している。また、録画中の録画ファイルに記録済みのパケット数により、録画中の録画ファイルの仮最終パケット番号が確定する。
ステップ1004で、更新後の読み出し位置が、TSバッファ201内に存在しなかった場合は、録画中の録画ファイル内に読み出し位置を設定し(ステップ1005)、ステップ1007に移行する。この場合、MPX部206は、制御部101の制御により、録画ファイル記録部113を選択する。
ステップ1004で、更新後の読み出し位置が、TSバッファ201内に存在した場合は、TSバッファ201内に読み出し位置を設定し(ステップ1006)、ステップ1007に移行する。この場合、MPX部206は、制御部101の制御により、TSバッファ102を選択する。
ファイル先頭からのパケット番号で管理している読み出し位置が、録画中の録画ファイルと、TSバッファ201の両方に存在した場合、読み出し位置をTSバッファ201内に設定する理由は、録画ファイル記録部113の録画ファイルをアクセスするより、TSバッファ201をアクセスする方が、アクセス時間が短いことに起因している。
ステップ1007では、録画中の録画ファイル仮終端更新通知があるかどうかを判断する。ステップ1007で、録画中の録画ファイル仮終端更新通知があった場合は、録画ファイル仮終端を更新し(ステップ1008)、ステップ1009へ移行する。ステップ1007で、録画中の録画ファイル仮終端更新通知がなかった場合は、ステップ1009へ移行する。
ステップ1009では、追っかけ再生開始位置を移動させるためのシーク指示があるかどうかを判断する。ステップ1009で、シーク指示が有った場合は、後述するシーク位置検索処理(ステップ1010)を行い、シーク位置検索処理(ステップ1010)でエラーがあったかどうかを判断する(ステップ1011)。ステップ1011で、シーク位置検索処理(ステップ1010)でエラーがなかった場合は、追っかけ再生開始位置が指定されたシーク位置に移動し、ステップ1012に移行する。ステップ1009で、シーク指示が無かった場合は、ステップ1012に移行する。
ステップ1012では、追っかけ再生の終了指示があるかどうかを判断し、ステップ1012で、追っかけ再生の終了指示が有った場合は、追っかけ再生中処理を終了する(ステップ1013)。
シーク位置検索処理(ステップ1010)で、エラーがあるかどうかを判断(ステップ1011)した結果、シーク位置検索処理(ステップ1010)で、エラーが有った場合は、シークエラー処理(1014)を行い、追っかけ再生開始処理を終了する(ステップ1013)。
図11には、上記シーク位置検索処理の流れが示される。
シーク位置検索処理を開始すると(ステップ1101)、先ず、指定されたシーク位置から、IDR情報保存部205内を検索し(ステップ1102)、該当シーク位置が存在するかどうかを判断する(ステップ1103)。
図8のタイムサーチ管理ファイルは、IDR情報保存部205のIDR情報とほぼ等価であるので、図8のタイムサーチ管理ファイルを用いて説明する。指定されたシーク位置(録画ファイル先頭からの相対時刻)が、タイムサーチポイントのファイル先頭からの相対表示時刻に完全に一致した場合は、そのタイムサーチポイントが該当するシーク位置となり、ファイル先頭からのパケット番号により、読み出し位置が決定する。指定されたシーク位置(録画ファイル先頭からの相対時刻)が、タイムサーチポイントのファイル先頭からの相対表示時刻に一致しなかった場合は、タイムサーチポイントのファイル先頭からの相対表示時刻が、指定されたシーク位置(録画ファイル先頭からの相対時刻)より小さい値のタイムサーチポイントを、該当するシーク位置とし、ファイル先頭からのパケット番号により、読み出し位置を決定する。
録画中の録画ファイル仮終端の更新が有った場合、ファイル先頭からのパケット番号に必要パケット数を加算した値が、録画中の録画ファイルにおける更新後の仮最終パケット番号を超えた場合は、そのタイムサーチポイントは、録画中の録画ファイルに存在しないとして判断する。
ステップ1103で、該当シーク位置が存在した場合は、その該当シーク位置が、TSバッファ201内に存在するかどうかを判断する(ステップ1105)。
ステップ1105で、該当シーク位置が、TSバッファ201内に無かった場合は、録画中の録画ファイル内に読み出し位置を設定し(ステップ1106)、シーク位置検索処理を終了する(ステップ1108)。この場合、MPX部206は、制御部101の制御により、録画ファイル記録部113を選択する。
ステップ1105で、該当シーク位置が、TSバッファ201内に存在した場合は、TSバッファ201内に読み出し位置を設定し(ステップ1107)、シーク位置検索処理を終了する(ステップ1108)。この場合、MPX部206は、制御部101の制御により、TSバッファ201を選択する。
ステップ1103で、該当シーク位置が存在しなかった場合は、タイムサーチポイントが1個も存在しなかったことを意味するので、シークエラーを設定し(1104)、シーク位置検索処理を終了する(ステップ1108)。
追っかけ再生の指示は、ユーザ(視聴者)が行うが、以下の場合などが想定される。
(1)放送受信中に電話着信があり、通話時間中の放送を録画して、追っかけ再生を行う。
(2)放送受信中にメール着信があり、メール視聴時間中の放送を録画して、追っかけ再生を行う。
(3)音声のみを視聴し、音声のみ視聴していた時間中の放送を録画して、追っかけ再生を行う。
(4)デジタル放送のデータ放送のみを表示し、データ放送のみ視聴していた時間中の放送を録画して、追っかけ再生を行う。
(5)予約録画中に、録画終了を待たずに、録画番組を再生視聴する。
(6)放送受信中、受信した番組中のハイライトシーンを再生視聴する。この際、早送り(FF)や、早戻し(FR)等を利用し、速やかに目的とする再生開始位置を検索すると利便性が高い。
勿論、ユーザ(視聴者)は、現在受信中のデジタル放送の再生に、いつでも切り替えることができる。
図9、図10、及び図11に示される実施の形態では、該当シーク位置が、TSバッファ201内に存在するかどうかを判断しており、録画中の録画ファイルからの再生から、TSバッファ201内のパケットデータからの再生に切り替えることができ、1倍速を超える時短再生の場合、受信中のデジタル放送に追いついた時点で、現在受信中のデジタル放送の再生に切り替えることができる。
その際、受信中のデジタル放送に追いついたことを、ユーザ(視聴者)に表示や音声等により、知らしめることもできる。
追いついた時点で知らしめることや、追いつき再生中に知らしめることも、選択枝の一つである。
例えば、追いつき再生中に知らしめる残り追いつき時間の表示には、「残り秒数の数値による表示」を採用することができる。尚、1倍速のタイムシフト再生中は、一定数値となる。
また、追いつき再生中に知らしめる残り追いつき時間の表示には、「スクロールバーによる表示」を採用することができる。この場合、録画開始時点から最新受信位置までに対する、現在表示中の位置が示される。尚、1倍速のタイムシフト再生中は、録画開始時点から最新受信位置までの全体時間が増大しているので、比例配分は異なるが、最新受信位置までの区間が一定となる。
録画中の録画ファイルのパケットデータから、TSバッファ201内のパケットデータに、再生するパケットデータを切り替える際、録画中の録画ファイル内のタイムサーチポイントで、必要パケット数を転送後、そのタイムサーチポイントのファイル先頭からのパケット番号を必要パケット数に加算したパケット番号から、TSパケット201内のパレット番号を決定すれば、パケットデータの欠落無く、パケットデータが円滑に継続される。
尚、図9、図10、及び図11に示される実施の形態では、該当シーク位置が、TSバッファ201内に存在するかどうかを判断しているが、録画中の録画ファイル仮終端の更新により、その都度、録画中の録画ファイルの仮終端パケット番号を算出し、録画中の録画ファイルに記録済みのタイムサーチポイントのみをシーク対象とすることもできる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、録画時にIDR(Instantaneous Decoder Refresh:デコード復号動作の瞬時リフレッシュ)画像検出を行っているが、その手法は、PES(Packetized Elementary Stream:パケット化ストリーム)ヘッダの解析のみで、IDR画像であることを判別し、IDR情報保存部205に保存している。IDR情報保存部205に保存しているIDR画像が正常に復号化できることを保証していないので、シークし、該当IDR画像を表示した際、正常に復号化できない画像を表示する可能性がある。
実施の形態1では、録画時にIDR(Instantaneous Decoder Refresh:デコード復号動作の瞬時リフレッシュ)画像検出を行っているが、その手法は、PES(Packetized Elementary Stream:パケット化ストリーム)ヘッダの解析のみで、IDR画像であることを判別し、IDR情報保存部205に保存している。IDR情報保存部205に保存しているIDR画像が正常に復号化できることを保証していないので、シークし、該当IDR画像を表示した際、正常に復号化できない画像を表示する可能性がある。
そこで、実施の形態2では、IDR情報保存部205に保存しているIDR画像が正常に復号化できることを保証するため、録画時に、IDR画像を復号化し、正常に復号化できることを確認して、IDR情報保存部205に保存する。
図12は、実施の形態2によるデジタル放送受信機能付き携帯端末100における、デジタル放送受信し、受信されたデジタル放送を録画しながら追っかけ再生する場合のデータの流れを示すブロック図である。
録画系ブロック1201と、再生系ブロック1202に分離して管理している。
尚、再生系ブロック1202については、図2のブロック図で説明済みであるので、ここではそれについての詳細な説明を省略する。
録画系ブロック1201では、録画系専用に、録画用DEMUX部1203、録画用ESバッファ1204、録画用映像復号部1205を追加している。
デジタル放送は、放送用受信アンテナ104を介して受信し、選局部(チューナ)103にて選局される。選局されたデジタル放送は、TS(Transfer Stream)フォーマットのまま、記憶部107内のTSバッファ201に一時保存する。
TSバッファ201に一時保存したTSデータは、制御部101内のTSデータを分離する録画用デマルチプレクス部である録画用DEMUX(Demultiplexing)部1203により、映像データのPES(Packetized Elementary Stream:パケット化ストリーム)のみを抽出し、記憶部107内の録画用映像ESバッファ1204に格納する。映像ESバッファ1204に格納した映像データが、IDR画像であった場合は、録画用映像復号部1205で復号化処理を行う。
勿論、復号されたIDR画像は表示せず、IDR画像の復号化処理が完了し、正常にIDR画像が復号化されたかどうかが判断された後は、次のIDR画像の復号化処理に備えて、録画用映像ESバッファ1204をクリアする。
本実施形態では、IDR画像かどうかの判別を、録画用映像ESバッファ1204に格納後、録画用映像復号部1205による復号化を行う前に判別しているが、録画用映像ESバッファ1204に格納する前、もしくは、録画用DEMUX部1203の処理より前に判断することもできる。
図13には、実施の形態2における録画系ブロック1201の処理アルゴリズムを説明するためのフローチャートが示される。
録画中処理を開始すると(ステップ1301)、録画終了指示があるかどうかを判断し(ステップ1302)、録画終了指示があった場合は、録画中処理を終了する(ステップ1303)。
ステップ1302で録画終了指示が無かった場合、デジタル放送であるTSパケットを受信し(ステップ1304)し、TSバッファに一時保存する(ステップ1305)。そして、次のTSパケットの受信に備えて、TSバッファにおけるTSパケット書き込み位置を更新する(ステップ1306)。
その後、ステップ1304で受信したTSパケットのデータ内容を解析し、IDR画像であるかどうかを判断する(ステップ1307)。ステップ1307で、受信したTSパケットのデータ内容がIDR画像でない場合は、ステップ1302に戻る。ステップ1307で、取得したTSパケットのデータがIDR画像であった場合は、録画用映像復号部1205にて復号化処理(ステップ1308)を行い、ステップ1308の復号化処理にて復号化エラーがあったかどうかを判断する(ステップ1309)。
ステップ1309で、ステップ1308の復号化処理にて復号化エラーがあった場合、IDR画像が正常に復号化できなかったと判断して、IDR情報保存部205に保存することなく、ステップ1302へ戻る。ステップ1309で、ステップ1308の復号化処理にて復号化エラーが無かった場合、IDR画像が正常に復号化できたと判断して、IDR情報保存部205にIDR画像位置等のIDR情報を保存し(ステップ1310)、ステップ1302へ戻る。
この結果、IDR情報保存部205には、正常に復号化できるIDR情報のみが保存されることになる。
以上に説明したように、本実施の形態による録画再生装置によれば、受信しているデジタル放送より過去のデジタル放送を視聴する追っかけ再生において、利用者が、追っかけ再生位置を任意に設定できることが可能となる。
尚、本実施の形態では、録画再生装置の例として携帯端末100について説明しているが、据置型の固定受信装置でも本発明が適用できることは自明である。また、デジタル放送には、地上波によるデジタル放送や、人工衛星を介したデジタル放送があるが、無線によるデジタル放送であることについては同じであり、同様に本発明を適用することができる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3は、実施の形態1及び実施の形態2で説明した録画再生制御回路の処理を行う機能を独立した制御回路として、IC(半導体集積回路)化して提供することが考えられる。
本発明の実施の形態3は、実施の形態1及び実施の形態2で説明した録画再生制御回路の処理を行う機能を独立した制御回路として、IC(半導体集積回路)化して提供することが考えられる。
例えば実施の形態1の図1における制御部101の機能のうち、録画および再生の一連の処理を行う機能を、独立した録画再生制御回路とすることが可能である。また、さらに拡張して録画再生装置の他の構成を取り込んで録画再生制御回路とすることも可能である。
図14には、本発明の実施の形態3にかかる録画再生制御回路の構成例が示される。図14に示されるように、録画再生制御回路1401は、実施の形態1の図1におけるデジタル放送受信機能付き携帯端末100の構成において、制御部101の一部として実装され、映像復号部109、音声復号部111、内部タイマ113、記憶部1402を有する構成となっている。録画再生制御回路1401は、IC化して提供される。
内部タイマ113は、図14に示すように録画再生制御回路1401の内部に有する構成以外にも、録画再生制御回路1401の外部から取り込む構成であってもよい。また、記憶部1402は、制御部101が利用する記憶部107を利用する構成とすることも可能である。
図15には、本実施の形態3による携帯端末100における主要部構成が示される。ここでは、デジタル放送を受信し追っかけ再生時のデータの流れに着目して示される。データの流れは実施の形態1の図2で示したものと同様であるが、録画再生制御回路1501(図14における録画再生制御回路1401に相当する)によって実行される部分を新たに図示している。
図16には、本実施の形態3にかかる録画再生制御回路の別の構成例が示される。ここでは、デジタル放送を受信し追っかけ再生時のデータの流れに着目して示される。データの流れは実施の形態2の図12で示したものと同様であるが、録画再生制御回路1601によって実行される部分を新たに図示している。
以上のように、再生の一連の処理を行う機能を録画再生制御回路(1401、1501、1601)として提供することで、携帯電話、PDAや車載端末などの携帯端末、DVDレコーダーなど、デジタル放送を受信することができる様々な機器について、録画再生制御回路(1401、1501、1601)を実装することによって、実施の形態1で説明したような録画再生装置を容易に実現することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるデジタル放送受信機能付き携帯端末に適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、録画再生装置に広く適用することができる。
本発明は、少なくとも受信されたデジタル放送の録画及び再生を可能とすることを条件に適用することができる。
100 デジタル放送受信機能付き携帯端末
101 制御部
102 操作部
103 選局部
104 放送用受信アンテナ
105 無線通信部
106 通信用送受信アンテナ
107 記憶部
108 録画ファイル記録部
109 映像復号部
110 表示部
111 音声復号部
112 音声出力部
113 内部タイマ
201 TSバッファ
202 DEMUX部
203 映像ESバッファ
204 音声ESバッファ
205 IDR情報保存部
206 MPX部
1203 録画用DEMUX部
1204 録画用映像ESバッファ
1205 録画用映像復号部
1401 録画再生制御回路
1402 記憶部
1501 録画再生制御回路
1601 録画再生制御回路
101 制御部
102 操作部
103 選局部
104 放送用受信アンテナ
105 無線通信部
106 通信用送受信アンテナ
107 記憶部
108 録画ファイル記録部
109 映像復号部
110 表示部
111 音声復号部
112 音声出力部
113 内部タイマ
201 TSバッファ
202 DEMUX部
203 映像ESバッファ
204 音声ESバッファ
205 IDR情報保存部
206 MPX部
1203 録画用DEMUX部
1204 録画用映像ESバッファ
1205 録画用映像復号部
1401 録画再生制御回路
1402 記憶部
1501 録画再生制御回路
1601 録画再生制御回路
Claims (11)
- 受信されたデジタル放送の録画及び再生を可能とする録画再生装置であって、
上記デジタル放送を録画するための録画ファイルに対応して、タイムサーチ情報の管理を可能とするタイムサーチ管理ファイルを記憶可能な記録部と、
上記タイムサーチ情報の任意位置に追っかけ再生の開始位置の設定を可能とする操作部と、
上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生を制御する制御部と、を含むことを特徴とする録画再生装置。 - 上記デジタル放送から録画ファイルが形成される際、指定されたパケット数毎に、上記録画ファイルにデータが追加記録される請求項1記載の録画再生装置。
- 受信されたデジタル放送を一時保存するTSバッファと、
上記TSバッファに、上記追っかけ再生開始位置に対応するデータが存在するか否かを判断する第1機能と、を含み、
上記TSバッファに、上記追っかけ再生開始位置に対応するデータが存在する場合に、上記TSバッファ内に上記読み出し位置が設定される請求項1記載の録画再生装置。 - 受信されたデジタル放送を復号するための復号部で正常に復号できたかどうかを判断する第2機能を含み、正常に復号できた位置が上記タイムサーチ情報として保存される請求項1記載の録画再生装置。
- 上記受信されたデジタル放送を一時保存するTSバッファを含み、
上記制御部は、上記デジタル放送録画開始のための録画開始処理機能と、
上記デジタル放送の録画中処理のための録画中処理機能と、
上記デジタル放送の録画終了のための録画終了処理機能と、
上記タイムサーチ情報の任意位置に設定された追っかけ再生の開始位置からの追っかけ再生のための追っかけ再生処理機能と、を含む請求項1記載の録画再生装置。 - 上記録画開始処理機能による処理は、表示画像を構成するためのIDR情報を検索する第1処理と、
上記IDR情報が存在する場合に、そのIDR情報の中からIDR画像の位置情報を抽出し、その読み出し位置を設定する第2処理と、
上記第2処理の後に、上記録画ファイルと、上記タイムサーチ管理ファイルをオープンする第3処理と、を含む請求項5記載の録画再生装置。 - 上記録画中処理機能による処理は、デジタル放送であるTSパケットを受信し、それを上記TSバッファに記録する第4処理と、
次のTSパケットの受信に備えて、上記TSバッファにおけるTSパケット書き込み位置を更新する第5処理と、
上記TSパケットのデータ内容を解析し、IDR画像であるかどうかを判断する第6処理と、
取得したTSパケットのデータがIDR画像であった場合は、IDR情報を保存する第7処理と、
録画ファイルに記録する前に、記録すべきTSパケットのパケット数が、指定したパケット数に到達したかどうかを判断する第8処理と、
記録すべきTSパケットのパケット数が、指定したパケット数に到達した場合に、上記TSパケットを録画ファイルに記録する第9処理と、
次の録画ファイルへの書き込みに備えて、上記TSバッファの読み出し位置を更新する第10処理と、
録画中の録画ファイルにおいて、記録済みTSパケットについて、録画中の録画ファイルの仮終端を更新し、再生系への録画ファイル仮終端更新通知が許可されているかどうかを判断する第11処理と、を含む請求項5記載の録画再生装置。 - 上記録画終了処理機能による処理は、録画中の録画ファイルに、記録すべきTSパケットを記録する第12処理と、
記録完了した録画ファイルの終端を更新し、保存されているIDR情報を、タイムサーチポイントとしてタイムサーチ管理ファイルに記録する第13処理と、
録画ファイルのクローズと、タイムサーチ管理ファイルのクローズを行う第14処理と、を含む請求項5記載の録画再生装置。 - 上記追っかけ再生処理機能による処理は、追っかけ再生を開始する位置を、録画中の録画ファイルの先頭に設定し、シーク位置を検索する第15処理と、
追っかけ再生の開始が指示されたかどうかを判断し、追っかけ再生の開始が指示された場合に追っかけ再生を開始する第16処理と、を含む請求項5記載の録画再生装置。 - 上記第15処理は、指定されたシーク位置が上記TSバッファ内に存在するかどうかを判断し、該当シーク位置が、上記TSバッファ内に無かった場合は、録画中の録画ファイル内に読み出し位置を設定し、該当シーク位置が、上記TSバッファ内に存在した場合は、上記TSバッファ内に読み出し位置を設定する第17処理を含む請求項9記載の録画再生装置。
- 上記制御部は、所定のプログラムを実行するマイクロコンピュータによって形成され、上記制御部における上記各処理機能は、上記プログラムの実行によって実現される請求項5記載の録画再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008036279A JP2009194851A (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | 録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008036279A JP2009194851A (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | 録画再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009194851A true JP2009194851A (ja) | 2009-08-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008036279A Withdrawn JP2009194851A (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | 録画再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009194851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021082918A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | Tvs Regza株式会社 | 放送受信機およびプログラム |
-
2008
- 2008-02-18 JP JP2008036279A patent/JP2009194851A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021082918A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | Tvs Regza株式会社 | 放送受信機およびプログラム |
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