JP2009192782A - Optical reflecting element - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、レーザースキャンユニットなどに用いられる光学反射素子に関するものである。 The present invention relates to an optical reflection element used in a laser scan unit or the like.
従来、レーザープリンタなどに用いられるレーザーから発せられた光線を掃引するレーザースキャンユニットとしては、多角形状の回転体の側面にミラーを設けたポリゴンミラーが用いられ、このポリゴンミラーを回転させることにより感光体ドラムの走査面上にレーザー光線を掃引させていた(例えば、特許文献1参照)。
このようなカラーレーザープリンタの普及やプリンタの小型化に伴い、レーザースキャンユニットに用いる光学反射素子の小型化が命題となっている。しかしながら、ポリゴンミラーを用いたレーザースキャンユニットにおいては、ポリゴンミラーを小型化することに加え、このポリゴンミラーを駆動させる駆動装置が別途必要となるため、その小型化が非常に困難なものとなっていた。 With such widespread use of color laser printers and miniaturization of printers, miniaturization of optical reflecting elements used in laser scan units has become a proposition. However, in a laser scanning unit using a polygon mirror, in addition to downsizing the polygon mirror, a separate drive device for driving the polygon mirror is required, and thus downsizing is very difficult. It was.
そこで、本発明はこのような問題を解決し、レーザースキャンユニットを小型化することができる光学反射素子の実現を目的とする。 Therefore, the present invention aims to solve such problems and realize an optical reflecting element capable of reducing the size of the laser scan unit.
そして、この目的を達成するために、本発明は、光学反射素子を、支持体と、この支持体に一端が支持された第一の支持部と、この第一の支持部の他端に支持された第一のアームと第二のアームを有する音叉振動子と、この音叉振動子の振動中心に一端が支持された第二の支持部と、この第二の支持部の他端に支持されたミラー部からなる構成としたのである。 In order to achieve this object, the present invention provides an optical reflecting element supported by a support, a first support part having one end supported by the support, and the other end of the first support part. A tuning fork vibrator having a first arm and a second arm, a second support part supported at one end at the vibration center of the tuning fork vibrator, and supported at the other end of the second support part. The configuration is made up of a mirror part.
このような構成とすることで、撓み衝動と捩れ振動を組み合わせることによって、光線を掃引させる為の小型の光学反射素子を実現することができる。 With such a configuration, it is possible to realize a small-sized optical reflecting element for sweeping light rays by combining the bending impulse and the torsional vibration.
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における光学反射素子の構成について図面を用いて説明する。
(Embodiment 1)
Hereinafter, the configuration of the optical reflecting element according to
図1は本実施の形態1における光学反射素子の動作原理を説明するための概念図、図2は反射光学素子の平面図、図3は図2のAA部における断面図を示している。 FIG. 1 is a conceptual diagram for explaining the operating principle of the optical reflecting element according to the first embodiment, FIG. 2 is a plan view of the reflecting optical element, and FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
図1〜図3において、光学反射素子は、第一の支持部2、第一のアーム3、第二のアーム4、連結部5からなる音叉振動子6を有し、前記第一の支持部2の一端を支持体1に固定し、前記音叉振動子6の振動中心9に第二の支持部11の一端を固定し、第二の支持部11の他端にレーザー光線などの光を反射するためのミラー部12を有した構成を基本としている。そして、前記第二の支持部11の形状をミアンダとしている。この第二の支持部11をミアンダ形状を有する支持部とすることによって前記ミラー部12の反復回転振動をさせるための第二の支持部11の捩れが起こりやすくなり、これによって光学反射素子の共振周波数を低減することができ、光学反射素子の小型化を実現することができる。
1 to 3, the optical reflecting element includes a
また、光学反射素子を構成する基板材料としては、金属、ガラスまたは石英、水晶基板などの弾性、機械的強度および高いヤング率を有する弾性部材を基材20として構成することが生産性の観点から好ましく、この弾性部材としては、金属、水晶、ガラスまたは石英を用いることが機械的特性と入手性の観点から好ましい。また、金属をシリコン、チタン、ステンレス、エリンバー、黄銅合金とすることによって、振動特性、加工性に優れた光学反射素子を実現することができる。 From the viewpoint of productivity, the substrate material constituting the optical reflecting element may be composed of an elastic member having elasticity, mechanical strength and high Young's modulus such as metal, glass, quartz, or quartz substrate as the base material 20. Preferably, the elastic member is preferably made of metal, quartz, glass or quartz from the viewpoint of mechanical properties and availability. Further, by using silicon, titanium, stainless steel, Elinvar, or a brass alloy as the metal, an optical reflective element having excellent vibration characteristics and workability can be realized.
そして、シリコンなどの基材20で構成された前記第一のアーム3および第二のアーム4の少なくとも一面には、たわみ振動を起こすための圧電アクチュエータ10を形成している。この圧電アクチュエータ10は第一の電極層21、圧電体層22および第二の電極層23の積層体構造からなる薄膜積層型圧電アクチュエータとすることが好ましい。これによって、音叉振動子6として薄型に設計することができる。また、音叉振動子6の厚みを第一のアーム3および第二のアーム4の幅寸法よりも小さくすることによって、小型の光学反射素子を実現することができる。
A
また、これらの第一の電極層21、圧電体層22および第二の電極層23は音叉振動子6を形成する基材20の上に順次スパッタリング技術などの薄膜プロセスにより形成することができる。従って、圧電アクチュエータ10を音叉振動子6の同一面に形成することが生産性の観点から好ましい。また、圧電アクチュエータ10を音叉振動子6のほぼ全面に形成することがより好ましい。
The
そして、前記圧電体層22に用いる圧電体材料としては、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの高い圧電定数を有する圧電体材料が好ましい。 The piezoelectric material used for the piezoelectric layer 22 is preferably a piezoelectric material having a high piezoelectric constant such as lead zirconate titanate (PZT).
また、音叉振動子6の共振周波数と、ミラー部12と第二の支持部11で構成された捩れ振動子の共振周波数とが略同一周波数となるように振動設計することによって効率良くミラー部12を反復回転振動させる光学反射素子を実現することができる。
Further, the
さらに、第一のアーム3、第二のアーム4および連結部5の幅を等幅とすることによって不要な振動モードを抑制した光学反射素子とすることができるとともに、音叉振動子6をコの字状とすることによっても同様の効果を有する光学反射素子とすることができる。そして、これらを組み合わせることによって、その効果をより発揮することができる。
Furthermore, by making the widths of the
また、第一の支持部2、音叉振動子6、第二の支持部11およびミラー部12の基材20を同一材料とすることによって安定した振動特性と生産性に優れた光学反射素子を実現することができる。
Further, by using the same material for the base material 20 of the
次に、第二の支持部11について、説明する。第二の支持部11はミアンダ形状とすることによって、小型の光学反射素子を実現することができるが、さらにミアンダ形状の軸中心をミラー部12の回転軸14と同一線上に配置することによって揺れ振動などの不要振動を抑制することができる。ここで、軸中心とは図2に示すように、ミアンダ形状を有する第二の支持部11において、第二の支持部11が捩れたとき、ミアンダ形状の中心部を軸として捩り振動をする部分であり、図2においては回転軸14の同一線上に配置した中央部を示すものである。
Next, the
また、ミアンダ形状を回転軸14あるいは軸中心を基準として左右対称形とすることによって安定した振動と不要振動の発生を抑制できる光学反射素子を実現することができる。
Further, by making the meander shape symmetrical with respect to the
さらに、ミアンダ形状を音叉振動子6の面方向と同一面に配置することによって、生産性に優れた光学反射素子とすることができる。これはシリコンウエハーなどに板状の基板にフォトリソ技術とエッチングによって複雑なミアンダ形状の第二の支持部11と音叉振動子6の形状を平面的に一括して作製することができる。
Furthermore, by arranging the meander shape on the same plane as the surface direction of the
次に、第一の支持部2の断面形状は円状とすることが好ましい。これによって、捩れ振動の振動モードが安定し、不要共振も抑制することができ、外乱振動に影響されにくい光学反射素子を実現することができる。
Next, the cross-sectional shape of the
また、ミラー部12は基材20の表面を鏡面研磨することによって形成することも可能であり、さらに好ましくは光の反射特性に優れた金やアルミニウムの金属薄膜のミラー膜として形成することも可能である。これらの金属薄膜からなるミラー膜の形成は、圧電アクチュエータ10を作製する工程において、前記と同様にスパッタリング技術により形成することができる。
The
このような構成からなる光学反射素子は、シリコンウエハーなどの基材20の上に薄膜プロセス、フォトリソ技術などの半導体プロセスを応用することによって高精度に、一括して作製することが可能であることから、光学反射素子の小型化、高精度化および生産効率に優れた光学反射素子を実現することができる。 The optical reflecting element having such a configuration can be manufactured in a lump with high accuracy by applying a semiconductor process such as a thin film process or a photolithography technique on the base material 20 such as a silicon wafer. Therefore, it is possible to realize an optical reflecting element that is small in size, high in accuracy, and excellent in production efficiency.
また、ミアンダ形状を有する第二の支持部11とミラー部12とからなる捩れ振動子の捩れ振動を利用することによって、共振周波数を低減し、小型のデバイス構造でありながら、ミラー部12の振れ角を大きくすることが可能となる光学反射素子を実現することができる。
Further, by utilizing the torsional vibration of the torsional vibrator composed of the
さらに、振動の駆動部である音叉振動子6を構成する第一のアーム3と第二のアーム4の撓み振動とミアンダ形状を有する第二の支持部11とミラー部12とで形成される捩れ振動子の構成を有していることから設計の自由度が高まり、それぞれの寸法形状を工夫することによってミラー部12の駆動周波数、振れ角などを広範囲に設計対応することができる光学反射素子を実現することができる。
Further, the bending vibration of the
また、前記第一のアーム3と第二のアーム4に形成した圧電アクチュエータ10のそれぞれの第一の電極層21と第二の電極層23の引き出し電極は個別に引き出し線(図示せず)を形成しながら接続端子25へ接続している。これによって正負反対の電気信号をそれぞれの圧電アクチュエータ10に印加することができる。
The lead electrodes of the
次に、このような構成からなる光学反射素子の動作原理について説明する。 Next, the operation principle of the optical reflecting element having such a configuration will be described.
図2〜図3に示すように、圧電アクチュエータ10を構成する第一の電極層21と第二の電極層23との間に交流の駆動電圧を印加することにより圧電体層22の面方向に伸び・縮みが発生し、この圧電アクチュエータ10の変形により、第一のアーム3および第二のアーム4の位相が180度異なる方向(矢印方向7、8)に撓み振動を起こす。このとき、第一のアーム3と第二のアーム4に形成したそれぞれの圧電アクチュエータ10に印加する駆動信号の正負を反対に印加することによって、第一のアーム3と第二のアーム4とは反対方向に撓み振動をすることになる。
As shown in FIGS. 2 to 3, by applying an alternating drive voltage between the
そして、この第一のアーム3と第二のアーム4の振動エネルギーは音叉振動子6の連結部5へと伝搬される。これによって、音叉振動子6は音叉振動子6の振動中心9を振動軸として所定の周波数にて反復回転振動(捩れ振動)をする。
The vibration energy of the
次に、この反復回転振動の振動エネルギーが連結部5に接合されたミアンダ形状を有する第二の支持部11に振動エネルギーが伝達され、回転軸14を中心として、第二の支持部11とミラー部12とで構成される捩れ振動子として捩れ振動を起こすようになる。これによって、ミラー部12に回転軸14を軸中心として矢印方向13に反復回転振動を起こす。このとき、音叉振動子6の反復回転振動の方向と、第二の支持部11およびミラー部12で構成される捩れ振動子の反復回転振動の方向は位相が180度異なる反対方向に振動することとなる。
Next, the vibration energy of the repetitive rotational vibration is transmitted to the
このような振動モードを有する振動子を構成し、ミラー部12にレーザー光源またはLED光源などから発生させた光線を入力することによって、ミラー部12の振れ角度を大きくできる小型の光学反射素子を実現することができる。これらの振動部の振動設計をすることによって、大きく出力光の反射角度を変化させることができ、レーザー光線などの入力光を所定の設計値となるように掃引することができる光学反射素子を実現することができる。
By constructing a vibrator having such a vibration mode and inputting a light beam generated from a laser light source or an LED light source to the
このように、振動源を高Q値を有する音叉振動子6とし、この安定した振動エネルギーをミアンダ形状を有した第二の支持部11とミラー部12からなる捩り振動子への捩り振動を発生させる励振エネルギーとして供給することによって、安定した反復回転振動をミラー部12に発生させることができる。
In this way, the vibration source is the
なお、音叉振動子6の反復回転振動をさせるために、第一のアーム3と第二のアーム4の一面に圧電アクチュエータ10を形成した場合の光学反射素子を例として説明してきたが、少なくともいずれか一方のみに圧電アクチュエータ10を形成することによって、前記と同様の光学反射素子の動作を実現することが可能である。これは音叉の振動特性を利用したものであり、どちら一方のアームが励振させると連結部5を介して他方のアームに運動エネルギーが伝播することによって振動させることが可能となる性質を応用したものである。
Note that the optical reflecting element in the case where the
以上のような構成からなる光学反射素子の応用としては、レーザービームプリンタが一例としてあげられる。このレーザービームプリンタなどに用いられる感光ユニットは、光源となるレーザーと、このレーザーから発せられたレーザー光線が照射される感光ドラムと、レーザー光線を反射させるとともにその反射方向を可変させることで、レーザー光線を感光ドラムの走査面上を掃引させる光学反射素子から構成されており、この感光ユニットに用いられる光学反射素子は図1〜図3に示した構成の光学反射素子を用いることによって小型のレーザービームプリンタを実現することができる。 As an application of the optical reflecting element having the above-described configuration, a laser beam printer can be cited as an example. The photosensitive unit used in this laser beam printer, etc., sensitizes the laser beam by reflecting the laser beam and changing the direction of reflection of the laser, the photosensitive drum irradiated with the laser beam emitted from the laser. It consists of an optical reflection element that sweeps the scanning surface of the drum. The optical reflection element used in this photosensitive unit is a small laser beam printer by using the optical reflection element having the structure shown in FIGS. Can be realized.
次に、本実施の形態1における光学反射素子の製造方法について説明する。 Next, a method for manufacturing the optical reflecting element in the first embodiment will be described.
まず始めに、厚みが0.3mmからなるシリコン基板20を準備し、その上にスパッタリング法または蒸着法などの薄膜プロセスを用いて白金電極からなる電極層21を形成している。このとき、シリコン基板20の厚みは厚くても良い。それによって、ウエハ形状の大きなシリコン基板20を用いることができるとともに、反りなどが少ないことから、より高精度な光学反射素子を効率よく作製することができる。
First, a silicon substrate 20 having a thickness of 0.3 mm is prepared, and an
その後、この電極層21の上にチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電材料を用いてスパッタリング法などによって圧電体層22を形成する。このとき、圧電体層22と電極層21との間に配向制御層としてPbとTiを含む酸化物誘電体を用いることが好ましく、PLMTからなる配向制御層を形成することがより好ましい。これによって、圧電体層22の結晶配向性がより高まり、圧電特性に優れた圧電アクチュエータ10を実現することができる。
Thereafter, a piezoelectric layer 22 is formed on the
次に、この圧電体層22の上にチタン/金よりなる電極層23を形成している。このとき、金電極の下層のチタンはPZT薄膜などの圧電体層22との密着力を高めるために形成しており、チタンの他にクロムなどの金属を用いることができる。
Next, an
これによって、圧電体層22との密着性に優れ、かつ、金電極とは強固な拡散層を形成していることから密着強度を高めた圧電アクチュエータ10を形成することができる。そして、このときの白金電極の厚みは0.2μm、PZT薄膜は3.5μm、およびチタン電極は0.01μmとし、金電極は0.3μmで形成している。
As a result, the
次に、フォトリソ技術を用いてエッチングすることによってパターン形成された第一の電極層21、圧電体層22および第二の電極層23を形成している。このとき、第二の電極層23のエッチング液としてはヨウ素/ヨウ化カリウム混合溶液と水酸化アンモニウム、過酸化水素混合溶液からなるエッチング液を用いて所定の電極パターンを形成した。
Next, a patterned
また、第一の電極層21、圧電体層22に用いるエッチング方法としてはドライエッチング法とウエットエッチング法のいずれかの方法、あるいはこれらを組み合わせた方法などを用いることができる。一例として、ドライエッチング法であればフルオロカーボン系のエッチングガス、あるいはSF6ガスなどを用いることができる。圧電体薄膜層を沸酸、硝酸、酢酸および過酸化水素の混合溶液からなるエッチング液を用いてウエットエッチングを行うことによってパターン化された圧電体層22を形成する。その後、さらに、ドライエッチングによって下層の電極薄膜層をエッチングすることによってパターン化された第一の電極層21を形成することによって、図2に示したような圧電アクチュエータ10を形成することができる。
Moreover, as an etching method used for the
次に、XeF2ガスを用いてシリコン基板20を等方的にドライエッチングすることによって不必要なシリコンを除去し、図2に示したような形状を有した光学反射素子を形成することができる。このとき、ミアンダ形状を有した第二の支持部11と音叉振動子6とを同一面に配置することによって、前記エッチング工程によって一括して光学反射素子の所定の寸法形状に高精度に加工することができる。これによって、複雑なミアンダ形状であっても容易に加工することができる。
Next, unnecessary silicon is removed by isotropically dry-etching the silicon substrate 20 using XeF 2 gas, and an optical reflecting element having a shape as shown in FIG. 2 can be formed. . At this time, by arranging the
また、シリコン基板などをドライエッチングによって異方性を活用して高精度にエッチングする場合には、エッチングを促進するSF6ガスとエッチングを抑制するC4F8ガスなどを用いて、より直線的にエッチングをすることが好ましい。そして、エッチングの際には、前記ガスを用いた混合ガスを用いること、あるいは交互に前記ガスを切り替えてドライエッチングを行うエッチング方法が可能であり、これらの方法を寸法形状、加工精度に合わせて適宜選択してエッチング加工することが可能である。 Further, when a silicon substrate or the like is etched with high accuracy by utilizing anisotropy by dry etching, SF 6 gas that promotes etching and C 4 F 8 gas that suppresses etching are used to make it more linear. Etching is preferably performed. In the etching, a mixed gas using the gas can be used, or an etching method in which the gas is alternately switched to perform dry etching is possible, and these methods are matched to the dimensional shape and processing accuracy. It is possible to select and perform etching appropriately.
以上のような製造方法によって、小型で、高精度な光学反射素子を一括して効率よく作製することができる。 By the manufacturing method as described above, it is possible to efficiently produce a small and highly accurate optical reflecting element collectively.
また、以上のような製造プロセスによって第一および第二のアーム4,4の長さ;1.0mm、幅;0.3mmとし、第一の支持部2の長さ;0.2mm、幅;0.1mm、第二の支持部11の直線長さ;0.4mm(折れ曲がりを含んだ実効長;0.8mm)、幅;0.1mm、ミラー部12;1.0×1.0mmとしたとき、駆動周波数;6kHz、ミラー部12の振れ角;±10度の特性を有した光学反射素子を作製することができた。
Further, by the manufacturing process as described above, the length of the first and second arms 4 and 4; 1.0 mm, width; 0.3 mm, and the length of the
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における光学反射素子の構成について図面を用いて説明する。
(Embodiment 2)
Hereinafter, the configuration of the optical reflecting element according to
図4は本実施の形態2における光学反射素子の平面図である。 FIG. 4 is a plan view of the optical reflecting element according to the second embodiment.
本実施の形態2における光学反射素子の基本的な構成は実施の形態1の構成をほぼ同様であり、その同じ構成部分の詳細な説明は省略し、本実施の形態2における光学反射素子が実施の形態1と大きく異なっている特徴部分の構成について図面を用いて説明する。 The basic configuration of the optical reflecting element in the second embodiment is substantially the same as that of the first embodiment, and detailed description of the same components is omitted, and the optical reflecting element in the second embodiment is implemented. The structure of the characteristic part which is greatly different from the first embodiment will be described with reference to the drawings.
図4において、図2の構成と大きく異なるところは第一の支持部2もミアンダ形状としていることを特徴としている。これによって、音叉振動子6の捩り振動とミラー部12の捩り振動との共振特性が向上し、高Q値を有した捩り振動子とすることができ、不要な外乱振動の影響を排除できる光学反射素子を実現することができる。また、高Q値を実現できることから駆動電圧を低電圧駆動とすることができる。
4 is characterized in that the
そして、第二の支持部11をミアンダ形状とすることの特徴について説明してきたのと同様に、第一の支持部2のミアンダ形状の軸中心をミラー部12の回転軸14と同一線上に配置することが好ましく、さらにミアンダ形状は回転軸14を中心として左右対称形とすることが好ましい。また、ミアンダ形状を音叉振動子6と同一面に配置することによって生産性に優れた光学反射素子とすることができる。
Then, the center of the meander shape of the
以上説明してきたように、第一の支持部2と第二の支持部11をミアンダ形状とすることによって、高Q値を有した光学反射素子を実現できることによって、小型で、外乱振動の影響を受けにくく、低電圧駆動を実現できる光学反射素子を実現することができる。
As described above, by forming the
本発明は、光学反射素子に関して小型化できるという効果を有し、特に電子写真方式の複写機、レーザープリンタ、光学スキャナ用途に有用である。 The present invention has an effect that the optical reflecting element can be miniaturized, and is particularly useful for electrophotographic copying machines, laser printers, and optical scanners.
1 支持体
2 第一の支持部
3 第一のアーム
4 第二のアーム
5 連結部
6 音叉振動子
7 矢印
8 矢印
9 振動中心
10 圧電アクチュエータ
11 第二の支持部
12 ミラー部
13 矢印
14 回転軸
20 基材
21 第一の電極層
22 圧電体層
23 第二の電極層
25 接続端子
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