JP2009186933A - 加熱制御方法と加熱装置、及び該加熱装置を具備する画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電力が供給されると発熱する発熱体の温度を検出して、該発熱体に供給する電力を制御することによって、該発熱体の加熱を制御する場合に、前記発熱体から検出した温度と前記発熱体の目標温度とから、電源電圧を全て供給した場合の電力に対する前記発熱体に供給すべき電力の比である電力比を算出し、予め設定されている前記発熱体に供給可能な最大供給可能電流値と前記発熱体を流れる電流値との比と、算出した電力比とに基づいて、前記発熱体に供給が可能な最大供給可能電力比を算出し、算出した最大供給可能電力比が予め設定されている閾値以下である場合、前記発熱体への通電を遮断する。
【選択図】 図6
Description
図1は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置の概略構成図であり、例えばレ−ザプリンタの場合を示している。
本実施形態におけるセラミックヒータ109cの概略について、図2に示す。
図3を参照して、上記セラミックヒータ109cを含む定着部109の構成例を説明する。
図4に、本実施形態におけるセラミックヒ−タの駆動及び制御回路例を示す。
(位相制御の例)
例えば、位相制御の場合、下記のような表1をエンジンコントローラ126内に有しており、この表に基づき制御をおこなう。
供給電力比Dは、ゼロクロス半波を80分割し、1.25%刻みで制御されている。
ここで、Kpは比例ゲインであり、温度オーバーシュート等および温度安定性を考慮し、適切な値に設定されている。また、ΔTは、目標温度と検出温度との差分であり目標温度から現在の検出温度を引いて算出される。
なお、上記最大供給可能電流値(Ilimit)は、接続される商用電源の定格電流に対して、低圧電源部28に供給される電流最大値を差し引いた、ヒータに供給可能な許容電流値を設定している。
100V系の電源の定格電圧の範囲85〜140V、200V系の電源の定格電圧の範囲187〜264V、および100Vの定着装置に搭載されるセラミックヒータ109cの抵抗値ばらつきを考慮する。この場合、理論的には上記最大供給可能電力比Dmaxの範囲は、100Vの入力電源では54〜100%、200Vの入力電源では15〜40%となる。上記より40〜54%の値に閾値を設定すると、100Vの画像形成装置に200V電源が入力されたことを検知できる。
本実施形態1における加熱制御方法の手順例を、図6のフローチャートに示す。かかるフローチャートは、ビデオコントローラ127及びエンジンコントローラ126の処理を含んでいる。
上記式を模式的に示した図を、図7に示す。
以下に、実施形態2の画像形成装置の加熱制御方法の手順例を説明する。なお、実施形態1と重複する点は省略する。
Dmax(100)>実施形態2にて設定される閾値>Dmax(200) …(5)
ここで、算出された最大供給可能電力比Dmaxが閾値以下を検出された場合、100V系の画像形成装置に200V電源が入力されていると判断する。そして、セラミックヒータ109cへの通電をオフし(S38)、装置に搭載されているディスプレイ等を通じユーザに警告する(S39)。
12 ゼロクロス検知回路
4,13 トライアック
25 カーレントトランス
27 電流検出回路
28 低圧電源部
32,33 発熱体
101 レーザビームプリンタ本体
102 給紙カセット
105 給紙ローラ
107 レーザスキャナ部
109 定着器
109a 定着フィルム
109b 加圧ローラ
109c セラミックヒータ
109d サーミスタ
111 排紙ローラ
112 排紙トレイ
117 感光ドラム
119 一次帯電ローラ
120 現像器
121 転写帯電ローラ
123 メインモータ
126 エンジンコントローラ
127 ビデオコントローラ
131 外部装置
Claims (8)
- 電力が供給されると発熱する発熱体の温度を検出して、該発熱体に供給する電力を制御することによって、該発熱体の加熱を制御する加熱装置であって、
前記発熱体の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段が検出した温度と前記発熱体の目標温度とから、電源電圧を全て供給した場合の電力に対する前記発熱体に供給すべき電力の比である電力比を算出する第1の算出手段と、
前記発熱体を流れる電流値を検出する電流検出手段と、
予め設定されている前記発熱体に供給可能な最大供給可能電流値と前記電流検出手段が検出した前記発熱体を流れる電流値との比と、前記第1の算出手段が算出した電力比とに基づいて、前記発熱体に供給が可能な最大供給可能電力比を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段が算出した最大供給可能電力比が予め設定されている閾値以下である場合、前記発熱体への通電を遮断する遮断手段とを有することを特徴とする加熱装置。 - 予め設定されている前記発熱体に供給可能な最大供給可能電流値と前記電流検出手段が検出した前記発熱体を流れる電流値との比と、予め定めた一定の電力比とに基づいて、前記発熱体に供給が可能な最大供給可能電力比を算出する第3の算出手段を備え、
前記遮断手段は、前記第3の算出手段が算出した最大供給可能電力比が予め設定されている閾値以下である場合、前記発熱体への通電を遮断することを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。 - 前記一定の電力比は、定格入力電圧の最大値およびヒータ抵抗値の最小値の場合においても、前記発熱体の破損がないように予め算出されている固定値であることを特徴とする請求項2に記載の加熱装置。
- 前記閾値は、装置の定格電圧を定格電圧とする電源の入力電圧の範囲において算出される最大供給可能電力比の範囲より小さく、前記装置の定格電圧より高い電圧を定格電圧とする電源の入力電圧の範囲において算出された最大供給可能電力比の範囲より大きい値に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加熱装置。
- 電力が供給されると発熱する発熱体の温度を検出して、該発熱体に供給する電力を制御することによって、該発熱体の加熱を制御する加熱装置を具備する画像形成装置であって、
前記加熱装置は、
前記発熱体の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段が検出した温度と前記発熱体の目標温度とから、電源電圧を全て供給した場合の電力に対する前記発熱体に供給すべき電力の比である電力比を算出する第1の算出手段と、
前記発熱体を流れる電流値を検出する電流検出手段と、
予め設定されている前記発熱体に供給可能な最大供給可能電流値と前記電流検出手段が検出した前記発熱体を流れる電流値との比と、前記第1の算出手段が算出した電力比とに基づいて、前記発熱体に供給が可能な最大供給可能電力比を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段が算出した最大供給可能電力比が予め設定されている閾値以下である場合、前記発熱体への通電を遮断する遮断手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記加熱装置により制御される発熱体を内部に有する定着フィルムと、
前記定着フィルムとの間に挟まれた熱定着を必要とする画像形成された媒体に圧力を加える加圧ローラとを有する定着装置を具備することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 電力が供給されると発熱する発熱体の温度を検出して、該発熱体に供給する電力を制御することによって、該発熱体の加熱を制御する加熱制御方法であって、
前記発熱体の温度を検出する温度検出工程と、
前記温度検出工程で検出した温度と前記発熱体の目標温度とから、電源電圧を全て供給した場合の電力に対する前記発熱体に供給すべき電力の比である電力比を算出する第1の算出工程と、
前記発熱体を流れる電流値を検出する電流検出工程と、
予め設定されている前記発熱体に供給可能な最大供給可能電流値と前記電流検出工程で検出した前記発熱体を流れる電流値との比と、前記第1の算出工程で算出した電力比とに基づいて、前記発熱体に供給が可能な最大供給可能電力比を算出する第2の算出工程と、
前記第2の算出工程で算出した最大供給可能電力比が予め設定されている閾値以下である場合、前記発熱体への通電を遮断する遮断工程とを有することを特徴とする加熱制御方法。 - 請求項7に記載の加熱制御方法の工程をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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JP2008029582A JP2009186933A (ja) | 2008-02-08 | 2008-02-08 | 加熱制御方法と加熱装置、及び該加熱装置を具備する画像形成装置 |
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