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JP2009186739A - 表示装置 - Google Patents

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JP2009186739A JP2008026326A JP2008026326A JP2009186739A JP 2009186739 A JP2009186739 A JP 2009186739A JP 2008026326 A JP2008026326 A JP 2008026326A JP 2008026326 A JP2008026326 A JP 2008026326A JP 2009186739 A JP2009186739 A JP 2009186739A
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ダニーロ・レガスピ
Yoshio Wachi
義夫 和知
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Abstract

【課題】複数の記号を同一の表示部に書き換えて表示できる表示装置において、表示部が使用する消費電力を少なくすることができ、かつ製造コストを低減できる表示装置を提供すること。
【解決手段】複数の記号を同一の表示部に書き換えて表示可能になっている表示装置であって、表示部は、電子的に書き換え可能な電子ペーパーで構成されており、電子ペーパー7は、電力が加えられることで電子ペーパーの表面の表示状態を書き換えられる複数のセグメント電極15を有し、各セグメント電極15には、制御手段から延設された配線14が接続されており、制御手段は、前記複数の記号の内、所定の記号を表示させる際に、前記複数のセグメント電極15の内、前記所定の記号の表示に関連するセグメント電極15に配線14を介して電力を加える制御を行うようになっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の記号を同一の表示部に書き換えて表示可能になっている表示装置に関する。
従来、表示面(表示部)がドットマトリクス状の各領域(画素)に区画されており、各領域を発光させる有機ELユニットを設けるとともに、制御手段によって各領域を点灯または消灯させることで、複数種の図形等としてのシンボル(記号)のパターンを各領域に割り付けるようにして、シンボルを同一の表示面に書き換えて表示可能となっている表示装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−184936号公報(第3頁、第4図)
しかしながら、特許文献1に記載の表示装置にあっては、表示面(表示面)がドットマトリクス状の各領域(画素)に区画され、各領域を発光させる有機ELユニットを設ける必要があり、かつ各領域に対応させて有機ELユニットを制御するために、複雑な制御が行える制御手段を設ける必要がある。そのため表示装置の製造コストが嵩むばかりか、シンボル(記号)の表示状態を維持するためには、常に有機ELユニットに電力を加えていなければならず、表示装置の消費電力が嵩んでしまうという問題がある。また、表示面に表示させるシンボルが予め決まっている場合には、シンボルの表示に使用しない無駄な領域が生じることもある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、複数の記号を同一の表示部に書き換えて表示できる表示装置において、表示部が使用する消費電力を少なくすることができ、かつ製造コストを低減できる表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の表示装置は、
複数の記号を同一の表示部に書き換えて表示可能になっている表示装置であって、
前記表示部は、電子的に書き換え可能な電子ペーパーで構成されており、該電子ペーパーは、電力が加えられることで該電子ペーパーの表面の表示状態を書き換えられる複数のセグメント電極を有し、該各セグメント電極には、制御手段から延設された配線が接続されており、前記制御手段は、前記複数の記号の内、所定の記号を表示させる際に、前記複数のセグメント電極の内、前記所定の記号の表示に関連する前記セグメント電極に前記配線を介して電力を加える制御を行うようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、電子ペーパーは、その表面の表示状態を書き換えるときだけ電力を消費するようになっており、電子ペーパーに電力が加えられていない状態でも、その表示状態が維持されるため、電子ペーパーを表示部に用いることで、低消費電力の表示装置を製作でき、かつ表示部に表示させる記号が予め決まっているような場合に、セグメント表示にすることで、電子ペーパーに無駄なセグメント電極や配線を施す必要がなくなるばかりか、制御手段による電子ペーパーの制御を簡素化することができ、表示部の製造コストを低減することができる。
本発明の請求項2に記載の表示装置は、請求項1に記載の表示装置であって、
前記複数のセグメント電極は、前記複数の記号の内、いずれの記号が表示される際でも共通して電力が加えられる共通セグメント電極と、前記複数の記号の内、個々の記号を表示させる際に電力が加えられる個別セグメント電極と、により構成されており、
前記制御手段は、前記表示部に表示される記号を書き換える際に、書き換え対象となる記号に関連する前記個別セグメント電極のみに前記配線を介して電力を加えるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、個別セグメント電極のみに電力を加えるだけで、表示部に表示される記号を書き換えることができ、記号を書き換える際に必要な電子ペーパーの消費電力を少なくすることができる。
本発明の請求項3に記載の表示装置は、請求項1または2に記載の表示装置であって、
前記複数のセグメント電極は、前記複数の記号の内、いずれの記号が表示される際でも共通して電力が加えられる共通セグメント電極と、前記複数の記号の内、個々の記号を表示させる際に電力が加えられる個別セグメント電極と、により構成されており、
複数の配線が前記制御手段から延設され、前記各配線は、前記個別セグメント電極に接続される個別配線と、前記共通セグメント電極に接続される共通配線と、により構成されており、1つの個別セグメント電極には、1つの個別配線が接続されるとともに、前記共通セグメント電極には、1つの共通配線が接続されることを特徴としている。
この特徴によれば、制御手段が各配線に加える電力を制御することで、個別セグメント電極と共通セグメント電極のそれぞれに異なる制御を行うことができる。
本発明の請求項4に記載の表示装置は、請求項1に記載の表示装置であって、
前記複数のセグメント電極は、前記複数の記号の内、いずれの記号が表示される際でも共通して電力が加えられる共通セグメント電極と、前記複数の記号の内、個々の記号を表示させる際に電力が加えられる個別セグメント電極と、により構成されており、
前記複数の記号と同数の配線が前記制御手段から延設され、1つの配線は、その先端が分岐されて該配線に対応した記号に関連する個別セグメント電極と前記共通セグメント電極とに接続されることにより、1つの個別セグメント電極には、1つの配線が接続されるとともに、前記共通セグメント電極には、前記複数の記号と同数の配線が接続されることを特徴としている。
この特徴によれば、複数の記号と同数の配線を制御手段から延設して、各配線に加える電力を制御するだけで、表示される記号の書き換えが行えるようになり、制御手段による電子ペーパーの制御を簡素化することができる。
本発明の請求項5に記載の表示装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の表示装置であって、
前記電子ペーパーの表面に表示されるセグメント表示部の輪郭が前記セグメント電極の輪郭よりも外方に拡大されて表示されることを特徴としている。
この特徴によれば、セグメント電極同士の間に隙間があっても、電子ペーパーの表面に表示されるセグメント表示部同士の間には、隙間が形成されずに済むようになり、セグメント表示部同士により形成される記号の見栄えを向上させることができる。
本発明の請求項6に記載の表示装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の表示装置であって、
前記表示装置は、複数の操作状況を切り換えて使用可能な電子機器の操作部に対応して設けられ、前記制御手段は、前記電子機器の操作状況が切り換えられる際に、前記表示部に表示された前記記号を書き換える制御を行うようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、表示部には、電子機器の操作部で可能な操作に関連する記号のみが表示されるようになり、表示部から操作部の操作に不要な記号の表示が排除されるため、電子機器の操作性を向上させることができる。
本発明に係る表示装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1(a)は、実施例1における携帯電話のキーパッドの数字入力状態を示す正面図であり、図1(b)は、キーパッドのアルファベット入力状態を示す正面図であり、図2は、図1(a)におけるキーパッドを示す要部拡大正面図であり、図3は、図1(b)におけるキーパッドを示す要部拡大正面図であり、図4は、キーパッドの表示面の構造を示す要部拡大断面図であり、図5は、キーパッドの配線構造を示す概念図であり、図6は、各文字を構成するセグメント電極に接続された配線を示す配線図であり、図7(a)は、図6における要部拡大正面図であり、図7(b)は、セグメントが拡大されて表示された状態を示す要部拡大正面図であり、図8は、変形例としての各文字の個別セグメントを表示するセグメント電極に接続された第1プリント配線及び第2プリント配線と、共通セグメントを表示するセグメント電極に接続された第3プリント配線を示す配線図である。以下、図1(a)、図1(b)、図2、図3の紙面手前側を携帯電話の正面側(前方側)とし、図1(a)、図1(b)、図2、図3の紙面上方を携帯電話の上方とし、図4の紙面上方を電子ペーパーの正面側(前方側)として説明する。
図1(a)の符号1は、本発明の適用された本実施例における電子機器としての携帯電話1である。この携帯電話1は、主に通話機能の他、メールやウェブブラウジング等の機能を使用可能となっており、使用者はこれらの機能を選択して使用することができるようになっている。
この携帯電話1は、図示されていない蝶番によって上部と下部に分かれた筐体を2つに折り畳むことのできる折畳み型となっている。携帯電話1の図示されていない上部には、液晶の表示画面が設けられるとともに、通話時に相手の音声を出力するスピーカーが設けられている。
尚、図1に示す携帯電話1の下部には、使用者が携帯電話1の操作を行う本実施例における表示装置及び操作部としてのキーパッド2が設けられているとともに、使用者の音声を拾うマイクロフォン3が設けられている。更に尚、このキーパッド2は、後述するように、操作領域5が表示された表示面6を有している。
また、図1(a)に示すように、キーパッド2は、その外形を略長方形状に形成されているとともに、キーパッド2の上部には、使用者が携帯電話1の各種機能を選択する際に使用する十字キー4が設けられている。キーパッド2の下部には、縦横に略長方形状に区切られた複数の操作領域5が設けられている。これら各操作領域5には、主に携帯電話1の通話機能で使用者が電話番号を入力するための、本実施例における記号としての数字(文字)が表示されている。以下、キーパッド2の操作領域5を参照して説明する。
図1(b)に示すように、キーパッド2には、入力文字を変換する際に使用者が押圧する『文字』操作領域5cが設けられている。この操作領域5cを押圧する度に、キーパッド2の操作状況の切り換え、つまり数字入力とアルファベット入力との2種類の文字入力の切り換えができ、この操作状況の切り換えとともに、キーパッド2の各操作領域5に表示される文字が、数字表示(図1(a)参照)とアルファベット表示(図1(b)参照)とに書き換えられるようになっている。
図2及び図3に示すように、キーパッド2の表示面6は、予め表示する文字が操作領域5毎に決められており、同一の操作領域5において異なる種類の文字である、数字とアルファベットがセグメント表示によって表示されるようになっている。
また、図1(a)に示すように、キーパッド2の表示面6に表示された数字は、各操作領域5の中央に1つずつ表示されるようになっているが、アルファベットは、各操作領域で3文字ずつないし4文字ずつが表示されるようになっている。そのため、数字表示とアルファベット表示では、『2』と『B』、『QR』と『7』のように、各操作領域5で表示位置が重なるものが存在している。尚、キーパッド2に表示されるアルファベット(文字)は、数字と同じく本実施例における記号を構成している。
尚、本実施例における記号とは、数字やアルファベットのような文字に限らず、矢印やマーク等の図形のように、視認者に対して情報伝達の働きかけを行うものならば、どのようなものでも記号に含まれる。
また、数字及びアルファベットを表示する各操作領域5の上部には、携帯電話1での各種機能で使用する『A/a』操作領域5a、『CLEAR/BACK』操作領域5b、『文字』操作領域5cが配置されている。尚、各操作領域5を示す略長方形状の枠は、印字されることで形成されている(図1参照)。
次にキーパッド2の表示面6について詳述する。図4に示すように、各操作領域5において数字やアルファベットが表示させるための電子ペーパー7が配置されている。この電子ペーパー7の正面側には、使用者が押圧した箇所を感知する透過フィルム状のマトリクススイッチ方式のタッチパネル8が設けられている。
尚、マトリクススイッチ方式のタッチパネル8とは、碁盤の目のように無数に透明電極が設けられたシート体を2層構造として張り合わせた構成となっている。タッチパネル8は、向かい合った透明電極間の電気抵抗が、タッチパネル8を押圧されることで生じる変化を測定することで、押圧された箇所を特定するようになっている。尚、本実施例では、これらタッチパネル8の無数の透明電極は、電子ペーパー7で区切られた各操作領域5及び十字キー4に対応して配置されており、透明電極の信号情報は、後述する制御回路9に入力されるようになっている。
更に尚、本実施例では、マトリクススイッチ方式のタッチパネル8を用いているが、タッチパネル8は、互いに透明電極を構成する2枚の金属皮膜の一方に電圧を印加し、もう一方の金属皮膜を押圧した際に電圧が発生した箇所を検知する抵抗膜方式などであってもよく、携帯電話1の表示面6に適用可能なタッチパネルであれば、どのようなものであってもよい。
電子ペーパー7について説明すると、電子ペーパー7は、その表面の表示状態を電子的に書き換えられる表示装置である。この電子ペーパー7は、液晶モニタと異なりバックライト等を用いないため、液晶モニタ等の他の表示装置を有する電子機器と比較して消費電力が少なくて済むようになっている。
また、電子ペーパー7は、その表面の表示状態の書き換える時のみに電力を使用し、電力が供給されない状態であっても、その表面の表示状態を維持できるようになっている。すなわち、本実施例の携帯電話1では、各操作領域5において、数字表示とアルファベット表示とに切り換える時のみ電力を消費するようになっている。尚、携帯電話1の電源を切ったとしても、各操作領域5の表示状態は維持される。
電子ペーパー7の内部構造について詳述すると、図4に示すように、電子ペーパー7は、フィルム体10の正面側に形成された磁気泳動記録層11と、この磁気泳動記録層11を覆う透過性を有する前面板12と、を有している。磁気泳動記録層11には、無数の透明なマイクロカプセル13が封じ込められており、このマイクロカプセル13の中には、帯電された白と黒の粒子が内包されている。
フィルム体10は、その背面側にプリント配線14が設けられている。フィルム体10の表面には、複数のセグメント電極15が配置されている。これらセグメント電極15は、フィルム体10の背面側のプリント配線14を介して後述する制御回路9に接続されている。
尚、前面板12はセグメント電極15と対を成す透明電極を構成しており、これら前面板12とセグメント電極15間に所定の電圧を印加することで、マイクロカプセル13内の粒子を移動させることができる。このマイクロカプセル13内の粒子の移動によって、キーパッド2の表示面6にセグメント16(図2及び図3参照)が表示されるようになっている。
次に、キーパッド2の表示面6に表示される文字を書き換える際の制御について説明する。図5に示すように、携帯電話1内には、表示面6に表示される文字を書き換える本実施例における制御手段としての制御回路9が設けられている。尚、図5は、キーパッド2の配線構造を示す概念図であり、数字の表示に用いる第1プリント配線14aと、アルファベットの表示に用いる第2プリント配線14bと、を左右に分けて図示している。更に、電子ペーパー7とタッチパネル8も左右に分けて図示している。しかしながら、本実施例における第1及び第2プリント配線14a,14bは、1つの電子ペーパー7の内部に配置されており、その電子ペーパー7の表面側に配置されるタッチパネル8も1つとなっている。
図5に示すように、制御回路9は、携帯電話1に内蔵されたバッテリ17に接続されており、バッテリ17から制御回路9に電力が供給されている。また、制御回路9は、キーパッド2の表示面6に配置されたタッチパネル8に接続されており、タッチパネル8からの入力情報が制御回路9に入力される。更に、制御回路9は、配線14を介して電子ペーパー7に接続されている。
図5及び図6に示すように、前述したプリント配線14は、キーパッド2の表示面6に数字を表示する際に電力を加える第1プリント配線14aと、キーパッド2の表示面6にアルファベットを表示する際に電力を加える第2プリント配線14bと、により構成されている。
制御回路9は、電子ペーパー7のフィルム体10に配置された複数のセグメント電極15に、第1及び第2プリント配線14a,14bを介して接続されている。尚、第1プリント配線14aは、表示面6で数字を表示させるためのセグメント電極15に接続されており、第2プリント配線14bは、表示面6でアルファベットを表示させるためのセグメント電極15に接続されている。
更に、制御回路9は、『文字』操作領域5cが押圧されることを検知する毎に、第1プリント配線14aと第2プリント配線14bとに交互に、極性が反対となる正負電圧を印加するようになっている。
具体的には、例えば、表示面6に数字が表示されているときにタッチパネル8上から文字操作領域5cを使用者が押圧すると、制御回路9は、タッチパネル8上から『文字』操作領域5cが押圧されたことを検知し、第1プリント配線14aに接続されている各セグメント電極15に、各セグメント16を表示したときに印加した電圧とは逆の極性の電圧(正の電圧を印加してセグメント16を表示させたならば、負の電圧)を印加して、全てのセグメント16を非表示とすることで数字を表示面6から消す。
そして、制御回路9は、第2プリント配線14bに接続されている各セグメント電極15に、各セグメント16を表示させる電圧を印加して、表示面6に新たにアルファベットを表示させる(図2及び図3参照)。尚、使用者がもう一度『文字』操作領域5cを押圧すると、制御回路9は、第2プリント配線14bにセグメント16を表示したときに印加した電圧とは、逆の極性の電圧を印加してアルファベットを表示面6から消した後に、第1プリント配線14aに各セグメント16を表示させる電圧を印加して、表示面6に数字を表示させる。
次に、各セグメント電極15に対する第1プリント配線14aと第2プリント配線14bとの接続を、同一操作領域5内で表示位置が重複している『2』と『B』の操作領域5を例として説明する。
図6に示すように、第1プリント配線14aは、その先端が分岐されて『2』を表示面6に表示させるために必要なセグメント電極15a,15b,15c,15d,15e,15fに接続されている。そして、第2プリント配線14bは、その先端が分岐されて『B』を表示面6に表示させるために必要なセグメント電極15a,15d,15g,15h,15iに接続されている。
そのため、制御回路9は、第1プリント配線14aを介して電力を加えれば、『2』を表示するために必要な全てのセグメント電極15a,15b,15c,15d,15e,15fに電圧を印加することができるとともに、第2プリント配線14bを介して電力を加えれば、『B』を表示するために必要な全てのセグメント電極15a,15d,15g,15h,15iに電圧を印加することができる。
また、同一操作領域5で表示される『2』と『B』を構成するセグメント16を表示する複数のセグメント電極15の内、セグメント電極15b,15c,15e,15fは、電圧を印加することによって『2』のみを表示する場合に必要な個別セグメント16bを電子ペーパー7の表面に表示するようになっている(図2及び図3参照)。更に、セグメント電極15g,15h,15iは、電圧を印加することによって『B』のみを表示する場合に必要な個別セグメント16cを電子ペーパー7の表面に表示するようになっている。
尚、セグメント電極15aとセグメント電極15dとは、電圧が印加されることによって『2』と『B』のどちらを表示面6に表示させる場合であっても必要な共通セグメント16aを電子ペーパー7の表面に表示するようになっている(図2及び図3参照)。
また、図6、図7(a)に示すように、複数のセグメント電極15同士は、隙間Gを開けてフィルム体10に配置されている。図2、図7(b)に示すように、セグメント電極15a,15c同士に電圧が印加されると、表示面6に表示されるセグメント16(16a,16b)は、その輪郭が各セグメント電極15a,15cの輪郭よりも外方に拡大されて表示される。そのため表示面6に表示されるセグメント16(16a,16b)同士の間に隙間Gが無い状態で表示されるようになる。
次に、セグメント電極15に接続されるプリント配線14a〜14cの変形例について図8を参照して説明する。尚、変形例においても前述した実施例の図2及び図3と同様のセグメント16a〜16cの表示がなされるようになっている。
図8に示すように、変形例のプリント配線14a〜14cでは、本実施例における個別配線としての第1プリント配線14aは、『2』のみを表示するために必要な『2』の個別セグメント16b(図2参照)を表示する個別セグメント電極15b,15c,15e,15fに枝分かれして接続されている。また、本実施例における個別配線としての第2プリント配線14bは、『B』のみを表示するために必要な『B』の個別セグメント16c(図3参照)を表示する個別セグメント電極15g,15h,15iに枝分かれして接続されている。
そして、本実施例における共通配線としての第3プリント配線14cは、『2』と『B』を表示する際に共通して表示される共通セグメント16a(図2及び図3参照)を表示するために必要なセグメント電極15a,15dに枝分かれして接続されている。尚、これらのプリント配線14a〜14cは、前述した実施例と同様に制御回路9から延設されている(図5参照)。
操作領域5において、数字表示からアルファベット表示に切り換える際について説明する。先ず制御回路9は、第1プリント配線14aに接続されている個別セグメント電極15b,15c,15e,15fに、個別セグメント16bを表示したときに印加した電圧とは逆の電圧を印加する。そして、第2プリント配線14bに接続されている個別セグメント電極15g,15h,15iに、個別セグメント16cを表示させる電圧を印加して、表示面6に新たにアルファベットを表示させる。このとき、制御回路9は、第3プリント配線14cに接続されている共通セグメント電極15a,15dには、電圧を印加せず、共通セグメント16aを表示し続けるようにしている。
以上、本実施例における携帯電話1では、キーパッド2の表示面6は、電子的に書き換え可能な電子ペーパー7で構成されており、この電子ペーパー7は、電力が加えられることで電子ペーパー7の表面の表示状態を書き換えられる複数のセグメント電極15を有し、各セグメント電極15には、制御回路9から延設されたプリント配線14が接続されており、制御回路9は、複数の文字(本実施例では2つの文字)の内、所定の文字を表示させる際に、複数のセグメント電極15の内、所定の文字の表示に関連するセグメント電極15にプリント配線14を介して電力を加える制御を行うようになっていることで、電子ペーパー7は、その表面の表示状態を書き換えるときだけ電力を消費するようになっており、電子ペーパー7に電力が加えられていない状態でも、その表示状態が維持されるため、電子ペーパー7を表示面6に用いることで、低消費電力の携帯電話1を製作でき、かつ表示面6に表示させる文字が予め決まっているような場合に、セグメント表示にすることで、電子ペーパー7に無駄なセグメント電極15やプリント配線14を施す必要がなくなるばかりか、制御回路9による電子ペーパー7の制御を簡素化することができ、表示面6の製造コストを低減することができる。
尚、表示面6に表示されるセグメント16は略方形状のドット(画素)の集合体として表示されないため、文字の輪郭に段部やエッジが生じないように表示させることができ、文字の見栄えを向上させることができる。特にセグメント16により表示させることで、文字以外の図形等の記号が表示される際にも、その輪郭に段部やエッジが生じないようにでき、図形等の見栄えを向上させることができる。
また、複数のセグメント電極15は、複数の文字の内、いずれの文字が表示される際でも共通して電力が加えられる共通セグメント電極15a,15dと、複数の文字の内、個々の文字を表示させる際に電力が加えられる個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15gと、により構成されており、制御回路9は、表示面6に表示される文字を書き換える際に、書き換え対象となる文字に関連する個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15gのみにプリント配線14a,14bを介して電力を加えるようになっていることで、個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15gのみに電力を加えるだけで、表示面6に表示される文字を書き換えることができ、文字を書き換える際に必要な電子ペーパー7の消費電力を少なくすることができる。
また、図8に示すように、複数のプリント配線14が制御回路9から延設され、各プリント配線14は、個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15gに接続される個別プリント配線14a,14bと、共通セグメント電極15a,15dに接続される共通プリント配線14cと、により構成されており、1つの個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15gには、1つの個別プリント配線14a,14bが接続されるとともに、共通セグメント電極15a,15dには、1つの共通プリント配線14cが接続されることで、制御回路9が各プリント配線14a〜14cに加える電力を制御することで、個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15gと共通セグメント電極15a,15dのそれぞれに異なる制御を行うことができる。
また、図6に示すように、操作領域5の同一部位に書き換えられて表示される複数の文字と同数のプリント配線14a,14bが制御回路9から延設され、1つのプリント配線14aは、その先端が分岐されてプリント配線14aに対応した文字に関連する個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15g,15hと共通セグメント電極15a,15dとに接続されることにより、1つの個別セグメント電極15b,15c,15e,15f,15g,15hには、1つのプリント配線14aが接続されるとともに、共通セグメント電極には、前記複数の文字と同数のプリント配線14a,14bが接続されることで、前記複数の文字と同数のプリント配線14a,14bを制御回路9から延設して、各プリント配線14a,14bに加える電力を制御するだけで、表示される文字の書き換えが行えるようになり、制御回路9による電子ペーパー7の制御を簡素化することができる。
また、図7(a)及び図7(b)に示すように、電子ペーパー7の表面に表示されるセグメント16a,16bの輪郭がセグメント電極15a,15cの輪郭よりも外方に拡大されて表示されることで、セグメント電極15a,15c同士の間に隙間Gがあっても、電子ペーパー7の表面に表示されるセグメント16a,16b同士の間には、隙間Gが形成されずに済むようになり、セグメント16a,16b同士により形成される文字の見栄えを向上させることができる。
また、キーパッド2は、複数の操作状況を切り換えて使用可能な携帯電話1の操作部に対応して設けられ、制御回路9は、携帯電話1の操作状況が切り換えられる際に、表示面6に表示された文字を書き換える制御を行うようになっていることで、表示面6には、携帯電話1の操作部で可能な操作に関連する文字のみが表示されるようになり、表示面6から操作部の操作に不要な記号の表示が排除されるため、携帯電話1の操作性を向上させることができる。
次に、実施例2に係る表示装置につき、図9〜図11を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成を省略する。図9は、実施例2における携帯電話の操作部を示す正面図であり、図10は、キーの構造を示す断面図であり、図11は、キーの表示面の構造を示す要部拡大断面図である。以下、図9の紙面手前側を携帯電話の正面側(前方側)とし、図10の紙面上方側を携帯電話の正面側(前方側)とし、図11の紙面上方を電子ペーパーの正面側(前方側)として説明する。
図9に示すように、本実施例における電子機器としての携帯電話1の操作部には、縦横に複数の略長方形状のキー18が配置されている。そして、これらキー18の表示面18a(表示部)には、数字とアルファベットと平仮名との3種類の文字が書き換え可能に表示されている。尚、文字の書き換えは、『文字』キー18’が使用者によって押圧操作されることにより行われる。
次に、キー18の構造について説明する。図10に示すように、携帯電話1の内部には、プリント基板19が設けられている。プリント基板19における各キー18に対応した位置には、スイッチ回路20が配置されており、このスイッチ回路20は、プリント配線21を介して制御回路(図示略)に接続されている。制御回路は、スイッチ回路20から入力される信号を介してどのキー18が押圧操作されたかを検知するようになっている。
プリント基板19の正面側には、弾性を有する合成樹脂等の材質で形成されたラバーシート22が設けられている。このラバーシート22は、外方に向かって突出したラバードーム23に形成されている。ラバードーム23の内部には、内方に向かって突出する凸部24が設けられている。
そして、各ラバードーム23の外方側には、使用者が携帯電話1に入力を行う際に指で押圧するキートップ25が設けられている。キートップ25は携帯電話1の筐体26に形成された孔部から外方に突設されている。また、これらキートップ25の端部には、係止片25aが形成されており、この係止片25aが携帯電話1の筐体26に係止されるようになっている。
また、使用者がキートップ25を押圧するとラバードーム23内の凸部24がスイッチ回路20を押圧するようになっている。キートップ25が押圧されると、凸部24を介してスイッチ回路20が圧され、スイッチ回路20から出力される信号を制御回路(図示略)が検知するようになっている。尚、押圧されたキートップ25は、ラバードーム23の弾性力が外方側に向かって働いているため、使用者が指を離すと、キートップ25は押圧される前の位置まで戻るようになっている。
図10に示すように、キートップ25の正面側には、前述した数字とアルファベットと平仮名との3種類の文字を表示する電子ペーパー7が配置されている。また、電子ペーパー7には、プリント基板19から延設された配線ケーブル33が接続されており、この配線ケーブル33を介して電子ペーパー7が制御回路(図示略)に接続されている。
電子ペーパー7の内部構造について詳述すると、図11に示すように、電子ペーパー7は、その表面に損傷を防止する保護フィルム32が設けられている。また、電子ペーパー7は、フィルム体10の正面側に形成された磁気泳動記録層11と、この磁気泳動記録層11を覆う透過性を有する前面板12と、を有している。磁気泳動記録層11には、無数の透明なマイクロカプセル13が封じ込められており、このマイクロカプセル13の中には、帯電された白と黒の粒子が内包されている。
フィルム体10は、その背面側にプリント配線14が設けられている。フィルム体10の表面には、複数のセグメント電極15が配置されている。これらセグメント電極15は、フィルム体10の背面側のプリント配線14から配線ケーブル33を介して制御回路(図示略)に接続されている。
尚、実施例2のセグメント電極15は、数字を表示させる際に電力が加えられる第1個別セグメント電極15と、アルファベットを表示させる際に電力が加えられる第2個別セグメント電極15と、平仮名を表示させる際に電力が加えられる第3個別セグメント電極15と、数字及びアルファベットのいずれの文字が表示される際でも共通して電力が加えられる第1共通セグメント電極15と、アルファベット及び平仮名のいずれの文字が表示される際でも共通して電力が加えられる第2共通セグメント電極15と、数字とアルファベットと平仮名とのいずれの文字が表示される際でも共通して電力が加えられる第3共通セグメント電極15と、により構成されている。
更に尚、第1〜3個別セグメント電極15には、1つのプリント配線14が接続されている。また、第1及び第2共通セグメント電極には、2つのプリント配線14が接続されている。更に、第3共通セグメント電極には、3つのプリント配線14が接続されている。
実施例2の制御回路(図示略)には、電子ペーパー7に表示される文字の種類(本実施例では3種類)の数と同数の3つのプリント配線14が配線ケーブル33を介して接続されている。制御回路が3つのプリント配線14のそれぞれに電圧を印加することで、キー18の表示面18aに、数字とアルファベットと平仮名との3種類の文字が書き換えられるようになっている。
次に、実施例3に係る表示装置につき、図12〜図15を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成を省略する。図12は、実施例3におけるキーボードを示す斜視図であり、図13は、キーの構造を示す断面図であり、図14は、キーボードのアルファベット入力状態のキーを示す平面図であり、図15は、キーボードのカナ入力状態のキーを示す平面図である。
図12の符号27は、実施例3における電子機器及び操作部としてキーボード27であり、このキーボード27は、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)に接続されている。このキーボード27で文章を打ち込む際には、アルファベットを入力する場合とカナを入力する場合の2種類の操作状況を切り換えられるようになっている。尚、キーボード27は、操作状況を切り換えに応じてキー28の正面に表示される文字がアルファベットとカナ文字とに書き換えられて表示されるようになっている。
図14及び図15に示すように、キーボード27のキー28には、電子ペーパー7が設けられている。この電子ペーパー7は、アルファベット及びカナ文字を、それぞれセグメント表示するようになっている。尚、本実施例で使用される電子ペーパー7は、実施例2の電子ペーパー7と同一構成となっている(図11参照)。
図13に示すように、キーボード27の基部27aには、実施例2と同様のプリント基板19及びスイッチ回路20が配置されており、電子ペーパー7には、プリント基板19から延設された配線ケーブル33が接続されている。また、このプリント基板19の上方には、ガイドパネル29が設けられている。このガイドパネル29に形成された開口29aの縁部には、上方に向かって突出されたガイド片29bが設けられている。
ガイドパネル29の開口29aには、プリント基板19上に設けられたラバードーム30の当接片30aが立設されている。この当接片30aの先端部には、キートップ31の支持板31bの下面が当接するようになっている。
尚、このキートップ31は、キートップ31の外形を構成する外郭部31aと、外郭部31aの内部で電子ペーパー7が載置される支持板31bと、から構成されている。支持板31bの端部は、下方に向かって延設された摺接片31cが設けられている。キートップ31が上下動されると、摺接片31cの内面がガイドパネル29のガイド片29bの外面に摺接されるようになっている。
図14に示すように、キーボード27のアルファベット入力では、電子ペーパー7に設けられたセグメント16のうち、アルファベットを表示するのに必要な全てのセグメント16が表示される。図15に示すように、キーボード27のカナ入力では、電子ペーパー7に設けられたセグメント16のうち、カナを表示するのに必要な全てのセグメント16が表示される。
図14及び図15に示すように、アルファベットとカナ文字を表示するセグメント16の一部は、アルファベットまたはカナ文字の表示の際に、共通して表示される共通セグメント16aとなっている。例えば、アルファベットの『F』とカナ文字の『ハ』を表示するキー28の場合には、『F』の縦棒の部分と『ハ』の左方側が、共通セグメント16aによって構成されている。こうすることで、限られたキー28の正面に複数の文字をできるだけ大きく表示できるようになっている。すなわちこれら共通セグメント16aの表示面積が大きくなるように、文字の形状が特定されている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、本発明の表示装置を携帯電話1やキーボード27に適用して説明したが、本発明は携帯電話1やキーボード27に限ることなく、予め表示される記号が決まっているものであれば、本発明の表示装置を標識や掲示板等に適用してもよく、交通標識などであれば、道路の交通状況に応じて数種類の表示パターンの中から選択して表示することも可能になる。
また、前記実施例では、表示されるセグメント16を組み合わせることによって表示面6に数字やアルファベット等の各種文字を構成しているが、表示面6における文字を表示させる部位以外をセグメントによって黒地表示させるとともに、文字を白抜き文字のようにした色反転文字で表示するようにしてもよい。
また、前記実施例1では、携帯電話1の操作部としてのキーパッド2に本発明の表示装置が適用されているが、本発明は操作部に限らず、携帯電話1の表示画面の一部、例えば、時間表示部や予め決まった記号を表示する部位に適用してもよいし、実施例1のキーパッド2と表示画面を1つの表示面として、その表示面全体でタッチパネルによる操作を可能としてもよい。
また、実施例1では、第1及び第2プリント配線14a,14bが、その先端が分岐されて各セグメント電極15に接続されているが、1つのセグメント電極15に対して1つのプリント配線を制御回路9から延設して接続するようにして、プリント配線の先端を分岐させずに接続してもよい。
(a)は、実施例1における携帯電話のキーパッドの数字入力状態を示す正面図であり、(b)は、キーパッドのアルファベット入力状態を示す正面図である。 図1(a)におけるキーパッドを示す要部拡大正面図である。 図1(b)におけるキーパッドを示す要部拡大正面図である。 キーパッドの表示面の構造を示す要部拡大断面図である。 キーパッドの配線構造を示す概念図である。 各文字を構成するセグメント電極に接続された配線を示す配線図である。 (a)は、図6における要部拡大正面図であり、(b)は、セグメントが拡大されて表示された状態を示す要部拡大正面図である。 変形例としての各文字の個別セグメントを表示するセグメント電極に接続された第1プリント配線及び第2プリント配線と、共通セグメントを表示するセグメント電極に接続された第3プリント配線を示す配線図である。 実施例2における携帯電話の操作部を示す正面図である。 キーの構造を示す断面図である。 キーの表示面の構造を示す要部拡大断面図である。 実施例3におけるキーボードを示す斜視図である。 キーの構造を示す断面図である。 キーボードのアルファベット入力状態のキーを示す平面図である。 キーボードのカナ入力状態のキーを示す平面図である。
符号の説明
1 携帯電話(電子機器)
2 キーパッド(表示装置、操作部)
5 操作領域
5a 『A/a』操作領域
5b 『CLEAR/BACK』操作領域
5c 『文字』操作領域
6 表示面
7 電子ペーパー
8 タッチパネル
9 制御回路(制御手段)
14 プリント配線
14a 第1プリント配線(個別配線)
14b 第2プリント配線(個別配線)
14c 第3プリント配線(共通配線)
15 セグメント電極
15a〜15i セグメント電極
16 セグメント(セグメント表示部)
16a 共通セグメント(セグメント表示部)
16b,16c 個別セグメント(セグメント表示部)
18 キー
18a 表示面(表示部)
25 キートップ
27 キーボード
28 キー
31 キートップ
33 配線ケーブル

Claims (6)

  1. 複数の記号を同一の表示部に書き換えて表示可能になっている表示装置であって、
    前記表示部は、電子的に書き換え可能な電子ペーパーで構成されており、該電子ペーパーは、電力が加えられることで該電子ペーパーの表面の表示状態を書き換えられる複数のセグメント電極を有し、該各セグメント電極には、制御手段から延設された配線が接続されており、前記制御手段は、前記複数の記号の内、所定の記号を表示させる際に、前記複数のセグメント電極の内、前記所定の記号の表示に関連する前記セグメント電極に前記配線を介して電力を加える制御を行うようになっていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数のセグメント電極は、前記複数の記号の内、いずれの記号が表示される際でも共通して電力が加えられる共通セグメント電極と、前記複数の記号の内、個々の記号を表示させる際に電力が加えられる個別セグメント電極と、により構成されており、
    前記制御手段は、前記表示部に表示される記号を書き換える際に、書き換え対象となる記号に関連する前記個別セグメント電極のみに前記配線を介して電力を加えるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数のセグメント電極は、前記複数の記号の内、いずれの記号が表示される際でも共通して電力が加えられる共通セグメント電極と、前記複数の記号の内、個々の記号を表示させる際に電力が加えられる個別セグメント電極と、により構成されており、
    複数の配線が前記制御手段から延設され、前記各配線は、前記個別セグメント電極に接続される個別配線と、前記共通セグメント電極に接続される共通配線と、により構成されており、1つの個別セグメント電極には、1つの個別配線が接続されるとともに、前記共通セグメント電極には、1つの共通配線が接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記複数のセグメント電極は、前記複数の記号の内、いずれの記号が表示される際でも共通して電力が加えられる共通セグメント電極と、前記複数の記号の内、個々の記号を表示させる際に電力が加えられる個別セグメント電極と、により構成されており、
    前記複数の記号と同数の配線が前記制御手段から延設され、1つの配線は、その先端が分岐されて該配線に対応した記号に関連する個別セグメント電極と前記共通セグメント電極とに接続されることにより、1つの個別セグメント電極には、1つの配線が接続されるとともに、前記共通セグメント電極には、前記複数の記号と同数の配線が接続されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記電子ペーパーの表面に表示されるセグメント表示部の輪郭が前記セグメント電極の輪郭よりも外方に拡大されて表示されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記表示装置は、複数の操作状況を切り換えて使用可能な電子機器の操作部に対応して設けられ、前記制御手段は、前記電子機器の操作状況が切り換えられる際に、前記表示部に表示された前記記号を書き換える制御を行うようになっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の表示装置。
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