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JP2009183565A - 流し台 - Google Patents

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JP2009183565A
JP2009183565A JP2008028192A JP2008028192A JP2009183565A JP 2009183565 A JP2009183565 A JP 2009183565A JP 2008028192 A JP2008028192 A JP 2008028192A JP 2008028192 A JP2008028192 A JP 2008028192A JP 2009183565 A JP2009183565 A JP 2009183565A
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JP
Japan
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draining
sink
groove
area
draining groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP2008028192A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Mizutani
勝彦 水谷
Kazunori Hanaoka
和紀 花岡
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
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Abstract

【課題】天板上で作業をしても水垂れが周囲に流れることなく清潔を保ち、また作業スペースに影響しない流し台におけるシンクの水回りの構成を実現する。
【解決手段】流し台1は、シンク部3と、シンク部3に隣接する水切り台部4とを備えており、水切り台部4は、上面が略水平なフラットエリア5と、上面が所定の方向に傾斜する傾斜面7が形成された水切りエリア6とに区画されるとともに、水切り台部4の周囲に水切り溝8が形成されており、水切りエリア6の傾斜面7は水切り溝8の方向に傾斜し、水切り溝8は、所定の高所位置から両側に向けて勾配が形成され、水切り溝8の両端がシンク部3につながる排水口10、11となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、流し台に関し、特に、シンクに隣接する天板において、フラット面と傾斜面を区画し、その周囲に水切り溝を形成した流し台に関する。
キッチンにおける、まな板作業における水切り、ザルに入れた食材の水切り、または食器の洗浄など水まわりの作業は、通常、天板上かシンク上の水切りプレート上で行われる。
まな板作業やザルを使用した作業などは、まな板やザルなどを安定した天板上に置きたいが、食材を洗った状態でまな板やザルが濡れていると、天板上に垂れた水が周囲に流れて、水で汚れが生じるという問題が生じる。そこで、このような汚れが生じないために、常に天板を拭かなくてはならない。
そこで、天板などに付着した水がシンク内に排水されるような工夫が行われている。例えば、キッチンカウンターにおいて、シンクに向かって傾斜面あるいは傾斜溝を形成したものは公知である(特許文献1参照)。
また、まな板作業やザルを使用した作業を水切り上において行う場合は、水切りを比較的行い易い。このような水切りとして、流し台において、天板に水槽と水切り台部とが横並びで設けられ、水切り台部に高所部と低所部とが略ストライプ状をなして設けられたものは公知である(特許文献2参照)。
さらに、流し台において、シンク部に連なる天板部を凹ませシンク部に向かつて傾く底板を有する傾斜部を設けるとともに、水切り板またはまな板を支持し案内するガイドを、傾斜部とシンク部との間で連続して形成したものは公知である(特許文献3参照)。
実開平3−109536号 実開平6−38685号 特開平7−204113号公報
上記のように、まな板やザルを天板上におくと、清潔を保つためには、天板上に付着した水を拭き取らなくてはてないという厄介さがある。また、まな板やザルを水切り上において作業をすると、まな板が不安定であり、シンクも狭くなるという問題が生じる。
本発明は上記従来の水切り作業の際の問題を解決することを目的とするものであり、天板上で作業をしても垂れた水が周囲に流れることなく清潔を保ち、また作業スペースに影響しないシンクの水回りの構成を実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、シンク部と、シンク部に隣接する水切り台部とを備えた流し台であって、水切り台部は上面が略水平なフラットエリアと、上面が所定の方向に傾斜する傾斜面が形成された水切りエリアとに区画されるとともに、水切り台部の周囲に水切り溝が形成されていることを特徴とする流し台を提供する。
水切りエリアの傾斜面は、水切り台部の周囲の水切り溝の方向に傾斜している構成とすることが好ましい。
水切り台部の周囲の水切り溝は、所定の高所位置から両側に勾配が形成されており、水切り溝の両端がシンク部につながっている構成とすることが好ましい。
所定の高所位置は、フラットリアと水切りエリアが区画される境界線上に位置している構成とすることが好ましい。
シンク部は、水切り台部側に突出する突出部を備え、突出部に排水部が設けられている構成とすることが好ましい。
本発明に係る流し台によれば、フラットエリアと水切りエリアから成る水切り台部を設けたので、この水切り台部上で、まな板、水切りザルなどを使用して作業をしても、水切り台の周囲に水が流れることなく清潔を保ち、また作業スペースが少なくなるということも生じない。
本発明に係る流し台を実施するための最良の形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
本発明に係る流し台の実施例を、図1〜4において説明する。図1(a)、(b)(平面図、斜視図)によって、本発明に係る流し台の特徴を示すが、流し台1の天板2に、シンク部3と、シンク部3に隣接する水切り台部4とを備えている。本実施例では、シンク部3の左側に隣接して水切り台部4が設けられている。
水切り台部4は、図1(a)、(b)に示すように、流し台1の使用者に対して手前側のフラットエリア5と、奥側の水切りエリア6とに区画されている。図1(a)のA−A断面図を図2(a)に示すが、フラットエリア5は、その上面は、略水平に形成されており、後記する水切り溝8の外側の天板2の上面と同じ高さに形成されている。
水切りエリア6はその上面が、図2(a)、(b)に示すように、所定の方向(図2(a)、(b)中の右側の水切り溝8の方向)に傾斜する傾斜面7として形成されている。
シンク部3は、平面視で略長方形であるが、その奥側の側部(図1(a)の左側部)において水切り台部4の水切りエリア6側に突出する突出部9(水切りエリア6側に入り込む湾部)が形成されている。
水切り台部4の周囲には水切り溝8が形成されている。この実施例では、水切り溝8は、水切り台部4を囲うように、平面視で略C形に形成されている(図1(a)、(b)参照)。水切り溝8の長手方向に直交する断面形状を、図3(a)(図1(a)のB−B断面図)に示す。
そして、この水切り溝8は、図3(b)(図1(a)のC−C断面図)に、その長手方向に沿った断面形状を示すように、水切り溝8の所定の高所位置17から両側に向かって勾配12(水勾配)が形成されている。水切り溝8の両端は、それぞれシンク部3につながっており、このシンク部3へつながっている水切り溝8の両端は、シンク部3への排水口10、11となっている。
即ち、水切り溝8は、高所位置17から水切り溝8の両端の排水口10、11に向けて徐々に下方となるように勾配12が形成されており、水切り溝8内の水を両端の排水口10、11に向けて流下させて両端の排水口10、11からシンク部3に排水可能なように形成されている。
特に、水切り溝8の奥側に位置する端の排水口10は、シンク部3の突出部9に排水される。突出部9には、排水蓋や排水金具等からなる排水部21が設けられており、排水部21に接続された排水配管(図示せず)により外部に排水される。水切り溝8の高所位置17からその両端に向けて低くなる勾配12の角度α(図3(b)参照)は、例えば、1.5度程度とする。
水切り台部4の水切りエリア6の傾斜面7は、水切り溝8の方向に向けて徐々に低くなるように傾斜している。この実施例では、水切りエリア6の傾斜面7は、水切りエリア6の奥側に位置する水切り溝8に向けて低くなるように勾配13(傾斜勾配)が形成されている。
水切りエリア6の傾斜面7の水切り溝8に向けて低くなる勾配13の角度β(図2(b)参照)は、例えば、2度程度とする。そして、水切りエリア6は、その奥側の下端の縁において水切り溝8へ合流部14で合流している。この合流部14を、図2(b)(図2(a)の要部拡大図)に示す。また、水切りエリア6の奥側の水切り溝8から排水口10近くの合流部14を図3(c)(図1(a)のD−D断面図)に示す。
傾斜面7上についた水は、傾斜面7を図1(b)に示すように流下し、合流部14から水切り溝8に流れ込むように形成されている。図3(c)に示すように、水切りエリア6における合流部14では、傾斜面7も水切り溝8もそれぞれの勾配により低い位置となっている。
従って、図3(c)(合流部14の断面図)を示すように、水切り溝8の傾斜面7側の側面8Lでは段差15(側面8Lの高さ)が少ないが、水切り溝8の奥側の側面8Rは段差16(側面8Rの高さ)は大きい。このため、水切りエリア6を流下して水切り溝8内に流れ込む水は、水切り溝8の側面8Rを超えて外側へオーバーフローするようなことを抑制できる。
水切り溝8の所定の高所位置17は、水切り溝8の全長の途中における適宜位置とすればよいが、好ましくは、フラットリア5と水切りエリア6が区画される境界線18上に位置していることが好ましい。
要するに、水切り溝8の高所位置17と、水切り台部4の水切りエリア6の傾斜面7の最も高い位置である境界線18とを合致させる構成とすれば、水切りエリア6の傾斜面7を流下し水切り溝8内に流入した水が、傾斜面7の傾斜方向と同じ方向に流下し、逆方向には流下しないので、水切りの効率が高まる。
(作用)
以上の構成から成る本発明に係る流し台1の作用を説明する。図4(a)は、まな板19をフラットエリア5の上に載置して使用する場合を示している。フラットエリア5は、略水平であるから、まな板19は傾いたり、ガタついたりすることなく使用し易い。
まな板19で水洗いした野菜などを切る作業中に生じた水は、直接または傾斜面7から流下して水切り溝8に流入して、水切り溝8内を流下して排水口10、11からシンク部3へ排水される。この結果、フラットエリア5およびその外側の天板2の上面が水で汚れたりすることを抑制できる。
突出部9に排水部が設けられているので、シンク部3を広く形成しつつ、シンク部3と水切り台部4とを合わせた全体形状としては、それほど大きくならず、コンパクトな流し台を形成することができる。
また、まな板19を、水切り台部4のフラットエリア5と水切り溝8の外側の流し台1の天板2に跨って載置しても、フラットエリア5の上面と水切り溝8の外側の流し台1の天板2の上面は、同じ高さに形成されているから、まな板19が傾いたり、ガタついたりすることなく、作業スペースを広く使用できる。
図4(b)は、水切りザル20を、水切りエリア6上に載置して、食品の水切り作業などに使用する状態を示す図である。このような水切り作業によって生じた水は、傾斜面7を流下して水切り溝8内に流れ込み、主に水切り溝8の端の排水口10からシンク部3の突出部9内に排水され、一部の水は水切り溝8の他端の排水口11からシンク部3に排水される。
この場合、水切り溝8の傾斜面7側の側面8Lは段差15は少ないが、水切り溝8の奥側の側面8Rは段差16が大きい(図2(b)、図3(c)参照)のため、水切りエリア6の水は、水切り溝8を超えて外側へオーバーフローするようなこがことが防げる。
そして、本発明に係る流し台で1は、水切り台部4の周囲には、水切り溝8が形成されているために、水切り溝8の外側に水が濡れ出ることがなく、水切り溝8の外側の天板2上に汚れ生じることがない。
以上、本発明に係る流し台を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る流し台は、上記のような構成であるから、キッチンの流し台、洗面用の流し台など、各種の用途の流し台に適用可能である。
本発明に係る流し台の実施例を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図である。 本発明に係る流し台の実施例の要部を説明する図であり、(a)は図1(a)のA−A断面図、(b)は図2(a)の要部拡大図である。 本発明に係る流し台の実施例の要部を説明する図であり、(a)は図1(a)のB−B断面図、(b)は図1(a)のC−C断面図、(c)は図1(a)のD−D断面図である。 (a)、(b)は、本発明に係る流し台の使用状態および作用を説明する図である。
符号の説明
1 流し台
2 天板
3 シンク部
4 水切り台部
5 フラットエリア
6 水切りエリア
7 傾斜面
8 水切り溝
8L 合流部における水切り溝の水切りエリア側の側面
8R 合流部における水切り溝の奥側の側面
9 突出部
10、11 水切り溝の排水口
12 水切り溝の勾配(水勾配)
13 水切りエリアの勾配(傾斜勾配)
14 水切りエリア下端縁と水切り溝の合流部
15 水切り溝の傾斜面側の側面の段差
16 水切り溝の奥側の側面の段差
17 水切り溝の所定の高所位置
18 フラットリアと水切りエリアの境界線
19 まな板
20 水切りザル
21 排水部
α 水切り溝の勾配の角度
β 水切りエリアの勾配の角度

Claims (5)

  1. シンク部と、シンク部に隣接する水切り台部とを備えた流し台であって、水切り台部は上面が略水平なフラットエリアと、上面が所定の方向に傾斜する傾斜面が形成された水切りエリアとに区画されるとともに、水切り台部の周囲に水切り溝が形成されていることを特徴とする流し台。
  2. 請求項1記載の流し台であって、水切りエリアの傾斜面は、水切り台部の周囲の水切り溝の方向に傾斜していることを特徴とする流し台。
  3. 請求項1または2記載の流し台であって、水切り台部の周囲の水切り溝は、所定の高所位置から両側に勾配が形成されており、水切り溝の両端がシンク部につながっていることを特徴とする流し台。
  4. 請求項3記載の流し台であって、所定の高所位置は、フラットリアと水切りエリアが区画される境界線上に位置していることを特徴とする流し台。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の流し台であって、シンク部は水切り台部側に突出する突出部を備え、突出部に排水部が設けられていることを特徴とする流し台。
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