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JP2009171428A - デジタルカメラ装置および電子ズームの制御方法およびプログラム - Google Patents

デジタルカメラ装置および電子ズームの制御方法およびプログラム Download PDF

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JP2009171428A JP2008009461A JP2008009461A JP2009171428A JP 2009171428 A JP2009171428 A JP 2009171428A JP 2008009461 A JP2008009461 A JP 2008009461A JP 2008009461 A JP2008009461 A JP 2008009461A JP 2009171428 A JP2009171428 A JP 2009171428A
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Sakiko Kakehi
佐紀子 掛樋
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Abstract

【課題】電子ズーム機能において顔画像検出機能を有する場合に、顔画像の画像切り出し枠を顔画像の検出位置を中心として生成する。
【解決手段】撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行う電子ズーム手段を備えたデジタルカメラ装置において、前記撮影画面内にある顔画像を検出する顔画像検出手段と、この顔画像検出手段により検出された顔画像を中心とする位置に前記画像切り出し枠を生成する切り出し枠生成手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラ装置およびそのデジタルカメラ装置が行う電子ズームの制御方法およびこの電子ズームの制御方法を実行する機能を実現するプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ装置の技術動向として、顔画像検出機能を搭載するものが増加する傾向にある。また、センサの高画素化が進んだことにより、殆どの機種で画像切り出し処理によって多段階の拡大処理を行う電子ズームを備えており、携帯電話機のような小型の撮影装置では、光学ズームを搭載せずに電子ズームのみを搭載しているものも多い。
例えば、特許文献1に開示されている顔画像検出機能を有する撮影装置での人物撮影では、顔画像検出機能の利用用途として顔位置に合わせたフォーカスを行う、顔に重点を置いたホワイトバランス、AE(After Effect)等の色味調整を行うといったことで顔画像検出機能が利用されている。
特開2005−348181号公報 特開平6−217187号公報
発明が解決しようとする課題を図9および図10を参照して説明する。図9は、顔画像検出結果の画像を示す図である。図10は、発明が解決しようとする課題を説明するための図である。
特許文献1における電子ズーム機能を用いた処理では、図9に示すように、最大画角101の中に有る顔画像に対し、顔画像検出枠103が生成される。顔画像検出結果102に対し、図10(a)に示すように、最大画角201に対するズームによる画像切り出し枠202は、常に画角中央を中心とした画像切り出しをするズームを行うため、図10(b)に示すように、顔の位置が最大画角203の端に検出されている場合には、画像切り出しズーム処理を行うと検出された顔画像が画像切り出し枠204から外れてしまうという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するために行われたものであり、電子ズーム機能において顔画像検出機能を有する場合に、顔画像の画像切り出し枠を顔画像の検出位置を中心として生成することができるデジタルカメラ装置および電子ズームの制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第一の観点は、撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行う電子ズーム手段を備えたデジタルカメラ装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、前記撮影画面内にある顔画像を検出する顔画像検出手段と、この顔画像検出手段により検出された顔画像を中心とする位置に前記画像切り出し枠を生成する切り出し枠生成手段とを備えたところにある。
本発明の第二の観点は、デジタルカメラ装置が、撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行う際に用いる電子ズームの制御方法である。
ここで、本発明の特徴とするところは、顔画像検出手段が、前記撮影画面内にある顔画像を検出し、切り出し枠生成手段が、この顔画像検出手段により検出された顔画像を中心とする位置に前記画像切り出し枠を生成するところにある。
本発明の第三の観点、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行うデジタルカメラ装置の電子ズーム機能を実現するプログラムである。
ここで、本発明の特徴とするところは、前記撮影画面内にある顔画像を検出する顔画像検出機能と、この顔画像検出機能により検出された顔画像を中心とする位置に前記画像切り出し枠を生成する切り出し枠生成機能とを実現するところにある。
本発明によれば、電子ズーム機能において顔検出機能を有する場合に、顔画像の画像切り出し枠を顔画像の検出位置を中心として生成することができる。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態を図1から図8を参照して説明する。図1は、第一の実施形態のデジタルカメラ装置のブロック構成図である。図2は、第一の実施形態の電子ズーム機能のブロック構成図である。
第一の実施形態のデジタルカメラ装置は、図1に示すように、カメラセンサ1、データバス2、画像処理部3、CPU4、表示部5、キー操作部6、メモリ部7により構成される。
カメラセンサ1は、CCDやC−MOSにより構成される撮像素子であり、図示していない光学レンズを介した画像がカメラセンサ1上に結像し、この結像した画像を電気信号に変換して画像データとする。また、カメラセンサ1は、データバス2を介して画像処理部3との間で画像データをやりとりする。キー操作部6はユーザがデジタルカメラ装置の起動または撮影またはズーム操作または画像の保存などの操作を入力する装置である。
画像処理部3は顔画像検出処理または画像切り出し枠表示処理またはズーム処理などの画像データの加工処理を行う。また、画像処理部3では画角データも保持する。画像処理部3で保持する画角データは、ズーム実行時に、実際に顔画像を中心として切り出されるズーム画角データおよび顔画像が無い場合に参照する中央切り出し画角データである。
CPU4はキー操作部6から入力された操作により、カメラセンサ1に対し画像取得命令やデータ転送命令、画像処理部3に対し顔画像検出処理命令またはズーム処理命令またはデータ転送命令、メモリ部7へのデータ転送と保存処理とを行う。
画像処理部3またはCPU4は、図2に示すような本発明の電子ズーム機能のブロック構成を有する。なお、本実施形態では、図2に示す電子ズーム機能のブロック構成は、画像処理部3が有するとして説明する。
次に、本発明の電子ズーム機能を図2を参照して説明する。電子ズーム部12は、撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行う。顔画像検出部10は、撮影画角内にある顔画像を検出する。切り出し枠生成部11は、顔画像検出部10により検出された顔画像を中心とする位置に画像切り出し枠を生成する。
さらに、重心位置算出部13は、顔画像検出部12により複数の顔画像が同時に検出されたときには、それら複数の顔画像のそれぞれの中心を結んで形成された図形における重心位置を算出する。この場合に、切り出し枠生成部11は、重心位置算出部13により算出された重心位置を中心とし、顔画像検出部10により検出された複数の顔画像の中で重心位置から最も遠い位置にある顔画像を含む位置に画像切り出し枠を生成する。
さらに、ズーム速度調整部14は、ユーザがキー操作部6を操作することによって入力するズーム速度調整操作入力に基づき、画像処理を用いて画像切り出し枠を拡大する際の拡大速度を調整することによりズームアップの際の速度を調整する。
さらに、ズーム途中撮影部15は、ユーザがキー操作部6を操作することによって入力する撮影指示入力(シャッタ入力)に基づき、画像切り出し枠が画像処理を用いて拡大する過程の任意のタイミングにおいて撮影を実施することができる。
例えば、ユーザがズーム速度調整部14に対して最もスローなズーム速度を設定しておき、ゆっくりとズームアップが行われている途中に、ベストショットと思われる画像が得られたと判断してシャッタ入力を行えば、その時点のズームアップ位置での画像を撮影することができる。
これによれば、被写体の画像が、全身像→上半身像→胸像→顔画像とズームアップされて行く過程の任意のタイミングで撮影を行うことができるため、撮影の範囲を顔画像に限定することなく、ユーザの創作意欲を満足させることができる。また、被写体が動いているような場合には、いきなり顔画像を追跡することは困難であるので、全身像から徐々にズームアップされて行く過程において追跡可能な限界を把握するためにも役に立つ機能である。
さらに、中心位置調整部16は、ユーザがキー操作部6を操作することによって入力する中心位置調整入力に基づき、画像切り出し枠内に有る顔画像の位置を中心位置から操作入力により指定された方向に、当該顔画像が画像切り出し枠から逸脱しない範囲で偏らせることができる。
キー操作部6は、上下左右の十字型の押しボタンスイッチを備えており、ユーザはこの十字型の押しボタンスイッチを操作することにより、上下左右の任意の方向に、当該顔画像が画像切り出し枠から逸脱しない範囲で顔画像を偏らせることができる。これにより、顔画像の位置を画面の中心に限定することなく、ユーザの創作意欲を満足させることができる。
このように、第一の実施形態は、顔画像検出機能と電子ズーム機能とを有するデジタルカメラ装置において、検出された顔画像の位置に合わせて切り出し位置を確定し、ズーム処理を行うことができる。図3は、第一の実施形態のズーム処理の概念図である。すなわち、図3に示すように、顔画像検出枠103を基に顔画像の位置に合わせて画像切り出し枠302(図3(a))および304(図3(b))を変更することで、切り出しズーム処理を実行しても画角から人物の顔を外さないプレビューまたは撮影を可能にする。なお、符号301および303は最大画角を示す。
次に、第一の実施形態における顔画像検出を利用した電子ズームの処理の流れを示す。図4は、顔画像検出を利用した電子ズームの処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、キー操作部6のキー操作によりカメラ起動が入力された場合には(ステップS1)、CPU4の命令によりカメラセンサ1を起動し(ステップS2)、表示部5でのプレビュー表示を開始する(ステップS3)する。
画像処理部3の顔画像検出部10は、カメラセンサ1から送られてくる画像に対し、顔画像検出処理を開始し(ステップS4)、顔画像が検出されたら(ステップS5のYes)、顔画像検出枠を表示し(ステップS6)、顔位置に合わせた画像切り出し枠の画角を算出する(ステップS7)。この際、画像処理部3の電子ズーム部12内で保持しているズーム画角データを更新する(ステップS8、S18)。
また、顔画像が検出されない場合は(ステップS5のNo)、画像処理部3の電子ズーム部12内で保持している中央切り出し画角データを参照し(ステップS16、S17)、ズーム画角データを更新する(ステップS8、S18)。
キー操作部6よりズーム処理が実行された場合には(ステップS9のYes)、ズーム画角データ(ステップS18)を基に画像切り出し枠を生成し(ステップS10)、生成された画像切り出し枠を表示部5に切り換え表示する(ステップS11)。
すなわち、これまで撮影し得る最大の範囲を最大画角にて表示していた表示部5が画像切り出し枠内の画像を最大画角にて表示する。これにより、撮影し得る最大の範囲では小さく撮影されていた画像切り出し枠内の画像が、この画像切り出し枠内の画像を最大画角にて表示したことにより拡大されて表示される。
拡大ズーム処理が実行されない場合は(ステップS9のNo)、画像切り出し枠生成(ステップS10)および画像切り出し枠内の画像の最大画角への切り換え表示(ステップS11)は行わない。その後、シャッタボタンが押下された場合は(ステップS12のYes)、表示している画角での撮影画像を取得し(ステップS19)、撮影画像をメモリ部7に保存する(ステップS20)。
その後、プレビューが続行されれば(ステップS13のYes)、プレビューおよび顔画像検出処理を継続する(ステップS5)。プレビューが続行されなければ(ステップS13のNo)、カメラセンサ1を停止し(ステップS14)、カメラ装置を停止する(ステップS15)。
ここで、ズーム速度調整部14によるズーム速度の調整は、ステップS10の切り出し枠生成からステップS11の切り出し枠表示に切り換えの過程において行われる。すなわち、ズーム速度調整指示が有れば(ステップS20のYes)、ステップS10およびS11において、瞬時に、最大撮影範囲の表示から画像切り出し枠内の表示に切り換えるのではなく、最大撮影範囲の表示から画像切り出し枠内の表示に、設定された時間をかけて徐々に、画像切り出し枠内の画像を拡大することによりズーム速度調整を実行する(ステップS21)。
また、ズーム途中撮影部15による撮影は、ステップS10とS11との間で、ズーム速度調整部14により、最大撮影範囲の表示から画像切り出し枠内の表示に、設定された時間をかけて徐々に、画像切り出し枠内の画像を拡大している途中に(ステップS21)、ズーム途中撮影の指示が有れば(ステップS22のYes)、ステップS19の撮影画像取得に処理をジャンプさせる。
次に、切り出し枠生成部11の画像切り出し枠設定方法に関して図5を参照して説明する。図5は、切り出し枠生成部11の画像切り出し枠生成手順を示す図である。まず、図5(a)に示すように、顔画像検出枠801から顔が中心となる画像切り出し枠802を決定する。なお、符号803は収束する以前の画像切り出し枠である。
図5(b)に示すように、画像切り出し枠812の一辺が画像切り出し枠802と重なる辺811まで中央切り出しを行い、その後は画像切り出し枠802と重なった辺811を固定し、図5(c)に示すように、他の辺がそれぞれ画像切り出し枠802と重なるまで画像切り出し枠822を徐々に狭めていき、図5(d)に示すように、最終的に、画像切り出し枠822と画像切り出し枠821とが一致する画像切り出し枠831まで切り出し処理を行うことで実現する。
(第一の実施形態の効果の説明)
以上説明したように、第一の実施形態においては、以下のような効果を奏する。
第一の効果は、人物を対象とした撮影時、ズーム操作により画角が狭くなる場合に人物の顔画像が画角から外れるのを防止することが可能である。
第二の効果は、画像処理部3に第一の実施形態によるズーム機能(図2の顔画像検出部10以降のブロック構成)を組み込むことが可能なため、ハードウェア変更無しに安価かつ容易に実現できる。なお、画像処理部3の代わりに、CPU4に第一の実施形態によるズーム機能を組み込んでもよい。
第三の効果は、画像処理部3(もしくはCPU4)に第一の実施形態によるズーム機能を組み込むことが可能なため、携帯電話機のようなカメラ機能を備えた小型の装置で容易に実現可能である。
(第二の実施形態)
本発明の第二の実施形態を図6を参照して説明する。図6は、第二の実施形態のズーム手順を説明するための図である。第二の実施形態として、その基本的構成は上記のとおりであるが、ズーム処理の部分において光学ズームと電子ズームとを組み合わせることも可能である実施形態を示す。
顔画像検出後、図6に示すように、顔画像が画角から外れない領域603まで光学ズームを行い、第一の実施形態で説明した電子ズーム処理を行うことで、顔画像位置に合わせた画像切り出し枠605を生成する。これにより、電子ズーム処理による画質劣化を最小限に抑えたズームアップ処理が可能である。ここで、符号601は最大画角、符号602は顔画像検出枠、符号604は光学ズームによるズームアップ範囲である。
なお、光学ズームと電子ズームとを組み合わせる実施形態については、特許文献2に類似の技術が開示されている。しかしながら、電子ズーム処理を行う際に、第一の実施形態で説明したズーム速度調整やズーム途中撮影を行う技術は、特許文献2には開示されておらず、これらの技術を含めて観れば、第二の実施形態と特許文献2の技術との差異は明らかである。
(第二の実施形態の効果の説明)
第二の実施形態によれば、第一の実施形態の電子ズーム機能を光学ズーム機能と電子ズーム機能とを有するデジタルカメラ装置においても有効に利用することができる。
(第三の実施形態)
本発明の第三の実施形態として、画像切り出し枠の設定方法に関して工夫した実施形態を図7を参照して説明する。図7は、第三の実施形態の画像切り出し枠の設定方法を説明するための図である。基本的構成では、図5に示したように、ズーム初期段階では中央切り出しを行うが、第三の実施形態では、図7に示すように、各辺において最大画角901から画像切り出し枠904までの距離を同比率にて狭め(ステップS911、S921)、最終的に画像切り出し枠902と画像切り出し枠904とが一致するまで切り出しを行う(ステップS931)。
(第三の実施形態の効果の説明)
第三の実施形態によれば、第一の実施形態と比べて最終的な画像切り出し枠を生成するまでの時間を短縮することができるため、電子ズームの処理時間を短縮することができる。
(第四の実施形態)
本発明の第四の実施形態を図8を参照して説明する。図8は、複数の顔画像が検出された場合の処理を説明するための図である。第四の実施形態は、カメラセンサ1に複数の顔画像が同時に検出された場合の処理についての実施形態である。
図8に示すように、複数の顔画像が検出された場合に、重心位置算出部13は、複数の顔位置のそれぞれの中心を結んで形成された図形における重心位置701を算出し、その重心位置701を中心とした画像切り出し枠702を生成してズームを行うことで複数人物の顔を画角内にバランス良く配置した画角での撮影が可能である。このとき、顔画像検出部2により検出された複数の顔画像の中で重心位置から最も遠い位置にある顔画像を含む位置に画像切り出し枠702を生成する。
(第四の実施形態の効果の説明)
第四の実施形態によれば、複数の人物を対象とした撮影にも本実施形態の電子ズーム機能を応用することができる。
(第五の実施形態)
第一〜第四の実施形態における顔画像検出部10は、人の顔画像を検出する機能を有する機能ブロックであるが、これに代えて、人以外の動物や花などの被写体を検出する機能を有する機能ブロックを設けることもできる。
(第五の実施形態の効果の説明)
第五の実施形態によれば、動物や花など人の顔画像以外の被写体を検出し、検出した被写体に対して本実施形態の電子ズーム機能を利用することができる。
(プログラムの実施形態)
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本実施形態のデジタルカメラ装置に相応する機能を実現させるプログラムの実施形態を説明する。
本実施形態のプログラムは記録媒体に記録されることにより、情報処理装置は、この記録媒体を用いて本実施形態のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施形態のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接情報処理装置に本実施形態のプログラムをインストールすることもできる。
なお、本実施形態のプログラムは、情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
(プログラムの実施形態の効果の説明)
これにより、情報処理装置を用いて、本実施形態の画像処理部2またはCPU4に相応する機能を実現することができる。なお、情報処理装置とは、例えば、汎用のCPUあるいはマイクロ・コンピュータ装置である。
本発明によれば、携帯電話機などのように、電子ズーム機能のみ、あるいは、電子ズーム機能が中心の小型のカメラ装置において、顔画像検出機能を有する場合に、画像の切り出し枠を顔画像の検出位置を中心として生成することができる。
第一の実施形態のデジタルカメラ装置のブロック構成図。 第一の実施形態の電子ズーム機能のブロック構成図。 第一の実施形態のズーム処理の概念図である。 第一の実施形態における顔画像検出を利用した電子ズームの処理の流れを示すフローチャートである。 第一の実施形態の切り出し枠生成部の画像切り出し枠生成手順を示す図である。 第二の実施形態のズーム手順を説明するための図である。 第三の実施形態の画像切り出し枠の設定方法を説明するための図である。 第四の実施形態の複数の顔画像が検出された場合の処理を説明するための図である。 顔画像検出結果の画像を示す図である。 発明が解決しようとする課題を説明するための図である。
符号の説明
1 カメラセンサ
2 データバス
3 画像処理部
4 CPU
5 表示部
6 キー操作部
7 メモリ部
10 顔画像検出部
11 切り出し枠生成部
12 電子ズーム部
13 重心位置算出部
14 ズーム速度調整部
15 ズーム途中撮影部
16 中心位置調整部
101、201、203、301、302、601、901 最大画角
102 顔画像検出結果
103、801、602、903 顔画像検出枠
202、204、603、605、702、802、803、821、822、831、902、904、911、921、931 画像切り出し枠
603 領域
604 光学ズームによるズームアップ範囲
701 重心位置
811 辺

Claims (15)

  1. 撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行う電子ズーム手段を備えたデジタルカメラ装置において、
    前記撮影画面内にある顔画像を検出する顔画像検出手段と、
    この顔画像検出手段により検出された顔画像を中心とする位置に前記画像切り出し枠を生成する切り出し枠生成手段と
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ装置。
  2. 前記顔画像検出手段により複数の顔画像が同時に検出されたときには、それら複数の顔画像のそれぞれの中心を結んで形成された図形における重心位置を算出する重心位置算出手段を備え、
    前記切り出し枠生成手段は、前記重心位置算出手段により算出された重心位置を中心とし、前記顔画像検出手段により検出された複数の顔画像の中で前記重心位置から最も遠い位置にある顔画像を含む位置に画像切り出し枠を生成する手段を備えた
    請求項1記載のデジタルカメラ装置。
  3. 前記画像切り出し枠を、画像処理を用いて拡大する際の拡大速度を調整するズーム速度調整手段を備えた請求項1または2記載のデジタルカメラ装置。
  4. 前記画像切り出し枠が画像処理を用いて拡大する過程の任意のタイミングにおいて撮影を実施するズーム途中撮影手段を備えた請求項1から3のいずれか1項記載のデジタルカメラ装置。
  5. 前記画像切り出し枠内に有る顔画像の位置を中心位置から操作入力により指定された方向に、当該顔画像が前記画像切り出し枠から逸脱しない範囲で偏らせる中心位置調整手段を備えた請求項1から4のいずれか1項記載のデジタルカメラ装置。
  6. デジタルカメラ装置が、撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行う際に用いる電子ズームの制御方法において、
    顔画像検出手段が、前記撮影画面内にある顔画像を検出し、
    切り出し枠生成手段が、この顔画像検出手段により検出された顔画像を中心とする位置に前記画像切り出し枠を生成する
    ことを特徴とする電子ズームの制御方法。
  7. 重心位置算出手段が、前記顔画像検出手段により複数の顔画像が同時に検出されたときには、それら複数の顔画像のそれぞれの中心を結んで形成された図形における重心位置を算出し、
    前記切り出し枠生成手段が、前記重心位置算出手段により算出された重心位置を中心とし、前記顔画像検出手段により検出された複数の顔画像の中で前記重心位置から最も遠い位置にある顔画像を含む位置に画像切り出し枠を生成する
    請求項6記載の電子ズームの制御方法。
  8. ズーム速度調整手段が、前記画像切り出し枠を、画像処理を用いて拡大する際の拡大速度を調整する請求項6または7記載の電子ズームの制御方法。
  9. ズーム途中撮影手段が、前記画像切り出し枠が画像処理を用いて拡大する過程の任意のタイミングにおいて撮影を実施する請求項6から8のいずれか1項記載の電子ズームの制御方法。
  10. 中心位置調整手段が、前記画像切り出し枠内に有る顔画像の位置を中心位置から操作入力により指定された方向に、当該顔画像が前記画像切り出し枠から逸脱しない範囲で偏らせる請求項6から9のいずれか1項記載の電子ズームの制御方法。
  11. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    撮影画面の最大画角よりも小さい画角の画像切り出し枠を生成し、この画像切り出し枠内の画像を、画像処理を用いて拡大することによりズームアップを行うデジタルカメラ装置の電子ズーム機能を実現するプログラムにおいて、
    前記撮影画面内にある顔画像を検出する顔画像検出機能と、
    この顔画像検出機能により検出された顔画像を中心とする位置に前記画像切り出し枠を生成する切り出し枠生成機能と
    を実現することを特徴とするプログラム。
  12. 前記顔画像検出機能により複数の顔画像が同時に検出されたときには、それら複数の顔画像のそれぞれの中心を結んで形成された図形における重心位置を算出する重心位置算出機能を実現し、
    前記切り出し枠生成機能として、前記重心位置算出機能により算出された重心位置を中心とし、前記顔画像検出機能により検出された複数の顔画像の中で前記重心位置から最も遠い位置にある顔画像を含む位置に画像切り出し枠を生成する機能を実現する
    請求項11記載のプログラム。
  13. 前記画像切り出し枠を、画像処理を用いて拡大する際の拡大速度を調整するズーム速度調整機能を実現する請求項11または12記載のプログラム。
  14. 前記画像切り出し枠が画像処理を用いて拡大する過程の任意のタイミングにおいて撮影を実施するズーム途中撮影機能を実現する請求項11から13のいずれか1項記載のプログラム。
  15. 前記画像切り出し枠内に有る顔画像の位置を中心位置から操作入力により指定された方向に、当該顔画像が前記画像切り出し枠から逸脱しない範囲で偏らせる中心位置調整機能を実現する請求項11から14のいずれか1項記載のプログラム。
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