JP2009165358A - Fishing rod - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、釣り糸が取り付けられる糸取付部とその糸取付部を支持する基端部とを備えた糸取付部材を設け、穂先竿の竿先端に取り付け固定してある保持用ホルダーで、前記基端部をその基端部の軸線回りで回動自在に支持して前記糸取付部材を前記保持用ホルダーで保持してある釣り竿に関する。 The present invention is a holding holder provided with a line attachment member provided with a line attachment part to which a fishing line is attached and a base end part that supports the line attachment part, and attached to and fixed to the tip of the rod of the tip. The present invention relates to a fishing rod in which an end portion is rotatably supported around an axis of a base end portion thereof, and the thread attachment member is held by the holding holder.
上記のように、糸取付部材を、保持用ホルダーを介して穂先竿に取り付けている渓流竿等においては、穂先竿、中竿を元竿内に収納した状態では、少なくとも、糸取付部材と保持用ホルダーとが、二番竿の竿先端部から突出する状態でなければならない。
そうでなければ、二番竿から穂先竿を引き出す際に、穂先竿の先端に取り付けられた保持用ホルダーを摘んで引き出す操作が行えず、操作性が悪い。
一方、穂先竿、中竿を元竿内に収納した状態では、穂先竿の竿尻端、及び、中竿の竿尻端は、元竿の竿尻端近くに設けられた竿受用の座ゴム等に当接した状態にある必要がある。
そうすると、穂先側の保持用ホルダーは二番竿の竿先端より突出する状態でありながら、竿尻端は座ゴムに当接する状態を維持する必要があるところから、穂先竿の竿長は、二番竿に匹敵する長さを必要としていた(例えば特許文献1参照)。
Otherwise, when pulling out the tip from the second hook, the operation of picking and pulling the holding holder attached to the tip of the tip can not be performed, resulting in poor operability.
On the other hand, in the state in which the head spear and the middle spear are housed in the front spear, the spear tail end of the head spear and the spear foot end of the middle spear are the rubber washer seats provided near the front end of the front spear. It is necessary to be in contact with the
Then, while the holding holder on the tip side protrudes from the tip of the second heel, the heel end of the tip must be kept in contact with the rubber band. A length comparable to the guard was required (see, for example, Patent Document 1).
上記の構成では、穂先竿が二番竿と同等の長さに作られる必要がある。
そうすると、上記したように、穂先竿の竿先端に取り付けられている糸取付部材に釣上げる魚の荷重や仕掛けの荷重が作用する釣り竿においては、穂先竿の長さが長くなっているので、魚を釣上げる操作を行う際に、穂先竿が撓みを生じ易く、釣上げるのに難儀することがあった。
In the above configuration, the head must be made to the same length as the second pot.
Then, as described above, in the fishing rod in which the load of fish to be caught or the load of the mechanism is applied to the thread attachment member attached to the tip of the tip of the tip rod, the length of the tip rod is increased. When performing a fishing operation, the tip of the head is likely to bend, and it may be difficult to fish.
本発明の目的は、糸取付部材に簡単な改良を施すことで、穂先竿の短縮化を達成して、釣り操作を行い易く、抜き上げ力の大きな釣り竿を提供する点にある。 An object of the present invention is to provide a fishing rod having a large pulling-up force by achieving a shortening of the tip rod by performing a simple improvement on the thread attachment member, thereby facilitating a fishing operation.
〔構成〕
請求項1に記載の本願発明の特徴構成は、前記穂先竿を前記二番竿内に収納した状態で、前記糸取付部が二番竿の外方に位置し前記穂先竿の竿尻端が前記二番竿の竿尻端より穂先側に位置するように、前記保持用ホルダーを受止規制する受止規制機構を、前記保持用ホルダーと前記二番竿とに形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔Constitution〕
The characteristic configuration of the present invention according to
〔作用〕
つまり、穂先竿を二番竿に収納した状態で、保持用ホルダーが受止規制機構の作用で二番竿に受止られて、糸取付部が二番竿の外方に位置することとなる。これによって、この糸取付部を摘んで穂先竿を二番竿より引き出すことができる。
したがって、穂先竿は二番竿に支持されることとなるので、二番竿に収納した状態で穂先竿の竿尻端を座ゴム等に当てつける必要はない。
そうすると、穂先竿の竿長は、座ゴムに届く程の長さは必要ではなく、二番竿より短い長さのものでよい。
[Action]
In other words, the holding holder is received by the second hook by the action of the receiving restricting mechanism in a state where the tip hook is stored in the second hook, and the yarn attaching portion is positioned outside the second hook. . As a result, it is possible to pull out the tip from the second hook by grasping the thread attachment portion.
Therefore, since the ear hook is supported by the second hook, it is not necessary to apply the butt end of the head hook to a washer or the like while being stored in the second hook.
In this case, the head length of the head must not be long enough to reach the washer, but may be shorter than the second cup.
〔効果〕
その結果、穂先竿が二番竿より短い竿長のものとなるので、短くなった分だけ撓みが生じ難くなり、釣上げるのが容易に行えるようになった。
このように、穂先竿が強さを増すことによって、釣り竿の先端に位置する部分であっても、操作性が向上し、力強さを感じ取れる釣り竿を提供できるに至った。
〔effect〕
As a result, the tip rod has a length shorter than that of the second rod, so that it becomes difficult to bend as much as it is shortened, and fishing can be easily performed.
Thus, by increasing the strength of the tip rod, even if it is a portion located at the tip of the fishing rod, the operability is improved, and a fishing rod that can feel the strength can be provided.
〔構成〕
本発明のうちの請求項2に記載の発明では、上記請求項1に記載の発明において、前記受止規制機構を、前記保持用ホルダーの外周面に形成した段差部と、前記二番竿における前記段差部が当接する竿先端面とで構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔Constitution〕
In the invention according to
〔作用効果〕
受止規制機構を構成するに、保持用ホルダーの外周面に段差部を形成するだけの改良によって、その段差部を二番竿の竿先端面に当て付けるだけで穂先竿を二番竿に受止させることができる。
したがって、受止規制機構として、簡単な構造によって達成することができた。
[Function and effect]
In order to configure the receiving restriction mechanism, by simply forming a stepped portion on the outer peripheral surface of the holding holder, the tip can be received by the second rod by simply applying the step to the tip of the second rod. Can be stopped.
Therefore, it was able to be achieved with a simple structure as a receiving restriction mechanism.
〔構成〕
請求項3に係る本願発明の特徴構成は、上記請求項1に記載の発明において、前記受止規制機構を、前記保持用ホルダーの外周面に形成した竿尻端側ほど小径となる傾斜面部と、前記二番竿における前記傾斜面部が内嵌合する竿先端部とで構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔Constitution〕
A characteristic configuration of the present invention according to claim 3 is the invention according to
〔作用効果〕
保持用ホルダーを内嵌合する二番竿の竿先端部の内径に予定寸法より多少ズレがあったとしても、それを修正する必要はなく、傾斜面部が穂先竿の軸線方向に変位するだけで適応することができ、内径寸法が管理し難い二番竿の竿先端部を受止規制機構の一方の構成品として利用することが容易に行えるようになった。
[Function and effect]
Even if the inner diameter of the tip of the second collar that fits the holder for holding is slightly deviated from the planned size, there is no need to correct it, and the inclined surface is only displaced in the axial direction of the tip. It has become possible to easily use the tip of the second collar, which can be adapted and whose inner diameter is difficult to control, as one component of the receiving restriction mechanism.
〔第1実施形態〕
図1には鮎竿や渓流竿などの釣り竿1が示されており、この釣り竿1は、先細りの中実棒状に形成した穂先竿2の先端部に、釣り糸3が取り付けられる糸取付部材4を、釣り竿1の軸線X周りに相対回動可能に備えて構成されている。
[First Embodiment]
FIG. 1 shows a
図示は省略するが、穂先竿2は、軸線に沿って束ねたガラス強化繊維の束(500本〜1000本)に、熱硬化性樹脂を含浸させた後、ダイスより引き抜き、所定長さに裁断して中実棒状に形成し、その先端側ほど細くするための研削加工などを施して形成されている。
Although illustration is omitted, the
ところで、穂先竿2の素材には、炭素繊維などを採用することも可能であるが、ここでは炭素繊維などに比較して弾性率が低く、柔軟性及び靱性の高いガラス繊維を採用してある。
By the way, although it is possible to adopt carbon fiber or the like for the material of the
図1〜3に示すように、糸取付部材4は、ステンレス又はアルミニウムなどの金属製で、釣り糸3が結び付けられる小径円柱状の糸取付部4Aと、この糸取付部4Aからの釣り糸3の抜け落ちを防止する一対の抜止部4Bと、穂先竿2に連結される大径円柱状の基端部4Cとを有するように形成されており、その基端部4Cが、樹脂などで筒状に形成された保持用ホルダー5を介して穂先竿2に連結されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the line attachment member 4 is made of a metal such as stainless steel or aluminum, and has a small-diameter cylindrical
図1に示すように、保持用ホルダー5は、その先端部に、糸取付部材4の糸取付部4Aが挿通される挿通孔5Aと、糸取付部材4の基端部4Cを抜け止め保持する保持部5Bとを備え、その先端部に糸取付部材4の基端部4Cを内嵌させた状態で、その竿元側を穂先竿2の先端側に外嵌した後、その嵌合部の所定箇所が、穂先竿2に形成した一対の凹部2Aにカシメ処理によって係入されることで、穂先竿2の先端部に糸取付部材4を釣り竿1の軸線X周りに相対回動可能に連結保持する。
保持用ホルダー5としては、アルミニュウムやチタン等の軽量金属の他、ABS、ジュラコン等のプラスティック成形品が使用される。
As shown in FIG. 1, the
As the
保持用ホルダー5の内部において、穂先竿2の先端と糸取付部材4の基端部4Cとの間には、糸取付部材4の回転抵抗を低減させる硬質のボール6が介装されている。
Inside the
図1に示すように、保持用ホルダー5の保持部5Bを軸線方向に厚みを持ったものに形成するとともに、保持部5Bの外周面に、大径の受止リング部5Dを嵌着してあり、保持用ホルダー5の外周面に外嵌された受止リング部5Dの竿尻側に向かう端面5dで、段差部aを形成してある。
As shown in FIG. 1, the
以上のような構成になる保持用ホルダー5を穂先竿2の先端に取り付けた状態で、穂先竿2を二番竿7内に収納すると、保持用ホルダー5の受止リング部5Dの端面5dが二番竿7の竿先端面7aに当接することによって、保持用ホルダー5の二番竿7内への入り込みが制限される。糸取付部材4の糸取付部4Aは二番竿7内から突出する状態にある。
受止リング部5Dの材料としては、樹脂や金属何れでもよく、金属であれば軽量化の図れるアルミニュウムやチタン等を選定するのがよい。
ここに、受止リング部5Dの端面5dが形成する段差部aと二番竿7の竿先端面7aとで、保持用ホルダー5を受止規制する受止規制機構Aを構成する。
When the
The material of the receiving
Here, the stepped portion a formed by the
穂先竿2の構成について説明する。図1(a)に示すように、竿先端に保持用ホルダー5を取り付けた穂先竿2は、二番竿7内に収納された状態では、その竿尻端を二番竿7の竿尻端よりは竿先側に位置するように、短竿長に構成してある。具体的には、二番竿7の半分から3分の1の竿長とするのが望ましい。
このように、穂先竿2を短くできるので、竿の振り出し等を容易に行えるようになり、竿の反発力が高められる等の効果がある。
The configuration of the
As described above, since the
図1に示すように、糸取付部材4の糸取付部4Aに外嵌してあり、保持用ホルダー5の竿先端面に接触する状態で設けてあるのは、摩擦低減ワッシャ9であり、糸取付部4Aに装着された釣り糸3が保持用ホルダー5の前端面と直接接触しない構成を採っている。
As shown in FIG. 1, it is a
尚、図1(b)に示すように、穂先竿2を二番竿7より引き出した状態では、穂先竿2の竿尻端部2Bが二番竿7の竿先端の内周面に圧接して、穂先竿2が伸長状態で固定されるように構成してある。
As shown in FIG. 1B, in the state in which the
〔第2実施形態〕
ここでは、糸取付部材4として、リリアン製の糸取付部4Aを採用したものについて説明する。図2に示すように、糸取付部材4を、リリアン製の糸取付部4Aと、保持用ホルダー5内に収納された円盤状の基端部4Cと、基端部4Cから竿先側に向けて延出された棒状の連結部4Dとで構成し、連結部4Dの先端部分に膨出部4dを形成して、糸取付部4Aを膨出部4dに外嵌接着固定してある。
[Second Embodiment]
Here, the thread attachment member 4 adopting a Lilian
基端部4Cと保持用ホルダー5の保持部5Bの内周壁面との間には、Oリング等の摩擦低減部材8が装着してあり、糸取付部4Aが基端部4Cの軸線回りで円滑に回転できるように構成してある。
保持用ホルダー5の保持部5Bの外周面には、第1実施形態で示したと同様の受止リング部5Dが外嵌接着固定してある。
Between the
On the outer peripheral surface of the holding
〔第3実施形態〕
ここでは、第1実施形態に類似した別実施形態について説明する。保持用ホルダー5の外周面に、竿尻端側ほど小径となる傾斜面部5Eを形成する。二番竿7には、傾斜面部5Eが内嵌合する竿先端部7Aが構成してあり、竿先端部7Aは、通常の製造方法で形作られる二番竿7の竿先端部である。
[Third Embodiment]
Here, another embodiment similar to the first embodiment will be described. On the outer peripheral surface of the holding
このように、保持用ホルダー5の外周嵌合面を傾斜面部5Eに構成することによって、二番竿7の竿先端部7Aの内径が摩滅等により大径化したとしても、保持用ホルダー5を受け止めることができる。
傾斜面部5Eの形状としては、階段状に外径が変化する複数の段差を有するものでもよい。
Thus, by configuring the outer peripheral fitting surface of the holding
The shape of the
〔別実施形態〕
〔1〕保持用ホルダー5としては、保持部5Bと受止リング部5Dとを樹脂等で一体形成してもよい。
[Another embodiment]
[1] As the holding
〔2〕糸取付部材4に採用する材質として種々の変更が可能であり、例えば、金属材の他に硬質樹脂材などを採用するようにしてもよい。 [2] Various changes can be made to the material used for the thread attachment member 4. For example, a hard resin material or the like may be used in addition to a metal material.
2 穂先竿
3 釣り糸
4 糸取付部材
4A 糸付部
4C 基端部
5 保持用ホルダー
5E 傾斜面部
7 二番竿
7A 竿先端部
7a 竿先端面
A 受止規制機構
a 段差部
X 軸線
2 Pointhead 3 Fishing line 4
Claims (3)
前記穂先竿を前記二番竿内に収納した状態で、前記糸取付部が二番竿の外方に位置し前記穂先竿の竿尻端が前記二番竿の竿尻端より穂先側に位置するように、前記保持用ホルダーを受止規制する受止規制機構を、前記保持用ホルダーと前記二番竿とに形成してある釣り竿。 A holding holder that is provided with a line attachment member that includes a line attachment part to which a fishing line is attached and a base end part that supports the line attachment part, and that is attached and fixed to the tip of the hook of the tip of the tip, and the base end part is A fishing rod that is rotatably supported around the axis of the base end and holds the thread attachment member with the holding holder,
In the state in which the ear cocoon is housed in the second cocoon, the thread attachment portion is located outside the second cocoon, and the heel end of the tip heel is located closer to the tip than the heel end of the second cocoon. Thus, a fishing rod in which a receiving restriction mechanism for receiving and restricting the holding holder is formed on the holding holder and the second rod.
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011067118A (en) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Shimano Inc | Fishing rod |
CN108040992A (en) * | 2018-02-06 | 2018-05-18 | 何福梅 | Power fishing rod is let out in one kind |
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