JP2009163797A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型でセルの安定性と高性能な書き込み特性を持った半導体記憶装置を提供する事を目的とする。
【解決手段】データを保持するメモリセルを複数配設してなるサブアレイと、前記サブアレイを複数配設してなるメモリセルアレイと、前記サブアレイに接続される第1のビット線及び第2のビット線からなるビット線対と、複数の前記サブアレイの各々に対応して配設され前記サブアレイへのデータの書き込み及び前記サブアレイからのデータの読み出しを行う書き込み/読み出し回路とを備え、一対の前記サブアレイ及び前記書き込み/読み出し回路が、前記ビット線対に沿って繰り返し配列され、データが前記書き込み/読み出し回路および前記ビット線対を介して転送され得るように構成される。
【選択図】図1
【解決手段】データを保持するメモリセルを複数配設してなるサブアレイと、前記サブアレイを複数配設してなるメモリセルアレイと、前記サブアレイに接続される第1のビット線及び第2のビット線からなるビット線対と、複数の前記サブアレイの各々に対応して配設され前記サブアレイへのデータの書き込み及び前記サブアレイからのデータの読み出しを行う書き込み/読み出し回路とを備え、一対の前記サブアレイ及び前記書き込み/読み出し回路が、前記ビット線対に沿って繰り返し配列され、データが前記書き込み/読み出し回路および前記ビット線対を介して転送され得るように構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)に係り、特に書き込み/読み出し回路の構成と、書き込み/読み出しデータが転送されるビット線の構造に関するものである。
SRAMは、ランダムアクセスによる書き込み/読み出しが可能なメモリ(RAM)の一種で、記憶素子としてフリップフロップ回路などを用いている。近年、集積回路の微細化に伴い、安定動作するSRAMの開発が難しくなりつつある。
SRAMを形成する配線の大きさ(設計ルール)を微細化すると、フリップフロップ回路を構成するトランジスタの閾値電圧のバラつきが顕著になり、SRAMの各種動作の安定性の劣化や、書き込み特性の劣化などの動作不良につながっている。特にSRAMにおいては、安定性の改善と書き込み特性の改善はトレードオフの関係にあり、共に改善することは非常に難しい状況となっている。
上記課題を解決する方法として、記憶素子へデータの書き込み/読み出しを行うために用いるビット線を複数に分割し、更にデータを転送する専用のビット線を設ける方法(特許文献1)がある。しかし、この方法は、メモリセルに対する周辺回路の相対的な面積の増大を引き起こし、SRAM全体の面積効率を低下させる課題があった。
よって、従来の技術では、動作の安定性と書き込み特性の向上を図ったSRAMを小型化することは困難であった。
特開昭59−165292号公報
そこで、本発明は、メモリセルの各種動作が安定し高性能な書き込み特性を持ち、かつ小型なSRAMを提供する事を目的とする。
本発明の一態様による半導体記憶装置は、データを保持するメモリセルを複数配設してなるサブアレイと、前記サブアレイを複数配設してなるメモリセルアレイと、前記サブアレイに接続される第1のビット線及び第2のビット線からなるビット線対と、複数の前記サブアレイの各々に対応して配設され前記サブアレイへのデータの書き込み及び前記サブアレイからのデータの読み出しを行う書き込み/読み出し回路とを備え、一対の前記サブアレイ及び前記書き込み/読み出し回路が、前記ビット線対に沿って繰り返し配列され、データが前記書き込み/読み出し回路および前記ビット線対を介して転送され得るように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、メモリセルの各種動作が安定し高性能な書き込み特性を持ち、かつ小型なSRAMを提供することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置を、図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置(以下SRAM)を構成するメモリセルアレイ10とダミー回路70の一部構成図である。図1に示すように、メモリセルアレイ10は、メモリセルMCを複数配置したサブアレイSAを複数有する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置(以下SRAM)を構成するメモリセルアレイ10とダミー回路70の一部構成図である。図1に示すように、メモリセルアレイ10は、メモリセルMCを複数配置したサブアレイSAを複数有する。
図2はメモリセルMCの一部構成図である。メモリセルMCは、pMOSトランジスタ101とnMOSトランジスタ102を直列接続させて形成される電流経路103を左右対称に2つ有する。以下では、左側の電流経路103を103Lと、右側の電流経路103を103Rと称し、両者を指す場合にはL、Rを付けずに103と称する。その他の構成要素(101、102、104)も同様とする。
各電流経路103のpMOSトランジスタ101の第1主電極とnMOSトランジスタ102の第1主電極が接続するノードN10には、選択用トランジスタ104の第2主電極が接続される。更に、左側の電流経路103LのノードN10Lには、右側の電流経路103Rを形成するpMOSトランジスタ101RとnMOSトランジスタ102Rのゲート電極が接続される。右側の電流経路103RのノードN10Rも同様である。
各電流経路103に接続される選択用トランジスタ104の第1主電極は、対に配設されるビット線BLの一方に接続され、ゲート電極は、ワード線WLに共通接続される。第1主電極は、例えばドレイン電極とし、第2主電極は、例えばソース電極とする。なお、本実施の形態では6Tr型のSRAMが用いられているが、4Tr2R型やその他の型のSRAMでも構わない。
再び図1に戻って説明を続ける。
対のビット線BLには複数のメモリセルMCが接続され、一つのサブアレイSAを形成する。また、書き込み/読み出し回路50は、複数あるサブアレイSAの各々に対応して配設される。そして、サブアレイSAと、それに対応する書き込み/読み出し回路50が、繰り返しビット線の方向に沿って形成されている。これにより、複数のサブアレイ毎に分断されたビット線対の間で、データ転送が可能とされている。
このように、複数あるサブアレイSAを書き込み/読み出し回路50が繋ぎ合せ繰り返し形成する形でメモリセルアレイ10は形成される。図1に示す様に、同じ第1方向に沿って並ぶサブアレイSAは、書き込み/読み出し回路50により繋ぎ合され、その繋ぎ合されたサブアレイSAの群れが第2方向に沿って複数並ぶ。なお、ここでは説明の都合上、上述のサブアレイSAの群れを1列〜n列と称する。それぞれの列の最上段には、図示しない入力バッファが接続され、最下段には図示しない出力バッファが接続される。
よって、本実施の形態では、図示しない出力バッファまでのデータの転送にも分割された対のビット線BLが使用される。なお、複数ある対のビット線BLは全て同一の配線層に形成される。
従来のSRAMでは、メモリセルMCに保持されるデータを出力バッファまで転送するのに他の配線層に形成される専用のビット線を用いていたが、本実施の形態では、転送用にも分割された対のビット線BLを使用するため、従来のSRAMより配線層を少なく形成することができる。
次に、第1の実施の形態に係るSRAMを構成するメモリセルアレイ10の内部構成を、図を用いて説明する。図3Aは、メモリセルアレイ10の一部平面図であり、図3B〜図3Dは図3Aを配線層毎に示した図である。なお、図3B〜図3Dは、図3Dの上部の配線層が図3C、更にその上部の配線層が図3Bという関係となっている。図3Aは、第1方向に沿って並ぶメモリセルMCを書き込み/読み出し回路50が繋ぐ部分を示している。よって、図3Aには、メモリセルMCが形成される領域89と、書き込み/読み出し回路50が形成される領域90とが存在する。
メモリセルアレイ10は、シリコン基板のウェル91に形成されたN型拡散層80とP型拡散層81を有する。また、拡散層80、81と交叉するようにゲート線82が形成される。図3Dは、上述した基板の表面層に形成される拡散層80、81とゲート線82、そして、それらと図3Cに示す第1配線層83を繋ぐコンタクトプラグCPを示している。
図3Cは、第1配線層83と、第1配線層83と図3Bに示す第2配線層84〜88を繋ぐコンタクトプラグCP2を示している。また、図3Dに示す表面層と第1配線層83を繋ぐコンタクトプラグCPが接続する位置には、図3Dに示すコンタクトプラグCPと同形状の点線を示している。例えば、図3Dに示すコンタクトプラグCP[0]は、図3Cに点線で示すコンタクトプラグCP[0]の位置に接続され、図3Dに示すコンタクトプラグCP[1]は、図3Cに点線で示すコンタクトプラグCP[1]の位置に接続される。コンタクトプラグCP[2]〜CP[4]も同様となる。また、その他のコンタクトプラグCPは、図3Dに示すコンタクトプラグCPと対応した位置に示す点線に接続される。
図3Bは、第2配線層に形成されるビット線84、VDD線85、VSS線86、ワード線87、及び信号線Pre88を示している。なお、図3Cと同じように、第1配線層83と第2配線層間を繋ぐコンタクトプラグCP2が接続する位置には、図3Cに示すコンタクトプラグCP2と同形状の点線を示している。
次に、書き込み/読み出し回路50の構成について説明する。図4は、書き込み/読み出し回路50の構成図である。サブアレイSA[i]とサブアレイSA[i+1]の間に形成される書き込み/読み出し回路50を例に説明する。
サブアレイSA[i]は、ビット線BL[2i−1]、BL[2i]に接続され、サブアレイSA[i+1]は、ビット線BL[2i+1]、BL[2i+2]に接続される。
書き込み/読み出し回路50は、第1の電流経路50Aと第2の電流経路50Bにより構成される。第1の電流経路50Aは、pMOSトランジスタ101、第1のnMOSトランジスタ102、第2のnMOSトランジスタ102の順に直列接続して形成される。第1のnMOSトランジスタ102のゲート電極にビット線BL[2i−1]が接続される。pMOSトランジスタ101と第1のnMOSトランジスタ102の第1主電極にビット線BL[2i+1]が接続される。pMOSトランジスタ101と第2のnMOSトランジスタ102のゲート電極には、信号線Pre[i]が接続される。信号線Pre[i]には、ビット線BL[2i+1]にデータを転送する際は第1の電圧が印加され、ビット線BL[2i+1]をプリチャージする際は第2の電圧が印加される。第1の電圧は、例えば3Vとし、第2の電圧は、例えば0Vとする。第1の電圧は3Vより高い電圧、第2の電圧は0Vより低い電圧でも構わない。第1主電極は、例えばドレイン電極とし、第2主電極は、例えばソース電極とする。
第2の電流経路50Bは、図4に示すように第1の電流経路50Aに対し信号線Pre[i]を基準として左右対称に形成される。ビット線BL[2i−1]の位置にはビット線BL[2i]が接続され、ビット線BL[2i+1]の位置にはビット線BL[2i+2]が接続される。
信号線Preは、ダミー回路70に接続される。ダミー回路70とメモリセルアレイ10との関係を、図1、図4を用いて説明する。
ダミー回路70は、メモリセルアレイ10と同じように、一対のビット線BLD[i−1]、BLD[i]にメモリセルMCが複数接続されて形成されるサブアレイSAを、第1方向に繋ぎ合されて形成される。ダミー回路70のサブアレイSAを形成するメモリセルMCの数は、メモリセルアレイ10のサブアレイSAを形成するメモリセルMCの数と同数が好ましいが、それより少ない数でも構わない。
ダミー回路70の構成がメモリセルアレイ10の構成と異なるのは、複数あるサブアレイSAを繋ぎ合せるのが書き込み/読み出し回路50ではなく、インバータ71である点である。図1に示すように、ダミー回路70では、複数あるサブアレイSAは、直列に接続された2つのインバータ71によって繋ぎ合わされる。なお、サブアレイSAを繋ぎ合わせるインバータ71は、サブアレイSAを構成する対のビット線BLのどちらか一方に配設される。
図1に示す様に、信号線Preは、第2方向に沿って並ぶメモリセルアレイ10の書き込み/読み出し回路50内のMOSトランジスタのゲート電極間に共通接続される。書き込み/読み出し回路50内のMOSトランジスタのゲート電極には、ダミー回路70のメモリセルMCに格納されているデータの反転させたデータを供給させる必要がある為、信号線Preにはインバータ71が1つ直列に接続される。なお、本実施の形態では信号線Preに直列に接続されるインバータ71は1つであるが、他の奇数個でも構わない。
次に、第1の実施の形態の書き込み/読み出し時の動作を、図1、図5A、図5B、図6を用いて説明する。図5Aは、読み出し時のタイミングチャートであり、図5Bは読み出し時の真理値表である。図1に示すサブアレイSA[i]の中のメモリセルMC[0]を読み出すのを例に説明する。
図5Aに示すように、時刻t0以前、即ちスタンバイ時、全てのビット線BLはプリチャージされた状態(“1”状態)となっている。時刻t0に、メモリセルMC[0]に接続されるワード線WL0に読み出し電圧RVを印加する。すると、時刻t1に、ビット線BL[2i−1]、BL[2i]にメモリセルMC[0]から読み出したデータが出力される。例えば、BL[2i−1]に“1”が出力され、BL[2i]に“0”が出力されたとする。
次に、その読み出したデータを、図示しない最下段に接続される出力バッファまで転送する。その為に、その読みだしたデータを、次段のサブアレイSA[i+1]に接続されるビット線BL[2i+1]、BL[2i+2]に転送する。ビット線BL[2i−1]、BL[2i]にあるデータをビット線BL[2i+1]、BL[2i+2]に転送するには、信号線Pre[i]を“1”にする必要がある。その為には、ダミー回路70内のビット線BLD[i]が“0”にならなければならない。なお、ダミー回路70を形成する対のビット線BLも、スタンバイ時はプリチャージされた状態(“1”状態)となっている。
ダミー回路70内の全てのメモリセルMCDには、ビット線BLD[i]が必ず“0”となる固定データが保持されている。よって、ビット線BLD[i]を“0”にするには、メモリセルMCDに保持されているデータを読み出せば良い。
以上より、ビット線BL[2i−1]、BL[2i]からビット線BL[2i+1]、BL[2i+2]へデータを転送する際は、ダミー回路70内のビット線BLD[i]に接続されるメモリセルMCDのデータを読み出す。それにより、時刻t2に信号線Pre[i]が“1”になり、時刻t3にビット線BL[2i−1]、BL[2i]に出力されているデータの反転したデータがビット線BL[2i+1]、BL[2i+2]に転送される。それが繰り返され、最下段に接続される図示しない出力バッファまで転送される。
なお、図5Aに示す様に、メモリセルMC[0]から読み出したデータがビット線BL[2i−1]、BL[2i]に完全に反映された後に、信号線Preを“1”にする様ダミー回路70を制御する必要がある。なぜなら、ビット線BL[2i−1]、BL[2i]に読み出したデータが反映される前に信号線Pre[i]を“1”にしてしまうと、プリチャージされた状態のデータ(共に“1”、“1”)を反転したデータが転送されてしまう為である。それを防ぐ為に、転送するデータの“1”、“0”がビット線BL[2i−1]、BL[2i]に完全に反映されてから信号線Pre[i]を“1”にして転送するようダミー回路70を制御しなければならない。
また、読み出す際は、読み出すメモリセルMCの上段に配設される書き込み/読み出し回路50の出力はハイインピーダンスに設定しておく必要がある。なぜなら、保持されているデータが読み出されるメモリセルMCの上段に配設される書き込み/読み出し回路50の出力が何らかの電圧に設定されていると、その電圧によって読み出されるメモリセルMCに誤書き込みがされる可能性がある為である。
図6は、書き込み時のタイミングチャートである。図1に示すサブアレイSA[i+1]の中のメモリセルMC[0]へ書き込む動作を例に説明する。なお、図6は、書き込みデータがビット線BL[2i−1]、BL[2i]まで転送され、それ以降の状態を示している。
時刻t0に、ビット線BL[2i−1]、BL[2i]に書き込みデータが転送され、データが完全に転送された後、時刻t1にPre[i]が“1”にされ、ビット線BL[2i+1]、BL[2i+2]に転送される。そして、メモリセルMC[0]が接続するワード線WL0に書き込み電圧WVを印加し、データを書き込む。
なお、書き込むメモリセルMC[0]以降の書き込み/読み出し回路50は、転送動作を行わずデータは転送されない。
なお、書き込むメモリセルMC[0]以降の書き込み/読み出し回路50は、転送動作を行わずデータは転送されない。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るSRAMを構成するメモリセルアレイ130の一部構成図である。図7に示すように、メモリセルアレイ130は、メモリセルMCを複数配置したサブアレイSAを複数有する。これらの点、第1の実施の形態と同様である。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るSRAMを構成するメモリセルアレイ130の一部構成図である。図7に示すように、メモリセルアレイ130は、メモリセルMCを複数配置したサブアレイSAを複数有する。これらの点、第1の実施の形態と同様である。
図8は、本実施の形態の書き込み/読み出し回路150の構成図である。サブアレイSA[n]とサブアレイSA[n+1]の間に形成される書き込み/読み出し回路150を例に説明する。サブアレイSA[n]は、ビット線BL[2n−1]、BL[2n]に接続され、サブアレイSA[n+1]は、ビット線BL[2n+1]、BL[2n+2]に接続される。第2の実施の形態に係る書き込み/読み出し回路150は、図8に示すように第1の電流経路150Aと、それと左右対称に形成される第2の電流経路150Bにより形成される。
第1の電流経路150Aは、第1のpMOSトランジスタ101、第2のpMOSトランジスタ101、第1のnMOSトランジスタ102、及び第2のnMOSトランジスタ102をその順に直列接続して形成される。第2のpMOSトランジスタ101と第1のnMOSトランジスタ102が接続されるノードN30には、第3のpMOSトランジスタ101の第1主電極が接続される。第2のpMOSトランジスタ101と第1のnMOSトランジスタ102のゲート電極にビット線BL[2n−1]が接続される。ノードN30にはビット線BL[2n+1]が接続される。第3のpMOSトランジスタ101のゲート電極には、信号線Pre[n]が接続される。信号線Pre[n]には、ビット線BL[2n−1]からビット線BL[2n+1]にデータを転送する際は第1の電圧が印加される。一方、ビット線BL[2n+1]をプリチャージする際は第2の電圧が印加される信号線Pre[n]が接続される。第1のpMOSトランジスタ101のゲート電極には、ビット線BL[2n+1]にデータを転送する際は第3の電圧が印加される信号線Transb[n]が接続される。第2のnMOSトランジスタ102のゲート電極には、ビット線BL[2n+1]にデータを転送する際は第4の電圧が印加される信号線Trans[n]が接続される。第1、第4の電圧は、例えば3Vとし、第2、第3の電圧は、例えば0Vとする。第1、第4の電圧は3Vより高い電圧、第2、第3の電圧は0Vより低い電圧でも構わない。
第2の電流経路150Bは、図8に示すように第1の電流経路150Aを信号線Pre[n]を基準として左右対称に形成される。ビット線BL[2n−1]の位置にはビット線BL[2n]が接続され、ビット線BL[2n+1]の位置にはビット線BL[2n+2]が接続される。
次に、第2の実施の形態の書き込み/読み出し時の動作を、図7、図8、図9、を用いて説明する。図9は、読み出し時の真理値表である。図7に示すサブアレイSA[n]の中のメモリセルMC[0]を読み出すのを例に説明する。
スタンバイ時、全てのビット線BLはプリチャージされた状態(“1”状態)となっている。また、読み出したいメモリセルMC[0]に接続されるワード線WL0に読み出し電圧RVを印加する。すると、ビット線BL[2n−1]、BL[2n]にメモリセルMC[0]から読み出したデータが出力される。例えば、BL[2i−1]に“1”が出力され、BL[2i]に“0”が出力されたとする。これらの点、第1の実施の形態と同様である。
次に、その読み出したデータを、図示しない最下段に接続される出力バッファまで転送する。その為に、まずビット線BL[2n+1]、BL[2n+2]に転送する。ビット線BL[2n−1]、BL[2n]にあるデータをビット線BL[2n+1]、BL[2n+2]に転送するには、図9に示す様に、信号線Pre[n]を“1”にし、信号線Transb[n]を“0”にし、信号線Transを“1”にする。なお、この制御は図示しないコントローラにより行われる。
また、読み出す際は、第1の実施の形態と同様に読み出すメモリセルMCの上段に配設される書き込み/読み出し回路150の出力はハイインピーダンスに設定しておく必要がある。よって、図9に示すように、ハイインピーダンス設定にする際は、信号線Pre[n]は“1”にされ、信号線Transb[n]は“1”にされ、信号線Transを“0”に制御される。
書き込み動作は、第1の実施の形態と同様に、図示しない最上段に接続される入力バッファから、書き込みデータが書き込みたいメモリセルMCまで転送され続ける。書き込み/読み出し回路150の転送動作は、読み出し動作時と同様である。
10…メモリセルアレイ、50…書き込み/読み出し回路、50A…書き込み/読み出し回路を構成する第1の電流経路、50B…書き込み/読み出し回路を構成する第2の電流経路、70…ダミー回路、71…インバータ、80…N型拡散層、81…P型拡散層、82…ゲート線、83…第1配線層、84…ビット線(第2配線層)、85…VDD線(第2配線層)、86…VSS線(第2配線層)、87…ワード線(第2配線層)、88…信号線Pre(第2配線層)、89…メモリセル領域、90…書き込み/読み出し回路領域、91…シリコン基板のウェル、101…pMOSトランジスタ、102…nMOSトランジスタ、103…メモリセルを構成する電流経路、104…メモリセル内の選択トランジスタ、130…第2の実施の形態におけるメモリセルアレイ、150…第2の実施の形態における書き込み/読み出し回路、150A…第2の実施の形態における書き込み/読み出し回路を構成する第1の電流経路、150B…第2の実施の形態における書き込み/読み出し回路を構成する第2の電流経路。
Claims (5)
- データを保持するメモリセルを複数配設してなるサブアレイと、
前記サブアレイを複数配設してなるメモリセルアレイと、
前記サブアレイに接続される第1のビット線及び第2のビット線からなるビット線対と、
複数の前記サブアレイの各々に対応して配設され前記サブアレイへのデータの書き込み及び前記サブアレイからのデータの読み出しを行う書き込み/読み出し回路と
を備え、
一対の前記サブアレイ及び前記書き込み/読み出し回路が、前記ビット線対に沿って繰り返し配列され、データが前記書き込み/読み出し回路および前記ビット線対を介して転送され得るように構成された
ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記書き込み/読み出し回路は、
前段に配列された前記サブアレイに接続される前記第1のビット線と、後段に配列された前記サブアレイに接続される前記第1のビット線との間に配設される第1の電流経路と、
前段に配列された前記サブアレイに接続される前記第2のビット線と、後段に配列された前記サブアレイに接続される前記第2のビット線との間に配設される第2の電流経路と
を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記書き込み/読み出し回路は、
第1のpMOSトランジスタ、及び第1、第2のnMOSトランジスタをその順に直列接続してなる第1の電流経路と、
第2のpMOSトランジスタ、及び第3、第4のnMOSトランジスタをその順に直列接続してなる第2の電流経路とを備え、
前段に配列された前記サブアレイに接続される前記第1のビット線が前記第1のnMOSトランジスタのゲート電極に接続され、
後段に接続された前記サブアレイに接続される前記第1のビット線が前記第1のpMOSトランジスタの第1主電極と前記第1のnMOSトランジスタの第1主電極とに接続され、
第1の信号線が前記第1のpMOSトランジスタのゲート電極と前記第2のnMOSトランジスタのゲート電極に接続され、
前段に配列された前記サブアレイに接続される第2のビット線が前記第3のnMOSトランジスタのゲート電極に接続され、
後段に接続された前記サブアレイに接続される前記第2のビット線が前記第2のpMOSトランジスタの第1主電極と前記第3のnMOSトランジスタの第1主電極とに接続され、
第1の信号線が前記第2のpMOSトランジスタのゲート電極と前記第4のnMOSトランジスタのゲート電極に接続され、
前段に配列された前記サブアレイに接続される前記ビット線対から、後段に接続された前記サブアレイに接続される前記ビット線対にデータを転送する際は前記第1の信号線に第1の電圧が印加される一方、前記ビット線対をプリチャージする際は前記第1の信号線に第2の電圧が印加される
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記書き込み/読み出し回路は、
第1、第2のpMOSトランジスタ、及び第1、第2のnMOSトランジスタをその順に直列接続すると共に、前記第2のpMOSトランジスタと前記第1のnMOSトランジスタとの間の第1のノードに第3のpMOSトランジスタの一方の主電極を接続することによって構成される第1の電流経路と、
第4、第5のpMOSトランジスタ、及び第3、第4のnMOSトランジスタをその順に直列接続すると共に、前記第5のpMOSトランジスタと前記第3のnMOSトランジスタとの間の第2のノードに第6のpMOSトランジスタの一方の主電極を接続することによって構成される第2の電流経路とを備え、
前段に配列された前記サブアレイに接続される第1のビット線が前記第2のpMOSトランジスタのゲート電極と前記第1のnMOSトランジスタのゲート電極とに接続され、
後段に配列された前記サブアレイに接続される前記第1のビット線が前記第1のノードに接続され、
前記第3のpMOSトランジスタのゲート電極に第1の信号線が接続され、
前記第1の信号線には、前段に配列された前記サブアレイに接続される前記ビット線対から、後段に配列された前記サブアレイに接続される前記ビット線対にデータを転送する際は第1の電圧が印加される一方、前記ビット線対をプリチャージをする際は第2の電圧が印加され、
前段に配列された前記サブアレイに接続される前記第2のビット線が前記第5のpMOSトランジスタのゲート電極と前記第3のnMOSトランジスタのゲート電極とに接続され、
後段に配列された前記サブアレイに接続される前記第2のビット線が前記第2のノードに接続され、
前記第6のpMOSトランジスタのゲート電極に前記第1の信号線が接続される
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記書き込み/読み出し回路は、
前段に接続された前記サブアレイに接続される前記ビット線対と、後段に接続された前記サブアレイに接続される前記ビット線対との間でデータを転送可能な状態と、前記ビット線対をプリチャージする状態との間で切り替え可能に構成された
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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