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JP2009153067A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置 Download PDF

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JP2009153067A JP2007331071A JP2007331071A JP2009153067A JP 2009153067 A JP2009153067 A JP 2009153067A JP 2007331071 A JP2007331071 A JP 2007331071A JP 2007331071 A JP2007331071 A JP 2007331071A JP 2009153067 A JP2009153067 A JP 2009153067A
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Abstract


【課題】 簡単な編集作業で複数ページの原稿画像をページ単位だけでなく高い自由度で配置を変更して1ページに割り付ける。
【解決手段】 複数のページからなる原稿の画像データを入力し、入力した画像データを複数のブロックに分割する。そして、1ページに割り付ける際に前記複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき、分割された各ブロックから不要となる情報を選別し、選別された前記不要となる情報を破棄する。また、前記分割された各ブロックにおいて前記予め定められた規則に基づき必要となる情報を付加する。そして、前記分割された各ブロックを不要となる情報が破棄されたブロック及び必要となる情報が付加されたブロックで置換し、置換後の各ブロックを1ページに割り付けて出力する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、入力デバイスから取得した画像データを編集して出力する画像処理方法及び画像処理装置に関する。
スキャナデバイスの低価格化に伴って、家庭においても手軽に原稿をスキャンして電子データ化できるようになった。さらに、記録装置であるインクジェットプリンタなどは進化し、最近では、マルチファンクションプリンタ(MFP)と呼ばれる画像の記録だけでなく画像の読み取りを行うことが可能な複合装置も普及している。すなわち、ユーザは、スキャナデバイスとプリンタデバイスを手にすることによって、家庭で、所有する原稿やコンテンツを手軽にコピーできるようになった。
コピーによってユーザの利便性を高めるコンテンツとして、例えば、音楽の「楽譜」がある。一般的に楽譜は書籍として購入するが、購入した書籍としての楽譜をそのまま譜面台に載せることは利便性が低下する。例えば、ページ数の多い楽譜を、譜面台に乗せて所望のページを見るためには、かなり強力に折り目をつけなければならず、書籍そのものを傷めることになる。このため、所望のページで固定するように工夫された譜面台も市販されているが、このような譜面台を用いた場合はページをめくることが難しくなる。すなわち、一般的に演奏時に譜面のページをめくることは煩わしい作業であり、特に、ピアノなどの両手を利用する楽器演奏においては、極めて困難な作業となる。
また、ピアノなどの音楽のレッスンにおいては、指導者が指示を楽譜に直接記入することも多いため、楽譜をコピーして原本をきれいに残すことなどが行われている。
さらに、自分で作曲した楽譜を編集したり配布したりする場合や、作曲を依頼して得られた楽曲を編集して譜面として配布する場合には、各種の編集作業が必要となる。このため、楽譜を編集などするための技術が開示されている。
また、演奏者はページめくりを少なくするために、1枚の用紙に複数ページ分の楽譜を並べて記録することがある。購入した書籍としての楽譜を、MFPの割り付けコピー機能を利用することで、1枚の用紙に複数ページ分の楽譜を並べてコピーすることができる。また、PC上に楽譜データがある場合は、プリンタドライバで割り付け記録を指定することにより、1枚の用紙に複数ページ分の楽譜を記録することが出来る。
割り付け記録や楽譜などの画像の編集に関する特許として以下のような技術が開示されている。
特許文献1には、1ページ分の原稿画像を所定数の出力領域に分割し、各出力領域に異なる種類のドキュメントを対応付けて夫々配置して出力する方法が開示されている。
特許文献2には、楽譜の五線で示される領域に対して、五線の幅及び五線で示される領域が相似となるように変倍して割り付けをする方法が開示されている。
特許文献3には、楽譜の各パートの境界や小節の境界を指定し、指定した境界が画面表示に合うようにこの境界の位置を移動して表示する方法が開示されている。
特許文献4及び特許文献5には、同時に演奏されるパートの複数の五線における最上段及び最下段の座標からこれら複数の五線をそれぞれの左端が左右方向に揃うように整列させる方法が開示されている。
特開2002−144664号公報 特登録2879941号公報 特登録3169142号公報 特開平06−149235号公報 特開平06−149236号公報
例えば、一般的な書籍としての楽譜は、過去の歴史的経緯より蓄積されたルールに基づき、演奏するための情報が書き込まれているものであり、全ての楽器演奏者が使いやすいものにはなっていない。そのため、演奏者は、楽譜をコピーして複数枚の紙に分割することでページめくりを容易にすることや、楽譜に色や印をつけるなどの書き込みをすることなどにより、演奏者自身が演奏しやすいように楽譜を編集していた。このような編集作業により、楽譜は演奏者にとって最適なものになる。しかし、演奏者にとって楽譜を編集することは非常に煩わしい作業であるため、容易に楽譜の編集をすることが望まれている。
図24では、1枚の用紙に4ページ分のデータを並べて記録する際のレイアウトを表しており、使用者は1−aから1−hのレイアウトをUI(ユーザインタフェース)により指定することができる。図1において1001は出力物を表し、1002は1ページ目のデータに対応する画像、1003は2ページ目のデータに対応する画像、1004は3ページ目のデータに対応する画像、1005は4ページ目のデータに対応する画像を表している。1−aでは出力物1001において、左上に画像1002、左下に画像1003、右上に画像1004、右下に画像1005を配置していることを示している。
しかしながら、このような割り付け記録は、各ページに対応する画像をページ単位で単純に並べ直すだけであり、例えば出力物1001が楽譜であるときには、視認性が良くない場合があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、簡単な編集作業で複数ページの原稿画像をページ単位だけでなく高い自由度で配置を変更して1ページに割り付けることができる画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、複数のページからなる原稿の画像を1ページに割り付けて出力する画像処理方法であって、
前記複数のページからなる原稿の画像データを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力した画像データを複数のブロックに分割する分割工程と、
前記1ページに割り付ける際に前記複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき、前記分割工程で分割された各ブロックから不要となる情報を選別する選別工程と、
前記選別工程で選別された前記不要となる情報を破棄する破棄工程と、
前記分割工程で分割された各ブロックにおいて前記予め定められた規則に基づき必要となる情報を付加する付加工程と、
前記分割工程で分割された各ブロックを前記破棄工程で不要となる情報が破棄されたブロック及び前記付加工程で必要となる情報が付加されたブロックで置換する置換工程と、
前記置換工程で置換後の各ブロックを1ページに割り付けて出力する出力工程と、
を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するための別の本発明は、複数のページからなる原稿の画像を1ページに割り付けて出力する画像処理装置であって、
前記複数のページからなる原稿の画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段で入力した画像データを複数のブロックに分割する分割手段と、
前記1ページに割り付ける際に前記複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき、前記分割手段で分割された各ブロックから不要となる情報を選別する選別手段と、
前記選別手段で選別された前記不要となる情報を破棄する破棄手段と、
前記分割手段で分割された各ブロックにおいて前記予め定められた規則に基づき必要となる情報を付加する付加手段と、
前記分割手段で分割された各ブロックを前記破棄手段で不要となる情報が破棄されたブロック及び前記付加手段で必要となる情報が付加されたブロックで置換する置換手段と、
前記置換手段で置換後の各ブロックを1ページに割り付けて出力する出力手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、1枚の用紙に複数ページの画像を割り付けて記録する場合に、ページ単位の単純な並べ替えだけでなく、ユーザの視認性が良くなるように高い自由度でレイアウトを変更して記録することが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
<PCアプリケーション>
ここでは、ホスト装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PC)上で動作するアプリケーションソフトにより本発明を実施する形態について説明を行う。
図1は、本発明の画像処理装置を含む画像処理システムの構成例を示す概念図である。
図1の画像処理システム101は、画像読み取り装置としてのスキャナ102とPC103と記録装置としてのプリンタ104によって構成されている。スキャナ102により読み取った楽譜のレイアウトを変更してプリンタ104により記録することが可能である。
図2は、図1に示した画像処理システム101のブロック図である。
図2において、201はROM(リードオンリーメモリ)、202はCPU(中央演算処理装置)、203はRAM(ランダムアクセスメモリ)である。また、204は入出力部(I/O)、205はNIC(Network Interface Card)、206はHDD(ハードディスクドライブ)、207はバスである。
CPU202は、ROM201に格納されたプログラム及びデータに従い、バス207を介して画像処理装置全体の動作を制御する。また、これと共に、RAM203をワークメモリとして画像処理を行う。例えば、I/O204、またはNIC205を介して入力される画像データや、予めHDD(ハードディスクドライブ)206等の記憶媒体に収められている画像データに画像処理を施す。そして、画像処理を施した画像データを、I/O204又はNIC205を介して出力し、また、HDD206等の記憶媒体に格納する。
例えば、I/O204は、所定のインタフェースを介して、CRTやLCD等のモニタ、プリンタ、スキャナ等の画像入出力デバイス、或いは磁気ディスクや光ディスク等の記憶媒体を備えた記憶装置が接続される。また、上記画像入出力デバイス及び記憶装置が接続されたコンピュータ機器とNIC205を介して画像データの入出力を行うこともできる。ネットワークとしては、Ethernet(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、IEEE1394に規定されるシリアルバス、USB(Universal Serial Bus)等が挙げられる。
<MFP>
一方、PCを介さず画像処理装置単体で動作する画像処理システムを用いた場合も同様の効果を得ることができる。
図3は、本発明の実施例である複合装置としてのマルチファンクションプリンタ(以下、MFP)301の概観斜視図である。このMFP301は、PCからデータを受信して記録する通常のPCプリンタとしての機能、スキャナとしての機能を有する。さらに、MFP単体で動作する機能として、スキャナで読み取った画像をプリンタで記録するコピー機能、メモリカードなどに格納された画像データを直接読み取って記録する機能、或いはデジタルカメラから画像データを受信して記録する機能を備えている。
図3において、MFP301はフラットベッドスキャナなどの読み取り部302、インクジェット式や電子写真式などの記録部303、表示パネルである表示部304、各種キースイッチ等を備える操作パネルである操作部305などにより構成されている。また、MFP301の背面にはPCと通信するためのPCインタフェースとしてのUSBポート(不図示)が設けられ、PCとの通信が行われる。上記の構成に加え、各種メモリカードからデータを読み出すためのカードスロットであるカードインタフェース306、デジタルカメラとデータ通信を行うためのカメラポートであるカメラインタフェース307を備える。さらに、自動で原稿を原稿台にセットするためのオートドキュメントフィーダー(以下ADF)308等を備える。
図4は、図3に示した画像処理システム101のブロック図である。
図4において、CPU401は、MFPが備える様々な機能を制御し、操作部305の所定の操作に従い、ROM406に記憶された画像処理のプログラムを実行する。
CCDを備える読み取り部302は、原稿画像を読み取り、赤(R)、緑(G)、青(B)色のアナログ輝度データを出力する。なお、読み取り部302は、CCDの代わりに密着型イメージセンサ(CIS)を備えてもよい。また、図3のようなADF308を備えれば、ここにセットされたオーダーシートの原稿画像を連続して読み取ることができる。
また、カードインタフェース306は、例えばデジタルカメラで撮影され、メモリカードなどに記録された画像データを、操作部305の所定の操作に従い読み込む。なお、カードインタフェース306を介して読み込まれた画像データは、必要に応じ、画像処理部402によって変換される。例えば、デジタルカメラの色空間(例えばYCbCr)に対応した画像データから、RGB色空間(例えばNTSC−RGBやsRGB)に対応した画像データへ変換される。また、読み込まれた画像データは、必要に応じ、そのヘッダ情報に基づいて有効な画素数への解像度変換など、アプリケーションに必要な様々な処理が施される。
また、カメラインタフェース307は、デジタルカメラに直接接続して画像データを読み込むためのものである。
画像処理部402では、後述する画像解析、変換特性の算出、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等の画像処理が行われ、それによって得られるデータは、RAM407に格納される。そして、RAM407に格納された補正データが、記録部303で記録するのに必要な所定量に達すると、記録部303による記録動作が実行される。
また、不揮発性RAM408は、バッテリバックアップされたSRAMなどで、MFPに固有のデータなどを格納する。
また、操作部305は、記憶媒体に格納された画像データを選択し、記録をスタートするためにフォトダイレクトプリントスタートキー、オーダーシートをプリントさせるキー、オーダーシートを読み込ますキーを有する。また、モノクロコピーやカラーコピーを行わせるためのコピースタートキー、コピーをする際の解像度や画質などのモードを指定するモードキー、コピー動作などを停止するためのストップキー、コピー枚数を入力するテンキーや登録キーなどを有する。CPU401は、これらキーの押下状態を検出し、その状態に応じて各部を制御する。
表示部304は、ドットマトリクスタイプの液晶表示部(LCD)及びLCDドライバを備え、CPU401の制御に基づき各種表示を行う。また、記憶媒体に格納された画像データのサムネイルを表示する。
記録部303は、インクジェット方式のインクジェットヘッド、汎用ICなどによって構成され、CPU401の制御により、RAM407に格納されている記録データを読み出し、ハードコピーとしてプリント出力する。
駆動部411は、上述した読み取り部302及び記録部303それぞれの動作における、給排紙ローラを駆動するためのステッピングモータ、ステッピングモータの駆動力を伝達するギヤ、ステッピングモータを制御するドライバ回路などから構成される。
センサ部410は、記録媒体の幅を検知するためのセンサ、記録媒体の有無を検知するためのセンサ、原稿画像の幅を検知するためのセンサ、原稿画像の有無を検知するためのセンサ及び記録媒体の種類を検知するためのセンサなどから構成される。CPU401は、これらセンサから得られる情報に基づき、原稿及び記録媒体の状態を検知する。
PCインタフェース414はPCとMFPとのインタフェースであり、MFPはPCインタフェース414を介して送信されるPCからの指示に基づいてプリント及びスキャンなどの動作を行う。
コピー動作時は、読み取り部302で読み取った原稿画像の画像データをMFP内部でデータ処理し、記録部303により記録する。操作部305により、コピー動作が指示されると、読み取り部302は原稿台に置かれた原稿を読み取る。読み取られた原稿画像の画像データは画像処理部402に送信され、後述する画像処理が施された後、記録部303に送信され記録が行われる。
図5はコピー時に実行される画像処理のフロー図である。以下、各ステップについて説明するが、本発明の本質ではないステップの詳細な説明は省略する。
読み取り部302で読み取られ、AD変換された画像データは、ステップS110により撮像素子のばらつきを補正するシェーディング補正が施される。
その後、ステップS120で、入力デバイス色変換が行われる。これにより入力デバイスである読み取り部302固有の色空間に対応した画像データが、標準的な色空間領域の画像データへと変換される。具体的には、IEC(International Electrotechnical Commission)により定められたsRGBやAdobe Systems社により提唱されているAdobeRGBなどの色空間領域の画像データへと変換される。変換方式としては、3×3や3×9のマトリクスによる演算方式や、変換規則を記載したテーブルを参照し、それに基づいて決定するルックアップテーブル方式などが挙げられる。
色変換が行われた画像データは、ステップS130において、画像の補正・加工処理が施される。処理内容としては、原稿画像の読み取りの際に発生するボケを補正するエッジ強調処理、光照射による読み取りの際に発生した裏写りを除去する処理、文字の判読性を向上させる文字加工処理などが挙げられる。
ステップS140では、拡大・縮小処理が実行され、ユーザにより変倍指定がされている場合や、2枚の原稿を1枚の紙に割り当てる割り付けコピーなどで、所望の倍率に変換される。変換方法は、バイキュービックやニアレストネイバーなどの方法が一般的である。割り付けコピーなど複数の画像を1枚の記録媒体にレイアウトしてプリントする際には、ステップS110からステップS140の動作を繰り返して複数の画像を読み取り、読み取られた画像を1枚のページに配置して以下のプリント動作に移行する。
ステップS150では、標準的な色空間領域の画像データを、出力デバイス固有の色空間に対応した画像データへと変換する。ステップS120の場合と同様、マトリクスによる演算方式やルックアップテーブル方式などを用いればよい。出力デバイス固有の色空間に対応した画像データから、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなどインクジェットMFP使用するインクの色の色空間に対応した画像データへ変換される。
ステップS160では、量子化処理が行われる。例えば、インクドットを吐出する又は吐出しないの2値で表現する場合あれば、誤差拡散などの量子化方法により2値化すればよい。これにより、記録部により記録可能なデータ形式となり、そのデータ形式の画像データに基づいて記録動作が実行され、画像が形成される。
(実施例1)
図6は、本発明の画像処理方法の動作フローを示す図である。
最初に、ステップS210で、MFPの操作部305などを用いてユーザにより指定された割り付けを行うための原稿画像のページ数NをCount値として代入する。
次に、ステップS220で、原稿画像の1ページ分の画像データについて前処理を行う。この前処理としては、最初に原稿画像の傾き補正を行う。これは、読み取り装置が原稿画像を読み取る際に、原稿画像が傾いて読み取られる場合があるためである。例えば、原稿画像が楽譜である場合、傾き補正としては楽譜の五線を利用して補正する方法を用いるとよい。例えば、図7に示すように、読み取った楽譜の画像濃度を複数の角度において算出してヒストグラムを作成した場合、五線に平行な角度の場合には五線に相当する部分のヒストグラムの凹凸が深くなる。このことから、五線が読み取り方向に平行になる角度を算出し画像全体に回転補正を行う。また、必要であれば、閾値を用いて2値化の演算を行ってもよい。閾値としては、固定の閾値を用いてもよいが、原稿画像の最も高い画像濃度がページによって異なる場合や原稿の余白部の画像濃度がページによって異なる場合は、明度のヒストグラムを作成した後に閾値を算出するようにしてもよい。また、フィルタ処理を用いて、五線や音符の旗の細線の再現性を高めるために太らせ処理をしてもよい。傾き補正された画像データにおける五線の情報を用いて原稿画像の規準位置を求める。
次に、ステップS230で、原稿画像の画像データを複数の矩形ブロックに分割する。このステップでは像域分離処理を行い、例えば、少なくとも「文字部」、「自然画部」、「下地部」の3種類の属性に画像を分離する。そして、像域分離された画像を属性毎に矩形ブロックに分割する。例えば、ステップS220の前処理された画像データが表現する原稿画像が図8の原稿画像であった場合、像域分離処理により「文字部」及び「下地部」の属性毎の矩形ブロックに分割された原稿画像は図9のように表される。なお、この原稿画像は楽譜なので、小節単位でブロックに分割されている。小節の区切りは五線に対して垂直な直線で表されるので、この直線を検出し、検出した直線で囲まれる部分毎に分割することで小節単位のブロックに分割することが出来る。
次に、ステップS240で、複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき分割された矩形ブロックに番号付けをする。このステップでは、1ページ分の原稿画像の各矩形ブロックに対し、左上にあるブロックから右下にあるブロックに向けて番号が増えるように番号付けする。図10は、図9の矩形ブロックに分割された原稿画像に対して番号付けをした結果を表している。左上から順番に番号付けされるので、ブロック901は「1−1」、ブロック902は「1−2」、ブロック903は「1−3」、ブロック904は「1−4」、ブロック905は「1−5」、ブロック906は「1−33」と番号付けされている。さらに、ブロック907は「1−10」、ブロック908は「1−16」、ブロック909は「1−22」、ブロック910は「1−28」、ブロック911は「1−13」、ブロック912は「1−31」と番号付けされている。原稿画像が楽譜である場合、ページ番号、タイトル、作曲者、大譜表又は小節などごとにブロックに分割されるので、1ページ分の原稿画像において各ブロックの座標を求め、その座標にしたがって番号付けすればよい。
次に、ステップS250で、レイアウト時に不要になる情報を複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき選別し、ブロック単位での情報の破棄及びブロック内における一部の情報の破棄を行う。例えば、複数ページの原稿画像をブロック単位で分割し、1ページに割り付けるという本発明において、原稿画像のページ番号は不要な情報である。したがって、図10のブロック901の情報は破棄される。また、楽譜は高音部譜表と低音部譜表をカッコでつないだ大譜表で表され、大譜表の先頭にはカッコ、ト音記号、ヘ音記号の記号が記載されている。ここでは、2ページ分の原稿画像を1ページに割り付けて記録を行う場合を例にする。原稿画像の1ページ目である図8の楽譜は5つの大譜表それぞれが6小節で構成されている。また、原稿画像の2ページ目は、ページ番号とそれぞれが6小節で構成されている7つの大譜表とから構成されている。そして、2ページ目は、「2−1」と番号付けされたページ番号のブロックと、それぞれ「2−2」から「2−43」と番号付けされた各小節のブロックに分割されている。本実施例における割り付けにおいては、これを模式的に示した図13で示されるようにそれぞれの大譜表は9小節で構成されるとする。この場合、レイアウト変更前は図10で示されるようにブロック907、908、910は大譜表の先頭であったのに対し、レイアウト変更後は図13で示されるようにこれらのブロックは大譜表の先頭にはならない。このため、カッコ、ト音記号、ヘ音記号が不要になる。図11はブロック内で不要になったカッコ、ト音記号、ヘ音記号を削除した画像の例を表すものである。図11(a)は大譜表の先頭の小節を表したものであり、図11(b)はブロック内で不要になったカッコ、ト音記号、ヘ音記号を削除した小節を表す。カッコ、ト音記号、ヘ音記号の位置は大譜表の先頭に記載するものであるため、必ず左端のブロック内に含まれるものである。これらは、例えば、ブロック内でパタンマッチングを行うことにより検出することができる。
次に、ステップS260で、レイアウト時に必要になる情報を複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき付加する。上記のとおり、大譜表の先頭にはカッコ、ト音記号、ヘ音記号が必要になる。ブロック911、912は、レイアウト変更後は大譜表の先頭になるため、カッコ、ト音記号、ヘ音記号が必要になる。図12はブロック内で必要になったカッコ、ト音記号、ヘ音記号を付加した画像の例を表すものである。図12(a)は大譜表の先頭で無い小節を表したものであり、図12(b)はブロック内で必要となるカッコ、ト音記号、ヘ音記号を付加した小節を表す。必要な情報の付加は、例えば、カッコ、ト音記号、ヘ音記号などの必要な情報としての画像データを予め本体のメモリに格納しておき、レイアウト変更後の楽譜に応じて付加すればよい。
次に、ステップS270でCount値をデクリメントし、ステップS280でCount値が0になったかどうかを判断する。Count値が0でないと判断した場合は次のページの原稿画像に対してステップS220からステップS270までのステップを繰り返す。Count値が0になったと判断した場合はステップS290に進む。
ステップS290では、番号付けされたそれぞれの矩形ブロックについて、ユーザによる割り付けるブロックの数についての指示に従ってレイアウト変更を行う。上記のとおり、図13は、2ページ分の原稿画像を1ページに割り付けて記録を行う場合のレイアウトを模式的に示した図である。「1−2」と番号付けされたブロックから「1−33」と番号付けされたブロックは、1ページ目の原稿画像から割り付けられたブロックである。また、「2−2」と番号付けされたブロック913から「2−43」と番号付けされたブロック914までは、不図示の2ページ目の原稿画像から割り付けられたブロックである。なお、これらのブロックは、ステップS250及びステップS260で情報が破棄及び付加されたブロックで置換された置換後のブロックである。
本実施例では、6小節の大譜表を含む2ページ分の楽譜を9小節の大譜表を含む1ページの楽譜にレイアウト変更している。レイアウト変更後の大譜表の小節の数については、1ページの楽譜に割り付けるための楽譜のページ数、大譜表の数、1つの大譜表における小節の数により一意に決定されるため、予め計算しておくとよい。
また、各大譜表の高音部譜表と低音部譜表の間隔は一定でなく、各小節の幅も一定ではない。このため、レイアウト時にブロックを変形して両方の譜表の五線を合わせるように整形するとよい。
これにより、1枚の用紙に複数ページを割り付けて記録する場合でも視認性の良い記録物を作成することができる。
(実施例2)
実施例1は、原稿画像がフォーマットの決まった楽譜である場合の実施例であった。本実施例は、原稿画像が決まったフォーマットの無い書類の場合の実施例である。
図14は、図6のステップS240のブロックの番号付け処理における動作フローを示す図である。
最初に、ステップS310で、図6のステップS230で分割されたブロックをグルーピングするグルーピング処理を行う。このグルーピング処理は、例えば、各ブロックにおける上下方向の切れ目に基づいて原稿画像を上下方向に分割することで、1つ又は複数のブロックからなる複数のグループにブロックをまとめる処理である。具体的なグルーピング処理の例について図15から図17を用いて説明する。図15は1ページ分の原稿画像を示している。1501、1502、1503、1504、1505は文章を模式的に表しており、1506、1507はグラフ、図、自然画などのオブジェクトを模式的に表している。図16は図15の原稿画像を実施例1で説明した方法でブロック分割し、番号付けしたブロックを模式的に表した図である。図17は、図16をグルーピングしたものであり、各ブロックは1701から1710の10のグループにまとめられる。
次に、ステップS320で、グループを分割するグループ分割処理を行う。このグループ分割処理は、例えば、各グループのうち複数のブロックから構成されるグループにおいて複数のブロックの横方向の切れ目に基づいてブロックを横方向に分割する処理である。具体的なグループ分割処理の例について図18を用いて説明する。図18は、図17のようにグルーピングされた原稿画像をグループ分割した原稿画像である。図17のグループ1705はグループ1711とグループ1712に分割され、グループ1706はグループ1713とグループ1714に分割されている。
次に、ステップS330で、文字についてのブロックを図6のステップS230で「文字部」として像域分離されたブロックを、割り付け記録する際に用いられる原稿画像のページ数に基づいて分割する。「文字部」として像域分離されたブロックを複数のブロックに分割して並べ替えることで文章の段組を行うことができる。一方、文字以外の画像である「自然画部」として像域分離されたブロックを分割して並べ替えると画像として意味を成さないものとなってしまう。図19は1枚の用紙に2ページを割り付けて記録する場合の「文字部」のブロックを分割した例であり、図18のようにグループ分割処理された原稿画像の文字部のブロックを分割した原稿画像である。図19のブロック1715、1716、1718は、図18の「文字部」のブロック1701を割り付けページ数に応じてブロック分割したものである。ここでは、2ページ分の原稿画像を1ページに割り付けて記録するが、各ブロックの倍率を変更して配置した際、ページ幅に合うように3つのブロックに分割している。
上記手順に従い、図18の「文字部」のブロック1702、1703、1704、1707、1708、1709、1710も同様に3つのブロックに分割される。
このように、像域分離された結果に基づいてブロック分割することによって、PCで作成した書類やWebページなど決まったフォーマットが無い原稿画像について割り付け記録をする場合にも視認性の良い記録物を生成することができる。なお、本実施例は、レイアウト時に不要になる情報及びレイアウト時に必要になる情報はともに検出されなかった場合の実施例である。例えば、原稿画像にページ番号が含まれていた場合、原稿画像のページ番号を不要な情報として、ページ番号を除いたレイアウトとすることができる。
(実施例3)
図20は、レイアウト結果を表示し、レイアウトを決定するための処理フローを表すものである。
本発明のように複数ページの原稿画像を1ページに割り付けて記録する場合、ユーザによって最適なレイアウトは異なる。例えば、図21に示すように、文章のレイアウトにしても、2101のように1段で段組されているレイアウトを好ましいと考えるユーザがいる一方、2102のように2段で段組されているレイアウトを好ましいと考えるユーザもいる。また、本発明は単純に複数ページを並べ替えるものではないため、無限のレイアウトが考えられる。無限のレイアウトから各ユーザが最適と考えるレイアウトを自動で提供することは困難であるため、複数のレイアウトをユーザに提示し、その中からユーザが最適と考えるレイアウトを選択させる手段が必要となる。
最初に、ステップS410で、ユーザの指示によって定められた回数であり、レイアウト結果を表示する回数MをCount値として設定する。
次に、ステップS420で、レイアウト変更処理を行う。ここでのレイアウト変更処理は、例えば、図6のステップS290のレイアウト変更処理であり、考えられる複数のレイアウトのうちから所定のアルゴリズムに基づいて1のレイアウトを選択し、このレイアウトに変更する。なお、この所定のアルゴリズムは、ステップS410でレイアウト結果を表示する回数として2以上の回数が設定された場合は、このステップに移行されるごとに異なるレイアウトを選択するように定められている。
次に、ステップS430で、ステップS420で変更されたレイアウト結果を表示する。
次に、ステップS440で、レイアウト結果の表示回数がステップS410でユーザにより定められた回数に達したか否かを判断する。この回数に達した場合は、このレイアウト結果を表示し、レイアウトを決定するための処理を終了し、この回数に達していない場合は、ステップS450に進む。なお、ここで、このレイアウト結果を表示し、レイアウトを決定するための処理を終了した場合、ページ単位で原稿画像を割り付けて記録する従来の割り付け記録を行う。
ステップS450では、Count値をデクリメントし、ステップS460に進む。
ステップS460では、ステップS430で表示したレイアウト結果に対してユーザによる採用の可否を判断する。ユーザがUIを介してこのレイアウト結果を採用すると選択した場合は、このレイアウト結果を選択して終了し、選択されなかった場合は、ステップS420に戻る。
以下、図22と図23を用い、1枚の用紙に4ページ分の原稿画像を割り付けて記録する際に図20のステップS430で表示するレイアウト結果の例を説明する。4ページ分の原稿画像における各ページのレイアウト方法は同様であるので、1ページ目について説明する。なお、この1ページ目の原稿画像は図15の原稿画像とする。
図16の番号付けしたブロックを模式的に表した図において、図22及び図23のレイアウト情報に基づいて不要な情報の削除や必要な情報の付加を行ったとする。
図22は、図20のステップS430で表示されたレイアウト結果の1例である。なお、実施例2のレイアウト規則に基づいてレイアウトを行ったものである。また、図23は、図22のレイアウトをユーザが選択しなかったために表示された、図22とは別のレイアウト結果の1例である。一部の「文字部」のブロックにおいて、実施例2で示したレイアウト規則とは異なるレイアウト規則に基づいてレイアウトを行ったものである。図22と図23の違いは、ブロック1501からブロック1505の配置のさせ方の違いである。この配置のさせ方の違いは、ブロック化する際に像域分離結果としてブロック1501から1505が全て「文字部」と判定されていることを利用して行われたものである。
このように、複数ページをブロックに分割し、再レイアウトを行う場合には無数のレイアウトが存在することになる。また、ユーザによって最適と考えるレイアウトは異なる。そのため、複数のレイアウト規則を持ち、それらレイアウト規則に基づいて処理したレイアウト結果をユーザに提示し、最適と考えるレイアウトをユーザに選択させることによって最適なレイアウト結果を提供することが可能となる。
(その他の実施例)
本発明には、各種デバイスと接続された装置等に上記実施例の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、その装置等のコンピュータに格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることにより実施するものも含まれる。
また、この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が上記実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、記憶媒体などのそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段も本発明を構成する。その記憶媒体の具体例としては、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等が挙げられる。
また、本発明には、コンピュータに供給されたプログラムコードを実行することにより上記実施例の機能が実現される場合の、プログラムコードが含まれるだけではない。プログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)及び他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施例の機能が実現される場合の、プログラムコードも本発明に含まれる
また、コンピュータに供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボード及び機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づき、それらに備わるCPU等の処理により上記実施例の機能が実現される場合がある。この場合のプログラムコードも本発明に含まれる。
以上、本発明の様々な実施例について説明したが、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲で様々な修正及び変更が可能である。
本発明の画像処理装置を含む画像処理システムの構成例を示す概念図である。 図1の画像処理装置を含む画像処理システムのブロック図である。 本発明の実施例であるMFPの概観斜視図である。 図3のMFP装置のブロック図である。 コピー時に実行される画像処理のフロー図である。 本発明の画像処理方法の動作フローを示す図である。 原稿画像の傾き補正を説明するための図である。 楽譜の原稿画像を模式的に表した図である。 楽譜の原稿画像をブロック分割した結果を模式的に表した図である。 ブロックに番号付けをした結果を模式的に表した図である。 不要な情報を削除した例を表した図である。 必要な情報を付加した例を表した図である。 本発明の割り付け記録を行った結果を模式的に表した図である。 ブロックの番号付け処理における動作フローを示す図である。 1ページ分の原稿画像を示す図である。 ブロック分割し、番号付けしたブロックを模式的に表した図である。 ブロックをグルーピングした例を模式的に表した図である。 グループ分割処理を説明するための図である。 原稿画像の文字部のブロックを分割した原稿画像を示す図である。 レイアウト結果を表示し、レイアウトを決定するための処理フローを表す図である。 文章の段組を模式的に表した図である。 割り付け記録行うためのレイアウト結果を模式的に表した図である。 割り付け記録行うためのレイアウト結果を模式的に表した図である。 割り付け記録のレイアウトを表す図である。
符号の説明
103 PC
202 CPU
204 I/O
301 MFP
302 読み取り部
303 記録部
401 CPU
402 画像処理部

Claims (9)

  1. 複数のページからなる原稿の画像を1ページに割り付けて出力する画像処理方法であって、
    前記複数のページからなる原稿の画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力した画像データを複数のブロックに分割する分割工程と、
    前記1ページに割り付ける際に前記複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき、前記分割工程で分割された各ブロックから不要となる情報を選別する選別工程と、
    前記選別工程で選別された前記不要となる情報を破棄する破棄工程と、
    前記分割工程で分割された各ブロックにおいて前記予め定められた規則に基づき必要となる情報を付加する付加工程と、
    前記分割工程で分割された各ブロックを前記破棄工程で不要となる情報が破棄されたブロック及び前記付加工程で必要となる情報が付加されたブロックで置換する置換工程と、
    前記置換工程で置換後の各ブロックを1ページに割り付けて出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記原稿は、楽譜であり、
    前記分割工程は、前記楽譜の大譜表の画像において小節ごとに分割することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記不要となる情報は、ページ番号、ト音記号及びヘ音記号の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 前記必要となる情報は、ト音記号及びヘ音記号の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 前記原稿は、文字により構成される画像と文字以外により構成される画像とを有しており、
    前記分割工程は、前記文字により構成される画像と前記文字以外により構成される画像とが異なるブロックになるように分割することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  6. 前記分割工程は、前記文字以外により構成される画像が1つのブロックとなるように分割することを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 前記割り付け工程により各ブロックが1ページに割り付けられた画像を表示する表示工程と、
    前記表示工程で表示された前記各ブロックが1ページに割り付けられた画像をユーザが採用するか否かを選択する選択工程と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  8. 複数のページからなる原稿の画像を1ページに割り付けて出力する画像処理装置であって、
    前記複数のページからなる原稿の画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力した画像データを複数のブロックに分割する分割手段と、
    前記1ページに割り付ける際に前記複数のページの文書の連続性が維持されるように予め定められた規則に基づき、前記分割手段で分割された各ブロックから不要となる情報を選別する選別手段と、
    前記選別手段で選別された前記不要となる情報を破棄する破棄手段と、
    前記分割手段で分割された各ブロックにおいて前記予め定められた規則に基づき必要となる情報を付加する付加手段と、
    前記分割手段で分割された各ブロックを前記破棄手段で不要となる情報が破棄されたブロック及び前記付加手段で必要となる情報が付加されたブロックで置換する置換手段と、
    前記置換手段で置換後の各ブロックを1ページに割り付けて出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 複数のページからなる原稿の画像を1ページに割り付けて出力する画像処理装置に実行させるプログラムあって、請求項1に記載の各工程を実行させることを特徴とするプログラム。
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