JP2009145282A - Fmcwレーダ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】速度全組合せ算出部111は、検出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数の全組合せに対応する速度値を算出する。速度出現頻度算出部112は、上記全組合せに対応する速度値について、その出現頻度を集計算出する。UP/DOWN周波数ペアリング部113は、上記出現頻度に基づいて、UP周波数とDOWN周波数の適切なペアを決定する。この場合、各組合せに対応する速度値又は距離値が所定の閾値を超えるものについては、ペアから除外される。
【選択図】図1
Description
この原理を、図13に示す。
[数式1]
fup=(4β/T)×r+(2f0 /c)×ν
fdown=(4β/T)×r−(2f0 /c)×ν
[数式2]
r=(fup+fdown)×T/(8β)
ν=(fup−fdown)×c/(4f0 )
ルーピング後に平均化して距離、速度を算出することにより、ノイズの影響を除去するものである。
本発明は、送信信号に対して三角波状の周波数変調を行い、該送信信号及び受信信号の周波数が増加する区間でのビート周波数であるUP周波数と、減少する区間でのビート周波数であるDOWN周波数のペアを検出することにより、目標対象物体との距離及び速度を測定するレーダ装置による受信波を処理とする装置又はプログラムを前提とする。
速度出現頻度算出部(図1の112)は、速度組合せ算出手段にて算出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値について、その出現頻度を集計算出する。
本発明では、道路を走行する車群は類似した速度で走行することに着目し、速度の出現頻度を算出し最も出現頻度が高い速度が検出されている車群の速度と判定し、その速度に近いものから優先しUP周波数とDOWN周波数のペアリング対象とすることで、UP周波数とDOWN周波数の組合せの優先が明確になるため、ミスペアを削減することが可能
となる。
図1は、本発明の実施形態の構成図である。
発振器102の出力信号はFM変調器101によって、三角波で周波数変調されている。この三角波は前述した図13(a)と同様のものである。このようにしてFM変調された三角波の送信信号は、送信アンテナ103から送信される。
このようにして得られた混合デジタル信号は、FFT演算部108にて、高速フーリエ変換によって周波数成分信号が検出される。
距離・速度・受信電力算出部114は、上記決定されたUP周波数とDOWN周波数のペアごとに、そのペアに対応する移動物体の距離、速度、及び上記UP周波数とDOWN周波数のペアの受信電力を算出する。
図1に示される構成を有するFMCWレーダ装置は、例えば道路の上部に設置されて道路にむけてレーダを照射する場合、図3に示されるように、#1〜#Nの各測定方位に順次例えば10ミリ秒ずつ照射してゆき、各測定方位ごとに移動対象物体の検出を行う。
この結果、図4(a)に示されるようなA/D変換器107(図1)の出力に対して、FFT演算部108(図1)が、図4(b)に示されるように、UP区間での周波数解析を行った得られるUP周波数成分402と、DOWN区間での周波数解析を行って得られるDOWN周波数成分403には、複数のUP周波数とDOWN周波数のピークがそれぞれ現れる。
したUP周波数のピークと、DOWN周波数抽出部110が抽出したDOWN周波数のピークの全ての組合せについて、前述した数2式に基づいて各移動対象物体の相対速度νを算出し、図8に示されるようなテーブルを作成する。なお、UP周波数抽出部109及びDOWN周波数抽出部110は、それぞれ例えば12個までのUP周波数のピークとDOWN周波数のピークを抽出するように動作する。
ペアがある場合には、そのペアが示す移動対象物体の距離は非現実的であるとして、速度全組合せテーブルからそのデータを削除し(図2のステップS206−>S207)、ステップS205−>S206の判定に戻る。
図12に示されるコンピュータは、CPU1201、メモリ1202、入力装置1203、出力装置1204、外部記憶装置1205、可搬記録媒体1209が挿入される可搬記録媒体駆動装置1206、及びネットワーク接続装置1207を有し、これらがバス1208によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記システムを実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
制御を行う。
可搬記録媒体駆動装置1206は、光ディスクやSDRAM、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記録媒体1209を収容するもので、外部記憶装置1205の補助の役割を有する。
本実施形態によるシステムは、図1の108〜114の機能を搭載したプログラムをCPU1201が実行することで実現される。そのプログラムは、例えば外部記憶装置1205や可搬記録媒体1209に記録して配布してもよく、或いはネットワーク接続装置1207によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
(付記1)
送信信号に対して三角波状の周波数変調を行い、該送信信号及び受信信号の周波数が増加する区間でのビート周波数であるUP周波数と、減少する区間でのビート周波数であるDOWN周波数のペアを検出することにより、目標対象物体との距離及び速度を測定するレーダ装置において、
検出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値を算出する速度組合せ算出手段と、
該速度組合せ算出手段にて算出された前記複数のUP周波数と前記複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値について、その出現頻度を集計算出する速度出現頻度算出手段と、
該速度出現頻度算出手段が算出した出現頻度に基づいて、前記速度組合せ算出手段が前記速度値を算出する際に組み合わせた前記UP周波数と前記DOWN周波数との組合せの中からペアを決定するUP/DOWN周波数ペアリング手段と、
を含むことを特徴とするFMCWレーダ装置。
(付記2)
UP/DOWN周波数ペアリング手段は、前記速度出現頻度算出手段が算出した出現頻度が一定の閾値以上である前記UP周波数と前記DOWN周波数のペアを決定することを特徴とする付記1に記載のFMCWレーダ装置。
(付記3)
前記UP/DOWN周波数ペアリング手段は、前記速度組合せ算出手段にて算出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数の組合せに対応する速度値のうち、所定の速度閾値以上のものについては、該速度値に対応する前記UP周波数及び前記DOWN周波数の組合せをペアとして決定しない、
ことを特徴とする付記2に記載のFMCWレーダ装置。
(付記4)
前記UP/DOWN周波数ペアリング手段は、前記速度組合せ算出手段が前記速度値を
算出する際に組み合わせた複数のUP周波数と複数のDOWN周波数の組合せのうち、各組合せに基づいて算出できる距離値が所定の距離閾値以上のものについては、それに対応する前記UP周波数及び前記DOWN周波数の組合せをペアとして決定しない、
ことを特徴とする付記2に記載のFMCWレーダ装置。
(付記5)
送信信号に対して三角波状の周波数変調を行い、該送信信号及び受信信号の周波数が増加する区間でのビート周波数であるUP周波数と、減少する区間でのビート周波数であるDOWN周波数のペアを検出することにより、目標対象物体との距離及び速度を測定するレーダ装置による受信波を処理するコンピュータに、
検出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値を算出する速度組合せ算出機能と、
該速度組合せ算出機能にて算出された前記複数のUP周波数と前記複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値について、その出現頻度を集計算出する速度出現頻度算出機能と、
該速度出現頻度算出機能が算出した出現頻度に基づいて、前記速度組合せ算出機能が前記速度値を算出する際に組み合わせた前記UP周波数と前記DOWN周波数との組合せの中からペアを決定するUP/DOWN周波数ペアリング機能と、
を実行させるためのプログラム。
102 発振器
103 送信アンテナ
104 受信アンテナ
105 ミキサ部
106 フィルタ部
107 A/D変換器
108 FFT演算部
109 UP周波数抽出部
110 DOWN周波数抽出部
111 速度全組合せ算出部
112 速度出現頻度算出部
113 UP/DOWN周波数ペアリング部
114 距離・速度・受信電力算出部
Claims (5)
- 送信信号に対して三角波状の周波数変調を行い、該送信信号及び受信信号の周波数が増加する区間でのビート周波数であるUP周波数と、減少する区間でのビート周波数であるDOWN周波数のペアを検出することにより、目標対象物体との距離及び速度を測定するレーダ装置において、
検出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値を算出する速度組合せ算出手段と、
該速度組合せ算出手段にて算出された前記複数のUP周波数と前記複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値について、その出現頻度を集計算出する速度出現頻度算出手段と、
該速度出現頻度算出手段が算出した出現頻度に基づいて、前記速度組合せ算出手段が前記速度値を算出する際に組み合わせた前記UP周波数と前記DOWN周波数との組合せの中からペアを決定するUP/DOWN周波数ペアリング手段と、
を含むことを特徴とするFMCWレーダ装置。 - 前記UP/DOWN周波数ペアリング手段は、前記速度出現頻度算出手段が算出した出現頻度が一定の閾値以上である前記UP周波数と前記DOWN周波数のペアを決定することを特徴とする請求項1に記載のFMCWレーダ装置。
- 前記UP/DOWN周波数ペアリング手段は、前記速度組合せ算出手段にて算出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数の組合せに対応する速度値のうち、所定の速度閾値以上のものについては、該速度値に対応する前記UP周波数及び前記DOWN周波数の組合せをペアとして決定しない、
ことを特徴とする請求項2に記載のFMCWレーダ装置。 - 前記UP/DOWN周波数ペアリング手段は、前記速度組合せ算出手段が前記速度値を算出する際に組み合わせた複数のUP周波数と複数のDOWN周波数の組合せのうち、各組合せに基づいて算出できる距離値が所定の距離閾値以上のものについては、それに対応する前記UP周波数及び前記DOWN周波数の組合せをペアとして決定しない、
ことを特徴とする請求項2に記載のFMCWレーダ装置。 - 送信信号に対して三角波状の周波数変調を行い、該送信信号及び受信信号の周波数が増加する区間でのビート周波数であるUP周波数と、減少する区間でのビート周波数であるDOWN周波数のペアを検出することにより、目標対象物体との距離及び速度を測定するレーダ装置による受信波を処理するコンピュータに、
検出された複数のUP周波数と複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値を算出する速度組合せ算出機能と、
該速度組合せ算出機能にて算出された前記複数のUP周波数と前記複数のDOWN周波数との組合せに対応する速度値について、その出現頻度を集計算出する速度出現頻度算出機能と、
該速度出現頻度算出機能が算出した出現頻度に基づいて、前記速度組合せ算出機能が前記速度値を算出する際に組み合わせた前記UP周波数と前記DOWN周波数との組合せの中からペアを決定するUP/DOWN周波数ペアリング機能と、
を実行させるためのプログラム。
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