JP2009031669A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】同一の原稿の画像を、複数の設定に基づいて用紙に画像形成する際に、ユーザの意図したとおりの順序で各設定に応じた画像形成を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙に画像を形成する画像形成部4と、画像形成部4により画像形成を行わせるための複数の設定を受け付ける操作パネル部47と、操作パネル部47により受け付けられた複数の設定に基づく画像形成の実行順序の設定を受け付ける実行順序ボタン709,710と、同一の原稿の画像に基づいて、操作パネル部47により受け付けられた複数の設定にそれぞれ応じた画像形成を、実行順序ボタン709,710によって受け付けられた実行順序で画像形成部4により行わせる実行順序制御部101とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】用紙に画像を形成する画像形成部4と、画像形成部4により画像形成を行わせるための複数の設定を受け付ける操作パネル部47と、操作パネル部47により受け付けられた複数の設定に基づく画像形成の実行順序の設定を受け付ける実行順序ボタン709,710と、同一の原稿の画像に基づいて、操作パネル部47により受け付けられた複数の設定にそれぞれ応じた画像形成を、実行順序ボタン709,710によって受け付けられた実行順序で画像形成部4により行わせる実行順序制御部101とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、種々の設定が可能な画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置は、用紙の種類の設定や片面/両面印刷の切り替え設定等、種々の印刷条件の設定が可能となっている。このような画像形成装置を用いて、例えば同一の原稿を複数種類の印刷条件で複写する場合、印刷条件を変更する都度、再び原稿画像の読み取りを行わせたり、原稿の画像データを送信し直したりするのは不便である。そこで、同一の原稿画像に対して複数種類の印刷条件を設定可能とし、例えば1回読み取った原稿の画像を、普通紙で10枚、OHP用紙で10枚といったように複写する複写機が提案されている(例えば、特許文献1,2,3参照。)。
特開平6−282140号公報
特開平10−319790号公報
特開2002−268468号公報
ところで、上述のように、同一の原稿画像に対して設定された複数種類の印刷条件は、印刷出力の重要度や緊急度が異なっている場合がある。例えば、取引先への提出用に上質紙で3部印刷し、社内配布用に再生紙で10部印刷する場合、取引先提出用の上質紙による印刷物の方が重要である。しかるに、上述の複写機では、同一原稿に対して上質紙の設定と再生紙の設定とをした場合、どちらが先に印刷されるか判らない。そのため、先に再生紙による複写が開始されてしまうと、再生紙による複写中に用紙切れ、トナー切れ、紙詰まり等のトラブルが発生した場合、複写機が停止してしまい、上質紙による複写出力が得られなくなってしまうという不都合があった。
また、このようなトラブルが発生しなくても、原稿枚数や複写部数が多かったり、両面印刷、パンチ、ステープルといった処理に時間のかかる設定がされていた場合には、先に実行が開始された再生紙による複写の終了に時間がかかる。例えば100枚の原稿を、再生紙で10部、両面印刷でパンチ、ステープル処理を施して出力しようとすると、印字速度50ppmであった場合、上質紙による複写が開始されるまで20分かかる、といったことも発生し得る。そのため、例えば取引先を待たせているときのように上質紙による複写を急いでいる場合に、再生紙による複写が先に実行されてしまうと、急いでいる複写物の出力が待たされてしまうという不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、同一の原稿の画像を、複数の設定に基づいて用紙に画像形成する際に、ユーザの意図したとおりの順序で各設定に応じた画像形成を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成を行わせるための複数の設定を受け付ける設定受付部と、前記設定受付部により受け付けられた各設定に基づく画像形成の実行順序の設定を受け付ける実行順序受付部と、同一の原稿の画像に基づいて、前記設定受付部により受け付けられた複数の設定にそれぞれ応じた複数の用紙への画像形成を、前記実行順序受付部によって受け付けられた実行順序で前記画像形成部により行わせる実行順序制御部とを備える。
この構成によれば、実行順序制御部によって、同一の原稿の画像に基づいて、設定受付部により受け付けられた複数の設定にそれぞれ応じた画像形成が、実行順序受付部によって受け付けられた実行順序で画像形成部により実行される。これにより、同一の原稿の画像を、複数の設定に基づいて用紙に画像形成する際に、ユーザの意図したとおりの順序で各設定に応じた画像形成を行うことができる。
また、前記画像形成部により画像が形成された用紙に後処理を施す後処理部をさらに備え、前記複数の設定には、前記後処理部の設定を含むことが好ましい。
この構成によれば、設定受付部により受け付けられた後処理部の設定を含んで、ユーザの意図したとおりの順序で各設定に応じた画像形成を行うことができる。
また、前記複数の設定は、前記画像形成を行う用紙の種類を設定する用紙設定、前記画像形成を前記用紙の片面に行うか両面に行うかを設定する用紙面設定、前記画像形成部により画像形成された用紙にステープルを施すか否かを設定するステープル設定、及び前記画像形成部により画像形成された用紙にパンチを施すか否かを設定するパンチ設定のうち、少なくとも一つを含むことが好ましい。
用紙設定、用紙面設定、ステープル設定、及びパンチ設定は、画像形成の結果物の重要度に応じて設定が異なる可能性が高いので、このような設定に基づく画像形成の実行順序を設定可能とすることにより、利便性が向上する。
また、前記設定受付部により受け付けられた複数の設定を一覧表示する表示部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、設定受付部により受け付けられた複数の設定が、表示部によって一覧表示されるので、ユーザは複数の設定を一見して確認することができる結果、利便性が向上する。
また、前記表示部は、タッチパネルであって、表示画面の操作により前記一覧表示されている複数の設定のうち一つを選択する選択指示を受け付け、前記設定受付部は、前記表示部によって受け付けられた選択指示により選択された設定の実行順序を受け付けることが好ましい。
この構成によれば、ユーザは、タッチパネルの表示画面に一覧表示されている複数の設定を見ながら、実行順序を設定しようとする設定を直接タッチすることにより、当該設定を選択すると共に、選択された設定の実行順序を設定することが可能となるので、利便性が向上する。
また、前記複数の設定は、それぞれが複数の機能設定の組み合わせであることが好ましい。
この構成によれば、それぞれ複数の機能設定が組み合わされた複数の設定に応じた画像形成の実行順序を、ユーザの意図したとおりの順序に設定することができるので、より複雑な設定に基づく画像形成処理の順序をユーザの意図したとおりに行うことができる結果、利便性が向上する。
このような構成の画像形成装置は、実行順序制御部によって、同一の原稿の画像に基づいて、設定受付部により受け付けられた複数の設定にそれぞれ応じた画像形成が、実行順序受付部によって受け付けられた実行順序で画像形成部により実行される。これにより、同一の原稿の画像を、複数の設定に基づいて用紙に画像形成する際に、ユーザの意図したとおりの順序で各設定に応じた画像形成を行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す側面図である。図2は、図1に示す複写機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置は、複写機に限られず、例えばプリンタやファクシミリ、あるいはこれらを複合した複合機等であってもよい。
複写機1は、本体部2と、本体部2の用紙搬出側、例えば左側に配設された後処理部3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6と、本体部2の内部に配設された制御部100とを有している。また、複写機1のフロント部には、略長方形の操作パネル部47(設定受付部)が設けられている。
操作パネル部47は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部473と、操作者から操作指示が入力される操作キー部476とを備える。操作キー部476は、スタートボタン471、及びテンキー472等を備える。
スタートボタン471は、コピー動作やスキャン動作等の各動作を開始させる指示を操作者から受け付ける。テンキー472は、コピー部数を指定する指示等を操作者から受け付けるキーである。
表示部473は、タッチパネルとLCDとを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成される。表示部473は、種々の操作画面を表示すると共に、操作者が表示画面(表示されている操作キー)を押圧することで種々の設定や機能の実行指令を入力することが可能とされている。
原稿読取部5は、CCD(Charge Coupled Device)512及び露光ランプ511等からなるスキャナ51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを制御部100へ出力する。また、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部100へ出力する。
原稿給送部6は、原稿載置部601、給紙ローラ602、原稿搬送部603及び原稿排出部604を備える。給紙ローラ602は、原稿載置部601にセットされた所要枚数分の原稿を一枚ずつ繰り出し、原稿搬送部603は、繰り出される原稿を順次スキャナ51の読み取り位置に搬送する。スキャナ51は搬送される原稿の画像を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部604に排出される。原稿搬送部603は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構を備え、原稿の両面の画像を原稿読取スリット53を介してスキャナ51から読取可能にしている。
また、原稿給送部6は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部6の前面側を上方に移動させて原稿台52上面を開放することにより、原稿台52の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等をユーザが載置できるようになっている。
本体部2は、手差トレイ460、給紙カセット461−1,461−2,461−3、複数の給紙ローラ462、画像形成部4、排出口209、排出トレイ48、及び制御部100等を備える。画像形成部4は、像形成部40、定着部45、及び画像形成部4内の用紙搬送路中に設けられた種々の搬送ローラ等からなる用紙搬送部46を備える。像形成部40は、転写ローラ41、露光装置42、感光体ドラム43、及び現像装置44を備える。以下、給紙カセット461−1,461−2,461−3を総称して給紙カセット461と称し、個別の給紙カセットを示すときは、添え字を付して称する。
感光体ドラム43は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置42は、原稿読取部5において読み取られた原稿の画像に応じて変調されたレーザ光を感光体ドラム43上に走査し、ドラム表面に静電潜像を形成する。現像装置44は、黒色の現像剤を感光体ドラム43に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙ローラ462は、印刷用紙(用紙)が収納された手差トレイ460や給紙カセット461から印刷用紙を引き出し、転写ローラ41まで給送する。転写ローラ41は、搬送された印刷用紙に感光体ドラム43上のトナー像を転写させ、定着部45は、転写されたトナー像を加熱して印刷用紙に定着させる。その後、印刷用紙は、本体部2の排出口209から後処理部3に搬入される。また、印刷用紙は、必要に応じて排出トレイ48へも排出される。
また、印刷用紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部4で用紙の一方の面に画像を形成した後、この印刷用紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて印刷用紙をスイッチバックさせ、印刷用紙を用紙搬送路Lに送って画像形成部4の上流域に再度搬送し、画像形成部4により他方の面に画像を形成した後、排出口209又は排出トレイ48に排出する。
後処理部3は、搬入口301、印刷用紙搬送部302、仕分け部303、用紙加工部304、搬出口305およびスタックトレイ306等を備える。この後処理部3には、印刷後に、ステープルやパンチなどの後処理が必要となった印刷用紙が、本体部2の排出口209から搬入口301に搬入され、印刷用紙搬送部302から仕分け部303に順次搬送され、適宜仕分け(ソート)や先端揃えが行われた後、用紙加工部304においてステープルやパンチなどの処理が行われ、搬出口305からスタックトレイ306へ排出される。スタックトレイ306は、搬出口305から搬出された印刷用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
また、制御部100には、スキャナ51で読み取られた文書データ等が一時的に保存される画像メモリ140と、大量の文書データを保存可能な記憶容量を有する大容量の記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)74とが接続されている。このHDD74には、ユーザからの画像形成実行指示が操作パネル部47に受け付けられたときに、制御部100からの制御信号に応じて、原稿読取部5で読み取られた原稿の画像のデータが蓄積されるようになっている。なお、画像データはスキャナ51で読み取られたものに限られず、例えば図略の通信インターフェイス回路によって、通信回線を介して外部に接続されたパーソナルコンピュータ等の端末装置から送信された画像データを取得するようにしてもよい。
画像処理部160は、スキャナ51による原稿読み取り時には、スキャナ51から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像に変換し、画質を向上させる画像処理を施した後、圧縮画像に変換する。この圧縮画像は画像メモリ140に書き込まれる。制御部100は、画像メモリ140に書き込まれた圧縮画像を、文書管理の対象となるファイルを構成するデータとしてHDD74に格納する。プリントアウト時には、原稿読取部5によって読み取られたデータや、HDD74から読み出されたデータ(圧縮画像)が画像メモリ140に書き出され、画像処理部160は、当該圧縮されたデータを伸張処理し、出力状態(レーザ露光又はLED露光等の別など)に応じた画像処理を施し、例えばレーザ露光の場合には、レーザ信号(露光装置から発光されるレーザビーム光線を制御するための信号)にアナログ変調する。このアナログ変調された信号に基づいて画像形成部4でプリントアウトされる。
制御部100は、装置全体の動作制御を司るもので、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。そして、制御部100は、ROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、画像形成制御部101、及び実行順序制御部102として機能する。
画像形成制御部101は、操作パネル部47によって受け付けられた各種設定や操作指示に応じて、画像形成部4及び後処理部3等、複写機1の各部の動作を制御して、手差トレイ460や給紙カセット461に収容された印刷用紙に原稿の画像を形成させる。
実行順序制御部102は、原稿読取部5によって読み取られた同一の原稿の画像に基づいて、操作パネル部47により受け付けられた複数の設定にそれぞれ応じた画像形成及び後処理を、操作パネル部47によって受け付けられた実行順序で、画像形成制御部101により行わせる。
次に、このように構成された複写機1の動作について説明する。図3は、図1に示す表示部473に表示される表示画面の一例を示す画面図である。図3に示す表示画面G1には、画面左側から順に、後処理部3の出力設定を受け付ける出力設定部701と、両面または片面印刷の選択設定を受け付ける両面選択設定部702と、印刷濃度の設定を受け付ける濃度設定部703と、印刷倍率(拡縮率)の設定を受け付ける倍率設定部704と、印刷用紙の選択設定を受け付ける用紙選択部705とが表示されている。
出力設定部701には、例えば用紙加工部304によるステープル処理の実行を指示するステープルボタン731、用紙加工部304によるパンチ処理の実行を指示するパンチボタン732、仕分け部303によるソート処理の実行を指示するソートボタン734が表示されている。
両面選択設定部702には、例えば、画像形成部4による片面印刷を指示する片面ボタン735と、画像形成部4による両面印刷を指示する両面ボタン736とが表示されている。用紙選択部705には、手差トレイ460を選択する用紙選択ボタン737、及び給紙カセット461−1,461−2,461−3をそれぞれ選択する用紙選択ボタン738,739,740が表示されている。また、用紙選択ボタン737,738,739,740には、用紙サイズを検出する図略の用紙サイズ検出センサによって検出された用紙サイズがそれぞれ表示されている。また、例えば給紙カセット461−1には、A4上質紙が収容されており、給紙カセット461−3には、A4再生紙が収容されている。
また、図3に示す表示画面G1には、同一の原稿画像に対して複数種類の設定を行う複数設定ボタン706が表示されている。
以下、複数の設定の一例として、ユーザが同一原稿のコピーを、例えば社内配布用に再生紙で10部、両面印刷でパンチ処理とステープル処理とを施して印刷し、取引先提出用に上質紙で3部、片面印字でステープル処理を施して印刷したい場合について、説明する。まず、ユーザが、原稿を原稿載置部601に載置する。そして、図3に示す表示画面G1において、ユーザが、ステープルボタン731、パンチボタン732、ソートボタン734、両面ボタン736、及び用紙選択ボタン740(再生紙が収容されている給紙カセット461−3を選択)を押圧し、さらにテンキー472によって部数10を入力することにより、社内配布用の「給紙カセット461−3、10部、両面印刷、パンチ処理、ステープル処理」といった各機能設定が組み合わされた設定が画像形成制御部101によって取得され、例えばHDD74に記憶される。
次に、ユーザが複数設定ボタン706を押圧すると、操作パネル部47は、同一の原稿画像に対する新たな設定を受付可能となる。そして、ユーザが、ステープルボタン731、ソートボタン734、片面ボタン735、及び用紙選択ボタン738(上質紙が収容されている給紙カセット461−1を選択)を押圧し、さらにテンキー472によって部数3を入力することにより、取引先提出用の「給紙カセット461−1、3部、片面印字、ステープル処理」といった各機能設定が組み合わされた設定が画像形成制御部101によって取得され、例えばHDD74に記憶される。
そして、ユーザが設定の入力が終わった旨の操作、例えば複数設定ボタン706を2回押圧する、といった操作を行うと、同一の原稿画像に対する設定として受け付けられた複数の設定が、表示部473によって一覧表示される。
図4は、複数の設定を一覧表示する一覧表示画面G2の一例を示す画面図である。図4に示す一覧表示画面G2には、社内配布用の「10部:給紙カセット461−3:両面::ステープル:パンチ」の設定707と、取引先提出用の「3部:給紙カセット461−1:片面:ステープル」の設定708とが一覧表示されている。そして、設定707,708の左には、実行順序を受け付ける実行順序ボタン709,710(実行順序受付部)がそれぞれ表示されている。
ユーザは、重要度の高い設定708を先に実行したい。そこで、実行順序ボタン710を押圧すると、実行順序制御部102によって、設定708を選択する選択指示が受け付けられる。そして、ユーザが例えばテンキー472の「1」を押下すると、実行順序制御部102によって、図5に示すように実行順序ボタン710に「1」が表示されて、設定708の実行順序が1番として受け付けられる。
同様に、ユーザが実行順序ボタン709を押圧すると、実行順序制御部102によって、設定707を選択する選択指示が受け付けられる。そして、ユーザが例えばテンキー472の「2」を押下すると、実行順序制御部102によって、図5に示すように実行順序ボタン709に「2」が表示されて、設定707の実行順序が2番として受け付けられる。
そして、ユーザがスタートボタン471を押下すると、実行順序制御部102によって、設定708、設定707の順に画像形成を実行すべき旨の指示が画像形成制御部101へ出力される。
そうすると、画像形成制御部101からの制御信号に応じて、原稿載置部601に載置されている原稿の画像が原稿読取部5によって読み取られ、その画像を表す画像データがHDD74に記憶される。
そして、まず設定708に従って画像形成を行うべく、画像形成制御部101からの制御信号に応じて、給紙カセット461−1に収納されている上質紙が給紙ローラ462によって画像形成部4へ搬送される。さらに、画像形成制御部101からの制御信号に応じて、画像形成部4によって、HDD74に記憶されている画像データに基づき上質紙の片面に画像形成が行われて、この片面に画像形成された上質紙が排出口209から後処理部3へ搬送される。このようにして後処理部3に搬入された用紙が、画像形成制御部101からの制御信号に応じて、仕分け部303によって仕分けされ、用紙加工部304によってステープル処理が施されて、搬出口305からスタックトレイ306へ搬送される。
そして、このような処理が3回繰り返されて、スタックトレイ306に取引先提出用の「3部:給紙カセット461−1:片面:ステープル」の設定708に基づく印刷物が排出された後に、画像形成制御部101からの制御信号に応じて、設定707に従って画像形成を行うべく、画像形成制御部101からの制御信号に応じて、給紙カセット461−3に収納されている再生紙が給紙ローラ462によって画像形成部4へ搬送される。さらに、画像形成制御部101からの制御信号に応じて、画像形成部4によって、HDD74に記憶されている画像データに基づき再生紙の両面に画像形成が行われて、この両面に画像形成された再生紙が排出口209から後処理部3へ搬送される。
この場合、ユーザが実行順序ボタン709,710を用いて設定した順番どおり、すなわちユーザの意図したとおりの順序で、同一原稿の画像を設定707,708に応じて画像形成することができる。
これにより、優先順位が低い設定や印刷を急がない設定による画像形成が、優先順位の高い設定や印刷を急ぐ設定による画像形成より前に実行されてしまい、優先順位の高い設定による画像形成を行う前にトラブルが発生して優先順位の高い設定による画像形成を行うことができなくなったり、印刷を急ぐ設定による画像形成が待たされたりするおそれが低減される。
1 複写機
2 本体部
3 後処理部
4 画像形成部
5 原稿読取部
6 原稿給送部
40 像形成部
46 用紙搬送部
47 操作パネル部
52 原稿台
53 原稿読取スリット
100 制御部
101 画像形成制御部
102 実行順序制御部
140 画像メモリ
160 画像処理部
302 印刷用紙搬送部
303 仕分け部
304 用紙加工部
460 手差トレイ
461 給紙カセット
471 スタートボタン
472 テンキー
473 表示部
474 複数設定キー
475 設定一覧表示キー
476 操作キー部
601 原稿載置部
701 出力設定部
702 両面選択設定部
703 濃度設定部
704 倍率設定部
705 用紙選択部
706 複数設定ボタン
707,708 設定
709,710 実行順序ボタン
731,732 パンチボタン
734 ソートボタン
735 片面ボタン
736 両面ボタン
737〜740 用紙選択ボタン
G1 表示画面
G2 一覧表示画面
2 本体部
3 後処理部
4 画像形成部
5 原稿読取部
6 原稿給送部
40 像形成部
46 用紙搬送部
47 操作パネル部
52 原稿台
53 原稿読取スリット
100 制御部
101 画像形成制御部
102 実行順序制御部
140 画像メモリ
160 画像処理部
302 印刷用紙搬送部
303 仕分け部
304 用紙加工部
460 手差トレイ
461 給紙カセット
471 スタートボタン
472 テンキー
473 表示部
474 複数設定キー
475 設定一覧表示キー
476 操作キー部
601 原稿載置部
701 出力設定部
702 両面選択設定部
703 濃度設定部
704 倍率設定部
705 用紙選択部
706 複数設定ボタン
707,708 設定
709,710 実行順序ボタン
731,732 パンチボタン
734 ソートボタン
735 片面ボタン
736 両面ボタン
737〜740 用紙選択ボタン
G1 表示画面
G2 一覧表示画面
Claims (6)
- 用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により画像形成を行わせるための複数の設定を受け付ける設定受付部と、
前記設定受付部により受け付けられた各設定に基づく画像形成の実行順序の設定を受け付ける実行順序受付部と、
同一の原稿の画像に基づいて、前記設定受付部により受け付けられた複数の設定にそれぞれ応じた複数の用紙への画像形成を、前記実行順序受付部によって受け付けられた実行順序で前記画像形成部により行わせる実行順序制御部と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成部により画像が形成された用紙に後処理を施す後処理部をさらに備え、
前記複数の設定には、前記後処理部の設定を含むこと
を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記複数の設定は、前記画像形成を行う用紙の種類を設定する用紙設定、前記画像形成を前記用紙の片面に行うか両面に行うかを設定する用紙面設定、前記画像形成部により画像形成された用紙にステープルを施すか否かを設定するステープル設定、及び前記画像形成部により画像形成された用紙にパンチを施すか否かを設定するパンチ設定のうち、少なくとも一つを含むこと
を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記設定受付部により受け付けられた複数の設定を一覧表示する表示部をさらに備えること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記表示部は、タッチパネルであって、表示画面の操作により前記一覧表示されている複数の設定のうち一つを選択する選択指示を受け付け、
前記設定受付部は、前記表示部によって受け付けられた選択指示により選択された設定の実行順序を受け付けること
を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 前記複数の設定は、それぞれが複数の機能設定の組み合わせであること
を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007197802A JP2009031669A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007197802A JP2009031669A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009031669A true JP2009031669A (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=40402216
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009031669A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011091479A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Kyocera Mita Corp | 機能設定装置及び画像形成装置 |
JP2014130323A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-07-10 | Canon Inc | 画像形成装置及び後処理装置 |
-
2007
- 2007-07-30 JP JP2007197802A patent/JP2009031669A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011091479A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Kyocera Mita Corp | 機能設定装置及び画像形成装置 |
JP2014130323A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-07-10 | Canon Inc | 画像形成装置及び後処理装置 |
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