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JP2009026052A - 障害監視システム、マネージャ装置、障害監視方法及びプログラム - Google Patents

障害監視システム、マネージャ装置、障害監視方法及びプログラム Download PDF

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JP2009026052A
JP2009026052A JP2007188222A JP2007188222A JP2009026052A JP 2009026052 A JP2009026052 A JP 2009026052A JP 2007188222 A JP2007188222 A JP 2007188222A JP 2007188222 A JP2007188222 A JP 2007188222A JP 2009026052 A JP2009026052 A JP 2009026052A
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Akinori Ito
晃典 伊藤
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Abstract

【課題】エージェント装置に障害が発生した場合、障害を復旧するためにどのような種別の対処法を実施したら良いのかを管理者が短時間で認識できるようにする。
【解決手段】マネージャ装置1内の表示装置14には、障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態が表示され、分類定義蓄積部13には、メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録されている。メッセージ分類手段11は、エージェント装置2からその状態を示すメッセージを受信すると、そのメッセージを分類定義蓄積部13に登録されている分類定義に従って1以上の状態グループに分類し、状態表示変更手段12は、表示装置14に表示された状態グループの状態の内、メッセージ分類手段11によってメッセージが分類された状態グループの状態を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マネージャ装置がエージェント装置から送られてくるメッセージに基づいて、エージェント装置の状態を監視する障害監視技術に関し、特に、エージェント装置に障害が発生した場合、障害を復旧するためにどのような種別の対処法を実施したら良いのかを、マネージャ装置の管理者が短時間で認識することができる障害監視技術に関する。
マネージャ装置においてエージェント装置の状態を監視するために、エージェント装置からマネージャ装置に対して、エージェント装置の状態を示すメッセージを送信し、マネージャ装置においてエージェント装置から送られてきたメッセージを表示するということが従来から行われている。しかし、エージェント装置から送られてきたメッセージを単に表示するだけでは、マネージャ装置の管理者自身が表示されたメッセージに基づいてエージェント装置に障害が発生したか否かを判定し、障害が発生したと判断した場合には、対処法を決定することが必要になるため、管理者の負担が大きくなるという問題があると共に、高度な専門知識が必要になるという問題がある。
そこで、このような問題を解決するため、次のような技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1では、マネージャ装置に、メッセージIDに対応付けて障害の復旧方法などを示すガイドメッセージが登録されたデータベースを設け、エージェント装置からメッセージが送られてきたとき、そのメッセージIDによってデータベースを検索し、検索したガイドメッセージを表示するようにしている。
また、特許文献2では、マネージャ装置に、メッセージIDに対応付け連絡先及び障害に関する関連文書を登録したデータベースを設け、エージェント装置からメッセージが送られてきたとき、そのメッセージIDに対応付けて登録されている連絡先に関連文書を送信するようにしている。
特開2004−178296号公報 特開2005−276042号公報
特許文献1、2に記載されている技術によれば、エージェント装置から障害発生を示すメッセージが送られてきたとき、そのメッセージに関連するガイドメッセージや関連文書が自動的に提示されるので、管理者にかかる負担は軽減し、高度な専門知識も不要になる。
しかし、特許文献1、2に記載されている技術では、提示されたガイドメッセージや関連文書を読まなければ、どのような種別の対処法を実施すれば良いのかを判断することができないため、復旧作業を開始するまでに時間がかかるという問題がある。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、エージェント装置に障害が発生した場合、障害を復旧するためにどのような種別の対処法を実施したら良いのかを短時間で認識できるようにすることにより、復旧作業を開始するまでに要する時間を短縮化することにある。
本発明にかかる第1の障害監視システムは、
エージェント装置とマネージャ装置とを備えた障害監視システムにおいて、
前記エージェント装置が、
自装置の状態を示すメッセージを前記マネージャ装置に対して送信する監視手段を備え、
前記マネージャ装置が、
障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、
前記メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部と、
前記エージェント装置から受信したメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類手段と、
前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1のマネージャ装置は、
障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、
メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部と、
エージェント装置から受信した、前記エージェント装置の状態を示すメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類手段と、
前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1の障害監視方法は、
障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部とを備えたコンピュータが、エージェント装置から受信した、前記エージェント装置の状態を示すメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類ステップと、
前記コンピュータが、前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類ステップによって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更ステップとを含むことを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、
障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部とを備えたコンピュータを、
エージェント装置から受信した、前記エージェント装置の状態を示すメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類手段、
前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更手段として機能させる。
本発明によれば、エージェント装置に障害が発生した場合、障害を復旧するためにどのような種別の対処法を実施したら良いのかを短時間で認識することができるので、復旧作業を開始するまでに要する時間を短縮化することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施例〕
図1は本発明にかかる障害監視システムの第1の実施例のブロック図であり、管理装置として機能するマネージャ装置1と、被監視装置として機能するエージェント装置2とから構成され、両者はインターネット等のネットワーク(図示を省略)を介して相互に接続されている。なお、図1ではエージェント装置2を1台しか図示していないが、複数台であっても構わない。
エージェント装置2は、自装置の状態を示すメッセージをマネージャ装置1へ送信する監視手段21を備えている。メッセージは、例えば、メッセージID、メッセージ本文およびリソースから構成される。リソースは、メッセージの発生元を示す情報であり、例えば、プログラム名、プロセス名、機器名などが設定される。
マネージャ装置1は、メッセージ分類手段11と、状態表示変更手段12と、分類定義蓄積部13と、LCD等の表示装置14とを備えている。
分類定義蓄積部13には、エージェント装置2から送られてきたメッセージを、そのメッセージが関連する状態グループに分類するための分類定義が登録されている。状態グループとは、障害を回復するための対処法の種別毎に定義されたグループである。
図2は分類定義蓄積部13の内容例を示す図であり、分類定義として、分類条件と、その分類条件を満たすメッセージの分類先となる状態グループとが登録されている。同図の例は、メッセージID=0001のメッセージ(システムエラーの発生を示すメッセージ)は、グループ番号=T1の状態グループ(対処法の種別がシステム再起動)に分類され、メッセージID=0043のメッセージはグループ番号T2の状態グループ(対処法の種別がサブシステムA再起動)に分類されることを示している。また、メッセージID=0050のメッセージは、グループ番号=T3の状態グループ(対処法の種別がAPaの再起動)とグループ番号=T4の状態グループ(対処法の種別がAPbの再起動)との2つの状態グループに分類されることを示している。なお、図2の例では、メッセージIDによりメッセージを分類するようにしたが、メッセージ本文に含まれる文字列によりメッセージを分類するなど、他の方法を採用することもできる。例えば、分類条件「ID=0001」の代わりに、分類条件「TEXT=“システムエラー”」等を使用することもできる。なお、グループ番号「Tα」の状態グループを状態グループTαと記す場合もある。
メッセージ分類手段11は、エージェント装置2から送られてきたメッセージを、分類定義蓄積部13に登録されている分類定義に従ってグループ分けする機能を有する。例えば、分類定義蓄積部13の内容が図2に示すものであり、エージェント装置2から送られてきたメッセージのメッセージIDが「0043」であれば、第2番目の分類条件「ID=0043」が満たされるので、上記メッセージはグループ番号「T2」の状態グループに分類されることになる。
表示装置14には、各状態グループの状態を示す状態一覧表示画面が表示される。ここで、状態グループの状態は、その状態グループに割り当てられている種別の対処法をエージェント装置2において実施することが必要になったか否かを示すものである。言い換えれば、状態グループの状態は、その状態グループに割り当てられている種別の対処法を実施しなければならない障害が、エージェント装置2において発生しているか否かを示すものである。本実施例では、状態グループの状態を「正常」、「異常」の2つの状態で表現する。状態「正常」は、状態グループに割り当てられている種別の対処法を実施することが不要なことを示し、状態「異常」は状態グループに割り当てられている種別の対処法を実施することが必要なことを示す。
図3(A)は、状態一覧表示画面141の一例を示す図であり、状態グループのグループ番号に対応付けて、状態と対処法の種別とが表示されている。なお、図3(A)は、初期状態における状態一覧表示画面141を示しており、初期状態においては各状態グループの状態は全て「正常」になっている。即ち、エージェント装置2においては、障害が発生していないことを示している。
状態表示変更手段12は、状態一覧表示画面141に表示されている各状態グループの状態の内、メッセージ分類手段11によりメッセージの分類先にされた状態グループの状態を、「正常」から「異常」に変更する機能を有する。なお、状態グループの状態を変更する際、表示色、輝度などの表示属性も併せて変更するようにしても良い。
マネージャ装置1は、コンピュータにより実現可能であり、コンピュータにより実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータをマネージャ装置1として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、メッセージ分類手段11および状態表示変更手段12を実現する。
〔第1の実施例の動作の説明〕
次に、本実施例の動作について詳細に説明する。
エージェント装置2内の監視手段21は、自装置2の状態を示すメッセージをマネージャ装置1へ送信する。
マネージャ装置1内のメッセージ分類手段11は、エージェント装置2からのメッセージを受信すると(図4のステップS41がYES)、分類定義蓄積部13に登録されている分類定義に従って上記メッセージを該当する状態グループにグループ分けし、その状態グループのグループ番号を状態表示変更手段12に渡す(ステップS42)。これにより、状態表示変更手段12は、状態一覧表示画面141に表示されている各状態グループの状態の内、メッセージ分類手段11から渡されたグループ番号によって示される状態グループの状態を「正常」から「異常」に変更する(ステップS43)。
例えば、分類定義蓄積部13の内容が図2に示すものであり、エージェント装置2から送られてきたメッセージのメッセージIDが「0050」であるとすると、メッセージ分類手段11が、分類定義蓄積部13に登録されている第3番目の分類条件に従って上記メッセージをグループ番号「T3,T4」の状態グループにグループ分けし、状態表示変更手段12が、グループ番号「T3,T4」の状態グループの状態を「正常」から「異常」に変更するので、状態一覧表示画面141は、図3(A)に示すものから同図(B)に示すものに変更される。このように変更が行われることにより、管理者は、アプリケーションプログラムAPa、APbの再起動が必要となる障害がエージェント装置2において発生していることを一目で認識することができるので、障害に迅速に対応することが可能になる。また、状態グループの状態を変更する際に、表示色などの表示属性も併せて変更するようにすれば、状態が変更された状態グループをより確実且つ容易に認識することが可能になる。
〔第1の実施例の効果〕
本実施例によれば、エージェント装置2に障害が発生した場合、障害を復旧するためにどのような種別の対処法を実施したら良いのかを短時間で認識することができるので、復旧作業を開始するまでに要する時間を短縮化することができる。その理由は、障害を回復するために対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示装置14に表示するようにし、メッセージ分類手段11が、エージェント装置2から送られてきたメッセージをそのメッセージに関連する状態グループに分類し、状態表示変更手段12が、表示装置14に表示されている状態グループの状態の内、メッセージ分類手段11によって分類先にされた状態グループの状態を変更するようにしているからである。
〔第2の実施例〕
次に、本発明にかかる障害監視システムの第2の実施例について詳細に説明する。本実施例は、状態を「異常」に変更された状態グループに関し、その状態グループに割り当てられている種別の対処法が実施されたら、上記状態グループの状態を自動的に「正常」に戻せるようにしたことを特徴とする。更に、本実施例は、状態を「異常」に変更された状態グループに関し、その状態グループにグループ分けされたメッセージの組み合わせに基づいて、より詳細な対処法などを管理者に提示できるようにしたことを特徴とする。
〔第2の実施例の構成の説明〕
図5は本発明にかかる障害監視システムの第2の実施例の構成例を示すブロック図であり、管理装置として機能するマネージャ装置3と、被監視装置として機能するエージェント装置4とから構成され、両者はインターネットなどのネットワーク(図示を省略)を介して相互に接続されている。
エージェント装置4は、監視手段41と、制御手段42とを備えている。監視手段41は、第1の実施例における監視手段21と同様の機能を有する。制御手段42は、マネージャ装置3から送られてきた対処法に応じたコマンドを実行する機能を有する。
マネージャ装置3は、メッセージ収集手段301と、メッセージ分類手段302と、ナレッジ情報蓄積部303と、状態表示変更手段304と、対処履歴表示手段305と、ナレッジ情報登録手段306と、コマンド送信手段307と、メッセージ蓄積部308と、分類定義蓄積部309と、状態テーブル310と、LCD等の表示装置311と、キーボード等の入力装置312とを備えている。
メッセージ収集手段301は、エージェント装置4から送られてきたメッセージに現在時刻を付加してメッセージ蓄積部308に登録する機能や、エージェント装置4から送られてきたメッセージをメッセージ分類手段302に渡す機能を有する。
分類定義蓄積部309には、メッセージを、それが関連する状態グループに分類するための分類定義が登録されると共に、分類先の状態グループの状態を「正常」にするのか「異常」にするのかを示す情報が登録されている。分類されるメッセージが障害メッセージ(障害が発生したことを示すメッセージ)である場合には、分類先の状態グループの状態を「異常」にすることを示す情報が登録され、分類されるメッセージが回復メッセージ(障害回復のための処置がとられたことを示すメッセージ)である場合には、分類先の状態グループの状態を「正常」にすることを示す情報が登録されている。
図6は、分類定義蓄積部309の内容例を示す図であり、分類定義番号に対応付けて、分類条件と、分類条件を満たすメッセージの分類先にする状態グループのグループ番号と、分類先の状態グループの状態とが登録されている。なお、分類定義は、分類条件とグループ番号とから構成される。
図6の例えば分類定義番号B1に対応する情報は、メッセージIDが「0001」のメッセージ(システムエラーの発生を示す障害メッセージ)は、グループ番号「T1」の状態グループT1に分類され、上記メッセージが送られてきたときは状態グループT1の状態を「異常」に変更することを示している。また、分類定義番号B2に対応する情報は、メッセージIDが「0002」のメッセージ(障害回復のための処置がとられたことによりシステム処理が再開されたことを示す回復メッセージ)は、グループ番号「T1,T2,T3,T4」の状態グループに分類され、上記メッセージが送られてきたときは状態グループT1,T2,T3,T4の状態を「正常」に変更することを示している。なお、図6の例では、メッセージIDによりメッセージを分類するようにしたが、メッセージに含まれる文字列により分類するなど、他の方法を採用することもできる。
メッセージ分類手段302は、メッセージ収集手段301から渡されたメッセージの分類先にする状態グループを分類定義蓄積部309に登録されている分類定義に従って決定すると共に、上記メッセージの分類先の状態グループの状態を分類定義蓄積部309から取得し、上記メッセージのメッセージIDと、分類先に決定した状態グループのグループ番号と、分類先にした状態グループの状態と、分類先を決定する際に使用した分類定義の分類定義番号とを状態表示変更手段304に渡す機能を有する。
図7は、状態グループとメッセージとの対応関係を示した図であり、各メッセージは、矢印で結ばれている状態グループに分類される。同図に示すように、メッセージの中には複数の状態グループに分類されるものもある。また、同図には示していないが、どの状態グループにも分類されないメッセージも存在する。なお、同図の左側に示した各メッセージは、分類先の状態を「異常」にする障害メッセージであり、右側に示した各メッセージは、分類先の状態を「正常」にする回復メッセージである。
状態テーブル310には、状態グループ毎に、その状態グループに割り当てられている対処法をエージェント装置4において実施しなければならないか否かを示す状態と、その状態グループに分類されたメッセージのメッセージIDと、メッセージをその状態グループに分類する際に使用した分類定義の分類定義番号とが登録される。
図8は状態テーブル310の内容例を示した図であり、状態グループのグループ番号に対応付けて、状態グループの状態と、メッセージIDと、分類定義番号とが登録されている。図8の例えば第1行目は、グループ番号「T1」の状態グループに割り当てられている対処法をエージェント装置4において実施する必要がないことを示している。また、例えば、第4行目は、グループ番号「T4」の状態グループに割り当てられている対処法をエージェント装置4において実施することが必要なことを示している。更に、状態グループT4にはメッセージID「0050」のメッセージが分類され、そのメッセージを分類する際に使用した分類定義の分類定義番号が「B4」であることを示している。
表示装置311には、図9に示すように、状態表示変更手段304によって状態一覧表示画面311aが表示されると共に、対処履歴表示手段305によって対処履歴表示画面311bが表示される。
状態表示変更手段304は、次のような機能を有する。
・状態テーブル310の内容を状態一覧表示画面311aに表示する機能。
・状態テーブル310の内容をメッセージ分類手段302から渡されたグループ番号、状態グループの状態、メッセージIDおよび分類定義番号に従って変更する機能。より具体的には、メッセージ分類手段302から渡された状態グループの状態が「正常」の場合には、それと一緒に渡されたグループ番号と対応付けて登録されている状態グループの状態を「正常」に変更すると共に、上記グループ番号に対応付けて登録されているメッセージIDおよび分類定義番号を削除する。また、メッセージ分類手段302から渡された状態グループの状態が「異常」の場合には、それと一緒に渡されたグループ番号に対応付けて登録されている状態グループの状態を「異常」に変更すると共に、一緒に渡されたメッセージIDおよび分類定義番号を状態テーブル310に追加登録する。
・状態が「異常」になっている状態グループのグループ番号およびその状態グループに分類されているメッセージのメッセージIDを対処履歴表示手段305に渡す機能。
ナレッジ情報蓄積部303には、過去に発生した障害に対して管理者が実施した具体的な対処法などを示す管理者のコメントと、管理者が上記障害に対して付与した障害名称とが、上記障害の発生時にメッセージが分類された状態グループと、その状態グループに分類されたメッセージの組とに紐付けされて登録されている。
図10は、ナレッジ情報蓄積部303の内容例を示す図であり、グループ番号とメッセージIDとの組み合わせに対応付けて、障害名称とコメントとが登録されている。同図の例の第1番目のコメントは、過去にグループ番号「T20」の状態グループに、メッセージID「6012」「6023」「6005」のメッセージが分類されるという障害が発生したときに管理者が実施した具体的な対処法などを示している。また、同図の例の第2番目のコメントは、過去にグループ番号「T30」の状態グループに、メッセージID「9056」「14002」「5011」のメッセージが分類されるという障害が発生したときに管理者が実施した具体的な対処法などを示している。
対処履歴表示手段305は、状態表示変更手段304から渡された状態グループのグループ番号とメッセージIDとの組み合わせに対応付けて登録されているコメントおよび障害名称をナレッジ情報蓄積部303から検索して対処履歴表示画面311bに表示すると共に、上記メッセージIDに対応するメッセージをメッセージ蓄積部308から検索して対処履歴表示画面311bに表示する機能を有する。
ナレッジ情報登録手段306は、管理者によって入力装置312から入力されたコメントおよび障害名称を、管理者によって入力装置312から入力されたグループ番号とメッセージIDとの組み合わせに対応付けてナレッジ情報蓄積部303に登録する機能を有する。
コマンド送信手段307は、管理者がエージェント装置4の障害を回復するために、入力装置312から入力したコマンドをエージェント装置4へ送信する機能を有する。
なお、マネージャ装置3はコンピュータにより実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータをマネージャ装置3として機能させるプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、メッセージ収集手段301、メッセージ分類手段302、状態表示変更手段304、対処履歴表示手段305、ナレッジ情報登録手段306、およびコマンド送信手段307を実現する。
〔第2の実施例の動作の説明〕
次に、本実施例の動作について詳細に説明する。
今、エージェント装置4内の監視手段41が図11(A)に示すメッセージa1〜a5を順次マネージャ装置3に送信したとする。なお、メッセージa1〜a4は障害メッセージに分類され、メッセージa5は回復メッセージに分類されるものである。
マネージャ装置3内のメッセージ収集手段301は、メッセージa1を受信すると(図12のステップS1201がYES)、それに現在時刻を付加してメッセージ蓄積部308に登録すると共に、メッセージa1をメッセージ分類手段302に渡す(ステップS1202)。
これにより、メッセージ分類手段302は、分類定義蓄積部309に登録されている分類定義に従ってメッセージa1の分類先にする状態グループを決定し、更に、分類定義蓄積部309からメッセージの分類先の状態グループの状態を取得する(ステップS1203、S1204)。その後、メッセージ分類手段302は、メッセージa1のメッセージID「6012」と、分類先にした状態グループのグループ番号(例えば、「T20」とする)と、メッセージの分類先の状態グループT20の状態(例えば「異常」とする)と、分類先を決定する際に使用した分類定義の分類定義番号(例えば「B10」とする)とを状態表示変更手段304に対して出力する(ステップS1205)。
これにより、状態表示変更手段304は、メッセージ分類手段302から渡された各情報に従って状態テーブル310の内容を更新する(ステップS1206)。具体的には、図13(A)に示すように、グループ番号「T20」に対応付けて登録されている状態グループの状態を「異常」に変更すると共に、グループ番号「T20」に対応付けてメッセージID「6012」および分類定義番号「B10」を追加登録する。
その後、状態表示変更手段304は、状態一覧表示画面311aの表示内容を、更新後の状態テーブル310の内容を示すものに変更する(ステップS1207)。これにより、グループ番号「T20」に対応付けて表示されている状態グループT20の状態が「異常」に変更されるので、管理者は、状態グループT20に割り当てられている対処法をエージェント装置4において実施しなければならないと直ちに認識することができる。なお、状態グループの状態を変更する際、第1の実施例と同様に、表示色などの表示属性を併せて変更するようにしても良い。更に、ステップS1207においては、状態を変更した状態グループのグループ番号「T20」およびその状態グループT20に分類されているメッセージのメッセージID「6012」を対処履歴表示手段305に渡す処理も行う。
これにより、対処履歴表示手段305は、図14に示す対処履歴表示処理を行う(ステップS1208)。先ず、対処履歴表示手段305は、状態表示変更手段304から渡されたグループ番号「T20」およびメッセージID「6012」をキーにしてナレッジ情報蓄積部303を検索する(図14のステップS1401)。そして、上記キーに対応付けて登録されているコメント及び障害名称が存在する場合(ステップS1402がYES)は、上記コメント及び障害名称と、メッセージID「6012」のメッセージとを対処履歴表示画面311bに表示する(ステップS1403)。なお、メッセージはメッセージ蓄積部308から入力して表示する。これに対して、該当する情報が登録されていない場合(ステップS1402がNO)は、処理を終了する。今、例えば、ナレッジ情報蓄積部303の内容が図10に示すものであり、グループ番号「T20」に関しては、メッセージID「6012、6023、6005」に対応する情報しか登録されていないとすると、ステップS1402の判断結果がNOとなり、対処履歴表示画面311bに対する表示は行われない。
その後、図11に示すメッセージa2を受信した場合も、メッセージa1を受信した場合と同様の処理が行われる。
更に、メッセージa3を受信した場合には(ステップS1201がYES)は、ステップS1202〜S1206において、メッセージa1、a2を受信した場合と同様の処理が行われる。この結果、状態テーブル310の内容は、図13(B)に示すものになる。
その後、状態表示変更手段304は、状態一覧表示画面311aの表示内容を更新後の状態テーブル310の内容を示すものに変更し、更に、状態を変更した状態グループのグループ番号「T20」およびその状態グループに分類されているメッセージのメッセージID「6012、6023、6005」を対処履歴表示手段305に渡す(ステップS1207)。管理者は、状態一覧表示画面311aの表示内容に基づいて、状態グループT20にメッセージID「6012、6023、6005」のメッセージが分類されていることを認識することができる。即ち、メッセージID「6012、6023、6005」のメッセージは、関連するメッセージであることを認識することができる。
対処履歴表示手段305は、グループ番号およびメッセージIDが渡されると、図14に示す対処履歴表示処理を行う(ステップS1208)。対処履歴表示手段305は、先ず、状態表示変更手段304から渡されたグループ番号「T20」及びメッセージID「6012、6023、6005」をキーにしてナレッジ情報蓄積部303を検索する(ステップS1401)。この場合、図10に示すように、ナレッジ情報蓄積部303には、グループ番号「T20」及びメッセージID「6012、6023、6005」に対応付けて障害名称「外部要因によるプロセスP1停止」及びコメント「2005/12/10 16:55 管理者X プロセスP1がオペレーションミス等の…」が登録されているので、図15に示すように、対処履歴表示画面311bに、障害名称、メッセージIDが「6012、6023、6005」のメッセージ及びコメントが表示される。
管理者は、対処履歴表示画面311bに表示された、過去に管理者が入力したコメントに基づいて、具体的な対処法を認識すると、例えば、入力装置312からコマンド送信手段307に対して、アプリケーションプログラムA1を再起動させるためのコマンドを入力する。このコマンドは、エージェント装置4に送られ、エージェント装置4内の制御手段42は、上記コマンドに従ってアプリケーションプログラムA1を再起動する。
アプリケーションプログラムA1が再起動されることにより、エージェント装置4内の監視手段41は、図11(A)に示すメッセージa4、a5を順次マネージャ装置3に対して送信する。なお、分類定義蓄積部309には、メッセージa4のメッセージID「6002」が分類条件として登録されており、その分類先の状態グループのグループ番号、状態としてそれぞれ「T20」「異常」が登録されているとする。また、分類定義蓄積部309には、メッセージa5のメッセージID「6001」が分類条件として登録されており、その分類先のグループ番号、状態としてそれぞれ「T20」「正常」が登録されているとする。
マネージャ装置3は、メッセージa4を受信した場合は、メッセージa1、a2を受信した場合と同様の処理を行う(図12のステップS1201〜S1208)。メッセージa5を受信した場合は、図12のステップS1204で取得する状態グループの状態が「正常」となるので、ステップS1206では、グループ番号「T20」に対応付けて状態テーブル310に登録されている状態情報を「正常」に変更する処理を行うと共に、グループ番号「T20」に対応付けて登録されているメッセージID及び分類定義番号を削除する処理(消し込み処理)を行う。このように、メッセージa5が発生した場合、自動的に状態グループの状態を「正常」にすると共に、メッセージID及び分類定義番号を消し込むようにしているので、或る管理者がアプリケーションプログラムA1の再起動という対処を行った後、他の管理者が再び同様の対処を行うことがなくなる。
管理者はエージェント装置4の状態が正常になったことを確認すると、必要に応じて、今回行った対処法やログから判明した障害原因などをコメントとしてナレッジ情報蓄積部303に登録する。
ナレッジ情報蓄積部303にコメントを登録する場合には、管理者は、入力装置312を用いてナレッジ情報登録手段306を起動する。これにより、ナレッジ情報登録手段306は、図16に示すようなコメント登録画面161を表示する。コメント登録画面161には、グループ番号の入力欄162と、メッセージIDの入力欄163と、障害名称の入力欄164と、コメントの入力欄165と、登録ボタン166が設けられている。
今、例えば、管理者が状況によってはメッセージa1、a2だけが発生し、メッセージa3が発生しない場合もあると判断したとする。即ち、グループ番号「T20」の状態グループにメッセージa1、a2、a3が分類された時点ではなく、上記状態グループにメッセージa1、a2が分類された時点で、対処履歴表示画面311bにコメントを表示させる必要があると判断したとする。この場合、管理者は、グループ番号の入力欄162に「T20」を、メッセージIDの入力欄163にメッセージa1、a2のメッセージID「6012、6023」を、障害名称の入力欄164に「外部要因によるプロセスP1停止」、コメントの入力欄165にコメントを入力した後、登録ボタン166を操作する。これにより、ナレッジ情報登録手段306は、ナレッジ情報蓄積部303に管理者によって入力された各情報を対応付けて登録する。
次に、エージェント装置4内の監視手段41から図11(B)に示すメッセージb1〜b4がエージェント装置3に対して送信された場合の動作について説明する。なお、分類定義蓄積部309には、メッセージb1〜b4をグループ番号「T30」の状態グループに分類するための分類定義が登録され、メッセージb1〜b3の発生時には、上記状態グループの状態を「異常」に、メッセージb4の発生時には、上記状態グループの状態を「正常」にする情報が登録されているとする。また、ナレッジ情報蓄積部303には、図10に示すように、グループ番号「T30」に関しては、メッセージID「9056、14002、5011」に関する情報しか登録されていないとする。
マネージャ装置3は、メッセージb1を受信すると(図12のステップS1201がYES)、メッセージa1を受信した場合と同様の処理を行う(ステップS1202〜1208)。但し、メッセージb1は、グループ番号「T30」の状態グループに分類されるものであるので、状態一覧表示画面311aに表示されている各状態グループの状態情報の内、グループ番号「T30」に対応するものだけが「異常」に変更される(ステップS1207)。
メッセージb2を受信した場合は、マネージャ装置3はメッセージb1を受信した場合と同様の処理を行う。メッセージb3を受信した場合は、ステップS1202〜S1207では、メッセージb1、b2を受信した場合と同様の処理を行い、ステップS1208では、図17に示すような、障害名称、イベント発生状況、コメントを対処履歴表示画面311bに表示する。
この表示を見て管理者は、OSを再起動させるためのコマンドをエージェント装置4へ送信する。エージェント装置4内の制御手段42は、マネージャ装置3から送られてきたコマンドに従ってOSを起動し、これにより、監視手段41は、メッセージb4をマネージャ装置3へ送信する。
マネージャ装置3では、メッセージb4が送られてくると、メッセージa5が送られてきた場合と同様の処理(消し込み処理)を行う。
その後、管理者は、エージェント装置4の状態が正常になったことを確認すると、必要に応じてコメント等をナレッジ情報登録手段306によりナレッジ情報蓄積部303に登録する。
次に、エージェント装置4内の監視手段41から図11(C)に示すメッセージc1〜c3が順次送られてきた場合の動作を説明する。なお、分類定義蓄積部309には、メッセージc1〜c3をグループ番号「T40」の状態グループに分類するための分類定義が登録され、メッセージc1〜c3発生時には、上記状態グループの状態を「異常」にするための情報が登録されているとする。また、ナレッジ情報蓄積部303には、グループ番号「T40」に関する情報は全く登録されていないとする。また、グループ番号「T40」の状態グループは、自動消し込みを行わない状態グループであるとする。
マネージャ装置3は、メッセージc1を受信すると、メッセージa1を受信した場合と同様の処理を行う(図12のステップS1202〜S1208)。但し、メッセージc1はグループ番号「T40」の状態グループに分類されるものであるので、状態一覧表示画面311aに表示されている状態グループの状態の内、グループ番号「T40」に対応するものだけが「異常」に変更される(ステップS1207)。マネージャ装置3は、メッセージc2、c3を受信した場合もメッセージc1を受信した場合と同様の処理を行う。
マネージャ情報蓄積部303には、グループ番号「T40」に関する情報は全く登録されていないので、メッセージc1〜c3を受信しても、対処履歴表示画面311bには、何の表示も行われない。
その後、管理者が調査を行い、ホストH2、H3、H4が接続されているスイッチが故障していることが判明したとする。管理者はスイッチを交換し、障害が復旧したことを確認すると、状態テーブル310に登録されている状態情報の内、グループ番号「T40」に対応付けて登録されている状態情報を手動で「正常」に変更すると共に、グループ番号「T40」に対応付けて登録されているメッセージID及び分類定義番号を削除する。その後、管理者は、ナレッジ情報登録手段306を用いて、「ホストH2、H3、H4に障害が発生した際には、これらに共通するスイッチを確かめるべき」とのコメントを、グループ番号「T40」及びメッセージc1〜c3のメッセージ識別子「4004、4005、4006」に対応付けてナレッジ情報蓄積部303に登録する。
〔第2の実施例の効果〕
本実施例によれば、第1の実施例で得られる効果に加え、次のような効果を得ることができる。
本実施例は、メッセージ分類手段302で分類したメッセージが回復メッセージである場合には、メッセージの分類先の状態を「正常」に戻すようにしているので、或る管理者が障害回復のための処置をとった後、他の管理者が再び障害回復のための処置を行うということがなくなる。
また、本実施例は、状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けて具体的な対処法などを示すコメントが登録されたナレッジ情報蓄積部303と、メッセージ分類手段302によってメッセージが分類された状態グループとその状態グループに分類されたメッセージとの組み合わせに対応付けて登録されているコメントをナレッジ情報蓄積部303から検索し、検索したコメントを表示装置311に表示する対処履歴表示手段306とを備えているので、今回発生した障害に対する適切なコメントを管理者に提示することが可能になる。
マネージャ装置がネットワークを介してエージェント装置の状態を管理する障害監視システムに適用すると好適である。
本発明にかかる障害監視システムの第1の実施例の構成例を示すブロック図である。 分類定義蓄積部13の内容例を示す図である。 状態一覧表示画面141の一例を示す図である。 第1の実施例の処理例を示すフローチャートである。 本発明にかかる障害監視システムの第2の実施例の構成例を示すブロック図である。 分類定義蓄積部309の内容例を示す図である。 メッセージと状態グループとの対応関係を示す図である。 状態テーブル310の内容例を示す図である。 表示装置311の表示例を示す図である。 ナレッジ情報蓄積部303の内容例を示す図である。 エージェント装置4からマネージャ装置3へ送られたメッセージの一例を示す図である。 第2の実施例の処理例を示すフローチャートである。 状態テーブル310の内容例を示す図である。 対処履歴表示処理の一例を示すフローチャートである。 対処履歴表示画面311bの表示内容例を示す図である。 コメント登録画面の一例を示す図である。 対処履歴表示画面311bの表示内容例を示す図である。
符号の説明
1…マネージャ装置
11…メッセージ分類手段
12…状態表示変更手段
13…分類定義蓄積部
14…表示装置
2…エージェント装置
21…監視手段
3…マネージャ装置
301…メッセージ収集手段
302…メッセージ分類手段
303…ナレッジ情報蓄積部
304…状態表示変更手段
305…対処履歴表示手段
306…ナレッジ情報登録手段
307…コマンド送信手段
308…メッセージ蓄積部
309…分類定義蓄積部
310…状態テーブル
311…表示装置
312…入力装置
4…エージェント装置
41…監視手段
42…制御手段

Claims (28)

  1. エージェント装置とマネージャ装置とを備えた障害監視システムにおいて、
    前記エージェント装置が、
    自装置の状態を示すメッセージを前記マネージャ装置に対して送信する監視手段を備え、
    前記マネージャ装置が、
    障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、
    前記メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部と、
    前記エージェント装置から受信したメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類手段と、
    前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更手段とを備えたことを特徴とする障害監視システム。
  2. 請求項1記載の障害監視システムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、前記メッセージが障害の発生を示す障害メッセージである場合は、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、その状態グループに割り当てられている種別の対処法を実施することが必要な障害が発生したことを示すものに変更することを特徴とする障害監視システム。
  3. 請求項1または2記載の障害監視システムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、前記メッセージが障害回復のための処置がとられたことを示す回復メッセージである場合は、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、障害が回復したことを示すものに変更することを特徴とする障害監視システム。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の障害監視システムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、前記分類手段によって分類された前記メッセージを示す情報と、前記メッセージの分類先となった状態グループを示す情報とを前記表示装置に表示することを特徴とする障害監視システム。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の障害監視システムにおいて、
    状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けてコメントが登録されたナレッジ情報蓄積部と、
    前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループとその状態グループに分類されたメッセージとの組み合わせに対応付けて登録されているコメントを前記ナレッジ情報蓄積部から検索し、該検索したコメントを前記表示装置に表示する対処履歴表示手段とを備えたことを特徴とする障害監視システム。
  6. 請求項5記載の障害監視システムにおいて、
    管理者によって入力されたコメントを、前記管理者によって指定された状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けて前記ナレッジ情報蓄積部に登録するナレッジ情報登録手段を備えたことを特徴とする障害監視システム。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の障害監視システムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、状態グループの状態を変更する際、その表示属性を変更することを特徴とする障害監視システム。
  8. 障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、
    メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部と、
    エージェント装置から受信した、前記エージェント装置の状態を示すメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類手段と、
    前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更手段とを備えたことを特徴とするマネージャ装置。
  9. 請求項8記載のマネージャ装置において、
    前記状態表示変更手段は、前記メッセージが障害の発生を示す障害メッセージである場合は、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、その状態グループに割り当てられている種別の対処法を実施することが必要な障害が発生したことを示すものに変更することを特徴とするマネージャ装置。
  10. 請求項8または9記載のマネージャ装置において、
    前記状態表示変更手段は、前記メッセージが障害回復のための処置がとられたことを示す回復メッセージである場合は、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、障害が回復したことを示すものに変更することを特徴とするマネージャ装置。
  11. 請求項8乃至10の何れか1項に記載のマネージャ装置において、
    前記状態表示変更手段は、前記分類手段によって分類された前記メッセージを示す情報と、前記メッセージの分類先となった状態グループを示す情報とを前記表示装置に表示することを特徴とするマネージャ装置。
  12. 請求項8乃至11の何れか1項に記載のマネージャ装置において、
    状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けてコメントが登録されたナレッジ情報蓄積部と、
    前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループとその状態グループに分類されたメッセージとの組み合わせに対応付けて登録されているコメントを前記ナレッジ情報蓄積部から検索し、該検索したコメントを前記表示装置に表示する対処履歴表示手段とを備えたことを特徴とするマネージャ装置。
  13. 請求項12記載のマネージャ装置において、
    管理者によって入力されたコメントを、前記管理者によって指定された状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けて前記ナレッジ情報蓄積部に登録するナレッジ情報登録手段を備えたことを特徴とするマネージャ装置。
  14. 請求項8乃至13の何れか1項に記載のマネージャ装置において、
    前記状態表示変更手段は、状態グループの状態を変更する際、その表示属性を変更することを特徴とするマネージャ装置。
  15. 障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部とを備えたコンピュータが、エージェント装置から受信した、前記エージェント装置の状態を示すメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類ステップと、
    前記コンピュータが、前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類ステップによって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更ステップとを含むことを特徴とする障害監視方法。
  16. 請求項15記載の障害監視方法において、
    前記状態表示変更ステップでは、前記メッセージが障害の発生を示す障害メッセージである場合は、前記分類ステップによって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、その状態グループに割り当てられている種別の対処法を実施することが必要な障害が発生したことを示すものに変更することを特徴とする障害監視方法。
  17. 請求項15または16記載の障害監視方法において、
    前記状態表示変更ステップでは、前記メッセージが障害回復のための処置がとられたことを示す回復メッセージである場合は、前記分類ステップによって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、障害が回復したことを示すものに変更することを特徴とする障害監視方法。
  18. 請求項15乃至17の何れか1項に記載の障害監視方法において、
    前記状態表示変更ステップでは、前記分類ステップによって分類された前記メッセージを示す情報と、前記メッセージの分類先となった状態グループを示す情報とを前記表示装置に表示することを特徴とする障害監視方法。
  19. 請求項15乃至18の何れか1項に記載の障害監視方法において、
    前記コンピュータが、状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けてコメントが登録されたナレッジ情報蓄積部を備え、且つ、
    前記コンピュータが、前記分類ステップによって前記メッセージが分類された状態グループとその状態グループに分類された前記メッセージとの組み合わせに対応付けて登録されているコメントを前記ナレッジ情報蓄積部から検索し、該検索したコメントを前記表示装置に表示する対処履歴表示ステップとを含むことを特徴とする障害監視方法。
  20. 請求項19記載の障害監視方法において、
    前記コンピュータが、管理者によって入力されたコメントを、前記管理者によって指定された状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けて前記ナレッジ情報蓄積部に登録するナレッジ情報登録ステップを含むことを特徴とする障害監視方法。
  21. 請求項15乃至20の何れか1項に記載の障害監視方法において、
    前記状態表示変更ステップでは、状態グループの状態を変更する際、その表示属性を変更することを特徴とする障害監視方法。
  22. 障害を回復するための対処法の種別毎に定義された状態グループの状態を表示する表示装置と、メッセージをそれが関連する前記状態グループに分類するための分類定義が登録された分類定義蓄積部とを備えたコンピュータを、
    エージェント装置から受信した、前記エージェント装置の状態を示すメッセージを前記分類定義に従って1以上の前記状態グループに分類する分類手段、
    前記表示装置に表示された状態グループの状態の内、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を変更する状態表示変更手段として機能させるためのプログラム。
  23. 請求項22記載のプログラムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、前記メッセージが障害の発生を示す障害メッセージである場合は、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、その状態グループに割り当てられている種別の対処法を実施することが必要な障害が発生したことを示すものに変更することを特徴とするプログラム。
  24. 請求項22または23記載のプログラムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、前記メッセージが障害回復のための処置がとられたことを示す回復メッセージである場合は、前記分類手段によって前記メッセージが分類された状態グループの状態を、障害が回復したことを示すものに変更することを特徴とするプログラム。
  25. 請求項22乃至24の何れか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、前記分類手段によって分類された前記メッセージを示す情報と、前記メッセージの分類先となった状態グループを示す情報とを前記表示装置に表示することを特徴とするプログラム。
  26. 請求項22乃至25の何れか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータが、状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けてコメントが登録されたナレッジ情報蓄積部を備え、且つ、
    前記コンピュータを、前記分類手段によってメッセージが分類された状態グループとその状態グループに分類されたメッセージとの組み合わせに対応付けて登録されているコメントを前記ナレッジ情報蓄積部から検索し、該検索したコメントを前記表示装置に表示する対処履歴表示手段として機能させるためのプログラム。
  27. 請求項26記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、管理者によって入力されたコメントを、前記管理者によって指定された状態グループとメッセージとの組み合わせに対応付けて前記ナレッジ情報蓄積部に登録するナレッジ情報登録手段として機能させるためのプログラム。
  28. 請求項22乃至27の何れか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記状態表示変更手段は、状態グループの状態を変更する際、その表示属性を変更することを特徴とするプログラム。
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