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JP2009019652A - 管継手 - Google Patents

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JP2009019652A
JP2009019652A JP2007180671A JP2007180671A JP2009019652A JP 2009019652 A JP2009019652 A JP 2009019652A JP 2007180671 A JP2007180671 A JP 2007180671A JP 2007180671 A JP2007180671 A JP 2007180671A JP 2009019652 A JP2009019652 A JP 2009019652A
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JP
Japan
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pipe
joint
tapered wall
peripheral surface
wall surface
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Pending
Application number
JP2007180671A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kawasaki
重雄 川崎
Norifumi Shimazu
典史 嶋津
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SANDOO KK
Original Assignee
SANDOO KK
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Publication date
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Abstract

【課題】継手本体と操作部材(連結体)に設けた対向するテーパー壁面で、スリーブ体を変形させてシーリングを実現する管継手において、作業操作性の改善、製造容易性、及び軽量化を実現する。
【解決手段】開口端部の内周面にテーパー壁面131に形成した連結筒部13を備えた継手本体と、連結筒部の外周面に密嵌外挿される外挿部21、及びテーパー壁面221を備えた連結体と、継手本体に連結体を外挿した際に、各テーパー壁面との密着押圧によって変形して、両端で継手本体内に挿入された被接続管の外周面を密着押圧するスリーブ体3とで構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガス、空調、油圧、給湯水等の諸設備の金属配管に使用する管継手に関するものである。
諸設備の金属配管の管接続手段として、溶接、配管自体への螺子形成による接続等の手法が行われているが、作業現場の状況や、配管の肉厚、材質等の種々の要因から前記手段を採用できないときは、特に配管自体に何らの加工を施す必要がない管継手が採用される。
これらの管継手としては、特許文献1,2(特開平8−170768号公報、実開平7−8683号公報)に開示されているとおり、その基本的構成は、継手本体と、締付ナット体と、スリーブ体から構成されており、継手本体はその開口端部側の外周面に螺子を刻設し、その内周面に外側に拡大するテーパー壁面を形成してなり、テーパー壁の奥側端に被接続管の環状溝(短内筒)や内筒部を設けてなる。他方締付ナット体は、内周面に継手本体の開口端部外側に螺合する螺子部とテーパー壁面を形成し、スリーブ体は、被接続管に外挿される大きさとしたものである。
そして前記管継手は、被接続管にスリーブ体を被装し、被接続管を継手本体に差し込みその先端を環状溝に嵌合したり、又は内筒部に外挿し、締付ナット体を継手本体に螺合緊締し、各テーパー壁面との密着押圧によってスリーブ体を変形させ、スリーブ体の両端で継手本体内に挿入された被接続管の外周面を密着押圧してシーリングを実現しているものである。
特開平8−170768号公報。 実開平7−8683号公報。
ところで建物における金属配管は、狭いパイプスペースに収納されることが多い。このため継手本体と緊締ナット体との装着にネジによる螺合構造を採用している前記した従前の管継手は、その螺合操作が煩瑣である場合が生ずる。
また管継手の重量を軽減することは、金属配管全体の重量も軽減することになり、特に架設配管の場合には、撓み量を少なくすることになり、配管設備上のメリットは大きいが、ネジ螺合を採用しているために、ネジ操作用の六角部を備えることになり、重量軽減の大きな阻害要因となっている。
更に前記の六角部を形成することや、継手本体やナット体にネジ部を形成しなければならなく、製造上の点でも面倒さがあるという課題がある。
そこで本発明は、作業性の改善、及び軽量化並びに製造容易性を実現する金属配管用の管継手を提案したものである。
本発明(請求項1)に係る管継手は、開口端部の内周面を外側に拡大するテーパー壁面に形成した連結筒部を備えた継手本体と、前記連結筒部の外周面に密嵌外挿される外挿部、及び前記外挿部に連続して連結筒部のテーパー壁面に相対するテーパー壁面とを備えた連結体と、前記継手本体に連結体を外挿した際に、前記各テーパー壁面との密着押圧によって変形して、両端で継手本体内に挿入された被接続管の外周面を密着押圧するスリーブ体とで構成してなることを特徴とするものである。
而してスリーブ体を外挿した被接続管を、継手本体の連結筒部に挿入し、予め被接続管に外嵌装着している連結体の外挿部を、連結筒部を包む状態として圧入すると、スリーブ体が、継手本体のテーパー壁面と連結体のテーパー壁面の押圧によって変形し、スリーブ体の両端が被接続管の外周面を密着押圧してシーリングを実現することになる。このスリーブ体の変形で連結筒部には外周方向への力が加わり、外挿部に対して押圧することになり、結果的に継手本体と連結体が一体化される。
また本発明(請求項2)は、前記の管継手において、継手本体の連結筒部のテーパー壁面の奥側から、開口端より外方側に突出して、被接続管を外挿する内筒部を設けてなるもので、特に被接続管の管径が大きい場合には、従前の管継手同様に内筒部を備えることで完全なシーリングを実現するものである。
更に本発明(請求項3)は、連結体の外挿部の先部内周面に係止突部を形成すると共に、管接続時のスリーブ体が所定の変形状態となる所定位置における係止突部と対応する継手本体の連結筒部の外周面に、係止凹部を設けてなるもので、被接続管の接続状態で、係止凹部と係止突部の係合によって、連結体の抜け止めがなされ、継手本体と連結体との一体化がより完璧なものとなる。
また本発明(請求項4)は、前記の管継手において、継手本体の連結筒部の先部外周面に、浅い凹条を適宜数形成してなるもので、外挿部の圧入に際して、外挿部内周面と連結筒部外周の接触抵抗を軽減することになり、接続操作性を向上させるものである。
本発明の構成は上記のとおりで、従前の螺合連結を採用せず、連結体の外挿部を継手本体の連結筒部に圧入外挿するのみで、被接続管の接続がなされるもので、狭いパイプスペースでの配管連結作業を行うことができると共に、圧入操作のみで良く、螺合連結作業に比較してその作業性も著しく向上するものである。更にネジを形成する必要が無いので、製造も容易になり、また螺合操作用の六角外周部を必要としないので、管継手の軽量化が実現し、合わせて配管全体の重量軽減も実現するものである。
次に本発明の実施形態について説明する。実施形態に示した管継手は、継手本体1と、連結体2と、スリーブ体3から構成される。
継手本体1は、本体部11の左右に各々内筒部12及び連結筒部13を突設したもので、内筒部12は、被接続管Aの内径に対応した外径を備え、連結筒部13の先端から外方に適宜長さ突出させてなり、左右の内筒部12が連通して配管路の一部を構成するものである。
連結筒部13は、開口端部の内周面を外側に拡大するテーパー壁面(傾斜角が約30度程度)131に形成し、テーパー壁面131の奥側に、内筒部12の外周面とで形成する被接続管Aの嵌合深溝132を設けてなる。
更に連結筒部13の外周面に、後述する連結体2の係止突部211と対応する係止凹部133を設け、開口端部に近い位置の外周面に、浅い凹条134を適宜数形成してなるものである。
連結体2は、内径が相違する外挿部21と押圧本体部22とで構成され、外挿部21は、前記連結筒部13の外周面に密嵌外挿される内径を備えたもので、押圧本体部22は、外挿部21に連続して連結筒部13のテーパー壁面131に相対するテーパー壁面221を設けたものである。
また外挿部21の先部内周面に僅かに管中心軸側に突出した係止突部211を形成したもので、前記係止突部211と対応する係止凹部133は、管接続時のスリーブ体3が所定の変形状態となる所定位置における係止突部211に対面する位置に形成するものである。
スリーブ体3は従前の管継手のスリーブ体と同様で、内筒部12に密挿する被接続管Aに外挿される大きさで、その肉厚は均等ではなく一方端側が薄く、他端側に向かって徐々に厚く形成して撓曲変形し易い形状としたものである。
而して連結体2を外挿部21が接続端側に位置するように被接続管Aの接続端部から外挿し、更にスリーブ体3も外挿して、被接続管Aの接続端を、継手本体1の内筒部12の外周面と連結筒部13の内周面の間に挿入し、接続端を嵌合深溝132の奥方まで差し入れる。
そしてスリーブ体3を連結筒部13のテーパー壁面131に衝突するまで差し入れ、連結体2の外挿部を、連結筒部13を包む状態として圧入する。
前記の圧入に際して、外挿部21の先部の係止突部211が連結筒部13の外径より僅かに小径であるので、外挿部21が金属弾性によって僅かに開拡されて圧入されることになり、特に連結筒部13の外周面の浅い凹条134によって外挿部内周面(係止突部211)と連結筒部13の外周の接触抵抗(圧入抵抗)が軽減される。
前記の連結体2の圧入によって、スリーブ体3が、継手本体1のテーパー壁面131と連結体2のテーパー壁面221の押圧によって湾状に変形し、スリーブ体3の両端が被接続管Aの外周面を密着押圧し、同時に内筒部12に対しても押圧してシーリングを実現する。
更に前記のシーリングと同時に、連結体2の圧入によって係止突部211が係止凹部133に達すると、外挿部21の当該箇所の弾性開拡作用が解除されて両者が係合し、連結体2の抜け止め方向への移動が阻止され、継手本体1と連結体2との一体化が完全になされるものである。
従って連結体2の管軸方向の移動(外挿部21の連結筒部13への圧入)によって被接続管Aと継手本体1との接続がなされるもので、螺合構造を採用している従前スリーブ体3のテーパー壁面による変形利用の管継手に比較して、作業性が大きく改善され、更に螺合構造のためのネジ形成の必要が無く製造容易となり、また軽量化も容易に実現することができたものである。
尚本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、被接続管Aが小径の場合には、内筒部12は不要であり、また係止凹部133及び係止突部24も不要であるが、外挿部21の内径を連結筒部13の外径より僅かに小径にして、連結圧入に際して外挿部21が金属弾性で開拡するようにすると、係止突部211及び係止凹部133を備えなくとも、継手本体1と連結体2の一体化が確実になされる。また凹条134の形成も任意である。
本発明の実施形態の全体の分解斜視図。 同一部切断面図。 同接続状態の説明図(接続前の一部断面図)。 同接続状態の説明図(接続後の一部断面図)。
符号の説明
1 継手本体
11 本体部
12 内筒部
13 連結筒部
131 テーパー壁面
132 嵌合深溝
133 係止凹部
134 凹条
2 連結体
21 外挿部
211 係止突部
22 押圧本体部
221 テーパー壁面
3 スリーブ体

Claims (4)

  1. 開口端部の内周面を外側に拡大するテーパー壁面に形成した連結筒部を備えた継手本体と、前記連結筒部の外周面に密嵌外挿される外挿部、及び前記外挿部に連続して連結筒部のテーパー壁面に相対するテーパー壁面とを備えた連結体と、前記継手本体に連結体を外挿した際に、前記各テーパー壁面との密着押圧によって変形して、両端で継手本体内に挿入された被接続管の外周面を密着押圧するスリーブ体とで構成してなることを特徴とする管継手。
  2. 継手本体の連結筒部のテーパー壁面の奥側から、開口端より外方側に突出して、被接続管を外挿する内筒部を設けてなる請求項1記載の管継手。
  3. 連結体の外挿部の先部内周面に係止突部を形成すると共に、管接続時のスリーブ体が所定の変形状態となる所定位置における係止突部と対応する継手本体の連結筒部の外周面に、係止凹部を設けてなる請求項1又は2記載の管継手。
  4. 継手本体の連結筒部の先部外周面に、浅い凹条を適宜数形成してなる請求項1乃至3記載の何れかの管継手。
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