JP2009009231A - セキュリティ管理システムおよびセキュリティ管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者の利便性を向上させ、特定の領域におけるセキュリティ性を確保することができるセキュリティ管理システムおよびセキュリティ管理方法を提供できる。
【解決手段】 セキュリティエリアとしての店舗内に入店する権限を有する人物の顔データを登録しておき、当該店舗内において商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影し、この撮影した画像に含まれる人物の顔と登録済みの人物の顔データとを照合し、前記撮影した画像に含まれる人物の顔が登録済みの人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品への取出しを許可し、前記商品への取出しが許可された人物が商品を取出したことを検出し、この検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を記憶装置に記憶する。
【選択図】 図2
【解決手段】 セキュリティエリアとしての店舗内に入店する権限を有する人物の顔データを登録しておき、当該店舗内において商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影し、この撮影した画像に含まれる人物の顔と登録済みの人物の顔データとを照合し、前記撮影した画像に含まれる人物の顔が登録済みの人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品への取出しを許可し、前記商品への取出しが許可された人物が商品を取出したことを検出し、この検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を記憶装置に記憶する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、例えば、物販店舗、飲食店などにおける入出場の管理、物品の販売、各種サービスの提供などを行うためのセキュリティ管理システム及びセキュリティ管理方法に関する。
従来、入出管理システムでは、利用者が所持している記憶媒体に記憶されている情報などに基づいてセキュリティを管理するものが多い。たとえば、自由な出入りが制限される特定の施設などに対して、カードリーダと光センサーとを設置し、カードリーダで読み取ったICカードの情報と光センサによる検知結果との組合せで特定の人物の入退出を管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の技術では、他人が不正に入手したカードを用いて入退出する行為に対しては、セキュリティ性が弱いと考えられる。また、特許文献1の技術では、セキュリティが確保されているエリア内での入場者の行動を監視したり、退出時に正当な行動をしていないと判定された人物に対して退出を拒否したりすることができない。このため、利用者に負担をかけずに、あるセキュリティエリアを無人化した状態でセキュリティを保つというシステムが要望されている。
特開2002−304652号公報
この発明の一形態は、利用者の利便性を向上させ、特定の領域におけるセキュリティ性を自動化されたシステムで確保することができるセキュリティ管理システムおよびセキュリティ管理方法を提供することを目的とする。
この発明の一形態のセキュリティ管理システムは、商品を購入する権限を有する人物の顔データを記憶する記憶手段と、商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する照合手段と、この照合手段により前記撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可する許可手段と、この許可手段により商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を前記記憶手段に記憶する制御手段とを有する。
この発明の一形態としてのセキュリティ管理システムは、セキュリティエリア内に入場する権限を有する人物の顔データを記憶する第1の記憶手段と、キュリティエリア内に入場する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第1の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第1の照合手段と、この第1の照合手段により前記第1の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第1の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物が前記セキュリティエリア内への入場することを許可する入場許可手段と、この入場許可手段により前記セキュリティエリアへの入場を許可した人物の顔データと履歴データとを入場者データとして記憶する第2の記憶手段と、前記セキュリティエリア内に配置されている商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている入場者の顔データとを照合する第2の照合手段と、この第2の照合手段により前記第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可するアクセス許可手段と、このアクセス許可手段により商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を当該人物の履歴データとして前記第2の記憶手段に記憶する制御手段とを有する。
この発明の一形態としてのセキュリティ管理方法は、セキュリティ管理システムに用いられる方法であって、商品を購入する権限を有する人物の顔データを記憶手段に記憶しておき、商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合し、この照合により前記撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可し、前記商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出し、この検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を前記記憶手段に記憶する。
この発明の一形態としてのセキュリティ管理方法は、セキュリティ管理システムに用いられる方法であって、セキュリティエリア内に入場する権限を有する人物の顔データを第1の記憶手段に記憶しておき、セキュリティエリア内に入場する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第1の記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合し、この照合により前記撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第1の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物が前記セキュリティエリア内への入場することを許可し、前記セキュリティエリアへの入場を許可した人物の顔データと履歴データとを入場者データとして第2の記憶手段に記憶し、前記セキュリティエリア内に配置されている商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている入場者の顔データとを照合し、この照合により前記撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可し、このアクセス許可により商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出し、この検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を当該人物の履歴データとして前記第2の記憶手段に記憶する。
この発明の一形態は、利用者の利便性を向上させ、特定の領域におけるセキュリティ性を自動化されたシステムで確保することができるセキュリティ管理システムおよびセキュリティ管理方法を提供できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態で説明するセキュリティ管理システムは、物販店舗あるいは飲食店などのセキュリティ管理を行うためのシステムであり、たとえば、物販店舗あるいは飲食店の省人化あるいは無人化を実現するためのシステム。また、セキュリティ管理システムは、たとえば、鉄道の駅構内、百貨店、大規模ショッピングセンター、テーマパーク、遊園地などの施設内に設けられている小規模な店舗におけるセキュリティ管理に適用することが可能である。以下の説明では、ある店舗での無人化を目的とするセキュリティ管理システムを想定して説明する。
本実施の形態で説明するセキュリティ管理システムは、物販店舗あるいは飲食店などのセキュリティ管理を行うためのシステムであり、たとえば、物販店舗あるいは飲食店の省人化あるいは無人化を実現するためのシステム。また、セキュリティ管理システムは、たとえば、鉄道の駅構内、百貨店、大規模ショッピングセンター、テーマパーク、遊園地などの施設内に設けられている小規模な店舗におけるセキュリティ管理に適用することが可能である。以下の説明では、ある店舗での無人化を目的とするセキュリティ管理システムを想定して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るセキュリティ管理システムが適用されている店舗の例を示す図である。
図1に示すように、セキュリティ管理の対象となる店舗の出入口付近には、ドア1、ゲート装置2(2a、2b)、表示装置3(3a、3b)、カメラC1、C2などが設置されている。ドア1は、セキュリティ管理の対象となる店舗の入口に設置されている。ドア1は、たとえば、自動ドアで構成され、人物が接近すると開放されるようになっている。上記ゲート装置2は、上記ドア1から店舗内側に設置されている。上記ゲート装置2は、入場者あるいは退場者の制限を行うための装置である。上記ゲート装置2は、2つの筐体(2a、2b)で入場あるいは出場用の通路を形成している。たとえば、ドア1から入場する権限を有していない人物が入場してきた場合、上記ゲート装置2のゲート(後述する)が閉鎖し、当該人物の入場を阻止するようになっている。
図1に示すように、セキュリティ管理の対象となる店舗の出入口付近には、ドア1、ゲート装置2(2a、2b)、表示装置3(3a、3b)、カメラC1、C2などが設置されている。ドア1は、セキュリティ管理の対象となる店舗の入口に設置されている。ドア1は、たとえば、自動ドアで構成され、人物が接近すると開放されるようになっている。上記ゲート装置2は、上記ドア1から店舗内側に設置されている。上記ゲート装置2は、入場者あるいは退場者の制限を行うための装置である。上記ゲート装置2は、2つの筐体(2a、2b)で入場あるいは出場用の通路を形成している。たとえば、ドア1から入場する権限を有していない人物が入場してきた場合、上記ゲート装置2のゲート(後述する)が閉鎖し、当該人物の入場を阻止するようになっている。
上記カメラC1は、店舗内に入場してくる人物の顔を含む画像が撮影できるように設置されている。つまり、ゲート装置2が形成している通路から入店しようとする人物の顔は、カメラC1にて撮影されるようになっている。また、上記カメラC2は、店舗内から出場しようとする人物の顔を含む画像が撮影できるように設置されている。つまり、ゲート装置2が形成している通路から退店しようとする人物の顔は、カメラC2にて撮影されるようになっている。
上記表示装置3(3a、3b)は、上記ゲート装置2の入場側(店舗内側)と出場側(ドア1側)とにそれぞれ設置されている。上記表示装置3aは、店舗に入場しようする人物に対して種々の案内を表示するようになっている。上記表示装置3bは、店舗から退店しようとする人物に対して種々の案内を表示するようになっている。
上記表示装置3(3a、3b)は、上記ゲート装置2の入場側(店舗内側)と出場側(ドア1側)とにそれぞれ設置されている。上記表示装置3aは、店舗に入場しようする人物に対して種々の案内を表示するようになっている。上記表示装置3bは、店舗から退店しようとする人物に対して種々の案内を表示するようになっている。
これらの機器が設置されている入口側では、入店しようとする人物の顔、当該人物が提示するICカードから読み取った情報により当該人物が登録済みの人物(入店が可能な人物)であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて当該人物の入店を制御する。また、出口側では、退店しようとする人物の顔、当該人物が提示するICカードから読み取った情報により、当該人物が登録済みの人物(入店が可能な人物)であるか、商品の持ち去りがないか、などを判定し、その判定結果に基づいて当該人物の退店を制御する。これらの入店時の処理(入店処理)および退店時の処理(退店処理)については、後で詳細に説明する。
また、セキュリティ管理の対象となる店舗内には、図1に示すように、複数の商品棚が設置されている。各商品棚には、人物の顔を含む画像を撮影するためのカメラと商品の状態を撮影するためのカメラとが設けられてる。たとえば、商品棚A(コーナーA)には、商品棚A周辺の人物の顔を撮影するためのカメラC3と、商品棚Aに陳列されている各商品の状態を撮影するための複数のカメラCaとが設置されている。同様に、商品棚B(コーナーB)には、商品棚B周辺の人物の顔を撮影するためのカメラC4、C5と、商品棚Bに陳列されている各商品の状態を撮影するための複数のカメラCbとが設置され、商品棚C(コーナーC)には、商品棚C周辺の人物の顔を撮影するためのカメラC6と、商品棚Cに陳列されている各商品の状態を撮影するための複数のカメラCcとが設置されている。
これらの各商品棚近傍に設置されている各カメラが撮影した画像により、当該システムでは、各商品棚に接近した人物の認識したり、各商品棚から取り出された(持ち出された)商品を検出したりするようになっている。たとえば、人物Aが商品棚Aから商品aを取り出した場合、当該システムでは、人物Aが商品棚Aから商品aを取り出したことを示す情報(あるいは、人物Aが商品棚Aから商品を1つ取り出したことを示す情報)を記録する。このような商品監視処理については、後で詳細に説明する。
また、セキュリティ管理の対象となる店舗内には、図1に示すように、サービス施設へ入場するためのドア4が設けられている。ここで、サービス施設として、たとえば、トイレ、化粧室、ベビールームなどを想定する。ただし、サービス施設は、特定の人物(例えば、予め会員登録した会員)のみが利用可能となっているものとする。このため、当該サービス施設を利用する権限を有する人物が接近してきた場合にのみ、当該セキュリティ管理システムは、上記ドア4を開錠するようになっている。
上記ドア4の近傍には、カメラC9が設けられている。上記カメラC9は、上記ドア4からサービス施設に入場しようとする人物の顔を含む画像を撮影するように設置されている。また、上記ドア4の近傍には、ICカードから情報を読み取るためのカードリーダを設けるようにしても良い。従って、セキュリティ管理システムでは、顔の画像による認証あるいはICカードによる認証により、上記ドア4に接近してきた人物が当該サービス施設に入場する権限を有する人物であるか否かを判定し、その判定結果に基づいてドア4の開閉を制御するようになっている。このようなサービス施設への入場処理については、後で詳細に説明する。
また、セキュリティ管理の対象となる店舗内には、図1に示すように、精算場(レジ)が設けられている。精算場では、各商品棚から取得した物品の代金あるいはサービス施設の利用料金などを精算する。精算場には、人物の顔を含む画像を撮影するためのカメラC7、C8と精算処理用の端末機器(レジ端末)5とが設けられている。上記カメラC7は、精算場に接近してきた人物の顔を含む画像を撮影するように設置されている。上記カメラC8は、レジ端末5にて精算処理を実行している人物の顔を含む画像を撮影するように設置されている。
当該システムは、上記精算場において、カメラC7、C8が撮影した画像により人物(精算者)を識別し、当該人物が各商品棚から持ち出した商品が当該人物が購入しようとする商品に全て含まれているか否かを判断する。この判断により各商品棚から持ち出した商品が当該人物が購入しようとする商品に全て含まれていると判断された場合、レジ端末5は、当該人物が所持するICカードのクレジットカード機能あるいは電子マネー機能などにより精算処理を行う。上記精算場において全商品の精算が完了した人物は、退店が可能となるようになっている。このような精算処理については、後で詳細に説明する。
さらに、セキュリティ管理の対象となる店舗内には、図1に示すように、カメラC10、C11、C12などが設けられている。これらのカメラは、映像による人物監視に用いられる。たとえば、カメラC10、C11は、一般の利用者が利用しない裏口あるいは係員用の通路などのドアを監視するためのカメラである。また、カメラC11、C12は、階段、エスカレータ等が設置されている場合に、階段あるいはエスカレータを利用する人物を監視するためのカメラである。
なお、各カメラC1〜C12、Ca、Cb、Ccは、人物の顔を含む画像あるいは商品が撮影できるものであれば良い。このため、既存の店舗に上記システムを設置する場合、各カメラは、既に店舗に設置されているカメラを利用するようにしても良いし、新規にカメラを設置するようにしても良い。
なお、各カメラC1〜C12、Ca、Cb、Ccは、人物の顔を含む画像あるいは商品が撮影できるものであれば良い。このため、既存の店舗に上記システムを設置する場合、各カメラは、既に店舗に設置されているカメラを利用するようにしても良いし、新規にカメラを設置するようにしても良い。
次に、上記セキュリティ管理システムを実現するためのハードウエア構成について説明する。
図2は、上記セキュリティ管理システムを実現するためのハードウエア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、上記セキュリティ管理システムは、サーバ装置11、顔情報登録システム12、店舗内システム13、および、監視センタ(監視サーバ)14などにより構成されている。
図2は、上記セキュリティ管理システムを実現するためのハードウエア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、上記セキュリティ管理システムは、サーバ装置11、顔情報登録システム12、店舗内システム13、および、監視センタ(監視サーバ)14などにより構成されている。
サーバ装置11は、顔情報登録システム12および店舗内システム13に接続される。サーバ装置11は、当該システム全体を制御するための装置であり、たとえば、顔情報登録システム12により登録された顔データを含む登録者情報が保存される。また、サーバ装置には、複数の店舗内システム13が接続可能である。言い換えると、当該セキュリティ管理システムとしては、複数の店舗におけるセキュリティ管理を実現することが可能な構成となっている。
上記顔情報登録システム12は、上記店舗内システムが設けられている各店舗を利用するための顔データを含む個人情報を入力するためのシステムである。この顔情報登録システム12では、各店舗を利用するための個人情報として、少なくとも当該人物の顔を含む画像と当該人物が所持しているICカードの情報とが登録される。また、上記ICカードは、特定の用途に用いられる記録媒体であるものとする。たとえば、上記ICカードは、所有者の個人情報が記憶されており、クレジットカード機能と電子マネー機能とを有しているものとする。なお、ICカードの代わりに、携帯電話機などの携帯端末機器を用いるようにしても良い。
上記店舗内システム13は、各店舗内においてセキュリティ管理を実現するためのシステムである。上記店舗内システム13は、各店舗に設置されるシステムである。上記店舗内システム13は、上述したような、入店処理、商品監視処理、サービス施設の入場処理、精算処理、退店処理などを行う機能を有している。また、上記店舗内システム13では、上記サーバ装置11との通信により登録者の情報を読み出したり、店舗内で要注意人物として判定された人物に関する情報をサーバ装置11へ転送したりする機能も有している。さらに、上記店舗内システム13は、監視センタ(監視)サーバ)と通信を行う機能を有している。この機能により、上記店舗内システム13は、各カメラで撮影した画像を監視センタ(監視サーバ)14へ転送したり、不審者が検出された場合に監視センタ(監視サーバ)14へ警報を通知したりする機能を実現している。
上記監視センタ(監視サーバ)14は、各店舗内システム13からの供給される情報に基づいて各店舗内の状況を監視するものである。たとえば、上記監視センタ14では、各店舗内システム13から供給される各カメラが撮影した画像を複数の表示装置に表示し、監視員の目視による各店舗内の監視を行っている。また、上記監視センタ14は、店舗内システム13から警報を受信した場合、警報の発信元である店舗を示す情報を監視員に報知し、監視員あるいは別の警備員が警報の発信元である店舗へ急行することを支援するようになっている。
次に、上記顔情報登録システム12の構成例について説明する。
上記顔情報登録システム12は、図2に示すように、制御装置21、顔登録装置22、カメラ23、カードリーダ24などを有している。制御装置21は、当該顔情報登録システム全体12の制御を司るものである。上記制御装置21は、たとえば、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリなどを有する電子計算機により構成される。上記制御装置21は、ROMあるいは不揮発性メモリに記憶されている制御プログラムをCPUが実行することにより、各種の機能を実現するようになっている。
上記顔情報登録システム12は、図2に示すように、制御装置21、顔登録装置22、カメラ23、カードリーダ24などを有している。制御装置21は、当該顔情報登録システム全体12の制御を司るものである。上記制御装置21は、たとえば、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリなどを有する電子計算機により構成される。上記制御装置21は、ROMあるいは不揮発性メモリに記憶されている制御プログラムをCPUが実行することにより、各種の機能を実現するようになっている。
上記顔登録装置22は、カメラ23により撮影した人物の顔画像を当該セキュリティ管理システムの利用者(登録者)の顔画像として登録する処理を行う。上記顔登録装置22は、たとえば、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリなどを有する電子計算機により構成される。上記制御装置21は、ROMあるいは不揮発性メモリに記憶されている制御プログラムをCPUが実行することにより、カメラが撮影した画像から顔画像を検出する処理、顔画像から顔の特徴データを抽出する処理、顔画像あるいは顔の特徴データを上記制御装置21を介してサーバ装置11に登録する機能などを実現するようになっている。なお、上記制御装置21と上記顔登録装置22とは、1つの電子計算機により構成されるようにしても良い。
上記カードリーダ24は、ICカードに記憶されている情報を読み取るものである。上記カードリーダ24では、上記カメラ23により撮影した人物が所持しているICカードに記憶されている情報を読み取る。上記カードリーダ24は、上記制御装置21に接続され、ICカードから読み取った情報を制御装置21へ転送するようになっている。
上記のような構成により、上記制御装置21は、上記顔登録装置22から供給される顔画像あるいは顔の特徴データと、上記カードリーダ24から転送されるICカード情報とを統合し、統合した情報を登録者の情報としてサーバ装置11に登録する。
上記のような構成により、上記制御装置21は、上記顔登録装置22から供給される顔画像あるいは顔の特徴データと、上記カードリーダ24から転送されるICカード情報とを統合し、統合した情報を登録者の情報としてサーバ装置11に登録する。
次に、上記店舗内システム13の構成例について説明する。
上記店舗内システム13は、図2に示すように、店舗内サーバ30、コントローラ31、記憶装置32、顔照合装置33、表示装置3、カードリーダ34、カメラ制御装置35、レジ制御装置36、警報装置37、空調制御コントローラ39などに接続されている。
上記店舗内サーバ30は、サーバ装置11と通信する機能を有し、サーバ装置11と通信回線などを介して接続されている。上記店舗内サーバ30は、たとえば、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリなどを有する電子計算機により構成され、ROMあるいは不揮発性メモリに記憶されているプログラムをCPUが実行することにより種々の機能を実現している。
上記店舗内システム13は、図2に示すように、店舗内サーバ30、コントローラ31、記憶装置32、顔照合装置33、表示装置3、カードリーダ34、カメラ制御装置35、レジ制御装置36、警報装置37、空調制御コントローラ39などに接続されている。
上記店舗内サーバ30は、サーバ装置11と通信する機能を有し、サーバ装置11と通信回線などを介して接続されている。上記店舗内サーバ30は、たとえば、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリなどを有する電子計算機により構成され、ROMあるいは不揮発性メモリに記憶されているプログラムをCPUが実行することにより種々の機能を実現している。
上記コントローラ31は、当該店舗内システム13全体の制御を司る主制御装置として機能する。上記コントローラ31は、たとえば、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリなどを有する電子計算機により構成され、ROMあるいは不揮発性メモリに記憶されているプログラムをCPUが実行することにより種々の機能を実現している。また、上記コントローラ31は、ゲート装置2に設けられているドア、あるいは、ドア4などの開閉を制御する機能を有している。すなわち、上記コントローラ31は、後述する顔照合結果などに基づいて入店、退店、サービス施設の利用などを制御する機能を有している。また、上記コントローラ31は、日時を計時するクロック31aを有している。これにより、上記コントローラ31は、入店した人物(入店者)の入店日時を判別したり、入店者が店内に留まっている時間を判別したりする機能を有している。
上記記憶装置32は、たとえば、入店者に関する情報などを記憶するものである。たとえば、入店者の個人情報(顔データ、ICカードの識別情報等)、入店日時および入店者が取り出した商品に関する情報などは、履歴データとして記憶装置32に記憶される。
上記表示装置3(3a、3b)は、入店しようとする人物に案内を表示したり、退店しようとする人物に対して案内を表示したりする。また、表示装置3には、ユーザインターフェースとしてのタッチパネルを内蔵するようにしても良い。この場合、表示装置3は、ユーザからの操作指示を受付けるためのユーザインターフェースとしても機能する。
なお、店舗内には、表示装置3の他に、店舗内の人物に対して案内などを表示する表示装置を設けるようにしても良い。この場合、店舗内の表示装置には、各場所で入店者に対して様々な案内が行える。たとえば、各商品棚の周辺に表示装置を設け、店舗内サーバ30が、それらの表示装置に商品棚に載置されている商品の説明、あるいは、商品棚からの商品の取り出し方などを表示するようにしても良い。また、精算場の周辺に表示装置を設け、店舗内サーバ30が、その表示装置に精算処理の案内などを表示するようにしても良い。
なお、店舗内には、表示装置3の他に、店舗内の人物に対して案内などを表示する表示装置を設けるようにしても良い。この場合、店舗内の表示装置には、各場所で入店者に対して様々な案内が行える。たとえば、各商品棚の周辺に表示装置を設け、店舗内サーバ30が、それらの表示装置に商品棚に載置されている商品の説明、あるいは、商品棚からの商品の取り出し方などを表示するようにしても良い。また、精算場の周辺に表示装置を設け、店舗内サーバ30が、その表示装置に精算処理の案内などを表示するようにしても良い。
上記カードリーダ34は、入店者が所持しているICカードから情報を読み取るものである。たとえば、入場用のゲート装置2に設けられてるカードリーダ34Aは、入店しようとする人物が提示するICカードから所望の情報(たとえば、ICカードの識別情報)を読取る読取手段として機能する。カードリーダ34Aにより読み取られた情報は、コントローラ31を介して店舗内サーバ30へ供給される。また、ドア4の近傍に設けられているカードリーダ34Bは、サービス施設に入場しようとする人物(入店者)が所持しているICカードから所望の情報(たとえば、ICカードの識別情報)を読み取る。
上記カメラ制御装置35は、各カメラC2、C3、…、Ca、Cb、Ccを制御する装置である。上記カメラ制御装置35は、各カメラが撮影した画像を取得する画像インタフェース機能、各カメラの撮影位置を調整する調整機能、あるいは、各カメラが撮影した画像の補正等の画像処理機能などを有している。
また、上記カメラ制御装置35は、顔照合部41および商品検知部42などを有している。
上記顔照合部41は、カメラC2、C3、…が撮影した画像から人物の顔画像を検出する機能、検出した顔画像から顔の特徴データを抽出する機能、抽出した顔の特徴データと記憶装置32に記憶されている入店者の顔の特徴データとを照合する機能(顔照合機能)などを有している。顔画像の検出結果あるいは顔照合の結果などを店舗内サーバ30へ供給するようになっている。
また、上記商品検知部42は、カメラC2、…、C6、Ca、Cb、Ccが撮影した画像から商品の状態を検知する。たとえば、上記商品検知部42は、カメラC2、…、C6が撮影した画像から人物(入店者)が手にしている商品を検知する機能、あるいは、カメラCa、Cb、Ccが撮影した画像から商品棚に載置されている商品の状態(無くなった商品の種類、数なと)を検知する。たとえば、入店者が手にしている商品が検出できなかった場合、上記商品検知部42は、どの商品棚のどのあたりの商品が幾つ無くなったかを検知する。
上記顔照合部41は、カメラC2、C3、…が撮影した画像から人物の顔画像を検出する機能、検出した顔画像から顔の特徴データを抽出する機能、抽出した顔の特徴データと記憶装置32に記憶されている入店者の顔の特徴データとを照合する機能(顔照合機能)などを有している。顔画像の検出結果あるいは顔照合の結果などを店舗内サーバ30へ供給するようになっている。
また、上記商品検知部42は、カメラC2、…、C6、Ca、Cb、Ccが撮影した画像から商品の状態を検知する。たとえば、上記商品検知部42は、カメラC2、…、C6が撮影した画像から人物(入店者)が手にしている商品を検知する機能、あるいは、カメラCa、Cb、Ccが撮影した画像から商品棚に載置されている商品の状態(無くなった商品の種類、数なと)を検知する。たとえば、入店者が手にしている商品が検出できなかった場合、上記商品検知部42は、どの商品棚のどのあたりの商品が幾つ無くなったかを検知する。
上記のような機能により、上記カメラ制御装置35では、顔照合部による照合結果により特定された人物が、どの商品棚でどの商品を取り出したか(あるいは、どの商品棚で幾つの商品を取り出したか)が判別できるようになっている。この結果として、上記カメラ制御装置35あるいは上記店舗内サーバ30は、各入店者が商品棚から取り出した商品を示す情報を履歴データとして各入店者に対応づけて記憶装置32に記録することが可能となっている。
上記レジ制御装置36は、レジ端末5の制御を行うものである。上記レジ端末5では、精算者が提示する商品を識別し、商品の代金を算出する。算出した商品の代金は、精算者が所持しているICカードのクレジットカード機能あるいは電子マネー機能により精算される。また、上記レジ端末5では、現金による精算を行うようにしても良い。上記のような精算処理の際、上記レジ制御装置36では、上記カメラ制御装置35による精算者の顔の識別結果から精算者を特定し、当該精算者が店舗内の商品棚から取り出した商品情報を取得する。これにより、上記レジ制御装置36は、当該精算者が商品棚から取り出した全ての商品がレジ端末5で精算者が提示した商品に含まれているか否かを判断する。つまり、上記レジ制御装置は、商品監視処理の結果に基づいて未精算の商品をチェックするようになっている。
上記警報装置37は、顔照合結果などに基づいて警報を発するものである。また、上記警報装置37は、監視センタ14との通信機能を有し、警報を監視センタに通知する機能も有している。
上記棚開閉装置38は、上記コントローラ31による制御に基づいて、各商品棚A、B、Cに設けられている電子錠あるいは扉の開閉を制御するものである。つまり、上記コントローラ31が入店者に対して商品棚内の商品の取り出しを許可した場合、上記棚開閉装置38は、各商品棚の電子錠を開錠あるいは扉を開放させるようになっている。
上記棚開閉装置38は、上記コントローラ31による制御に基づいて、各商品棚A、B、Cに設けられている電子錠あるいは扉の開閉を制御するものである。つまり、上記コントローラ31が入店者に対して商品棚内の商品の取り出しを許可した場合、上記棚開閉装置38は、各商品棚の電子錠を開錠あるいは扉を開放させるようになっている。
なお、上記空調制御コントローラ39は、たとえば、ドア4を制御するためのコントローラとして利用可能なものである。上記空調制御コントローラ39は、常時、店舗内の温度などを調整したり、照明などの電力制御したりしている。このため、店舗内のドア4等は、空調制御コントローラ39で制御すると効率的な場合がある。このような場合、空調制御コントローラ39がドア4の開閉を制御するようにしても良い。
次に、上記顔情報登録システム12における顔情報の登録処理について説明する。
上記のような店舗を利用したい人物は、上記顔情報登録システム12により登録処理を行う。この登録処理では、所定のICカードを所持していることが条件となっており、その条件を満たす人物の顔データをICカードの識別情報(カード番号)に対応づけてサーバ装置11に登録する。
上記のような店舗を利用したい人物は、上記顔情報登録システム12により登録処理を行う。この登録処理では、所定のICカードを所持していることが条件となっており、その条件を満たす人物の顔データをICカードの識別情報(カード番号)に対応づけてサーバ装置11に登録する。
図3は、上記顔情報登録システム12における顔データの登録処理の例を説明するためのフローチャートである。
まず、登録を希望する人物(被登録者)は、自身が所持しているICカードをカードリーダ24に読み込ませる。すると、カードリーダ24は、登録希望者が提示したICカードからカード番号およびカードの種類を判別するための情報などを読み込む(ステップS11)。上記カードリーダ24が読み取った情報は、上記制御装置21に供給される。上記制御装置21は、カードリーダ24から供給された情報(ICカードから読み取った情報)に基づいて、当該ICカードが登録可能なICカードであるか否かを判断する(ステップS12)。この判断により登録可能なICカードでないと判断した場合(ステップS12、NO)、上記制御装置21は、登録処理を終了する。
まず、登録を希望する人物(被登録者)は、自身が所持しているICカードをカードリーダ24に読み込ませる。すると、カードリーダ24は、登録希望者が提示したICカードからカード番号およびカードの種類を判別するための情報などを読み込む(ステップS11)。上記カードリーダ24が読み取った情報は、上記制御装置21に供給される。上記制御装置21は、カードリーダ24から供給された情報(ICカードから読み取った情報)に基づいて、当該ICカードが登録可能なICカードであるか否かを判断する(ステップS12)。この判断により登録可能なICカードでないと判断した場合(ステップS12、NO)、上記制御装置21は、登録処理を終了する。
上記判断により登録可能なICカードであると判断した場合(ステップS12、YES)、上記制御装置21は、上記顔登録装置22による当該被登録者の顔データを取得する処理を要求する。すると、上記顔登録装置22は、上記カメラ23により撮影している被登録者の顔を含む画像を取得する。上記カメラ23から画像を取得すると、上記顔登録装置22は、取得した画像から人物の顔画像を検出する処理を行う。顔画像を検出すると、上記顔登録装置22は、当該人物の顔画像から特徴データを抽出し、抽出した特徴データに基づく顔データを生成し、生成した顔データを制御装置21へ供給する(ステップS13)。ここでは、後述する顔照合処理において、歩行中の人物に対する顔照合を想定する。このため、顔データとしては、例えば、複数の顔画像から得られる特徴ベクトルが取得されるものとする。
上記顔登録装置22から被登録者の顔データを取得すると、上記制御装置21は、当該顔データと上記カードリーダ24により読み取ったカード番号などのカード情報とをサーバ装置11に登録する。これにより、上記サーバ装置11には、被登録者の顔データと当該被登録者が所持しているICカードのカード番号とを対応づけたデータが登録者データとして記憶される。
次に、上記店舗内システム13における入店時の処理(入店処理)について説明する。
上記のような登録処理を済ませた人物は、店舗への入店および店舗内での商品の購入などが可能となる。この場合、当該人物が、登録済みのICカードを所持していることが入店および商品購入の条件となる。従って、店舗に入店したい人物(入店者)は、登録済みのICカードを所持しつつ、ドア1から店舗へ進入する。
上記のような登録処理を済ませた人物は、店舗への入店および店舗内での商品の購入などが可能となる。この場合、当該人物が、登録済みのICカードを所持していることが入店および商品購入の条件となる。従って、店舗に入店したい人物(入店者)は、登録済みのICカードを所持しつつ、ドア1から店舗へ進入する。
図4は、店舗の出入口近傍に設置されている機器の構成例を示す図である。
図4に示すように、当該店舗の入口には、ドア1が設けられ、その先にゲート装置2が配置されている。ドア1は、人物が接近すると開放される自動ドアである。従って、入店者は、ドア1を通ってゲート装置2が形成している通路を通行する。
図4に示すように、当該店舗の入口には、ドア1が設けられ、その先にゲート装置2が配置されている。ドア1は、人物が接近すると開放される自動ドアである。従って、入店者は、ドア1を通ってゲート装置2が形成している通路を通行する。
上記ゲート装置2aの近傍には、店舗に入店してくる人物の顔を撮影するためのカメラC1が設けられている。また、店舗に入店してくる人物が目視しやすい位置には、表示装置3aが設けられている。なお、ゲート装置2bの近傍には、店舗から退店する人物の顔を撮影するためのカメラC2が設けられ、退店しようとする人物が目視しやすい位置には、表示装置3bが設けられている。
さらに、上記ゲート装置2には、カードリーダ24、ドア61およびボタン62などが設置されている。上記カードリーダ24は、入店者が所持しているICカードに記憶されている情報を読み取るものである。上記ドア61は、上記コントローラ31により開閉が制御される。上記ボタン62は、登録者と別の人物とが一緒に入店する共連れに対する処理(後述する共連れ対応処理)のためのボタンである。なお、上記ボタン62に代えて、上記表示装置3aにタッチパネルを内蔵し、そのタッチパネルにより上記ボタン62と同様な機能を実現させるようにしても良い。ただし、共連れを認めない運用形態の場合、上記ボタン62は、省略することが可能である。
図4に示すような構成では、入店者は、開放されたドア1を通過し、カードリーダ24にICカードを読み込ませる。これにより、顔照合装置33は、カメラC1により撮影した当該入店者の顔と、上記ICカードから読み取った情報で特定される登録者の顔とが一致するか否かを判定する。この判定結果に基づいて、コントローラ31は、ドア61の開閉を制御し、表示装置3aに入店者に対する案内を表示する。
次に、上記入店処理の手順について説明する。
図5は、入店処理の例を説明するためのフローチャートである。
ドア1が開放し、入店者がゲート装置2が形成する通路を入場してくると、上記カメラC1は、歩行中の当該入店者の顔を含む画像の撮影を開始する(ステップS21)。上記カメラC1により撮影される画像は、各フレーム単位で順次、上記顔照合装置33に供給される。一方、当該入店者は、ゲート装置2に進入する際に、カードリーダ34Aに自身が所持しているICカードを提示する。すると、カードリーダ34Aは、入店者が提示したICカードの記憶内容を読取る(ステップS22)。上記カードリーダ34Aは、入店者が提示したICカードから読み取った情報をコントローラ31へ供給する。
図5は、入店処理の例を説明するためのフローチャートである。
ドア1が開放し、入店者がゲート装置2が形成する通路を入場してくると、上記カメラC1は、歩行中の当該入店者の顔を含む画像の撮影を開始する(ステップS21)。上記カメラC1により撮影される画像は、各フレーム単位で順次、上記顔照合装置33に供給される。一方、当該入店者は、ゲート装置2に進入する際に、カードリーダ34Aに自身が所持しているICカードを提示する。すると、カードリーダ34Aは、入店者が提示したICカードの記憶内容を読取る(ステップS22)。上記カードリーダ34Aは、入店者が提示したICカードから読み取った情報をコントローラ31へ供給する。
上記カードリーダ34AによりICカードから読み取った情報が供給されると、上記コントローラ31は、まず、ICカードから読み取った情報に基づいて当該ICカードが有効なカードであるか否かを判断する(ステップSS23)。たとえば、上記コントローラ31は、当該ICカードが当該システムを利用可能な特定の種類のICカード(特定用途のICカード)であり、かつ、有効期限等が有効であるか否かを判断する。
この判断により当該ICカードが有効なカードであると判断した場合(ステップS23、YES)、上記コントローラ31は、当該ICカードの所有者が顔データ等を登録済みの人物であるか否かを判断する(ステップS24)。すなわち、上記コントローラ31は、当該ICカードが有効であると判断すると、店舗内サーバ30を介してサーバ装置11に記憶されている各登録者データに含まれるカード番号と当該ICカードから読み取ったカード番号とを照合する。これにより、当該ICカードから読み取ったカード番号と一致するカード番号の登録者データが存在した場合、上記コントローラ31は、当該ICカードの所有者が登録者であると判定する。
上記カードリーダ34Aにより読み取ったカード番号と一致するカード番号を含む登録者データが存在した場合(ステップS24、YES)、上記コントローラ31は、当該登録者データをサーバ装置11から記憶装置32にダウンロードする処理を行う(ステップS25)。これにより、上記記憶装置32には、提示されたICカードの所有者の顔データを含む登録者データが格納される。
記憶装置32に顔データが格納されると、上記顔照合装置33は、上記カメラC1により撮影された画像に含まれる顔画像から顔データを抽出し、抽出した顔データと上記記憶装置32にダウンロードした当該ICカードのカード番号に対応する顔データとの照合を行う(ステップS26)。この照合によりカメラC1で撮影した画像から抽出した顔データと当該ICカードのカード番号に対応する顔データとが一致すると判断した場合(ステップS27、YES)、上記コントローラ31は、当該入店者と共に入店しようとする共連れの有無を判定する(ステップS28)。
ここで、共連れとは、登録者済みの入店者が未登録の人物を一緒に入店しようとすることを意味するものとする。上記判定により共連れ有りと判定した場合(ステップS28、YES)、上記コントローラ31は、共連れ対応処理を行う(ステップS29)。上記共連れについては、運用形態に応じて様々な処理形態が想定される。このため、共連れ対応処理については、後で詳細に説明するものとする。
上記判定により共連れ無しと判定した場合(ステップS28、NO)、上記コントローラ31は、表示装置3aに入店が許可された旨の案内を表示し(ステップS30)、入店側のゲートを開放する(ステップS31)。入店側のゲートが開放されると、上記コントローラ31は、当該入店者のデータを履歴データ(入店者データ)として記憶装置32に記憶する。この際、上記クロック31aが計時している時間に従って入店日時などの情報も当該入店者の履歴データとして記憶装置32に記憶する(ステップS32)。
また、上記ステップS23で入店者が提示したICカードが利用可能なICカードでないと判断した場合、上記コントローラ31は、利用可能なICカードでないため入店不可である旨を表示装置3aに表示し、入店側のドア61を閉鎖する。これにより、当該入店者の入店が拒否される。
また、上記ステップS24で入店者が提示したICカードが登録済みのICカードでないと判断した場合(つまり、提示されたICカードのカード番号が登録済みのカード番号と一致しない場合)、上記コントローラ31は、未登録のため入店不可である旨を表示装置3aに表示し、入店側のドア61を閉鎖する。これにより、当該入店者の入店が拒否される。
また、上記ステップS27で入店者の顔データと登録者データの顔データとが一致しないと判断した場合(つまり、照合NGと判定された場合)、上記コントローラ31は、登録者データと顔が一致しないため入店不可である旨を表示装置3aに表示し、入店側のドア61を閉鎖する。これにより、当該入店者の入店が拒否される。
上記のような入店処理では、入店者が提示するICカードが登録者のICカードであるか否かをチェックし、さらに、入店者の顔が登録者の顔と一致するか否かをチェックしている。これにより、登録されていないICカードを所持している人物、あるいは、登録済みの他人のICカードで入店しようとする人物に対して、入店を拒否することが可能となる。また、顔照合自体は入店者が特別な操作を行うことなく実施されるため、登録済みの人物は、自身が所持するICカードを提示するだけで、セキュリティ管理されている店舗への入店が可能となる。
なお、上述した入店処理では、入店者が所持しているICカードと入店者の顔とが登録者データと一致するか否かを判定するようにしている。ただし、運用条件によっては、ICカードのチェック(ステップS22−S25)を省略するようにしても良い。この場合、上記ステップS26の処理として、顔照合装置33は、入店者の顔と一致する顔データを含む登録者データが存在するか否かを判定(つまり、1対N照合の顔照合を実行)する。この顔照合処理の結果に基づいて、上記コントローラ31は、入店者の顔と一致する顔データを含む登録者データが存在すると判断した場合には、当該入店者の入店を許可し、当該入店者の顔と一致する顔データを含む登録者データが存在しないと判断した場合には、上記コントローラ31は、当該入店者の入店を拒否するようにすれば良い。これにより、登録者は、入店時にICカードを提示することなく、円滑に入店することができ、利便性を向上させることができる。
次に、上記ステップS29の共連れ対応処理について説明する。
たとえば、共連れには、親子連れ(子連れ)、介護者連れ、仲間同士、カップルなどの様々な形態があると想定される。上記のような入店処理においては、セキュリティを確保するために、共連れを認めないという運用形態が考えられる。この場合、上記コントローラ31は、共連れと判定された人物の通行を禁止するよう制御する。
たとえば、共連れには、親子連れ(子連れ)、介護者連れ、仲間同士、カップルなどの様々な形態があると想定される。上記のような入店処理においては、セキュリティを確保するために、共連れを認めないという運用形態が考えられる。この場合、上記コントローラ31は、共連れと判定された人物の通行を禁止するよう制御する。
しかしながら、たとえば、幼児あるいは要介護者などの通常はICカードを所持している必要がない人物あるいはICカードを発行するための条件を満たさない人物も、店舗の利用を認めたいという要望がある可能性もある。すなわち、運用形態によっては、共連れを認める、あるいは、子供や要介護者などに限定して共連れを認めるという形態が好ましい場合もありうる。このような場合、共連れの人物に対する処理(共連れ対応処理)としては、様々の処理形態が考えられる。以下、共連れ対応の運用形態に応じた、処理形態の例を説明する。
たとえば、入店時に登録者が指定する人数分だけ共連れを認める運用形態であるものとする。このような運用形態においては、図4に示すように、ゲート装置2に登録者が人数を入力できるボタン62を設け、登録者が入店時に指定した人数分の共連れを認めるという処理形態が考えられる。
このような処理形態では、登録者が入店する際にゲート装置2のボタンにより共連れの人数を入力する。この共連れ人数の指定に対して、上記コントローラ31では、所定時間内で共連れの人物が通過するまでドア61を開放状態とする。これにより、登録者とその共連れの人物が入店可能となる。ただし、この場合であっても、店舗内あるいは退店時の処理のため、上記カメラC1が共連れの各人物の顔を含む画像を撮影し、それらの顔画像および顔画像から抽出された顔データを、当該登録者データに対応づけた共連れ人物のデータとして記憶装置32に記憶する。
また、登録者が予め指定人数分の共連れを認めるという運用形態も考えられる。この場合、登録者データには、予め当該登録者と共連れする可能性がある人数を登録しておき、予め登録されている人数の人物までは、当該登録者との共連れでの入店を認めるという処理形態もありうる。
このような処理形態においては、上記コントローラ31は、共連れ人数が設定されている登録者が入店する際に、当該登録者の共連れと判定可能な人物については、予め登録されている人物分だけが入店を許可する。これにより、登録者と予め登録されている人数分の共連れの人物が入店可能となる。ただし、この場合であっても、店舗内あるいは退店時の処理のため、上記カメラC1が共連れの各人物の顔を含む画像を撮影し、それらの顔画像および顔画像から抽出された顔データを、当該登録者データに対応づけた共連れ人物のデータとして記憶装置32に記憶する。
また、登録者と共連れする人物として顔データが登録されている人物についてのみ共連れを認めるという運用形態も考えられる。たとえば、登録者の子供、配偶者あるいは親などの顔データを当該登録者と共連れする人物の顔データとして登録者データに登録しておくことにより、それらの共連れの人物は、登録者と共連れする場合には顔データによる照合で入店を認めるという処理形態が考えられる。
このような処理形態においては、上記コントローラは、登録者との共連れと判定される人物については、カメラC1が撮影する画像から抽出される顔データと、予め当該登録者データに対応づけて登録されている共連れ人物の顔データとを照合することにより、当該登録者の共連れとして認めるか否か判定する。つまり、登録者との共連れと判定される人物の顔データが、予め当該登録者データに対応づけて登録されている共連れ人物の顔データとを一致する場合、それらの共連れ人物の入店を許可する。これにより、予め共連れされる人物の顔データとして登録されている人物については、当該登録者と一緒に入店することが可能となる。
次に、上記店舗内システム13における商品監視処理について説明する。
上記店舗内システム13では、無人化あるいは省人化のため、各商品棚に陳列した各商品を当該システムが監視する必要がある。このため、上記店舗内システムでは、各商品棚周辺を撮影する各カメラにより商品棚周辺における人物の行動を監視し、さらに、各商品棚の商品自体の状態も各カメラが撮影した画像に基づいて監視する。この商品監視処理では、商品棚から商品を取り出した人物と当該人物が商品棚から取り出した商品とを検出し、そのデータを履歴データとして記憶する。これにより、後の精算処理で各人物が商品棚から取り出した商品を確実に精算しているか否かが判定可能となる。
上記店舗内システム13では、無人化あるいは省人化のため、各商品棚に陳列した各商品を当該システムが監視する必要がある。このため、上記店舗内システムでは、各商品棚周辺を撮影する各カメラにより商品棚周辺における人物の行動を監視し、さらに、各商品棚の商品自体の状態も各カメラが撮影した画像に基づいて監視する。この商品監視処理では、商品棚から商品を取り出した人物と当該人物が商品棚から取り出した商品とを検出し、そのデータを履歴データとして記憶する。これにより、後の精算処理で各人物が商品棚から取り出した商品を確実に精算しているか否かが判定可能となる。
図6は、上記のような商品監視処理の例を説明するためのフローチャートである。
すなわち、各カメラC3〜C6は、それぞれ所定の商品棚A、B、C周辺の画像を撮影している(ステップS51)。これらのカメラC3〜C6が撮影している画像については、上記カメラ制御装置35内の顔照合部41により顔検出処理が行われている(ステップS52)。このような顔検出処理により何れかのカメラで撮影している画像から顔が検出された場合(ステップS52、YES)、上記カメラ制御装置35は、検出された顔画像から顔データを抽出し、抽出した顔データと記憶装置32に記憶されている入店者(正規の入店者)の顔データとの照合を行う(ステップS53)。
すなわち、各カメラC3〜C6は、それぞれ所定の商品棚A、B、C周辺の画像を撮影している(ステップS51)。これらのカメラC3〜C6が撮影している画像については、上記カメラ制御装置35内の顔照合部41により顔検出処理が行われている(ステップS52)。このような顔検出処理により何れかのカメラで撮影している画像から顔が検出された場合(ステップS52、YES)、上記カメラ制御装置35は、検出された顔画像から顔データを抽出し、抽出した顔データと記憶装置32に記憶されている入店者(正規の入店者)の顔データとの照合を行う(ステップS53)。
この顔照合によりカメラが撮影した画像から抽出された顔データが入店者の顔データと一致しなかった場合(ステップS54、NO)、上記コントローラ31は、当該人物が不審者と判断し、上記警報装置37に警報を促す通知を出力する。この通知を受けた警報装置37では、監視センタ14に警報を通知する(ステップS61)。この商品監視処理は、店舗内の商品棚に接近した人物を監視する処理でもある。従って、正規の入店者でない人物が検知された場合、つまり、入店者の顔データと一致しない人物が発見された場合、当該人物を不審者として監視センタ14へ通知することにより、店舗内のセキュリティを管理することが可能となっている。
また、上記顔照合によりカメラが撮影した画像から抽出された顔データが入店者の顔データと一致した場合(ステップS55)、上記コントローラ31は、当該人物が正規の入店者であると判定する。これにより、当該人物が正規の入店者であると判定した場合、上記コントローラ31は、上記棚開閉装置38により当該入店者が接近してきている商品棚の鍵を開錠あるいは商品棚の扉を開放する(ステップS55)。商品棚が開放されると、当該人物は、商品棚から商品の取り出しが可能な状態となる。
この状態において、上記カメラ制御装置35は、当該入店者が当該商品棚から離れるまで、当該人物を撮影しているカメラあるいは当該商品棚の各商品を撮影しているカメラが撮影している画像により、当該商品棚からの商品の取り出しを監視している(ステップS56)。すなわち、上記カメラ制御装置35は、当該入店者を撮影しているカメラの映像に基づいて顔照合部41により当該入店者の行動を監視すると共に、商品を取出しを行っているか否かを判別する。さらに、上記カメラ制御装置35では、当該商品棚の商品を撮影しているカメラの画像に基づいて商品検知部42により商品の取出しの有無を検知している。当該入店者が商品を取り出したことが検出された場合(ステップS56、YES)、上記カメラ制御装置35では、当該入店者がどの商品を取り出したかを判別する取出し商品の判別処理を行う(ステップS57)。
ここで、当該入店者を撮影しているカメラの映像からは取り出した商品が判別し難い場合、上記カメラ制御装置35は、当該商品棚を撮影しているカメラの映像から取り出された商品を判別する。さらに、当該商品棚を撮影しているカメラの映像からもどの商品が判別し難い場合、上記カメラ制御装置35は、当該商品棚から取り出された商品の数を検出する。さらに、当該商品棚から取り出された商品の数も不明確である場合、上記カメラ制御装置35は、少なくとも当該入店者が当該商品棚から何れかの商品を取り出したことを検出する。
上記取出し商品の判別処理により取り出した商品が判別できた場合、上記カメラ制御装置35は、当該入店者の履歴データとして、当該入店者がどの商品棚からどの商品を取り出したかを示す情報を記憶装置32に記憶する(ステップS58)。また、上記取出し商品の数しか判別できなった場合、上記カメラ制御装置35は、当該入店者の履歴データとして、当該入店者がどの商品棚から幾つの商品を取り出したかを示す情報を記憶装置32に記憶する(ステップS58)。さらに、上記取出し表品の数の判別できなかった場合、上記カメラ制御装置35は、当該入店者の履歴データとして、当該入店者が商品を取り出した商品棚を示す情報を記憶装置32に記憶する(ステップS58)。
また、上記カメラ制御装置35では、当該入店者を撮影しているカメラの映像に基づいて当該入店者が当該商品棚から遠ざかった(立ち去った)か否かを判別している(ステップS59)。たとえば、上記カメラ制御装置35では、当該入店者を撮影しているカメラの映像に基づいて上記顔照合部41により当該入店者の顔が検出できなくなったか否かにより当該入店者が当該商品棚から遠ざかった(立ち去った)か否かを判別するようになっている。
これにより、当該入店者が当該商品棚から立ち去ったと判定した場合(ステップS59、NO)、上記カメラ制御装置35は、上記コントローラ31に対して当該商品棚の施錠を要求する。この要求に応じることにより、上記コントローラ31は、当該商品棚を施錠する。また、当該入店者が立ち去っていないと判定した場合(ステップS60、NO)、上記カメラ制御装置35は、上記ステップS56〜S59の処理を繰り返し実行する。
上記のような商品監視処理では、入店者がある商品棚の周辺に存在する場合、上記カメラ制御装置35は、各カメラが撮影している映像に基づいて当該入店者による当該商品棚からの商品の取出しを監視している。この監視結果として、上記カメラ制御装置35は、当該入店者が取り出した商品を示す情報(商品情報)を当該入店者の履歴データに保存する。これにより、店舗内の商品を効率的に監視することができ、取出した商品情報を履歴データに保存することにより、精算処理時に商品の精算漏れなどを防止できる。
次に、上記サービス施設の入場処理について説明する。
上記店舗内システム13では、当該店舗の利用促進あるいは当該システムの登録者の利便性向上のため、店舗内からのみ入場可能なサービス施設の入場管理も行っている。ここで、サービス施設としては、トイレ、化粧室、ベビールーム、休憩室、シャワー室などが想定される。上記店舗内システム13では、顔照合あるいはICカードによる認証により登録者(会員)であることが確認された人物に対して、未精算の商品を所持していなければ、上記のようなサービス施設の利用(入場)を許可する処理を行うようになっている。
上記店舗内システム13では、当該店舗の利用促進あるいは当該システムの登録者の利便性向上のため、店舗内からのみ入場可能なサービス施設の入場管理も行っている。ここで、サービス施設としては、トイレ、化粧室、ベビールーム、休憩室、シャワー室などが想定される。上記店舗内システム13では、顔照合あるいはICカードによる認証により登録者(会員)であることが確認された人物に対して、未精算の商品を所持していなければ、上記のようなサービス施設の利用(入場)を許可する処理を行うようになっている。
さらに、上記のようなサービス施設の運用形態としては、当該サービス施設の利用を有料としても良いし、登録者のうち当該サービス施設の利用が可能な特定の会員のみに限定するようにしても良い。たとえば、上記サービス施設の利用を有料とする場合、当該店舗内システム13では、サービス施設の利用料金を後述する精算処理において精算するようにしても良いし、サービス施設への入場時にICカードのクレジット機能あるいは電子マネー機能により精算するようにしても良い。また、サービス施設の利用を特定の会員にのみ限定する場合、当該店舗内システム13では、顔照合あるいはICカードによるユーザ認証により特定の会員であることが確認された人物に対して当該サービス施設の利用を許可するようにすれば良い。
図7は、サービス施設の入場処理の例を説明するためのフローチャートである。
図7に示す例では、顔照合およびICカードにより特定された人物が特定の会員である場合に、当該人物が未精算の商品を所持していなければ、当該人物がサービス施設への入場が許可する形態を想定するものとする。
すなわち、当該店舗に正規に入店した人物がサービス施設を利用する場合、当該人物は、店舗内におけるサービス施設の入場口であるドア4の前へ移動する。すると、ドア4の周辺を撮影しているカメラC9は、ドア4に接近してきた歩行中の当該人物の顔を含む画像を撮影する(ステップS81)。上記カメラC1により撮影される画像は、各フレーム単位で順次、上記カメラ制御装置35へ供給される。これにより、カメラ制御装置35では、上記顔照合部41による顔照合処理が可能となる。
図7に示す例では、顔照合およびICカードにより特定された人物が特定の会員である場合に、当該人物が未精算の商品を所持していなければ、当該人物がサービス施設への入場が許可する形態を想定するものとする。
すなわち、当該店舗に正規に入店した人物がサービス施設を利用する場合、当該人物は、店舗内におけるサービス施設の入場口であるドア4の前へ移動する。すると、ドア4の周辺を撮影しているカメラC9は、ドア4に接近してきた歩行中の当該人物の顔を含む画像を撮影する(ステップS81)。上記カメラC1により撮影される画像は、各フレーム単位で順次、上記カメラ制御装置35へ供給される。これにより、カメラ制御装置35では、上記顔照合部41による顔照合処理が可能となる。
一方、当該人物は、ドア4に接近した状態において、ドア4の近傍に設けられているカードリーダ34Bに自身が所持しているICカードを提示する。すると、カードリーダ34Bは、当該人物が提示したICカードの記憶内容を読取る(ステップS82)。上記カードリーダ34Bは、入店者が提示したICカードから読み取った情報をコントローラ31へ供給する。
上記カードリーダ34BによりICカードから読み取った情報が供給されると、上記コントローラ31は、まず、ICカードから読み取った情報に基づいて当該ICカードが有効なカードであるか否かを判断する(ステップSS83)。たとえば、上記コントローラ31は、当該ICカードが当該システムを利用可能な特定の種類のICカード(特定用途のICカード)であり、かつ、有効期限等が有効であるか否かを判断する。
この判断により当該ICカードが有効なカードであると判断した場合(ステップS83、YES)、上記コントローラ31は、上記カードリーダ34Bにより読み取ったカード番号と一致するカード番号を含む入店者の登録者データを特定する。特定された入店者を示す情報、あるいは、特定された入店者の登録者データに含まれる顔データを示す情報は、上記カメラ制御装置35へ通知される。これにより、上記カメラ制御装置35は、顔照合部によりカメラC9が撮影している画像から抽出した顔データとICカードの情報により特定された入店者の顔データとを照合する(ステップS84)。
この顔照合によりカメラC9で撮影した画像から抽出した顔データと当該ICカードのカード番号に対応する入店者の顔データとが一致すると判断した場合(ステップS85、YES)、上記コントローラ31は、当該入店者が当該サービス施設の利用権限を有する人物(特定の会員)であるか否かを判断する(ステップS86)。この判断により当該人物が特定の会員であると判断した場合(ステップS86)、上記コントローラ31は、当該人物の履歴データに基づいて当該人物が未決済の商品を所持しているか否かを判断する(ステップS87)。
この判断により当該人物が未決済の商品を所持していないと判断した場合(ステップS87、NO)、上記コントローラ31は、当該人物に対して当該サービス施設への入場を許可する旨の案内を表示あるいは音声により報知し(ステップS88)、入場用のドア4を開放する(ステップS89)。入場用のドア4を開放して当該人物がサービス施設に入場すると、上記コントローラ31は、当該人物の履歴データをサービス施設に入場した旨を記録する(ステップS90)。
また、上記ステップS83で当該人物が提示したICカードが利用可能なICカードでないと判断した場合(ステップS83、NO)、上記コントローラ31は、利用可能なICカードでないためサービス施設の利用が不可である旨を音声あるいは表示により報知し(ステップS91)、入場用のドア4を閉鎖したままとする(ステップS92)。これにより、当該人物のサービス施設への入場が拒否される。
また、上記ステップS85で当該人物の顔データと入店者の登録者データに含まれる顔データとが一致しないと判断した場合(つまり、顔照合がNGと判定された場合)(ステップS85、NO)、上記コントローラ31は、カメラC9で撮影した顔画像の顔データと入店者の顔データとが一致しないためサービス施設の利用が不可である旨を音声あるいは表示により報知し(ステップS91)、入場用のドア4を閉鎖したままとする(ステップS92)。これにより、当該人物のサービス施設への入場が拒否される。
また、上記ステップS87で当該人物が当該サービス施設の利用権限を有する特定の会員でいないと判断した場合(ステップS87、NO)、上記コントローラ31は、会員登録されていないためサービス施設の利用が不可である旨を音声あるいは表示により報知し(ステップS91)、入場用のドア4を閉鎖したままとする(ステップS92)。これにより、当該人物のサービス施設への入場が拒否される。
また、上記ステップS87で当該人物が未決済の商品を所持していると判断した場合(ステップS87、YES)、上記コントローラ31は、当該人物に対して未決済の商品があるため当該サービス施設への入場を不可とする旨の案内を表示あるいは音声により報知し(ステップS91)、入場用のドア4を閉鎖したままとする(ステップS92)。これにより、当該人物のサービス施設への入場が拒否される。
上記のようなサービス施設の入場処理では、利用者を希望する人物が所持しているICカードあるいは顔画像がサービス施設の利用が可能な会員のものであるか否かをチェックし、さらに、当該人物が店舗内で取り出した未決済の商品を所持しているか否かをチェックしている。これにより、サービス施設が利用可能な会員で、および、未精算の商品を所持していない人物に対しては、サービス施設への入場を許可することができ、上記会員製のサービスを提供することが可能となる。逆に、サービス施設が利用可能な会員でない人物、および、未精算の商品を所持している人物に対して、サービス施設への入場を拒否することが可能となる。
なお、上述したサービス施設への入場処理では、サービス施設への入場を希望する人物が会員であるか否かを判定するために、人物の顔照合によるチェックと当該人物が所持しているICカードのチェックと共に実施するようしている。ただし、運用条件によっては、顔照合によるチェック(S81、S84−S85)あるいはICカードのチェック(ステップS82−S83)の何れかを省略するようにしても良い。
たとえば、サービス施設としてトイレ等である場合、入場時に顔が撮影されるということを好まない利用者が多いことがありうる。このような場合、当該人物が提示するICカードによるチェックのみで人物を特定し、当該人物が会員で、かつ、未精算の商品を所持しないことをチェックすることにより、当該人物に対してサービス施設の利用許可を与えることが可能である。
また、サービス施設への入場にICカードを提示する手間を省略させたい場合、ICカードのチェックを省略し、カメラC9で撮影した顔画像から抽出した顔データと記憶装置32に記憶されている入店者の顔データとの顔照合により人物を特定し、当該人物が会員で、かつ、未精算の商品を所持しないことをチェックすることにより、当該人物に対してサービス施設の利用許可を与えることが可能である。
また、サービス施設への入場にICカードを提示する手間を省略させたい場合、ICカードのチェックを省略し、カメラC9で撮影した顔画像から抽出した顔データと記憶装置32に記憶されている入店者の顔データとの顔照合により人物を特定し、当該人物が会員で、かつ、未精算の商品を所持しないことをチェックすることにより、当該人物に対してサービス施設の利用許可を与えることが可能である。
次に、店舗内システム13における商品の精算処理について説明する。
上記店舗内システム13では、無人化あるいは省人化のため、入店者が購入する商品等は、入店者自身の操作により精算場(レジ)で精算する必要がある。このような精算処理を実現するため、上記店舗内システム13では、各精算場周辺を撮影するカメラC7,C8により精算場に接近してくる人物の顔および精算処理を実行する人物の顔を撮影している。これらのカメラC7、C8で顔が撮影された人物は、精算を行う人物(精算者)として検出される。精算者は、レジ端末5で購入する商品を提示することにより、レジ端末5に購入を希望する商品の情報を読み込ませる。この際、店舗内システム13では、カメラC7、C8が撮影した画像から精算者を特定し、当該精算者の履歴データに含まれる取出し商品の情報と当該精算者がレジ端末5に読み込ませた購入希望の商品の情報とに基づいて、精算処理の正当性をチェックする。これにより精算処理する商品の正当性が確認された場合、当該システム13では、当該精算者が所持しているICカードによる支払い処理を行うようになっている。
上記店舗内システム13では、無人化あるいは省人化のため、入店者が購入する商品等は、入店者自身の操作により精算場(レジ)で精算する必要がある。このような精算処理を実現するため、上記店舗内システム13では、各精算場周辺を撮影するカメラC7,C8により精算場に接近してくる人物の顔および精算処理を実行する人物の顔を撮影している。これらのカメラC7、C8で顔が撮影された人物は、精算を行う人物(精算者)として検出される。精算者は、レジ端末5で購入する商品を提示することにより、レジ端末5に購入を希望する商品の情報を読み込ませる。この際、店舗内システム13では、カメラC7、C8が撮影した画像から精算者を特定し、当該精算者の履歴データに含まれる取出し商品の情報と当該精算者がレジ端末5に読み込ませた購入希望の商品の情報とに基づいて、精算処理の正当性をチェックする。これにより精算処理する商品の正当性が確認された場合、当該システム13では、当該精算者が所持しているICカードによる支払い処理を行うようになっている。
図8は、上記精算処理の例を説明するためのフローチャートである。
すなわち、各カメラC7、C8は、それぞれ精算場周辺の画像を撮影している(ステップS111)。これらのカメラC7、C8が撮影している画像については、上記カメラ制御装置35内の顔照合部41により顔検出処理が行われている。このような顔検出処理により何れかのカメラで撮影している画像から人物の顔が検出された場合、上記カメラ制御装置35は、検出された顔画像から顔データを抽出し、抽出した顔データと上記記憶装置32に記憶されている入店者(正規の入店者)の顔データとの照合を行う(ステップS112)。
すなわち、各カメラC7、C8は、それぞれ精算場周辺の画像を撮影している(ステップS111)。これらのカメラC7、C8が撮影している画像については、上記カメラ制御装置35内の顔照合部41により顔検出処理が行われている。このような顔検出処理により何れかのカメラで撮影している画像から人物の顔が検出された場合、上記カメラ制御装置35は、検出された顔画像から顔データを抽出し、抽出した顔データと上記記憶装置32に記憶されている入店者(正規の入店者)の顔データとの照合を行う(ステップS112)。
この顔照合によりカメラC7、C8が撮影した画像から抽出された顔データが入店者の顔データと一致しなかった場合(ステップS113、NO)、上記コントローラ31は、当該人物に対する精算処理を不可とする(ステップSS120)。また、当該人物が不審者らしいと判別される場合、上記コントローラ31は、上記警報装置37により監視センタ14に警報を通知するようにしても良い。
また、上記顔照合によりカメラが撮影した画像から抽出された顔データが入店者の顔データと一致した場合(ステップS113、YES)、上記コントローラ31は、当該人物が正規に入店した人物(精算者)であると判定する。これにより精算者が判別されると、上記コントローラ31は、上記記憶装置32に記憶されている当該精算者の履歴データから当該精算者が店舗内の各商品棚から取り出した商品に関する情報(取出し商品情報)を読み出す(ステップS114)。
一方、当該精算者は、上記のような処理が実行されている間に、レジ端末5に購入しようとする商品を提示する。たとえば、精算者は、商品に付与されているバーコートをレジ端末5に付与されているバーコードリーダにより読み取らせる。これにより、レジ端末5では、精算者が購入を希望する商品の情報を取得し、その情報をレジ制御装置36へ供給する(ステップS115)。なお、購入を希望する商品の情報をレジ端末5に読み込ませる手順は、商品に添付されているバーコードに限定されるものではなく、たとえば、商品にICタグが添付されている場合にはそのICタグに記憶されている商品情報をレジ端末5に読み取らせるようにすれば良い。
上記レジ端末5で読み取った精算者が購入を希望する商品(精算対象の商品)の情報と当該精算者が店舗内で取り出した商品情報とが得られると、上記レジ制御装置36(あるいはコントローラ31)は、当該精算者が購入を希望している商品に当該精算者が店舗内の商品棚から取出した全ての商品が含まれているか否かを判断する(ステップS116)。この判断では、取出し商品情報として商品を示す情報が含まれている場合、当該商品が精算対象の商品に含まれるか否かを判定すれば良い。また、取出し商品情報として商品棚と商品の数とを示す情報が含まれている場合、精算対象の商品に当該商品棚の商品が取出し商品情報で特定される数だけ含まれるか否かを判定すれば良い。さらに、取出し商品情報として取出された商品の商品棚を示す情報だけが含まれている場合、精算対象の商品に当該商品棚の商品が含まれるか否かを判定すれば良い。
上記判断により当該精算者が店舗内で取出した全ての商品が精算対象とする商品に含まれていると判断した場合(ステップS116、YES)、上記コントローラ31は、レジ制御装置36により制御されるレジ端末5により当該精算者が提示した精算対象の各商品に対する精算処理を実行させる(ステップS118)。
上記レジ端末5では、精算対象の商品代金を、当該精算者が所持しているICカードのクレジットカード機能あるいは電子マネー機能により決済する。この場合、レジ端末5では、カードリーダライタ51により当該精算者のICカードからクレジットカード機能あるいは電子マネー機能の情報を読み取って、上記精算対象の商品代金を徴収する。たとえば、精算者が所持しているICカードがプリペイド方式の電子マネー機能を具備している場合、上記レジ端末5では、上記カードリーダライタ51により当該ICカードから商品代金を引去ることにより、精算処理を完了する。
なお、現金による商品代金の支払いを受付けることも可能であるが、本システムでは、無人化あるいは省人化を目的の1つとしてるため、セキュリティ管理上の理由からICカードのクレジットカード機能あるいは電子マネー機能によってのみで商品代金の決済ができるものとする。また、さらに、本システムにおけるセキュリティ性を向上させるために、精算処理には、正規に入店した人物が入場時に提示したICカードのみを使用可能とするようにしても良い。
上記精算処理が完了すると、上記レジ制御装置36は、記憶装置32に記憶されている当該精算者の履歴データにおいて精算済みとなった各商品に対して精算済みであることを示すフラグを付与する。これにより、精算者が代金の支払いが完了した各商品については、精算済みであることが記録されるため、たとえば、精算済みの商品を所持したまま、当該人物がサービス施設へ入場するなどの行動が可能となる。また、全商品の代金支払いが完了した場合には、当該人物が退店することが可能となる。
また、上記判断により当該精算者が取出した全ての商品が含まれていないと判断した場合(ステップS116、NO)、上記レジ制御装置36は、上記警報装置37により警報を発し、当該精算者の情報を記憶装置32内の要注意者のリストに登録する(ステップS117)。この際、当該精算者に対しては、レジ端末5の表示部などに未精算の商品を確認する旨の警告を表示する。ただし、ここでは、このような場合であっても、当該精算者が提示した購入希望商品に対する精算処理は行うものとする。従って、上記レジ制御装置36は、上記ステップS118へ進み、精算対象とする商品代金の支払い処理を実行する。
上記のような精算処理では、精算場周辺に設けられたカメラC7,C8により撮影された顔画像による顔照合で精算者を特定し、当該精算者が購入を希望する商品と当該精算者の履歴データに含まれる店舗内で取出した商品とをチェックすることにより精算対象とする商品の正当性をチェックするようにしてものである。
これにより、精算場(レジ)の無人化あるいは省人化を実現できる。また、店舗内で取り出した商品が精算されたか否かをチェックすることができ、店舗内の商品に対するセキュリティ管理が実現できる。さらに、利用者にとっては、ICカードによる決済で商品を購入することができ、利便性が向上する。
次に、上記店舗内システム13における退店時の処理(退店処理)について説明する。
上記のような精算処理により商品棚から取出した全商品の精算を済ませた人物あるいは店舗内で商品を購入しなかった人物は、店舗外への退店が可能となる。つまり、店舗からの退店は、商品棚から取出した全て商品の精算が完了していることが条件となっている。
上記のような精算処理により商品棚から取出した全商品の精算を済ませた人物あるいは店舗内で商品を購入しなかった人物は、店舗外への退店が可能となる。つまり、店舗からの退店は、商品棚から取出した全て商品の精算が完了していることが条件となっている。
図9は、退店処理の例を説明するためのフローチャートである。
当該店舗から退店しようとる人物(退店者)がゲート装置2が形成する通路に接近してくると、上記カメラC2は、歩行中の当該退店者の顔を含む画像の撮影を開始する(ステップS141)。上記カメラC2により撮影される画像は、各フレーム単位で順次、上記顔照合装置33に供給される。これにより、上記顔照合装置33は、上記カメラC2により撮影された画像に含まれる顔画像から顔データを抽出し、抽出した顔データと上記記憶装置32に記憶されている各入店者の顔データとの照合を行う(ステップS142)。
当該店舗から退店しようとる人物(退店者)がゲート装置2が形成する通路に接近してくると、上記カメラC2は、歩行中の当該退店者の顔を含む画像の撮影を開始する(ステップS141)。上記カメラC2により撮影される画像は、各フレーム単位で順次、上記顔照合装置33に供給される。これにより、上記顔照合装置33は、上記カメラC2により撮影された画像に含まれる顔画像から顔データを抽出し、抽出した顔データと上記記憶装置32に記憶されている各入店者の顔データとの照合を行う(ステップS142)。
この照合によりカメラC2で撮影した画像から抽出した顔データと一致する入店者の顔データが存在すると判断した場合(ステップS143、YES)、上記コントローラ31は、当該入店者の履歴データを記憶装置32から読み込み、当該人物が取出した商品の情報が有るか否かを判断する(ステップS144)。この判断により当該退店者が取出した商品があると判断した場合(ステップS144、YES)、上記コントローラ31は、当該退店者が取出した商品が全て精算済みであるか否かを判断する(ステップS145)。
この判断により取出し商品が全て精算済みであると判断した場合(ステップS145、YES)、あるいは、上記判断により当該退店者が取出した商品情報がないと判断した場合(ステップS144、NO)、上記コントローラ31は、当該退店者に共連れがいるか否かを判断する(ステップS146)。ここでは、入店時と退店時との整合性をとるため、共連れとして認められる人物は、当該退店者が入店時に共連れした人物のみであるのとする。従って、上記判断では、当該退店者の履歴データとして入店時に共連れした人物がいるか否かを判断される。この判断により共連れ有りと判断した場合(ステップS146、NO)、上記コントローラ31は、共連れの人物に対する退店処理を含む共連れ対応処理を行う(ステップS147)。なお、ここで、退店者自身については、共連れの有無に係らず、同様な処理が実施されるものとし、正規の登録者に対する共連れの人物と判定された人物についてステップS147の共連れ対応処理が実施されるものとする。
また、ここでは、退店時において、共連れの各人物の顔画像あるいは顔データが入店時あるいは店舗内で取得され、当該退店者の履歴データに対応づけて記憶装置32内に保存されていることを前提としている。従って、共連れの各人物については、カメラC2で撮影した画像から抽出される顔データと、当該退店者の履歴データに対応づけて上記記憶装置32に記憶されている共連れ人物の顔データとが一致するか否かにより退店の可否を判定する。すなわち、カメラC2で撮影した共連れ人物の顔画像から抽出される顔データと、当該退店者の履歴データに対応づけて上記記憶装置32に記憶されている共連れ人物の顔データとが一致すれば、当該人物(共連れの人物)は退店が許可される。
また、取出し商品が全て精算済みと判定された退店者に対しては、上記コントローラ31は、退店許可を示す案内を表示装置3bに表示し(ステップS148)、ゲート装置2に設けられた退店側のドア61を開放する(ステップS149)。また、当該退店者が退店すると、上記コントローラ31は、当該退店者の履歴データに退店済みであることを書き込むか、あるいは、当該退店者の履歴データを削除する(ステップS150)。
また、上記ステップS143で顔照合がNGとなった場合(ステップS143、NO)、上記コントローラ31は、ゲート装置2における退店側のドア61を閉鎖し(ステップS151)、当該退店者の退店が不可である旨の案内を表示装置3bに表示する(ステップS152)。さらに、上記コントローラ31は、警報装置37により監視センタ14へ警報と通知する(ステップS153)。これにより、正規の入店者と判定されない人物を退店させすに、監視センタ14へ警報を通知することが可能となる。
また、上記ステップS145で精算済みでない商品があると判断した場合(ステップS145、NO)、上記コントローラ31は、ゲート装置2における退店側のドア61を閉鎖し(ステップS151)、当該退店者が店舗内で取出した商品のうち未精算の商品があるために退店が不可である旨の案内を表示装置3bに表示する(ステップS152)。さらに、上記コントローラ31は、警報装置37により監視センタ14へ警報と通知する(ステップS153)。なお、未精算の商品がある場合、精算処理時のエラー、あるいは、カメラC2で退店と誤検知など当該人物が意図しない理由で未精算となっている場合も考えられる。このため、未精算の商品がある場合には、警報装置37による監視センタ14への警報通知を行わずに、未精算の商品の精算を促す旨の案内を表示装置3bに表示するようにしても良い。
上記のような退店処理では、退店者の顔が正規の入店者の顔と一致し、かつ、当該退店者が店舗内の商品棚から取出した全商品の精算が完了している場合、当該退店者の退店を許可するようになっている。これにより、正規に入店していない人物、あるいは、店舗内の商品棚から取出した商品の精算が完了していない人物に対して、退店を拒否することが可能となる。また、顔照合自体は入店者が特別な操作を行うことなく実施されるため、正当に入店して全商品の精算が完了している人物は、特別なアクションを起こすことなく、円滑に退店することが可能となり、利便性が向上する。
なお、不正な退店者が強行的に退店した場合、当該不正退店者に関する情報をサーバ装置11あるいは監視センタ14などを介して外部システムへ通知するようにしても良い。この場合、不正な退店者が、別のシステムで検出することができ、不正の抑止効果などが期待できる。
次に、本セキュリティ管理システムで運用可能な様々の動作例について説明する。
本セキュリティ管理システムでは、店舗内での安全性の確保、店舗内で他の利用者に対する迷惑となる行為の防止あるいは抑止する機能を有している。
たとえば、本セキュリティ管理システムでは、長時間にわたる店舗内での居座り行為を防止あるいは抑制するために、入店者が所定時間以上店内に滞在すると、警報を鳴らすようにしても良い。これは、たとえば、上記コントローラ31は、クロック31aが計時する時間に基づいて、上記記憶装置32に記憶されている入店者の履歴データを定期的にチェックし、入店の日時から所定時間以上経過している入店者については上記警報装置37により監視センタ14へ警報通知するようにすれば良い。
本セキュリティ管理システムでは、店舗内での安全性の確保、店舗内で他の利用者に対する迷惑となる行為の防止あるいは抑止する機能を有している。
たとえば、本セキュリティ管理システムでは、長時間にわたる店舗内での居座り行為を防止あるいは抑制するために、入店者が所定時間以上店内に滞在すると、警報を鳴らすようにしても良い。これは、たとえば、上記コントローラ31は、クロック31aが計時する時間に基づいて、上記記憶装置32に記憶されている入店者の履歴データを定期的にチェックし、入店の日時から所定時間以上経過している入店者については上記警報装置37により監視センタ14へ警報通知するようにすれば良い。
また、本セキュリティ管理システムでは、不審物の置き去り防止、施設の破壊防止のために、各カメラが常時店舗内の状態と監視しているものとする。たとえば、人物が存在しない状態で撮影した所定箇所の画像を記憶装置32に保存しておき、当該箇所の画像を人物が存在しない状態で定期的に撮影する。これにより、人物がいない状態の画像比較が可能となる。このような画像比較によれば、前後の画像で変化があれば、不審物の置き去り、あるいは、施設の破壊などが発生している可能性があると判断できる。このように不審物の置き去り、あるいは、施設の破壊などを常時監視していることにより、その抑止効果で不審物の置き去りあるいは施設の破壊などの行為を防止あるいは抑制することが可能となる。
C1〜C13、Ca、Cb、Cc…カメラ、2(2a、2b)…ゲート装置、3(3a、3b)…表示装置、4…ドア、5…レジ端末、11…サーバ装置、12…顔情報登録システム、13…店舗内システム、14…監視センタ、21…制御装置、22…顔登録装置、23…カメラ、24…カードリーダ、30…店舗内サーバ、31…コントローラ、31a…クロック、32…記憶装置、33…顔照合装置、34…カードリーダ、34A…カードリーダ、34B…カードリーダ、35…カメラ制御装置、36…レジ制御装置、37…警報装置、38…棚開閉装置、41…顔照合部、42…商品検知部、51…カードリーダライタ、61…ドア、62…ボタン
Claims (10)
- 商品を購入する権限を有する人物の顔データを記憶する記憶手段と、
商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する照合手段と、
この照合手段により前記撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可する許可手段と、
この許可手段により商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出する検出手段と、
この検出手段による検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を前記記憶手段に記憶する制御手段と、
を有することを特徴とするセキュリティ管理システム。 - さらに、前記商品の代金を精算する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第2の照合手段と、
この第2の照合手段により前記第2の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記人物が精算する商品に当該人物が取出した全ての商品が含まれているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により当該人物が精算する商品に当該人物が取出した商品が含まれていると判断した場合、当該人物が精算する商品の精算処理を行う精算手段と、
前記第2の照合手段により前記第2の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致しない場合、あるいは、当該人物が精算する商品に当該人物が取出した商品が含まれていない場合、警報を出力する出力手段と、
を有することを特徴とする前記請求項1に記載のセキュリティ管理システム。 - さらに、前記商品が配置されているエリアからサービス施設への入場口に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第2の照合手段と、
この第2の照合手段により前記第2の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記人物が未精算の商品を所持しているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していないと判断した場合、当該人物が前記サービス施設へ入場することを許可する許可手段と、
前記第2の照合手段により前記第2の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致しない場合、あるいは、前記判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していると判断した場合、当該人物が前記サービス施設へ入場することを禁止する禁止手段と、
を有することを特徴とする前記請求項1に記載のセキュリティ管理システム。 - さらに、当該人物が取出した商品の精算処理を行う精算手段と、
この精算手段により精算された商品が精算済みであることを示す情報を前記記憶手段に記憶する第2の制御手段と、
前記商品が配置されているエリアの出場口に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第2の照合手段と、
この第2の照合手段により前記第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記人物が未精算の商品を所持しているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していないと判断した場合、当該エリアからの出場を許可する許可手段と、
前記第2の照合手段により前記第2の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致しない場合、あるいは、前記判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していると判断した場合、当該人物が当該エリアから出場することを禁止する禁止手段と、
を有することを特徴とする前記請求項1に記載のセキュリティ管理システム。 - セキュリティエリア内に入場する権限を有する人物の顔データを記憶する第1の記憶手段と、
セキュリティエリア内に入場する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第1の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第1の照合手段と、
この第1の照合手段により前記第1の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第1の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物が前記セキュリティエリア内への入場することを許可する入場許可手段と、
この入場許可手段により前記セキュリティエリアへの入場を許可した人物の顔データと履歴データとを入場者データとして記憶する第2の記憶手段と、
前記セキュリティエリア内に配置されている商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている入場者の顔データとを照合する第2の照合手段と、
この第2の照合手段により前記第2の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可するアクセス許可手段と、
このアクセス許可手段により商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出する検出手段と、
この検出手段による検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を当該人物の履歴データとして前記第2の記憶手段に記憶する制御手段と、
を有することを特徴とするセキュリティ管理システム。 - さらに、前記商品の代金を精算する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第3の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第3の照合手段と、
この第3の照合手段により前記第3の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記人物が精算する商品に当該人物が取出した全ての商品が含まれているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により当該人物が精算する商品に当該人物が取出した商品が含まれていると判断した場合、当該人物が精算する商品の精算処理を行う精算手段と、
前記第3の照合手段により前記第3の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致しない場合、あるいは、当該人物が精算する商品に当該人物が取出した商品が含まれていない場合、警報を出力する出力手段と、
を有することを特徴とする前記請求項5に記載のセキュリティ管理システム。 - さらに、前記セキュリティエリアからサービス施設への入場口に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第3の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第3の照合手段と、
この第3の照合手段により前記第3の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記人物が未精算の商品を所持しているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していないと判断した場合、当該人物が前記サービス施設へ入場することを許可する許可手段と、
前記第3の照合手段により前記第3の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致しない場合、あるいは、前記判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していると判断した場合、当該人物が前記サービス施設へ入場することを禁止する禁止手段と、
を有することを特徴とする前記請求項5に記載のセキュリティ管理システム。 - さらに、当該人物が取出した商品の精算処理を行う精算手段と、
この精算手段により精算された商品が精算済みであることを示す情報を前記第2の記憶手段に記憶する第2の制御手段と、
前記セキュリティエリアの出口に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影する第3の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合する第3の照合手段と、
この第3の照合手段により前記第3の撮影手段により撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記人物が未精算の商品を所持しているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していないと判断した場合、当該セキュリティエリアからの出場を許可する許可手段と、
前記第3の照合手段により前記第2の撮影手段で撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致しない場合、あるいは、前記判断手段により当該人物が未精算の商品を所持していると判断した場合、当該人物が当該エリアから出場することを禁止する禁止手段と、
を有することを特徴とする前記請求項5に記載のセキュリティ管理システム。 - セキュリティ管理システムに用いられるセキュリティ管理方法であって、
商品を購入する権限を有する人物の顔データを記憶手段に記憶しておき、
商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影した画像に含まれる人物の顔と前記記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合し、
この照合により前記撮影した画像に含まれる人物の顔が前記記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可し、
前記商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出し、
この検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を前記記憶手段に記憶する、
ことを特徴とするセキュリティ管理方法。 - セキュリティ管理システムに用いられるセキュリティ管理方法であって、
セキュリティエリア内に入場する権限を有する人物の顔データを第1の記憶手段に記憶しておき、
セキュリティエリア内に入場する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第1の記憶手段に記憶されている人物の顔データとを照合し、
この照合により前記撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第1の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物が前記セキュリティエリア内への入場することを許可し、
前記セキュリティエリアへの入場を許可した人物の顔データと履歴データとを入場者データとして第2の記憶手段に記憶し、
前記セキュリティエリア内に配置されている商品に接近する人物の少なくとも顔を含む画像を撮影した画像に含まれる人物の顔と前記第2の記憶手段に記憶されている入場者の顔データとを照合し、
この照合により前記撮影した画像に含まれる人物の顔が前記第2の記憶手段に記憶されている人物の顔データと一致した場合、当該人物による商品へのアクセスを許可し、
このアクセス許可により商品へのアクセスが許可された人物が商品を取出したことを検出し、
この検出結果に基づいて前記人物が前記商品を取出したことを示す情報を当該人物の履歴データとして前記第2の記憶手段に記憶する、
ことを特徴とするセキュリティ管理方法。
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