JP2009005070A - Communication system, communication method, and communication program - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、加入者側通信装置が局側通信装置と通信を行う通信方式、通信方法および通信プログラムに関し、特に、加入者側通信装置における時刻同期技術に関するものである。 The present invention relates to a communication method, a communication method, and a communication program in which a subscriber side communication device communicates with a station side communication device, and more particularly to a time synchronization technique in a subscriber side communication device.
従来のアクセス系ネットワークとして、GE−PON(Giga bit Ethernet(登録商標)−Passive Optical Network)システムが知られている(例えば非特許文献1参照)。このGE−PONシステムは、複数の加入者側通信装置と局側通信装置がスターカプラを介して光ファイバケーブルケーブルで接続されるものであり、複数の加入者側通信装置が単一の局側通信装置を共有するため、経済的である。 As a conventional access network, a GE-PON (Gigabit Ethernet (registered trademark) -Passive Optical Network) system is known (see, for example, Non-Patent Document 1). In this GE-PON system, a plurality of subscriber side communication devices and a station side communication device are connected by a fiber optic cable cable via a star coupler, and a plurality of subscriber side communication devices are connected to a single station side. Since the communication device is shared, it is economical.
非特許文献1に開示されたGE−PONシステムにおいては、接続距離の異なる加入者側通信装置が混在し、各加入者側通信装置内のカウンタが各接続距離に対応した通信時間だけずれて局側通信装置内のカウンタに同期している。局側通信装置は、各加入者通信装置の接続距離を測定し、測定した距離情報を基に加入者通信装置毎に局側通信装置にむけてデータ送信すべき時刻情報を予め補正した上で通知する。よって、加入者通信装置には、局側通信装置のカウンタに同期する手段は具備されていない。一方で、端末装置として制御装置が接続される場合、制御装置間のセンサ情報の同時刻性や、制御対象及び制御装置のイベント発生を記録する際に時刻の同一性が要求される。例えば、センサやアクチュエータ等の端末装置を各加入者側通信装置のユーザインタフェースに接続し、各加入者側通信装置内のカウンタで同期をとると、端末装置間で時刻が異なってしまうという問題点があった。
In the GE-PON system disclosed in
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、通信方式において、例えばGE−PONシステムのように接続距離が異なる各加入者側通信装置のユーザインタフェースに接続した各端末装置間で簡易な構成と方法により、時刻同期をとることを目的としている。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and each terminal device connected to the user interface of each subscriber-side communication device having a different connection distance, such as a GE-PON system, in the communication method. The purpose is to achieve time synchronization with a simple configuration and method.
この発明に係る通信方式は、局側通信装置が有する第1のカウンタの時刻を示す時刻情報である第1のタイムスタンプを、前記局側通信装置から加入者側通信装置に伝播する時刻同期用フレームで通知するタイムスタンプ通知部と、前記局側通信装置と前記加入者側通信装置との間の往復伝播時間を示す時間情報であるRTT(Round Trip Time)を、前記局側通信装置から前記加入者側通信装置に伝播するRTT通知用フレームで通知するRTT通知部と、前記RTT用通知フレームで通知されたRTTに基づいて、前記時刻同期用フレームで通知された第1のタイムスタンプが示す時刻に同期した第2のカウンタの時刻を示す時刻情報である第2のタイムスタンプを補正するタイムスタンプ補正部と、を備えたものである。 The communication method according to the present invention is for time synchronization in which a first time stamp, which is time information indicating the time of a first counter included in a station side communication device, is propagated from the station side communication device to a subscriber side communication device. A time stamp notifying unit for notifying by a frame, and RTT (Round Trip Time), which is time information indicating a round trip propagation time between the station side communication device and the subscriber side communication device, is sent from the station side communication device to the Based on the RTT notification unit that notifies the RTT notification frame propagated to the subscriber side communication device, and the first time stamp notified by the time synchronization frame based on the RTT notified by the RTT notification frame And a time stamp correction unit that corrects a second time stamp that is time information indicating the time of the second counter synchronized with the time.
この発明は、通信方式において、局側通信装置との接続距離が異なる各加入者側通信装置のユーザインタフェースに接続した各端末装置間で時刻同期をとり、伝送タイミングの時間的なゆらぎに対しても、安定した時刻同期を実現することができる。 The present invention provides time synchronization between terminal devices connected to the user interface of each subscriber-side communication device having a different connection distance to the station-side communication device in the communication system, and prevents temporal fluctuations in transmission timing. However, stable time synchronization can be realized.
実施の形態1.
この発明の実施の形態1による通信方式は、加入者側通信装置内に設けたタイムスタンプ補正部において、加入者側通信装置と局側通信装置との間の往復伝播時間をRTT、各接続距離に対応した伝播時間だけずれて局側通信装置内の第1のカウンタに同期している加入者側通信装置内の第2のカウンタの時刻を示すタイムスタンプをTS、端末装置に通知するためのタイムスタンプをTS_syncと表すとき、TS_sync=TS+RTT/2の関係式により、局側通信装置から通知したRTTを用いてTSを補正することで、TS_syncを局側通信装置内の第1のカウンタと同期した時刻情報として求めるようにしたものである。これにより、接続距離が異なる各加入者側通信装置のユーザインタフェースに接続した各端末装置間で時刻同期をとることができる。
In the communication system according to
図1は、この発明の実施の形態1による通信方式を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図1において、局側通信装置(OLT:Optical Line Terminal)1は、加入者側通信装置(ONU:Optical Network Unit)2に、光ファイバケーブル101と光カプラ102を介して接続され、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ah準拠のGE−PON(Giga bit Ethernet(登録商標)−Passive Optical Network)システムが構成される。ONU2のユーザ側には、センサやアクチュエータ等の端末装置4が接続されている。
FIG. 1 is a block diagram showing a communication system according to
また、図1において、OLT1は、PON側の光インタフェースとして光電気変換を行う光電気変換部11、ONU2からOLT1への上り方向の上りフレームから上りPON制御フレームを抽出するためのフレーム抽出部12、抽出した上りPON制御フレームの情報を利用して、OLT1からONU2への下り方向の下りPON制御フレームを生成し、上り方向のバースト制御を行うOLT PON制御部13、IEEE802.3ahで規定されるPON制御に必要な第1のカウンタを管理するローカルタイマ部14、下り方向の各種フレームを多重するMUX部15、特定のフレームに第1のタイムスタンプを挿入するタイムスタンプ通知部としてのタイムスタンプ挿入部16、ONU2にRTT(Round Trip Time)を通知するためのRTT通知用フレームを生成するRTT通知部としてのRTT通知用フレーム生成部17、および、ネットワーク側の電気インタフェースを提供するインタフェース部18を備えている。
In FIG. 1, the
また、図1において、ONU2は、PON側の光インタフェースとして光電気変換を行う光電気変換部21、下り方向の下りフレームから各種フレームを抽出するためのフレーム抽出部22、抽出した下りPON制御フレームの情報を利用して、上り方向の上りPON制御フレームを生成するONU PON制御部23、PON制御に必要な第2のカウンタを管理するローカルタイマ部24、上り方向の各種フレームを多重するMUX部25、特定のフレームに第2のタイムスタンプを挿入するタイムスタンプ挿入部26、OLT1から受信したRTTを基にOLT1のカウンタと同期した時刻情報を生成するタイムスタンプ補正部27、下り方向の下りフレームを蓄積する下りバッファ部28、および、ユーザ側の電気インタフェースを提供するユーザインタフェースとしてのインタフェース部29を備えている。
In FIG. 1, an ONU 2 includes an optical / electrical conversion unit 21 that performs photoelectric conversion as an optical interface on the PON side, a frame extraction unit 22 that extracts various frames from downstream downlink frames, and an extracted downstream PON control frame. The ONU PON control unit 23 that generates an uplink PON control frame in the upstream direction, the local timer unit 24 that manages the second counter necessary for PON control, and the MUX unit that multiplexes various uplink frames 25, a time stamp insertion unit 26 that inserts a second time stamp into a specific frame, a time stamp correction unit 27 that generates time information synchronized with the counter of the
次に動作について説明する。光ファイバケーブル101と光カプラ102を介してOLT1に接続されている複数のONU2は、OLT1からそれぞれ異なる距離に位置する。IEEE802.3ahで規定されるGE−PONシステムでは、OLT1とONU2との距離に対応する往復伝播時間であるRTTを、OLT1とONU2間で通信する上りPON制御フレームと下りPON制御フレームに埋め込むタイムスタンプを利用して計測する。
Next, the operation will be described. A plurality of
まず、RTT計測の動作について説明する。OLT1と各ONU2は、ローカルタイマ部14とローカルタイマ部24にそれぞれ32ビットのカウンタを有する。主信号転送速度1.25Gbps(Giga bit per second)の場合、これらのカウンタは16ns毎にカウントアップする。OLT1では、ローカルタイマ部14が第1のカウンタを自立的にカウントアップし、時刻同期用フレームとしての下りPON制御フレームの送信時に、タイムスタンプ挿入部16が下りPON制御フレーム内のタイムスタンプ領域に第1のカウンタの値を第1のタイムスタンプとして設定する(OLT時刻t0)。一方、ONU2では、時刻同期用フレームとしての下りPON制御フレームを受信すると、ローカルタイマ部24が第1のタイムスタンプの値を第2のカウンタに設定する(ONU時刻t0)。これにより、OLT1の第1のカウンタが主、ONU2の第2のカウンタが従となり、時刻同期用フレームとしての下りPON制御フレームの伝播時間だけずれて同期することになる。
First, the operation of RTT measurement will be described. Each of the OLT 1 and each ONU 2 has a 32-bit counter in the
ONU2では、上りPON制御フレームの送信時に、タイムスタンプ挿入部26が上りPON制御フレーム内のタイムスタンプ領域にローカルタイマ部24の第2のカウンタの値を設定する(ONU時刻t1)。OLT1では、上りPON制御フレームを受信すると、上りPON制御フレーム内のタイムスタンプ領域の値(ONU時刻t1)と、受信時にローカルタイマ部14がもつ第1のカウンタの値(OLT時刻t2)により、OLT PON制御部13がRTTを計測する(RTT=(OLT時刻t2−OLT時刻t0)−(ONU時刻t1−ONU時刻t0)=t2−t1)。OLT1は、この上りPON制御フレームと下りPON制御フレームを用いた手順を周期的に実施することでRTTの変動を補正する。
In the ONU 2, when transmitting the upstream PON control frame, the time stamp insertion unit 26 sets the value of the second counter of the local timer unit 24 in the time stamp area in the upstream PON control frame (ONU time t1). In the
このRTT計測における下りPON制御フレームを用いた手順によれば、OLT1の第1のカウンタとONU2の第2のカウンタは、RTT/2に等しい時刻同期用フレームの伝播時間だけずれて同期していることになる。RTTは、OLT1内のOLT PON制御部13で管理されている。そこで、RTT通知用フレーム生成部17で生成したRTT通知用フレームを用いて、OLT1から各ONU2に対応するRTTの情報を各ONU2に定期的に通知する。各ONU2では、タイムスタンプ補正部27が、自装置の第2のカウンタの値を示す時刻情報である第2のタイムスタンプTSと通知されたRTTとから、次の式(1)により第3のタイムスタンプTS_syncを計算することで、OLT1内の第1のカウンタと同期した時刻情報として求めることが可能である。
TS_sync=TS+RTT/2 (1)
According to the procedure using the downstream PON control frame in the RTT measurement, the first counter of the
TS_sync = TS + RTT / 2 (1)
このようにしてONU2が求めた第3のタイムスタンプTS_syncを、自装置のユーザインタフェース部29に接続された端末装置4に通知し、この通知された時刻情報で端末装置4のカウンタが時刻同期をとることにより、異なるONU2に接続された各端末装置4間で、OLT1内の第1のカウンタと同期した同じ時刻に時刻同期をとることができる。
In this way, the third time stamp TS_sync obtained by the ONU 2 is notified to the terminal device 4 connected to the user interface unit 29 of the own device, and the counter of the terminal device 4 performs time synchronization based on the notified time information. Thus, time synchronization can be established between the terminal devices 4 connected to
以上のように、この発明の実施の形態1による通信方式は、GE−PONシステムにおいて、ONU2に設けたタイムスタンプ補正部26が、TS_sync=TS+RTT/2の関係式により、OLT1から通知した往復伝播時間RTTを用いて、ONU2内の第2のカウンタの時刻を示す第2のタイムスタンプTSを補正することで、端末装置4に通知するための第3のタイムスタンプTS_syncを求めるようにしている。これにより、接続距離が異なる各ONU2のユーザインタフェースに接続した各端末装置4間で時刻同期をとることができる。
As described above, in the communication method according to the first embodiment of the present invention, in the GE-PON system, the time stamp correction unit 26 provided in the ONU 2 sends the round-trip propagation notified from the
ところで、Ethernet(登録商標)上でサブミリ秒オーダの高精度で時刻同期を実現するための通信方式として「Precision Time Protocol」と呼ばれるIEEE1588が2002年に標準化されている。IEEE1588による通信方式では、ネットワーク上に配置されたマスタクロック機能部とスレーブクロック機能部との間でメッセージを交換することで時刻同期が行われる。さらに、IEEE1588による通信方式では、内蔵バッファが遅延量を変動させるようなスイッチの入出力部にマスタクロック機能部とスレーブクロック機能部がそれぞれ配置されたバウンダリクロック機能部により、遅延量の変動を補正して時刻同期が行われる。このIEEE1588による通信方式を利用すれば、GE−PONシステム上の端末装置で時刻同期を行うことが可能となる。しかし、この場合、OLTとONUとの双方にマスタクロック機能部、スレーブクロック機能部、およびバウンダリクロック機能部を追加搭載する必要があり、構成が複雑化し、さらに、メッセージの交換が増えて手順も複雑化する。これに対して、この発明の実施の形態1による通信方式によれば、上述のように、IEEE1588による通信方式に比べて簡単な構成と手順により、同等の精度で時刻同期を実現することができるという効果を奏する。 Incidentally, IEEE 1588 called “Precision Time Protocol” was standardized in 2002 as a communication method for realizing time synchronization with high accuracy on the order of sub-milliseconds on Ethernet (registered trademark). In the communication system based on IEEE 1588, time synchronization is performed by exchanging messages between a master clock function unit and a slave clock function unit arranged on a network. Furthermore, in the communication method according to IEEE 1588, the variation of the delay amount is corrected by the boundary clock function unit in which the master clock function unit and the slave clock function unit are arranged in the input / output unit of the switch in which the built-in buffer varies the delay amount. Thus, time synchronization is performed. If a communication method based on IEEE 1588 is used, time synchronization can be performed by a terminal device on the GE-PON system. However, in this case, it is necessary to additionally install a master clock function unit, a slave clock function unit, and a boundary clock function unit in both the OLT and the ONU, which makes the configuration complicated and further increases the number of message exchanges. To be complicated. On the other hand, according to the communication system according to the first embodiment of the present invention, as described above, time synchronization can be realized with the same accuracy with a simple configuration and procedure as compared with the communication system according to IEEE 1588. There is an effect.
実施の形態2.
この発明の実施の形態2による通信方式は、加入者側通信装置のユーザインタフェースに接続された時刻同期ユニット内に設けたタイムスタンプ補正部において、加入者側通信装置と局側通信装置との間の往復伝播時間をRTT、各接続距離に対応した伝播時間だけずれて局側通信装置内の第1のカウンタに同期している加入者側通信装置内の第2のカウンタの時刻を示すタイムスタンプをTS、加入者側通信装置と時刻同期ユニットとの間の転送時間に対応する遅延量をα、端末装置に通知するためのタイムスタンプをTS_syncと表すとき、TS_sync=TS+RTT/2+αの関係式により、局側通信装置から通知したRTTを用いてTSを補正することで、TS_syncを局側通信装置内の第1のカウンタと同期した時刻情報として求めるようにしたものである。これにより、タイムスタンプ補正部を備えていない既存の加入者側通信装置であっても、接続距離が異なる各加入者側通信装置のユーザインタフェースに時刻同期ユニットを介して接続した各端末装置間で時刻同期をとることができる。
In the communication system according to the second embodiment of the present invention, a time stamp correction unit provided in a time synchronization unit connected to a user interface of a subscriber side communication device is used between a subscriber side communication device and a station side communication device. A time stamp indicating the time of the second counter in the subscriber-side communication device synchronized with the first counter in the station-side communication device with a round-trip propagation time of RTT shifted by a propagation time corresponding to each connection distance Is expressed as TS, the delay amount corresponding to the transfer time between the subscriber side communication device and the time synchronization unit is expressed as α, and the time stamp for notifying the terminal device is expressed as TS_sync, the relational expression of TS_sync = TS + RTT / 2 + α By correcting the TS using the RTT notified from the station side communication device, TS_sync is synchronized with the first counter in the station side communication device. It is to be requested as information. As a result, even in an existing subscriber side communication device that does not include a time stamp correction unit, between each terminal device connected to the user interface of each subscriber side communication device having a different connection distance via the time synchronization unit. Time synchronization can be taken.
図2は、この発明の実施の形態2による通信方式を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図2において、3は時刻同期ユニット、103は電気ケーブルである。その他の構成は、図1に示した実施の形態1によるものと同様である。ただし、ONU2aは、図1に示したタイムスタンプ補正部26を省略した既存の構成のIEEE802.3ah準拠の加入者側通信装置である。また、端末装置4は、時刻同期ユニット3のユーザ側に接続されている。
FIG. 2 is a block diagram showing a communication system according to
また、図2において、OLT1は、PON側の光インタフェースとして光電気変換を行う光電気変換部11、ONU2からOLT1への上り方向の上りフレームから上りPON制御フレームを抽出するためのフレーム抽出部12、抽出した上りPON制御フレームの情報を利用して、OLT1からONU2への下り方向の下りPON制御フレームを生成し、上り方向のバースト制御を行うOLT PON制御部13、IEEE802.3ahで規定されるPON制御に必要な第1のカウンタを管理するローカルタイマ部14、下り方向の各種フレームを多重するMUX部15、特定のフレームに第1のタイムスタンプを挿入するタイムスタンプ通知部としてのタイムスタンプ挿入部16、ONU2にRTT(Round Trip Time)を通知するためのRTT通知用フレームを生成するRTT通知部としてのRTT通知用フレーム生成部17、および、ネットワーク側の電気インタフェースを提供するインタフェース部18を備えている。
In FIG. 2, the
また、図2において、時刻同期ユニット3は、ONU2aのユーザインタフェースと接続するインタフェース部31、下り方向の下りフレームから各種フレームを抽出するためのフレーム抽出部32、時刻同期に必要な第2のカウンタを管理するローカルタイマ部33、OLT1から受信したRTTを基にOLT1と同期した時刻情報を生成するタイムスタンプ補正部34、および、端末装置4を接続するためのインタフェース部35を備えている。
In FIG. 2, the
次に動作について説明する。OLT1のRTT通知用フレーム生成部17は、IEEE802.3ahで規定されるMPCP(Multi−Point Control Protocol)処理としての上述のRTT計測により取得したONU2a毎のRTTの情報をフレームに格納し、この生成したRTT通知用フレームを定期的にMUX部15内のバッファに挿入する。MUX部15内のバッファから読み出された当該フレームは、タイムスタンプ挿入部16により、ローカルタイマ部14が有する第1のカウンタの時刻を示す時刻情報である第1のタイムスタンプを付与され、時刻同期用フレームを兼ねて、各ONU2aに向けて配信される。各ONU2aでは、当該フレームを通常のユーザフレームと同等に扱い、後段の時刻同期ユニット3に転送する。
Next, the operation will be described. The RTT notification
ONU2aのユーザ側に接続された時刻同期ユニット3では、ローカルタイマ部33の第2のカウンタがOLT1のローカルタイマ部14の第1のカウンタと同じクロック周波数でカウントアップしている。フレーム抽出部32では、自装置宛ての時刻同期用フレームを受信するたびに第1のタイムスタンプを抽出し、自装置の第2のカウンタに設定して時刻同期させる。さらに、タイムスタンプ補正部34では、第2のカウンタの値を示す時刻情報である第2のタイムスタンプTSを、RTT通知用フレームで通知されたRTTの情報と、ONU2aから時刻同期ユニット3までの遅延量αとを用いて、次の式(2)により補正を行うことで、OLT1内の第1のカウンタと同期した時刻情報として、第3のタイムスタンプTS_syncを求める。
TS_sync=TS+RTT/2+α (2)
In the
TS_sync = TS + RTT / 2 + α (2)
なお、遅延量αは、時刻同期ユニット3に固定的に与えておくようにしても良いし、OLT1に登録しておき、時刻同期用フレームに格納して時刻同期ユニット3に配信するようにしても良い。
The delay amount α may be fixedly given to the
このようにして時刻同期ユニット3が求めた第3のタイムスタンプTS_syncを、自装置のユーザインタフェース部35に接続された端末装置4に通知し、この通知された時刻情報で端末装置4のカウンタが時刻同期をとることにより、異なるONU2aに時刻同期ユニット3を介して接続された各端末装置4間で、OLT1内の第1のカウンタと同期した同じ時刻に時刻同期をとることができる。
In this way, the third time stamp TS_sync obtained by the
なお、時刻同期ユニット3のローカルタイマ部33において、最初の時刻同期のための第2のカウンタの時刻補正は、ユーザの通信が開始される前に行うことが望ましい。これは、ユーザフレームが存在することにより、時刻同期用フレームがONU2aの下りバッファ28にバッファリングされ、遅延量αのゆらぎが発生することを防ぐためである。また、通信開始後は、周期的にOLT1から時刻同期用フレームを送信する。時刻同期ユニット3では、受信した時刻同期用フレームにおける第1のタイムスタンプの値と、この時刻同期フレームを受信した時の自装置の第2のカウンタの値を比較し、比較した時刻の差分が設定した閾値を越えた場合は、当該時刻同期用フレームがONU2a内でバッファリングされたものとして取り扱い、この第1のタイムスタンプの値を第2のカウンタに取り込まないようにする。これにより、ユーザフレームに起因する時刻同期用フレームの到着ゆらぎを検出することが可能で、時刻同期の精度を向上させる効果が期待できる。また、上述の差分が上記閾値以下である場合、この差分を複数回に分けて減らすようにして、第2のカウンタの時刻を段階的に微調整するようにしても良い。
In the local timer unit 33 of the
また、ユーザフレームと時刻同期用フレームが混在した状態で、時刻同期用フレームの遅延ゆらぎを防ぐために、図3に示すように、時刻同期ユニット3に時刻同期用フレームを転送して時刻同期を実現するための第1の加入者側通信装置としてのONU2aと、ユーザフレームの送受信を行う第2の加入者側通信装置としてのONU2aを分け、端末装置4に並列に接続して配置するようにしても良い。こうすることにより、時刻同期のためのONU2aには、時刻同期用フレームのみが送信されることとなり、輻輳が回避できるために、時刻同期ユニット3の第2のカウンタにおいて、精度の高い時刻同期が実現可能となる。
In addition, in order to prevent delay fluctuation of the time synchronization frame in a state where the user frame and the time synchronization frame are mixed, the time synchronization frame is transferred to the
以上のように、この発明の実施の形態2による通信方式は、GE−PONシステムにおいて、ONU2aのユーザインタフェースに接続された時刻同期ユニット3に設けたタイムスタンプ補正部34が、TS_sync=TS+RTT/2+αの関係式により、OLT1から通知した往復伝播時間RTTを用いて、時刻同期ユニット3内の第2のカウンタの時刻を示す第2のタイムスタンプTSを補正することで、端末装置4に通知するための第3のタイムスタンプTS_syncを求めるようにしている。これにより、タイムスタンプ補正部27を備えていない既存のONU2aであっても、接続距離が異なる各ONU2aのユーザインタフェースに時刻同期ユニット3を介して接続した各端末装置4間で時刻同期をとることができる。
As described above, in the communication method according to the second embodiment of the present invention, in the GE-PON system, the time stamp correction unit 34 provided in the
なお、上述のように、この発明の実施の形態1、2では、GE−PONシステムに適用する場合を示したが、適用システムがこれに限られるものでないことは言うまでもなく、フレームの伝播時間が異なる複数の従属通信装置と主通信装置との間で通信が行われるものであれば、光や電気の有線通信や無線通信等、どのようなシステムにも適用可能であり、同様の効果を奏する。 As described above, in the first and second embodiments of the present invention, the case where the present invention is applied to the GE-PON system has been described. Needless to say, however, the application system is not limited to this, and the frame propagation time is not limited to this. As long as communication is performed between a plurality of different slave communication devices and the main communication device, it can be applied to any system such as optical or electrical wired communication or wireless communication, and has the same effect. .
また、この発明の実施の形態1、2によるGE−PONシステムにおける通信方法は、OLT1、ONU2、または時刻同期ユニット3に設けたマイクロコンピュータ等に実行させる通信プログラムを用いてソフトウエア処理により実現するようにしても良い。
Further, the communication method in the GE-PON system according to the first and second embodiments of the present invention is realized by software processing using a communication program executed by a microcomputer or the like provided in the
1 局側通信装置
2、2a 加入者側通信装置
3 時刻同期ユニット
14、24、33 ローカルタイマ部
15 RTT通知用フレーム生成部
16 タイムスタンプ挿入部
27、34 タイムスタンプ補正部
29、35 インタフェース部
1 Station
Claims (8)
前記局側通信装置と前記加入者側通信装置との間の往復伝播時間を示す時間情報であるRTT(Round Trip Time)を、前記局側通信装置から前記加入者側通信装置に伝播するRTT通知用フレームで通知するRTT通知部と、
前記RTT用通知フレームで通知されたRTTに基づいて、前記時刻同期用フレームで通知された第1のタイムスタンプが示す時刻に同期した第2のカウンタの時刻を示す時刻情報である第2のタイムスタンプを補正するタイムスタンプ補正部と、
を備えたことを特徴とする通信方式。 A time stamp notifying unit for notifying a first time stamp, which is time information indicating the time of a first counter included in the station side communication device, with a time synchronization frame propagating from the station side communication device to the subscriber side communication device When,
RTT notification that propagates RTT (Round Trip Time), which is time information indicating the round-trip propagation time between the station-side communication device and the subscriber-side communication device, from the station-side communication device to the subscriber-side communication device An RTT notifying unit for notifying with a frame,
Based on the RTT notified in the RTT notification frame, the second time is time information indicating the time of the second counter synchronized with the time indicated by the first time stamp notified in the time synchronization frame. A time stamp correction unit for correcting the stamp,
A communication system characterized by comprising:
前記タイムスタンプ補正部は、前記加入者側通信装置のユーザインタフェースを介して通知する時刻情報である第3のタイムスタンプをTS_syncと表し、前記ローカルタイマ部で同期させた第2のカウンタの時刻を示す時刻情報としての第2のタイムスタンプをTSと表すとき、
TS_sync=TS+RTT/2
の関係式により第3のタイムスタンプを求めることを特徴とする請求項1に記載の通信方式。 A local timer unit that synchronizes the time of the second counter of the subscriber side communication device with the time indicated by the first time stamp notified in the time synchronization frame;
The time stamp correction unit represents a third time stamp, which is time information notified through the user interface of the subscriber side communication device, as TS_sync, and indicates the time of the second counter synchronized with the local timer unit. When the second time stamp as the time information to be shown is expressed as TS,
TS_sync = TS + RTT / 2
The communication method according to claim 1, wherein the third time stamp is obtained by the relational expression:
前記タイムスタンプ補正部は、前記時刻同期ユニットのユーザインタフェースを介して通知する時刻情報である第3のタイムスタンプをTS_syncと表し、前記ローカルタイマ部で同期させた第2のカウンタの時刻を示す時刻情報としての第2のタイムスタンプをTSと表し、前記加入者側通信装置から前記時刻同期ユニットまでの遅延量をαと表すとき、
TS_sync=TS+RTT/2+α
の関係式により第3のタイムスタンプを求めることを特徴とする請求項1に記載の通信方式。 A local timer unit that synchronizes the time of the second counter included in the time synchronization unit connected to the user interface of the subscriber side communication device at the time indicated by the first time stamp notified in the time synchronization frame; With
The time stamp correction unit represents a third time stamp, which is time information notified through the user interface of the time synchronization unit, as TS_sync, and indicates a time of the second counter synchronized with the local timer unit When the second time stamp as information is represented by TS and the delay amount from the subscriber side communication device to the time synchronization unit is represented by α,
TS_sync = TS + RTT / 2 + α
The communication method according to claim 1, wherein the third time stamp is obtained by the relational expression:
前記局側通信装置と前記加入者側通信装置との間の往復伝播時間を示す時間情報であるRTT(Round Trip Time)を、前記局側通信装置から前記加入者側通信装置に伝播するRTT通知用フレームで通知するRTT通知ステップと、
前記RTT用通知フレームで通知されたRTTに基づいて、前記時刻同期用フレームで通知された第1のタイムスタンプが示す時刻に同期した第2のカウンタの時刻を示す時刻情報である第2のタイムスタンプを補正するタイムスタンプ補正ステップと、
を備えたことを特徴とする通信方法。 Time stamp notification step of notifying a first time stamp, which is time information indicating the time of a first counter included in the station side communication device, in a time synchronization frame propagating from the station side communication device to the subscriber side communication device When,
RTT notification that propagates RTT (Round Trip Time), which is time information indicating the round-trip propagation time between the station-side communication device and the subscriber-side communication device, from the station-side communication device to the subscriber-side communication device An RTT notification step for notifying with a frame for use;
Based on the RTT notified in the RTT notification frame, the second time is time information indicating the time of the second counter synchronized with the time indicated by the first time stamp notified in the time synchronization frame. A time stamp correction step for correcting the stamp;
A communication method comprising:
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