JP2009002041A - Booth - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、各種実験、電子部品の組立等の清浄雰囲気や恒温雰囲気を必要とする各種作業を行うために、限られた必要箇所のみを清浄雰囲気や恒温雰囲気に保持するために用いられるブースに関するものである。 The present invention relates to a booth that is used to keep only a limited necessary part in a clean atmosphere or a constant temperature atmosphere in order to perform various experiments and various operations that require a clean atmosphere and a constant temperature atmosphere such as assembly of electronic components. Is.
従来、ブース50は、図6〜図9に示すように、4本の支柱52と、この支柱52の上部を連結する梁51と、梁51上に載置する正方形又は矩形状の天板53とから構成され、天板53には吸引ファンFとフィルタ(図示省略)を配設し、その使用に際しては、支柱52間の開口部を閉鎖する合成樹脂製のシート材からなるカーテン54を取り付け、吸引ファンFから吸引した外部空間の空気をフィルタにより濾過して浄化空気とし、ブース50内に下降流として吹き出すようにすることにより、ブース空間を清浄雰囲気に保持していた(例えば、特許文献1参照)。
Conventionally, as shown in FIGS. 6 to 9, the
このブース50を組み立てる場合、図7(a)に示すように、まず2本の支柱52、52を梁51で連結したコ字状の仮組体55を2組組み立て、これを立設して、図7(b)に示すように、対面する支柱52、52同士を梁51で連結する。
When assembling the
その後、梁51及び補助梁51a、51bで、天面を格子状に区画した上に天板53を載置し、カーテン54を取り付ける。
この場合、天板53は、梁51と補助梁51a、51bで格子状に区画したサイズに形成され、図8〜図9に示すように、ビスやボルト・ナット等の締結具によって梁51及び補助梁51a、51bに固定するようにする。
そして、カーテン54を、カーテン54の上端部をカーテン押さえ54aと梁51との間に挟み込み、カーテン押さえ54aを梁51にビスやボルト・ナット等の締結具で固定することによって取り付けるようにする。
Thereafter, the
In this case, the
The
ところで、従来のブース50は、カーテン54の取り付けにカーテン押さえ54a及びボルト・ナット等の締結具が必要となり部品点数が増加するとともに、組立作業が繁雑となって時間を要するという問題があった。
By the way, the
この問題点に対処するため、図10に示すように、カーテン54を、梁51に面ファスナ54bを介して取り付ける方法も提案されている。
しかしながら、面ファスナ54bを利用したカーテン54の取り付け構造の場合、面ファスナ54bに塵埃が付着しやすく、面ファスナ54bの取り付け、取り外し時に発塵しやすく、また、面ファスナ54bを介して空気が流通し、ブース空間の密閉性が低下するという問題があった。
However, in the case of the
本発明は、上記従来のブースの有する問題点に鑑み、カーテンの取り付けに際して、ビスやボルト・ナット等の締結具や面ファスナを不要とし、カーテンの取り付け作業を簡易に短時間で行うことができるブースを提供することを目的とする。 In view of the problems of the conventional booth, the present invention eliminates the need for fasteners such as screws, bolts and nuts, and hook-and-loop fasteners when installing the curtain, and can easily perform the curtain installation work in a short time. The purpose is to provide a booth.
上記目的を達成するため、本発明のブースは、支柱と、支柱の上部を連結する梁と、支柱間の開口部を閉鎖するカーテンとを備えたブースにおいて、支柱及び梁の全長に亘って蟻溝を形成し、カーテンの端部を折り返して形成したループ部に弾性変形可能な素材からなるカーテン係止部材を挿入し、該カーテン係止部材を、カーテンの端部のループ部と共に、前記蟻溝に嵌着してなることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a booth according to the present invention is a booth comprising a column, a beam connecting the upper portions of the column, and a curtain for closing an opening between the columns. A curtain locking member made of an elastically deformable material is inserted into a loop portion formed by forming a groove and folding back the end portion of the curtain, and the curtain locking member is inserted together with the loop portion at the end portion of the curtain. It is characterized by being fitted into a groove.
本発明のブースは、支柱及び梁の全長に亘って蟻溝を形成し、カーテンの端部を折り返して形成したループ部に弾性変形可能な素材からなるカーテン係止部材を挿入し、該カーテン係止部材を、カーテンの端部のループ部と共に、前記蟻溝に嵌着するようにしたことにより、カーテンの取り付けに際して、ビスやボルト・ナット等の締結具や面ファスナが不要となり、カーテンの取り付け作業を簡易に短時間で行うことができる。
また、カーテン係止部材は、カーテンの端部を折り返して形成したループ部に挿入されて外部に露出しないため、塵埃が付着しにくく、発塵を防止できるとともに、カーテンの端部が支柱及び梁に密着するため、ブース空間の密閉性を向上することができる。
The booth according to the present invention has a dovetail groove extending over the entire length of the column and the beam, and a curtain locking member made of an elastically deformable material is inserted into a loop formed by folding the end of the curtain. By attaching the stop member to the dovetail groove together with the loop portion at the end of the curtain, fasteners such as screws, bolts and nuts, and hook-and-loop fasteners are not required when installing the curtain. Work can be done easily and in a short time.
In addition, the curtain locking member is inserted into a loop portion formed by folding the end portion of the curtain and is not exposed to the outside, so that it is difficult for dust to adhere and prevent dust generation. Therefore, it is possible to improve the sealability of the booth space.
以下、本発明のブースの実施の形態を、図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of a booth of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1〜図5に、本発明のブースの一実施例を示す。
このブース1は、従来のブースと同様、4本の支柱2と、この支柱2の上部でブラケット6を介して連結する梁3と、梁3上に梁側の端部下面を載置する正方形又は矩形状の天板5とから構成し、天板5には吸引ファンFとフィルタ(図示省略)を配設し、その使用に際しては、支柱2間の開口部を閉鎖する合成樹脂製のシート材からなるカーテン4を取り付け、吸引ファンFから吸引した外部空間の空気をフィルタにより濾過して浄化空気とし、ブース1内に下降流として吹き出すようにすることにより、ブース空間を清浄雰囲気に保持するものである。
1 to 5 show an embodiment of the booth of the present invention.
Like the conventional booth, this booth 1 has four
なお、カーテン4に使用する合成樹脂製のシート材には、無色透明のシート材のほか、ブース1の用途に応じて、紫外線を遮断する場合は黄色、遮光する場合は黒色、防虫する場合はオレンジ色等の各種シート材を使用することができる。
In addition to the colorless and transparent sheet material, the synthetic resin sheet material used for the
支柱2及び梁3は、その全長に亘ってカーテン4を取り付けるための蟻溝10(溝に沿って内向きのフランジ11を形成することにより開口部10aを絞った形状の溝)を形成するようにしている。
そして、本実施例においては、支柱2及び梁3は、図2〜図3に示すように、同一断面形状のアルミニウム製の型材を使用するようにしている。
これによって、同一断面形状のアルミニウム製の型材を、所望の長さ寸法に切断するだけで、支柱2及び梁3を得ることができ、部品点数を大幅に低減することができる。
The
In the present embodiment, as shown in FIGS. 2 to 3, the
Accordingly, the
一方、カーテン4は、図4に示すように、カーテン4の端部を折り返してループ部4aを形成するようにしている。
そして、このループ部4aに弾性変形可能な素材からなるカーテン係止部材7を挿入し、このカーテン係止部材7を、カーテン4の端部のループ部4aと共に、支柱2及び梁3に形成されている蟻溝10に嵌着するようにしている。
ループ部4aは、カーテン係止部材7を挿入することができるだけの空間を有するように形成できるものであれば、その形成方法は特に限定されるものではないが、例えば、図4〜図5に示すように、カーテン4の端部を折り返し、その折り返しの端部4bを熱融着することに形成することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 4, the
Then, a
The
カーテン係止部材7は、蟻溝10の開口部10aを通過する際には弾性変形して開口部10aを通過し、蟻溝内部10bに到達したときに初期形状に復帰するものであれば、その形状、材料等は特に限定されるものではないが、例えば、図4に示すような、台座71から延設した固定部72の先端に対称に可撓部73、73を形成した係止体70や、図5(c)に示すような、スポンジパッキンやゴムパッキンからなる弾性体74を使用することができる。
The
支柱2と梁3とを連結するためのブラケット6は、側面に支柱2を取り付けるための取付孔6bと上面に梁3を取り付けるための取付孔6dを備えるような構造であれば、その形状、材料等は特に限定されるものではないが、例えば、図2に示すように、支柱2の当接箇所に複数の取付孔6bを穿孔した正面視三角形状の側板6aと、梁3の当接箇所に複数の取付孔6dを穿孔した正面視L字状の上面6cとを一体に備えた成形体から構成することができる。
If the
そして、このブース1を組み立てる場合は、図2〜図3に示すように、ブラケット6の側板6a、6aに支柱2を当接させ、支柱2の内側に形成されるブラケット6を取り付けるための蟻溝10’(その形状は、カーテン4を取り付けるための蟻溝10と同形状)の蟻溝内部10b’にブラケット6の側板6aに形成した取付孔6bと対向する位置にナット12を挿入、配設し、内側からボルト等の締結具13によって固定する。
同様に、梁3のブラケット6を取り付けるための蟻溝10の蟻溝内部10b’にブラケット6の上面6cに形成した取付孔6dと対向する位置にナット12を挿入、配設し、内側からボルト等の締結具13によって固定する。
When assembling the booth 1, as shown in FIGS. 2 to 3, as shown in FIGS. 2 to 3, the
Similarly, a
上記作業を4隅のブラケット6に対して行い、その後、梁3の内側に形成する天板受部3aに天板5を載置する。
天板5は自重によって安定する場合には、特に固定手段を用いる必要はないが、天板受部3aに形成される蟻溝にナットを挿入、配設し、ブラケット6を固定する際の固定方法と同様の方法で固定するようすることもできる。
The above operation is performed on the
When the
次に、カーテン4を支柱2及び梁3に取り付けるに際しては、カーテン4の端部を折り返して形成したループ部4aに弾性変形可能な素材からなるカーテン係止部材7(70、74)を挿入し、カーテン係止部材7を、図5(a)に示すように、カーテン4の端部のループ部4aと共に、カーテン4を取り付ける支柱2及び梁3の全長に亘って形成した蟻溝10に押し込むことによって弾性変形させながら嵌着するようにして、カーテン4を蟻溝10に離脱しないように取り付けるようにする。
これにより、カーテン4の取り付けに際して、ビスやボルト・ナット等の締結具や面ファスナが不要となり、カーテン4の取り付け作業を簡易に短時間で行うことができる。
また、カーテン係止部材7は、カーテン4の端部を折り返して形成したループ部4aに挿入されて外部に露出しないため、塵埃が付着しにくく、発塵を防止できるとともに、カーテン4の端部が支柱2及び梁3に密着するため、ブース空間の密閉性を向上することができる。
Next, when the
As a result, when the
Further, since the
なお、カーテン4を支柱2及び梁3から取り外す場合は、カーテン4のループ部4aを強く引っ張ることにより、カーテン係止部材7を弾性変形させて蟻溝10との嵌着状態を解除し、カーテン4を、カーテン4のループ部4aに挿入したカーテン係止部材7と共に、蟻溝10から離脱させることができる。
When the
以上、本発明のブースについて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、例えば、支柱2や梁3はアルミニウム製の型材に限らず、合成樹脂製とする等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
As mentioned above, although the booth of this invention was demonstrated based on the Example, this invention is not limited to the structure described in the said Example, For example, the support |
本発明のブースは、カーテンの取り付けに際して、ビスやボルト・ナット等の締結具や面ファスナを不要とし、カーテンの取り付け作業を簡易に短時間で行うことができるという特性を有していることから、クリーンブースの用途に好適に用いることができるほか、温調機を備えた温調用ブース(ブース空間の空気の少なくとも一部を温調機との間で循環させるように循環式温調用ブース、フィルタを配設した温調用クリーンブース等を含む)等の各種ブースに広く適用できる。 The booth of the present invention has the characteristic that when installing the curtain, fasteners such as screws, bolts and nuts, and hook-and-loop fasteners are unnecessary, and the curtain can be easily installed in a short time. In addition to being suitable for use in clean booths, a temperature control booth equipped with a temperature controller (a circulating temperature control booth so that at least part of the air in the booth space is circulated with the temperature controller, It can be widely applied to various booths such as a temperature control clean booth provided with a filter.
1 ブース
2 支柱
3 梁
4 カーテン
4a ループ部
5 天板
6 ブラケット
7 カーテン係止部材
10 蟻溝
10a 開口部
10b 蟻溝内部
11 フランジ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007163690A JP2009002041A (en) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | Booth |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009002041A true JP2009002041A (en) | 2009-01-08 |
Family
ID=40318720
Family Applications (1)
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JP2007163690A Pending JP2009002041A (en) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | Booth |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009002041A (en) |
-
2007
- 2007-06-21 JP JP2007163690A patent/JP2009002041A/en active Pending
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