JP2009094954A - 災害情報管理装置とその災害情報収集方法、プログラム及びその記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】被災した状況下にあっても報告者が簡単かつ迅速に情報を報告できるようにし、しかも管理側が必要とする情報を的確に収集できるようにする。
【解決手段】センタサーバSVがユーザ端末MS1〜MSnから地域の災害情報を収集する際に、先ず気象庁や警察又は消防から地震情報や被害情報等の広域災害情報を取得すると共に、ユーザ端末MS1〜MSnにユーザ状況報告用テンプレートを送ることによりユーザの状況を表す情報を取得する。次に、上記取得した広域災害情報とユーザの状況を表す情報をもとに、ユーザごとに優先度の高い災害情報報告用テンプレートを選択してユーザ端末MS1〜MSnへ送信し、このテンプレートに対するユーザの回答を受信してデータメモリ15に記憶する。
【選択図】 図2
【解決手段】センタサーバSVがユーザ端末MS1〜MSnから地域の災害情報を収集する際に、先ず気象庁や警察又は消防から地震情報や被害情報等の広域災害情報を取得すると共に、ユーザ端末MS1〜MSnにユーザ状況報告用テンプレートを送ることによりユーザの状況を表す情報を取得する。次に、上記取得した広域災害情報とユーザの状況を表す情報をもとに、ユーザごとに優先度の高い災害情報報告用テンプレートを選択してユーザ端末MS1〜MSnへ送信し、このテンプレートに対するユーザの回答を受信してデータメモリ15に記憶する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、災害が発生した場合に被災状況等の災害情報を収集し共有するシステムで使用する災害情報管理装置と、この装置において災害情報を収集するための方法、プログラム及びその記録媒体に関する。
地震や台風等の災害が発生した場合に、例えば被災地に居る自治体職員や住民から被災状況等の災害情報を収集し、この災害情報を行政、企業及び住民が共有することで災害時の早期対応を迅速かつ的確に行えるようにする災害支援システムが提唱されている(例えば、非特許文献1又は非特許文献2を参照。)。
阿部昭博ほか、「位置情報を用いて地域コミュニティ活動を支援するグループウエアの開発と運用評価」、情報処理学会論文誌、Vol.45,No.1,pp.155-163,Jan.2004。
井上明ほか、「ウェブを活用した災害初期対応システム」、情報処理学会研究報告、2006−IS−95、[情報システムと社会環境]、pp.123-128,Mar.2006。
ところが、この種の従来のシステムは、自治体職員や住民等の報告者が自己の端末において災害情報を入力する際に、被災状況等を説明する文章を自由文により入力するのが一般的である。このため、報告者にとっては、被災した状況下で事象を説明する文章を考えながら入力する必要があるため負担が大きく、その結果重要な報告内容が的確に表現されなかったり、反対に不必要に冗長になることがある。また、報告文自体のないいわゆる空の報告がなされることもある。さらに、報告が行われても、集まる情報の内容が偏りがちになったり、目立つ事象に情報が集中する傾向がある。
一方、情報の管理側にとっては、報告文が自由文であるため報告内容の自動識別が難しく、被災状況等を効率良く認識しにくい。また、欲しい情報が収集されるように報告者をコントロールすることができない。このため、管理側が必要とする情報は時間経過や情報の集まり具合により変化するにもかかわらず、これらの要素を考慮した適切な情報収集が行えない。
なお、安否登録のように、予め回答の選択肢を用意しておき、登録者がこれらの選択肢の中から適当なものを選択することで地震の状況を登録する手法も提案されている。しかし、被災状況等の災害情報は安否登録に比べて項目が多く内容も複雑であり、安否登録の方式をそのまま適用することは不可能である。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、被災した状況下にあっても報告者が簡単かつ迅速に地域災害情報を報告できるようにし、しかも管理側が必要とする地域災害情報を的確に収集することができる災害情報管理システムとその災害情報収集方法、プログラム及びその記録媒体と提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、通信ユニットと、情報を記憶する記憶ユニットと、制御ユニットとを備え、災害発生時にユーザが使用する端末装置から通信ネットワークを介して地域災害情報を収集する災害情報管理装置にあって、
災害発生時に公的機関が発する広域災害情報を上記通信ユニットを介して受信し、上記ユーザの端末装置から上記地域災害情報を収集するために使用する報告様式を作成して、この作成された報告様式を上記通信ユニットから上記ユーザの端末装置に向けて送信させる手段とを備え、
上記報告様式を作成する際に、上記受信された広域災害情報と、上記記憶ユニットに記憶された、ユーザの属性情報、災害発生後の当該ユーザの状況を表す情報、当該ユーザからの地域災害情報の報告状況を表す情報、及び上記災害発生からの時間経過を表す情報のうちの少なくとも1つの情報とに基づいて、上記ユーザに報告を求める項目を決定し、この決定された項目を含む報告様式を作成するように構成したものである。
災害発生時に公的機関が発する広域災害情報を上記通信ユニットを介して受信し、上記ユーザの端末装置から上記地域災害情報を収集するために使用する報告様式を作成して、この作成された報告様式を上記通信ユニットから上記ユーザの端末装置に向けて送信させる手段とを備え、
上記報告様式を作成する際に、上記受信された広域災害情報と、上記記憶ユニットに記憶された、ユーザの属性情報、災害発生後の当該ユーザの状況を表す情報、当該ユーザからの地域災害情報の報告状況を表す情報、及び上記災害発生からの時間経過を表す情報のうちの少なくとも1つの情報とに基づいて、上記ユーザに報告を求める項目を決定し、この決定された項目を含む報告様式を作成するように構成したものである。
したがって、災害が発生すると、災害情報管理装置において、公的機関が発する広域災害情報と、ユーザの被災状況や災害発生後の時間経過等のパラメータ情報とに基づいてユーザごとの報告項目が決定され、この決定された項目を含む報告様式が当該ユーザの端末装置へ送信される。このため、報告者は、災害情報管理装置から報告仕様により指定された報告項目に従って被災状況等の報告内容を入力すればよいので、被災した過酷な状況下にあっても比較的容易にかつ的確に報告内容を入力することが可能となる。また、指定した報告項目に従い報告内容が入力されるので、報告される情報の内容が偏りがちになったり、目立つ事象に情報が集中する傾向を軽減することができる。一方、管理装置にとっては、報告項目を指定することでその時々の状況において必要とする地域災害情報を収集することが可能となり、また報告情報は報告項目別に整理された状態で収集されるので、被災状況等を効率良く適切に識別することが可能となる。
また、この発明は次のような各種特有の構成要素を備えることも特徴とする。
第1の構成要素は、報告様式を作成する際に、上記決定された項目を分散して含む複数種類の報告様式を作成し、この作成された複数種類の報告様式に対し上記項目の決定に使用した情報をもとに上記ユーザの端末装置における表示順位を指定する優先順位を付与するようにしたものである。
このようにすると、報告項目が複数ある場合にこの複数の報告項目が複数の報告様式に分散され、さらにこれらの報告様式が優先順位に従いユーザの端末装置に表示される。このため、ユーザは指定された報告項目に対しその優先順位に従い報告内容を入力することができ、また管理装置は必要性の高い報告項目に関する情報を優先的に収集することが可能となる。
第1の構成要素は、報告様式を作成する際に、上記決定された項目を分散して含む複数種類の報告様式を作成し、この作成された複数種類の報告様式に対し上記項目の決定に使用した情報をもとに上記ユーザの端末装置における表示順位を指定する優先順位を付与するようにしたものである。
このようにすると、報告項目が複数ある場合にこの複数の報告項目が複数の報告様式に分散され、さらにこれらの報告様式が優先順位に従いユーザの端末装置に表示される。このため、ユーザは指定された報告項目に対しその優先順位に従い報告内容を入力することができ、また管理装置は必要性の高い報告項目に関する情報を優先的に収集することが可能となる。
第2の構成要素は、報告様式を作成する際に、上記決定された項目に対応する報告内容の入力情報をフォーマット化したテンプレート形式をなす報告様式を作成するようにしたものである。
このようにすると、ユーザは報告内容を決められたフォーマットに従い入力すればよく、これによりユーザの報告内容の入力操作をさらに簡略化して負担を軽減することができる。また管理装置にすれば、報告項目ごとにその報告内容がフォーマット化されるので、報告内容の統計処理等のさらなる効率化を図ることが可能となる。
このようにすると、ユーザは報告内容を決められたフォーマットに従い入力すればよく、これによりユーザの報告内容の入力操作をさらに簡略化して負担を軽減することができる。また管理装置にすれば、報告項目ごとにその報告内容がフォーマット化されるので、報告内容の統計処理等のさらなる効率化を図ることが可能となる。
第3の構成要素は、制御ユニットにおいて、ユーザの端末装置から収集した地域災害情報をもとに、ユーザが当該地域災害情報を報告するために使用した報告様式の使用履歴を検出する。そして、報告様式を作成する際に、上記項目の決定に使用した情報と、上記検出された報告様式の使用履歴とに基づいて、上記作成された複数種類の報告様式に対し優先順位を付与するようにしたものである。
このようにすると、ユーザによる報告様式の使用履歴をもとに報告様式の優先順位が修正され、次回の情報収集時にこの修正後の優先順位に従い報告様式が送信される。このため、ユーザによる報告様式の使用頻度を反映した、すなわちユーザの状況に応じた優先順位に従い報告様式が選択されることになる。
このようにすると、ユーザによる報告様式の使用履歴をもとに報告様式の優先順位が修正され、次回の情報収集時にこの修正後の優先順位に従い報告様式が送信される。このため、ユーザによる報告様式の使用頻度を反映した、すなわちユーザの状況に応じた優先順位に従い報告様式が選択されることになる。
要するにこの発明によれば、被災した状況下にあっても報告者が簡単かつ迅速に情報を報告できるようにし、しかも管理側が必要とする情報を的確に収集することができる災害情報管理システムとその災害情報収集方法、プログラム及びその記録媒体と提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる災害情報共有システムの概略構成図である。このシステムは、災害情報管理装置としてのセンタサーバSVと、報告者としてのユーザU1〜Unが使用する複数のユーザ端末MS1〜MSnとを備え、上記センタサーバSVと各ユーザ端末MS1〜MSnとの間で通信ネットワークNWを介して地域災害情報の収集のための通信を可能にしたものである。
図1は、この発明の一実施形態に係わる災害情報共有システムの概略構成図である。このシステムは、災害情報管理装置としてのセンタサーバSVと、報告者としてのユーザU1〜Unが使用する複数のユーザ端末MS1〜MSnとを備え、上記センタサーバSVと各ユーザ端末MS1〜MSnとの間で通信ネットワークNWを介して地域災害情報の収集のための通信を可能にしたものである。
なお、通信ネットワークNWは、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするためのアクセス網とから構成される。アクセス網としては、例えば自動車携帯電話網や無線LAN(Local Area Network)が用いられる。なお、通信ネットワークNWにはテレビジョン放送網やラジオ放送網、道路等に沿って敷設された交通情報等の放送網を含めることも可能である。
ところで、センタサーバSVは例えばWebサーバからなり、以下のように構成される。図2は、そのハードウエア及びソフトウエアの構成を示すブロック図である。
すなわち、中央制御ユニット(CPU;Central Control Unit)に対し、バス12を介してプログラムメモリ13、通信インタフェース(通信I/F)14及びデータメモリ15を接続したものである。通信I/F14は、CPU11の制御の下で、通信ネットワークNWにより規定される通信プロトコルに従い、上記ユーザ端末MS1〜MSnとの間でデータ通信を行う。
すなわち、中央制御ユニット(CPU;Central Control Unit)に対し、バス12を介してプログラムメモリ13、通信インタフェース(通信I/F)14及びデータメモリ15を接続したものである。通信I/F14は、CPU11の制御の下で、通信ネットワークNWにより規定される通信プロトコルに従い、上記ユーザ端末MS1〜MSnとの間でデータ通信を行う。
データメモリ15には、広域災害情報記憶領域151と、ユーザ状況記憶領域152と、テンプレート記憶領域153と、優先度情報記憶領域154と、報告情報記憶領域155が設けてある。
広域災害情報記憶領域151には、例えば気象庁等の気象機関から発せられる、地震情報や台風情報等の災害発生の原因になる気象情報と、災害発生後に警察や消防等の公的機関から発せられる災害情報が、広域災害情報として記憶される。ユーザ状況記憶領域152には、ユーザ端末MS1〜MSnから報告される、災害発生後のユーザ自身の状況を表す情報が記憶される。テンプレート記憶領域153には、予め用意されたユーザ状況報告用テンプレートと、地域の災害情報を報告するために用いる複数の災害情報報告用テンプレートが記憶される。優先度情報記憶領域154には、上記各災害情報報告用テンプレートの優先度を表す情報と、上記各災害情報報告用テンプレートのユーザによる利用頻度を表す情報が記憶される。報告情報記憶領域155には、上記災害情報報告用テンプレートの送信に対しユーザ端末MS1〜MSnから回答された被災状況や生活状況等の報告情報が記憶される。
広域災害情報記憶領域151には、例えば気象庁等の気象機関から発せられる、地震情報や台風情報等の災害発生の原因になる気象情報と、災害発生後に警察や消防等の公的機関から発せられる災害情報が、広域災害情報として記憶される。ユーザ状況記憶領域152には、ユーザ端末MS1〜MSnから報告される、災害発生後のユーザ自身の状況を表す情報が記憶される。テンプレート記憶領域153には、予め用意されたユーザ状況報告用テンプレートと、地域の災害情報を報告するために用いる複数の災害情報報告用テンプレートが記憶される。優先度情報記憶領域154には、上記各災害情報報告用テンプレートの優先度を表す情報と、上記各災害情報報告用テンプレートのユーザによる利用頻度を表す情報が記憶される。報告情報記憶領域155には、上記災害情報報告用テンプレートの送信に対しユーザ端末MS1〜MSnから回答された被災状況や生活状況等の報告情報が記憶される。
プログラムメモリ13には、この発明に係わる機能を実現するためのアプリケーション・プログラムとして、広域災害情報受信制御プログラム131と、ユーザ状況収集制御プログラム132と、優先度計算プログラム133と、優先度再計算プログラム134と、第1の報告情報収集制御プログラム135と、第2の報告情報収集制御プログラム136が格納されている。
広域災害情報受信制御プログラム131は、災害発生時に当該災害が発生する原因となった地震や台風、集中豪雨等の自然現象に関する気象情報を、気象庁等の観測機関から通信I/F14により受信し、この受信した気象情報を上記データメモリ15内の広域災害情報記憶領域151に記憶させる処理を、上記CPU11に実行させる。またそれと共に、災害発生後に警察や消防等の公的機関から発せられる災害情報等を通信I/F14により受信して広域災害情報記憶領域151に記憶させる処理も、上記CPU11に実行させる。
ユーザ状況収集制御プログラム132は、災害発生時に、報告者として予め登録されたユーザ端末MS1〜MSnに対しユーザ状況報告用のテンプレートを通信I/F14から送信させ、このテンプレートの送信に対しユーザ端末MS1〜MSnから返送されたユーザ状況の報告情報を上記通信I/F14により受信させ、この受信したユーザ状況の報告情報を上記データメモリ15内のユーザ状況記憶領域152に記憶させる処理を、上記CPU11に実行させる。
優先度計算プログラム133は、災害発生直後において、ユーザU1〜Unごとに、上記データメモリ15の広域災害情報記憶領域151に記憶された広域災害情報と、上記ユーザ状況記憶領域152に記憶された当該ユーザの状況を表す情報とに基づいて、上記テンプレート記憶領域153に記憶されている複数の災害情報報告用テンプレートの各々についてその優先度を計算する処理を、上記CPU11に実行させる。
第1の報告情報収集制御プログラム135は、以下のような処理を上記CPU11に実行させる。すなわち、ユーザU1〜Unごとに、上記優先度の計算結果に基づいて上記テンプレート記憶領域153から優先度の高い順に所定個数(例えば5個)の災害情報報告用テンプレートを読み出し、この読み出した災害情報報告用テンプレートの一覧を対応するユーザ端末MS1〜MSnへ通信I/F14から送信させる。そして、上記災害情報報告用テンプレートの送信に対してユーザ端末MS1〜MSnから返送される被災状況の報告情報を通信I/F14により受信させ、この受信した報告情報をデータメモリ15の報告情報記憶領域155に記憶させる。
優先度再計算プログラム134は、災害発生から一定時間、例えば半日が経過した時点で、上記災害発生直後においてユーザ端末MS1〜MSnから収集した被災状況の報告情報に基づいて、このときの災害情報報告用テンプレートの利用頻度を算出する。そして、この算出したテンプレートの利用頻度と、上記ユーザ状況記憶領域152に記憶されたユーザ状況の報告情報をもとに、上記災害情報報告用テンプレートの各々についてその優先度を再計算する処理を、上記CPU11に実行させる。
第2の報告情報収集制御プログラム136は、以下のような処理を上記CPU11に実行させる。すなわち、ユーザU1〜Unごとに、上記優先度の再計算の結果に基づいて上記テンプレート記憶領域153から優先度の高い順に所定個数(例えば5個)の災害情報報告用テンプレートを読み出し、この読み出した災害情報報告用テンプレートの一覧を対応するユーザ端末MS1〜MSnへ通信I/F14から送信させる。またそれと共に、上記災害情報報告用テンプレートの送信に対してユーザ端末MS1〜MSnから返送される被災状況の報告情報を通信I/F14により受信させ、この受信した報告情報をデータメモリ15の報告情報記憶領域155に記憶させる。
一方、ユーザ端末MS1〜MSnは、上記センタサーバSVを利用するために必要なブラウザ及び電子メールの送受信機能を備える携帯電話機またはPDA(Personal Digital Assistant)からなり、以下のように構成される。図3はその機能構成を示すブロック図である。
すなわち、ユーザ端末MS1〜MSnは、通信ネットワークNWとの間でアンテナ21を介して無線通信を行う無線ユニット22と、制御ユニット23と、記憶ユニット24と、通話用のスピーカ及びマイクを備えた通話ユニット25と、ダイヤルキー及び機能キーを有する入力デバイス26と、液晶表示器またはEL(Electro Luminescence)表示器からなる表示デバイス27とを備えている。
このうち制御ユニット23は、マイクロコンピュータ及びDSP(Digital Signal Processor)を有するもので、この発明に係わる制御機能として、テンプレート受信制御部231と、表示・入力制御部232と、報告情報送信制御部233を備える。
テンプレート受信制御部231は、センタサーバSVから送信されたユーザ状況報告用テンプレート及び災害情報報告用テンプレートを、無線ユニット22を介して受信するための処理を行う。表示・入力制御部232は、上記受信されたテンプレートを表示デバイス27に表示させると共に、この状態でユーザが入力デバイス26により入力した報告情報を取り込む処理を行う。報告情報送信制御部233は、ユーザの送信操作に応じて、上記入力デバイス26により入力されたユーザ状況及び被災状況等の報告情報を、無線ユニット22からセンタサーバSVへ送信させる処理を行う。
テンプレート受信制御部231は、センタサーバSVから送信されたユーザ状況報告用テンプレート及び災害情報報告用テンプレートを、無線ユニット22を介して受信するための処理を行う。表示・入力制御部232は、上記受信されたテンプレートを表示デバイス27に表示させると共に、この状態でユーザが入力デバイス26により入力した報告情報を取り込む処理を行う。報告情報送信制御部233は、ユーザの送信操作に応じて、上記入力デバイス26により入力されたユーザ状況及び被災状況等の報告情報を、無線ユニット22からセンタサーバSVへ送信させる処理を行う。
記憶ユニット24は、電話帳や発着信履歴などの管理データと送受信メールを記憶するもので、このうち電話帳にはセンタサーバSVに対しアクセスするためのURL及びメールアドレスが記憶される。また記憶ユニット24には、センタサーバSVから受信したテンプレート及び報告情報も記憶される。
次に、以上のように構成されたセンタサーバSV及びユーザ端末MS1〜MSnの動作を説明する。図4及び図5はその動作手順及び動作内容を示すフローチャートである。なお、ここでは大地震が発生した場合に、市町村等の自治体が本実施形態のシステムを利用して災害情報を収集する場合を例にとって説明する。
(1)災害発生直後
大地震に伴い災害が発生すると、センタサーバSVのCPU11は先ずステップS41において、気象庁が発信する緊急地震速報、震度計の観測値或いは各地の震度等を表す地震情報を通信ネットワークNWを介して通信I/F14により受信し、この受信した情報をデータメモリ15の広域災害情報記憶領域151に格納する。なお、上記地震情報はテレビジョン放送やラジオ放送により受信することも可能である。
大地震に伴い災害が発生すると、センタサーバSVのCPU11は先ずステップS41において、気象庁が発信する緊急地震速報、震度計の観測値或いは各地の震度等を表す地震情報を通信ネットワークNWを介して通信I/F14により受信し、この受信した情報をデータメモリ15の広域災害情報記憶領域151に格納する。なお、上記地震情報はテレビジョン放送やラジオ放送により受信することも可能である。
次にセンタサーバSVのCPU11は、ステップS42において、上記受信された緊急地震速報や地震情報等に含まれる地震の発生位置や規模、各地の震度等の情報をもとに、データメモリ15のテンプレート記憶領域153から適当なユーザ状況報告用テンプレートを選択して読み出す。図6(a)に、選択されたユーザ状況報告用テンプレートの一例を示す。同図に示すようにユーザ状況報告用テンプレートには、ユーザの状況を把握するための複数の設問と、これらの設問のそれぞれに対応する複数の回答候補が記載されている。
センタサーバSVのCPU11は、上記読み出されたユーザ状況報告用テンプレートを、データメモリ15の図示しないユーザ情報記憶領域に予め登録されたアドレス情報に基づいて、送信対象のユーザ端末MS1〜MSnに向け通信I/F14から例えば電子メールにより送信させる。
なお、ユーザ端末MS1〜MSnが常時受信可能な携帯電話機ではなく、常には通信可能な状態に設定されていないPDA等の場合には、異なる通信手段を用いて状況報告の依頼を行ってもよい。この場合センタサーバSVは、ユーザ端末からアクセス可能になった旨の通知を受けて、当該ユーザ端末へユーザ状況報告用テンプレートを送信する。
これに対しユーザ端末MS1〜MSnは、上記センタサーバSVから自端末宛のユーザ状況報告用テンプレートを無線ユニット22により受信すると、制御ユニット23がステップS43において、上記受信されたユーザ状況報告用テンプレートを表示デバイス27に表示させる。そして、この状態でユーザが入力デバイス26を操作して自身の状況を表す報告内容を入力すると、制御ユニット23はステップS44において上記報告内容の入力を受け付け、この受け付けた報告内容を表す情報を返信メールにより無線ユニット22からセンタサーバSVに向けて送信させる。
例えば、図6(a)に示したユーザ状況報告用テンプレートが表示された場合には、ユーザは設問ごとにそれに対応する複数の回答候補の中から現在の自身の状況に最も近い回答を選択入力する。入力方法としては、例えば回答候補の番号をキー入力するか又は該当する回答候補にカーソルを合わせて確定キーを操作する方法が用いられる。図6(b)は、上記図6(a)のユーザ状況報告用テンプレートに対する回答の入力結果の一例を示すものである。この例では、ユーザ自身は無事であるが、同行者がいるため、災害情報の投稿を少しくらいならできる状況を報告する場合を示している。
センタサーバSVのCPU11は、上記ユーザ端末MS1〜MSnから送信された返信メールが通信I/F14により受信されると、ステップS45において、この受信された返信メールに含まれるユーザ状況報告情報をデータメモリ15内のユーザ状況記憶エリア152にそれぞれ記憶させる。
上記ユーザ状況報告情報の受信を終了すると、センタサーバSVのCPU11はステップS46において、ユーザU1〜Unごとに、データメモリ15のテンプレート記憶部153に記憶されている複数の災害情報報告用テンプレートのそれぞれについて優先度を計算する。
優先度を計算する指標には、データメモリ15の広域災害情報記憶領域151に記憶された広域災害情報と、ユーザ状況記憶領域152に記憶された該当ユーザU1〜Unの状況を表す情報が用いられる。広域災害情報には、先に述べたように災害発生の原因となった地震に関する諸情報(例えば地震の発生時刻や発生場所、規模、範囲、各地の震度)と、災害発生後に消防や警察等から得られる公的な災害情報(例えば建物の倒壊が発生した地域、火災の発生時刻や発生場所、範囲、経過時間等)が含まれる。
ユーザの状況を表す情報には、先に述べたユーザの被災状況に加え、ユーザの属性情報、現在地を示す緯度経度情報等が含まれる。ユーザの属性情報には、ユーザが自治体職員の場合には性別や年齢、所属部署、役職等が含まれ、またユーザが一般市民の場合には性別や年齢、職業(自営業、会社員、学生、主婦)、居住地または勤務地等が含まれる。
例えば、図1に示すユーザU1のように被災地内に居て移動可能で報告可能な状況であれば、家屋倒壊事象報告や火災事象報告、道路陥没事象報告等の被災状況報告用の各テンプレートの優先度を高く設定する。これに対し、例えばユーザU2のように被災地内に居るがケガをしていたり、同行者がいて自由な移動が困難な状況であれば、地震発生時の揺れ具合等の体感報告のためのテンプレートの優先度を高く設定し、反対に周囲の被害状況の報告を促す各テンプレートの優先度を低く設定する。また、図1に示すユーザUnのように、出張や休日等のために被災地外に居る場合には、被災地内の被害状況の報告を行えないため、災害対策本部である役場への移動可否の状況報告を促すテンプレートの優先度を高く設定する。
図7に、各災害情報報告用テンプレートの優先度を計算する例を示す。センタサーバSVのCPU11は、先ずユーザ状況報告用テンプレートにより報告されたユーザの状況を表す情報から、図7(a)に例示するようにユーザごとの報告可能ポイント及び移動可能ポイントを算出し、さらにユーザが被災地内に居るか否かを判定する。
続いて、上記算出された報告可能ポイントをもとに、図7(b)に示すように被災状況報告テンプレートの優先度を算出する。例えば、報告可能ポイントが大きければ、当該テンプレートの優先度を大きな値に設定する。逆に報告可能ポイントが小さければ優先度を減じる。このほか、移動可能ポイントが大きければ、上記テンプレートの優先度を増やし、逆に移動可能ポイントが小さければ優先度を減じる。
また、図7(c)に示す体感報告テンプレートについては、移動可能ポイントが大きい場合には優先度を上げず、反対に小さい場合に優先度を増やす。これにより、移動しにくいユーザに対しては、主として体感報告用テンプレートが送信されるように制御できる。
さらに、図7(d)に示す移動可否報告状況テンプレートについては、被災地内に居るか被災地外に居るかの判定結果をもとに優先度を設定する。すなわち、被災地外に居るユーザは被災地内の状況を報告することができないため、他の状況報告テンプレートよりも移動可否をいち早く報告してもらう必要がある。このため、移動可否状況報告テンプレートの優先度を上げる。
さらに、図7(d)に示す移動可否報告状況テンプレートについては、被災地内に居るか被災地外に居るかの判定結果をもとに優先度を設定する。すなわち、被災地外に居るユーザは被災地内の状況を報告することができないため、他の状況報告テンプレートよりも移動可否をいち早く報告してもらう必要がある。このため、移動可否状況報告テンプレートの優先度を上げる。
以上のようにユーザごとに災害情報報告用の各テンプレートの優先度が計算されると、センタサーバSVのCPU11は、ステップS47において優先度の高い順にテンプレートを例えば5個選択する。そして、この選択した5個のテンプレートに対し優先度順に優先順位を付け、これらのテンプレートを例えば電子メールにより通信I/F14から対応するユーザ端末MS1〜MSnに向けてそれぞれ送信させる。
これに対しユーザ端末MS1〜MSnの制御ユニット23は、無線ユニット22により自端末宛ての電子メールが受信されると、ステップS48においてこの電子メール本文に挿入されるか又は添付された災害情報報告用テンプレートを表示デバイス27に表示させる。また、その際制御ユニット23は、上記受信された5個のテンプレートを優先順位の高い順に並べて表示させる。図8(a)はその表示結果の一例を示すもので、この例では(1)家屋倒壊事象、(2)火災事象、(3)道路陥没事象、(4)発生時体感報告、…が順に表示された場合を示している。
そして、この状態でユーザが入力デバイス26を操作してテンプレートを一つ選択すると、制御ユニット23はステップS49において、この選択されたテンプレートの内容を表示デバイス27に表示させる。図9(a),(b)はその表示例を示すもので、複数の設問のそれぞれに対応して複数の回答候補を並べて記載したものとなっている。この状態でユーザは、入力デバイス26を操作して設問ごとに現在の状況に最も近い回答候補を選択する。そして、一つのテンプレートに対する回答の入力操作が終了すると、続いて他のテンプレートを選択して同様の回答入力操作を行う。そして、任意に選択した各テンプレートに対する回答入力操作が終了すると、送信操作を行う。
制御ユニット23は、ステップS49において上記各テンプレートに対する回答候補の選択入力を受け付け、この受け付けた回答結果を表す報告情報を返信メールにより無線ユニット22からセンタサーバSVに向けて送信させる。なお、この災害情報報告用テンプレートに対する回答の選択入力においても、先に述べたユーザ状況報告用テンプレートに対する回答の選択入力のときと同様に、入力方法としては回答候補の番号をキー入力するか又は該当する回答候補にカーソルを合わせて確定キーを操作する方法が用いられる。
センタサーバSVのCPU11は、上記ユーザ端末MS1〜MSnから送信された返信メールが通信I/F14により受信されると、ステップS50において、この受信された返信メールに含まれる災害情報の報告情報をデータメモリ15内の報告情報記憶エリア155にそれぞれ記憶させる。
また、上記ユーザ端末MS1〜MSnにおいて、表示デバイス27に表示された災害情報報告用テンプレートの中に、ユーザが報告を希望する事象のテンプレートが存在しなかったとする。この場合ユーザは、入力デバイス26において、報告を希望する事象のテンプレートの送信要求を入力する。制御ユニット23は、ステップS53において上記テンプレート送信要求の入力を受け付けると、ステップS54において上記テンプレート送信要求を無線ユニット22からセンタサーバSVに向け送信させる。
センタサーバSVのCPU11は、上記ステップS50により上記災害情報報告用テンプレートに対するユーザ端末MS1〜MSnからの報告情報の受信処理を行いながら、ステップS52でテンプレート送信要求の到来を監視している。そして、例えばユーザ端末MSjからテンプレート送信要求が到来すると、ステップS55においてテンプレート記憶部153から上記要求された災害情報報告用テンプレートを読み出し、このテンプレートを電子メールにより通信I/F14から要求元のユーザ端末MSjに向け送信させる。
これに対しユーザ端末MSjの制御ユニット23は、要求したテンプレートが受信されると、この受信されたテンプレートをステップS56により表示デバイス27に表示させる。そして、この状態でユーザUjが入力デバイス26を操作して設問ごとに回答候補を選択入力し、この選択入力終了後に送信操作を行うと、制御ユニット23はステップS57において上記各テンプレートに対する回答結果を表す報告情報を返信メールにより無線ユニット22からセンタサーバSVに向けて送信させる。
センタサーバSVのCPU11は、上記ユーザ端末MSjから送信された返信メールが通信I/F14により受信されると、ステップS58において、この受信された返信メールに含まれる災害情報の報告情報をデータメモリ15内の報告情報記憶エリア155に記憶させる。
(2)災害発生から一定時間経過後
センタサーバSVのCPU11は、ユーザ端末MS1〜MSnからの災害情報の受信処理を行いながら、ステップS51において災害の発生から一定時間(例えば半日)が経過したか否かを監視する。そして、災害発生から一定時間(半日)が経過すると、以下のような災害情報の追加収集処理を実行する。
センタサーバSVのCPU11は、ユーザ端末MS1〜MSnからの災害情報の受信処理を行いながら、ステップS51において災害の発生から一定時間(例えば半日)が経過したか否かを監視する。そして、災害発生から一定時間(半日)が経過すると、以下のような災害情報の追加収集処理を実行する。
すなわち、地震発生直後においては、被害状況を把握するために被害状況等の情報を主として収集する必要があったが、時間が経過するに従い被災者にとっては震災後の生活に必要な生活情報の重要性が増してくる。そこで、センタサーバSVのCPU11は、生活情報の収集を主目的とする生活情報報告用テンプレートを選択してユーザ端末MS1〜MSnへ送信する。
この生活情報報告用テンプレートを送信するために、センタサーバSVのCPU11は、先ずステップS59において前記災害発生直後の災害情報収集処理においてユーザ端末MS1〜MSnから収集した報告情報をもとに、この災害情報収集処理において使用されたテンプレートの利用頻度を算出する。そして、先に取得したユーザの状況を表す情報及びユーザの属性情報等に、上記算出されたテンプレートの利用頻度をさらに加味して、ステップS60により各テンプレートに対する優先度を計算し直す。
例えば、センタサーバSVからユーザ端末MS1〜MSnへ優先度を付したテンプレートが送られると、ユーザ端末MS1〜MSnではこの送られたテンプレートがその優先度順に表示される。このときユーザは表示されたテンプレートの中から優先度の低いテンプレートを選択して状況を報告したとすると、ユーザにとってはこのとき選択したテンプレートの優先度が高かったことになり、センタサーバSVが算出した優先度と異なることになる。また、センタサーバSVから送られたテンプレートの中に報告したい状況に対応するテンプレートがなかった場合には、先に述べたようにユーザ端末MS1〜MSnからセンタサーバSVに対しテンプレート送信要求を送信して、優先度の低いテンプレートを取得し利用する場合もある。このような場合に、センタサーバSVは当該テンプレートに対する優先度を変更する。
より具体的には、災害発生直後の災害情報収集処理において、センタサーバSVが選択して送信した優先度の高いテンプレートのうち、優先度が最上位のテンプレートをユーザが選択した場合には、センタサーバSVは上記設定した優先度は適切だったと判断して、当該テンプレートに対する優先度をさらに2ポイント上げる。これに対し、センタサーバSVが選択して送信したテンプレートの中で優先度の低いテンプレートをユーザが選択した場合には、このテンプレートよりも優先順位が上位のテンプレートの優先度を1ポイント下げ、選択したテンプレートの優先度を2ポイント上げる。
また、センタサーバSVが選択し送信したテンプレートをユーザが選択せずに、センタサーバSVから別のテンプレートを取得して利用した場合には、利用したテンプレートの優先度を3ポイント上げ、センタサーバSVが当初選択したテンプレートの優先度を2ポイントずつ下げる。
以上のように災害情報報告用の各テンプレートの優先度を変更すると、ユーザによる実際の利用頻度がテンプレートの優先度に反映されるため、利用者の状況に応じた優先度の設定が可能となる。
なお、優先度の値を増減する際には、地震発生から一定時間(例えば1時間)が経過するごとに一定値ずつ変更するようにしてもよい。さらに、利用者から報告されるテンプレートに必要情報項目を加え、定期的に利用者の要望を受け取り、この要望の内容に応じて優先度を計算し直すことも可能である。また、上記優先度の増減値は一例であってその他の値でも構わない。
なお、優先度の値を増減する際には、地震発生から一定時間(例えば1時間)が経過するごとに一定値ずつ変更するようにしてもよい。さらに、利用者から報告されるテンプレートに必要情報項目を加え、定期的に利用者の要望を受け取り、この要望の内容に応じて優先度を計算し直すことも可能である。また、上記優先度の増減値は一例であってその他の値でも構わない。
以上のようにユーザごとに災害情報報告用の各テンプレートの優先度が計算し直されると、センタサーバSVのCPU11は、ステップS61において再計算後の優先度の高い順にテンプレートを例えば5個選択する。そして、この選択した5個のテンプレートに対し優先度順に優先順位を付け、これらのテンプレートを例えば電子メールにより通信I/F14から対応するユーザ端末MS1〜MSnに向けてそれぞれ送信させる。
これに対しユーザ端末MS1〜MSnの制御ユニット23は、無線ユニット22により自端末宛ての電子メールが受信されると、ステップS62においてこの電子メール本文に挿入されるか又は添付された災害情報報告用テンプレートを表示デバイス27に表示させる。また、その際制御ユニット23は、上記受信された5個のテンプレートを優先順位の高い順に並べて表示させる。図8(b)は、災害発生後から半日が経過した後にユーザ端末MS1〜MSnに表示された災害情報報告用テンプレートの一例を示すもので、この例では(1)食料状況、(2)飲料水状況、(3)避難所状況、(4)家屋倒壊事象、…が順に表示された場合を示している。
この状態でユーザが入力デバイス26を操作してテンプレートを一つ選択すると、制御ユニット23はステップS63において、この選択されたテンプレートの内容を表示デバイス27に表示させる。そして、ユーザが入力デバイス26を操作して設問ごとに現在の状況に最も近い回答候補を選択し、さらに他のテンプレートについても同様に設問ごとに回答候補を選択したのち送信操作を行うと、制御ユニット23はステップS63において上記各テンプレートに対する回答候補の選択入力を受け付け、この受け付けた回答結果を表す報告情報を返信メールにより無線ユニット22からセンタサーバSVに向けて送信させる。
センタサーバSVのCPU11は、上記ユーザ端末MS1〜MSnから送信された返信メールが通信I/F14により受信されると、ステップS64において、この受信された返信メールに含まれる災害情報の報告情報をデータメモリ15内の報告情報記憶エリア155に記憶させる。
なお、上記報告情報の収集後に、図示しない管理者端末又はユーザ端末MS1〜MSnから災害情報の閲覧要求が到来すると、センタサーバSVのCPU11はステップS65において、要求された地域又は事象の災害情報を編集する。そして、この編集された災害情報をステップS66により要求元の端末へ通信I/F14から送信させる。
以上述べたようにこの実施形態では、センタサーバSVがユーザ端末MS1〜MSnから地域の災害情報を収集する際に、先ず気象庁や警察又は消防から地震情報や被害情報等の広域災害情報を取得すると共に、ユーザ端末MS1〜MSnにユーザ状況報告用テンプレートを送ることによりユーザの状況を表す情報を取得する。次に、上記取得した広域災害情報とユーザの状況を表す情報をもとに、ユーザごとに優先度の高い災害情報報告用テンプレートを選択してユーザ端末MS1〜MSnへ送信し、このテンプレートに対するユーザの回答を受信してデータメモリ15に記憶する。また、災害発生後から一定時間が経過した後には、ユーザによる上記各テンプレートの利用頻度を考慮してテンプレートの優先度を計算し直し、この再計算後の優先度に従いテンプレートを選択し直して当該テンプレートをユーザ端末MS1〜MSnへ送信し、このテンプレートに対するユーザの回答を受信してデータメモリ15に記憶するようにしている。
したがって、ユーザU1〜Unは、センタサーバSVから送られるテンプレートにより指定された報告項目に従って被災状況等を回答すればよいので、被災した過酷な状況下にあっても比較的容易にかつ的確に報告情報を入力し返送することが可能となる。一方、センタサーバSVにとっては、報告項目を指定しかつテンプレートごとに優先順位を付すことによりその時々の状況において必要とする地域ごとの災害情報を収集することが可能となり、これにより報告情報の内容が偏りがちになったり、目立つ事象に情報が集中するといった不具合を軽減することができる。また、報告情報は報告項目別に整理された状態で収集されるので、被災状況等を効率良く適切に識別することが可能となる。
また、災害発生から一定時間経過後においては、テンプレートの優先度の計算をし直して、主として生活情報の報告を求めるテンプレートを送信し、その回答を収集するようにしているので、時間経過に応じてその時々で最適な情報収集を行うことができる。
さらにこの実施形態では、ユーザの状況及び災害情報の収集にテンプレートを使用し、ユーザはテンプレートに記載された設問ごとに複数の回答候補の中から適当な回答を選択することで、報告情報を返送するようにしている。このため、画一的な文言での情報収集を行うことができ、情報を編集、集約する際に語句による検索を容易に行えるようになる。またそれと共に、センタサーバSVにおける情報収集状況の自動的な判別処理も容易になる。
例えば、家屋倒壊の報告情報から全壊の家屋を検索する場合に、「家屋倒壊+全壊」をキーワードとして検索することで、全壊家屋に関する情報を容易に抽出することが可能となる。ちなみに、報告情報を自由文で入力した場合には、全壊家屋の事象を抽出しようとしても、報告者が文中に「全壊」なる文字を入力していなければ抽出することができず、仮に全壊家屋の写真が添付されていても、検索は困難である。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態ではユーザごとに、テンプレートの利用頻度を求めてその結果を加味して優先度を計算し直すようにしたが、同一地域に存在するユーザ群ごとにテンプレートの利用頻度を求めてその結果を加味して優先度を計算し直すようにしてもよい。
また、前記実施形態ではユーザがいずれも携帯電話機等の携帯端末を使用する場合を前提に説明したが、移動可能な携帯端末を使用するユーザと移動不可能なパーソナル・コンピュータ等の固定端末を使用するユーザが混在している場合には、ユーザが使用する端末の種類を表す情報も考慮して各テンプレートの優先度を算出するようにしてもよい。
さらに、テンプレートの優先度を算出する場合にユーザの属性を考慮するときの具体例としては次のようなものが考えられる。例えば、地震が平日の昼間に発生した場合には、職業が会社員より自営業の方が自宅付近にいて地域の被災状況等を報告できる確率が高いので、自営業のユーザについては会社員に比べて被災状況報告用テンプレートの優先度を高く設定する。
さらに、テンプレートの優先度の計算する際に、ユーザの位置情報を考慮するようにしてもよい。例えば、ユーザ端末MS1〜MSnからユーザの情報を表す情報を収集する際に、当該ユーザ端末MS1〜MSnの位置情報も収集する。位置情報としては、ユーザ端末がGPS(Global Positioning System)測位機能を備えている場合には、このGPS測位機能により検出された緯度経度情報を用いる。また、移動通信基地局が移動局の位置を通知する機能を有している場合には、この基地局から通知される位置情報を用いる。
センタサーバSVは、体感報告用のテンプレートを使用した報告が多く、被災状況報告用のテンプレートを使用した報告が少ない地域を検出した場合に、当該地域に存在するユーザ端末については被害状況報告用テンプレートの優先度を高く設定し、他のテンプレートの優先度をそれより低く設定する。
また、テンプレートの利用頻度に対ししきい値を決め、ある利用者の周囲で利用回数が少ないテンプレートの優先度を高く設定する。このようにすると、センタサーバSVが算出する優先度をユーザの利用形態に応じて変更する場合とは相反することになるが、各種の報告情報を場所により均等に収集することが可能となる。
さらに、センタサーバSVが取得した災害の種類や規模に応じて、災害情報報告用テンプレートの優先度を計算する場合の具体例について以下に述べる。
すなわち、各テンプレートには優先度を算出するか否かを決める優先度フラグを付与する。優先度フラグが付与されているテンプレートについては優先度を算出するが、優先度フラグが付与付加されていないテンプレートについては優先度を算出しない。
すなわち、各テンプレートには優先度を算出するか否かを決める優先度フラグを付与する。優先度フラグが付与されているテンプレートについては優先度を算出するが、優先度フラグが付与付加されていないテンプレートについては優先度を算出しない。
例えば、地震の場合、震度4より震度5強の場合の方が地震による被害が発生している可能性が高い。このため、震度4の場合には、体感報告用テンプレートには優先度算出フラグを付与し、被害状況報告用テンプレートには優先度算出フラグを付与しない。これに対震度5強の場合には、被害状況報告用テンプレートに優先度算出フラグを付与する。
また例えば台風による水害が発生した場合には、被害状況報告用テンプレートのうち火災事象報告用テンプレートは使用される可能性が低いため優先度フラグを付与せず、優先度フラグが付与されたテンプレートについてのみ優先度を計算する。このように、災害の種類や規模に応じて優先度フラグを付与するか否かを設定することで、災害の種類や規模に応じたテンプレートを選択してユーザ端末に送信することができるようになる。
また、ユーザからテンプレート送信要求が送られた場合に当該テンプレートに対し優先度フラグを付与し、当該テンプレートについては以後優先度を計算するようにしてもよい。以上のようにすることで、テンプレートの優先度計算の実行の有無をユーザの状況や災害の状況などに応じて制御することが可能となる。
さらに、ユーザ端末MS1〜MSnからセンタサーバSVへ送信する報告情報に、写真や映像を添付することも可能である。被害状況の報告において、事象を具現化する写真や映像を添付すると、災害情報の閲覧者にとってはテキスト情報だけでは十分に伝わり難い現場の状況をより明確に伝えることが可能となる。
さらに、報告情報にユーザ端末の位置情報を付加し、この位置情報をもとにセンタサーバSVにおいて報告情報の発信位置を地図上にプロットするようにしてもよい。図10はその表示結果の一例を示すもので、報告された事象の名称が併せて表示される。このようにすると、閲覧者は災害の発生分布を地図上で一覧することが可能となる。
さらに、前記実施形態では報告様式としてフォーマット化されたテンプレートを使用する場合を例にとって説明したが、ユーザが、用意されている質問項目(とその回答様式)の中から必要な項目を選択し、回答はフリーフォーマットで記述するように、報告様式を作成してもよい。
また、ユーザによるテンプレートの利用履歴(利用回数または頻度)を管理するのは、報告様式全体を単位としても、質問項目といった単位でも、回答入力のために表示するダイアログとしてチェックボックスを用いるのか、プルダウンメニューを用いるのか、といった単位でもよく、またユーザごとに管理されるのでも、ユーザ端末の種類ごとに管理されるのでもよい。
その他、センタサーバ及びユーザ端末の構成やその制御手順と制御内容、優先度の計算手法、災害情報として報告を求める事象や項目の種類、ユーザの状況を表す情報の種類や内容、公的機関から取得する広域災害情報の種類や内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
SV…センタサーバ、MS1〜MSn…報告者が使用するユーザ端末、NW…通信ネットワーク、11…CPU、12…バス、13…プログラムメモリ、14…通信インタフェース(通信I/F)、15…データメモリ、21…アンテナ、22…無線ユニット、23…制御ユニット、24…記憶ユニット、25…通話ユニット、26…入力デバイス、27…表示デバイス、231…テンプレート受信制御部、232…表示・入力制御部、233…報告情報送信制御部、131…災害情報受信制御プログラム、132…ユーザ状況収集制御プログラム、133…優先度計算プログラム、134…優先度再計算プログラム、135…第1の報告情報収集制御プログラム、136…第2の報告情報収集制御プログラム、151…災害情報記憶領域、152…ユーザ状況記憶領域、153…優先度情報記憶領域、154…テンプレート利用頻度記憶領域、155…報告情報記憶領域。
Claims (10)
- 災害発生時に、ユーザが使用する端末装置から通信ネットワークを介して地域災害情報を収集する災害情報管理装置であって、
前記通信ネットワークとの間で通信を行う通信ユニットと、
情報を記憶する記憶ユニットと、
前記通信ユニット及び記憶ユニットに接続される制御ユニットと
を具備し、
前記制御ユニットは、
災害発生時に、公的機関から発せられる広域災害情報を前記通信ユニットを介して受信する手段と、
前記ユーザの端末装置から前記地域災害情報を収集するために使用する報告様式を作成する手段と、
前記作成された報告様式を前記通信ユニットから前記ユーザの端末装置に向けて送信させる手段と
を備え、
前記報告様式を作成する手段は、
前記受信された広域災害情報と、
前記記憶ユニットに記憶された、ユーザの属性情報、災害発生後の当該ユーザの状況を表す情報、当該ユーザからの地域災害情報の報告状況を表す情報、及び前記災害発生からの時間経過を表す情報のうちの少なくとも1つの情報と
に基づいて、前記ユーザに報告を求める項目を決定し、この決定された項目を含む報告様式を作成する
ことを特徴とする災害情報管理装置。 - 前記報告様式を作成する手段は、
前記決定された項目を分散して含む複数種類の報告様式を作成し、この作成された複数種類の報告様式に対し前記項目の決定に使用した情報をもとに前記ユーザの端末装置における表示順位を指定する優先順位を付与する
ことを特徴とする請求項1記載の災害情報管理装置。 - 前記報告様式を作成する手段は、
前記決定された項目に対応する報告内容の入力情報をフォーマット化したテンプレート形式をなす報告様式を作成する
ことを特徴とする請求項1記載の災害情報管理装置。 - 前記制御ユニットは、
前記ユーザの端末装置から収集した地域災害情報をもとに、ユーザが当該地域災害情報を報告するために使用した報告様式の使用履歴を検出する手段を
さらに備え、
前記報告様式を作成する手段は、
前記項目の決定に使用した情報と、前記検出された報告様式の使用履歴とに基づいて、前記作成された複数種類の報告様式に対する優先順位を修正する
ことを特徴とする請求項2記載の災害情報管理装置。 - 通信ユニット、記憶ユニット及び制御ユニットを備える災害情報管理装置において、災害発生時に、ユーザが使用する端末装置から通信ネットワークを介して地域災害情報を収集する災害情報収集方法であって、
前記制御ユニットが、災害発生時に公的機関が発する広域災害情報を前記通信ユニットを介して受信する過程と、
前記制御ユニットが、前記ユーザの端末装置から前記地域災害情報を収集するために使用する報告様式を作成する過程と、
前記制御ユニットが、前記作成された報告様式を前記通信ユニットから前記ユーザの端末装置に向けて送信させる過程と
を備え、
前記報告様式を作成する過程は、
前記受信された広域災害情報と、
前記記憶ユニットに記憶された、前記ユーザの属性情報、災害発生後の当該ユーザの状況を表す情報、当該ユーザからの地域災害情報の報告状況を表す情報、及び前記災害発生からの時間経過を表す情報のうちの少なくとも1つの情報と
に基づいて、前記ユーザに報告を求める項目を決定する過程と、
前記決定された項目を含む報告様式を作成する過程と
を有することを特徴とする災害情報収集方法。 - 前記報告様式を作成する過程は、
前記決定された項目を分散して含む複数種類の報告様式を作成する過程と、
前記作成された複数種類の報告様式に対し、前記項目の決定に使用した情報をもとに前記ユーザの端末装置における表示順位を指定する優先順位を付与する過程と
を有することを特徴とする請求項5記載の災害情報収集方法。 - 前記報告様式を作成する過程は、
前記決定された項目に対応する報告内容の入力情報をフォーマット化したテンプレート形式をなす報告様式を作成する
ことを特徴とする請求項5記載の災害情報収集方法。 - 前記制御ユニットが、
前記ユーザの端末装置から収集した地域災害情報をもとに、ユーザが当該地域災害情報を報告するために使用した報告様式の使用履歴を検出する過程を
さらに備え、
前記報告様式を作成する過程は、
前記項目の決定に使用した情報と、前記検出された報告様式の使用履歴とに基づいて、前記作成された複数種類の報告様式に対する優先順位を修正する
ことを特徴とする請求項6記載の災害情報収集方法。 - 請求項5乃至8のいずれかに記載の災害情報収集方法が備える各過程を、前記制御ユニットに実行させるプログラム。
- 請求項9記載のプログラムを記憶した記録媒体。
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